JPH06123002A - スーツ、ジャケット、スラックス、スカート等の外衣 - Google Patents
スーツ、ジャケット、スラックス、スカート等の外衣Info
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- JPH06123002A JPH06123002A JP4268600A JP26860092A JPH06123002A JP H06123002 A JPH06123002 A JP H06123002A JP 4268600 A JP4268600 A JP 4268600A JP 26860092 A JP26860092 A JP 26860092A JP H06123002 A JPH06123002 A JP H06123002A
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- suits
- suit
- resin
- skirts
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- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06N—WALL, FLOOR, OR LIKE COVERING MATERIALS, e.g. LINOLEUM, OILCLOTH, ARTIFICIAL LEATHER, ROOFING FELT, CONSISTING OF A FIBROUS WEB COATED WITH A LAYER OF MACROMOLECULAR MATERIAL; FLEXIBLE SHEET MATERIAL NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06N3/00—Artificial leather, oilcloth or other material obtained by covering fibrous webs with macromolecular material, e.g. resins, rubber or derivatives thereof
- D06N3/0056—Artificial leather, oilcloth or other material obtained by covering fibrous webs with macromolecular material, e.g. resins, rubber or derivatives thereof characterised by the compounding ingredients of the macro-molecular coating
- D06N3/0061—Organic fillers or organic fibrous fillers, e.g. ground leather waste, wood bark, cork powder, vegetable flour; Other organic compounding ingredients; Post-treatment with organic compounds
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- Textile Engineering (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 防風性、保温性、防水性、透湿性に優れてい
るとともに、軽量性、運動性を確保でき、一年のうちの
長い期間使用することができるスーツ、ジャケット、ス
ラックス、スカート等の外衣の提供。 【構成】 ウール等の基布10に、粒子状添加物であるプ
ロテインパウダー22等を含むポリウレタン樹脂21のコー
ティング加工を施してコート布40とし、これをコーティ
ングした樹脂が生地の裏面になるようにしてスーツ、ジ
ャケット、スラックス、スカート等の外衣に用いる。
るとともに、軽量性、運動性を確保でき、一年のうちの
長い期間使用することができるスーツ、ジャケット、ス
ラックス、スカート等の外衣の提供。 【構成】 ウール等の基布10に、粒子状添加物であるプ
