JPH06126800A - 成形機における型締力の調整方法 - Google Patents
成形機における型締力の調整方法Info
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- JPH06126800A JPH06126800A JP28312192A JP28312192A JPH06126800A JP H06126800 A JPH06126800 A JP H06126800A JP 28312192 A JP28312192 A JP 28312192A JP 28312192 A JP28312192 A JP 28312192A JP H06126800 A JPH06126800 A JP H06126800A
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- Japan
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- mold clamping
- clamping force
- tie bar
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 常にオペレータの所望する型締力と一致する
正確な型締力の自動設定を可能とすること。 【構成】 適正な第1,第2の仮の型締力を設定するこ
とによって、オーバーランΔLO とトグル効率ηとを求
めるための第1,第2の試験型締運転を確実に実行させ
て、オーバーランΔLO とトグル効率ηを正確に求め、
これに基づきオペレータの所望する型締力に正確に対応
する真のタイバー伸び量ΔLP を演算し、これに応じた
量だけダイハイト調整用モータを駆動して、支持盤を増
締原点から固定ダイプレートに対して所定量だけ前進さ
せる。
正確な型締力の自動設定を可能とすること。 【構成】 適正な第1,第2の仮の型締力を設定するこ
とによって、オーバーランΔLO とトグル効率ηとを求
めるための第1,第2の試験型締運転を確実に実行させ
て、オーバーランΔLO とトグル効率ηを正確に求め、
これに基づきオペレータの所望する型締力に正確に対応
する真のタイバー伸び量ΔLP を演算し、これに応じた
量だけダイハイト調整用モータを駆動して、支持盤を増
締原点から固定ダイプレートに対して所定量だけ前進さ
せる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は射出成形機やダイカスト
マシン等の成形機における型締力の調整方法に係り、特
に、トグル機構によってタイバーを伸長させて型締力
(増締力)を得るようにした成形機において、正確な型
締力の自動設定を可能とした型締力の調整方法に関する
ものである。
マシン等の成形機における型締力の調整方法に係り、特
に、トグル機構によってタイバーを伸長させて型締力
(増締力)を得るようにした成形機において、正確な型
締力の自動設定を可能とした型締力の調整方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】トグル機構によってタイバーを伸長させ
て型締力(増締力)を得るようにした射出成形機等の成
形機においては、金型交換時に金型の型厚に応じて固定
ダイプレートに対する支持盤(テールストック)の位置
(固定ダイプレートと支持盤との間の距離)を可変調整
する、ダイハイト調整と称する調整作業を必要とする。
このダイハイト調整も最近の射出成形機等では自動化さ
れつつあり、斯様な射出成形機においては、ダイハイト
調整設定モード画像(自動増締設定モード画像)を呼び
出した状態で、この表示画像と対話式に型厚値と型締力
値(増締力値)とを入力・設定することによって、シス
テムコントローラ(マイコン)がダイハイト調整用モー
タを駆動してタイバーナットを回転させ、固定ダイプレ
ートに対する支持盤の位置を自動調整するようになって
いる。
て型締力(増締力)を得るようにした射出成形機等の成
形機においては、金型交換時に金型の型厚に応じて固定
ダイプレートに対する支持盤(テールストック)の位置
(固定ダイプレートと支持盤との間の距離)を可変調整
する、ダイハイト調整と称する調整作業を必要とする。
このダイハイト調整も最近の射出成形機等では自動化さ
れつつあり、斯様な射出成形機においては、ダイハイト
調整設定モード画像(自動増締設定モード画像)を呼び
出した状態で、この表示画像と対話式に型厚値と型締力
値(増締力値)とを入力・設定することによって、シス
テムコントローラ(マイコン)がダイハイト調整用モー
タを駆動してタイバーナットを回転させ、固定ダイプレ
ートに対する支持盤の位置を自動調整するようになって
いる。
【0003】ところが、上記した従来のダイハイト調整
手法においては、金型の幅(型開閉方向と直交する方向
の金型幅)や金型の高さが異なると、同一型厚と同一型
締力とを設定した場合であっても(同じ型厚と同じ型締
力で計算したダイハイト調整(増締力設定)を行って
も)、実際の型締力(増締力)が変わってしまうという
問題があった。このため、予想外の型締力がかかった場
合にはタイバーの負担が増大し、最悪の場合にはタイバ
ー折損という重大事故につながる虞もあった。これは同
一型厚であっても、金型の幅や高さなどが異なるとダイ
プレートのたわみ量が変化するため、ダイプレートのた
わみが関与するトグル効率が個々の金型によって違って
くるためである。
手法においては、金型の幅(型開閉方向と直交する方向
の金型幅)や金型の高さが異なると、同一型厚と同一型
締力とを設定した場合であっても(同じ型厚と同じ型締
力で計算したダイハイト調整(増締力設定)を行って
も)、実際の型締力(増締力)が変わってしまうという
問題があった。このため、予想外の型締力がかかった場
合にはタイバーの負担が増大し、最悪の場合にはタイバ
ー折損という重大事故につながる虞もあった。これは同
一型厚であっても、金型の幅や高さなどが異なるとダイ
プレートのたわみ量が変化するため、ダイプレートのた
わみが関与するトグル効率が個々の金型によって違って
くるためである。
【0004】そこで、自動増締設定を行うに先立ち、先
ず上記した個々の金型によって異なるトグル効率や、マ
シン(成形機)によって異なるオーバーラン量(ダイハ
イト調整用モータの特性によって異なるオーバーラン
量)を求めるために、仮の型締力(仮の増締追い込み
量)を設定して試験型締運転を実行し、トグル効率とオ
ーバーラン量とを求めるようにした手法が、本願出願人
によって特願平3−258778号として提案された。
すなわち、この先願においては、仮の型締力を設定して
試験型締運転を実行し、この試験型締運転時の型締力
(増締力)を測定して、この実測型締力を用いてタイバ
ーの伸び量を算出するための演算式中の上記したトグル
効率,オーバーラン量という定数値を求めるようにして
いた。そして、この求められた定数値を用いて、上記演
算式によってオペレータの所望する型締力に対応したタ
イバーの伸び量を正確に求めて、これに相当する増締追
い込み量の支持盤位置の調整を自動的に実行するように
していた。
ず上記した個々の金型によって異なるトグル効率や、マ
シン(成形機)によって異なるオーバーラン量(ダイハ
イト調整用モータの特性によって異なるオーバーラン
量)を求めるために、仮の型締力(仮の増締追い込み
量)を設定して試験型締運転を実行し、トグル効率とオ
ーバーラン量とを求めるようにした手法が、本願出願人
によって特願平3−258778号として提案された。
すなわち、この先願においては、仮の型締力を設定して
試験型締運転を実行し、この試験型締運転時の型締力
(増締力)を測定して、この実測型締力を用いてタイバ
ーの伸び量を算出するための演算式中の上記したトグル
効率,オーバーラン量という定数値を求めるようにして
いた。そして、この求められた定数値を用いて、上記演
算式によってオペレータの所望する型締力に対応したタ
イバーの伸び量を正確に求めて、これに相当する増締追
い込み量の支持盤位置の調整を自動的に実行するように
していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記した先願
