JPH06122965A - イオン蒸着膜形成装置 - Google Patents
イオン蒸着膜形成装置Info
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- JPH06122965A JPH06122965A JP27271192A JP27271192A JPH06122965A JP H06122965 A JPH06122965 A JP H06122965A JP 27271192 A JP27271192 A JP 27271192A JP 27271192 A JP27271192 A JP 27271192A JP H06122965 A JPH06122965 A JP H06122965A
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Landscapes
- Recrystallisation Techniques (AREA)
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- Physical Deposition Of Substances That Are Components Of Semiconductor Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 蒸発源からの所定物質の蒸着とイオン源から
のイオン照射を併用して成膜対象基体上に膜を形成する
イオン蒸着膜形成装置であって、成膜対象基体に対する
蒸発源からの蒸発粒子流の入射角とイオン源からのイオ
ンビームの入射角による膜質への悪影響を抑制でき、ま
た、装置間での膜形成の再現性が良好なイオン蒸着膜形
成装置を提供する。 【構成】 蒸発源32からの所定物質の蒸着とイオン源
31からのイオン照射を併用して成膜対象基体S上に膜
を形成するイオン蒸着膜形成装置において、成膜対象基
体Sに対する蒸発源32からの蒸発粒子VP流の入射方
向とイオン源31からのイオンビームIB入射方向が同
一方向となるように該蒸発源及びイオン源を設定したイ
オン蒸着膜形成装置。
のイオン照射を併用して成膜対象基体上に膜を形成する
イオン蒸着膜形成装置であって、成膜対象基体に対する
蒸発源からの蒸発粒子流の入射角とイオン源からのイオ
ンビームの入射角による膜質への悪影響を抑制でき、ま
た、装置間での膜形成の再現性が良好なイオン蒸着膜形
成装置を提供する。 【構成】 蒸発源32からの所定物質の蒸着とイオン源
31からのイオン照射を併用して成膜対象基体S上に膜
を形成するイオン蒸着膜形成装置において、成膜対象基
体Sに対する蒸発源32からの蒸発粒子VP流の入射方
向とイオン源31からのイオンビームIB入射方向が同
一方向となるように該蒸発源及びイオン源を設定したイ
オン蒸着膜形成装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高分子材料、金属、ガ
ラス、セラミック等の材料からなる各種基体表面に所望
の膜を形成するための膜形成装置、特に、蒸発源からの
所定物質の蒸着とイオン源からのイオン照射を併用して
成膜対象基体上に膜を形成するイオン蒸着膜形成装置に
関する。
ラス、セラミック等の材料からなる各種基体表面に所望
の膜を形成するための膜形成装置、特に、蒸発源からの
所定物質の蒸着とイオン源からのイオン照射を併用して
成膜対象基体上に膜を形成するイオン蒸着膜形成装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】真空蒸着とイオン照射とを併用して成膜
する手法は、イオンの持つ高いエネルギーを利用して非
熱平衡下で成膜でき、低温下で良質の膜が得られる特徴
がある。この手法を用いたイオン蒸着膜形成装置の従来
例を図7に示す。
する手法は、イオンの持つ高いエネルギーを利用して非
熱平衡下で成膜でき、低温下で良質の膜が得られる特徴
がある。この手法を用いたイオン蒸着膜形成装置の従来
例を図7に示す。
【0003】図7の装置は、蒸発源91、イオン源92
及び成膜対象基体Sを支持するホルダ93を備えてい
る。これらは所定真空度(例えば10-5Pa)に維持可
能なチャンバ94に収容されている。ホルダ93は通水
パイプ931によって冷却水Wで冷却可能である。基体
Sは水冷されたホルダ93に支持され、この基体表面に
対し、蒸発源91から所定物質が蒸着され、また、イオ
ン源92からイオンビーム92aが照射される。かくし
て基体Sの表面に膜が形成される。蒸着量は膜厚モニタ
95により、イオン照射量はイオン電流を測定するイオ
