JPH0612705B2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents
誘導加熱調理器Info
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- JPH0612705B2 JPH0612705B2 JP58129914A JP12991483A JPH0612705B2 JP H0612705 B2 JPH0612705 B2 JP H0612705B2 JP 58129914 A JP58129914 A JP 58129914A JP 12991483 A JP12991483 A JP 12991483A JP H0612705 B2 JPH0612705 B2 JP H0612705B2
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は自励発振するインバータにより誘導加熱コイル
に高周波電流を供給するようにした誘導加熱調理器に関
し、更に詳述すれば誘導加熱コイルの直流電流を断続す
るトランジスタの駆動回路を磁気飽和トランスを用いて
簡単な回路により構成し、誘導加熱コイルの入力電力の
制御を行えるようにした誘導加熱調理器を提案するもの
である。
に高周波電流を供給するようにした誘導加熱調理器に関
し、更に詳述すれば誘導加熱コイルの直流電流を断続す
るトランジスタの駆動回路を磁気飽和トランスを用いて
簡単な回路により構成し、誘導加熱コイルの入力電力の
制御を行えるようにした誘導加熱調理器を提案するもの
である。
第1図はシングルエンディッドプッシュプルインバータ
を用いた誘導加熱調理器の主要部を示している。直流電
源にトランジスタQ2,Q1が直列接続されており各ト
ランジスタQ2,Q1にはフライホイルダイオード
D2,D1が夫々逆並列に接続されている。トランジス
タQ2,ダイオードD2の並列回路には誘導加熱コイル
及び共振コンデンサC1の直列共振回路が接続されてい
る。この回路においてトランジスタQ2,Q1のベース
に所定の制御信号を与え、両者を交互にオンさせること
により誘導加熱コイルLに高周波電流が流れコイルL上
に載置した鍋(図示せず)を加熱する。両トランジスタ
Q1,Q2のオン,オフ制御は例えばトランジスタQ2
を一定周波数(20kHz)で駆動し、そのオフ期間内に、ト
ランジスタQ1をオンとし、このオン時間長を変更する
ことで、入力電力の制御を行っていた。ところがこのよ
うな制御を行わせるためには正,負の2電源及びトラン
ジスタによるコンプリメンタリ回路を必要とし、制御回
路は極めて複雑であり、また多数の部品を必要とするも
のとなっていた。
を用いた誘導加熱調理器の主要部を示している。直流電
源にトランジスタQ2,Q1が直列接続されており各ト
ランジスタQ2,Q1にはフライホイルダイオード
D2,D1が夫々逆並列に接続されている。トランジス
タQ2,ダイオードD2の並列回路には誘導加熱コイル
及び共振コンデンサC1の直列共振回路が接続されてい
る。この回路においてトランジスタQ2,Q1のベース
に所定の制御信号を与え、両者を交互にオンさせること
により誘導加熱コイルLに高周波電流が流れコイルL上
に載置した鍋(図示せず)を加熱する。両トランジスタ
Q1,Q2のオン,オフ制御は例えばトランジスタQ2
を一定周波数(20kHz)で駆動し、そのオフ期間内に、ト
ランジスタQ1をオンとし、このオン時間長を変更する
ことで、入力電力の制御を行っていた。ところがこのよ
うな制御を行わせるためには正,負の2電源及びトラン
ジスタによるコンプリメンタリ回路を必要とし、制御回
路は極めて複雑であり、また多数の部品を必要とするも
のとなっていた。
本発明は斯かる従来の問題点を解決すべくなされたもの
であり、誘導加熱コイルの直流電流を断続するトランジ
スタの駆動回路を磁気飽和トランスを用いて簡単な回路
で構成して、誘導加熱コイルの入力電力の制御を可能と
した誘導加熱調理器の提供を目的とする。
であり、誘導加熱コイルの直流電流を断続するトランジ
スタの駆動回路を磁気飽和トランスを用いて簡単な回路
で構成して、誘導加熱コイルの入力電力の制御を可能と
した誘導加熱調理器の提供を目的とする。
以下本発明をその実施例を示す図面に基づき詳述する。
第2図は本発明に係る電磁調理器の要部回路図であり2
点鎖線で示す部分は公知の2トランスを用いた自励発振
