JPH0612255U - 昇降荷台の支持装置 - Google Patents

昇降荷台の支持装置

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JPH0612255U
JPH0612255U JP5153292U JP5153292U JPH0612255U JP H0612255 U JPH0612255 U JP H0612255U JP 5153292 U JP5153292 U JP 5153292U JP 5153292 U JP5153292 U JP 5153292U JP H0612255 U JPH0612255 U JP H0612255U
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省三 高木
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株式会社共栄精工
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 金型等の重量物を加工機等から荷台に移動し
たり、反対に金型等の重量物を荷台から加工機等に移動
する際に、該荷台に重量物の荷重が作用しても荷台が傾
斜したり、下降することなく、所定の高さ位置を維持す
ることができるようにする。 【構成】 昇降荷台の支持装置において、ベース体1及
び荷台7の一方には、支持体本体19が固定され、且つ、
他方には、該支持体本体19に上下方向に出退自在で且つ
回転自在に嵌合された昇降体41が設けられ、前記支持体
本体19及び昇降体41の何れか一方には螺旋溝25,31が形
成され、他方には該螺旋溝25,31に摺動自在に係合する
係止体23,28が設けられ、しかも、該昇降体41に固定さ
れたブレーキ体35の回転を阻止するブレーキ手段37が設
けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば、ワークや金型を加工機から荷台に移動させる際に、該荷台 の高さ位置決めを行う昇降荷台の支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、加工機にて加工済のワークや金型(以下、金型等という)を加 工機から移動する手段として運搬車が使用されており、該運搬車としては、例え ば実公昭54−17942 号公報に記載のものがある。同公報に記載の運搬車は、図4 に示す如く運搬車本体50に荷台51が昇降手段を介して昇降自在に設けられたもの で、その昇降手段としては、X字状を有し開閉自在に設けられた一対の支持杆53 と、該支持杆53を開閉させ荷台51を昇降するためのジャッキ装置(図示省略)と を備えている。また、荷台51の上面には、金型等58の移動が容易に行えるように 、複数の移動用球体が回転自在に設けられているのが一般的である。
【0003】 そして、加工機56の載置台57に載置されている金型等58を移動する際には、該 載置台57に荷台51を接近させると共に、荷台51(球体)の上面が載置台57の上面 と同等になるように荷台51を水平状態に上昇させ、その状態で金型等58を載置台 57から球体を介して摺動しながら荷台51に移動させていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、金型等の重量物を移動させる場合、金型等58の荷重は先ず、荷 台51の前部に作用するため、荷台51を支持する支持杆53が撓んでしまう。このた め、荷台51は前下がり状態となって前部は載置台57よりも多少下がった状態とな ったり、荷台7全体が下がってしまい、従って、金型等58の先端が荷台51に傾斜 状態で当接し、金型等58の荷台51への移動が困難となる欠点があった。
【0005】 また、荷台51に載置された金型等58を加工機56の載置台57に載置する場合には 、荷台51と載置台57との高さを同等に設定して金型等58を移動するのであるが、 該金型等58の移動に伴って、支持杆53等の構成部材の反力により荷台51は後部側 が上昇し、前記と同様に金型等58の移動が困難となる。 更に、他の昇降手段としてシリンダーにより荷台51を昇降させることも考えら れるが、この場合においてもシリンダーが荷台51の荷重により圧縮されるため、 荷台51の高さを精度良く維持することはできない。
