JPH061263Y2 - バツチ式熱処理炉 - Google Patents

バツチ式熱処理炉

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JPH061263Y2
JPH061263Y2 JP1986183951U JP18395186U JPH061263Y2 JP H061263 Y2 JPH061263 Y2 JP H061263Y2 JP 1986183951 U JP1986183951 U JP 1986183951U JP 18395186 U JP18395186 U JP 18395186U JP H061263 Y2 JPH061263 Y2 JP H061263Y2
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JP
Japan
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hot air
duct
heat treatment
type heat
treatment furnace
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JP1986183951U
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JPS6390477U (ja
Inventor
清 藤原
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トリニテイ工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、塗装用乾燥炉等として使用される熱処理炉に
係り、特に熱風発生装置から送給される熱風を熱風吹出
ダクトから吹き出して炉内に定置された被処理物を加熱
するバッチ式熱処理炉に関する。
〔従来技術〕
第2図は塗装用乾燥炉として使用される従来のバッチ式
熱処理炉を示すフローシート図である。
図中、1は被処理物となる被塗物Wを収容する炉本体で
あって、その左右側壁1R,1Lには炉本体1内に定置
された被塗物Wの左右側面に対向する熱風吹出ダクト2
R,2Lが配設され、当該各熱風吹出ダクト2R,2L
の表面には多数の吹出口3,3…が開口形成されてい
る。
また、4はバーナ5と送風機6を有する熱風発生装置で
あって、炉本体1内の天井部に配設された排気ダクト7
から吸引した炉内の空気をバーナ5の燃焼ガスで加熱し
て、これを送風機6で給気ダクト8R,8Lを通じて熱
風吹出ダクト2R,2Lに送給し、当該熱風吹出ダクト
2R,2Lの各吹出口3,3…から吹き出して再び炉内
に循環供給させるように成されており、各吹出口3,3
…から一斉に吹き出される高温の熱風が炉本体1内に定
置された被塗物Wの表面全体に吹きつけられてその塗膜
が均一に加熱乾燥される。
〔解決すべき技術的課題〕
ところで、自動車ボディ等の被塗物Wを加熱乾燥させる
大型のバッチ式熱処理炉は、その炉本体1に配設される
熱風吹出ダクト2R,2Lも大型であるから、熱風発生
装置は各ダクト2R,2Lに多量の熱風を送給しなけれ
ばならない。
したがって、熱風発生装置4のバーナ5と送風機6の容
量が大きくなって設備費が嵩むと共に、熱風発生装置4
全体が大型化してその設置スペースも大きくなるという
問題があり、またバーナ5の燃料費や送風機6の電力費
も嵩んでランニングコストが高くなるという問題があっ
た。
〔考案の目的〕
そこで本考案は、熱風発生装置に使用するバーナや送風
機の容量を従来より小さくしても炉内の被処理物を均一
に加熱することができるバッチ式熱処理炉を提供し、熱
風発生装置の設備費及び設置スペースを低減すると同時
に、ランニングコストも節減することを目的とする。
〔考案の効果〕
この目的を達成するために、本考案は、熱風装置から供
給される熱風を熱風吹出ダクトに設けられた多数の吹出
口から吹き出して炉内に定置された被処理物を加熱する
バッチ式熱処理炉において、前記熱風吹出ダクトが所要
数の吹出口を有する複数のダクト部に区分して形成さ
れ、前記熱風発生装置から供給される熱風を前記各ダク
ト部に対して順次交互に送給するダクト部切換手段を備
えたことを特徴とする。
〔考案の作用〕
本考案によれば、熱風吹出ダクトが所要数の吹出口を有
する複数のダクト部に区分して形成され、これら各ダク
トに対して熱風を順次交互に送給するダクト部切換手段
を備えているので、例えばダクト部が上段、中段、下段
に区分されているときには、熱風を下段→中段→上段→
下段の順に所定のタイミングで交互に吹き出させて被処
理物全体を加熱することができる。
したがって、熱風発生装置は、従来のように熱風吹出ダ
クト全体の吹出口から一斉に熱風を吹き出させる必要が
