JPH06123751A - 4線式抵抗測定の接続試験方法及びその方法が実施できる4線式抵抗測定器 - Google Patents
4線式抵抗測定の接続試験方法及びその方法が実施できる4線式抵抗測定器Info
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- JPH06123751A JPH06123751A JP4271957A JP27195792A JPH06123751A JP H06123751 A JPH06123751 A JP H06123751A JP 4271957 A JP4271957 A JP 4271957A JP 27195792 A JP27195792 A JP 27195792A JP H06123751 A JPH06123751 A JP H06123751A
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- Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 低抵抗測定に用いられる4線式抵抗測定にお
ける被測定抵抗Rx に接続される4つのケーブルに断線
又は未接続があると誤測定が生じる。そのなかには測定
結果からでは誤測定であることすらわからない場合があ
り、4つのケーブルの完全な接続を確認しないと、その
測定結果は信頼性の低いものとなってしまう。本発明
は、その抵抗測定を行う前に4つのケーブルの接続の確
認を自動的に行いうる方法とその方法を実施するに適し
た装置を提供することをその目的とする。 【構成】 電流ケーブルを接続する接続端子の一方を基
準として電圧ケーブルの接続端子の電位を計測するだけ
でなく電流ケーブルを接続する他方の接続端子の電位も
計測し、これらの電位を調べることにより、又4つのケ
ーブルの2つづつのケーブルの接続を調べることによ
り、どのケーブルが断線しているかを知る。
ける被測定抵抗Rx に接続される4つのケーブルに断線
又は未接続があると誤測定が生じる。そのなかには測定
結果からでは誤測定であることすらわからない場合があ
り、4つのケーブルの完全な接続を確認しないと、その
測定結果は信頼性の低いものとなってしまう。本発明
は、その抵抗測定を行う前に4つのケーブルの接続の確
認を自動的に行いうる方法とその方法を実施するに適し
た装置を提供することをその目的とする。 【構成】 電流ケーブルを接続する接続端子の一方を基
準として電圧ケーブルの接続端子の電位を計測するだけ
でなく電流ケーブルを接続する他方の接続端子の電位も
計測し、これらの電位を調べることにより、又4つのケ
ーブルの2つづつのケーブルの接続を調べることによ
り、どのケーブルが断線しているかを知る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、抵抗値特に低抵抗値を
正確に測定するための4線式抵抗測定という技術がある
が、この4線の接続用の電路をなす4本の接続ケーブル
(単にケーブルという)が確実に被測定抵抗に接続され
ているかどうかを確認するケーブル接続確認に関するも
のである。
正確に測定するための4線式抵抗測定という技術がある
が、この4線の接続用の電路をなす4本の接続ケーブル
(単にケーブルという)が確実に被測定抵抗に接続され
ているかどうかを確認するケーブル接続確認に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】4線式抵抗測定は、被測定抵抗の両端
に、それぞれ同抵抗に既知の電流を流すための電流ケー
ブルを接続し、この電流ケーブルを介し該被測定抵抗に
既知の定電流を測定器の電流源より流す。このように被
測定抵抗に既知の電流が流れているときの同抵抗の両端
間の電位差を知るため同抵抗の両端へ接続した2本の電
圧ケーブルを測定器の接続端子に接続するが、この電圧
ケーブルには可能の限り電流を流さないようにしてこの
両端間の電位差を計り、もって電圧ケーブルの抵抗によ
る誤差を可能の限り小さくして抵抗値を測る、特に低抵
抗を正確に測定するための技術がある。
に、それぞれ同抵抗に既知の電流を流すための電流ケー
ブルを接続し、この電流ケーブルを介し該被測定抵抗に
既知の定電流を測定器の電流源より流す。このように被
測定抵抗に既知の電流が流れているときの同抵抗の両端
間の電位差を知るため同抵抗の両端へ接続した2本の電
圧ケーブルを測定器の接続端子に接続するが、この電圧
ケーブルには可能の限り電流を流さないようにしてこの
両端間の電位差を計り、もって電圧ケーブルの抵抗によ
る誤差を可能の限り小さくして抵抗値を測る、特に低抵
抗を正確に測定するための技術がある。
【0003】この測定を実際に実施する測定回路を図8
に示す。同図のRx は被測定抵抗を示し、L1 ,L4 が
それぞれ電流ケーブルであり、L2 ,L3 は電圧ケーブ
ルである。それぞれ図示の被測定抵抗Rx の両端に接続
される。被測定抵抗Rx には電流源より既知電流iを流
し、スイッチS1とS2とを順次に閉じ被測定抵抗R x
の両端の電圧V2 とV3 とを計測する。この電圧ケーブ
ルL2 とL3 から○印で表示した測定器の接続端子
(1,2,3,4)を介し更にスイッチS1とS2を通
して計測用内部回路の1部である入力増幅器AMPに入
る電路は入力増幅器AMPが高インピーダンスのため、
L2 とL3 とには実質的に電流が流れず、従って電圧ケ
ーブルL2 ,L3 の抵抗による電圧降下はおきないた
め、Rx の電端間の電位差V3 −V2 を正確に計ること
ができる。そして定電流iは既知であるから、次式で抵
抗値を求めることができる。
に示す。同図のRx は被測定抵抗を示し、L1 ,L4 が
それぞれ電流ケーブルであり、L2 ,L3 は電圧ケーブ
ルである。それぞれ図示の被測定抵抗Rx の両端に接続
される。被測定抵抗Rx には電流源より既知電流iを流
し、スイッチS1とS2とを順次に閉じ被測定抵抗R x
の両端の電圧V2 とV3 とを計測する。この電圧ケーブ
ルL2 とL3 から○印で表示した測定器の接続端子
(1,2,3,4)を介し更にスイッチS1とS2を通
して計測用内部回路の1部である入力増幅器AMPに入
る電路は入力増幅器AMPが高インピーダンスのため、
L2 とL3 とには実質的に電流が流れず、従って電圧ケ
ーブルL2 ,L3 の抵抗による電圧降下はおきないた
め、Rx の電端間の電位差V3 −V2 を正確に計ること
ができる。そして定電流iは既知であるから、次式で抵
抗値を求めることができる。