回路である。第1トランスT1の連続形成された1次巻
線N1,2次巻線N2は、同一特性を有したコンプリメ
ンタリ接続されたトランジスタQ3,Q4のコレクタに
各一端を接続してあり、両巻線の共通端子を図示しない
直流電源の正極A+に接続してある。トランジスタ
Q3,Q4のエミッタは一括して前記直流電源の負極A
−に接続すると共にダイオードD1,コンデンサC2の
並列回路の一端に接続され、この並列回路の他端は磁気
飽和型の第2トランスT2の連続形成された1次巻線N
7及び2次巻線N8の共通端子に接続され、これら両巻
線N7,N8の他端子は夫々トランジスタQ3,Q4の
ベースに接続されている。巻線N7,N8に接続されて
いるダイオードD3のカソードは起動用の抵抗R1を介
して前記直流電源の正極に連なっている。そして第1ト
ランスT1の3次巻線N3と第2トランスT2の3次巻
線N6とは抵抗R2を介して接続されている。斯かる自
励発振回路は、直流電圧の印加により、まずトランジス
タQ3がオンしたとすると、そのコレクタ・エミッタ間
に電流が流れ始め、第1トランスの1次巻線N1と電磁
的に結合している3次巻線N3に電圧が誘起され、この
電圧によって第2トランスT2の3次巻線N6を介して
その1次巻線N7に電圧が誘起されトランジスタQ3に
正帰還がかけられることとなり、十分なベース電流によ
ってトランジスタQ3は確実にオンする。そうすると第
2トランスの磁気飽和によって抵抗R2を流れる電流が
増し、巻線N6の両端の電圧が低下し、帰還電圧が低下
する。
第2図は本発明に係る電磁調理器の要部回路図であり2
点鎖線で示す部分は公知の2トランスを用いた自励発振
回路である。第1トランスT1の連続形成された1次巻
線N1,2次巻線N2は、同一特性を有したコンプリメ
ンタリ接続されたトランジスタQ3,Q4のコレクタに
各一端を接続してあり、両巻線の共通端子を図示しない
直流電源の正極A+に接続してある。トランジスタ
Q3,Q4のエミッタは一括して前記直流電源の負極A
−に接続すると共にダイオードD1,コンデンサC2の
並列回路の一端に接続され、この並列回路の他端は磁気
飽和型の第2トランスT2の連続形成された1次巻線N
7及び2次巻線N8の共通端子に接続され、これら両巻
線N7,N8の他端子は夫々トランジスタQ3,Q4の
ベースに接続されている。巻線N7,N8に接続されて
いるダイオードD3のカソードは起動用の抵抗R1を介
して前記直流電源の正極に連なっている。そして第1ト
ランスT1の3次巻線N3と第2トランスT2の3次巻
線N6とは抵抗R2を介して接続されている。斯かる自
励発振回路は、直流電圧の印加により、まずトランジス
タQ3がオンしたとすると、そのコレクタ・エミッタ間
に電流が流れ始め、第1トランスの1次巻線N1と電磁
的に結合している3次巻線N3に電圧が誘起され、この
電圧によって第2トランスT2の3次巻線N6を介して
その1次巻線N7に電圧が誘起されトランジスタQ3に
正帰還がかけられることとなり、十分なベース電流によ
ってトランジスタQ3は確実にオンする。そうすると第
2トランスの磁気飽和によって抵抗R2を流れる電流が
増し、巻線N6の両端の電圧が低下し、帰還電圧が低下
する。
そうするとトランジスタQ3がカットオフされ、コンデ
ンサC2の働きによって次にはトランジスタQ4がオン
され、以後同様にしてトランジスタQ3,Q4がオン,
オフを交互に繰り返していく。
ンサC2の働きによって次にはトランジスタQ4がオン
され、以後同様にしてトランジスタQ3,Q4がオン,
オフを交互に繰り返していく。
これによって第1トランスT1の4次巻線T4には上述
の発振の周波数(20kHz)の矩形波電圧が得られることに
なるが、本発明では第3トランスT3の1次巻線N9に
前記4次巻線N4の出力を与えている。第3トランスT
3は磁気飽和型のものでありトランジスタQ2,Q1の
オン,オフを制御するための2次巻線N10,3次巻線N
11を備え、更にその磁気飽和制御のための、4次巻線N
12及び5次巻線N13を備えている。前記第2トランスの
5次巻線N5は整流回路DBに接続されており、整流回路
DB出力の直流は4次巻線N12及び5次巻線N13の直列回
路に通流させるようにしてあり、この回路の中途に介装
した可変抵抗R3によって直流電流を制御する。
の発振の周波数(20kHz)の矩形波電圧が得られることに
