JPH0612232Y2 - エンジンの燃料供給装置 - Google Patents

エンジンの燃料供給装置

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JPH0612232Y2
JPH0612232Y2 JP1987074765U JP7476587U JPH0612232Y2 JP H0612232 Y2 JPH0612232 Y2 JP H0612232Y2 JP 1987074765 U JP1987074765 U JP 1987074765U JP 7476587 U JP7476587 U JP 7476587U JP H0612232 Y2 JPH0612232 Y2 JP H0612232Y2
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fuel supply
fuel
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engine speed
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武 吉村
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、エンジンに対してその運転状態に応じた燃料
供給を行い、エンジンの運転状態が所定の条件を満たす
ものとなるときには、エンジンに対する燃料供給を停止
するようにされたエンジンの燃料供給装置に関する。
(従来の技術) 自動車等に搭載されるエンジンに関する技術として、例
えば、特開昭54-148929号公報にも示される如く、エン
ジンの運転状態が所定の条件を満たすとき、例えば、例
えば回転数が所定値以上にあり、かつ、アクセルペダル
に連動するスロットル弁が全閉状態(アイドリング開度
状態)にされるとき、エンジンに対する燃料供給を停止
する、所謂、減速燃料カットを行い、その後、エンジン
の運転状態が所定の条件を満たさなくなったとき、エン
ジンに対する燃料供給を再開する、所謂、燃料復帰を行
うことにより、燃費の向上及び排気ガス中に含まれる有
害成分の低減を図るようにすることが知られている。
このように所定の条件のもとで減速燃料カット及びその
後の燃料復帰が行われるようにされたエンジンにおいて
は、減速燃料カット時には吸気通路の内壁面に付着した
燃料が霧散して、吸気通路が、その内壁面に燃料が殆ど
付着していない、所謂、乾いた状態となる。そして、吸
気通路が乾いた状態とされたもとで燃料復帰が行われる
と、燃料が吸気通路の内壁面に付着した状態とされた後
に燃料室に供給されることになり、燃料復帰時に吸気通
路の乾き状態に応じた燃料供給遅れ(燃料復帰遅れ)が
生じ易い。
また、斯かるエンジンにあっては、エンジンからの駆動
力によって作動せしめられる空調機やオルタネータ等の
補機類が作動状態にされて、エンジンが負担する外部負
荷が大なるものとされた状態で減速状態に移行せしめら
れると、減速燃料カット時にはエンジン回転数が急激に
低下するものとなる。
(考案が解決しようとする問題点) このように、減速燃料カット時にエンジンが負担する外
部負荷が大なるものとされてエンジン回転数が急激に低
下し、その状態から燃料復帰が行われると、前述の如く
の燃料復帰遅れによってエンジンに要求される駆動力が
得られないので、燃料供給が再開されたにも関わらず、
エンジンの慣性によってエンジン回転数の低下が止まら
ず、エンジンストールが発生する虞がある。斯かるエン
ジンストールは、特に、エンジンから駆動輪に至る動力
伝達経路が遮断状態にされているときやブレーキペダル
が踏み込まれて自動車が制動状態にあるとき等に発生し
易い。
斯かる点に鑑み本考案は、エンジンの運転状態が所定の
条件を満たすとき減速燃料カットを行い、その後所定の
条件を満たさなくなったとき燃料復帰を行うようになさ
れ、しかも、減速燃料カット及びその後の燃料復帰が、
エンジンが負担する外部負荷が大なるものとされた状態
で行われた場合でも、減速感を損なうことなくエンジン
ストールの発生を確実に防止することができるようにな
された、エンジンの燃料供給装置を提供することを目的
とする。
(問題点を解決するための手段) 上述の目的を達成すべく本考案に係るエンジンの燃料供
給装置は、第1図にその基本構成が示される如く、エン
ジンにその運転状態に応じた量の燃料を供給する燃料供