ロテインパウダー22等を含むポリウレタン樹脂21のコー
ティング加工を施してコート布40とし、これをコーティ
ングした樹脂が生地の裏面になるようにしてスーツ、ジ
ャケット、スラックス、スカート等の外衣に用いる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スーツ、ジャケット、
スラックス、スカート等の外衣に関し、いわゆる紳士
服、婦人服等の各季節に応じて着用されるスーツ、ジャ
ケット、スラックス、スカート、ブレザー等に利用でき
る。
スラックス、スカート等の外衣に関し、いわゆる紳士
服、婦人服等の各季節に応じて着用されるスーツ、ジャ
ケット、スラックス、スカート、ブレザー等に利用でき
る。
【0002】
【背景技術】従来より、紳士服や婦人服等のなかの代表
的なものであるスーツには、四季に応じて夏物、冬物、
合物等の種類がある。これらのスーツは、各季節におい
て最適な状態で着用することができるように、各季節の
気温等の条件に応じて麻、ウール等使用する生地の材質
を変えて作られている。また、冬物のスーツは、夏物、
合物に比べ、厚手の生地を使用することにより、冬期に
おける保温性、防風性を確保している。さらに、このよ
うな生地の材質、厚みの変化に加え、生地の糸の太さ、
あるいは平織り、綾織り等の生地の織り方などを変える
ことにより各季節向けのものとするなどの工夫がなされ
ている。
的なものであるスーツには、四季に応じて夏物、冬物、
合物等の種類がある。これらのスーツは、各季節におい
て最適な状態で着用することができるように、各季節の
気温等の条件に応じて麻、ウール等使用する生地の材質
を変えて作られている。また、冬物のスーツは、夏物、
合物に比べ、厚手の生地を使用することにより、冬期に
おける保温性、防風性を確保している。さらに、このよ
うな生地の材質、厚みの変化に加え、生地の糸の太さ、
あるいは平織り、綾織り等の生地の織り方などを変える
ことにより各季節向けのものとするなどの工夫がなされ
ている。
【0003】また、冬期における保温性、防風性の他、
防水効果等を付与するために、スーツ以外の衣服におい
て、例えばスキーウェア等のスポーツ用のウィンドブレ
ーカーやレインウェアなどの専用目的の外衣には、その
生地の裏面に樹脂をコーティングまたはラミネートした
いわゆる透湿防水布が広く用いられているが、これは生
地の風合いが重視されるスーツ等の外衣には用いられて
いない。
防水効果等を付与するために、スーツ以外の衣服におい
て、例えばスキーウェア等のスポーツ用のウィンドブレ
ーカーやレインウェアなどの専用目的の外衣には、その
生地の裏面に樹脂をコーティングまたはラミネートした
いわゆる透湿防水布が広く用いられているが、これは生
地の風合いが重視されるスーツ等の外衣には用いられて
いない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の冬物のスーツは、保温性には優れているが、厚
手の生地を使用しているため、重い、動きにくい、値段
が高い等の問題があった。一方、合物のスーツは、冬物
ほど厚手の生地は使用していないため、軽量であり、運
動性、価格面でも良好なものとなっているが、冬期に着
用すると保温性が不足するという問題があった。
た従来の冬物のスーツは、保温性には優れているが、厚
手の生地を使用しているため、重い、動きにくい、値段
が高い等の問題があった。一方、合物のスーツは、冬物
ほど厚手の生地は使用していないため、軽量であり、運
動性、価格面でも良好なものとなっているが、冬期に着
用すると保温性が不足するという問題があった。
【0005】また、従来のスーツ、特に冬物は、使用す
ることができる期間が短く、これらのスーツは各季節毎
に揃えておかなければならないため、多くの収納スペー
スが必要となる、季節の変わり目に収納の配置換え等の
手間がかかる、スーツ自体の購入、あるいはスーツを収
納する箪笥等の購入にかかる経済的負担が大きい等の問
題があった。
ることができる期間が短く、これらのスーツは各季節毎
に揃えておかなければならないため、多くの収納スペー
スが必要となる、季節の変わり目に収納の配置換え等の
手間がかかる、スーツ自体の購入、あるいはスーツを収
納する箪笥等の購入にかかる経済的負担が大きい等の問
題があった。
