JPH061227B2 - 半導体圧力センサの回路構成方法 - Google Patents
半導体圧力センサの回路構成方法Info
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- JPH061227B2 JPH061227B2 JP15624487A JP15624487A JPH061227B2 JP H061227 B2 JPH061227 B2 JP H061227B2 JP 15624487 A JP15624487 A JP 15624487A JP 15624487 A JP15624487 A JP 15624487A JP H061227 B2 JPH061227 B2 JP H061227B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は圧力検出用の半導体ダイヤフラム上に形成され
た歪ゲージ抵抗を含むブリッジ回路の出力電圧を差動増
幅してセンサ出力電圧とする半導体圧力センサの回路構
成方法に関するもので、 特に前記センサ出力電圧内における圧力検出成分を除く
バイアス電圧成分を負とし、前記ダイヤフラムに加わる
圧力が所定値に増加するまでは前記センサ検出電圧がほ
ぼ0となるようにすることができるような半導体圧力セ
ンサの回路構成方法に関する。 なお以下各図において同一の符号は同一もしくは相当部
分を示す。
た歪ゲージ抵抗を含むブリッジ回路の出力電圧を差動増
幅してセンサ出力電圧とする半導体圧力センサの回路構
成方法に関するもので、 特に前記センサ出力電圧内における圧力検出成分を除く
バイアス電圧成分を負とし、前記ダイヤフラムに加わる
圧力が所定値に増加するまでは前記センサ検出電圧がほ
ぼ0となるようにすることができるような半導体圧力セ
ンサの回路構成方法に関する。 なお以下各図において同一の符号は同一もしくは相当部
分を示す。
第2図はこの種の半導体圧力センサにおける、1個の演
算増幅器OP1を用いたごく一般的な差動増幅回路の例
である。同図においてVccは直流電源、SG1〜SG4
はそれぞれシリコンダイヤフラム上に形成された半導体
歪ゲージで、この各歪ゲージSG1〜SG4は順次環状
に接続されてブリッジ回路を構成している。ここでダイ
ヤフラムに圧力を加えたときの歪ゲージの抵抗変化量は
例えばSG1とSG3が等しく、またSG2とSG4が
等しくなるように、ダイヤフラム上の歪ゲージSG1〜
SG4の位置が決められている。 このブロック回路の対向する2つの各接続端子T5,T
6はそれぞれ前記直流電源Vcc間に接続され、前記ブロ
ック回路の対向する他の2つの接続端子T2,T1から
ブリッジ出力電圧Viが出力されている。 演算増幅器OP1と2つの抵抗R1および2つの抵抗R
2とは周知の差動増幅回路を構成しており、前記ブリッ
ジ出力電圧Viは前記の各抵抗R2を介して演算増幅器
OP1の反転入力端子T−と非反転入力端子T+との間
に入力されている。また演算増幅器OP1の非反転入力
端子T+には前記抵抗R1を介し、直流電源Vccを抵抗
R5およびR6によって分圧してなる基準電圧Vdが入
力されている。なおここで抵抗R5,R6は抵抗R1よ
りも充分小さにものとする。 通常ブリッジ出力電圧Viはシリコンダイヤフラムに圧
力を加えない状態ではほぼ零に等しく、この例では簡単
のためこれを零とする。この差動増幅器OP1の出力端
子T4の電圧(センサ出力電圧)Voは近似的に次式
(1)で表される。 即ちセンサ出力電圧Voはブリッジ出力電圧ViをR1
/R2倍に増幅した圧力検出成分と、バイアス電圧成分
としての前記基準電圧Vdとの和になる。 但し前記基準電圧Vdは直流電源Vccの分割電圧であ
り、下記式(2)で表される。 またダイヤフラムに加わる圧力をpとするとブリッジ出
力電圧Viは Vi=a・p …………………………………………(3) で表される。ただしaはダイヤフラムの形状等によって