給手段と、燃料供給手段に、上記エンジンの運転状態が
所定の条件を満たすとき燃料供給停止状態をとらせ、燃
料供給停止状態をとらせた後において、エンジンの運転
状態が所定の条件を満たさなくなったとき燃料供給状態
をとらせる燃料供給制御手段とに加えて、エンジンの回
転数を検出する回転数検出手段、及び、燃料供給手段が
燃料供給停止状態にあるとき、その後燃料供給手段が燃
料供給状態に移行する時点を含む所定の期間において、
エンジンが負担する外部負荷を、回転数検出手段により
検出されるエンジン回転数の低下度合が小であるときに
は、その低下度合が大であるときに比して小なる度合を
もって軽減し、回転数検出手段により検出されるエンジ
ンの回転数の低下度合が大であるときには、そのエンジ
ン回転数の低下に伴って段階的に軽減する動作状態をと
る外部負荷軽減手段が備えられて構成される。
(作用) 上述の如くの構成を有するエンジンの燃料供給装置にお
いては、外部負荷軽減手段により減速燃料カット後にお
ける、燃料復帰時点を含む所定の期間、エンジンが負担
する外部負荷が、エンジン回転数の低下度合が小である
ときには、その低下度合が大であるときに比して小なる
度合をもって軽減され、また、エンジン回転数の低下度
合が大であるときには、そのエンジン回転数の低下に伴
って段階的に軽減される。
そのため、減速燃料カット時において減速感が然程損な
われることなく、燃料復帰直後におけるエンジン回転数
の低下度合が小なるものとなり、エンジンストールの発
生が確実に防止される。
(実施例) 以下、本考案の実施例について図面を参照して説明す
る。
第2図は、本考案に係るエンジンの燃料供給装置の一例
を、それが装備された自動車用のエンジンの主要部と共
に示す。
第2図において、エアクリーナ10を介して吸気通路1
2に導入される吸入空気の流量がエアフローセンサ11
によって検出され、吸入空気の流量に応じた検出信号S
aがエアフローセンサ11から得られて、それが後述さ
れるコントロールユニット100に供給される。吸入空
気は、吸気通路12に設けられたスロットル弁13によ
って調量されて、エンジン本体Eに設けられた吸気弁1
7を介して燃焼室19に導かれる。スロットル弁13
は、図示されていないアクセルペダルの踏込みに応動し
て、その開度が変化せしめられるようになされている。
そのスロットル弁13に関連してアイドルスイッチ18
が設けられており、アイドルスイッチ18がオン状態に
されたとき、それからコントロールユニット100に、
スロットル弁13が全閉状態にされたことをあらわす検
出信号Siが供給される。
吸気通路12におけるエアフローセンサ11とスロット
ル弁13との間にはスロットル弁13を迂回して吸気通
路12の途中に設けられたサージタンク14に連通せし
められるバイパス通路15の一端が開口しており、バイ
パス通路15には流量調整弁16が設けられている。流
量調整弁16は、コントロールユニット100から供給
される開弁駆動パルス信号Cpのパルス幅に応じて、そ
の開弁作動量が変化せしめられる。
また、吸気通路12の所定位置には燃焼噴射弁25が臨
設されており、この燃焼噴射弁25は、コントロールユ
ニット100から供給される噴射駆動パルス信号Pcの
パルス幅に応じて所定のタイミングで開弁作動せしめら
れ、図示されていない燃料供給系から圧送される燃料
を、燃焼室19の近傍の吸気通路12の吸気ポート部に
向けて間歇的に噴射し、吸入空気との混合気を生成す
る。その混合気が燃焼室19内に吸入され、点火プラグ
21によって点火されて燃焼し、これによってエンジン
が作動する。
燃焼室19において燃焼した混合気は、排気ガスとして
排気弁22を介して排気通路23に排出される。
このようにして作動するエンジンの回転数が、ピストン
24の往復運動を回転運動に変換するクランク機構にお
けるクランク軸26に関連して配された回転数センサ2
7によって検出され、エンジン回転数に応じた検出信号
Snがコントロールユニット100に供給される。
そして、クランク軸26の駆動力がベルト28を介して
駆動軸29に伝達され、駆動軸29に伝達された駆動力
は、電磁クラッチ31,32及び33を介してパワース
テアリング装置用の流体ポンプ35,エンジンの制御も
しくはサスペンション系の制御のために備えられるアク
チュエータに駆動力を供給するエアポンプ36及び空調
装置37に伝達されるとともに、オルタネータ38にも
伝達される。電磁クラッチ31,32及び33は、夫々