【0006】本発明の目的は、防風性、保温性、防水
性、透湿性に優れているとともに、軽量性、運動性を確
保でき、一年のうちの長い期間使用することができるス
ーツ、ジャケット、スラックス、スカート等の外衣を提
供することにある。
性、透湿性に優れているとともに、軽量性、運動性を確
保でき、一年のうちの長い期間使用することができるス
ーツ、ジャケット、スラックス、スカート等の外衣を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のスーツ、ジャケ
ット、スラックス、スカート等の外衣は、生地の裏面に
防風防水性を生じさせる樹脂をコーティングしたことを
特徴とする。ここで、前記樹脂はウレタン樹脂、アクリ
ル系樹脂、ポリエステル樹脂等の合成樹脂の中から選択
した一または二以上の成分よりなることが望ましい。ま
た、前記樹脂に吸放出性等を有する物質を粒子状添加物
として含むことが望ましい。さらに、前記粒子状添加物
はコラーゲン繊維、海綿、キチン、セルロース、ゼラチ
ン、羊毛、絹の中から選択した一または二以上の成分よ
りなることが望ましい。
ット、スラックス、スカート等の外衣は、生地の裏面に
防風防水性を生じさせる樹脂をコーティングしたことを
特徴とする。ここで、前記樹脂はウレタン樹脂、アクリ
ル系樹脂、ポリエステル樹脂等の合成樹脂の中から選択
した一または二以上の成分よりなることが望ましい。ま
た、前記樹脂に吸放出性等を有する物質を粒子状添加物
として含むことが望ましい。さらに、前記粒子状添加物
はコラーゲン繊維、海綿、キチン、セルロース、ゼラチ
ン、羊毛、絹の中から選択した一または二以上の成分よ
りなることが望ましい。
【0008】
【作用】このような本発明においては、スーツ等の外衣
の生地の裏面に樹脂がコーティングされているので、従
来の冬物のスーツのように重い厚手の生地を使用しない
でも保温性、防風性を確保することができるようにな
る。このため、スーツ等の外衣を軽量化できるようにな
り、良好な運動性を確保することもできるようになる。
の生地の裏面に樹脂がコーティングされているので、従
来の冬物のスーツのように重い厚手の生地を使用しない
でも保温性、防風性を確保することができるようにな
る。このため、スーツ等の外衣を軽量化できるようにな
り、良好な運動性を確保することもできるようになる。
【0009】また、春秋用の薄手の生地に樹脂加工を施
すことで、冬期における保温性、防風性を確保すること
ができるため、春秋冬兼用あるいはオールシーズン着用
可能なスーツ等の外衣とすることができるようになる。
このため、一年のうちの着用期間を長くすることが可能
となり、スーツ等の外衣を各季節毎に揃える必要がなく
なるので、収納スペースの縮小が可能となり、経済的に
も負担がかからないようになる。
すことで、冬期における保温性、防風性を確保すること
ができるため、春秋冬兼用あるいはオールシーズン着用
可能なスーツ等の外衣とすることができるようになる。
このため、一年のうちの着用期間を長くすることが可能
となり、スーツ等の外衣を各季節毎に揃える必要がなく
なるので、収納スペースの縮小が可能となり、経済的に
も負担がかからないようになる。
【0010】さらに、樹脂に吸放出性等を有する物質を
粒子状添加物として含ませることで、防水性に加え、透
湿性を確保することができるようになる。つまり、水は
弾くが湿気は外に逃がすといういわゆる透湿防水布とす
ることができるようになり、スーツ等の外衣に適用して
も着心地を損なうことがなく、これらにより前記目的が
達成される。
粒子状添加物として含ませることで、防水性に加え、透
湿性を確保することができるようになる。つまり、水は
弾くが湿気は外に逃がすといういわゆる透湿防水布とす
ることができるようになり、スーツ等の外衣に適用して
も着心地を損なうことがなく、これらにより前記目的が
達成される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1には、湿式加工である湿式コーティング法
による生地の加工例が示されている。同図において、先
ず、繰出し部11から繰り出されてきたウール(羊毛)等
の基布10に湿式層コーティング液20を圧力ロール31A,31
B で均一にしながら塗布する。
明する。図1には、湿式加工である湿式コーティング法
