JPH0612238B2 - 紫外線反射シ−ト - Google Patents

紫外線反射シ−ト

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JPH0612238B2
JPH0612238B2 JP62069096A JP6909687A JPH0612238B2 JP H0612238 B2 JPH0612238 B2 JP H0612238B2 JP 62069096 A JP62069096 A JP 62069096A JP 6909687 A JP6909687 A JP 6909687A JP H0612238 B2 JPH0612238 B2 JP H0612238B2
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JP
Japan
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alumina
sheet
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ultraviolet
film
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正二郎 堀口
和夫 狩野
道衛 中村
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Dainichiseika Color and Chemicals Mfg Co Ltd
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Dainichiseika Color and Chemicals Mfg Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、雪原等の環境に存在する物体を隠すために有
効な紫外線反射シートに関するものである。
(従来の技術) 古くから野戦偽装して、その環境地域の物体と錯覚を生
ぜせしめるような迷彩を軍用基地や軍用機器等に施すこ
とが行われている。
例えば、北極圏における迷彩は白色を基にして行い、又
森林地帯の環境において、ある物体を隠すためには暗緑
色や黄色等を基にし、更に土が主体となる地帯において
は暗褐色を基にしてなす等が一般的な迷彩の色調であ
る。
雪の多い地域における軍用等の物体を隠すために従来一
般に行われている方法としては、二酸化チタン等の白色
顔料により、織布、プラスチックシート等に白色加工を
施し、その白色布又は白色シートによって物体を被覆す
る方法が知られている。
(発明が解決しようとしている問題点) しかしながら、雪は、照射された紫外線の70乃至90
%を反射するのに対し、従来の二酸化チタン等の白色顔
料は照射された紫外線の大部分を吸収し、殆ど反射しな
いという性質がある。
そのため紫外線透過性のフイルター等を具備したリモー
トセンシブコンピューター等の測定器具等により、雪中
で被覆した部分を簡単に見破られてしまう欠点があっ
た。
係る欠点を解消するために二酸化チタンに代えて、酸化
マグネシウム、炭酸マグネシウム、硫酸バリウム、酸化
ジルコン及び鉛白等の粉末を使用した白色反射シート等
の技術が既に知られている(例えば特公昭57-17711号公
報、特公昭57-17712号公報、特公昭58-36108号公報)。
前記酸化マグネシウム等を使用した白色反射シートは、
二酸化チタンを使用したものよりも紫外線反射効果はあ
るものの、300nm付近の波長域での紫外線反射率は
50%位であり、雪に比較して十分判別することができ
満足されるものでなかった。又鉛白を使用したものは使
用期間が過ぎたものの処分の仕方によっては環境汚染を
引き起こす恐れがある。
(問題点を解決するための手段) 本発明者は、上述の如き従来技術の欠点を解決すべく鋭
意研究の結果、白色顔料としてアルミナを用いることに
より、300nm付近の紫外線反射率が極めて優れ、環
境汚染の恐れの無い紫外線反射シートが得られることを
知見して本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、白色紫外線反射剤としてアルミナ
を含有し、該アルミナの粒子径が0.3〜5μmであり
且つ含有量が基材100重量部当たり20〜500重量
部であることを特徴とする迷彩用紫外線反射シートであ
る。
以下、本発明を詳細に説明すると、本発明において使用
されるアルミナは結晶型については特に制限はない。粒
子径については、小さいものは隠蔽力が不十分であり、
又分散も困難となる。大き過ぎるものは隠蔽力が不十分
である。好ましく使用出来る範囲は0.1乃至10μ
m、望ましくは0.3乃至5μmである。
アルミナは白度及び紫外線の反射率が高い事が重要であ
るので鉄分等の不純物は少ない方がよく、天然品を粉砕
したものより合成品が優れている。
本発明において前記アルミナによって着色を施す基材と
なる反射用シートの材料としては、例えば、ポリアミド
系、ポリエステル系、ポリアクリル系、アセテート系、
ポリ塩化ビニル系、ポリプロピレン系の織布、不織布、
合成皮革、合成樹脂含浸布、ポリエチレンフイルム、ポ
リプロピレンフイルム、ポリアミドフイルム、ポリ塩化
ビニルフイルム、ポリ塩化ビニリデンフイルム、ポリエ
チレンテレフタレートフイルム等で、柔軟又は堅いシー
ト板等を包含する。
本発明に係るアルミナによって織布、不織布又はプラス
チックフイルム等に着色を施す方法としては、織布、不
織布の場合、アルミナをバインダー、例えば、アクリル
樹脂、ポリウレタン樹脂等に配合して油性又は水性の塗
料とし、この塗料を織布や不織布へ含浸或はコーティン
グする方法、合成繊維の場合には後コーティング等によ
らないで紡糸する時にアルミナを配合して着色繊維を製
造し、更にこの着色繊維で織布乃至不織布とする方法も
有効である。
更に又プラスチックフイルム材料にアルミナをもって着