ン電流モニタ96にてそれぞれモニタされ、制御され
る。なお、基体Sは加熱されることもある。
及び成膜対象基体Sを支持するホルダ93を備えてい
る。これらは所定真空度(例えば10-5Pa)に維持可
能なチャンバ94に収容されている。ホルダ93は通水
パイプ931によって冷却水Wで冷却可能である。基体
Sは水冷されたホルダ93に支持され、この基体表面に
対し、蒸発源91から所定物質が蒸着され、また、イオ
ン源92からイオンビーム92aが照射される。かくし
て基体Sの表面に膜が形成される。蒸着量は膜厚モニタ
95により、イオン照射量はイオン電流を測定するイオ
ン電流モニタ96にてそれぞれモニタされ、制御され
る。なお、基体Sは加熱されることもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
イオン蒸着膜形成装置では、図7の従来装置にも示すよ
うに、基体Sに対する蒸発源91からの蒸発粒子流91
aの入射方向と、イオン源92からのイオンビーム92
aの入射方向が異なっており、このように両者の基体に
対する入射方向が異なっていることで、基体上の結晶配
向の角度が所望のものにならないとか、基体が立体物の
場合に、成膜したくない部分にまで成膜されるとかの問
題が生じることがあった。
イオン蒸着膜形成装置では、図7の従来装置にも示すよ
うに、基体Sに対する蒸発源91からの蒸発粒子流91
aの入射方向と、イオン源92からのイオンビーム92
aの入射方向が異なっており、このように両者の基体に
対する入射方向が異なっていることで、基体上の結晶配
向の角度が所望のものにならないとか、基体が立体物の
場合に、成膜したくない部分にまで成膜されるとかの問
題が生じることがあった。
【0005】また、両者の入射方向が異なっているにも
拘らず、装置間で良好な再現性を得るには、蒸発源91
からの蒸発粒子流91aとイオン源92からのイオンビ
ーム92aのなす角度を一定に保つ必要があり、これが
装置設計、製作上の制約となっていた。そこで本発明
は、蒸発源からの所定物質の蒸着とイオン源からのイオ
ン照射を併用して成膜対象基体上に膜を形成するイオン
蒸着膜形成装置であって、成膜対象基体に対する蒸発源
からの蒸発粒子流の入射角とイオン源からのイオンビー
ムの入射角による膜質への悪影響を抑制でき、また、装
置間での膜形成の再現性が良好なイオン蒸着膜形成装置
を提供することを課題とする。
拘らず、装置間で良好な再現性を得るには、蒸発源91
からの蒸発粒子流91aとイオン源92からのイオンビ
ーム92aのなす角度を一定に保つ必要があり、これが
装置設計、製作上の制約となっていた。そこで本発明
は、蒸発源からの所定物質の蒸着とイオン源からのイオ
ン照射を併用して成膜対象基体上に膜を形成するイオン
蒸着膜形成装置であって、成膜対象基体に対する蒸発源
からの蒸発粒子流の入射角とイオン源からのイオンビー
ムの入射角による膜質への悪影響を抑制でき、また、装
置間での膜形成の再現性が良好なイオン蒸着膜形成装置
を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は前記課題を解
決するため、蒸発源からの所定物質の蒸着とイオン源か
らのイオン照射を併用して成膜対象基体上に膜を形成す
るイオン蒸着膜形成装置において、前記成膜対象基体に
対する前記蒸発源からの蒸発粒子流の入射方向と前記イ
オン源からのイオンビーム入射方向が同一方向となるよ
うに該蒸発源及びイオン源を設定したことを特徴とする
イオン蒸着膜形成装置を提供する。
決するため、蒸発源からの所定物質の蒸着とイオン源か
らのイオン照射を併用して成膜対象基体上に膜を形成す
るイオン蒸着膜形成装置において、前記成膜対象基体に
対する前記蒸発源からの蒸発粒子流の入射方向と前記イ
オン源からのイオンビーム入射方向が同一方向となるよ
うに該蒸発源及びイオン源を設定したことを特徴とする
イオン蒸着膜形成装置を提供する。
【0007】前記蒸発粒子流の入射方向とイオン源から
のイオンビーム入射方向が同一方向とは、同一方向とみ
て差し支えない場合や見做し得る場合も含むものであ
る。前記蒸発源とイオン源とは、これらを一体的に組み
合わせて複合粒子源としてもよい。
のイオンビーム入射方向が同一方向とは、同一方向とみ
て差し支えない場合や見做し得る場合も含むものであ
る。前記蒸発源とイオン源とは、これらを一体的に組み
合わせて複合粒子源としてもよい。
【0008】
【作用】本発明のイオン蒸着膜形成装置によると、蒸発
源からの蒸発粒子流及びイオン源からのイオンビームは