定まる比例定数である。従って式(1)を式(2),(3)で書
換えると、次式(4)のようになる。 このセンサ出力電圧Voと圧力pとの関係をグラフで表
すと第4図のようになる。 第3図は従来の半導体圧力センサの他の回路例である。
この例では式(1)のセンサ出力電位Vo中の基準電圧V
dを、演算増幅器OP2と抵抗R7〜R12を用いて発生
したものであり、この場合のセンサ出力電圧Voも第4
図の特性と同様な傾向を示す。
算増幅器OP1を用いたごく一般的な差動増幅回路の例
である。同図においてVccは直流電源、SG1〜SG4
はそれぞれシリコンダイヤフラム上に形成された半導体
歪ゲージで、この各歪ゲージSG1〜SG4は順次環状
に接続されてブリッジ回路を構成している。ここでダイ
ヤフラムに圧力を加えたときの歪ゲージの抵抗変化量は
例えばSG1とSG3が等しく、またSG2とSG4が
等しくなるように、ダイヤフラム上の歪ゲージSG1〜
SG4の位置が決められている。 このブロック回路の対向する2つの各接続端子T5,T
6はそれぞれ前記直流電源Vcc間に接続され、前記ブロ
ック回路の対向する他の2つの接続端子T2,T1から
ブリッジ出力電圧Viが出力されている。 演算増幅器OP1と2つの抵抗R1および2つの抵抗R
2とは周知の差動増幅回路を構成しており、前記ブリッ
ジ出力電圧Viは前記の各抵抗R2を介して演算増幅器
OP1の反転入力端子T−と非反転入力端子T+との間
に入力されている。また演算増幅器OP1の非反転入力
端子T+には前記抵抗R1を介し、直流電源Vccを抵抗
R5およびR6によって分圧してなる基準電圧Vdが入
力されている。なおここで抵抗R5,R6は抵抗R1よ
りも充分小さにものとする。 通常ブリッジ出力電圧Viはシリコンダイヤフラムに圧
力を加えない状態ではほぼ零に等しく、この例では簡単
のためこれを零とする。この差動増幅器OP1の出力端
子T4の電圧(センサ出力電圧)Voは近似的に次式
(1)で表される。 即ちセンサ出力電圧Voはブリッジ出力電圧ViをR1
/R2倍に増幅した圧力検出成分と、バイアス電圧成分
としての前記基準電圧Vdとの和になる。 但し前記基準電圧Vdは直流電源Vccの分割電圧であ
り、下記式(2)で表される。 またダイヤフラムに加わる圧力をpとするとブリッジ出
力電圧Viは Vi=a・p …………………………………………(3) で表される。ただしaはダイヤフラムの形状等によって
定まる比例定数である。従って式(1)を式(2),(3)で書
換えると、次式(4)のようになる。 このセンサ出力電圧Voと圧力pとの関係をグラフで表
すと第4図のようになる。 第3図は従来の半導体圧力センサの他の回路例である。
この例では式(1)のセンサ出力電位Vo中の基準電圧V
dを、演算増幅器OP2と抵抗R7〜R12を用いて発生
したものであり、この場合のセンサ出力電圧Voも第4
図の特性と同様な傾向を示す。
前記第2図の圧力センサ回路は簡単に構成できるが、圧
力pが零のときのセンサ出力電圧Voは基準電圧(バイ
アス電圧)Vd=(R6/(R5+R6))Vccであ
り、第4図のようにセンサ出力電圧Voの動作電圧範
囲が基準電圧Vd以上,かつ直流電源電圧Vcc以下の範
囲に限られる。従って第4図の特性のように圧力pの
変化レンジが零よりも高いところにあり、の特性の延
長線が圧力p=0の軸(Y軸)と交わる点AのVo値が
負になるような特性、換言すれば圧力pが所定の圧力p
oに増加するまではセンサ出力電圧Voがほぼ0であ
り、圧力がpo以上に増加するとセンサ出力電圧Voが
直線的に増大するような特性の圧力センサ、例えば大気
圧付近をフルレンジとした大気圧センサを従来と同一の
回路パターンで(つまり抵抗R1〜R6の総数を変える
ことなく)実現することは不可能であった。また第3図
の回路においても、基準電圧Vdは演算増幅器OP2の