【0006】 本考案は、上記の如き従来の問題点に鑑みてなされたもので、金型等の重量物 を加工機等から荷台に移動したり、反対に金型等の重量物を荷台から加工機等に 移動する際に、該荷台に重量物の荷重が作用しても荷台が傾斜したり、下降する ことなく、所定の高さ位置を維持することのできる昇降荷台の支持装置を提供す ることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案が上記課題を解決するために講じた技術的手段は、ベース体1に荷台7 が昇降手段を介して昇降自在に設けられた昇降荷台の支持装置において、ベース 体1及び荷台7の一方には、支持体本体19が固定され、且つ、他方には、該支持 体本体19に上下方向に出退自在で且つ回転自在に嵌合された昇降体41が設けられ 、前記支持体本体19及び昇降体41の何れか一方には螺旋溝25,31が形成され、他 方には該螺旋溝25,31に摺動自在に係合する係止体23,28が設けられ、しかも、 該昇降体41に固定されたブレーキ体35の回転を阻止するブレーキ手段37が設けら れてなることにある。
【0008】
【作用】
本考案の昇降荷台の支持装置において、加工機45に載置されていた金型等43を 荷台7に載置する際には、ブレーキ手段37によりブレーキ体35の回転を阻止する と、昇降体41の回転は不可能となり、螺旋溝25,31に係合する係合体23,28が昇 降体41の下降を阻止し、支持体本体19及び昇降体41が金型等43の荷重を受けて荷 台7を支持する。
【0009】 従って、荷台7が傾斜したりすることはなく水平の状態を維持し、その位置決 めを確実に行うことができ、金型等を容易且つ迅速に荷台7に移動させることが できるのである。
【0010】 更に、前記ブレーキ手段37を解除しておくことにより、昇降装置により荷台7 を昇降させる際には、荷台7の昇降移動に伴って係止体23,28と螺旋溝25,31が 相対的に摺動するため、支持体本体19に対して昇降体41は自由に回転しながら出 退し、荷台7の昇降移動に支承となることはない。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の一実施例について図面に従って説明する。 図1において、1は車輪3を有するベース体としての運搬車本体で、その後方 位置には運搬車操作用ハンドル5が設けられている。
【0012】 6は矩形状を呈し且つ上面に複数の移動用球体14が回転自在に設けられた荷台 7を昇降自在に保持する左右一対の荷台支持体で、各荷台支持体6は、一対の支 持杆6a,6bを交差状に設けてなり、両支持杆6a,6bの中途部が連結杆8により枢 支されている。一方の支持杆6aの上端は荷台7の側面に枢支連結され、下端は運 搬車本体1の側面に設けられたレール10に摺動自在に嵌合されている。 他方の支持杆6bの上端は荷台7の側面に設けられたレール10a に摺動自在に嵌 合され、下端は運搬車本体1の側面に枢支連結されている。
【0013】 12は一端が前記連結杆8に枢支連結され且つ他端が運搬車本体1に枢支連結さ れた昇降アーム13を、その下端を中心にして上下方向に揺動させるための昇降用 ジャッキで、該昇降アーム13の中途部に連結されている。従って、該昇降用ジャ ッキ12により昇降アーム13を揺動させ、荷台7を昇降させ且つ任意の高さ位置で 固定することができる。
【0014】 16は前記荷台7を支持するための荷台の支持装置で、荷台7と運搬車本体1と の間で且つ荷台7の前後左右の4箇所に設けられている。各支持装置16は、図2 に示すように運搬車本体1の上面にボルト17により立設固定された円筒状の支持 体本体19を有し、該支持体本体19には、上面に開口する挿入穴20が形成されてい る。また、該支持体本体19の上部には、図3(ロ)に示すようにその径方向に挿 通穴21が形成され、該挿通穴21には係止体としての球体23が、前記挿入穴20の内 周面から突出するように挿入されている。また、該挿通穴21には、球体23の脱落 を防止すべく螺子体20aが螺合されている。
【0015】 22は前記支持体本体19の挿入穴20に回転自在で且つ出退自在に内嵌された円筒 状の第1昇降体で、該第1昇降体22の外周面には、螺旋溝25が形成されており、 該螺旋溝25には、前記球体23の一部が係合されている。従って、荷台7を昇降さ せる際には、螺旋溝25を球体23が摺動することにより第1昇降体22は回転しなが ら上下移動自在となっている。また、第1昇降体22の上部には、前記支持体本体 19と同様に挿通穴27が形成され、該挿通穴27には球体28が内嵌されると共に螺子 体27a が螺合されている。