コントロールユニット100から制御信号Ca,Cb及
びCcが供給されるとき遮断状態をとり、コントロール
ユニット100からの制御信号Ca〜Ccの供給が停止
されるとき接続状態をとるものとされている。電磁クラ
ッチ31〜33が接続状態をとるときには、流体ポンプ
35,エアポンプ36及び空調装置37が作動状態とさ
れ、それによってエンジンが負担する外部負荷が増大す
るものとされる。また、オルタネータ38は、エンジン
からの駆動力により回転せしめられるが、その発電動作
はそれに付設されたレギュレータ39により制御され、
オルタネータ38が発電状態にされているときには、エ
ンジンが負担する外部負荷が著しく増大するものとされ
る。そして、レギュレータ39はコントロールユニット
100から制御信号Cdが供給されるとき、オルタネー
タ38の発電動作を停止させてエンジンが負担する外部
負荷を軽減させるようになされている。なお、流体ポン
プ35及びエアポンプ36が作動状態にされることによ
るエンジンが負担する外部負荷は比較的小なるものとさ
れ、空調装置37及びオルタネータ38が夫々作動状態
及び発電状態にされることによるエンジンが負担する外
部負荷は比較的大なるものとされる。
コントロールユニット100には、検出信号Sa,Si
及びSnの他に、冷却水温等のエンジンの運転状態及び
エンジン本体Eに付設された変速機のシフトポジション
やブレーキペダルあるいはクラッチペダルの操作状態等
の自動車の走行状態をあらわす、エンジンの制御に必要
な他の検出信号Sxも供給される。
コントロールユニット100は、検出信号Sxに基づい
て制御値Dを得て、その制御値Dに対応するパルス幅を
有する開弁駆動パルス信号Cpを形成し、それを流量調
整弁16に供給して、その開弁作動量を変化させること
により、エンジンの吸入空気量を調整して実際のアイド
ル回転数を目標アイドル回転数に収束させる制御を行
う。
また、コントロールユニット100は、検出信号Sa,
Si,Sn及びSxに基づいて燃料噴射弁25における
燃料噴射量の制御を行う。その際、コントロールユニッ
ト100は、検出信号Sa及びSnが夫々あらわす吸入
空気量Qとエンジン回転数Nとに基づいて基本燃料噴射
量Tpを算出し、その基本燃料噴射量Tpに検出信号S
xがあらわすエンジンの運転状態に応じた各種の補正を
加えて燃料噴射量Tiを算出し、算出された燃料噴射量
Tiに対応するパルス幅を有した噴射駆動パルス信号P
cを形成して、それを燃料噴射弁25に供給する。それ
により、エンジンが通常運転状態にある場合には、エン
ジンにその運転状態に応じた量の燃料が供給される。
さらに、コントロールユニット100は、検出信号Si
及びSnに基づいて、スロットル弁13が開状態から全
閉状態にされてエンジンが減速運転状態に移行された
後、エンジン回転数Nが所定の値N1未満に降下するま
で、もしくは、スロットル弁13が開状態とされるま
で、燃料噴射弁25に対する噴射駆動パルス信号Pcの
供給を停止して減速燃料カットを行い、エンジン回転数
Nが値N1未満になった時点、もしくは、スロットル弁
13が開状態とされた時点で、燃料噴射弁25に対する
噴射駆動パルス信号Pcの供給を再開して燃料復帰を行
う。
このようにして、減速燃料カットが行われ、その後、エ
ンジン回転数Nが値N1未満となることにより燃料復帰
が行われる際、コントロールユニット100は、エンジ
ンが負担する外部負荷を軽減すべく、制御信号Ca〜C
c、及び、Cdを形成してそれらを以下に述べる如くタ
イミングをもって電磁クラッチ31〜33、及び、レギ
ュレータ39に供給する。
まず、コントロールユニット100は、エンジンが減速
燃料カット状態にあることを検知すると、エンジン回転
数Nの低下度合を算出し、その低下度合が小であると
き、従ってエンジンが緩やかな減速状態にあるときに
は、エンジンが負担する外部負荷が大なるものであって
もエンジンストールが発生する可能性が殆どないので、
電磁クラッチ31及び32にのみ制御信号Ca及びCb
を供給する。それにより、電磁クラッチ31及び32が
遮断状態にされて流体ポンプ35及びエアポンプ36へ
のエンジンの駆動力の伝達が遮断され、その結果、流体
ポンプ35及びエアポンプ36が作動状態にされている
場合にはそれらが停止状態にされてエンジンが負担する
外部負荷が多少軽減される。そして、コントロールユニ
ット100は、電磁クラッチ31及び32への制御信号
