JPH08309779A - トグル式型締装置の型盤位置制御方法および装置 - Google Patents
トグル式型締装置の型盤位置制御方法および装置Info
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- JPH08309779A JPH08309779A JP12275495A JP12275495A JPH08309779A JP H08309779 A JPH08309779 A JP H08309779A JP 12275495 A JP12275495 A JP 12275495A JP 12275495 A JP12275495 A JP 12275495A JP H08309779 A JPH08309779 A JP H08309779A
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Abstract
法および装置に関し、特に、高中空成形において、可動
盤と固定盤間の距離を高精度で制御し、高品質の高中空
成形品を得ることを目的とする。 【構成】 本発明によるトグル式型締装置の型盤位置制
御方法および装置は、高中空成形方法において、可動盤
(12)の位置及び速度を計測した実行値と設定値又はトグ
ル式型締装置(10)のクロスヘッド位置センサ(31)及びタ
イバー伸びセンサ(32)からの検出位置信号を用い、クロ
スヘッド(18d)をフィードバック制御して各型間の間隔
を一定に保ち、高品質の成形を行う構成である。
Description
盤位置制御方法及び装置に関し、特に、高中空成形品を
射出成形機で成形する場合の可動盤と固定盤間の距離を
高精度で制御し、高品質の高中空成形品を得るための新
規な改良に関する。
成する方法は、射出によって金型内に溶融樹脂を充填し
た後固化する前に一端型締め力を解放し、溶融樹脂内に
ガスを注入しながらガス注入に同期させて可動金型を後
退させ、リブ部と中空部を形成し、さらに可動金型を後
退してリブ部の伸長と高中空化を実現し、所定量すなわ
ち最終成形品厚さまで後退すると、その状態を維持して
冷却し溶融樹脂が固化するのを待って、ガスを排出して
型開後に取り出していた。
成形方法は、以上のように構成されていたため、次のよ
うな課題が存在していた。すなわち、従来、この成形法
を実施する場合は、一般の射出成形機を用いて行い、金
型に必要な型締め力を作用させた状態で、ガス注入時の
可動金型の後退制御及び位置制御を金型内に設けた油圧
シリンダとセンサで行っている。ガス圧による力は相当
大きなものとなり油圧シリンダも相当大きな物が要求さ
れるので高価である。したがって、成形品が変わる度に
高価な金型が必要になると言う欠点があった。また、可
動金型の後退制御を金型内の油圧シリンダで行うと後退
量とセンサでの測定値が1対1であることから、油圧制
御精度およびセンサの精度が直ちに影響するのでシリン
ダの位置制御精度が悪く、ひいては成形品の厚さ精度が
悪いと言う欠点があった。
めになされたもので、特に、射出後のガス注入中の可動
金型(可動盤)の後退行程の制御を射出成形機側で行
い、これによって、金型内の後退制御用の油圧シリンダ
が不要となり安価な金型で高中空成形を実施することが
可能であり、また、可動金型(可動盤)の後退制御を可
動金型の後退量より大きい運動を行うクロスヘッドで行
うことで制御精度を向上させ、高中空成形品の厚さ精度
を向上させるようにしたドグル式型締装置の型盤位置制
御方法及び装置を提供することを目的とする。
締装置の型盤位置制御方法は、トグル式型締装置を用
い、型締完了した後に溶融樹脂を金型内に射出し、前記
溶融樹脂の固化前に一端型締力を解放し、溶融樹脂内に
ガスを注入すると共に可動盤を後退させ、前記溶融樹脂
の固化・冷却後に前記ガスを排出して前記金型から高中
空成形品を取出すように制御すると共に前記可動盤又は
金型の位置及び速度を計測した実行値と設定値を用い、
前記トグル式型締装置のクロスヘッドをフィードバック
制御すると共に、前期可動盤が設定後退限位置に達する
までは速度制御を行い後退限位置に達するとその位置を
保持する位置制御に切替えることによりガス排出中の可
動盤と固定盤との間の間隔を一定に保つ方法である。