成膜対象基体に対し同一方向から入射し、それによって
目的とする膜が形成される。蒸発源とイオン源とを一体
的に組み合わせて複合粒子源とする場合は蒸発粒子流と
イオンビームの入射方向をこの複合粒子源製作の段階で
同一方向に設定しておけるので、装置設計、製作がそれ
だけ容易となる。
源からの蒸発粒子流及びイオン源からのイオンビームは
成膜対象基体に対し同一方向から入射し、それによって
目的とする膜が形成される。蒸発源とイオン源とを一体
的に組み合わせて複合粒子源とする場合は蒸発粒子流と
イオンビームの入射方向をこの複合粒子源製作の段階で
同一方向に設定しておけるので、装置設計、製作がそれ
だけ容易となる。
【0009】なお、蒸発源による所定物質の蒸着、イオ
ン源によるイオン照射は、これを同時に行う場合、交互
に行う場合等、様々の順序や回数が考えられる。
ン源によるイオン照射は、これを同時に行う場合、交互
に行う場合等、様々の順序や回数が考えられる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1から図3は1実施例を、図4から図6は他の
実施例を示している。図1に示す実施例装置は、真空ポ
ンプ11により10-5Pa程度の高真空に排気可能の真
空チャンバ1内に、冷却水Wにて水冷可能の基体ホルダ
2と、蒸発源及びイオン源を一体的に組み合わせた複合
粒子源3を設置したもので、ホルダ2の近傍には蒸着量
をモニタするための膜厚モニタ4と、イオン電流を測定
するためのイオン電流モニタ5を設置してある。
する。図1から図3は1実施例を、図4から図6は他の
実施例を示している。図1に示す実施例装置は、真空ポ
ンプ11により10-5Pa程度の高真空に排気可能の真
空チャンバ1内に、冷却水Wにて水冷可能の基体ホルダ
2と、蒸発源及びイオン源を一体的に組み合わせた複合
粒子源3を設置したもので、ホルダ2の近傍には蒸着量
をモニタするための膜厚モニタ4と、イオン電流を測定
するためのイオン電流モニタ5を設置してある。
【0011】図2は複合粒子源3の断面図であり、図3
はその平面図である。この複合粒子源3は、イオン源3
1と蒸発源32とからなる。イオン源31は、熱電子放
出用のフィラメント311及びプラズマ原料ガス導入部
312を備えたプラズマ生成室313の開口部に絶縁部
材314を介してイオン引き出しのための電極315を
設けたものである。電極315は多数のイオン通過孔3
15aを有している。
はその平面図である。この複合粒子源3は、イオン源3
1と蒸発源32とからなる。イオン源31は、熱電子放
出用のフィラメント311及びプラズマ原料ガス導入部
312を備えたプラズマ生成室313の開口部に絶縁部
材314を介してイオン引き出しのための電極315を
設けたものである。電極315は多数のイオン通過孔3
15aを有している。
【0012】蒸発源32は電極315の中央部に形成さ
れている。蒸発源32は、ルツボ321、このルツボを
加熱するヒータ322、該ヒータを囲み、電極315と
電気的に絶縁する絶縁部材333からなる抵抗加熱式の
ものである。ルツボ321の開口321aは電極315
のイオン通過孔315aと同方向に向けられており、そ
れは基体ホルダ2上に支持される基体Sへ向く方向であ
る。
れている。蒸発源32は、ルツボ321、このルツボを
加熱するヒータ322、該ヒータを囲み、電極315と
電気的に絶縁する絶縁部材333からなる抵抗加熱式の
ものである。ルツボ321の開口321aは電極315
のイオン通過孔315aと同方向に向けられており、そ
れは基体ホルダ2上に支持される基体Sへ向く方向であ
る。
【0013】このイオン蒸着膜形成装置によると、基体
ホルダ2に成膜対象の基体Sが支持され、水冷される。
なお、必要に応じ加熱してもよい。チャンバ1内は真空
ポンプ11にて所定の成膜真空度に維持される。また、
イオン源31のプラズマ生成室313が図示しない真空
ポンプにより所定真空度まで排気されつつ、フィラメン
ト311に通電され、ガス導入部312から室内にプラ
ズマ原料ガスGが導入される。
ホルダ2に成膜対象の基体Sが支持され、水冷される。
なお、必要に応じ加熱してもよい。チャンバ1内は真空
ポンプ11にて所定の成膜真空度に維持される。また、
イオン源31のプラズマ生成室313が図示しない真空
ポンプにより所定真空度まで排気されつつ、フィラメン
ト311に通電され、ガス導入部312から室内にプラ
ズマ原料ガスGが導入される。
【0014】かくして導入されたガスGがフィラメント
311から放出される熱電子に励起されてプラズマ化
し、図示しない電源による電極315へのイオン引出し
