JPH06124002A - 静電荷像現像用トナー - Google Patents

静電荷像現像用トナー

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JPH06124002A
JPH06124002A JP4237031A JP23703192A JPH06124002A JP H06124002 A JPH06124002 A JP H06124002A JP 4237031 A JP4237031 A JP 4237031A JP 23703192 A JP23703192 A JP 23703192A JP H06124002 A JPH06124002 A JP H06124002A
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Hitoshi Ono
均 小野
Osamu Ando
修 安藤
Masako Takeuchi
昌子 竹内
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Mitsubishi Kasei Corp
Mitsubishi Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 時間を経てもコピー汚れの発生しにくい高品
質の静電荷像現像用トナーを提供する。 【構成】 少なくとも樹脂及び着色剤を含有してなる静
電荷像現像用トナーにおいて、下記一般式(I),(I
I)で表わされるサイクロオリゴ糖又はその誘導体を1
種以上含有する。 〔式中、R〜Rは、それぞれ、水素原子、アルキル
基、アシル基、等を表わし、m,nは6〜8のいずれか
の数を表わす。またR〜Rはすべて同一であっても
異っていてもよい。〕

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子複写機等で使用さ
れる静電荷像現像用トナーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子複写機等で使用される現像剤は、そ
の現像工程において、例えば静電荷像が形成されている
感光体等の像担持体に一旦付着せしめられ、次に転写工
程において感光体から転写紙に転写された後、定着工程
においてコピー紙面に定着される。その際、潜像保持面
上に形成される静電荷像を現像するための現像剤とし
て、キャリアとトナーとから成る二成分系現像剤、およ
びキャリアを必要としない一成分系現像剤(磁性トナ
ー)が知られている。
【0003】そして、従来より現像剤に帯電性を付与す
るものとしてニグロシン系染料、4級アンモニウム塩、
含金属錯塩染料等の帯電制御剤やキャリアのコーティン
グ剤等が知られていた。しかしながら、これら従来の帯
電性付与剤は、帯電性付与効果が必ずしも十分ではなく
特に該効果が経時変化する為に連続複写によるコピー汚
れが発生し、コピー品質が低下するという問題点を有し
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、時間
を経てもコピー汚れ等の発生しにくい高品質の静電荷像
現像用トナーを提供することにある。
【0005】
【問題点を解決するための手段】本発明者等は上記課題
を解決する為、鋭意検討を行なった結果、特定の構造を
有する化合物をトナー中に含有させることにより、これ
らの問題点が解決されることを見い出し、本発明に到達
した。すなわち、本発明は、少なくとも樹脂及び着色剤
を含有してなる静電荷像現像用トナーにおいて、サイク
ロオリゴ糖又はその誘導体を一種以上含有することを特
徴とする静電荷像現像用トナーである。
【0006】以下、本発明を詳細に説明する。本発明の
静電荷像現像用トナーは、サイクロオリゴ糖又はその誘
導体を1種以上含有することを特徴とする。サイクロオ
リゴ糖とは、一般に単糖類が水分子を失なって6個ない
し8個環状に縮重合したものをさす。サイクロオリゴ糖
を構成する単糖類としては、グルコース、フルクトー
ス、キシロース、ガラクトース、マンノース、アラビノ
ースなどが挙げられる。
【0007】本発明に用いられるサイクロオリゴ糖とし
ては、フルクトースから成るサイクロイヌロオリゴ糖、
若しくはグルコースから成るサイクロデキストリン又は
その誘導体が特に好適であり、下記一般式(I)又は
(II) で表わされる化合物である。
【0008】
【化1】
【0009】〔式中、R1 ,R2 及びR3 は、それぞ
れ、水素原子、アルキル基、アシル基、等を表わし、n
は6〜8のいずれかの数を表わす。またR1 ,R2 ,R
3 はすべて同一であっても異っていてもよい。〕
