JPH06119863A - 電着ベローズと金属部品の接合体の製造方法 - Google Patents

電着ベローズと金属部品の接合体の製造方法

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JPH06119863A
JPH06119863A JP28495192A JP28495192A JPH06119863A JP H06119863 A JPH06119863 A JP H06119863A JP 28495192 A JP28495192 A JP 28495192A JP 28495192 A JP28495192 A JP 28495192A JP H06119863 A JPH06119863 A JP H06119863A
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JP
Japan
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bellows
electrodeposited bellows
electrodeposited
end wall
metal
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Withdrawn
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JP28495192A
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Inventor
Hitoshi Suzuki
仁 鈴木
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Eagle Industry Co Ltd
Original Assignee
Eagle Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電着ベローズ10と金属部品20,30の溶
接部におけるリーク不良の発生を防止して、歩留りを向
上させる。 【構成】 一対の金属部品20,30の互いの対向面2
2,31のうちの一方に環状突起部32を形成し、前記
対向面22,31間に電着ベローズ10の端壁11を挟
み込んでその衝合面S1,S2を筒状の一対の溶接電極
40A,40B間で挟圧しながら抵抗溶接する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばリレースイッチ
等に用いられる電着ベローズと金属部品の接合体の製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】リレースイッチに用いられるベローズ装
置は、従来例として図6に示すように、電鋳法によって
成形された電着ベローズ1の端壁1aを、金属チューブ
2の一端2aに、金属リング3とで挟み込むようにして
溶接Wした構造を有する。薄肉である電着ベローズ1
は、それ自体のリーク不良を軽減するために、Cu層と、
その両側のNi層からなる三層構造に成形されるのが普通
であり、また、溶接Wは、典型的にはレーザービーム溶
接あるいは電子ビーム溶接によって行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術による
と、互いに衝合させた金属チューブ2の一端2a及び金
属リング3と、その間に挟まれた電着ベローズ1の端壁
1aを溶融状態として溶着されるものであるが、この電
着ベローズ1は、中間のCu層と、その両側のNi層とでは
融点が異なるため、溶接時に、凝固速度の差によって、
ピンホール等の欠陥が生じやすい。したがって、溶接W
による接合部におけるリーク不良によって、製造の歩留
りが低いといった問題があった。
【0004】本発明は、上記のような事情のもとになさ
れたもので、その技術的課題とするところは、電着ベロ
ーズと金属部品の溶接部におけるリーク不良の発生を防
止して、歩留りを向上させることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した技術的課題は、
本発明によって有効に解決することができる。すなわち
本発明に係る電着ベローズと金属部品の接合体の製造方
法は、一対の金属部品の互いの対向面のうちの一方に環
状突起部を形成する工程と、前記一対の金属部品の互い
の対向面間に電着ベローズの端壁を挟み込んでその衝合
面を筒状の一対の溶接電極間で挟圧しながら抵抗溶接す
る工程とを含むものである。
【0006】
【作用】一対の金属部品の対向面間に電着ベローズの端
壁を挟み込んで、その両側から筒状の一対の溶接電極で
挟圧すると、この電着ベローズの端壁の両面は、前記対
向面のうちの一方に形成された環状突起部と、他方の対
向面のうち前記環状突起部と対応する部分に狭い接触面
積で衝合するので、前記両溶接電極間に大電圧をかけて
溶接電流を流すことによって、抵抗値の高い前記衝合面
にジュール熱による溶接が行われる。
【0007】
【実施例】図1及び図2は、本発明に係る製造方法の一
実施例を示すもので、参照符号10は電着ベローズ、2
0は一端のフランジ部21においてこの電着ベローズ1
0の自由端の端壁11に接合される金属部品である金属
チューブ、30は前記フランジ部21と反対側から端壁
11に接合される金属部品である金属リング、40A,
40Bは溶接電極である。
【0008】電着ベローズ10は、外周面に環状の凹凸
が反復形成された中子を陰極として、Ni電解液及びCu電
解液中でこの中子の表面にめっき皮膜を所定の膜厚に析
出形成し、次に溶剤中で中子を溶解・除去して前記めっ
き皮膜を取り出すといった電鋳法によって成形されたも
ので、中間のCu層10bと、その両側のNi層10a,1
0cからなる三層構造となっている。
【0009】金属リング30の一端面31には、予めプ