出力であるため正の電圧に限られ、第2図と同様、第4
図のような特性を実現することは不可能であった。 本発明の目的は半導体圧力センサ内の圧力検出電圧を出
力する演算増幅器OP1と組合されて差動増幅回路を構
成する抵抗の値が新たな所定の条件を満たすような回路
構成方法を提供することにより、従来回路のパターンを
変えることなく、第4図ののような特性を得るように
する点にある。
力pが零のときのセンサ出力電圧Voは基準電圧(バイ
アス電圧)Vd=(R6/(R5+R6))Vccであ
り、第4図のようにセンサ出力電圧Voの動作電圧範
囲が基準電圧Vd以上,かつ直流電源電圧Vcc以下の範
囲に限られる。従って第4図の特性のように圧力pの
変化レンジが零よりも高いところにあり、の特性の延
長線が圧力p=0の軸(Y軸)と交わる点AのVo値が
負になるような特性、換言すれば圧力pが所定の圧力p
oに増加するまではセンサ出力電圧Voがほぼ0であ
り、圧力がpo以上に増加するとセンサ出力電圧Voが
直線的に増大するような特性の圧力センサ、例えば大気
圧付近をフルレンジとした大気圧センサを従来と同一の
回路パターンで(つまり抵抗R1〜R6の総数を変える
ことなく)実現することは不可能であった。また第3図
の回路においても、基準電圧Vdは演算増幅器OP2の
出力であるため正の電圧に限られ、第2図と同様、第4
図のような特性を実現することは不可能であった。 本発明の目的は半導体圧力センサ内の圧力検出電圧を出
力する演算増幅器OP1と組合されて差動増幅回路を構
成する抵抗の値が新たな所定の条件を満たすような回路
構成方法を提供することにより、従来回路のパターンを
変えることなく、第4図ののような特性を得るように
する点にある。
前記の目的を達成するために本発明の方法は、『半導体
のダイヤフラム上に形成された歪ゲージとしての抵抗
(SG1〜SG4など)が少なくとも1つの抵抗辺に含
まれ、かつ順次環状に接続された4つの抵抗辺からなる
ブリッジ回路を備え、 前記の4つの抵抗辺の接続点のうち、対向する2つの接
続点(端子T5,T6など)をそれぞれ直流電源(Vcc
などの)間に接続し、同じく対向する他の2つの接続点
(端子T1,T2など)を、または該接続点間の電圧を
増幅する差動入力・差動出力方式の増幅器(図外)の2
つの出力端子をそれぞれ第1および第2のブリッジ出力
端子とすると共に、さらに 演算増幅器(OP1など)と、 この演算増幅器の反転入力端子(T−など)と該演算増
幅器の出力端子(T4など)との間に設けられた第1の
抵抗(R1など)と、 前記第1のブリッジ出力端子(T2など)と前記反転入
力端子との間に設けられた第2の抵抗(R2など)と、 前記第2のブリッジ出力端子(T1など)と前記演算増
幅器の非反転入力端子との間に設けられた第3の抵抗
(R3など)と、 前記直流電源を所定の分圧比で分圧してなる基準電圧
(Vdなど)の出力端子(T3など)と前記非反転入力
端子との間に設けられた第4の抵抗(R4など)と、を
備え、 前記ダイヤフラムに加わる圧力の前記演算増幅器の前記
出力端子に発生する電圧(Voなど、以下センサ出力電
圧という)によって検出する半導体圧力センサにおい
て、 前記第1および第3の抵抗の抵抗値の積(R1・R3な
ど)と、前記第2および第4の抵抗の抵抗値の積(R2
・R4など)とを(例えばR1・R3>R2・R4とい
うように)異ならせ、前記ダイヤフラムに加わる圧力が
所定値(poなど)に増加するまでは前記センサ出力電
圧がほぼ零となるように』するものとする。
のダイヤフラム上に形成された歪ゲージとしての抵抗
(SG1〜SG4など)が少なくとも1つの抵抗辺に含
まれ、かつ順次環状に接続された4つの抵抗辺からなる
ブリッジ回路を備え、 前記の4つの抵抗辺の接続点のうち、対向する2つの接
続点(端子T5,T6など)をそれぞれ直流電源(Vcc
などの)間に接続し、同じく対向する他の2つの接続点