Ca及びCbの供給を、エンジン回転数Nが値N1未満
に低下して燃料復帰が行われた後においても続行し、燃
料復帰によりエンジン回転数Nが極小値をとった後上昇
に転じてその上昇度合が比較的小なるものとなる状態ま
で続行する。なお、流体ポンプ35及びエアポンプ36
が一時的に停止状態にされてもそれらからの流体圧によ
って駆動するパワーステアリング装置やエンジン制御用
アクチュエータ等にはアキュムレータからの流体圧が供
給されるので、それらの動作には全く支障は生じないも
のとされる。
一方、エンジン回転数Nの低下度合が大であるとき、従
ってエンジンが急減速状態にあるときには、エンジンが
負担する外部負荷が大なるものであると、エンジンスト
ールが発生する虞がある。そのため、コントロールユニ
ット100は、例えば、第3図Aに示される如く、スロ
ットル弁13が全閉状態にされてエンジン回転数Nが低
下し始める減速開始時点t1において、第3図B及びC
に示される如く電磁クラッチ31及び32へ制御信号C
a及びCbを供給して流体ポンプ35及びエアポンプ3
6を停止状態にし、エンジン回転数Nが所定の値N2未
満となる時点t2において第3図D及びEに示される如
く、電磁クラッチ33に制御信号Ccを供給して空調装
置37の作動を停止させるとともに、レギュレータ39
に制御信号Cdを供給してオルタネータ38の発電動作
を停止させる制御を行わせる。斯かるとき、空調装置3
7が停止状態にされず、また、オルタネータ38の発電
動作が停止されない場合には、第3図Aにおいて一点鎖
線で示される如くに、エンジン回転数Nが急激に低下し
てエンジンストールが発生する虞があるが、上述の如く
にエンジン回転数Nの低下に伴った段階的な外部負荷の
軽減が図られることにより、減速感が然程損なわれるこ
となく、第3図Aにおいて一点鎖線で示される如くのエ
ンジン回転数Nの急激な低下が回避されて、エンジンス
トールの発生が抑制される。そして、コントロールユニ
ット100は、電磁クラッチ31及び32への制御信号
Ca及びCbの供給を、前述の緩やかな減速状態と同様
に、エンジン回転数Nが時点t3で燃料復帰が行われる
値N1未満となり、さらに、時点t4で極小値をとった
後、上昇に転じて目標アイドル回転数Niの近傍に近づ
き、その上昇度合が比較的小なるものとなる時点t6ま
で続行するとともに、電磁クラッチ33及びレギュレー
タ39への制御信号Cc及びCdの供給をエンジン回転
数Nが極小値をとった後上昇に転じて所定の値Na以上
となる時点t5まで続行する。なお、値Naは、流体ポ
ンプ35,エアポンプ36及び空調装置37が作動状態
にされ、かつ、オルタネータ38が発電状態にされてい
るもとでも、エンジン回転数Nがその値以上である場合
には、エンジンストールが発生しないもとなるように予
め選定されている。
このように本例では、減速燃料カット及びその後の燃料
復帰が行われる場合において、エンジンが緩やかな減速
状態にあるときには、エンジンが負担する外部負荷が比
較的小なるものとされる流体ポンプ35及びエアポンプ
36のみが停止状態とされ、エンジンが急減速状態にあ
るときには、エンジン回転数Nが値N2以上の比較的高
い領域にある期間、エンジンが負担する外部負荷が比較
的小なるものとされる流体ポンプ35及びエアポンプ3
6のみが停止状態とされ、エンジン回転数Nが値N2未
満となった後、流体ポンプ35及びエアポンプ36に加
えて、エンジンが負担する外部負荷が比較的大なるもの
とされる空調装置37及びオルタネータ38が夫々停止
状態及び非発電状態にされ、従って、エンジン回転数N
の低下に伴ってエンジンが負担する外部負荷が段階的に
軽減され、斯かる状態が燃料復帰が行われてエンジン回
転数Nが上昇に転じた後まで維持されるので、減速感が
然程損なわれることなく、エンジンが負担する外部負荷
が大なる上昇で減速燃料カットが開始された場合でもエ
ンジン回転数の急激な低下が回避されて、エンジンスト
ールの発生が確実に防止される。
上述の如くの制御を行うコントロールユニット100
は、例えば、マイクロコンピュータが用いられて構成さ
れ、斯かる場合におけるマイクロコンピュータが実行す
るプログラムの一例を第4図及び第5図のフローチャー
トを参照して説明する。
第4図のフローチャートは、基本燃料噴射制御ルーチン
を示し、このルーチンは、スタート後、プロセス101
において検出信号Sa,Sn,Si及びSxを取り込