電圧の印加により該電極のイオン通過孔315aからイ
オンビームIBが引き出され、ホルダ2上の基体Sへ照
射される。一方、蒸発源32のルツボ321に蒸発源物
質32aが入れられ、ヒータ322によりルツボ321
が加熱されることで該物質が蒸発し、蒸発粒子VPがイ
オンビームIBと同方向に飛翔して基体Sに付着する。
かくして、イオンビームエネルギーを利用して該蒸発粒
子VPに基づく膜が基体S上に形成される。
311から放出される熱電子に励起されてプラズマ化
し、図示しない電源による電極315へのイオン引出し
電圧の印加により該電極のイオン通過孔315aからイ
オンビームIBが引き出され、ホルダ2上の基体Sへ照
射される。一方、蒸発源32のルツボ321に蒸発源物
質32aが入れられ、ヒータ322によりルツボ321
が加熱されることで該物質が蒸発し、蒸発粒子VPがイ
オンビームIBと同方向に飛翔して基体Sに付着する。
かくして、イオンビームエネルギーを利用して該蒸発粒
子VPに基づく膜が基体S上に形成される。
【0015】なお、イオンビームIBの照射と蒸着の操
作は、形成しようとする膜の構造や種類等に応じて、同
時に、交互に、又は他の順序や回数で行われる。基体S
への蒸発粒子付着量は膜厚モニタ4で、イオン照射量は
イオン電流モニタ5でそれぞれ監視され、それに基づき
適切に制御される。次に図4から図6に示す実施例につ
いて説明する。この装置は、図1の装置において、複合
粒子源3に代えて複合粒子源30を採用したものであ
る。他の点は図1の装置と同構成である。
作は、形成しようとする膜の構造や種類等に応じて、同
時に、交互に、又は他の順序や回数で行われる。基体S
への蒸発粒子付着量は膜厚モニタ4で、イオン照射量は
イオン電流モニタ5でそれぞれ監視され、それに基づき
適切に制御される。次に図4から図6に示す実施例につ
いて説明する。この装置は、図1の装置において、複合
粒子源3に代えて複合粒子源30を採用したものであ
る。他の点は図1の装置と同構成である。
【0016】複合粒子源30は図1の複合粒子源3にお
いて、蒸発源32に代えて電子ビーム蒸発源33を採用
したものである。蒸発源33はイオン源電極315の中
心部に設けた銅ルツボ331と電子銃332とを含むも
のである。ルツボ331は蒸発源物質33aを収容する
ハースライナ331aで内装され、通水空間SPをあけ
て外装した絶縁性外壁331bで囲まれている。該通水
空間SPには水冷パイプ331cが接続されており、ル
ツボ331はこれにより冷却水Wで冷却される。
いて、蒸発源32に代えて電子ビーム蒸発源33を採用
したものである。蒸発源33はイオン源電極315の中
心部に設けた銅ルツボ331と電子銃332とを含むも
のである。ルツボ331は蒸発源物質33aを収容する
ハースライナ331aで内装され、通水空間SPをあけ
て外装した絶縁性外壁331bで囲まれている。該通水
空間SPには水冷パイプ331cが接続されており、ル
ツボ331はこれにより冷却水Wで冷却される。
【0017】ハースライナ331aの開口は電極315
のイオン通過孔315aと同方向に向けられている。こ
のハースライナ331aに収容された蒸発源物質33a
は電子銃332からのエレクトロンビームEBの照射に
より加熱されて蒸発し、その蒸発粒子VPは基体Sへ飛
翔する。この装置の他の作用は図1の装置におけるそれ
と同様である。
のイオン通過孔315aと同方向に向けられている。こ
のハースライナ331aに収容された蒸発源物質33a
は電子銃332からのエレクトロンビームEBの照射に
より加熱されて蒸発し、その蒸発粒子VPは基体Sへ飛
翔する。この装置の他の作用は図1の装置におけるそれ
と同様である。
【0018】以上説明した各実施例によると、蒸発源3
2、33からの蒸発粒子VP流及びイオン源31からの
イオンビームIBは成膜対象基体Sに対し同一方向から
入射するので、蒸発粒子流の入射角とイオンビーム入射
角による膜質への悪影響が抑制される。また、装置間で
の膜形成の再現性が良好となる。なお、前記各実施例に
おいて、イオン源の多孔式電極の中央に蒸発源を設ける
ことによりイオンビームのプロファイル(分布)に影響
があり、イオンビームの中心付近の電流密度が低下する
のではないかという懸念については、多孔式引出し電極
の場合には、1つのイオン通過孔から引き出すイオンビ
ームはある発散角を有しており、多孔式電極の孔を電極
上に均一に設けた際には、イオン源からある距離に配置
された基体上において中心付近の電流密度が大きくなる
傾向があるので、基板との距離を適正化することによ