【0016】 30 は前記第1昇降体22の挿入穴29に回転自在で且つ出退自在に内嵌された第 2昇降体で、その外周面には螺旋溝31が形成され、該螺旋溝31には前記球体28の 一部が係合されている。従って、第2昇降体30は、その螺旋溝25を球体23が摺動 することにより回転しながら上下移動自在となっている。また、第2昇降体30の 上端にはブレーキ体としてのドラム35が、ボルト35a を介して取付けられ、該ド ラム35は、荷台7の下面に取付けられたプレート36に固定されている固定体32に 、軸受33,34を介して回転自在に支持されている。 尚、上記球体23,28はそれぞれ一か所に設けても、あるいは、螺旋溝25,31に 沿って複数設けても良い。また、前記第1昇降体22及び第2昇降体30により昇降 体41が構成されている。
【0017】 37は図3(イ)に示す如く、枢支軸38を中心にして揺動自在なアーム38a に一 端37a が連結されたベルト体からなるブレーキシューで、該ブレーキシュー37は 前記ドラム35に巻回されると共にその他端37b は前記プレート36に連結されてい る。また、アーム39の先端には引張ワイヤー39の一端が連結され、且つ該引張ワ イヤー39の他端は、例えば前記操作用ハンドル5に取付けられた操作レバー(図 示省略)に連結されており、該操作レバーを介して引張ワイヤー39を引っ張りア ーム39を揺動させることにより、ブレーキシュー37をドラム35に押圧し、該ドラ ム35を停止させることができる。尚、上記ブレーキシュー37、アーム39及びドラ ム35等によりブレーキ装置40が構成されている。
【0018】 42は保護用のジャバラを示し、その下端は前記支持体本体19に、上端は荷台7 側に連結されている。
【0019】 本考案の実施例は上記の構成からなり、運搬車を使用して金型等43を加工機45 から移動,運搬する場合について説明する。 先ず、昇降用ジャッキ12により昇降アーム13を上方に揺動させて荷台7を上昇 させ、荷台7の上面(球体14の上面)と金型等43の載置されている加工機45の載 置面45a と同一高さに設定する。この荷台7の上昇に際しては、ブレーキ装置40 を解除しておくと、荷台7の上昇に伴って第1昇降体22は、支持体本体19に対し て回転しながら上昇し、且つ、第2昇降体30は第1昇降体22に対して回転しなが ら上昇する。
【0020】 荷台7が所定の高さになると昇降用ジャッキ12の作動を停止し、その高さで固 定する。更に、運搬車操作用ハンドル5に設けられた操作レバーを介して各引張 ワイヤー39を引張り、ブレーキシュー37をドラム35に押圧してその回転を阻止す る。
【0021】 更に、加工機45の載置面45a に載置された金型等43を荷台7に移動する際に、 金型等43が荷台7の前部に載置されても、各ドラム35の回転はブレーキシュー37 により阻止されているため、第1昇降体22及び第2昇降体30が下降することはな く、両第1昇降体22及び第2昇降体30を確実に固定することができるのである。 従って、荷台7に金型等43の荷重が作用するにもかかわらず、該荷台7の荷重を 特に、前部側の支持装置16が受けるため、昇降装置を構成する支持杆6a,6b等が 湾曲したりすることはなく、荷台7を水平に維持し、荷台7の位置決めを確実に 行うことができ、球体14の回転を利用して金型等43を該荷台7に容易に移動させ ることができる。
【0022】 更に、荷台7を下降させる際には、ブレーキ装置40を解除し、第1昇降体22及 び第2昇降体30の回転を自由にすると、荷台7の下降に伴って第1昇降体22及び 第2昇降体30は回転しながら下降し、第1昇降体22は支持体本体19に収納され、 第2昇降体30は第1昇降体22に収納されることとなる。
【0023】 また、前記とは反対に、荷台7に載置された金型等43を加工機45の載置面45a に移動する際には、荷台7と加工機45の載置面45a とを同等の高さに設定し、各 ブレーキ装置40を作動させておくと、金型等43の荷重に無関係に荷台7を設定高 さで支持でき、該荷台7が傾斜したり、上昇することはない。 尚、本考案は、上記実施例に限定されるものではなく、例えば、前記実施例で は螺旋溝25,31を第1及び第2昇降体22,30の外周面にそれぞれ形成したが、螺 旋溝25,31は支持体本体19及び第1昇降体22のそれぞれの内周面に設け、第1昇 降体22及び第2昇降体30の外周面に球体23,28をそれぞれ設けても良い。