なく、熱風吹出ダクトを複数に区分して成る各ダクト部
の熱風吹出量に相当する少量の熱風を送給すれば足り
る。
これにより、熱風発生装置に設けられるバーナや送風機
の容量を大幅に小さくして小型化し、当該熱風発生装置
の設備費及び設置スペースを低減できると共に、バーナ
の燃料費や送風機の電力費も節減できる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて具体的に説明す
る。
第1図は、本考案によるバッチ式熱処理炉の一例を示す
フローシート図である。なお、第2図と重複する部分に
ついては同一符号を付して詳細説明を省略する。
本例においては、炉本体1内の側壁1R及び1Lに配設
される熱風吹出ダクト2R及び2Lが、夫々上下三段に
区分されて、所要数の吹出口3,3…を有する複数のダ
クト部2R,2R及び2Rと、ダクト部2L
2L及び2Lが形成されると共に、バーナ5の燃焼
ガスで加熱された空気を送風機6によって送出させる熱
風発生装置4に接続された各給気ダクト8R及び8Lに
は、夫々各ダクト部2R〜2R及び2L〜2L
に接続される複数の分岐ダクト8R〜8R及び8L
〜8Lが形成されている。
そして、熱風発生装置4から送給される熱風を前記各ダ
クト部2R〜2R及び2L〜2Lに対して順次
交互に送給するダクト部切換手段として、前記各分岐ダ
クト8R〜8R及び8L〜8Lに開閉ダンパ9
a,9b,9cが介装されると共に、各開閉ダンパ9a
〜9cが制御盤装置(図示せず)から出力される制御信
号によって所定のタイミングで順次交互に開閉されるよ
うに成されている。
前記制御盤装置は、例えば炉本体1内の温度勾配を考慮
して、下段のダクト部2R及び2Lに接続された分
岐ダクト8R及び8Lの各ダンパ9aを120秒間
開き、次に中段のダクト部2R及び2Lに接続され
た分岐ダクト8R及び8Lの各ダンパ9aを90秒
間開き、最後に上段のダクト部2R及び2Lに接続
された分岐ダクト8R及び8Lの各ダンパ9cを6
0秒間開いて、熱風発生装置4から送給される熱風を、
下段のダクト部2R及び2L−中段のダクト部2R
及び2L−上段のダクト部2R及び2Lの順序
で選択的に供給し、各ダクト部の吹出口3,3…から交
互に吹き出させるように成されている。
以上が、本考案の一例構成であり、次にその作用につい
て説明する。
まず、所要温度に予熱された炉本体1内に被塗物Wを搬
入して所定位置に収容し、入口の扉10を閉めて炉内を
密閉する。
そして、熱風発生装置4の送風機6を稼働させてバーナ
5の燃焼ガスで加熱された空気を供給ダクト8R及び8
Lに送出させる。
このとき、最初は分岐ダクト8R及び8Lに介装さ
れたダンパ9a及び9aのみが開かれており、給気ダク
ト8R及び8Lから送給される熱風が下段のダクト部2
及び2Lの各吹出口3,3…のみから吹き出さ
れ、当該熱風が被塗物Wの下側面に吹きつけられて、当
該下側面が集中的に120秒間加熱されると共に、下側
から被塗物Wの表面に沿って上昇する熱空気の流れや炉
内雰囲気の温度上昇によって中・上側面も加熱される。
そして、120秒間経過するとダンパ9a,9aが閉じ
られ、代わって分岐ダクト8R及び8Lに介装され
たダンパ9a及び9bが開かれ、中段のダクト部2R
及び2Lの各吹出口3,3…のみから熱風が吹き出さ
れて被塗物Wの中央面が集中的に90秒間加熱されると
共に、中央面から被塗物Wの表面に沿って上昇する熱空
気の流れによって上側面も加熱される。そして、90秒
経過すると、ダンパ9b及び9bが閉じられ、代わって
分岐ダクト8R及び8Lに介装されたダンパ9c及
び9cが開かれ、上段のダクト部2R及び2Lの各
吹出口3,3…のみから熱風が吹き出されて被塗物Wの
上側面が集中的に加熱される。このとき、当該上側面は
既にある程度加熱乾燥せられているから中・下側面と同
程度に加熱するには60秒程度の加熱時間で充分であ
り、60秒経過するとダンパ9c及び9cが閉じられ
て、今度は再びダンパ9a及び9aが開かれ、以後は上
述のサイクルを繰り替えしながら被塗物Wの表面全体が
均一に熱処理されることとなる。
このように、本考案によれば、熱風吹出ダクト2R及び
2Lが夫々上下三段のダクト部2R〜2R及び2L
〜2Lに区分して形成され、下段のダクト部2R
及び2Lから中段のダクト部2R及び2L、そし
て上段のダクト部2R及び2Lの順で交互に熱風を
吹き出させて被塗物W全体を加熱することができるか
ら、熱風吹出ダクト2R及び2L全体から一斉に熱風を
吹き出させる従来の場合に比較して熱風発生装置4の熱
風送給量を1/3に低減することができる。したがって、
バーナ5及び送風機6は従来の約1/3程度どの容量を有
する小型なもので良いから、熱風発生装置4の設備費及
び設置スペースを低減できると共に、バーナ5の燃料費
と送風機6の電力費を節減してランニングコストも大幅