による手法は、金型種別等に応じて正確にタイバーの伸
び量を求めることが可能であるも、試験型締運転を実行
する際に設定する前記仮の型締力の値が適正でないと、
試験型締運転で得られた実測型締力が不確かであった
り、マシンが破損したり、試験型締運転そのものが完了
したとシステムコントローラが認知しないといった事態
を招来する虞があることが指摘された。
による手法は、金型種別等に応じて正確にタイバーの伸
び量を求めることが可能であるも、試験型締運転を実行
する際に設定する前記仮の型締力の値が適正でないと、
試験型締運転で得られた実測型締力が不確かであった
り、マシンが破損したり、試験型締運転そのものが完了
したとシステムコントローラが認知しないといった事態
を招来する虞があることが指摘された。
【0006】すなわち、試験型締運転時に設定される仮
の型締力が最大型締力仕様値(型締力100%)の上の
許容限界型締力を超えるような大きな値であると、型締
駆動源(油圧シリンダ)の出力やタイバー強度等には余
裕度を見込んであるも、各部に破損が生じる虞がないと
は言い切れず、また、トグル機構が最後まで突っ張り切
れずにシステムコントローラが型締完了と認知しないで
運転が停止しない虞があった。一方、試験型締運転時に
設定される仮の型締力が相当に小さい値であると、型締
力検出センサ(油圧シリンダ)には初期圧が立っている
ことや測定値が小さすぎること等によって、小さい値の
型締力設定では実測型締力が不確かなものとなる虞があ
り、また、タイバーナットメカニズムに試験型締運転の
際に油抜きを要する特定メカをもつものにおいては、シ
ステムコントローラが型締完了と認知しないで運転が停
止しない虞があるものもあった。
の型締力が最大型締力仕様値(型締力100%)の上の
許容限界型締力を超えるような大きな値であると、型締
駆動源(油圧シリンダ)の出力やタイバー強度等には余
裕度を見込んであるも、各部に破損が生じる虞がないと
は言い切れず、また、トグル機構が最後まで突っ張り切
れずにシステムコントローラが型締完了と認知しないで
運転が停止しない虞があった。一方、試験型締運転時に
設定される仮の型締力が相当に小さい値であると、型締
力検出センサ(油圧シリンダ)には初期圧が立っている
ことや測定値が小さすぎること等によって、小さい値の
型締力設定では実測型締力が不確かなものとなる虞があ
り、また、タイバーナットメカニズムに試験型締運転の
際に油抜きを要する特定メカをもつものにおいては、シ
ステムコントローラが型締完了と認知しないで運転が停
止しない虞があるものもあった。
【0007】従って本発明の解決すべき技術的課題は前
記した従来技術のもつ問題点を解消することにあり、そ
の目的とするところは、試験型締運転において定数を算
出の前提となる実測型締力が常に確実・正確に得られ、
以って、常にオペレータの所望する型締力と一致する正
確な型締力の自動設定を可能とする成形機における型締
力の調整方法を提供することにある。
記した従来技術のもつ問題点を解消することにあり、そ
の目的とするところは、試験型締運転において定数を算
出の前提となる実測型締力が常に確実・正確に得られ、
以って、常にオペレータの所望する型締力と一致する正
確な型締力の自動設定を可能とする成形機における型締
力の調整方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記した目的を
達成するため、型締駆動源を搭載した支持盤(テールス
トック)と、前記型締駆動源によりトグル機構を介して
駆動され且つ可動側金型が取付けられる可動ダイプレー
トと、固定側金型が取付けられる固定ダイプレートと、
該固定ダイプレートにその一方端側が固定されその他方
端側には前記支持盤が位置調整可能であるように配設さ
れた複数本のタイバーと、該タイバーに螺合されて前記
支持盤の前記固定ダイプレートに対する距離を可変制御
するためのタイバーナットと、該タイバーナットを回転
駆動させるためのダイハイト調整用モータと、前記支持
盤の位置を検出する支持盤位置検出センサと、前記ダイ
ハイト調整用モータの回転量を検出するモータ回転セン
サと、型締力を検出する型締力検出センサと、前記ダイ
ハイト調整用モータを駆動制御して前記タイバーナット
を回転させ、前記支持盤の前記固定ダイプレートに対す
る距離を調整可能とするシステムコントローラとを具備
し、所望型締力を入力して前記システムコントローラに
自動増締設定動作の開始を指示することにより、前記シ
ステムコントローラは、仮の型締力(仮の増締追い込み
量)を設定して試験型締運転を実行し、これによりこの
試験型締運転時の型締力(増締力)を測定し、この実測
型締力を用いて前記タイバーの伸び量を算出するための
演算式中の初期には不明の定数値を求め、この求められ
た定数値を用いた前記演算式によりオペレータの所望す
る型締力に対応した前記タイバーの伸び量を求めて、こ
れに相当する増締追い込み量の支持盤位置調整を自動的
に実行するようにした成形機の型締力の調整方法におい
て、前記した所望型締力の値の如何にかかわらず、前記
試験型締運転のための仮の設定型締力として、前記した
試験型締運転時においてメカニズムの破損の虞または試
験型締運転が完了しない虞がある前記成形機の最大型締
力仕様値(型締力100%)を超える許容限界型締力値
近傍の領域と、前記した試験型締運転時において実測型
締力が不確かな虞または試験型締運転が完了しない虞が
ある成形機の最小側型締力仕様値近傍の領域とを、避け
た中間領域の値に設定して前記試験型締運転を実行する
ようにされる。
達成するため、型締駆動源を搭載した支持盤(テールス
トック)と、前記型締駆動源によりトグル機構を介して
駆動され且つ可動側金型が取付けられる可動ダイプレー
トと、固定側金型が取付けられる固定ダイプレートと、
該固定ダイプレートにその一方端側が固定されその他方
端側には前記支持盤が位置調整可能であるように配設さ
れた複数本のタイバーと、該タイバーに螺合されて前記
支持盤の前記固定ダイプレートに対する距離を可変制御
するためのタイバーナットと、該タイバーナットを回転
駆動させるためのダイハイト調整用モータと、前記支持
盤の位置を検出する支持盤位置検出センサと、前記ダイ
ハイト調整用モータの回転量を検出するモータ回転セン
サと、型締力を検出する型締力検出センサと、前記ダイ
ハイト調整用モータを駆動制御して前記タイバーナット
を回転させ、前記支持盤の前記固定ダイプレートに対す
る距離を調整可能とするシステムコントローラとを具備
し、所望型締力を入力して前記システムコントローラに
自動増締設定動作の開始を指示することにより、前記シ
ステムコントローラは、仮の型締力(仮の増締追い込み
量)を設定して試験型締運転を実行し、これによりこの
試験型締運転時の型締力(増締力)を測定し、この実測
型締力を用いて前記タイバーの伸び量を算出するための
演算式中の初期には不明の定数値を求め、この求められ
た定数値を用いた前記演算式によりオペレータの所望す
る型締力に対応した前記タイバーの伸び量を求めて、こ
れに相当する増締追い込み量の支持盤位置調整を自動的
に実行するようにした成形機の型締力の調整方法におい
て、前記した所望型締力の値の如何にかかわらず、前記
試験型締運転のための仮の設定型締力として、前記した
試験型締運転時においてメカニズムの破損の虞または試
験型締運転が完了しない虞がある前記成形機の最大型締
力仕様値(型締力100%)を超える許容限界型締力値
近傍の領域と、前記した試験型締運転時において実測型
締力が不確かな虞または試験型締運転が完了しない虞が
ある成形機の最小側型締力仕様値近傍の領域とを、避け
た中間領域の値に設定して前記試験型締運転を実行する
ようにされる。
【0009】
【作用】金型の交換後に自動増締設定を所望すると、オ
ペレータは自動増締設定用の設定モード画像を呼び出
す。そして、この自動増締設定用の設定モード画像上に
おいて、型締力(型締トン数)を入力・設定し、然る
後、自動増締設定動作の開始を指示することによって、
マイコン(システムコントローラ)は自動増締設定動作
モードとなる。この自動増締設定動作モードにおいて
は、マイコンは先ずオペレターの所望する型締力の如何
にかかわらず、予め定められた第1の仮の型締力(増締