(端子T1,T2など)を、または該接続点間の電圧を
増幅する差動入力・差動出力方式の増幅器(図外)の2
つの出力端子をそれぞれ第1および第2のブリッジ出力
端子とすると共に、さらに 演算増幅器(OP1など)と、 この演算増幅器の反転入力端子(T−など)と該演算増
幅器の出力端子(T4など)との間に設けられた第1の
抵抗(R1など)と、 前記第1のブリッジ出力端子(T2など)と前記反転入
力端子との間に設けられた第2の抵抗(R2など)と、 前記第2のブリッジ出力端子(T1など)と前記演算増
幅器の非反転入力端子との間に設けられた第3の抵抗
(R3など)と、 前記直流電源を所定の分圧比で分圧してなる基準電圧
(Vdなど)の出力端子(T3など)と前記非反転入力
端子との間に設けられた第4の抵抗(R4など)と、を
備え、 前記ダイヤフラムに加わる圧力の前記演算増幅器の前記
出力端子に発生する電圧(Voなど、以下センサ出力電
圧という)によって検出する半導体圧力センサにおい
て、 前記第1および第3の抵抗の抵抗値の積(R1・R3な
ど)と、前記第2および第4の抵抗の抵抗値の積(R2
・R4など)とを(例えばR1・R3>R2・R4とい
うように)異ならせ、前記ダイヤフラムに加わる圧力が
所定値(poなど)に増加するまでは前記センサ出力電
圧がほぼ零となるように』するものとする。
本発明では半導体圧力センサの回路のパターンを従来と
変えることなく、前記抵抗R1〜R4の抵抗値につい
て、R1・R3>R2・R4の関係となるようにし、演
算増幅器OP1の出力電圧(センサ出力電圧)Vo中の
圧力検出成分を除く成分、即ち直流電源電圧Vccに比例
した固定のバイアス電圧成分を小に、さらには負の値と
するものである。
変えることなく、前記抵抗R1〜R4の抵抗値につい
て、R1・R3>R2・R4の関係となるようにし、演
算増幅器OP1の出力電圧(センサ出力電圧)Vo中の
圧力検出成分を除く成分、即ち直流電源電圧Vccに比例
した固定のバイアス電圧成分を小に、さらには負の値と
するものである。
第1図は本発明を適用した半導体圧力センサ回路の一実
施例で、第2図に対応するものである。第1図が第2図
と異なるところは、演算増幅器OP1と組合され差動増
幅回路を構成する抵抗、即ちブリッジ出力端子T1と増
幅器OP1の非反転入力端子T+間の抵抗がR2からR
3に変わり、また直流電源電圧Vccの分割電圧(従来の
基準電圧)Vdを得る端子T3と前記非反転入力端子T
+間の抵抗がR1からR4に変わった点である。 なおここでは簡単のためR5,R6《R4、R2,R3
《R1,R4とする。また歪ゲージブリッジの出力抵抗
はR2,R3よりも十分小さいとする。更に第2図と同
様、ブリッジ出力電圧Viはシリコンダイヤフラムに圧
力を加えない状態では零になるものとする。そして本発
明では後述のように前記抵抗R1〜R4の抵抗値は R1・R3>R2・R4 の関係となるように選択されるものである。 即ち第1図においては演算増幅器OP1の出力電圧(セ
ンサ出力電圧)Voは次式(5)で表される。 ここでVdは基準電圧、即ち抵抗R5とR6の接続点T
3の電圧である。またVsはブリッジ出力電圧Viの対
アース同相電圧である。通常Vd<VsになるようにV
dが決められ本例もこれに従うものとする。 式(5)において、R1・R3=R2・R4の場合、式(5)
の右辺第3項は零となり、式(5)は式(1)と等しくなる。 さらにR1・R3>R2・R4の場合、式(5)の右辺第
3項は負になり、式(1)で表される従来方式の差動増幅
器出力電圧に負の電圧を加え合わせることが可能であ
る。式(5)を書き換えると次式(6)のようになる。ここで
ap=Vi(pは圧力)である。 ここでさらに (R2・R4-R1・R3)Vs+R3(R1+R2)Vd<0…………(7) すなわち になるようにR1〜R4,Vdの値を選ぶことにより、
式(6)の右辺第2項は負の値になり、第4図のような