【0004】Rx =(V3 −V2 )/i [Ω] (図8でS1のみONにしてV2 を測定し、次にS2の
みONにしてV3 を測定する。)
みONにしてV3 を測定する。)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この4線式抵抗測定に
おいて、電流ケーブル(L1 とL4 )が断線又は未接続
(断線をもって未接続も表わすものとする。)のときは
被測定抵抗に電流が流れない。このとき、被測定抵抗端
子間の電位差は0VとなってRx =0[Ω]と誤って測
定する場合がある。また、電圧ケーブル(L2 とL3 )
が断線していると図8の計測用内部回路6への入力がオ
ープンとなり測定値が不安定となるが、どのケーブルが
断線しているかは測定値の方からはわからない。
おいて、電流ケーブル(L1 とL4 )が断線又は未接続
(断線をもって未接続も表わすものとする。)のときは
被測定抵抗に電流が流れない。このとき、被測定抵抗端
子間の電位差は0VとなってRx =0[Ω]と誤って測
定する場合がある。また、電圧ケーブル(L2 とL3 )
が断線していると図8の計測用内部回路6への入力がオ
ープンとなり測定値が不安定となるが、どのケーブルが
断線しているかは測定値の方からはわからない。
【0006】これを図8で示された4つのケーブルL
1 ,L2 ,L3 ,L4 のうちよく起り得る1つのケーブ
ルだけが断線している場合としてその場合の説明を加え
る。 (1)L1 が断線:被測定抵抗Rx に電流が流れないた
め、V2 ,V3 との電圧を同じゼロVと測定するため、
Rx は前式によりゼロΩと誤判定する。この場合、測定
値は安定しているので、トラブルが発生していることが
わからない。 (2)L2 が断線:V2 に相当する電圧が定らず、従っ
て、Rx の測定値が不安定(予定外の値となりしかも定
まらない)となり、トラブルが発生していることはわか
る。 (3)L3 が断線:V3 に相当する電圧が定らず、従っ
て、Rx の測定値が不安定となり、トラブルが発生して
いることはわかる。 (4)L4 が断線:被測定抵抗として無限大の抵抗が接
続されたのと似た状態となり、V2 ,V3 はともにオー
バーロード(定電流源の大きな無負荷電圧を測定するこ
とを意味する。)になるため、トラブル発生とわかる。
1 ,L2 ,L3 ,L4 のうちよく起り得る1つのケーブ
ルだけが断線している場合としてその場合の説明を加え
る。 (1)L1 が断線:被測定抵抗Rx に電流が流れないた
め、V2 ,V3 との電圧を同じゼロVと測定するため、
Rx は前式によりゼロΩと誤判定する。この場合、測定
値は安定しているので、トラブルが発生していることが
わからない。 (2)L2 が断線:V2 に相当する電圧が定らず、従っ
て、Rx の測定値が不安定(予定外の値となりしかも定
まらない)となり、トラブルが発生していることはわか
る。 (3)L3 が断線:V3 に相当する電圧が定らず、従っ
て、Rx の測定値が不安定となり、トラブルが発生して
いることはわかる。 (4)L4 が断線:被測定抵抗として無限大の抵抗が接
続されたのと似た状態となり、V2 ,V3 はともにオー
バーロード(定電流源の大きな無負荷電圧を測定するこ
とを意味する。)になるため、トラブル発生とわかる。
【0007】以上のように、ケーブルL2 ,L3 ,L4
が1本だけ断線のときは、測定値が不安定あるいはオー
バーロードとなるためトラブルが発生したとわかるが、
ケーブルL1 が断線のときはトラブルがわからず誤測定
してしまう。つまり、L1 の断線は測定結果からはトラ
ブルが発生していることがわからない。
が1本だけ断線のときは、測定値が不安定あるいはオー
バーロードとなるためトラブルが発生したとわかるが、
ケーブルL1 が断線のときはトラブルがわからず誤測定
してしまう。つまり、L1 の断線は測定結果からはトラ
ブルが発生していることがわからない。
【0008】そこで、L1 の断線が測定前にわからない
と困ることになるが、L1 以外のケーブルの断線もやは
り測定前にわからないと測定値が得られないので、定っ
た方法で測定前にケーブルの断線があるかどうか、更に
どのケーブルが断線しているかがわかると極めて便利で
あり都合がよい。
と困ることになるが、L1 以外のケーブルの断線もやは
り測定前にわからないと測定値が得られないので、定っ
た方法で測定前にケーブルの断線があるかどうか、更に
どのケーブルが断線しているかがわかると極めて便利で
あり都合がよい。
【0009】さらに、ケーブルの断線は1本だけとは限
らず2本以上が断線していることもあり得るので、その
ことも考慮に入れて、どれとどれとが断線しているのが
わかると一層都合がよい。
らず2本以上が断線していることもあり得るので、その
ことも考慮に入れて、どれとどれとが断線しているのが
わかると一層都合がよい。
【0010】本発明は、これらの問題を解決して、被測
定抵抗の値を算出する前の段階でケーブルの断線の有
無、そして、どのケーブルが断線しているのかの判別、
さらにはどのケーブルとどのケーブルとが断線している
のかを判別できる手段を得ることをその目的とする。
定抵抗の値を算出する前の段階でケーブルの断線の有
無、そして、どのケーブルが断線しているのかの判別、
さらにはどのケーブルとどのケーブルとが断線している
のかを判別できる手段を得ることをその目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段及びその作用】本発明は4
線式抵抗測定にかかり、その測定ができる測定器を用い
た方法及びその測定器に関する。その測定器には被測定
抵抗へ既知のある定った電流を流すための電流源があ
り、その電流は測定器の接続端子に接続される二つの電
流ケーブルL1 ,L4 を介して被測定抵抗Rx に流れる
ようにする。そして、被測定抵抗Rx の両端を電位差を
測るための二つの電圧ケーブルL2 ,L3 を測定器の接
続端子にも接続して測定準備をする。
線式抵抗測定にかかり、その測定ができる測定器を用い
た方法及びその測定器に関する。その測定器には被測定
抵抗へ既知のある定った電流を流すための電流源があ
り、その電流は測定器の接続端子に接続される二つの電
流ケーブルL1 ,L4 を介して被測定抵抗Rx に流れる
ようにする。そして、被測定抵抗Rx の両端を電位差を
測るための二つの電圧ケーブルL2 ,L3 を測定器の接
続端子にも接続して測定準備をする。
【0012】本発明はこのようにして測定準備をした4