制御方法は、トグル式型締装置を用い、型締完了した後
に溶融樹脂を金型内に射出し、前記溶融樹脂の固化前に
一端型締力を解放し、溶融樹脂内にガスを注入すると共
に可動盤を後退させ、前記溶融樹脂の固化・冷却後に前
記ガスを排出して前記金型から高中空成形品を取出すよ
うに制御すると共に前記可動盤の後退速度制御と後退限
位置での保持制御を前記クロスヘッドの後退速度と位置
に演算して制御し、前記ガス圧によって発生する前記ト
グル式型締め装置の変形量をタイバーの伸びの変化量を
測定してクロスヘッドの移動距離に演算してクロスヘッ
ドを制御することで制御し、前記トグル式型締め装置が
変形しても前記可動盤と固定盤間距離が変化しないよう
に制御する方法である。
する型締めシリンダをサーボ弁を用いて制御する方法で
ある。
制御装置は、トグル式型締装置を用い、型締完了した後
に溶融樹脂を金型内に射出し、前記溶融樹脂の固化前に
一端型締力を解放し、溶融樹脂内にガスを注入すると共
に可動盤を後退させ、前記溶融樹脂の固化・冷却後に前
記ガスを排出して前記金型から高中空成形品を取出すよ
うに制御するトグル式型締装置の型盤位置制御装置にお
いて、前記トグル式型締装置の型締シリンダに接続され
たサーボ弁と、前記サーボ弁に接続され可動盤後退速度
設定器及び可動盤後退限位置設定器を有する制御部と、
前記可動盤又は金型の位置を測定する位置センサとを備
え、前記可動盤又は金型の位置及び速度を前記位置セン
サにより計測した測定値と実行値を用い、前記制御部に
より前記トグル式型締装置のクロスヘッドをフィードバ
ック制御する構成である。
ボ弁に接続されたサーボアンプと、前記サーボアンプに
接続された第1、第2スイッチと、前記第1スイッチ及
び前記可動盤後退速度設定器に接続された速度フィード
バック制御器と、前記第2スイッチ及び前記可動盤後退
限位置設定器に接続された位置フィードバック制御器
と、前記各スイッチ及び前記各フィードバック制御器に
接続された比較器とを備え、前記比較器と各スイッチに
より速度制御と位置制御を切換えるようにした構成であ
る。
制御装置は、クロスヘッド及びタイバーを有するトグル
式型締装置を用い、型締完了した後に溶融樹脂を金型内
に射出し、前記溶融樹脂の固化前に一端型締力を解放
し、溶融樹脂内にガスを注入すると共に可動盤を後退さ
せ、前記溶融樹脂の固化・冷却後に前記ガスを排出して
前記金型から高中空成形品を取出すように制御するトグ
ル式型締装置の型盤位置制御装置において、前記トグル
式型締装置の型締シリンダに接続されたサーボ弁と、前
記サーボ弁に接続され可動盤後退速度設定器及び可動盤
後退限位置設定器を有する制御部と、前記トグル式型締
装置に設けられたクロスヘッド位置センサ及びタイバー
伸びセンサとを備え、前記各センサからの検出信号を用
いて前記可動盤及びクロスヘッドの制御を行うようにし
た構成である。
ボ弁に接続されたサーボアンプと、前記サーボアンプに
接続された第1、第2スイッチと、前記第1スイッチ及
び前記可動盤後退速度設定器に接続された速度フィード
バック制御器と、前記第2スイッチ及び前記可動盤後退
限位置設定器に接続された位置フィードバック制御器
と、前記各スイッチ及び前記各フィードバック制御器に
接続された比較器と、前記各設定器に接続された第1、
第2演算器とを備え、前記比較器と各スイッチにより速
度制御と位置制御を切換えるようにした構成である。
法及び装置においては、まず、請求項1及び4の構成の
場合、型締め完了後射出し、溶融樹脂が固化しない早い
時期に射出前のクロスヘッド位置までクロスヘッドを後
退させて型締め力を解放する。次に、溶融樹脂内にガス
注入を開始し、ガス注入量に見合った設定速度で可動盤
を後退させ、リブ部と中空部を形成する。さらに、クロ
スヘッドの動きを制御するサーボ弁と、可動盤位置セン
サによって位置を測定し位置と時間から速度に変換して
フィードバック制御をすることで、可動盤を一定速度で
後退させる。設定位置まで可動盤が後退すると、ガス注
入を停止して位置制御に切り替え、その位置を維持した
ままで溶融樹脂が固化するまで冷却する。冷却が完了す
ると、ガスを排出する。この時、ガス圧によってタイバ
ーには伸びが発生しており、クロスヘッドをその位置に