レスあるいは機械加工によって、周方向に連続した断面
略V字形の環状突起部32が形成される。また、互いに
対向する溶接電極40A,40Bは、環状山谷が交互に
反復形成された電着ベローズ10の本体部分12の内径
よりは小径であって、金属チューブ20の本体部分23
の外径よりは大径の筒状に形成されており、環状突起部
32は、この溶接電極40A,40Bの対向面と対応す
る径寸法に設定されている。
【0010】電着ベローズ10の端壁11の両側に、金
属チューブ20のフランジ部21と金属リング30を溶
接する工程においては、図示のように、環状突起部32
が形成された金属リング30の端面(対向面)31と、
これに対向させた前記フランジ部21の端面(対向面)
22との間に電着ベローズ10の端壁11を挟み込んだ
状態で、この三者を溶接電極40A,40B間で挟圧す
る。
【0011】このとき、金属リング30は、その環状突
起部32の先端のみが電着ベローズ10の端壁11に衝
合するが、この電着ベローズ10は、薄肉のめっき皮膜
からなるものであることから、図2に誇張的に示すよう
に、その端壁11は、環状突起部32から集中的に作用
する圧力によって僅かに撓むので、金属チューブ20の
フランジ部21とは、前記環状突起部32と対応する部
分のみが狭い接触幅で衝合する。また、筒状の溶接電極
40A,40B間で挟圧されることから、前記環状突起
部32と前記端壁11との衝合面S1及び前記フランジ
部21と前記端壁11における前記環状突起部32との
衝合面S2は、周方向に連続して形成される。
【0012】このため、前記両溶接電極40A,40B
間に大電圧をかけて溶接電流Eを流すと、前記環状突起
部32と前記端壁11との狭い衝合面S1及び前記フラ
ンジ部21と前記端壁11における前記環状突起部32
と対応した狭い衝合面S2において抵抗値がきわめて高
くなる。したがって、この衝合面S1,S2がジュール
熱によって溶融され、環状突起部32の溶融に伴って前
記端壁11の両面に前記フランジ部21と金属リング3
0が接合状態になり、図3に示すような溶接部W1,W
2が形成される。
【0013】このようにして形成された溶接部W1,W
2は、周方向に連続しているものである。しかも、この
溶接部W1,W2は、幅の狭い衝合面S1,S2におい
て形成されるので、三層構造をなす前記端壁11の両外
側層のNi層10a,10cの表面は溶融されるが、中間
のCu層10bは溶融されないため、CuとNiの融点の差す
なわち凝固速度の差に起因するピンホール等の欠陥が生
じることはない。
【0014】なお、本発明は、図示の一実施例に限定さ
れるものではない。例えば、金属チューブ20のフラン
ジ部21と金属リング30の位置関係は、図示の例とは
逆であっても良く、環状突起部32はフランジ部21の
端面22側に形成しても良く、また、その大きさも、電
着ベローズ10の肉厚や溶接電極40A,40B間に印
加する電圧等を考慮して任意に設定されるものであり、
電着ベローズ10がNi層−Cu層−Ni層の三層構造以外の
異材質多層構造のものにも適用することができる。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、筒状の一対の溶接電極で挟圧することによっ
て、電着ベローズの端部の両面が、一方の金属部品に形
成された環状突起部と対応する部分のみにおいて狭い接
触面積で衝合し、その衝合面においてジュール熱による
溶接部が形成されるもので、異材質多層構造の電着ベロ
ーズは、外層部のみが金属部品と溶着状態になり、中間
層は溶融されないため、各層の凝固速度の差に起因する
ピンホール等の欠陥は発生せず、また溶接部は周方向に
連続的に同時形成されるので、溶接部のリーク不良を防
止して製造の歩留り及び製品品質を向上することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電着ベローズと金属部品の接合体
の製造方法の一実施例を示す要部断面図である。
【図2】図1における参照符号IIで示す部分の拡大断面
図である。
【図3】上記実施例による溶接完了状態を示す拡大断面
図である。
【図4】従来方法により製造された電着ベローズと金属
部品の接合体の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
10 電着ベローズ 10a,10c Ni層 10b Cu層 11 端壁 20 金属チューブ(金属部品) 21 フランジ部 22,31 端面(対向面) 30 金属リング(金属部品) 32 環状突起部 40A,40B 溶接電極 W1,W2 溶接部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の金属部品の互いの対向面のうちの
    一方に環状突起部を形成する工程と、 前記一対の金属部品の互いの対向面間に電着ベローズの
    端壁を挟み込んでその衝合面を筒状の一対の溶接電極間
    で挟圧しながら抵抗溶接する工程と、を含むことを特徴
    とする電着ベローズと金属部品の接合体の製造方法。
JP28495192A 1992-10-01 1992-10-01 電着ベローズと金属部品の接合体の製造方法 Withdrawn JPH06119863A (ja)

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JP28495192A JPH06119863A (ja) 1992-10-01 1992-10-01 電着ベローズと金属部品の接合体の製造方法

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JPH06119863A true JPH06119863A (ja) 1994-04-28

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