追い込み量)、例えば「最大型締力仕様値×90%」を
設定して、これに基づく試験型締運転を実行してこの試
験型締運転時の型締力(増締力)を測定し、続いて、予
め定められた第2の仮の型締力、例えば「最大型締力仕
様値×60%」を設定して、これに基づく試験型締運転
を実行してこの試験型締運転時の型締力を測定し、これ
ら2回の試験型締運転によって得られた実測データを用
いて、前記したトグル効率,オーバーラン量というタイ
バーの伸び量を算出するため演算式中の定数値を求め
る。この際の上記した第1,第2の仮の型締力は、メカ
の破損や測定データが不確かな領域を避けた、且つ正常
作動が保証された値であるので、試験型締運転は支障無
く行われ、得られた実測データも正確なものとなる。
ペレータは自動増締設定用の設定モード画像を呼び出
す。そして、この自動増締設定用の設定モード画像上に
おいて、型締力(型締トン数)を入力・設定し、然る
後、自動増締設定動作の開始を指示することによって、
マイコン(システムコントローラ)は自動増締設定動作
モードとなる。この自動増締設定動作モードにおいて
は、マイコンは先ずオペレターの所望する型締力の如何
にかかわらず、予め定められた第1の仮の型締力(増締
追い込み量)、例えば「最大型締力仕様値×90%」を
設定して、これに基づく試験型締運転を実行してこの試
験型締運転時の型締力(増締力)を測定し、続いて、予
め定められた第2の仮の型締力、例えば「最大型締力仕
様値×60%」を設定して、これに基づく試験型締運転
を実行してこの試験型締運転時の型締力を測定し、これ
ら2回の試験型締運転によって得られた実測データを用
いて、前記したトグル効率,オーバーラン量というタイ
バーの伸び量を算出するため演算式中の定数値を求め
る。この際の上記した第1,第2の仮の型締力は、メカ
の破損や測定データが不確かな領域を避けた、且つ正常
作動が保証された値であるので、試験型締運転は支障無
く行われ、得られた実測データも正確なものとなる。
【0010】そして、上記のようにして求めた定数値を
用いてオペレータの所望する型締力に対応したタイバー
の伸び量を求める。このようにしてタイバーの伸び量が
正確に算出されると、この伸び量が増締追い込み量(ト
グル機構が突っ張った状態で且つ固定側金型と可動側金
型とが無負荷圧で密着した状態からの支持盤の前進量)
に相当するので、マイコンはダイハイト調整用モータを
駆動して、決定した増締追い込み量に相当するだけタイ
バーナットを回転させて支持盤を増締原点から固定ダイ
プレートに対して所定量だけ前進させ、これによって自
動増締設定動作を完了させる。
用いてオペレータの所望する型締力に対応したタイバー
の伸び量を求める。このようにしてタイバーの伸び量が
正確に算出されると、この伸び量が増締追い込み量(ト
グル機構が突っ張った状態で且つ固定側金型と可動側金
型とが無負荷圧で密着した状態からの支持盤の前進量)
に相当するので、マイコンはダイハイト調整用モータを
駆動して、決定した増締追い込み量に相当するだけタイ
バーナットを回転させて支持盤を増締原点から固定ダイ
プレートに対して所定量だけ前進させ、これによって自
動増締設定動作を完了させる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の1実施例を図1〜図6によっ
て説明する。図1は本実施例に係る射出成形機の制御系
統の簡略化したブロック図である。図1において、1は
マシン(射出成形機)全体の動作制御や表示制御などを
司るマイコン(マイクロコンピュータ)、2はマシンの
各部に備えられた多数のセンサで構成されるセンサ群、
3はマシンの各部に配設された多数の駆動源を駆動制御
するための多数のドライバ回路で構成されたドライバ
群、4はマシンの前面部に配設されたキー入力装置、5
は前記キー入力装置に隣接して配設された例えばカラー
CRTディスプレイ,カラーLCD等よりなる表示装置
である。
て説明する。図1は本実施例に係る射出成形機の制御系
統の簡略化したブロック図である。図1において、1は
マシン(射出成形機)全体の動作制御や表示制御などを
司るマイコン(マイクロコンピュータ)、2はマシンの
各部に備えられた多数のセンサで構成されるセンサ群、
3はマシンの各部に配設された多数の駆動源を駆動制御
するための多数のドライバ回路で構成されたドライバ
群、4はマシンの前面部に配設されたキー入力装置、5
は前記キー入力装置に隣接して配設された例えばカラー
CRTディスプレイ,カラーLCD等よりなる表示装置
である。
【0012】図1の前記マイコン1は、可塑化・計量動
作,射出動作,型開閉動作,エジェクト動作等の成形行
程全体の制御や、後述する自動増締設定のための運転制
御や数式演算処理、実測データの演算・格納処理、ある
いは前記表示装置5の出力画像の表示制御処理等々の各
種処理を実行する。このマイコン1は、実際には各種I
/Oインターフェイス,ROM,RAM,CPU等を具
備したもので構成され、予め作成された各種プログラム
により各種処理を実行するも、本実施例においては、成
形条件設定記憶部11、運転条件制御部12、実測値記
憶部13、表示処理部14、型締力自動調整処理部1
5、型締力演算処理部16等を備えたものとして、以下
の説明を行なう。
作,射出動作,型開閉動作,エジェクト動作等の成形行
程全体の制御や、後述する自動増締設定のための運転制
御や数式演算処理、実測データの演算・格納処理、ある
いは前記表示装置5の出力画像の表示制御処理等々の各
種処理を実行する。このマイコン1は、実際には各種I
/Oインターフェイス,ROM,RAM,CPU等を具
備したもので構成され、予め作成された各種プログラム
により各種処理を実行するも、本実施例においては、成
形条件設定記憶部11、運転条件制御部12、実測値記
憶部13、表示処理部14、型締力自動調整処理部1
5、型締力演算処理部16等を備えたものとして、以下
の説明を行なう。
【0013】前記成形条件設定記憶部11には、キー入
力装置4等によって入力された各種運転条件値が、書き
替え可能な形で記憶されている。この運転条件として
は、例えば、可塑化・計量行程制御条件,サックバック
制御条件,1次射出行程及保圧行程制御条件,各部のヒ
ータ制御条件,型閉じ(型締め)行程制御条件,型開き
行程制御条件,エジェクト行程制御条件等々が挙げられ
る。
力装置4等によって入力された各種運転条件値が、書き
替え可能な形で記憶されている。この運転条件として
は、例えば、可塑化・計量行程制御条件,サックバック
制御条件,1次射出行程及保圧行程制御条件,各部のヒ
ータ制御条件,型閉じ(型締め)行程制御条件,型開き
行程制御条件,エジェクト行程制御条件等々が挙げられ
る。
【0014】前記運転条件制御部12は、予め作成され
た成形プロセス制御プログラムと、成形条件設定記憶部
11に格納された設定条件値とに基づき、マシンの各部
に配設された前記センサ群2(位置センサ、圧力セン
サ、温度センサ等々)からの計測情報をリアルタイムで
取り込む実測値記憶部13からのデータ及び自身に内蔵
されたクロックからの計時情報を参照しつつ、前記ドラ
イバ群3(モータドライバ、油圧制御弁ドライバ、ヒー
タドライバ等々)を介して対応する駆動源を駆動制御
し、一連の成形行程を実行させる。また、金型交換後の
自動増締設定動作時には、運転条件制御部12は前記型
締力自動調整処理部15からの制御指令に従って、ダイ
ハイト調整モータや型開閉メカニズムの型締シリンダ
(油圧シリンダ)を適宜駆動制御する。
た成形プロセス制御プログラムと、成形条件設定記憶部
11に格納された設定条件値とに基づき、マシンの各部
に配設された前記センサ群2(位置センサ、圧力セン
サ、温度センサ等々)からの計測情報をリアルタイムで
取り込む実測値記憶部13からのデータ及び自身に内蔵
されたクロックからの計時情報を参照しつつ、前記ドラ
イバ群3(モータドライバ、油圧制御弁ドライバ、ヒー
タドライバ等々)を介して対応する駆動源を駆動制御
し、一連の成形行程を実行させる。また、金型交換後の
自動増締設定動作時には、運転条件制御部12は前記型
締力自動調整処理部15からの制御指令に従って、ダイ
ハイト調整モータや型開閉メカニズムの型締シリンダ
(油圧シリンダ)を適宜駆動制御する。