色を施す方法としては、 (1)フイルム作成時にプラスチック中に配合する方
法、即ち、アルミナを配合し、更に必要に応じて安定
剤、可塑剤、酸化防止剤等を配合し、Tダイ法、インフ
レーション法で押し出すか又はカレンダー法でフイルム
化する等の常法でフイルムは又はシートの形状とする方
法。
(2)適当な方法で製造されたプラスチックフイルムの
表面にアルミナを含むポリマー溶液又は分散液を塗布す
ることによって紫外線反射用着色を施す方法がある。
(2)の方法において塗布後に用いるバインダーとしては
ベースフイルムとの接着性の優れたものが用いられる。
これに用いられるポリマーとして有用なのはアクリル系
樹脂やポリウレタン系樹脂等である。
本発明の紫外線反射シートにおいて用いるアルミナの使
用量は、塗布液を用いる場合についてはバインダー樹脂
100重量部(以下部とあるのは全て重量部を表す)当
り30乃至500部、好ましくは100乃至400部で
用いられる。又直接繊維又はフイルムに練り込む場合に
ついてはその基材である樹脂又はコンパウンド100部
当り20乃至300部、好ましくは50乃至200部の
量で用いられる。アルミナの使用量が上記の量より少な
い場合は得られたシートの紫外線反射率が十分でなく、
又アルミナの使用量が多過ぎる場合にはシートの屈曲性
が低下し、又は加工が困難となり好ましくない。
本発明の紫外線反射シートに難燃性を付与する為、金
属、例えば、アルミニウムの水酸化物、塩基性酸化物又
は石膏等の結晶水を持った塩類、リン系難燃剤、塩化パ
ラフィン等のハロゲン系難燃剤、三酸化アンチモン、五
酸化アンチモン又はこれ等の混合物が使用出来る。アル
ミナは、使用に先立って表面を処理する事が出来る。ア
ルミナを高濃度に使用する事は紫外線の反射率を高める
良い方法であるが、一方では物性の低下を招く。特に繊
維に直接混入させる場合にはアルミナと繊維の原料であ
る樹脂との親和性は物性上重要な問題である。
この為にはシラン系カップラー又は有機金属のキレート
による表面改質は良い方法である。
以下、実施例により本発明を具体的に説明する。
実施例1 市販のアクリル樹脂溶液(帆布の目止め、防水用、樹脂
分20%、水酸基を含有する)150gとトルエン300
gの混合液にアルミナ(平均粒径2.5μm)400gを
加えて磁製のボールミルにて4時間分散させる。上記の
アクリル樹脂溶液150gを追加し、更に30分間分散
させ取出す。
取出した分散液100部当り上記のアクリル樹脂溶液7
0部、トルエン20部、ウレタン系架橋剤の75%溶液
2部を加えて30分間撹拌し、塗布液(1)とする。ナイ
ロン布をエポキシ樹脂(固形)の10%酢酸エチレン溶
液に浸漬し、乾燥して基布とする。塗布液(1)を該基布
に片面の塗布量が乾燥後150g/m2となるように両
面に塗布し乾燥する。室内に1週間放置後迷彩用紫外線
反射シートとする。
得られたシートを日立330型自記分光光度計で測定し
た結果、350nmにおける反射率は90.5%であっ
た。又このシートをサンシャインウェザオメーターにて
200時間の促進耐候性試験を行った後での350nm
の反射率は84.3%であった。
実施例2 市販のアクリル樹脂溶液(帆布の目止め、防水用、樹脂
分20%)150g、トルエン300gの混合液にアルミ
ナ300g及び水酸化アルミニウム100gを加えて磁
製のボールミルにて4時間分散させる。上記のアクリル
樹脂溶液150gを追加し、更に30分間分散させ取出
す。
取出した分散液100部当り上記のアクリル樹脂溶液7
0部及びトルエン20部を加えて30分間撹拌し、塗布
液(2)とする。塗布液(2)をビニロン布に片面の塗布量が
乾燥後180g/m2となるように両面に塗布し乾燥し
て迷彩用紫外線反射シート(以下シート2)とする。
得られたシート2を日立330型自記分光光度計で測定
した結果、330nmにおける反射率は89.2%であ
った。このシート2をサンシャインウェザオメーターに
て200時間の促進耐候性試験を行った後での350n
mの反射率は84.7%であった。又、シート2を2cm
×10cmの大きさに切り取りガスライターにて火をつけ
た所、自己消炎性を示した。
実施例3 低分子量ポリエチレン100g、低密度ポリエチレン1
00g及びアルミナ400gを1のニーダーにて13
0℃20分間混練する。一旦取出して200gを切り取
り低密度ポリエチレン400gと共に1のニーダーで
10分間混練し、取出す。少量切り取りプレス機にて
0.5m/m厚のシートとし、前記の分光光度計にて3
50nmの反射率を測定した所、86.1%の反射率で
あった。
実施例4 5の磁製のボールミルにγ−グリシドキシプロピルト
リメトキシシラン5g、トルエン1kg及びアルミナ1kg
を仕込み20時間分散させる。カルボキシル基を含むア
クリル樹脂溶液(帆布の防水用、樹脂分20%、粘度200
ポイズ)500gを加えて更に1時間分散し取出す。
上記分散液250gと上記アクリル樹脂溶液を混合及び
撹拌して塗布液(4)とする。実施例1と同様に処理した
ナイロン基布(約30g/m2)に、乾燥時の塗布量が10
0g/m2となるように片面に均一に塗布し乾燥する。
得られたシート3枚を同じ方向に重ねて実施例1と同様
に塗布面を測定した所、350nmの反射率は88.5
%であった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】白色紫外線反射剤としてアルミナを含有
    し、該アルミナの粒子径が0.3〜5μmであり且つ含
    有量が基材100重量部当たり20〜500重量部であ
    ることを特徴とする迷彩用紫外線反射シート。
JP62069096A 1987-03-25 1987-03-25 紫外線反射シ−ト Expired - Fee Related JPH0612238B2 (ja)

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