み、続くディシジョン102において検出信号Siに基
づいてスロットル弁13が全閉状態であるか否かを判断
し、スロットル弁13が全閉状態でないと判断された場
合にはプロセス105に進む。
プロセス105においては、基本燃料噴射量Tpを、T
p=K×Q/N(但し、Kは定数)の演算を行うことによ
り設定し、続くプロセス106において、検出信号Sa
及びSxに基づいてエンジンの運転状態に応じた補正値
Cxを設定し、次にプロセス107において、燃料供給
量Tiを基本燃料噴射量Tpと補正値Cxとを乗算する
ことにより設定してディシジョン108に進む。
ディシジョン108においては、検出信号Snがあらわ
すクランク角に基づいて噴射時期か否かを判断し、噴射
時期でないと判断された場合には元に戻り、噴射時期で
あると判断された場合には、プロセス110において燃
料供給量Tiに応じたパルス幅を有する噴射駆動パルス
信号Pcを形成してそれを燃料噴射弁25に供給して元
に戻る。それにより、エンジンの運転状態に応じた量の
燃料が燃料噴射弁25から噴射されてエンジンに供給さ
れる。
一方、前述のディシジョン102において、スロットル
弁13が全閉状態であると判断された場合には、ディシ
ジョン103において検出信号Snがあらわすエンジン
回転数Nが値N1以上か否かを判断する。そして、エン
ジン回転数Nが値N1以上であると判断された場合に
は、プロセス105〜110を経由することなくそのま
ま元に戻る。それにより減速燃料カットが行われる。ま
た、ディシジョン103においてエンジン回転数Nが値
N1未満であると判断された場合には、燃料復帰を行う
べく、プロセス105〜110を前述と同様に実行して
元に戻る。
第5図に示されるプログラムは、外部負荷制御ルーチン
を示し、このルーチンは、スタート後プロセス120に
おいて検出信号Sn及びSiを取り込み、続くディシジ
ョン121において検出信号Siに基づきスロットル弁
13が全閉状態か否かを判断し、全閉状態でないと判断
された場合にはプロセス122において電磁クラッチ3
1〜33、及び、レギュレータ39への制御信号Ca〜
Cdの供給を停止して元に戻り、全閉状態であると判断
された場合にはディシジョン123においてエンジン回
転数Nが値N1以上か否かを判断し、エンジン回転数N
が値N1以上であると判断された場合には、減速燃料カ
ットが行われているので、プロセス124において、先
回のエンジン回転数N’からプロセス120で取り込ま
れた検出信号Snがあらわすエンジン回転数Nを減じて
その差ΔAを算出し、次にディシジョン125において
その差ΔAが所定の値α以上であるか否かを判断する。
そして、差ΔAが値α未満であると判断された場合に
は、エンジンが緩やかな減速状態にあるのでプロセス1
26において制御信号Ca及びCbを電磁クラッチ31
及び32に供給して元に戻る。それにより、流体ポンプ
35及びエアポンプ36が停止状態にされ、エンジンが
負担する外部負荷が軽減される。
また、ディシジョン125において差ΔAが値α以上で
あると判断された場合には、エンジンが急減速状態にあ
るのでディシジョン127においてエンジン回転数Nが
値N2以上であるか否かを判断し、値N2以上であると判
断された場合には、プロセス126において制御信号C
a及びCbを電磁クラッチ31及び32に供給して元に
戻り、ディシジョン127においてエンジン回転数Nが
値N2未満であると判断された場合には、エンジンが負
担する外部負荷をさらに軽減すべく、プロセス128に
おいて制御信号Cc及びCdを電磁クラッチ33及びレ
ギュレータ39に供給して元に戻る。
一方、前述のディシジョン123においてエンジン回転
数Nが値N1未満であると判断された場合には燃料復帰
が行われるので、ディシジョン130においてプロセス
120で取り込まれた検出信号Snがあらわすエンジン
回転数Nが先回のエンジン回転数N′を越えているか否
かを判断し、エンジン回転数Nがエンジン回転数N′を
越えていないと判断された場合は元に戻り、エンジン回
転数Nがエンジン回転数N′を越えていると判断された
場合にはエンジン回転数Nが上昇に転じているので、デ
ィシジョン131においてエンジン回転数Nが値Na以
上であるか否かを判断し、エンジン回転数Nが値Na以
上であると判断された場合には、プロセス132におい
て制御信号Cc及びCdの電磁クラッチ33及びレギュ
レータ39への供給を停止してプロセス133に進み、