固定したままでガスを排出すると、ガス圧力の低下によ
ってタイバーが収縮する。その結果、可動盤は僅かに前
進し成形品を潰してしまうこととなるが、可動盤の位置
を一定に保つようにクロスヘッドをフィードバック制御
すると共に、前記可動盤が設定後退限位置に達するまで
は速度制御を行い後退限位置に達するとその位置を保持
する位置制御に切替えることで、ガス排出中の可動盤と
固定盤の間隔を一定にし成形品の厚さを一定に保つこと
ができる。その後、ガス排出完了信号によって、型開き
して高中空成形品を取り出す。また、請求項2及び6の
構成の場合、型締め完了後射出し、溶融樹脂が固化しな
い早い時期に射出前のクロスヘッド位置までクロスヘッ
ドを後退させて型締め力を解放する。次に、溶融樹脂内
にガス注入を開始し、ガス注入量に見合った設定速度で
可動盤を後退させ、リブ部と中空部を形成する。さら
に、この時クロスヘッドと可動盤の位置関係は幾何学的
に決定されるので、可動盤の後退速度に見合ったクロス
ヘッドの後退速度を演算し、クロスヘッドの位置を制御
することで可動盤の後退速度を制御する。すなわち、ク
ロスヘッドの動きを制御するサーボ弁と、クロスヘッド
位置センサによって位置を測定し位置と時間から速度に
変換してフィードバック制御をすることで、可動盤を一
定速度で後退させる。設定位置まで可動盤が後退する
と、ガス注入を停止して位置制御に切り替え、その位置
を維持したままで溶融樹脂が固化するまで冷却する。冷
却が完了すると、ガスを排出する。この時、ガス圧によ
ってタイバーには伸びが発生しており、クロスヘッドを
その位置に固定したままでガスを排出すると、ガス圧力
の低下によってタイバーが収縮する。その結果、可動盤
は僅かに前進し成形品を潰してしまうこととなるので、
タイバー伸び量を計測してタイバーの収縮に合わせてク
ロスヘッドを演算された量後退させ、ガス排出中の可動
盤と固定盤の間隔を一定に保つように制御する。すなわ
ち、タイバーの伸び量とクロスヘッドの移動量の関係は
リンク機構の幾何学的演算によって決定されるので、タ
イバーの収縮量に見合ったクロスヘッドの位置をフィー
ドバック制御することで、ガス排出中の可動盤と固定盤
の間隔を一定にし高中空成形品の厚さを一定に保つこと
ができる。さらに、ガス排出信号によって、型開きして
成形品を取り出す。
装置の型盤位置制御方法及び装置の好適な実施例につい
て詳細に説明する。図1において、符号10で示される
ものはトグル式型締装置であり、このトグル式型締装置
10は、固定盤11と可動盤12及びハウジング13を
接続するタイバー17と、この可動盤12とハウジング
13間に設けられたトグル機構18を構成する複数のリ
ンク18a,18b,18c及びクロスヘッド18d
と、このクロスヘッド18dにピストンロッド20bを
介して接続された型締シリンダ20とから構成されてい
る。前記各盤11,12間には、キャビティ15aを形
成するための固定金型14と可動金型15が設けられ、
このキャビティ15aにはガスを供給するためのガス圧
源37がガスを圧制御装置38を介して接続されてい
る。
可動金型15の位置及び速度(測定値と実行値)を計測
するための位置センサ40が設けられていると共に、前
記型締めシリンダ20には油圧源36に接続されたサー
ボ弁35が接続されており、このサーボ弁35は可動盤
後退速度設定器41及び可動盤後退限位置設定器42を
有する制御部60のサーボアンプ51に接続されてい
る。このサーボアンプ51は、第1、第2スイッチ4
9,50に接続され、各スイッチ49,50は比較器4
7に接続されていると共に、第1スイッチ49は位置セ
ンサ40に速度変換器45を介して接続された速度フィ
ードバック制御器46に接続され、この速度フィードバ
ック制御器46は可動盤後退速度設定器41に接続され
ている。前記第2スイッチ50は、前記可動盤後退位置
設定器42に接続したフィードバック制御器48に接続
され、この位置フィードバック制御器48は前記位置セ
ンサ40に接続されている。
前述の各部の主要な動作について述べる。可動盤後退速
度設定器41はガス注入時の可動盤12の後退速度を設
定し、可動盤後退限位置設定器42は最終的な高中空成
形品16の厚さを決定する可動盤12の後退限の位置を