【0024】 しかも、係合体は球体23,28に限定されるものではなく、ローラ等のような螺 旋溝に係合する構成のものであっても良い。
【0025】 更に、支持体本体19を荷台7に取付け、且つ、第2昇降体30及びブレーキ装置 40を運搬車本体1側に設けることも可能であり、ドラム35の回転を停止させるブ レーキ手段もベルト体に限定されるものではなく、例えば、ドラム35の周面とブ レーキ手段とを凹凸係合する構成であっても良い。
【0026】 また、上記実施例では、支持装置16を荷台7の前後左右に設けたが、該支持装 置16は、例えば特に荷重の作用する荷台7の前部側のみに設けることも可能であ り、その個数及び位置は適宜設定可能である。 更に、上記実施例では、昇降体41は第1昇降体22及び第2昇降体30から構成し たが、単体のものであっても、あるいは、3段以上に分割した構成であっても良 いことは無論である。
【0027】 また、本考案は、運搬車に限定されるものではなく、例えば、金型等の重量物 が搬送される一連の搬送装置に組み込むことも可能である。
【0028】
【考案の効果】
本考案はベース体及び荷台の一方には、支持体本体が固定され、且つ、他方に は、該支持体本体に上下方向に出退自在で且つ回転自在に嵌合された昇降体が設 けられ、前記支持体本体及び昇降体の何れか一方には螺旋溝が形成され、他方に は該螺旋溝に摺動自在に係合する係止体が設けられ、しかも、該昇降体に固定さ れたブレーキ体の回転を阻止するブレーキ手段が設けられているので、金型等の 重量物を加工機等から荷台に移動したり、反対に金型等の重量物を荷台から加工 機等に移動する際に、荷台に金型等の荷重が作用しても、該荷台が傾斜したり、 昇降するのを効果的に防止でき、所定の状態を維持できる。この結果、金型等の 重量物を荷台等に容易且つ迅速に移動,載置でき、その作業能率の向上を図れる 。
【0029】 また、係合体が螺旋溝に摺動自在に係合され、且つ昇降体に固定されたブレー キ体の回転を阻止するブレーキ手段が設けられているので、昇降体は任意の位置 で固定させることができ、任意の高さ位置において荷台の位置決めを確実に行う ことができることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示し(イ)は全体斜視図、
(ロ)は側面図。
【図2】支持装置の断面図。
【図3】本考案の一実施例を示し、(イ)はブレーキ装
置の断面平面図、(ロ)は支持装置の断面平面図。
【図4】従来例を示す側面図。
【符号の説明】
1…運搬車本体(ベース体)、7…荷台、19…支持本
体、25,31…螺旋溝、35…ドラム(ブレーキ体)、37…
ブレーキシュー(ブレーキ手段)、41…昇降体

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース体1に荷台7が昇降手段を介して
    昇降自在に設けられた昇降荷台の支持装置において、ベ
    ース体1及び荷台7の一方には、支持体本体19が固定さ
    れ、且つ、他方には、該支持体本体19に上下方向に出退
    自在で且つ回転自在に嵌合された昇降体41が設けられ、
    前記支持体本体19及び昇降体41の何れか一方には螺旋溝
    25,31が形成され、他方には該螺旋溝25,31に摺動自在
    に係合する係止体23,28が設けられ、しかも、該昇降体
    41に固定されたブレーキ体35の回転を阻止するブレーキ
    手段37が設けられてなることを特徴とする昇降荷台の支
    持装置。
  2. 【請求項2】 前記支持体本体19、昇降体41及びブレー
    キ手段37が、荷台7の前後左右の4箇所に設けられてな
    る請求項1に記載の昇降荷台の支持装置。
JP5153292U 1992-07-22 1992-07-22 昇降荷台の支持装置 Expired - Lifetime JP2554843Y2 (ja)

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