圧力検出電圧成分に負のバイアス電圧成分を加え合わせ
た特性を得ることができる。 ただし演算増幅器OP1の駆動用電源は直流電源Vccで
あるため、この増幅器OP1の出力電圧Voが現実に負
になることはなく、第4図の特性はセンサ出力電圧V
oの正の領域、つまり同特性の実線部分が有効である。 次に第1図において、ブリッジ出力電圧Viを一旦図外
の差動入力・差動出力の増幅器で増幅したうえ、この出
力電圧を第1図の電圧Viと同様に抵抗R2,R3を介
して演算増幅器OP1に与えるようにしても本発明の適
用が可能である。また直流電源Vccの電圧に比例する基
準電圧Vdを第3図のように演算増幅器OP2を含んだ
回路で発生させた場合にも同様に本発明が適用できる。
施例で、第2図に対応するものである。第1図が第2図
と異なるところは、演算増幅器OP1と組合され差動増
幅回路を構成する抵抗、即ちブリッジ出力端子T1と増
幅器OP1の非反転入力端子T+間の抵抗がR2からR
3に変わり、また直流電源電圧Vccの分割電圧(従来の
基準電圧)Vdを得る端子T3と前記非反転入力端子T
+間の抵抗がR1からR4に変わった点である。 なおここでは簡単のためR5,R6《R4、R2,R3
《R1,R4とする。また歪ゲージブリッジの出力抵抗
はR2,R3よりも十分小さいとする。更に第2図と同
様、ブリッジ出力電圧Viはシリコンダイヤフラムに圧
力を加えない状態では零になるものとする。そして本発
明では後述のように前記抵抗R1〜R4の抵抗値は R1・R3>R2・R4 の関係となるように選択されるものである。 即ち第1図においては演算増幅器OP1の出力電圧(セ
ンサ出力電圧)Voは次式(5)で表される。 ここでVdは基準電圧、即ち抵抗R5とR6の接続点T
3の電圧である。またVsはブリッジ出力電圧Viの対
アース同相電圧である。通常Vd<VsになるようにV
dが決められ本例もこれに従うものとする。 式(5)において、R1・R3=R2・R4の場合、式(5)
の右辺第3項は零となり、式(5)は式(1)と等しくなる。 さらにR1・R3>R2・R4の場合、式(5)の右辺第
3項は負になり、式(1)で表される従来方式の差動増幅
器出力電圧に負の電圧を加え合わせることが可能であ
る。式(5)を書き換えると次式(6)のようになる。ここで
ap=Vi(pは圧力)である。 ここでさらに (R2・R4-R1・R3)Vs+R3(R1+R2)Vd<0…………(7) すなわち になるようにR1〜R4,Vdの値を選ぶことにより、
式(6)の右辺第2項は負の値になり、第4図のような
圧力検出電圧成分に負のバイアス電圧成分を加え合わせ
た特性を得ることができる。 ただし演算増幅器OP1の駆動用電源は直流電源Vccで
あるため、この増幅器OP1の出力電圧Voが現実に負
になることはなく、第4図の特性はセンサ出力電圧V
oの正の領域、つまり同特性の実線部分が有効である。 次に第1図において、ブリッジ出力電圧Viを一旦図外
の差動入力・差動出力の増幅器で増幅したうえ、この出
力電圧を第1図の電圧Viと同様に抵抗R2,R3を介
して演算増幅器OP1に与えるようにしても本発明の適
用が可能である。また直流電源Vccの電圧に比例する基
準電圧Vdを第3図のように演算増幅器OP2を含んだ
回路で発生させた場合にも同様に本発明が適用できる。
本発明によれば、半導体のダイヤフラム上に形成された
歪ゲージとしての抵抗SG1〜SG4からなるブリッジ
回路を備え、 前記ブリッジ回路の4つの抵抗辺の接続点のうち、対向
する2つの接続点(端子)T5,T6をそれぞれ直流電
源Vcc間に接続し、同じく対向する他の2つの接続点
(端子)T1,T2を、または該接続点間の電圧を増幅
する差動入力・差動出力方式の増幅器(図外)の2つの
出力端子をそれぞれ第1および第2のブリッジ出力端子
とすると共に、さらに 演算増幅器OP1と、 この演算増幅器の反転入力端子T−と該演算増幅器の出