【0015】前記実測値記憶部13には、連続自動運転
時における予め設定されたモニタ項目の総べての実測デ
ータが、連続する所定回数のショットにわたってリアル
タイムで取り込まれる。取り込まれるモニタ項目として
は、時間監視項目,位置監視項目,回転数監視項
目,速度監視項目,圧力監視項目,温度監視項
目,電力監視項目等が挙げられる。また、金型交換後
の自動増締設定動作時には、この実測値記憶部13は、
ダイハイト調整モータの回転量及びその回転状態、支持
盤の絶対位置、型締力等の実測データをリアルタイムで
取り込むようになっている。
時における予め設定されたモニタ項目の総べての実測デ
ータが、連続する所定回数のショットにわたってリアル
タイムで取り込まれる。取り込まれるモニタ項目として
は、時間監視項目,位置監視項目,回転数監視項
目,速度監視項目,圧力監視項目,温度監視項
目,電力監視項目等が挙げられる。また、金型交換後
の自動増締設定動作時には、この実測値記憶部13は、
ダイハイト調整モータの回転量及びその回転状態、支持
盤の絶対位置、型締力等の実測データをリアルタイムで
取り込むようになっている。
【0016】前記表示処理部14は、キー入力装置4に
よるオペレータが所望するモードの表示画像の呼び出し
指令によって、予め作成された表示画像作成・制御プロ
グラムに基づき、指定された表示モードの表示画像デー
タを作成する。すなわち、オペレータによる所定の表示
画像の呼び出し指令が到来すると、表示処理部14は、
必要に応じ適宜記憶部に格納された情報から当該表示モ
ード画像の表示に用いるためのデータを抽出して表示形
態に対応した形に変換処理したりして、指定された表示
モード用の画像データを作成し、これを前記表示装置5
の表示画面上に表示させる。
よるオペレータが所望するモードの表示画像の呼び出し
指令によって、予め作成された表示画像作成・制御プロ
グラムに基づき、指定された表示モードの表示画像デー
タを作成する。すなわち、オペレータによる所定の表示
画像の呼び出し指令が到来すると、表示処理部14は、
必要に応じ適宜記憶部に格納された情報から当該表示モ
ード画像の表示に用いるためのデータを抽出して表示形
態に対応した形に変換処理したりして、指定された表示
モード用の画像データを作成し、これを前記表示装置5
の表示画面上に表示させる。
【0017】前記型締力自動調整処理部15は、オペレ
ータによって自動増締設定動作モードが選択されると、
予め定められた自動増締設定のための制御プログラムに
基づき、前記運転条件制御部12によって型開閉メカニ
ズム(型締シリンダ)やダイハイト調整用モータを所定
動作順序で駆動させる。すなわち、先ず増締原点(トグ
ル機構が突っ張った状態で且つ固定側金型と可動側金型
とが無負荷圧で密着した状態に対応する支持盤の位置)
のサーチを行い、これによって型厚値を測定させて、こ
れを実測値記憶部13から前記型締力演算処理部16に
転送させる。次に、先ず予め定められた第1の仮の型締
力(増締追い込み量)、本実施例では「最大型締力仕様
値×90%」(例えば、最大型締力仕様値が180to
nであると162tonの型締力)を設定してこれに基
づく第1回目の試験型締運転を実行させ、この試験型締
運転時の型締力(増締力)を測定させて、これを同じく
実測値記憶部13から型締力演算処理部16に転送させ
る。そして次に、予め定められた第2の仮の型締力(増
締追い込み量)、本実施例では「最大型締力仕様値×6
0%」(例えば、最大型締力仕様値が180tonであ
ると108tonの型締力)を設定してこれに基づく第
2回目の試験型締運転を実行させ、同様にこの試験型締
運転時の型締力(増締力)を測定させて、これを同じく
実測値記憶部13から型締力演算処理部16に転送させ
る。
ータによって自動増締設定動作モードが選択されると、
予め定められた自動増締設定のための制御プログラムに
基づき、前記運転条件制御部12によって型開閉メカニ
ズム(型締シリンダ)やダイハイト調整用モータを所定
動作順序で駆動させる。すなわち、先ず増締原点(トグ
ル機構が突っ張った状態で且つ固定側金型と可動側金型
とが無負荷圧で密着した状態に対応する支持盤の位置)
のサーチを行い、これによって型厚値を測定させて、こ
れを実測値記憶部13から前記型締力演算処理部16に
転送させる。次に、先ず予め定められた第1の仮の型締
力(増締追い込み量)、本実施例では「最大型締力仕様
値×90%」(例えば、最大型締力仕様値が180to
nであると162tonの型締力)を設定してこれに基
づく第1回目の試験型締運転を実行させ、この試験型締
運転時の型締力(増締力)を測定させて、これを同じく
実測値記憶部13から型締力演算処理部16に転送させ
る。そして次に、予め定められた第2の仮の型締力(増
締追い込み量)、本実施例では「最大型締力仕様値×6
0%」(例えば、最大型締力仕様値が180tonであ
ると108tonの型締力)を設定してこれに基づく第
2回目の試験型締運転を実行させ、同様にこの試験型締
運転時の型締力(増締力)を測定させて、これを同じく
実測値記憶部13から型締力演算処理部16に転送させ
る。
【0018】そして、型締力自動調整処理部15は、後
述する如き型締力演算処理部16によるオペレータの所
望する型締力に正確に対応したタイバー伸び量ΔLP の
演算結果の送出を待ち、この伸び量ΔLP が前記増締原
点からの増締追い込み量に相当するので、型締力自動調
整処理部15は運転条件制御部12をしてこれに基づく
増締追い込み動作を行わせ(ダイハイト調整用モータを
駆動して、決定した増締追い込み量に相当するだけタイ
バーナットを回転させて支持盤を増締原点から固定ダイ
プレートに対して所定量だけ前進させ)、自動増締設定
動作を完了させる。
述する如き型締力演算処理部16によるオペレータの所
望する型締力に正確に対応したタイバー伸び量ΔLP の
演算結果の送出を待ち、この伸び量ΔLP が前記増締原
点からの増締追い込み量に相当するので、型締力自動調
整処理部15は運転条件制御部12をしてこれに基づく
増締追い込み動作を行わせ(ダイハイト調整用モータを
駆動して、決定した増締追い込み量に相当するだけタイ
バーナットを回転させて支持盤を増締原点から固定ダイ
プレートに対して所定量だけ前進させ)、自動増締設定
動作を完了させる。
【0019】前記型締力演算処理部16は、上述した試
験型締運転による実測型締力の送出を受け、予め定めら
れた演算プログラムに従って、タイバーの伸び量を算出
するための演算式中の定数値のうち、未知の定数値たる
オーバーラン量ΔLO とトグル効率ηという定数値を先
ず算出する。すなわち、マシンによって異なるオーバー
ラン量(ダイハイトモータ特性により異なるオーバーラ
ン量)ΔLO と、金型によって異なるトグル効率ηとい
う2つの未知の定数値を算出する。そして次に型締力演
算処理部16は、この求めた2つの定数値を上記したタ
イバーの伸び量を算出するための演算式中に代入して、
オペレータの所望する型締力に対応したタイバーの伸び
量ΔLP を求めるという演算処理を実行する。16aは
型締力演算処理部16に付設された定数格納部で、ここ
には、上記オーバーラン量ΔLOとトグル効率η以外の
既知の値が予め格納してある。なお、型締力演算処理部
16で実行される算出手法については後で詳述する。
験型締運転による実測型締力の送出を受け、予め定めら
れた演算プログラムに従って、タイバーの伸び量を算出
するための演算式中の定数値のうち、未知の定数値たる
オーバーラン量ΔLO とトグル効率ηという定数値を先
ず算出する。すなわち、マシンによって異なるオーバー
ラン量(ダイハイトモータ特性により異なるオーバーラ
ン量)ΔLO と、金型によって異なるトグル効率ηとい
う2つの未知の定数値を算出する。そして次に型締力演
算処理部16は、この求めた2つの定数値を上記したタ
イバーの伸び量を算出するための演算式中に代入して、
オペレータの所望する型締力に対応したタイバーの伸び
量ΔLP を求めるという演算処理を実行する。16aは
型締力演算処理部16に付設された定数格納部で、ここ
には、上記オーバーラン量ΔLOとトグル効率η以外の
既知の値が予め格納してある。なお、型締力演算処理部