設定し、各制御器46,48は後退速度と後退限位置の
設定値と実行値を比較制御し、比較器47と各スイッチ
49,50は可動盤12が設定後退限位置に達するまで
は速度制御を行い後退限位置に達するとその位置を保持
する位置制御に切替えるように作動する。なお、前述の
速度変換器45は、位置センサ40と共に、速度センサ
が設けられていれば、不要となる。なお、この位置セン
サ40は、実行値を検出し、設定値との両者を用いて以
下の制御を行っている。
のように金型14,15の型締め完了後図示しない射出
機より射出し、溶融樹脂が固化しない早い時期に射出前
のクロスヘッド位置までクロスヘッド18dを後退させ
て型締め力を解放する。次に、溶融樹脂内にガス圧制御
装置38を介してガス注入を開始し、ガス注入量に見合
った設定速度で可動盤12を後退させ、キャビティ15
a内の高中空成形品16の図示しないリブ部と中空部を
形成する。すなわち、クロスヘッド18dの動きを制御
するサーボ弁35と、位置センサ40によって位置を測
定し位置と時間から速度に変換してフィードバック制御
をすることで、可動盤12を一定速度で後退させる。従
って、この時は第1スイッチ49のみがオンとなって速
度フィードバック制御が行われている。設定位置まで可
動盤12が後退し、可動盤12が後退限位置に達したこ
とが位置センサ40によって検出されると、ガス注入を
停止して比較器47の出力によって第2スイッチ50に
切換えられて位置フィードバック制御器48の制御に切
換えられて位置制御となり、その位置を維持したままで
溶融樹脂が固化するまで冷却する。この冷却が完了する
と、ガスを排出する。この時、ガス圧によってタイバー
17には伸びが発生しており、クロスヘッド18dをそ
の位置に固定したままでガスを排出すると、ガス圧力の
低下によってタイバー17が収縮する。その結果、可動
盤12は僅かに前進し高中空成形品16を潰してしまう
こととなるが、可動盤12dの位置を一定に保つように
クロスヘッド18dをフィードバック制御することで、
ガス排出中の可動盤12dと固定盤11の間隔を一定に
し高中空成形品16の厚さを一定に保つ。その後は、ガ
ス排出信号によって、型開きして高中空成形品を取り出
す。
の図1で示す第1実施例と基本的には一部を除いて同一
であり、同一部分には同一符号を付し、異なる部分のみ
について説明する。すなわち、トグル式型締装置10の
ハウジング13にはクロスヘッド18dの位置を検出す
るためのクロスヘッド位置センサ31が設けられている
と共に、タイバー17の伸びを検出するためのタイバー
伸びをセンサ32が設けられ、前述のクロスヘッド位置
センサ31の位置検出信号31aは制御部60の速度変
換器45、比較器47及び位置フィードバック制御器4
8に入力され、タイバー伸びセンサ32の伸び検出信号
32aは、位置フィードバック制御器48と可動盤後退
限位置設定器42間に設けられた位置演算器44に入力
され、前記速度フィードバック制御器46と可動盤後退
速度設定器41との間には速度演算器43が設けられて
いる。
装置10を用いて型締め完了後射出し、溶融樹脂が固化
しない早い時期に射出前のクロスヘッド位置までクロス
ヘッド18dを後退させて型締め力を解放する。次に、
溶融樹脂内にガス注入を開始し、ガス注入量に見合った
設定速度で可動盤を後退させ、リブ部と中空部を形成す
る。この時クロスヘッド18dと可動盤12の位置関係
は幾何学的に決定されるので、可動盤12の後退速度に
見合ったクロスヘッド18dの後退速度を第1演算器4
3と演算し、クロスヘッド18dの位置を制御すること
で可動盤12の後退速度を制御する。すなわち、クロス
ヘッド18dの動きを制御するサーボ弁35と、クロス
ヘッド位置センサ31によって位置を測定し位置と時間
から速度に変換してフィードバック制御をすることで可
動盤12と固定盤11間距離を制御し、可動盤12を一
定速度で後退させる。設定位置まで可動盤12が後退す
ると、ガス注入を停止して第1スイッチ49から第2ス
イッチ50に切り替えて位置制御に切り替え、その位置
を維持したままで溶融樹脂が固化するまで冷却する。冷
却が完了すると、ガスを排出する。この時、ガス圧によ
ってタイバー17には伸びが発生しており、クロスヘッ