による生地の加工例が示されている。同図において、先
ず、繰出し部11から繰り出されてきたウール(羊毛)等
の基布10に湿式層コーティング液20を圧力ロール31A,31
B で均一にしながら塗布する。
【0012】ここで、基布10は、目付重量 350g/m2以下
の薄手のものである。湿式層コーティング液20は、主要
成分であるポリウレタン樹脂21と各種の溶剤、充填剤と
を混合し、これに適当量の粒子状添加物を添加した溶液
である。そして、ポリウレタン樹脂21の厚み(コート厚
み)は、 1〜15μmが好ましく、 3〜 5μmがより好ま
しい。なお、15μmを越えると柔軟性が失われ、 1μm
よりも薄いと製造上コートムラが起こりやすくなる。
の薄手のものである。湿式層コーティング液20は、主要
成分であるポリウレタン樹脂21と各種の溶剤、充填剤と
を混合し、これに適当量の粒子状添加物を添加した溶液
である。そして、ポリウレタン樹脂21の厚み(コート厚
み)は、 1〜15μmが好ましく、 3〜 5μmがより好ま
しい。なお、15μmを越えると柔軟性が失われ、 1μm
よりも薄いと製造上コートムラが起こりやすくなる。
【0013】溶剤としては、MEK(メチルエチルケト
ン)、トルエン等が使用されている。粒子状添加物とし
ては、コラーゲン繊維等を粉末状にしたプロテインパウ
ダー22が添加されており、その添加量は、湿式層コーテ
ィング液20の全体重量に対し、10〜40重量%が好まし
い。なお、10重量%より添加量が少ないと吸放出性に乏
しく、40重量%を越えると機械的物性の低下や洗濯によ
る脱離等の問題が生じる。
ン)、トルエン等が使用されている。粒子状添加物とし
ては、コラーゲン繊維等を粉末状にしたプロテインパウ
ダー22が添加されており、その添加量は、湿式層コーテ
ィング液20の全体重量に対し、10〜40重量%が好まし
い。なお、10重量%より添加量が少ないと吸放出性に乏
しく、40重量%を越えると機械的物性の低下や洗濯によ
る脱離等の問題が生じる。
【0014】そして、プロテインパウダー22の平均粒径
は、10μm以下が好ましく、 7μm以下がより好まし
い。なお、10μmを越えた場合、特に15μmを越えると
コート時に筋引きトラブルを起こしたり、製品となった
時にザラツキ感が残る。また、プロテインパウダー22の
最大粒径は、40μm以下が好ましく、15μm以下がより
好ましい。なお、平均粒径が前記適正範囲内であって
も、最大粒径が40μmを越えると前記と同様な問題が生
じる。
は、10μm以下が好ましく、 7μm以下がより好まし
い。なお、10μmを越えた場合、特に15μmを越えると
コート時に筋引きトラブルを起こしたり、製品となった
時にザラツキ感が残る。また、プロテインパウダー22の
最大粒径は、40μm以下が好ましく、15μm以下がより
好ましい。なお、平均粒径が前記適正範囲内であって
も、最大粒径が40μmを越えると前記と同様な問題が生
じる。
【0015】図1に戻り、ポリウレタン樹脂21等を塗布
された基布10を凝固水洗槽32A,32B,32C に送り、ここで
ポリウレタン樹脂21等を冷却凝固させ、さらにこれらを
乾燥器33で乾燥させて製品であるコート布40とし、巻取
り部41で巻き取り、以上で生地の加工を終了する。
された基布10を凝固水洗槽32A,32B,32C に送り、ここで
ポリウレタン樹脂21等を冷却凝固させ、さらにこれらを
乾燥器33で乾燥させて製品であるコート布40とし、巻取
り部41で巻き取り、以上で生地の加工を終了する。
【0016】このようにして加工されたコート布40は、
スーツ、ジャケット、スラックス、スカート、ブレザー
等の外衣の生地として使用され、製品化される。
スーツ、ジャケット、スラックス、スカート、ブレザー
等の外衣の生地として使用され、製品化される。
【0017】このような本実施例によれば、基布10にポ
リウレタン樹脂21等のコーティング加工を施したコート
布40をスーツ等の外衣の生地として使用するので、従来
の冬物のスーツのように重い厚手の生地を使用しないで
も保温性、防風性を確保することができる。このため、
スーツ等の外衣を軽量化できるうえ、良好な運動性を確
保することもできる。
リウレタン樹脂21等のコーティング加工を施したコート