16で実行される算出手法については後で詳述する。
【0020】なおここで本実施例においては、前記した
ようにタイバーの伸び量を算出するための演算式中の定
数値のうち、未知の2つの定数値(オーバーラン量ΔL
O とトグル効率η)を求めるために行う試験型締運転時
に設定される第1,第2の仮の型締力として、「最大型
締力仕様値×90%」及び「最大型締力仕様値×60
%」の2つの値を設定しているが、仮の型締力として
は、試験型締運転時においてメカニズムの破損の虞また
は試験型締運転が完了しない虞があるマシンの最大型締
力仕様値を超える許容限界型締力値近傍の領域と、試験
型締運転時において実測型締力が不確かな虞または試験
型締運転が完了しない虞があるマシンの最小側型締力仕
様値近傍の領域とを、避けた中間領域の任意の値であれ
ば差し支えない。例えば、 最大型締力仕様値×20%<仮の型締力<最大型締力仕
様値×110% を満足する仮の型締力であれば差し支えない。なお、2
回の試験型締運転で得られる実測型締力を用いる定数値
の算出結果精度を向上させるためには、第1,第2の仮
の型締力はある程度数値に差を持たせたものとすること
が望ましい。斯様にすることにより、第1,第2の仮の
型締力は、メカの破損や測定データが不確かな領域を避
けた、且つ正常作動が保証された値であるので、試験型
締運転は支障無く行われ、得られた実測データも正確な
ものとすることができる。
ようにタイバーの伸び量を算出するための演算式中の定
数値のうち、未知の2つの定数値(オーバーラン量ΔL
O とトグル効率η)を求めるために行う試験型締運転時
に設定される第1,第2の仮の型締力として、「最大型
締力仕様値×90%」及び「最大型締力仕様値×60
%」の2つの値を設定しているが、仮の型締力として
は、試験型締運転時においてメカニズムの破損の虞また
は試験型締運転が完了しない虞があるマシンの最大型締
力仕様値を超える許容限界型締力値近傍の領域と、試験
型締運転時において実測型締力が不確かな虞または試験
型締運転が完了しない虞があるマシンの最小側型締力仕
様値近傍の領域とを、避けた中間領域の任意の値であれ
ば差し支えない。例えば、 最大型締力仕様値×20%<仮の型締力<最大型締力仕
様値×110% を満足する仮の型締力であれば差し支えない。なお、2
回の試験型締運転で得られる実測型締力を用いる定数値
の算出結果精度を向上させるためには、第1,第2の仮
の型締力はある程度数値に差を持たせたものとすること
が望ましい。斯様にすることにより、第1,第2の仮の
型締力は、メカの破損や測定データが不確かな領域を避
けた、且つ正常作動が保証された値であるので、試験型
締運転は支障無く行われ、得られた実測データも正確な
ものとすることができる。
【0021】なおまた、本実施例においては、前記タイ
バーの伸び量を算出するための演算式中の未知の2つの
定数値(オーバーラン量ΔLO とトグル効率η)を求め
るために2回の試験型締運転を行っているが、3つ以上
の異なる仮の型締力の設定によって、3回以上の試験型
締運転を行って計測データを収集し、これを用いて補正
演算等によってより精度の高い2つの定数値(オーバー
ラン量ΔLO とトグル効率η)の算出を行っても構わな
い。
バーの伸び量を算出するための演算式中の未知の2つの
定数値(オーバーラン量ΔLO とトグル効率η)を求め
るために2回の試験型締運転を行っているが、3つ以上
の異なる仮の型締力の設定によって、3回以上の試験型
締運転を行って計測データを収集し、これを用いて補正
演算等によってより精度の高い2つの定数値(オーバー
ラン量ΔLO とトグル効率η)の算出を行っても構わな
い。
【0022】図2は、本実施例の射出成形機の型開閉メ
カニズム部を簡略化して示す説明図である。同図におい
て、21はベース、22は該ベース21上に固定配置さ
れた固定ダイプレート、23は、ベース21上に延設さ
れたスライドベース21a上に設置された支持盤(テー
ルストック)である。上記固定ダイプレート22と支持
盤23との間には互いに平行な4本のタイバー24が架
設されており、各タイバー24は固定ダイプレート22
に対しては固定ナット25により定位置で固定されてい
るも、支持盤23に対しては位置調整可能なタイバーナ
ット26で掛止されている。すなわち、支持盤23は上
記スライドベース21a上をスライド可能なプレート部
材として構成されており、各タイバーナット26と一体
のナットギヤ27を、支持盤23上のダイハイト調整用
モータ28で同期回転させることにより、支持盤23は
固定ダイプレート22に対して前進もしくは後退するよ
うになっている。
カニズム部を簡略化して示す説明図である。同図におい
て、21はベース、22は該ベース21上に固定配置さ
れた固定ダイプレート、23は、ベース21上に延設さ
れたスライドベース21a上に設置された支持盤(テー
ルストック)である。上記固定ダイプレート22と支持
盤23との間には互いに平行な4本のタイバー24が架
設されており、各タイバー24は固定ダイプレート22
に対しては固定ナット25により定位置で固定されてい
るも、支持盤23に対しては位置調整可能なタイバーナ
ット26で掛止されている。すなわち、支持盤23は上
記スライドベース21a上をスライド可能なプレート部
材として構成されており、各タイバーナット26と一体
のナットギヤ27を、支持盤23上のダイハイト調整用
モータ28で同期回転させることにより、支持盤23は
固定ダイプレート22に対して前進もしくは後退するよ
うになっている。
【0023】また、支持盤23には型締シリンダ(油圧
シリンダ)29が固設されていて、この型締シリンダ2
9のピストンロッド29aの先端部には、公知のトグル
機構30を介してタイバー24に挿通された可動ダイプ
レート31が連結されている。そして、ピストンロッド
29aを前後進させることにより、可動ダイプレート3
1が固定ダイプレート22に対して前進もしくは後退す
るようになっている。前記固定ダイプレート22と可動
ダイプレート31の相対向する面には、固定側金型32
と可動側金型33とがそれぞれ図示せぬ固定ボルト等で
固定されている。そして、成形サイクル中の型締行程時
には、ピストンロッド29aの前進でトグル機構30が
屈曲状態から徐々に伸長されて可動ダイプレート31を
前進させ、これにより両金型32,33を密着させ、続
いてトグル機構30を突っ張らせてタイバー24を伸ば
して型締力を与えるようになっている。一方、成形サイ
クル中の型開き行程時には、ピストンロッド29aの後
退でトグル機構30を折り縮めて可動ダイプレート31
を後退させ、両金型32,33を離間させるようになっ
ている。なお、トグル機構30が突っ張った状態にある
際に、前記ダイハイト調整用モータ28を駆動してタイ
バーナット26を回転させると、支持盤23と一体とな
って可動ダイプレート31が前後進することは言うまで
もない。
シリンダ)29が固設されていて、この型締シリンダ2
9のピストンロッド29aの先端部には、公知のトグル
機構30を介してタイバー24に挿通された可動ダイプ
レート31が連結されている。そして、ピストンロッド
29aを前後進させることにより、可動ダイプレート3
1が固定ダイプレート22に対して前進もしくは後退す
るようになっている。前記固定ダイプレート22と可動
ダイプレート31の相対向する面には、固定側金型32
と可動側金型33とがそれぞれ図示せぬ固定ボルト等で
固定されている。そして、成形サイクル中の型締行程時
には、ピストンロッド29aの前進でトグル機構30が
屈曲状態から徐々に伸長されて可動ダイプレート31を
前進させ、これにより両金型32,33を密着させ、続
いてトグル機構30を突っ張らせてタイバー24を伸ば
して型締力を与えるようになっている。一方、成形サイ
クル中の型開き行程時には、ピストンロッド29aの後
退でトグル機構30を折り縮めて可動ダイプレート31
を後退させ、両金型32,33を離間させるようになっ
ている。なお、トグル機構30が突っ張った状態にある
際に、前記ダイハイト調整用モータ28を駆動してタイ
バーナット26を回転させると、支持盤23と一体とな
って可動ダイプレート31が前後進することは言うまで
もない。
【0024】また図2において、35はロードセル等か