に低減されることとなる。
また、熱風送給量を1/3に低減しても、各ダクト部から
吹き出される熱風の風速は低下しないから、被塗物Wの
乾燥不良を生ずる弊害もない。
更に、各ダクト部から順次交互に熱風を吹き出すことが
できるから、被塗物Wの表面を局部的に過熱して塗膜の
オーバーベイクを生ずることも防止される。
また、実施例の如く、熱風吹出ダクト2R及び2Lを夫
々上下三段に区分して、下段から中段そして上段のダク
ト部の順序で熱風を供給すると共に、当該熱風の吹出時
間を漸次短くすると、被塗物Wの表面全体を効率良く均
一に加熱することができる。
なお、実施例においては、熱風吹出ダクト2R及び2L
を夫々上下三段のダクト部に区分した場合について説明
したが、区分する数は任意であり、区分する方向も上下
に限らず左右であっても良い。
また、熱風吹出ダクト2R及び2Lの各ダクト部2R
〜2R及び2L〜2Lを炉本体1外に配設してそ
の吹出口3,3…のみを炉内に開口させるものであって
も良い。
更に、実施例においては、熱風発生装置4のバーナ5の
燃焼ガスで直接加熱された熱風を熱風循環ダクト2R及
び2Lに供給する場合について説明したが、本考案はこ
れに限らず、バーナ5の燃焼ガスを熱交換器に通して間
接的に加熱された空気を熱風循環ダクトの各ダクト部に
供給する場合であってもよい。
更にまた、本考案は塗装用乾燥炉に限らず、その他種々
の熱処理炉に適用することができる。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案によるバッチ式熱処理炉は、
従来のように熱風吹出ダクト全体の吹出口から一斉に熱
風を吹き出させるのではなく、当該熱風吹出ダクトを複
数のダクト部に区分し、各ダクト部の吹出口から順次交
互に熱風を吹き出させて被処理物全体を均一に加熱する
ことができるから、熱風発生装置のバーナや送風器の容
量を小さくして当該熱風発生装置の設備費及び設置スペ
ースを低減することができると共に、バーナの燃料費や
送風機の電力費を節減してランニングコストを低減する
ことができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるバッチ式熱処理炉の一例を示すフ
ローシート図、第2図は従来例を示すフローシート図で
ある。 符号の説明 1…炉本体、2R,2L…熱風吹出ダクト、2R〜2
,2L〜2L…ダクト部、3…吹出口、4…熱
風発生装置、5…バーナ、6…送風機、8R,8L…給
気ダクト、8R〜8R,8L〜8L…分岐ダク
ト、9a,9b,9c…開閉ダンパ。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱風装置(4)から送給される熱風を熱風
    吹出ダクト(2R,2L)に設けられた多数の吹出口から吹
    き出して炉内に定置された被処理物(W)を加熱するバ
    ッチ式熱処理炉において、前記熱風吹出ダクト(2R,2
    R)が所要数の吹出口(3)を有する複数のダクト部(2
    R1〜2R3,2L1〜2L3)に区分して形成され、前記熱風発
    生装置(4)から供給される熱風を前記各ダクト部(2R
    1〜2L3,2L1〜2L3)に対して順次交互に送給するダクト
    部切換手段を具備したことを特徴とするバッチ式熱処理
    炉。
  2. 【請求項2】バーナ(5)の燃焼ガスで加熱された空気
    を送風機(6)によって送出させる前記熱風発生装置
    (4)に給気ダクト(8R,8L)が接続されると共に、当
    該給気ダクト(8R,8L)には前記各ダクト部(2R1〜2
    R3,2L1〜2L3)に夫々接続される複数の分岐ダクト(8R
    1〜8R3,8L1〜8L3)が形成され、前記ダクト部切換手段
    が、各分岐ダクト(8R1〜8R3,8L1〜8L3)に介装された
    開閉ダンパ(9a〜9c)と、当該各開閉ダンパ(9a〜9c)
    を所定のタイミングで順次交互に開閉する制御装置から
    なる前記実用新案登録請求の範囲第1項記載のバッチ式
    熱処理炉。
JP1986183951U 1986-11-29 1986-11-29 バツチ式熱処理炉 Expired - Lifetime JPH061263Y2 (ja)

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JPS6390477U JPS6390477U (ja) 1988-06-11
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4314598Y1 (ja) * 1965-05-31 1968-06-19

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