力端子T4との間に設けられた抵抗R1と、 前記第1のブリッジ出力端子T2と前記反転入力端子と
の間に設けられた抵抗R2と、 前記第2のブリッジ出力端子T1と前記演算増幅器の非
反転入力端子との間に設けられた抵抗R3と、 前記直流電源を所定の分圧比で分圧してなる基準電圧V
dの出力端子T3と前記比反転入力端子との間に設けら
れた抵抗R4と、を備え、 前記ダイヤフラムに加わる圧力を前記演算増幅器の前記
出力端子に発生する電圧(Vo、以下センサ出力電圧と
いう)によって検出する半導体圧力センサにおいて、 前記抵抗R1およびR3の抵抗値の積R1・R3と、前
記抵抗R2およびR4の抵抗値の積R2・R4とがR1
・R3>R2・R4となるようにすることとしたので、
従来の半導体圧力センサの回路パターンを変えることな
く、演算増幅器OP1の出力電圧(センサ出力電圧)V
o内における圧力検出成分を除く成分、即ち直流電源電
圧に比例した固定のバイアス電圧成分を小に、さらには
負の値とすることができるようになる。 従って従来における第4図の特性をセンサ出力電圧V
oのレベルが下がる方向に移動させ、センサ出力電圧V
oの動作電圧範囲を広くとることができる。さらに抵抗
R1〜R4と基準電圧Vdを選び、式(8)の条件を満足
するようにすることにより、第4図のような特性にな
るまでセンサ出力電圧Voのレベルを下げることが可能
であり、例えば大気圧付近のみを検出するセンサのよう
に圧力のフルレンジが零よりも高い特性を、広い電圧レ
ンジで検出することが可能となる。
歪ゲージとしての抵抗SG1〜SG4からなるブリッジ
回路を備え、 前記ブリッジ回路の4つの抵抗辺の接続点のうち、対向
する2つの接続点(端子)T5,T6をそれぞれ直流電
源Vcc間に接続し、同じく対向する他の2つの接続点
(端子)T1,T2を、または該接続点間の電圧を増幅
する差動入力・差動出力方式の増幅器(図外)の2つの
出力端子をそれぞれ第1および第2のブリッジ出力端子
とすると共に、さらに 演算増幅器OP1と、 この演算増幅器の反転入力端子T−と該演算増幅器の出
力端子T4との間に設けられた抵抗R1と、 前記第1のブリッジ出力端子T2と前記反転入力端子と
の間に設けられた抵抗R2と、 前記第2のブリッジ出力端子T1と前記演算増幅器の非
反転入力端子との間に設けられた抵抗R3と、 前記直流電源を所定の分圧比で分圧してなる基準電圧V
dの出力端子T3と前記比反転入力端子との間に設けら
れた抵抗R4と、を備え、 前記ダイヤフラムに加わる圧力を前記演算増幅器の前記
出力端子に発生する電圧(Vo、以下センサ出力電圧と
いう)によって検出する半導体圧力センサにおいて、 前記抵抗R1およびR3の抵抗値の積R1・R3と、前
記抵抗R2およびR4の抵抗値の積R2・R4とがR1
・R3>R2・R4となるようにすることとしたので、
従来の半導体圧力センサの回路パターンを変えることな
く、演算増幅器OP1の出力電圧(センサ出力電圧)V
o内における圧力検出成分を除く成分、即ち直流電源電
圧に比例した固定のバイアス電圧成分を小に、さらには
負の値とすることができるようになる。 従って従来における第4図の特性をセンサ出力電圧V
oのレベルが下がる方向に移動させ、センサ出力電圧V
oの動作電圧範囲を広くとることができる。さらに抵抗
R1〜R4と基準電圧Vdを選び、式(8)の条件を満足
するようにすることにより、第4図のような特性にな
るまでセンサ出力電圧Voのレベルを下げることが可能
であり、例えば大気圧付近のみを検出するセンサのよう
に圧力のフルレンジが零よりも高い特性を、広い電圧レ
ンジで検出することが可能となる。
第1図は本発明の一実施例としての回路図、第2図,第
3図は第1図に対応する従来の回路図、第4図は第1図
ないう第3図の動作説明用の特性図である。 Vcc:直流電源(電圧)、SG1〜SG4:半導体歪ゲ
ージ、R1〜R6:抵抗、OP1:演算増幅器、Vi:
ブリッジ出力電圧、Vd:基準電圧、Vo:センサ出力
電圧、T1〜T6:端子、T−:反転入力端子、T+:
非反転入力端子。
3図は第1図に対応する従来の回路図、第4図は第1図
ないう第3図の動作説明用の特性図である。 Vcc:直流電源(電圧)、SG1〜SG4:半導体歪ゲ
ージ、R1〜R6:抵抗、OP1:演算増幅器、Vi:
ブリッジ出力電圧、Vd:基準電圧、Vo:センサ出力
電圧、T1〜T6:端子、T−:反転入力端子、T+:
非反転入力端子。
Claims (1)
- 【請求項1】半導体のダイヤフラム上に形成された歪ゲ
ージとしての抵抗が少なくとも1つの抵抗辺に含まれ、
かつ順次環状に接続された4つの抵抗辺からなるブリッ
ジ回路を備え、 前記の4つの抵抗辺の接続点のうち、対向する2つの接
続点をそれぞれ直流電源間に接続し、同じく対向する他
の2つの接続点を、または該接続点間の電圧を増幅する
差動入力・差動出力方式の増幅器の2つの出力端子をそ
れぞれ第1および第2のブリッジ出力端子とすると共
に、さらに 演算増幅器と、 この演算増幅器の反転入力端子と該演算増幅器の出力端
子との間に設けられた第1の抵抗と、 前記第1のブリッジ出力端子と前記反転入力端子との間
に設けられた第2の抵抗と、 前記第2のブリッジ出力端子と前記演算増幅器の非反転
入力端子との間に設けられた第3の抵抗と、 前記直流電源を所定の分圧比で分圧しななる基準電圧の
出力端子と前記非反転入力端子との間に設けられた第4
の抵抗と、を備え、 前記ダイヤフラムに加わる圧力を前記演算増幅器の前記
出力端子に発生する電圧(以下センサ出力電圧という)
によって検出する半導体圧力センサにおいて、 前記第1および第3の抵抗の抵抗値の積と、前記第2お
よび第4の抵抗の抵抗値の積とを異ならせ、前記ダイヤ
フラムに加わる圧力が所定値に増加するまでは前記セン
サ出力電圧がほぼ零となるようにしたことを特徴とする
半導体圧力センサの回路構成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15624487A JPH061227B2 (ja) | 1987-06-23 | 1987-06-23 | 半導体圧力センサの回路構成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15624487A JPH061227B2 (ja) | 1987-06-23 | 1987-06-23 | 半導体圧力センサの回路構成方法 |
Publications (3)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS64433A JPS64433A (en) | 1989-01-05 |
| JPH01433A JPH01433A (ja) | 1989-01-05 |
| JPH061227B2 true JPH061227B2 (ja) | 1994-01-05 |
Family
ID=15623528
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15624487A Expired - Lifetime JPH061227B2 (ja) | 1987-06-23 | 1987-06-23 | 半導体圧力センサの回路構成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH061227B2 (ja) |
-
1987
- 1987-06-23 JP JP15624487A patent/JPH061227B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS64433A (en) | 1989-01-05 |
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