JPH0734044B2 - 降雪地で用いる迷彩用紫外線反射シート - Google Patents
降雪地で用いる迷彩用紫外線反射シートInfo
- Publication number
- JPH0734044B2 JPH0734044B2 JP60059475A JP5947585A JPH0734044B2 JP H0734044 B2 JPH0734044 B2 JP H0734044B2 JP 60059475 A JP60059475 A JP 60059475A JP 5947585 A JP5947585 A JP 5947585A JP H0734044 B2 JPH0734044 B2 JP H0734044B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- camouflage
- sheet
- white
- reflective sheet
- ultraviolet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Aiming, Guidance, Guns With A Light Source, Armor, Camouflage, And Targets (AREA)
- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
- Optical Filters (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、雪原等の環境に存在する物体を隠すために有
効な降雪地で用いる迷彩用紫外線反射シートに関するも
のである。
効な降雪地で用いる迷彩用紫外線反射シートに関するも
のである。
(従来の技術) 古くから野戦偽装して、その環境地域の物体と錯覚を生
ぜせしめるような迷彩を軍用基地、軍用機器等に施すこ
とが行われている。
ぜせしめるような迷彩を軍用基地、軍用機器等に施すこ
とが行われている。
例えば北極圏における迷彩は白色を基にして行い、また
森林地帯の環境においてある物体を隠すためには暗緑、
黄色等を基にし、更に土が主体となる地帯においては暗
褐色を基にしてなす等が一般的な迷彩の色調である。
森林地帯の環境においてある物体を隠すためには暗緑、
黄色等を基にし、更に土が主体となる地帯においては暗
褐色を基にしてなす等が一般的な迷彩の色調である。
雪の多い地域における軍用等の物体を隠すために従来一
般に行われている方法としては、二酸化チタン等の白色
顔料により、織布、プラスチックシート等に白色加工を
施し、その白色布または白色シートによって物体を被覆
する方法が知られている。
般に行われている方法としては、二酸化チタン等の白色
顔料により、織布、プラスチックシート等に白色加工を
施し、その白色布または白色シートによって物体を被覆
する方法が知られている。
(発明が解決しようとしている問題点) しかしながら、雪は、照射された紫外線の70〜90%を反
射するのに対し、従来の二酸化チタン等の白色顔料は照
射された紫外線の大部分を吸収し、殆ど反射しないとい
う性質がある。
射するのに対し、従来の二酸化チタン等の白色顔料は照
射された紫外線の大部分を吸収し、殆ど反射しないとい
う性質がある。
そのため紫外線透過性のフイルター等を具備したリモー
トセンシブコンピューター等の測定器具等により、雪中
で被覆した部分を簡単に見破られてしまう欠点があっ
た。
トセンシブコンピューター等の測定器具等により、雪中
で被覆した部分を簡単に見破られてしまう欠点があっ
た。
かかる欠点を解消するために二酸化チタンに代えて、酸
化マグネシウム、炭酸マグネシウム、硫酸バリウムおよ
び酸化ジルコン等の粉末を使用した白色反射シート等の
技術が既に知られている(例えば、特公昭57−17711号
公報、特公昭57−17712号公報、特公昭58−36108号公
報)。
化マグネシウム、炭酸マグネシウム、硫酸バリウムおよ
び酸化ジルコン等の粉末を使用した白色反射シート等の
技術が既に知られている(例えば、特公昭57−17711号
公報、特公昭57−17712号公報、特公昭58−36108号公
報)。
前記酸化マグネシウム等を使用した白色反射シートは、
二酸化チタンを使用したものよりも紫外線反射効果はあ
るものの、300nm以下の波長域での紫外線反射率は50%
位で、雪に比較して十分判別することができ満足される
ものでなかった。
二酸化チタンを使用したものよりも紫外線反射効果はあ
るものの、300nm以下の波長域での紫外線反射率は50%
位で、雪に比較して十分判別することができ満足される
ものでなかった。
(問題を解決するための手段) 本発明者は、上述の如き従来技術の欠点を解決すべく鋭
意研究の結果、白色顔料として鉛白を用いることによ
り、300nm付近の紫外線反射率が極めて優れた反射シー
トが得られることを知見して本発明を完成するに至っ
た。
意研究の結果、白色顔料として鉛白を用いることによ
り、300nm付近の紫外線反射率が極めて優れた反射シー
トが得られることを知見して本発明を完成するに至っ
た。
すなわち、本発明は、白色紫外線反射剤として鉛白を基
材シートの50〜180重量%の範囲で含有させ、300〜700n
mの波長全域にわたる反射率が90%以上であることを特
徴とする降雪地で用いる迷彩用紫外線反射シートであ
る。
材シートの50〜180重量%の範囲で含有させ、300〜700n