布40をスーツ等の外衣の生地として使用するので、従来
の冬物のスーツのように重い厚手の生地を使用しないで
も保温性、防風性を確保することができる。このため、
スーツ等の外衣を軽量化できるうえ、良好な運動性を確
保することもできる。
【0018】また、基布10を春秋用の薄手の生地(目付
重量 350g/m2以下)とし、これにポリウレタン樹脂21等
のコーティング加工を施すことで、冬期における保温
性、防風性を確保することができるため、春秋冬兼用あ
るいはオールシーズン着用可能なスーツ等の外衣とする
ことができる。このため、一年のうちの着用期間を長く
することができ、スーツ等の外衣を各季節毎に揃える必
要がなくなるので、収納スペースを縮小することができ
るうえ、経済的負担を軽減することもできる。
重量 350g/m2以下)とし、これにポリウレタン樹脂21等
のコーティング加工を施すことで、冬期における保温
性、防風性を確保することができるため、春秋冬兼用あ
るいはオールシーズン着用可能なスーツ等の外衣とする
ことができる。このため、一年のうちの着用期間を長く
することができ、スーツ等の外衣を各季節毎に揃える必
要がなくなるので、収納スペースを縮小することができ
るうえ、経済的負担を軽減することもできる。
【0019】さらに、ポリウレタン樹脂21には、粒子状
添加物であるプロテインパウダー22が添加され、これは
吸放出性を有するので、防水性に加え、透湿性を確保す
ることができ、コート布40を水は弾くが湿気は外に逃が
すといういわゆる透湿防水布とすることができる。この
ため、着心地を良好なものとすることができ、樹脂をコ
ーティングする前のウール生地の感じを損なうことがな
いので、スーツ等の外衣としても充分適用することがで
きる。
添加物であるプロテインパウダー22が添加され、これは
吸放出性を有するので、防水性に加え、透湿性を確保す
ることができ、コート布40を水は弾くが湿気は外に逃が
すといういわゆる透湿防水布とすることができる。この
ため、着心地を良好なものとすることができ、樹脂をコ
ーティングする前のウール生地の感じを損なうことがな
いので、スーツ等の外衣としても充分適用することがで
きる。
【0020】ところで、本発明の効果を確かめるために
以下のような実験を行った。実験例1は、薄手の春秋用
スーツ生地に前記実施例の湿式コーティング法により高
透湿タイプのポリウレタン溶液のコーティング処理を施
したものである。そして、コート厚みは 4μmであり、
生地はウール 100%、目付重量 300g/m2である。
以下のような実験を行った。実験例1は、薄手の春秋用
スーツ生地に前記実施例の湿式コーティング法により高
透湿タイプのポリウレタン溶液のコーティング処理を施
したものである。そして、コート厚みは 4μmであり、
生地はウール 100%、目付重量 300g/m2である。
【0021】実験例2は、実験例1において、ポリウレ
タン固形分に対してコラーゲン繊維を主成分とする粉末
状のプロテインパウダーを33重量%添加したものであ
る。そして、コート厚みは 4μmであり、生地はウール
100%、目付重量 300g/m2で、これらは実験例1と同様
である。また、粉末の平均粒径は 5μm、最大粒径は10
μmである。
タン固形分に対してコラーゲン繊維を主成分とする粉末
状のプロテインパウダーを33重量%添加したものであ
る。そして、コート厚みは 4μmであり、生地はウール
100%、目付重量 300g/m2で、これらは実験例1と同様
である。また、粉末の平均粒径は 5μm、最大粒径は10
μmである。
【0022】比較例1は、実験例1において、ポリウレ
タン溶液のコーティング処理を施さなかったものであ
る。そして、生地はウール 100%、目付重量 300g/m
2で、これらは実験例1と同様である。
タン溶液のコーティング処理を施さなかったものであ
る。そして、生地はウール 100%、目付重量 300g/m
2で、これらは実験例1と同様である。
【0023】比較例2は、比較例1において、厚手のス
ーツ生地を使用したものである。そして、生地はウール
100%、目付重量 450g/m2と重いものである。以上のよ
うな本発明の実施例に相当する二つの実験例および従来
例に相当する二つの比較例について、スーツ生地自体お
よびこれらのスーツ生地をもとに縫製したスーツに関し