つのケーブルの接続が完全であるかどうかを測定前に確
認することに関し、電流ケーブルを接続した接続端子の
一方の電位を基準(普通アースしておく)として、二つ
の電圧ケーブルの接続端子と基準としなかった方の電流
ケーブルの接続端子の電圧を測定するものである。この
とき、従来の技術におけるスイッチS1とS2を利用し
て二つの電圧ケーブルの接続端子の電圧を測るだけでな
く、特に基準としなかった方の電流ケーブルの接続端子
の電圧を測定するためのスイッチS3(図1参照)を設
けるのである。もっとも、このスイッチS3は2線式抵
抗測定でL1 とL3 のケーブルを用いる測定法では普通
に設けられているものであるが、4線式においては設け
られなかったものである。
つのケーブルの接続が完全であるかどうかを測定前に確
認することに関し、電流ケーブルを接続した接続端子の
一方の電位を基準(普通アースしておく)として、二つ
の電圧ケーブルの接続端子と基準としなかった方の電流
ケーブルの接続端子の電圧を測定するものである。この
とき、従来の技術におけるスイッチS1とS2を利用し
て二つの電圧ケーブルの接続端子の電圧を測るだけでな
く、特に基準としなかった方の電流ケーブルの接続端子
の電圧を測定するためのスイッチS3(図1参照)を設
けるのである。もっとも、このスイッチS3は2線式抵
抗測定でL1 とL3 のケーブルを用いる測定法では普通
に設けられているものであるが、4線式においては設け
られなかったものである。
【0013】そしてこのスイッチS3も利用し、スイッ
チS1とS2によって三つの電圧を測り、その電圧によ
って4つのケーブルの接続を確認するようにしたのであ
る。
チS1とS2によって三つの電圧を測り、その電圧によ
って4つのケーブルの接続を確認するようにしたのであ
る。
【0014】各ケーブルは断線がないのが普通であり、
断線しても1本だけのことが多いので、まずどれか1本
断線があるとしてそれを見出すには上の三つの電圧によ
って次のように判断すればよい。
断線しても1本だけのことが多いので、まずどれか1本
断線があるとしてそれを見出すには上の三つの電圧によ
って次のように判断すればよい。
【0015】すなわち、基準側の電圧ケーブルの接続端
子の電圧を測りそれがオーバーロードであればケーブル
L4 が断線、そうでなくて、それが0に近い値を示さな
ければケーブルL3 が断線、次に基準側でない電流ケー
ブルの接続端子の電圧を測りそれがオーバーロードであ
ればケーブルL1 が断線、次に基準側でない電圧ケーブ
ルの接続端子の電圧がその基準側でない電流ケーブルの
接続端子の電圧に十分近い値を示さなければケーブルL
2 が断線、という順序で判断を行う方法がよい。
子の電圧を測りそれがオーバーロードであればケーブル
L4 が断線、そうでなくて、それが0に近い値を示さな
ければケーブルL3 が断線、次に基準側でない電流ケー
ブルの接続端子の電圧を測りそれがオーバーロードであ
ればケーブルL1 が断線、次に基準側でない電圧ケーブ
ルの接続端子の電圧がその基準側でない電流ケーブルの
接続端子の電圧に十分近い値を示さなければケーブルL
2 が断線、という順序で判断を行う方法がよい。
【0016】なお、このとき基準側でない電圧ケーブル
の接続端子がオーバーロードに近い電圧を示すときは測
定レンジが不適当であるというレンジ・オーバーの判断
をして被測定抵抗Rx に流す定電流の値を下げるという
過程を付加すれば実際のRxの測定に一層便利になる。
の接続端子がオーバーロードに近い電圧を示すときは測
定レンジが不適当であるというレンジ・オーバーの判断
をして被測定抵抗Rx に流す定電流の値を下げるという
過程を付加すれば実際のRxの測定に一層便利になる。
【0017】つぎに、断線が1本と限らず2本以上発生
している可能性をも考える場合について述べる。この可
能性も含め確認作業を行えばより早くより確かな作業が
行える。
している可能性をも考える場合について述べる。この可
能性も含め確認作業を行えばより早くより確かな作業が
行える。
【0018】本発明が対象とする4線式抵抗測定では2
つの電流ケーブルと2つの電圧ケーブルの計4つのケー
ブルを使用するが、どのケーブルも断線がなくRx に接
続されているとすれば、これら4つのケーブルが接続さ
れる4つの接続端子のどの2つを選んでこれら2つの端
子間で通電するかどうか調べれば通電するはずである。
もし、この4つのケーブルのどれかが断線していれば、
通電しない接続端子の組合せがある筈である。この考え
を用いて通電試験を行う。
つの電流ケーブルと2つの電圧ケーブルの計4つのケー
ブルを使用するが、どのケーブルも断線がなくRx に接
続されているとすれば、これら4つのケーブルが接続さ
れる4つの接続端子のどの2つを選んでこれら2つの端
子間で通電するかどうか調べれば通電するはずである。
もし、この4つのケーブルのどれかが断線していれば、
通電しない接続端子の組合せがある筈である。この考え
を用いて通電試験を行う。
【0019】4つのケーブルのうち任意の二つのケーブ
ルを組合せる組合せは6通りあるが、その6通りのすべ
てについて1つの接続端子から他の接続端子への通電が
なされるかどうかの通電試験をする。この6通り通電試
験のうち4通りは被測定抵抗Rx を介して接続を調べる
ものであり、残りの2通りのものはRx を介せずに2つ
のケーブルどうしの接続を接続端子を通して調べるもの
となる。そして、この6通り通電試験すべてが通電であ
れば断線しているケーブルはないと判断できる。そし
て、1つのケーブルに断線があれば6通りのうち3通り
は通電せず、2つのケーブルに断線があれば6通りのう
ち1通りしか通電しない。このやり方は、3つのケーブ
ルが断線している場合とすべてのケーブルが断線してい
る場合との区別はつかないが、正常の場合、1つ断線が
ある場合、2つ断線がある場合、3つ以上の断線がある
場合の区別がつくのみでなく、この6通りの通電試験の
結果を分析すれば、被測定抵抗Rx が予定値より大きす
ぎるレンジ・オーバーでない限り、どのケーブルあるい
はどれとどれとのケーブルが断線しているかの判定をす
ることができる。
ルを組合せる組合せは6通りあるが、その6通りのすべ
てについて1つの接続端子から他の接続端子への通電が
なされるかどうかの通電試験をする。この6通り通電試
験のうち4通りは被測定抵抗Rx を介して接続を調べる
ものであり、残りの2通りのものはRx を介せずに2つ
のケーブルどうしの接続を接続端子を通して調べるもの
となる。そして、この6通り通電試験すべてが通電であ
れば断線しているケーブルはないと判断できる。そし