【0010】
【化2】
【0011】〔式中、R4 ,R5 及びR6 は、それぞ
れ、水素原子、アルキル基、又はアシル基等を表わし、
mは6〜8のいずれかの数を表わす。またR4 ,R5
6 はすべて同一であっても異っていてもよい。〕置換
基R1 ,R2 ,R3 の具体例をあげれば、水素原子;メ
チル基,エチル基,プロピル基,ブチル基等のアルキル
基;アセチル基,プロピオニル基,ブチリル基,イソブ
チリル基等のアシル基が挙げられ、中でもR1 が水素原
子,R2 ,R3 がメチル基が好ましい。またnについて
は6が好ましい。
【0012】置換基R4 ,R5 ,R6 の具体例をあげれ
ば、水素原子;メチル基,エチル基,プロピル基,ブチ
ル基等のアルキル基;アセチル基,プロピオニル基,ブ
チリル基,イソブチリル基等のアシル基が挙げられ、中
でもR4 が水素原子,R5 ,R6 がメチル基が好まし
い。またmについては6が好ましい。また、R1
2 ,R3 が全て水素原子の場合には、水溶性が高くな
り電気特性に若干問題が生じる可能性がある。
【0013】一般式(I)あるいは(II)で表わされる
サイクロオリゴ糖又はその誘導体の中で本発明の静電荷
像用トナーに含有せしめるのに好適なものの具体例とし
ては下記の構造式で表わされる化合物を挙げることがで
きるが、これらに限定されるものではない。
【0014】
【表1】
【0015】このようなサイクロオリゴ糖又はその誘導
体は、その製造法によらず本発明に用いることができる
が、具体的製造方法の一例としては特開平2−2527
01号公報記載の方法が挙げられる。本発明に、使用し
得る樹脂成分としては、静電荷像現像用トナーに適した
公知の種々のものが使用できる。例えば、スチレン系樹
脂、スチレンアクリル系共重合樹脂、ポリエステル系樹
脂、エポキシ系樹脂及びこれらの混合樹脂、また、これ
らのアルキル側鎖にアミノ基を有するもの等がある。
【0016】トナー中のサイクロオリゴ糖又はその誘導
体の含有率は、樹脂100重量部に対して0.1〜20
重量部が好ましく、より好ましくは1〜15重量部であ
る。サイクロオリゴ糖又はその誘導体の含有率が少なす
ぎると帯電性の向上効果が期待できず、また過剰である
とトナーの品質が低下するので好ましくない。本発明で
用いる着色剤としては、従来から用いられているもので
あれば特に制限されるものではなく、黒色トナーを得る
には、カーボンブラック等を使用する。また、サイクロ
オリゴ糖又はその誘導体は、通常白色なので、青、赤、
黄等のカラートナーに含有せしめてもよく、この場合は
相当する色の染顔料等からなる着色剤を用いる。
【0017】着色剤の含有率は、樹脂100重量部に対
して3〜20重量部とするのが好ましい。更に、本発明
のトナーには、サイクロオリゴ糖又はその誘導体とは別
に、公知のものを含めて他の帯電制御剤、例えば、ニグ
ロシン系染料、4級アンモニウム塩、含金錯素塩染料等
を含有せしめてもよい。
【0018】その他、本発明のトナー構成成分として、
定着性や流動性を向上させるため、低分子量オレフィン
重合体や微粉末シリカ等の添加剤を含有せしめてもよ
い。トナーの製造法としては、上記の各成分をニーダー
等で混練し冷却後、粉砕し分級すればよい。又、本発明
のトナーは二成分系現像剤の他に、カプセル化トナーや
重合トナー及びマグネタイト含有トナー等のいわゆる一
成分系現像剤(磁性トナー)にも適用することができ
る。
【0019】トナーの平均粒径は5〜20μmが好適で
ある。本発明のトナーと混合して現像剤を形成するキャ
リアとしては、特に制限はないが10〜200μmの平
均粒径を有する鉄粉が好ましい。なお、鉄粉の粒径には
特に制限はない。この場合、連続使用時の耐久性向上の
目的でフッ素系樹脂等をコーティングしたいわゆるコー
ティングキャリアも使用することができる。又、フェラ
イト系、マグネタイト系等を初めとする公知の他のキャ
リアも使用することができる。これらキャリアは、トナ
ー1重量部に対して、5〜100重量部使用することが
好ましい。
【0020】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に詳細に説明
するが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の実施
例によりなんら制限されるものではない。なお、下記実
施例中単に「部」とあるのはいずれも「重量部」を意味
するものとする。
【0021】
【表2】実施例−1 スチレン系樹脂 100部 (三洋化成社製、商品名SBM−600) カーボンブラック 10部 (三菱化成(株)製#44) 例示化合物(1) 2部