て評価を行った。その結果を表1に示す。
ーツ生地を使用したものである。そして、生地はウール
100%、目付重量 450g/m2と重いものである。以上のよ
うな本発明の実施例に相当する二つの実験例および従来
例に相当する二つの比較例について、スーツ生地自体お
よびこれらのスーツ生地をもとに縫製したスーツに関し
て評価を行った。その結果を表1に示す。
【0024】
【表1】
【0025】なお、各評価項目の評価方法は、以下の通
りである。 防風性(保温性)および季節性 縫製後のスーツにて評価を行った。パネラー10名による
試着試験。 参考:ウレタンコート製品は息を吹きかけても通気しな
いが、コーティング処理を施してない製品は容易に通気
する。 ムレ感 縫製後のスーツにて評価を行った。25度、60%RHの室内
(恒温恒湿室)にてパネラー10名に早足30分の運動をし
てもらい評価した。 耐水性 JIS K6328( 300mmH2O は普通の雨ならば通さ
ないレベルである) 軽量性 縫製後のスーツにて評価を行った。パネラー10名による
試着試験。 運動性 縫製後のスーツにて評価を行った。パネラー10名による
試着試験。
りである。 防風性(保温性)および季節性 縫製後のスーツにて評価を行った。パネラー10名による
試着試験。 参考:ウレタンコート製品は息を吹きかけても通気しな
いが、コーティング処理を施してない製品は容易に通気
する。 ムレ感 縫製後のスーツにて評価を行った。25度、60%RHの室内
(恒温恒湿室)にてパネラー10名に早足30分の運動をし
てもらい評価した。 耐水性 JIS K6328( 300mmH2O は普通の雨ならば通さ
ないレベルである) 軽量性 縫製後のスーツにて評価を行った。パネラー10名による
試着試験。 運動性 縫製後のスーツにて評価を行った。パネラー10名による
試着試験。
【0026】表1によれば、実験例1は、ムレ感の評価
が普通になっていることを除いて各評価項目が良好な結
果となっており、さらに実験例2では、コラーゲン繊維
を主成分とする粒子状添加物を添加したので、吸放出性
に優れ、ムレ感を完全に解消した結果となっている。
が普通になっていることを除いて各評価項目が良好な結
果となっており、さらに実験例2では、コラーゲン繊維
を主成分とする粒子状添加物を添加したので、吸放出性
に優れ、ムレ感を完全に解消した結果となっている。
【0027】これに対し、比較例1は、薄手の春秋用ス
ーツ生地を使用しているため、ムレ感はなく、軽量性、
運動性も良好であるが、ポリウレタン溶液のコーティン
グ処理を施していないため、防風性(保温性)、耐水
性、季節性が不足する結果となっている。また、比較例
2は、厚手のスーツ生地を使用しているため、防風性
(保温性)には優れているが、他の評価項目はあまり良
くない結果となっている。これらの実験結果より、本発
明の効果が顕著に現れていることがわかる。
ーツ生地を使用しているため、ムレ感はなく、軽量性、
運動性も良好であるが、ポリウレタン溶液のコーティン
グ処理を施していないため、防風性(保温性)、耐水
性、季節性が不足する結果となっている。また、比較例
2は、厚手のスーツ生地を使用しているため、防風性
(保温性)には優れているが、他の評価項目はあまり良
くない結果となっている。これらの実験結果より、本発
明の効果が顕著に現れていることがわかる。
【0028】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、例えば以下に示すような変形等も本発明に
含まれるものである。すなわち、前記実施例では、スー
ツ等の外衣の生地の裏面にコーティングする樹脂は、ポ
リウレタン樹脂21となっているが、これに限定されるも
のではなく、アクリル系樹脂、ポリエステル樹脂等の他
の合成樹脂であってもよく、これらの複数を混合したも
のであってもよく、要するに生地の裏面にコーティング
されて防風防水性を生じさせることができるものであれ
ばよい。
のではなく、例えば以下に示すような変形等も本発明に
含まれるものである。すなわち、前記実施例では、スー
ツ等の外衣の生地の裏面にコーティングする樹脂は、ポ
リウレタン樹脂21となっているが、これに限定されるも
のではなく、アクリル系樹脂、ポリエステル樹脂等の他