ディシジョン131においてエンジン回転数Nが値Na
未満であると判断された場合には、プロセス132を経
由することなくプロセス133に進む。
プロセス133においては、エンジン回転数Nからエン
ジン回転数N′を減じてその差ΔBを算出し、続くディ
シジョン134において差ΔBが所定の値β以下か否か
を判断し、差ΔBが値β以下であると判断された場合に
は、エンジン回転数Nが安定した状態とされる目標アイ
ドル回転数Niの近傍にあるので、プロセス135にお
いて制御信号Ca及びCbの電磁クラッチ31及び32
への供給を停止して元に戻り、ディシジョン134にお
いて差ΔBが値βを越えていると判断された場合にはそ
のまま元に戻る。
(考案の効果) 以上の説明から明らかな如く、本考案に係るエンジンの
燃料供給装置によれば、減速燃料カット後における燃料
復帰時点を含む所定の期間において、エンジンが負担す
る外部負荷が、エンジン回転数の低下度合が小であると
きには、その低下度合が大であるときに比して小なる度
合をもって軽減され、また、エンジン回転数の低下度合
が大であるときには、そのエンジン回転数の低下に伴っ
て段階的に軽減されることにより、減速感が損なわれる
ことなく、燃料復帰直後におけるエンジン回転数の急激
な低下が回避されて、エンジンストールの発生が確実に
防止されることになる。減速感を損なうことなくエンジ
ンストールの発生を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るエンジンの燃料供給装置を実用新
案登録請求の範囲に対応して示す基本構成図、第2図は
本考案に係るエンジンの燃料供給装置の一例を、それが
適用されたエンジンの主要部とともに示す概略構成図、
第3図は第2図に示される例の動作説明に供されるタイ
ムチャート、第4図及び第5図は第2図に示される例に
おけるコントロールユニットにマイクロコンピュータが
用いられた場合における、斯かるマイクロコンピュータ
が実行するプログラムの一例を示すフローチャートであ
る。 図中、18はアイドルスイッチ、25は燃料噴射弁、2
7は回転数センサ、31,32及び33は電磁クラッ
チ、35は流体ポンプ、36はエアポンプ、37は空調
装置、38はオルタネータ、39はレギュレータ、10
0はコントロールユニットである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンに該エンジンの運転状態に応じた
    量の燃料を供給する燃料供給手段と、 該燃料供給手段に、上記エンジンの運転状態が所定の条
    件を満たすとき燃料供給停止状態をとらせ、該燃料供給
    停止状態をとらせた後において、上記エンジンの運転状
    態が上記所定の条件を満たさなくなったとき燃料供給状
    態をとらせる燃料供給制御手段と、 エンジン回転数を検出する回転数検出手段と、 上記燃料供給手段が上記燃料供給停止状態にあるとき、
    その後上記燃料供給手段が上記燃料供給状態に移行する
    時点を含む所定の期間において、上記エンジンが負担す
    る外部負荷を、上記回転数検出手段により検出されるエ
    ンジン回転数の低下度合が小であるときには、該低下度
    合が大であるときに比して小なる度合をもって軽減し、
    上記回転数検出手段により検出されるエンジン回転数の
    低下度合が大であるときには、該エンジン回転数の低下
    に伴って段階的に軽減する動作状態をとる外部負荷軽減
    手段と、 を具備して構成されるエンジンの燃料供給装置。
JP1987074765U 1987-05-19 1987-05-19 エンジンの燃料供給装置 Expired - Lifetime JPH0612232Y2 (ja)

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JP1987074765U JPH0612232Y2 (ja) 1987-05-19 1987-05-19 エンジンの燃料供給装置

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JPS63183445U JPS63183445U (ja) 1988-11-25
JPH0612232Y2 true JPH0612232Y2 (ja) 1994-03-30

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