【0022】上記の材料を配合混練し、粉砕分級して平
均粒子径11μmの黒色正帯電トナーを得た。このトナ
ー5部と平均粒径約100μmのフッ素系樹脂コーティ
ングキャリア100部とを混合攪拌して現像剤を作製し
た。次いでこの現像剤を有機光導電体を感光体とする複
写機で実写したところ白地部の地汚れ、いわゆるカブリ
の少ない鮮明なコピーが得られた。
【0023】実施例−2 帯電制御剤として、例示化合物(1)2部のかわりに例
示化合物(2)を1部使用する以外は、実施例−1と全
く同様にしたところ、実施例−1と同様に良好なコピー
が得られた。
【0024】実施例−3 帯電制御剤として、例示化合物(1)2部のかわりに例
示化合物(4)を3部使用する以外は、実施例−1と全
く同様にしたところ、実施例−1と同様に良好なコピー
が得られた。
【0025】実施例−4 帯電制御剤として、例示化合物(1)2部のかわりに例
示化合物(7)を5部使用する以外は、実施例−1と全
く同様にしたところ、実施例−1と同様に良好なコピー
が得られた。
【0026】実施例−5 帯電制御剤として、例示化合物(1)2部のかわりに例
示化合物(10)を3部使用する以外は、実施例−1と
全く同様にしたところ、実施例−1と同様に良好なコピ
ーが得られた。
【0027】実施例−6 帯電制御剤として、例示化合物(1)2部のかわりに例
示化合物(11)を2部使用する以外は、実施例−1と
全く同様にしたところ、実施例−1と同様に良好なコピ
ーが得られた。
【0028】実施例−7 帯電制御剤として、例示化合物(1)2部のかわりに例
示化合物(13)を3部使用する以外は、実施例−1と
全く同様にしたところ、実施例−1と同様に良好なコピ
ーが得られた。
【0029】実施例−8 帯電制御剤として、例示化合物(1)2部のかわりに例
示化合物(16)を4部使用する以外は、実施例−1と
全く同様にしたところ、実施例−1と同様に良好なコピ
ーが得られた。
【0030】実施例−9 帯電制御剤として、例示化合物(1)2部のかわりに例
示化合物(18)を3部使用する以外は、実施例−1と
全く同様にしたところ、実施例−1と同様に良好なコピ
ーが得られた。
【0031】実施例−10 帯電制御剤として、例示化合物(1)2部のかわりに例
示化合物(20)を4部使用する以外は、実施例−1と
全く同様にしたところ、実施例−1と同様に良好なコピ
ーが得られた。
【0032】
【発明の効果】本発明の静電荷像現像用トナーは、連続
複写によるコピーの汚れ等の発生しない高品質の静電荷
像現像用トナーである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも樹脂及び着色剤を含有してな
    る静電荷像現像用トナーにおいて、サイクロオリゴ糖又
    はその誘導体を1種以上含有することを特徴とする静電
    荷像現像用トナー。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0687959A1 (de) * 1994-05-30 1995-12-20 Hoechst Aktiengesellschaft Verwendung ringförmiger verknüpften Oligo- oder Polysacchariden als Ladungssteuermittel
EP0822461A1 (en) * 1996-08-02 1998-02-04 Xerox Corporation Liquid developer compositions with cyclodextrins
JP2012530809A (ja) * 2009-06-17 2012-12-06 ボード・オブ・リージエンツ,ザ・ユニバーシテイ・オブ・テキサス・システム 分離剤としてのシクロフルクタン用の組成物および方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012530809A (ja) * 2009-06-17 2012-12-06 ボード・オブ・リージエンツ,ザ・ユニバーシテイ・オブ・テキサス・システム 分離剤としてのシクロフルクタン用の組成物および方法
US9175006B2 (en) 2009-06-17 2015-11-03 Board Of Regents, The University Of Texas System Compositions and methods for cyclofructans as separation agents

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