の合成樹脂であってもよく、これらの複数を混合したも
のであってもよく、要するに生地の裏面にコーティング
されて防風防水性を生じさせることができるものであれ
ばよい。
【0029】また、前記実施例では、ポリウレタン樹脂
21に添加する粒子状添加物は、コラーゲン繊維等を粉末
状にしたプロテインパウダー22となっているが、他の天
然物パウダー、例えば、海綿、キチン(昆虫の外殻の主
成分)、セルロース(高等植物の細胞壁の主成分)、ゼ
ラチン(動物の骨の主成分)、羊毛、絹等の粉末であっ
てもよく、あるいはセラミックス等であってもよく、こ
れらの複数を添加してもよく、要するに吸放出性を有す
る物質であればよい。そして、必ずしもこのような粒子
状添加物を樹脂に添加する必要はないが、添加すること
で、スーツ等の外衣をよりムレ感のない着心地の良好な
状態にすることができる。
21に添加する粒子状添加物は、コラーゲン繊維等を粉末
状にしたプロテインパウダー22となっているが、他の天
然物パウダー、例えば、海綿、キチン(昆虫の外殻の主
成分)、セルロース(高等植物の細胞壁の主成分)、ゼ
ラチン(動物の骨の主成分)、羊毛、絹等の粉末であっ
てもよく、あるいはセラミックス等であってもよく、こ
れらの複数を添加してもよく、要するに吸放出性を有す
る物質であればよい。そして、必ずしもこのような粒子
状添加物を樹脂に添加する必要はないが、添加すること
で、スーツ等の外衣をよりムレ感のない着心地の良好な
状態にすることができる。
【0030】さらに、前記実施例では、湿式加工である
湿式コーティング法により生地を加工しているが、エマ
ルジョンコート等他の加工方法であってもよく、要する
にスーツ等の外衣の生地の裏面に樹脂をコーティングす
ることができればよい。
湿式コーティング法により生地を加工しているが、エマ
ルジョンコート等他の加工方法であってもよく、要する
にスーツ等の外衣の生地の裏面に樹脂をコーティングす
ることができればよい。
【0031】また、前記実施例では、基布10は、ウール
(羊毛)等となっているが、コットン(綿)、シルク
(絹)、合成繊維等であってもよく、要するに裏面に樹
脂をコーティングできるような生地であればよい。そし
て、本発明の生地の厚みは任意であるが、とくに前記実
施例のように春秋に着用する合物用の薄手のもの(目付
重量 350g/m2以下)とすることで、冬期も着用すること
ができるので、着用期間の長いスーツ等の外衣とするこ
とができる。
(羊毛)等となっているが、コットン(綿)、シルク
(絹)、合成繊維等であってもよく、要するに裏面に樹
脂をコーティングできるような生地であればよい。そし
て、本発明の生地の厚みは任意であるが、とくに前記実
施例のように春秋に着用する合物用の薄手のもの(目付
重量 350g/m2以下)とすることで、冬期も着用すること
ができるので、着用期間の長いスーツ等の外衣とするこ
とができる。
【0032】さらに、本発明は、スーツ、ジャケット、
スラックス、スカート、ブレザー等の外衣の他、風合い
がとくに重視される儀礼用の式服、各種制服等の外衣に
も利用することができる。
スラックス、スカート、ブレザー等の外衣の他、風合い
がとくに重視される儀礼用の式服、各種制服等の外衣に
も利用することができる。
【0033】
【発明の効果】以上に述べたように本発明によれば、ス
ーツ等の外衣の生地の裏面に樹脂をコーティングしたの
で、防風性、保温性、防水性、透湿性を確保できるとと
もに、軽量性、運動性にも優れたものとすることができ
るうえ、一年のうちの長い期間使用することができる。
ーツ等の外衣の生地の裏面に樹脂をコーティングしたの
で、防風性、保温性、防水性、透湿性を確保できるとと
もに、軽量性、運動性にも優れたものとすることができ
るうえ、一年のうちの長い期間使用することができる。
【図1】本発明の一実施例の加工法を示す構成図。
10 基布 20 湿式層コーティング液 21 ポリウレタン樹脂 22 粒子状添加物であるプロテインパウダー 40 コート布
Claims (4)
- 【請求項1】 生地の裏面に防風防水性を生じさせる樹
脂をコーティングしたことを特徴とするスーツ、ジャケ
ット、スラックス、スカート等の外衣。 - 【請求項2】 請求項1に記載したスーツ、ジャケッ
ト、スラックス、スカート等の外衣において、前記樹脂