り、イオン源の引出し電極中央に蒸発源を設けることに
よるイオンビームのプロファイル変化は、大きな問題と
はならない。
2、33からの蒸発粒子VP流及びイオン源31からの
イオンビームIBは成膜対象基体Sに対し同一方向から
入射するので、蒸発粒子流の入射角とイオンビーム入射
角による膜質への悪影響が抑制される。また、装置間で
の膜形成の再現性が良好となる。なお、前記各実施例に
おいて、イオン源の多孔式電極の中央に蒸発源を設ける
ことによりイオンビームのプロファイル(分布)に影響
があり、イオンビームの中心付近の電流密度が低下する
のではないかという懸念については、多孔式引出し電極
の場合には、1つのイオン通過孔から引き出すイオンビ
ームはある発散角を有しており、多孔式電極の孔を電極
上に均一に設けた際には、イオン源からある距離に配置
された基体上において中心付近の電流密度が大きくなる
傾向があるので、基板との距離を適正化することによ
り、イオン源の引出し電極中央に蒸発源を設けることに
よるイオンビームのプロファイル変化は、大きな問題と
はならない。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、蒸
発源からの所定物質の蒸着とイオン源からのイオン照射
を併用して成膜対象基体上に膜を形成するイオン蒸着膜
形成装置であって、成膜対象基体に対する蒸発源からの
蒸発粒子流の入射角とイオン源からのイオンビームの入
射角による膜質への悪影響を抑制でき、また、装置間で
の膜形成の再現性が良好なイオン蒸着膜形成装置を提供
することができる。
発源からの所定物質の蒸着とイオン源からのイオン照射
を併用して成膜対象基体上に膜を形成するイオン蒸着膜
形成装置であって、成膜対象基体に対する蒸発源からの
蒸発粒子流の入射角とイオン源からのイオンビームの入
射角による膜質への悪影響を抑制でき、また、装置間で
の膜形成の再現性が良好なイオン蒸着膜形成装置を提供
することができる。
【図1】本発明の1実施例の概略断面図である。
【図2】図1の装置における複合粒子源の断面図であ
る。
る。
【図3】図1の装置における複合粒子源の平面図であ
る。
る。
【図4】本発明の他の実施例の概略断面図である。
【図5】図4の装置における複合粒子源の断面図であ
る。
る。
【図6】図4の装置における複合粒子源の平面図であ
る。
る。
【図7】従来例の概略断面図でるあ。
1 真空チャンバ 2 基体ホルダ 3、30 複合粒子源 31 イオン源 32、33 蒸発源 4 膜厚モニタ 5 イオン電流モニタ S 基体
Claims (2)
- 【請求項1】 蒸発源からの所定物質の蒸着とイオン源
からのイオン照射を併用して成膜対象基体上に膜を形成
するイオン蒸着膜形成装置において、前記成膜対象基体
に対する前記蒸発源からの蒸発粒子流の入射方向と前記
イオン源からのイオンビーム入射方向が同一方向となる
ように該蒸発源及びイオン源を設定したことを特徴とす
るイオン蒸着膜形成装置。 - 【請求項2】 前記蒸発源と前記イオン源とを一体的に
組み合わせて複合粒子源とした請求項1記載のイオン蒸
着膜形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27271192A JPH06122965A (ja) | 1992-10-12 | 1992-10-12 | イオン蒸着膜形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27271192A JPH06122965A (ja) | 1992-10-12 | 1992-10-12 | イオン蒸着膜形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06122965A true JPH06122965A (ja) | 1994-05-06 |
Family
ID=17517725
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27271192A Withdrawn JPH06122965A (ja) | 1992-10-12 | 1992-10-12 | イオン蒸着膜形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06122965A (ja) |
-
1992
- 1992-10-12 JP JP27271192A patent/JPH06122965A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000104 |