らなる型締力検出センサ、36はリニアエンコーダ等か
らなる支持盤位置検出センサ、37は、前記ダイハイト
調整用モータ28の回転量及び回転状態を検出する回転
エンコーダ等よりなるモータ回転センサで、これらの検
出情報(実測型締力,支持盤23の絶対位置,モータ回
転量)は、前記実測値記憶部13から前記型締力自動調
整処理部15並びに型締力演算処理部16へリアルタイ
ムで転送される。なお、上記モータ回転センサ37は、
トグル機構30を突っ張らせた状態でタイバーナット2
6を回転させて、金型32,33が離間した状態から金
型タッチさせたときのモータスリップを検出し、これに
よって金型タッチ(PL面閉じ)を検出するためのセン
サとしても利用されるようになっている。
らなる型締力検出センサ、36はリニアエンコーダ等か
らなる支持盤位置検出センサ、37は、前記ダイハイト
調整用モータ28の回転量及び回転状態を検出する回転
エンコーダ等よりなるモータ回転センサで、これらの検
出情報(実測型締力,支持盤23の絶対位置,モータ回
転量)は、前記実測値記憶部13から前記型締力自動調
整処理部15並びに型締力演算処理部16へリアルタイ
ムで転送される。なお、上記モータ回転センサ37は、
トグル機構30を突っ張らせた状態でタイバーナット2
6を回転させて、金型32,33が離間した状態から金
型タッチさせたときのモータスリップを検出し、これに
よって金型タッチ(PL面閉じ)を検出するためのセン
サとしても利用されるようになっている。
【0025】図3はオペレータがキー入力装置4による
所定キー操作で呼び出した自動増締設定用の設定モード
画像を示す図である。本実施例においては、例えば金型
交換後の適宜時期に、同図に示す画像を表示装置5上に
呼び出し、先ず「型締力設定」の数値設定欄41へカー
ソルを移動させ、ここに所望する型締力(すなわち増締
力)を入力・設定し、次に、「自動増締」モード指定欄
42へカーソルを移動させて実行(スタート)キーをプ
ッシュすることによって、システム(マイコン1)は自
動増締設定動作モードに入り、前記型締力自動調整処理
部15による運転制御処理や前記型締力演算処理部16
による演算処理を実行させる。
所定キー操作で呼び出した自動増締設定用の設定モード
画像を示す図である。本実施例においては、例えば金型
交換後の適宜時期に、同図に示す画像を表示装置5上に
呼び出し、先ず「型締力設定」の数値設定欄41へカー
ソルを移動させ、ここに所望する型締力(すなわち増締
力)を入力・設定し、次に、「自動増締」モード指定欄
42へカーソルを移動させて実行(スタート)キーをプ
ッシュすることによって、システム(マイコン1)は自
動増締設定動作モードに入り、前記型締力自動調整処理
部15による運転制御処理や前記型締力演算処理部16
による演算処理を実行させる。
【0026】次に、前記型締力演算処理部16によって
実行される定数算出処理並びにこれに基づくタイバー伸
び量ΔLP の算出処理について説明する。いま、前記タ
イバー24の実効長をL、タイバー24の伸び量をΔ
L、タイバー24の本数を4本、ヤング率をE、各タイ
バー24の断面積をAとすると、このときの型締力(増
締力)Fは、公知のように図5の(1)式で表わされ
る。そして図4に示すように、最小型厚時の実効タイバ
ー長をLN、「(実際の型厚)−(最小型厚)」をDと
し、タイバー伸び量をΔLP 、前記ダイハイト調整用モ
ータ28のオーバーラン量をΔLO 、トグル効率をηと
すると、上記(1)式は図5の(2)式で示されるもの
となり、この(2)式から図5の(3)式に示すように
タイバー伸び量ΔLP が求められることとなる。
実行される定数算出処理並びにこれに基づくタイバー伸
び量ΔLP の算出処理について説明する。いま、前記タ
イバー24の実効長をL、タイバー24の伸び量をΔ
L、タイバー24の本数を4本、ヤング率をE、各タイ
バー24の断面積をAとすると、このときの型締力(増
締力)Fは、公知のように図5の(1)式で表わされ
る。そして図4に示すように、最小型厚時の実効タイバ
ー長をLN、「(実際の型厚)−(最小型厚)」をDと
し、タイバー伸び量をΔLP 、前記ダイハイト調整用モ
ータ28のオーバーラン量をΔLO 、トグル効率をηと
すると、上記(1)式は図5の(2)式で示されるもの
となり、この(2)式から図5の(3)式に示すように
タイバー伸び量ΔLP が求められることとなる。
【0027】ここで、図5の(3)式の右辺におけるL
N,E,Aは既知であって、前記型締力演算処理部16
の定数格納部16aに予め格納されている。また、Dは
金型タッチ時の前記支持盤位置検出センサ36による計
測情報によって容易に求められる値である。従って、オ
ーバーラン量ΔLO とトグル効率ηとが判れば、オペレ
ータの所望する型締力Fに見合った正確なタイバー伸び
量ΔLP が求められることとなる。ところで、オーバー
ラン量ΔLO はダイハイト調整用モータ28の特性によ
って異なる定数値であって、マシン毎に異なるため当初
の段階では不明である。また、トグル効率ηは取付けら
れる金型毎に異なる定数値であって、新しい金型を取付
けたときには不明な値である。そこでシステム(マイコ
ン1)は、このオーバーラン量ΔLO とトグル効率ηと
の両定数値を求める処理を行う。以下、これについて説
明する。
N,E,Aは既知であって、前記型締力演算処理部16
の定数格納部16aに予め格納されている。また、Dは
金型タッチ時の前記支持盤位置検出センサ36による計
測情報によって容易に求められる値である。従って、オ
ーバーラン量ΔLO とトグル効率ηとが判れば、オペレ
ータの所望する型締力Fに見合った正確なタイバー伸び
量ΔLP が求められることとなる。ところで、オーバー
ラン量ΔLO はダイハイト調整用モータ28の特性によ
って異なる定数値であって、マシン毎に異なるため当初
の段階では不明である。また、トグル効率ηは取付けら
れる金型毎に異なる定数値であって、新しい金型を取付
けたときには不明な値である。そこでシステム(マイコ
ン1)は、このオーバーラン量ΔLO とトグル効率ηと
の両定数値を求める処理を行う。以下、これについて説
明する。
【0028】上記したオーバーラン量ΔLO とトグル効
率ηとを求めるため、システム(マイコン1)は試験型
締運転を2回実行して、このときの型締力(増締力)を
前記型締力検出センサ35で実測し、2つの実測型締力
からオーバーラン量ΔLO とトグル効率ηとを求める演
算を実行する。すなわちマイコン1は先ず、オーバーラ
ン量ΔLO の初期値をオーバーラン(overrun )=Ov
O 、トグル効率ηの初期値をη=ηO とし、1回目の試
験型締運転の設定型締力(第1の仮の型締力)を「最大
型締力仕様値×90%」に設定して、このときのタイバ
ー伸び量ΔLPの値(増締幅の値)をi1 として、第1
回目の試験型締運転を実行してこのときの実測型締力c
f1 を測定する。続いて、同様にオーバーラン(overru
n )=OvO ,η=ηO とし、2回目の試験型締運転の
設定型締力を「最大型締力仕様値×60%」に設定し
て、このときのタイバー伸び量ΔLP の値(増締幅の
値)をi2 として、第2回目の試験型締運転を実行して
このときの実測型締力cf2 を測定する。
率ηとを求めるため、システム(マイコン1)は試験型
締運転を2回実行して、このときの型締力(増締力)を
前記型締力検出センサ35で実測し、2つの実測型締力
からオーバーラン量ΔLO とトグル効率ηとを求める演
算を実行する。すなわちマイコン1は先ず、オーバーラ
ン量ΔLO の初期値をオーバーラン(overrun )=Ov
O 、トグル効率ηの初期値をη=ηO とし、1回目の試
験型締運転の設定型締力(第1の仮の型締力)を「最大
型締力仕様値×90%」に設定して、このときのタイバ
ー伸び量ΔLPの値(増締幅の値)をi1 として、第1
回目の試験型締運転を実行してこのときの実測型締力c
f1 を測定する。続いて、同様にオーバーラン(overru
n )=OvO ,η=ηO とし、2回目の試験型締運転の
設定型締力を「最大型締力仕様値×60%」に設定し
て、このときのタイバー伸び量ΔLP の値(増締幅の
値)をi2 として、第2回目の試験型締運転を実行して