はウレタン樹脂、アクリル系樹脂、ポリエステル樹脂等
の合成樹脂の中から選択した一または二以上の成分より
なることを特徴とするスーツ、ジャケット、スラック
ス、スカート等の外衣。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載したスー
ツ、ジャケット、スラックス、スカート等の外衣におい
て、前記樹脂に吸放出性等を有する物質を粒子状添加物
として含むことを特徴とするスーツ、ジャケット、スラ
ックス、スカート等の外衣。 - 【請求項4】 請求項3に記載したスーツ、ジャケッ
ト、スラックス、スカート等の外衣において、前記粒子
状添加物はコラーゲン繊維、海綿、キチン、セルロー
ス、ゼラチン、羊毛、絹の中から選択した一または二以
上の成分よりなることを特徴とするスーツ、ジャケッ
ト、スラックス、スカート等の外衣。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4268600A JPH06123002A (ja) | 1992-10-07 | 1992-10-07 | スーツ、ジャケット、スラックス、スカート等の外衣 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4268600A JPH06123002A (ja) | 1992-10-07 | 1992-10-07 | スーツ、ジャケット、スラックス、スカート等の外衣 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06123002A true JPH06123002A (ja) | 1994-05-06 |
Family
ID=17460791
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4268600A Pending JPH06123002A (ja) | 1992-10-07 | 1992-10-07 | スーツ、ジャケット、スラックス、スカート等の外衣 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06123002A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013157156A1 (ja) | 2012-04-18 | 2013-10-24 | 株式会社オーシンエムエルピー | 多層シート、それを備える保温用構造物及び多層シートの製造方法 |
| CN107326688A (zh) * | 2017-07-03 | 2017-11-07 | 徐琦 | 基于无溶剂成膜工艺结合胶原蛋白纤维坯布制备还原皮的方法 |
| JP2019065451A (ja) * | 2017-10-03 | 2019-04-25 | 友美 山本 | ウェディング用衣服 |
-
1992
- 1992-10-07 JP JP4268600A patent/JPH06123002A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013157156A1 (ja) | 2012-04-18 | 2013-10-24 | 株式会社オーシンエムエルピー | 多層シート、それを備える保温用構造物及び多層シートの製造方法 |
| WO2013157151A1 (ja) * | 2012-04-18 | 2013-10-24 | 株式会社オーシンエムエルピー | 多層シート、それを備える保温用構造物及び多層シートの製造方法 |
| CN103492177A (zh) * | 2012-04-18 | 2014-01-01 | 株式会社应新Mlp | 多层片、具有该多层片的保温用结构物和多层片的制造方法 |
| CN107326688A (zh) * | 2017-07-03 | 2017-11-07 | 徐琦 | 基于无溶剂成膜工艺结合胶原蛋白纤维坯布制备还原皮的方法 |
| JP2019065451A (ja) * | 2017-10-03 | 2019-04-25 | 友美 山本 | ウェディング用衣服 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020129 |