て、1つのケーブルに断線があれば6通りのうち3通り
は通電せず、2つのケーブルに断線があれば6通りのう
ち1通りしか通電しない。このやり方は、3つのケーブ
ルが断線している場合とすべてのケーブルが断線してい
る場合との区別はつかないが、正常の場合、1つ断線が
ある場合、2つ断線がある場合、3つ以上の断線がある
場合の区別がつくのみでなく、この6通りの通電試験の
結果を分析すれば、被測定抵抗Rx が予定値より大きす
ぎるレンジ・オーバーでない限り、どのケーブルあるい
はどれとどれとのケーブルが断線しているかの判定をす
ることができる。
【0020】そして、この6通りの通電試験により、レ
ンジ・オーバーであるという判定も付随的に行えるの
で、1つ又は2つ断線の場合はどのケーブル又はどれと
どれのケーブルが断線しているのかを判定できる。そし
て、これを容易に行うには上記6通りに対応する6回の
導通試験において、その各回ごとに非導通であるという
結果がでたら、その各回ごとに定った互いに異なる評価
値を与えておくと、その評価値のすべての合計した値に
よってどのケーブル又はどれとどれとのケーブルが断線
しているかの判定をすることができるという便利を得る
ことができる。
ンジ・オーバーであるという判定も付随的に行えるの
で、1つ又は2つ断線の場合はどのケーブル又はどれと
どれのケーブルが断線しているのかを判定できる。そし
て、これを容易に行うには上記6通りに対応する6回の
導通試験において、その各回ごとに非導通であるという
結果がでたら、その各回ごとに定った互いに異なる評価
値を与えておくと、その評価値のすべての合計した値に
よってどのケーブル又はどれとどれとのケーブルが断線
しているかの判定をすることができるという便利を得る
ことができる。
【0021】そして、この6通りの通電試験を容易にす
るための工夫として測定器の接続端子の内部側にリレー
の接点を組込んだリレー選択回路を設け、それらリレー
を働かせて接点のオン・オフを選択することにより上の
6通りの通電試験を行える回路を構成することができ
る。つまり、測定器の4つの接続端子とその測定器の計
測用内部回路との間にリレー選択回路を組込み、そのリ
レーを選択的にかつ順次に働かせることにより上記の6
通りの通電試験を自動的に行える回路を構成することが
できる。
るための工夫として測定器の接続端子の内部側にリレー
の接点を組込んだリレー選択回路を設け、それらリレー
を働かせて接点のオン・オフを選択することにより上の
6通りの通電試験を行える回路を構成することができ
る。つまり、測定器の4つの接続端子とその測定器の計
測用内部回路との間にリレー選択回路を組込み、そのリ
レーを選択的にかつ順次に働かせることにより上記の6
通りの通電試験を自動的に行える回路を構成することが
できる。
【0022】本発明は、4線式抵抗測定器によってRx
の抵抗値を演算する前にケーブルの断線があるかないか
を自動的に試験する段階を設け、そして断線がある場合
どのケーブルが断線しているのかを示すようにして、何
ら異常のないときのみ、Rxの抵抗値の演算を行うよう
に働かせるようにするのがよい。そして、これらケーブ
ルが断線しているかどうかを調べる段階にRx の抵抗値
が予定範囲より大きく測定のレンジを変更した方がよい
という判定を行える過程を上記の断線の有無を調べる過
程に組込むようにして、動作の自動化を図るようにでき
る。
の抵抗値を演算する前にケーブルの断線があるかないか
を自動的に試験する段階を設け、そして断線がある場合
どのケーブルが断線しているのかを示すようにして、何
ら異常のないときのみ、Rxの抵抗値の演算を行うよう
に働かせるようにするのがよい。そして、これらケーブ
ルが断線しているかどうかを調べる段階にRx の抵抗値
が予定範囲より大きく測定のレンジを変更した方がよい
という判定を行える過程を上記の断線の有無を調べる過
程に組込むようにして、動作の自動化を図るようにでき
る。
【0023】
【実施例】図1に本発明の実施例を示す。Rx は被測定
抵抗、L1 ,L4 は電流ケーブル、L2 ,L3 は電圧ケ
ーブル、○印は測定器の接続端子、S1,S2,S3は
スイッチ、AMPとA/DCは計測用内回路6である。
同図は通常4線式抵抗測定で使用するS1,S2の他に
図のようにS3を設け、V2 ,V3 の外にV1 の点の電
位をS3の接点で閉じることによって計測用内部回路で
測れるようにする。電圧ケーブルL2 ,L3 を用いない
2線式抵抗測定ではこのS3に相当するスイッチは通常
存在するから2線式と4線式とができる抵抗測定計器で
は改めてS3を設けなくてもよい。そのときは4線式に
このS3を利用することが新構成になる。なお、この図
の例は2本以上のケーブルの断線があるときは判断過程
をくり返す必要があり、やや不適である。
抵抗、L1 ,L4 は電流ケーブル、L2 ,L3 は電圧ケ
ーブル、○印は測定器の接続端子、S1,S2,S3は
スイッチ、AMPとA/DCは計測用内回路6である。
同図は通常4線式抵抗測定で使用するS1,S2の他に
図のようにS3を設け、V2 ,V3 の外にV1 の点の電
位をS3の接点で閉じることによって計測用内部回路で
測れるようにする。電圧ケーブルL2 ,L3 を用いない
2線式抵抗測定ではこのS3に相当するスイッチは通常
存在するから2線式と4線式とができる抵抗測定計器で
は改めてS3を設けなくてもよい。そのときは4線式に
このS3を利用することが新構成になる。なお、この図
の例は2本以上のケーブルの断線があるときは判断過程
をくり返す必要があり、やや不適である。
【0024】図1の回路を用い、図2に示すようなフロ
ーチャートに従って、Rx にケーブルL1 ,L2 ,L
3 ,L4 を接続して測定の準備をした後、V1 ,V2 ,
V3 を測定してこのフローチャートで予め定められた順
番によって各判断事項にもとづいて判断を行なって行く
と、どのケーブルが断線しているかが判断できる。そし
て、どのケーブルも断線がないと判断できるときはケー
ブルチェックを終了して従来の方法でRx の抵抗値を算
出する。
ーチャートに従って、Rx にケーブルL1 ,L2 ,L
3 ,L4 を接続して測定の準備をした後、V1 ,V2 ,
V3 を測定してこのフローチャートで予め定められた順
番によって各判断事項にもとづいて判断を行なって行く
と、どのケーブルが断線しているかが判断できる。そし
て、どのケーブルも断線がないと判断できるときはケー
ブルチェックを終了して従来の方法でRx の抵抗値を算
出する。