このときの実測型締力cf2 を測定する。
【0029】これによって、実測型締力cf1 ,cf2
は図5の(4)式及び(5)式で示されるものとなる。
ここで、図5の(4),(5)式中のx1 はオーバラン
量の足りない量、x2 はトグル効率の足りない割合を表
わすもので、求めたい定数オーバーランΔLO (overru
n )は図5の(6)式で、また、求めたい定数トグル効
率ηは図5の(7)式でそれぞれ示されるものとなる。
図5の(4),(5)式から、上記x1 とx2 とをそれ
ぞれ求めると、x1 は図5の(8)式で、x2は図5の
(9)式で表わされるものとなるから、これから、オー
バーランΔLO(overrun )は図5の(10)式で求めら
れ、トグル効率ηは図5の(11)式で求められること
となる。
は図5の(4)式及び(5)式で示されるものとなる。
ここで、図5の(4),(5)式中のx1 はオーバラン
量の足りない量、x2 はトグル効率の足りない割合を表
わすもので、求めたい定数オーバーランΔLO (overru
n )は図5の(6)式で、また、求めたい定数トグル効
率ηは図5の(7)式でそれぞれ示されるものとなる。
図5の(4),(5)式から、上記x1 とx2 とをそれ
ぞれ求めると、x1 は図5の(8)式で、x2は図5の
(9)式で表わされるものとなるから、これから、オー
バーランΔLO(overrun )は図5の(10)式で求めら
れ、トグル効率ηは図5の(11)式で求められること
となる。
【0030】斯様にしてオーバーランΔLO (overrun
)とトグル効率ηとが求められると、前記図5の
(3)式からオペレータの所望する型締力に対応した正
確なタイバー伸び量ΔLP が算出でき、この伸び量ΔL
P が増締追い込み量(トグル機構30が突っ張った状態
で且つ固定側金型32と可動側金型33とが無型締圧下
で密着した状態(増締原点)からの支持盤23の前進
量)に相当するので、マイコン1は支持盤23を増締原
点において且つトグル機構30を屈曲させた状態で、ダ
イハイト調整用モータ28を駆動して、決定した増締追
い込み量に相当するだけタイバーナット26を回転させ
て支持盤23を固定ダイプレート22に対して所定量だ
け前進させ、これによって自動増締設定動作を行わせ
る。
)とトグル効率ηとが求められると、前記図5の
(3)式からオペレータの所望する型締力に対応した正
確なタイバー伸び量ΔLP が算出でき、この伸び量ΔL
P が増締追い込み量(トグル機構30が突っ張った状態
で且つ固定側金型32と可動側金型33とが無型締圧下
で密着した状態(増締原点)からの支持盤23の前進
量)に相当するので、マイコン1は支持盤23を増締原
点において且つトグル機構30を屈曲させた状態で、ダ
イハイト調整用モータ28を駆動して、決定した増締追
い込み量に相当するだけタイバーナット26を回転させ
て支持盤23を固定ダイプレート22に対して所定量だ
け前進させ、これによって自動増締設定動作を行わせ
る。
【0031】図6はマイコン1で実行される自動増締設
定動作モード時の制御手順を示す状態遷移図であり、同
図に示すように、増締原点サーチ(トグル機構30が突
っ張った状態で且つ無負荷圧で金型がタッチする(PL
面が閉じる)支持盤23の位置の割り出し)を行い、次
に型厚値(前記した「実際の型厚−最小型厚」D)を測
定する。次にタイバー伸び量のダミー設定を行ってこれ
に基づく増締(増締追い込み動作、すなわち、増締原点
位置から設定した増締追い込み量に相当するだけタイバ
ーナットを回転させて支持盤23前進させる動作)を行
い、然る後、型締動作(前記型締シリンダ29による型
締動作)を行って型締力チェック(型締力の測定)を行
う。この1回目のダミー増締設定と型締力の測定とを行
った後、先とは異なるタイバー伸び量のダミー設定を行
ってこれに基づくダミー増締設定と型締動作とを行って
2回目の型締力の測定を行い、前記したようにオーバー
ランΔLO (overrun )とトグル効率ηを求める。そし
て、これに基づきオペレータの所望する型締力に正確に
対応する真のタイバー伸び量ΔLP を演算して、この算
出したタイバー伸び量ΔLP に従った真の増締動作(増
締原点位置からの増締追い込み動作)を行い、この後図
示の一連の動作を行って自動増締設定動作を完了させ
る。
定動作モード時の制御手順を示す状態遷移図であり、同
図に示すように、増締原点サーチ(トグル機構30が突
っ張った状態で且つ無負荷圧で金型がタッチする(PL
面が閉じる)支持盤23の位置の割り出し)を行い、次
に型厚値(前記した「実際の型厚−最小型厚」D)を測
定する。次にタイバー伸び量のダミー設定を行ってこれ
に基づく増締(増締追い込み動作、すなわち、増締原点
位置から設定した増締追い込み量に相当するだけタイバ
ーナットを回転させて支持盤23前進させる動作)を行
い、然る後、型締動作(前記型締シリンダ29による型
締動作)を行って型締力チェック(型締力の測定)を行
う。この1回目のダミー増締設定と型締力の測定とを行
った後、先とは異なるタイバー伸び量のダミー設定を行
ってこれに基づくダミー増締設定と型締動作とを行って
2回目の型締力の測定を行い、前記したようにオーバー
ランΔLO (overrun )とトグル効率ηを求める。そし
て、これに基づきオペレータの所望する型締力に正確に
対応する真のタイバー伸び量ΔLP を演算して、この算
出したタイバー伸び量ΔLP に従った真の増締動作(増
締原点位置からの増締追い込み動作)を行い、この後図
示の一連の動作を行って自動増締設定動作を完了させ
る。
【0032】以上のように本実施例においては、オーバ
ーランΔLO (overrun )とトグル効率ηとを求めるた
めの第1,第2の試験型締運転を、常に適正な第1,第
2の仮の型締力を設定することによって行って、オーバ
ーランΔLOとトグル効率ηを確実に求めて、これによ
ってオペレータの所望する型締力に正確に対応する真の
タイバー伸び量ΔLP を演算するようにしているので、
常に正確な型締力を自動設定することが可能となる。
ーランΔLO (overrun )とトグル効率ηとを求めるた
めの第1,第2の試験型締運転を、常に適正な第1,第
2の仮の型締力を設定することによって行って、オーバ
ーランΔLOとトグル効率ηを確実に求めて、これによ
ってオペレータの所望する型締力に正確に対応する真の
タイバー伸び量ΔLP を演算するようにしているので、
常に正確な型締力を自動設定することが可能となる。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、常にオペ
レータの所望する型締力と一致する正確な型締力の自動
設定が可能な成形機における型締力の調整方法が提供で
き、その価値は大きい。
レータの所望する型締力と一致する正確な型締力の自動
設定が可能な成形機における型締力の調整方法が提供で
き、その価値は大きい。
【図1】本発明の実施例に係る射出成形機の制御系統の
簡略化したブロック図である。
簡略化したブロック図である。
【図2】本発明の実施例に係る射出成形機の型開閉メカ
ニズム部を簡略化して示す説明図である。
ニズム部を簡略化して示す説明図である。
【図3】本発明の実施例による自動増締設定用の設定モ
ード画像の1例を示す説明図である。
ード画像の1例を示す説明図である。
【図4】本発明の実施例によるタイバー伸び量の算出式
で用いる長さ等を示す説明図である。
で用いる長さ等を示す説明図である。
【図5】本発明の実施例で用いられる数式を一覧表の形
態で示す説明図である。
態で示す説明図である。
【図6】本発明の実施例によるマイコンで実行される自
動増締設定動作モード時の制御手順を示す状態遷移図で
ある。
動増締設定動作モード時の制御手順を示す状態遷移図で
ある。
1 マイコン(システムコントローラ) 2 センサ群 3 ドライバ群 4 キー入力装置 5 表示装置 11 成形条件設定記憶部 12 運転条件制御部 13 実測値記憶部 14 表示処理部 15 型締力自動調整処理部 16 型締力演算処理部 16a 定数格納部 21 ベース 22 固定ダイプレート 23 支持盤(テールストック) 24 タイバー 26 タイバーナット 28 ダイハイト調整用モータ 29 型締シリンダ(油圧シリンダ) 29a ピストンロッド 30 トグル機構 31 可動ダイプレート 32 固定側金型 33 可動側金型 35 型締力検出センサ 36 支持盤位置検出センサ 37 モータ回転センサ