mの波長全域にわたる反射率が90%以上であることを特
徴とする降雪地で用いる迷彩用紫外線反射シートであ
る。
以下、本発明を詳細に説明すると、本発明において使用
する鉛白とは、ヒドロオキシ炭酸鉛2PbCO3・Pb(OH)2の
ことである。
する鉛白とは、ヒドロオキシ炭酸鉛2PbCO3・Pb(OH)2の
ことである。
本発明において前記鉛白によって着色を施す基材となる
反射用シートの材料としては、例えばポリアミド系、ポ
リエステル系、ポリアクリル系、アセテート系、ポリ塩
化ビニル系、ポリプロピレン系等の織布、不織布、合成
皮革、合成樹脂含浸布、ポリエチレンフイルム、ポリプ
ロピレンフイルム、ポリアミドフイルム、ポリ塩化ビニ
ルフイルム、ポリ塩化ビニリデンフイルム、ポリエチレ
ンテレフタレートフイルム等で、柔軟または堅いシート
板などを包含する。
反射用シートの材料としては、例えばポリアミド系、ポ
リエステル系、ポリアクリル系、アセテート系、ポリ塩
化ビニル系、ポリプロピレン系等の織布、不織布、合成
皮革、合成樹脂含浸布、ポリエチレンフイルム、ポリプ
ロピレンフイルム、ポリアミドフイルム、ポリ塩化ビニ
ルフイルム、ポリ塩化ビニリデンフイルム、ポリエチレ
ンテレフタレートフイルム等で、柔軟または堅いシート
板などを包含する。
本発明に係る鉛白によって織布、不織布またはプラスチ
ックフイルム等に着色を施す方法としては、織布、不織
布の場合、鉛白をバインダー、例えばアクリル樹脂、ポ
リウレタン樹脂等に配合して油性または水性の塗料と
し、この塗料を織布、不織布へ含浸或はコーティングす
る方法、合成繊維の場合には後コーティング等によらな
いで溶融紡糸する時に鉛白を配合して着色繊維を製造
し、更にこの着色繊維で織布ないし不織布とする方法も
有効である。
ックフイルム等に着色を施す方法としては、織布、不織
布の場合、鉛白をバインダー、例えばアクリル樹脂、ポ
リウレタン樹脂等に配合して油性または水性の塗料と
し、この塗料を織布、不織布へ含浸或はコーティングす
る方法、合成繊維の場合には後コーティング等によらな
いで溶融紡糸する時に鉛白を配合して着色繊維を製造
し、更にこの着色繊維で織布ないし不織布とする方法も
有効である。
更にまたプラスチックフイルム材料に鉛白をもって着色
を施す方法としては、 (1)フイルム作成時にプラスチック中に配合する方
法、すなわち、鉛白を配合し、更に必要に応じて安定
剤、可塑剤、酸化防止剤等を配合し、Tダイ法、インフ
レーション法で押し出すかまたはカレンダー法でフイル
ム化する時の常法でフイルムまたはシートの形状とする
方法、 (2)適当な方法で製造されたプラスチックフイルムの
表面に鉛白を含むポリマー溶液または分散液を塗布する
ことによって紫外線反射用着色を施す方法がある。
を施す方法としては、 (1)フイルム作成時にプラスチック中に配合する方
法、すなわち、鉛白を配合し、更に必要に応じて安定
剤、可塑剤、酸化防止剤等を配合し、Tダイ法、インフ
レーション法で押し出すかまたはカレンダー法でフイル
ム化する時の常法でフイルムまたはシートの形状とする
方法、 (2)適当な方法で製造されたプラスチックフイルムの
表面に鉛白を含むポリマー溶液または分散液を塗布する
ことによって紫外線反射用着色を施す方法がある。
(2)の方法において塗布液に用いるバインダーとして
はベースフイルムとの接着性の優れたものが用いられ
る。これに用いられるポリマーとして有用なのはアクリ
ル系樹脂、ポリウレタン系樹脂等である。
はベースフイルムとの接着性の優れたものが用いられ
る。これに用いられるポリマーとして有用なのはアクリ
ル系樹脂、ポリウレタン系樹脂等である。
本発明の迷彩用紫外線反射シートにおいて用いる鉛白
は、シート基材に対して20〜200重量%、好ましくは50
〜180重量%の量で用いられる。
は、シート基材に対して20〜200重量%、好ましくは50
〜180重量%の量で用いられる。
鉛白の量が20重量%より少ない場合、得られる迷彩用紫
外線反射シートの紫外線反射率が十分でなく、また隠蔽
性も不十分となるので好ましくない。また200重量%よ
り多い場合は、得られるシートの屈曲可撓性が低下して
硬くなり、低温において割れ易くなり、また紫外線反射
率もさほど向上しないので好ましくない。
外線反射シートの紫外線反射率が十分でなく、また隠蔽
性も不十分となるので好ましくない。また200重量%よ
り多い場合は、得られるシートの屈曲可撓性が低下して
硬くなり、低温において割れ易くなり、また紫外線反射
率もさほど向上しないので好ましくない。
また本発明の迷彩紫外線反射シートは、前記の鉛白とと
もに、塩素化パラフィン、三酸化アンチモン等の難燃剤
その他の各種の添加剤が併用できる。
もに、塩素化パラフィン、三酸化アンチモン等の難燃剤
その他の各種の添加剤が併用できる。
以下、実施例により本発明を具体的に説明する。
実施例1、比較例1〜4 第1表の配合物をロールミルによって混練して塩化ビニ
ル樹脂ゾルを調整し、これをテトロン・コットン混紡布
に厚さが0.3mmとなるように平滑に塗布し、200℃で10分
間加熱硬化せしめて本発明の迷彩用紫外線反射シートを
得た。
ル樹脂ゾルを調整し、これをテトロン・コットン混紡布
に厚さが0.3mmとなるように平滑に塗布し、200℃で10分
間加熱硬化せしめて本発明の迷彩用紫外線反射シートを
得た。
得られたシートの紫外線反射率を日立330型自記分光光
度計(測定、反射積分球)で測定した。その結果を第2