【0025】このフローチャートに従ってV1 ,V2 ,
V3 を測定し判断を実施すると、R x の値が大きすぎ測
定レンジを変更すべきであるという判定をケーブルの断
線を調べる判断の過程中で行える。
V3 を測定し判断を実施すると、R x の値が大きすぎ測
定レンジを変更すべきであるという判定をケーブルの断
線を調べる判断の過程中で行える。
【0026】このフローチャートに説明を加える。V
1 ,V2 ,V3 の測定後判断[I]のV3 がオーバーロ
ードとは、L4 が断線しているとV3 に電流源の大きな
負荷電圧が現れることを意味する。次の判断[II]の|
V3 |>基準値とはL3 が断線しているとV3 は0(ア
ース電位)に近い値にならず不安定であるが0より離れ
た値になるので、基準値としては0に近い値をあらかじ
め適当に定めておけばよい。次の判断[III ]はケーブ
ル断線の有無でなく、Rx が予定範囲を超えている(実
際はRx に流す定電流が大きすぎる。)ので、測定レン
ジを小さくするのが適切であるという判断を行えること
を意味する。つまり、「過負荷と判断し次に進む」とは
Rx に流す定電流を小さくして、V1 ,V2 ,V3 の測
定をやり直すということである。全部測定し直せば確実
である。(V3 は測定しなくともよい。)なお、この時
Rx は大きすぎる旨表示するとよい。次の判断[IV]は
L1が断線のときV1 に大きな負荷電圧が現われるの
で、この電圧が出るかどうかをみるものである。その次
の判断[V]はL2 が断線していなければV2 がV1 と
ほぼ等しいはずであり、L2 が断線しているとV2 がV
1 とは異なる不安定な値を示すことになるので、V2 が
V1 とほぼ等しいかどうかでL2 の断線の有無を判定し
ようとするものである。
1 ,V2 ,V3 の測定後判断[I]のV3 がオーバーロ
ードとは、L4 が断線しているとV3 に電流源の大きな
負荷電圧が現れることを意味する。次の判断[II]の|
V3 |>基準値とはL3 が断線しているとV3 は0(ア
ース電位)に近い値にならず不安定であるが0より離れ
た値になるので、基準値としては0に近い値をあらかじ
め適当に定めておけばよい。次の判断[III ]はケーブ
ル断線の有無でなく、Rx が予定範囲を超えている(実
際はRx に流す定電流が大きすぎる。)ので、測定レン
ジを小さくするのが適切であるという判断を行えること
を意味する。つまり、「過負荷と判断し次に進む」とは
Rx に流す定電流を小さくして、V1 ,V2 ,V3 の測
定をやり直すということである。全部測定し直せば確実
である。(V3 は測定しなくともよい。)なお、この時
Rx は大きすぎる旨表示するとよい。次の判断[IV]は
L1が断線のときV1 に大きな負荷電圧が現われるの
で、この電圧が出るかどうかをみるものである。その次
の判断[V]はL2 が断線していなければV2 がV1 と
ほぼ等しいはずであり、L2 が断線しているとV2 がV
1 とは異なる不安定な値を示すことになるので、V2 が
V1 とほぼ等しいかどうかでL2 の断線の有無を判定し
ようとするものである。
【0027】図2のフローチャートは変更可能である。
判断[I]と判断[IV]とはこの順にある必要があるが
他は変更可能である。なお、判断[III ]は判断[I]
の後がよい。さらにV1 ,V2 ,V3 の測定時期はそれ
ぞれの判断を行うときそのデータが必要になるときまで
に測定すればよい。又判断[III ]でRx は過負荷と判
断でき測定レンジの変更を行うときは判断[IV]と判断
[V]が省略でき、次の測定レンジにしてから判断[I
V]と判断[V]を行えばよいので、判断の順は図示の
順が便利であろう。
判断[I]と判断[IV]とはこの順にある必要があるが
他は変更可能である。なお、判断[III ]は判断[I]
の後がよい。さらにV1 ,V2 ,V3 の測定時期はそれ
ぞれの判断を行うときそのデータが必要になるときまで
に測定すればよい。又判断[III ]でRx は過負荷と判
断でき測定レンジの変更を行うときは判断[IV]と判断
[V]が省略でき、次の測定レンジにしてから判断[I
V]と判断[V]を行えばよいので、判断の順は図示の
順が便利であろう。
【0028】次に4つのケーブルの1つの断線は勿論で
あるが、2つ以上の断線の可能性を考慮して行う実施例
についてできる。
あるが、2つ以上の断線の可能性を考慮して行う実施例
についてできる。
【0029】その実施例を図3に示す。リレー選択回路
7のスイッチS4,S5,S6,S7,S8,S9はこ
の実施例のために測定器の接続端子と計測用内部回路と
の間に上記した6通りの通電試験を容易に行うために組
込まれたリレーの接点である。なお、スイッチS1,S
2,S3は前の実施例と同様の働きを行わすためのもの
であり、それぞれV2 ,V3 ,V1 を測定するためのも
のであるが、スイッチS3はこの実施例の場合特にその
通電試験において、選ばれた2つのケーブルが通電する
かどうかを判定するために用いると便利である。スイッ
チS4とS5とは切換スイッチであって、それぞれその
(aとc)又は(bとd)が同時にオンとなりオフとな
るようになっており、(aとc)又は(bとd)のいず
れかをオンに選択するようにリレーを働かすようにして
ある。
7のスイッチS4,S5,S6,S7,S8,S9はこ
の実施例のために測定器の接続端子と計測用内部回路と
の間に上記した6通りの通電試験を容易に行うために組
込まれたリレーの接点である。なお、スイッチS1,S
2,S3は前の実施例と同様の働きを行わすためのもの
であり、それぞれV2 ,V3 ,V1 を測定するためのも
のであるが、スイッチS3はこの実施例の場合特にその
通電試験において、選ばれた2つのケーブルが通電する
かどうかを判定するために用いると便利である。スイッ
チS4とS5とは切換スイッチであって、それぞれその
(aとc)又は(bとd)が同時にオンとなりオフとな
るようになっており、(aとc)又は(bとd)のいず
れかをオンに選択するようにリレーを働かすようにして
ある。
【0030】この図3に示す回路を用いて上述した6つ
の通電試験に対応する6つのパターンの通電回路を作
る。そして、それぞれの接点をそのそれぞれの通電回路
ができるようにリレーを働かして接点の選択を行う。
の通電試験に対応する6つのパターンの通電回路を作
る。そして、それぞれの接点をそのそれぞれの通電回路
ができるようにリレーを働かして接点の選択を行う。
【0031】パターン1:ケーブルL1 とL4 の接続チ
ェック 電流をS9−S5c−L4 −Rx −L1 −S4a−S6