ド18dをその位置に固定したままでガスを排出する
と、ガス圧力の低下によってタイバー17が収縮する。
その結果、可動盤12は僅かに前進し高中空成形品16
を潰してしまうこととなるので、タイバー伸び量を計測
してタイバー17の収縮に併せてクロスヘッド18dを
演算した量後退させ、ガス排出中の可動盤12と固定盤
11の間隔を一定に保つように制御する。従って、タイ
バー17の伸び量とクロスヘッド18dの移動量の関係
はリンク機構の幾何学関係演算によって決定されるの
で、タイバー17の収縮量に見合ったクロスヘッド18
dの位置をフィードバック制御することで、ガス排出中
の可動盤と固定盤の間隔を一定にし高中空成形品16の
厚さを一定に保つことができ、ガス排出信号によって、
型開きして高中空成形品16を取り出す。すなわち、前
記可動盤12の後退速度制御と後退限位置での保持制御
を前記クロスヘッド18dの後退速度と位置に演算して
制御し、前記ガス圧によって発生する前記トグル式型締
め装置の変形量をタイバー17の伸びの変化量を測定し
てクロスヘッド18dの移動距離に演算してクロスヘッ
ド18dを制御することで、制御し、前記トグル式型締
め装置10が変形しても前記可動盤12と固定盤11間
距離が変化しないように制御することができるものであ
る。
置制御方法及び装置は、以上のように構成されているた
め、次のような効果を得ることができる。すなわち、可
動盤又は金型の位置を位置センサで検出して速度制御か
ら位置制御に切換え、可動盤の位置が常に一定となるよ
うにクロスヘッドをフィードバック制御しているため、
ガス圧によって伸びが発生するタイバーの伸び及び収縮
の影響を受けることなく、可動盤に固定盤間の距離を一
定に保持することができ、高品質(リブ部と中空部が設
計通りに形成される)の高中空成形品を得ることができ
る。また、ガス注入および排出中の可動金型の後退装置
を、従来のように金型内ではなく、金型外の射出成形機
側に装備することで、従来のように多種の複数になる金
型を用いなくてもすむため安価に提供することが可能に
なる。また、トグル機構は、可動盤の移動量に比べてク
ロスヘッドの移動量は相当に大きいので、移動量の大き
い部位でサーボ弁をフィードバック制御することでサー
ボ弁の応答精度より小さい可動盤の位置精度は小さくな
るので、成形品の厚さ精度が向上する効果があり、一般
の射出成形機に僅かな装置を追加することで高品質の高
中空成形を行うことができる。
方法を適用した装置を示す構成図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 トグル式型締装置(10)を用い、型締完了
した後に溶融樹脂を金型(14,15)内に射出し、前記溶融
樹脂の固化前に一端型締力を解放し、溶融樹脂内にガス
を注入すると共に可動盤(12)を後退させ、前記溶融樹脂
の固化・冷却後に前記ガスを排出して前記金型(14,15)
から高中空成形品(16)を取出すように制御すると共に前
記可動盤(12)又は金型(14,15)の位置及び速度を計測し
た実行値と設定値を用い、前記トグル式型締装置(10)の
クロスヘッド(18d)をフィードバック制御すると共に、
前記可動盤(12)が設定後退限位置に達するまでは速度制
御を行い後退限位置に達するとその位置を保持する位置
制御に切替えることによりガス排出中の可動盤(12)と固
定盤(11)との間の間隔を一定に保つことを特徴とするト
グル式型締め装置の型盤位置制御方法。 - 【請求項2】 トグル式型締装置(10)を用い、型締完了
した後に溶融樹脂を金型(14,15)内に射出し、前記溶融
樹脂の固化前に一端型締力を解放し、溶融樹脂内にガス
を注入すると共に可動盤(12)を後退させ、前記溶融樹脂
の固化・冷却後に前記ガスを排出して前記金型(14,15)
から高中空成形品(16)を取出すように制御すると共に前
記可動盤(12)の後退速度制御と後退限位置での保持制御
を前記クロスヘッド(18d)の後退速度と位置に演算して
制御し、前記ガス圧によって発生する前記トグル式型締
め装置(10)の変形量をタイバー(17)の伸びの変化量を測
定してクロスヘッドの移動距離に演算してクロスヘッド
(18d)を制御することで制御し、前記トグル式型締め装