表および第1図に示す。
度計(測定、反射積分球)で測定した。その結果を第2
表および第1図に示す。
実施例2〜3、比較例5〜12 第3表の配合物をカレンダー加工して、厚さ0.1mmの本
発明の迷彩用紫外線反射シートを得た。
発明の迷彩用紫外線反射シートを得た。
得られたシートの紫外線反射率を日立330型自記分光光
度計(測定、反射積分球)で測定した。その結果を第4
表および第2図および第3図に示す。
度計(測定、反射積分球)で測定した。その結果を第4
表および第2図および第3図に示す。
(作用・効果) 本発明の迷彩用紫外線反射シートは、雪面に置いた場
合、肉眼で雪と区別することができない程白色度があ
り、また300〜400nmの紫外線、特に350nm以下の紫外線
に対して、酸化ジルコニウム、硫酸バリウム、炭酸マグ
ネシウムおよび酸化マグネシウムを用いたシートは、そ
の反射率が60%以下であるのに対して、本発明の迷彩用
紫外線反射シートの反射率は95%以上と雪に近い反射率
を示す。
合、肉眼で雪と区別することができない程白色度があ
り、また300〜400nmの紫外線、特に350nm以下の紫外線
に対して、酸化ジルコニウム、硫酸バリウム、炭酸マグ
ネシウムおよび酸化マグネシウムを用いたシートは、そ
の反射率が60%以下であるのに対して、本発明の迷彩用
紫外線反射シートの反射率は95%以上と雪に近い反射率
を示す。
従って、本発明の迷彩用紫外線反射シートを雪面に置い
たときは、肉眼はもとより高性能のリモートセンシブコ
ンピューター等の測定機器によっても雪と判別すること
が困難であり、雪原の環境に存在する物体を隠すための
材料として有効である。
たときは、肉眼はもとより高性能のリモートセンシブコ
ンピューター等の測定機器によっても雪と判別すること
が困難であり、雪原の環境に存在する物体を隠すための
材料として有効である。
第1図は実施例1、比較例1〜4のシートの紫外、可視
域の分光反射率曲線を、第2図は、実施例2、比較例5
〜8のシートの紫外、可視域の分光反射率曲線を、第3
図は実施例3、比較例9〜12紫外、可視域の分光反射率
曲線である。なお、縦軸は反射率(%)を、横軸は光の
波長(nm)を示す。
域の分光反射率曲線を、第2図は、実施例2、比較例5
〜8のシートの紫外、可視域の分光反射率曲線を、第3
図は実施例3、比較例9〜12紫外、可視域の分光反射率
曲線である。なお、縦軸は反射率(%)を、横軸は光の
波長(nm)を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】白色紫外線反射剤として鉛白を基材シート
の50〜180重量%の範囲で含有させ、300〜700nmの波長
全域にわたる反射率が90%以上であることを特徴とする
降雪地で用いる迷彩用紫外線反射シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60059475A JPH0734044B2 (ja) | 1985-03-26 | 1985-03-26 | 降雪地で用いる迷彩用紫外線反射シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60059475A JPH0734044B2 (ja) | 1985-03-26 | 1985-03-26 | 降雪地で用いる迷彩用紫外線反射シート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6263902A JPS6263902A (ja) | 1987-03-20 |
| JPH0734044B2 true JPH0734044B2 (ja) | 1995-04-12 |
Family
ID=13114364
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60059475A Expired - Lifetime JPH0734044B2 (ja) | 1985-03-26 | 1985-03-26 | 降雪地で用いる迷彩用紫外線反射シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0734044B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08303996A (ja) * | 1995-05-12 | 1996-11-22 | Toray Ind Inc | 積雪用偽装網 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56101848A (en) * | 1980-01-21 | 1981-08-14 | Hiraoka Shokusen | White reflecting sheet |
| JPS5832984U (ja) * | 1981-08-28 | 1983-03-03 | みかど化工株式会社 | 農業用プラスチツクフイルム |
-
1985
- 1985-03-26 JP JP60059475A patent/JPH0734044B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6263902A (ja) | 1987-03-20 |
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