の順に流してV1 の電位を測定し、それがオーバーロー
ドかどうかを調べる。L1 又はL4 のどちらかが断線の
ときV1 はオーバーロードとなる。
ェック 電流をS9−S5c−L4 −Rx −L1 −S4a−S6
の順に流してV1 の電位を測定し、それがオーバーロー
ドかどうかを調べる。L1 又はL4 のどちらかが断線の
ときV1 はオーバーロードとなる。
【0032】パターン2:ケーブルL1 とL3 の接続チ
ェック 電流をS9−S5b−L3 −Rx −L1 −S4a−S6
の順に流してV1 の電位を測定し、それがオーバーロー
ドかどうかを調べる。L1 又はL3 のどちらかが断線の
ときV1 はオーバーロードとなる。
ェック 電流をS9−S5b−L3 −Rx −L1 −S4a−S6
の順に流してV1 の電位を測定し、それがオーバーロー
ドかどうかを調べる。L1 又はL3 のどちらかが断線の
ときV1 はオーバーロードとなる。
【0033】パターン3:ケーブルL2 とL3 の接続チ
ェック 電流をS9−S5b−L3 −Rx −L2 −S4d−S6
の順に流してV1 の電位を測定し、それがオーバーロー
ドかどうかを調べる。L2 又はL3 のどちらかが断線の
ときV1 はオーバーロードとなる。
ェック 電流をS9−S5b−L3 −Rx −L2 −S4d−S6
の順に流してV1 の電位を測定し、それがオーバーロー
ドかどうかを調べる。L2 又はL3 のどちらかが断線の
ときV1 はオーバーロードとなる。
【0034】パターン4:ケーブルL2 とL4 の接続チ
ェック 電流をS9−S5c−L4 −Rx −L2 −S4d−S6
の順に流してV1 の電位を測定し、それがオーバーロー
ドかどうかを調べる。L2 又はL4 のどちらかが断線の
ときV1 はオーバーロードとなる。
ェック 電流をS9−S5c−L4 −Rx −L2 −S4d−S6
の順に流してV1 の電位を測定し、それがオーバーロー
ドかどうかを調べる。L2 又はL4 のどちらかが断線の
ときV1 はオーバーロードとなる。
【0035】パターン5:ケーブルL1 とL2 の接続チ
ェック 電流をS8−S4c−L2 −L1 −S4a−S6の順に
流してV1 の電位を測定し、それがオーバーロードかど
うかを調べる。L1 又はL2 のどちらかが断線のときV
1 はオーバーロードとなる。
ェック 電流をS8−S4c−L2 −L1 −S4a−S6の順に
流してV1 の電位を測定し、それがオーバーロードかど
うかを調べる。L1 又はL2 のどちらかが断線のときV
1 はオーバーロードとなる。
【0036】パターン6:ケーブルL3 とL4 の接続チ
ェック 電流をS9−S5c−L4 −L3 −S5a−S7の順に
流してV1 の電位を測定し、それがオーバーロードかど
うかを調べる。L3 又はL4 のどちらかが断線のときV
1 はオーバーロードとなる。
ェック 電流をS9−S5c−L4 −L3 −S5a−S7の順に
流してV1 の電位を測定し、それがオーバーロードかど
うかを調べる。L3 又はL4 のどちらかが断線のときV
1 はオーバーロードとなる。
【0037】以上の6パターンについてV1 の電位を測
定して、その結果によってどのケーブル(複数も含め
て)が断線しているかどうかを判定することができる。
なお、V1 の電位を測定することは二つのケーブルを接
続した接続端子間が通電するかどうかを調べる一つの便
利な手段であるが、他の手段によってもよい。
定して、その結果によってどのケーブル(複数も含め
て)が断線しているかどうかを判定することができる。
なお、V1 の電位を測定することは二つのケーブルを接
続した接続端子間が通電するかどうかを調べる一つの便
利な手段であるが、他の手段によってもよい。
【0038】上記の6パターンを図3で示した回路でそ
のリレー選択回路のスイッチを選択的に働かせることに
よりその電流路を得ることができるが、その各パターン
についての各スイッチのオン・オフの選択すなわちスイ
ッチの設定を表示した図を図4として示した。なお同図
のXと
のリレー選択回路のスイッチを選択的に働かせることに
よりその電流路を得ることができるが、その各パターン
についての各スイッチのオン・オフの選択すなわちスイ
ッチの設定を表示した図を図4として示した。なお同図
のXと
【0039】
【外1】 はいずれかがオンであるが、そのパターン(パターン5
かパターン6)においてはどちらがオンであってもよい
ことを表わす。
かパターン6)においてはどちらがオンであってもよい
ことを表わす。
【0040】以上の6パターンについてのV1 の電位が
オーバーロードであるかないかをチェックするケーブル
を上の行に表示して判定表を図5と図6の判定表である
判定状態を表示した図(その1)と(その2)とに表わ
した。Rx の大きさがその測定するレンジの範囲にある
ときが図5で、Rx の大きさが予定より大きすぎるとき
が図6で表わされる。図5と図6との最下行に与えられ
ている数値は6つの判定の各パターンにおける評価値で
ある。例えばパターン1のL1 とL4 の接続チェックに
おいて断線(V1 オーバーロード[図6と図7のHI]
のとき)となればその評価値は32とする。正常は0と
する。各パターンの評価値を6つのパターンについての
評価値を合計したものが図5と図6との最右列に表わさ
れている。その評価の数値によってこの2つの図の左側
の方に表わされたL1 L2 L3 L 4 のケーブルの断線又
は正常の状態を識別できる。もっとも3つ以上のケーブ
ルが断線のときと、Rx がレンジ・オーバーのときは識
別に限界がある。
オーバーロードであるかないかをチェックするケーブル
を上の行に表示して判定表を図5と図6の判定表である
判定状態を表示した図(その1)と(その2)とに表わ
した。Rx の大きさがその測定するレンジの範囲にある
ときが図5で、Rx の大きさが予定より大きすぎるとき
が図6で表わされる。図5と図6との最下行に与えられ
ている数値は6つの判定の各パターンにおける評価値で
ある。例えばパターン1のL1 とL4 の接続チェックに
おいて断線(V1 オーバーロード[図6と図7のHI]
のとき)となればその評価値は32とする。正常は0と
する。各パターンの評価値を6つのパターンについての
評価値を合計したものが図5と図6との最右列に表わさ
れている。その評価の数値によってこの2つの図の左側
の方に表わされたL1 L2 L3 L 4 のケーブルの断線又
は正常の状態を識別できる。もっとも3つ以上のケーブ
ルが断線のときと、Rx がレンジ・オーバーのときは識