Claims (3)
- 【請求項1】 型締駆動源を搭載した支持盤(テールス
トック)と、前記型締駆動源によりトグル機構を介して
駆動され且つ可動側金型が取付けられる可動ダイプレー
トと、固定側金型が取付けられる固定ダイプレートと、
該固定ダイプレートにその一方端側が固定されその他方
端側には前記支持盤が位置調整可能であるように配設さ
れた複数本のタイバーと、該タイバーに螺合されて前記
支持盤の前記固定ダイプレートに対する距離を可変制御
するためのタイバーナットと、該タイバーナットを回転
駆動させるためのダイハイト調整用モータと、前記支持
盤の位置を検出する支持盤位置検出センサと、前記ダイ
ハイト調整用モータの回転量を検出するモータ回転セン
サと、型締力を検出する型締力検出センサと、前記ダイ
ハイト調整用モータを駆動制御して前記タイバーナット
を回転させ、前記支持盤の前記固定ダイプレートに対す
る距離を調整可能とするシステムコントローラとを具備
し、所望型締力を入力して前記システムコントローラに
自動増締設定動作の開始を指示することにより、前記シ
ステムコントローラは、仮の型締力(仮の増締追い込み
量)を設定して試験型締運転を実行し、これによりこの
試験型締運転時の型締力(増締力)を測定し、この実測
型締力を用いて前記タイバーの伸び量を算出するための
演算式中の初期には不明の定数値を求め、この求められ
た定数値を用いた前記演算式によりオペレータの所望す
る型締力に対応した前記タイバーの伸び量を求めて、こ
れに相当する増締追い込み量の支持盤位置調整を自動的
に実行するようにした成形機において、 前記した所望型締力の値の如何にかかわらず、前記試験
型締運転のための仮の設定型締力として、成形機の最大
型締力仕様値を超える許容限界型締力未満の所定値を用
いて前記試験型締運転を実行するようにしたことを特徴
とする成形機における型締力の調整方法。 - 【請求項2】 請求項1記載において、 前記仮の設定型締力として少なくとも2つの異なる仮の
設定型締力を用い、この異なる仮の設定型締力によって
それぞれ試験型締運転を行って実測型締力を測定し、前
記した演算式中の初期には不明の定数値を求めるように
したことを特徴とする成形機における型締力の調整方
法。 - 【請求項3】 請求項2記載において、 前記少なくとも2つの異なる仮の設定型締力の値は、前
記した試験型締運転時においてメカニズムの破損の虞ま
たは試験型締運転が完了しない虞がある前記成形機の最
大型締力仕様値を超える許容限界型締力値近傍の領域
と、前記した試験型締運転時において実測型締力が不確
かな虞または試験型締運転が完了しない虞がある成形機
の最小側型締力仕様値近傍の領域とを、避けた中間領域
の値に設定されることを特徴とする成形機における型締
力の調整方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28312192A JPH06126800A (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | 成形機における型締力の調整方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28312192A JPH06126800A (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | 成形機における型締力の調整方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06126800A true JPH06126800A (ja) | 1994-05-10 |
Family
ID=17661502
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28312192A Pending JPH06126800A (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | 成形機における型締力の調整方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06126800A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008006651A (ja) * | 2006-06-28 | 2008-01-17 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 型締力設定方法 |
| JP2008230193A (ja) * | 2007-03-23 | 2008-10-02 | Toyo Mach & Metal Co Ltd | 成形機 |
| CN102049844A (zh) * | 2010-11-18 | 2011-05-11 | 海天塑机集团有限公司 | 曲肘式注塑机快速锁模力调整方法 |
| TWI398344B (zh) * | 2010-02-04 | 2013-06-11 | Chuan Lih Fa Machinery Works Co Ltd | Artificial intelligence clamping force automatic adjustment system |
| JP2014148171A (ja) * | 2008-08-20 | 2014-08-21 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 型締制御装置及び型締制御方法 |
| EP3689576A1 (en) | 2019-01-31 | 2020-08-05 | Sumitomo Heavy Industries, Ltd. | Injection molding machine and operation support method |
-
1992
- 1992-10-21 JP JP28312192A patent/JPH06126800A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008006651A (ja) * | 2006-06-28 | 2008-01-17 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 型締力設定方法 |
| JP2008230193A (ja) * | 2007-03-23 | 2008-10-02 | Toyo Mach & Metal Co Ltd | 成形機 |
| JP2014148171A (ja) * | 2008-08-20 | 2014-08-21 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 型締制御装置及び型締制御方法 |
| TWI398344B (zh) * | 2010-02-04 | 2013-06-11 | Chuan Lih Fa Machinery Works Co Ltd | Artificial intelligence clamping force automatic adjustment system |
| CN102049844A (zh) * | 2010-11-18 | 2011-05-11 | 海天塑机集团有限公司 | 曲肘式注塑机快速锁模力调整方法 |
| CN102049844B (zh) * | 2010-11-18 | 2015-10-28 | 海天塑机集团有限公司 | 曲肘式注塑机快速锁模力调整方法 |
| EP3689576A1 (en) | 2019-01-31 | 2020-08-05 | Sumitomo Heavy Industries, Ltd. | Injection molding machine and operation support method |
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