置(10)が変形しても前記可動盤(12)と固定盤(11)間距離
が変化しないように制御することを特徴とするトグル式
型締装置の型盤位置制御方法。 - 【請求項3】 前記クロスヘッド(18d)を駆動する型締
めシリンダ(20)をサーボ弁(35)を用いて制御することを
特徴とする請求項1又は2記載のトグル式型締装置の型
盤位置制御方法。 - 【請求項4】 トグル式型締装置(10)を用い、型締完了
した後に溶融樹脂を金型(14,15)内に射出し、前記溶融
樹脂の固化前に一端型締力を解放し、溶融樹脂内にガス
を注入すると共に可動盤(12)を後退させ、前記溶融樹脂
の固化・冷却後に前記ガスを排出して前記金型(14,15)
から高中空成形品(16)を取出すように制御するトグル式
型締装置の型盤位置制御装置において、前記トグル式型
締装置(10)の型締シリンダ(20)に接続されたサーボ弁(3
5)と、前記サーボ弁(35)に接続され可動盤後退速度設定
器(41)及び可動盤後退限位置設定器(42)を有する制御部
(60)と、前記可動盤(12)又は金型(14,15)の位置を測定
する位置センサ(40)とを備え、前記可動盤(12)又は金型
(14,15)の位置及び速度を前記位置センサ(40)により計
測した実行値と設定値を用い、前記制御部(60)により前
記トグル式型締装置(10)のクロスヘッド(18d)をフィー
ドバック制御する構成としたことを特徴とするトグル式
型締装置の型盤位置制御装置。 - 【請求項5】 前記制御部(60)は、前記サーボ弁(35)に
接続されたサーボアンプ(51)と、前記サーボアンプ(51)
に接続された第1、第2スイッチ(49,50)と、前記第1
スイッチ(49)及び前記可動盤後退速度設定器(41)に接続
された速度フィードバック制御器(46)と、前記第2スイ
ッチ(50)及び前記可動盤後退限位置設定器(42)に接続さ
れた位置フィードバック制御器(48)と、前記各スイッチ
(49,50)及び前記各フィードバック制御器(46,48)に接続
された比較器(47)とを備え、前記比較器(47)と各スイッ
チ(49,50)により速度制御と位置制御を切換える構成と
したことを特徴とする請求項4記載のトグル式型締装置
の型盤位置制御装置。 - 【請求項6】 クロスヘッド(18d)及びタイバー(17)を
有するトグル式型締装置(10)を用い、型締完了した後に
溶融樹脂を金型(14,15)内に射出し、前記溶融樹脂の固
化前に一端型締力を解放し、溶融樹脂内にガスを注入す
ると共に可動盤(12)を後退させ、前記溶融樹脂の固化・
冷却後に前記ガスを排出して前記金型(14,15)から高中
空成形品(16)を取出すように制御するトグル式型締装置
の型盤位置制御装置において、前記トグル式型締装置(1
0)の型締シリンダ(20)に接続されたサーボ弁(35)と、前
記サーボ弁(35)に接続され可動盤後退速度設定器(41)及
び可動盤後退限位置設定器(42)を有する制御部(60)と、
前記トグル式型締装置(10)に設けられけたクロスヘッド
位置センサ(31)及びタイバー伸びセンサ(32)とを備え、
前記各センサ(31,32)からの検出信号(31a,32a)を用いて
前記可動盤(12)及びクロスヘッド(18d)の制御を行う構
成としたことを特徴とするトグル式型締装置の型盤位置
制御装置。 - 【請求項7】 前記制御部(60)は、前記サーボ弁(35)に
接続されたサーボアンプ(51)と、前記サーボアンプ(51)
に接続された第1、第2スイッチ(49,50)と、前記第1
スイッチ(49)及び前記可動盤後退速度設定器(41)に接続
された速度フィードバック制御器(46)と、前記第2スイ
ッチ(50)及び前記可動盤後退限位置設定器(42)に接続さ
れた位置フィードバック制御器(48)と、前記各スイッチ
(49,50)及び前記各フィードバック制御器(46,48)に接続
された比較器(47)と、前記各設定器(41,42)に接続され
た第1、第2演算器(43,44)とを備え、前記比較器(47)
と各スイッチ(49,50)により速度制御と位置制御を切換
える構成としたことを特徴とする請求項6記載のトグル
式型締装置の型盤位置制御装置。
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