別に限界がある。
【0041】Rx がレンジ・オーバーと判定されたとき
は電流源を操作してRx に流す定電流を下げて、つまり
レンジを変えて通電試験をやり直すのがよい。
は電流源を操作してRx に流す定電流を下げて、つまり
レンジを変えて通電試験をやり直すのがよい。
【0042】そして、すべてが正常であるという結果が
でる。すなわち、図6で評価値の合計が0のとき従来の
技術によってそのRx の抵抗値を演算することになる
が、そのためにV2 とV3 の値を計測することになる。
でる。すなわち、図6で評価値の合計が0のとき従来の
技術によってそのRx の抵抗値を演算することになる
が、そのためにV2 とV3 の値を計測することになる。
【0043】ケーブルの接続がすべて正常となったとき
のV2 とV3 とを図3の回路を用いたときの計り方であ
るが、そのときの定電流をS9−S5c−L4 −Rx −
L1−S4a−S6の順に流したままにしておく。この
とき、S4cとS5aはオンになっているので、まずS
1をオンにして計測用内部回路でV2 を計測する。つぎ
にS1をオフにしてS2をオンとし、V3 を同様に計測
する。かくして、このときの定電流iは既知であり、V
2 とV3 とが計測でわかるので、Rx の値は演算で算出
される。
のV2 とV3 とを図3の回路を用いたときの計り方であ
るが、そのときの定電流をS9−S5c−L4 −Rx −
L1−S4a−S6の順に流したままにしておく。この
とき、S4cとS5aはオンになっているので、まずS
1をオンにして計測用内部回路でV2 を計測する。つぎ
にS1をオフにしてS2をオンとし、V3 を同様に計測
する。かくして、このときの定電流iは既知であり、V
2 とV3 とが計測でわかるので、Rx の値は演算で算出
される。
【0044】上記のように図3の回路は通電試験にも正
常時の計測にも便利に用いられるが、同図のS3を除い
て代りにコンパレータを用いた変形の実施例が考えられ
る。それを図7に示してある。なお、この図の場合、リ
レー選択回路など他の部分は図3の実施例の場合と同一
構成である。
常時の計測にも便利に用いられるが、同図のS3を除い
て代りにコンパレータを用いた変形の実施例が考えられ
る。それを図7に示してある。なお、この図の場合、リ
レー選択回路など他の部分は図3の実施例の場合と同一
構成である。
【0045】
【発明の効果】本発明は4線式抵抗測定におけるケーブ
ルの断線の不備があることを抵抗の測定前において確認
することができるため、抵抗値の算出に高い信頼性をも
たせることができ、従来のように誤測定をするようなこ
ともなくなり、更にこの発明の方法はこれを容易に自動
化できるという特徴も有するのである。しかも本発明の
ケーブル接続の確認過程のなかに容易にRx のレンジ・
オーバーの検出過程を組込むことができるのである。
ルの断線の不備があることを抵抗の測定前において確認
することができるため、抵抗値の算出に高い信頼性をも
たせることができ、従来のように誤測定をするようなこ
ともなくなり、更にこの発明の方法はこれを容易に自動
化できるという特徴も有するのである。しかも本発明の
ケーブル接続の確認過程のなかに容易にRx のレンジ・
オーバーの検出過程を組込むことができるのである。
【図1】本発明の実施例を示す回路構成図
【図2】図1の回路を使用した動作説明用フローチャー
ト
ト
【図3】本発明の他の実施例を示す回路構成図
【図4】図3の回路を使用した例のスイッチ設定状態を
表示した図
表示した図
【図5】図3の回路を使用して断線の有無の判定を行う
ための判定状態を表示した図(その1)
ための判定状態を表示した図(その1)
【図6】図3の回路を使用して断線の有無の判定を行う
ための判定状態を表示した図(その2)
ための判定状態を表示した図(その2)
【図7】図3の回路に代る別の実施例を示す回路構成図
【図8】従来の4線式抵抗測定を行う例を示す回路構成
図
図
1,2,3,4 接続端子 5 電流源 6 計測用内部回路 7 リレー選択回路 S1,S2,S3,S4,S5,S6,S7,S8,S
9 スイッチ L1 ,L2 ,L3 ,L4 ケーブル Rx 被測定抵抗 8 コンパレータ 9 マイクロCPU I/Oポート
9 スイッチ L1 ,L2 ,L3 ,L4 ケーブル Rx 被測定抵抗 8 コンパレータ 9 マイクロCPU I/Oポート
Claims (6)
- 【請求項1】 4線式抵抗測定における被測定抵抗への
4つの接続線であるケーブルの断線又は未接続を確認す
る方法であって、被測定抵抗の両端へそれぞれ接続され
る二つの電流ケーブルをそれぞれ接続する接続端子の一
方を基準として他方の電圧を測る装置を、該被測定抵抗
の両端へそれぞれ接続される二つの電圧ケーブルをそれ
ぞれ接続する接続端子のそれぞれの電圧を測る装置の外
に設け、これら三つの電圧を計測することによって上記
の4つのケーブルの被測定抵抗への接続を確認する4線
式抵抗測定の実行前における接続試験方法。 - 【請求項2】 被測定抵抗へ接続される二つの電流ケー
ブルを接続する二つの接続端子の一方を基準として、こ
の基準とした電流ケーブルが接続される側の方の被測定
抵抗へ接続される電圧ケーブルの接続端子の電圧を測
り、それがオーバーロードであるかどうか、つぎに、そ
れが0に近い基準値よりはその絶対値が大きいかどう
か、電流ケーブルの上記の基準としなかった方の接続端
子の電圧を測り、それがオーバーロードであるかどう
か、つぎに、上記とは別の側の電圧ケーブルの接続端子
の電圧を測り、それが先の電流ケーブルの基準としなか
った方の接続端子の電圧に十分近いかどうかを判断する
順序で4つのケーブルが接続されているかあるいは断線
又は未接続であるかどうかを確認する4線式抵抗測定の
実行前における請求項1記載の接続線試験方法。 - 【請求項3】 4線式抵抗測定を実行する4線式抵抗測
定器であって、被測定抵抗の両端の電圧を測定する二つ
の電圧ケーブルをそれぞれ接続するための二つの接続端
子と計測用内部回路とをそれぞれ結ぶ二つの電路にその
各電路を遮断し得るスイッチをそれぞれ設ける外、被測
定抵抗に電流を流す二つの電流ケーブルをそれぞれ接続
する二つの接続端子と電流源とをそれぞれ結ぶ二つの電
路のうち電圧測定の基準としない方の電路の電圧を測定
するために、その測定する方の電路と計測用内部回路と
をスイッチを介して電気的接続が行えるように構成した
ことを特徴とする4線式抵抗測定のケーブルの接続確認
を容易に行えるようにした4線式抵抗測定器。 - 【請求項4】 4線式抵抗測定における被測定抵抗への
4つの接続線であるケーブルを被測定抵抗への接続作業
を行った後で、この4つのうち2つを組合せる6通りの
ケーブルの組合せのすべてについて、その二つのケーブ
ルを接続した接続端子間が導通するかどうかの試験をそ
の6通りに対応して6回行い、その6回の試験結果によ
って、前記した4つのケーブルの被測定抵抗への接続を
確認する4線式抵抗測定の実行前における接続試験方
法。 - 【請求項5】 4つのケーブルのうち二つのケーブルを
組合せる6通り組合せのすべてについて行うその6通り
に対応する6回の導通試験において、その各回ごとに非
導通であるという結果がでたら、その各回ごとに異なる
評価値を与えて、その評価値すべての合計した値によっ
てどのケーブルが断線しているかを判定できるようにし
たことを特徴とする請求項4記載の接続試験方法。 - 【請求項6】 4線式抵抗測定を実行する4線式抵抗測
定器であって、4つのケーブルのうち2つのケーブルを
組合せて行なう6通りの通電試験を機械的に行える6通
りの接続試験回路がスイッチを選択的に働かせることに
より構成できるリレーの接点の組合せからなるリレー選
択回路をその4線式抵抗測定器のケーブル接続端子と計
測用内部回路との間に組込み、そのリレーを選択的に働
かせることができるようにしたことを特徴とした請求項
3記載の4線式抵抗測定器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27195792A JP3145506B2 (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | 4線式抵抗測定の接続試験方法及びその方法が実施できる4線式抵抗測定器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27195792A JP3145506B2 (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | 4線式抵抗測定の接続試験方法及びその方法が実施できる4線式抵抗測定器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06123751A true JPH06123751A (ja) | 1994-05-06 |
| JP3145506B2 JP3145506B2 (ja) | 2001-03-12 |
Family
ID=17507171
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27195792A Expired - Fee Related JP3145506B2 (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | 4線式抵抗測定の接続試験方法及びその方法が実施できる4線式抵抗測定器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3145506B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10258366A1 (de) * | 2002-12-12 | 2004-07-08 | Endress + Hauser Wetzer Gmbh + Co Kg | Verfahren und Vorrichtung zur Widerstandsmessung eines temperaturabhängigen Widerstandselements |
| JP2008298468A (ja) * | 2007-05-29 | 2008-12-11 | Imv Corp | 基板検査装置 |
| US9140734B2 (en) | 2010-05-31 | 2015-09-22 | Advantest Corporation | Measuring apparatus and measuring method |
| CN107271854A (zh) * | 2017-07-28 | 2017-10-20 | 北京航天光华电子技术有限公司 | 一种双冗余等电位电缆网混线测试装置及测试方法 |
| CN108693405A (zh) * | 2017-04-07 | 2018-10-23 | 北京航天计量测试技术研究所 | 一种消除多通道切换电路影响的两线测试装置及方法 |
| CN116819309A (zh) * | 2023-08-31 | 2023-09-29 | 中核控制系统工程有限公司 | 一种继电器采样开关产品导通电阻标准化测试装置及方法 |
-
1992
- 1992-10-09 JP JP27195792A patent/JP3145506B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10258366A1 (de) * | 2002-12-12 | 2004-07-08 | Endress + Hauser Wetzer Gmbh + Co Kg | Verfahren und Vorrichtung zur Widerstandsmessung eines temperaturabhängigen Widerstandselements |
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| CN107271854A (zh) * | 2017-07-28 | 2017-10-20 | 北京航天光华电子技术有限公司 | 一种双冗余等电位电缆网混线测试装置及测试方法 |
| CN107271854B (zh) * | 2017-07-28 | 2023-08-29 | 北京航天光华电子技术有限公司 | 一种双冗余等电位电缆网混线测试装置及测试方法 |
| CN116819309A (zh) * | 2023-08-31 | 2023-09-29 | 中核控制系统工程有限公司 | 一种继电器采样开关产品导通电阻标准化测试装置及方法 |
| CN116819309B (zh) * | 2023-08-31 | 2023-11-21 | 中核控制系统工程有限公司 | 一种继电器采样开关产品导通电阻标准化测试装置及方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3145506B2 (ja) | 2001-03-12 |
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