なるが、本発明では第3トランスT3の1次巻線N9に
前記4次巻線N4の出力を与えている。第3トランスT
3は磁気飽和型のものでありトランジスタQ2,Q1の
オン,オフを制御するための2次巻線N10,3次巻線N
11を備え、更にその磁気飽和制御のための、4次巻線N
12及び5次巻線N13を備えている。前記第2トランスの
5次巻線N5は整流回路DBに接続されており、整流回路
DB出力の直流は4次巻線N12及び5次巻線N13の直列回
路に通流させるようにしてあり、この回路の中途に介装
した可変抵抗R3によって直流電流を制御する。
第3トランスT3の2次巻線N10の一端はトランジスタ
Q2のベースに接続されており、他端はダイオードD4
とコンデンサC3との並列回路の一端(ダイオードD4
はカソード側)に接続され、該並列回路の一端はトラン
ジスタQ2のエミッタ及びトランジスタQ1のコレクタ
に接続されている。3次巻線N11の一端はトランジスタ
Q1のベースと接続されており、他端はダイオードD5
及びコンデンサC4の並列回路を介してトランジスタQ
1のエミッタと接続されている。そして巻線N10,N11
は黒丸で示す同極性側端子を一方(N10)はトランジスタ
Q2のベース側に、他方(N11)はダイオードD5側にし
ている。
Q2のベースに接続されており、他端はダイオードD4
とコンデンサC3との並列回路の一端(ダイオードD4
はカソード側)に接続され、該並列回路の一端はトラン
ジスタQ2のエミッタ及びトランジスタQ1のコレクタ
に接続されている。3次巻線N11の一端はトランジスタ
Q1のベースと接続されており、他端はダイオードD5
及びコンデンサC4の並列回路を介してトランジスタQ
1のエミッタと接続されている。そして巻線N10,N11
は黒丸で示す同極性側端子を一方(N10)はトランジスタ
Q2のベース側に、他方(N11)はダイオードD5側にし
ている。
直流電源の正極B+と負極B−との間には第1図に示し
たと同様にトランジスタQ2,Q1の直列回路と、これ
らとは逆並列接続したダイオードD2,D1の直列回路
とが接続してあり、その正極B+とダイオードD2,D
1の接続点との間には誘導加熱コイルLと共振コンデン
サC1との直列回路が接続してある。
たと同様にトランジスタQ2,Q1の直列回路と、これ
らとは逆並列接続したダイオードD2,D1の直列回路
とが接続してあり、その正極B+とダイオードD2,D
1の接続点との間には誘導加熱コイルLと共振コンデン
サC1との直列回路が接続してある。
第2トランスT2及び第3トランスT3は、トランジス
タQ3,Q4がオンしてからそれらの飽和に至るまでの
時間が略々等しくてるように設計するのが望ましく、こ
れによりトランジスタQ1,Q2に必要とされるデッド
タイムを簡単に得ることができる。
タQ3,Q4がオンしてからそれらの飽和に至るまでの
時間が略々等しくてるように設計するのが望ましく、こ
れによりトランジスタQ1,Q2に必要とされるデッド
タイムを簡単に得ることができる。
また第3トランスT3の構成は第3図に示す如く、2つ
の環状鉄心を用いてなるトロイダルコイルとするのが望
ましく、1次〜3次巻線N9〜N11は両鉄心に亘って巻
回形成するのに対し、4次巻線N12及び5次巻線N13は
各別の鉄心に巻回形成し、しかも交流成分を打ち消すよ
うに巻回しておく。
の環状鉄心を用いてなるトロイダルコイルとするのが望
ましく、1次〜3次巻線N9〜N11は両鉄心に亘って巻
回形成するのに対し、4次巻線N12及び5次巻線N13は
各別の鉄心に巻回形成し、しかも交流成分を打ち消すよ
うに巻回しておく。
以上の回路の動作は次のとおりである。即ち第1トラン
スT1の4次巻線N4に誘起された矩形波電圧により第
3トランスの2次,3次巻線N10,N11にも矩形波電圧
が得られるのが巻線N10,N11とトランジスタQ2,Q
1との接続を逆極性にしてあるので両トランジスタ
Q2,Q1は相反的にオン,オフを反復することにな
る。而して可変抵抗R3の値を大きくして巻線N12,N
13に流れる直流電流iを小さくしておく場合は第3トラ
ンスの飽和はそのコアの寸法,特性によって定まりトラ
ンジスタQ1,Q2のオン期間は長い。これに対して、
可変抵抗R3の値を小さくして直流電流iを大きくして
いくと、トランスT3の飽和はこの電流値にて支配さ
れ、電流iが大きい程飽和時点が早まり、これに伴って
トランジスタQ1,Q2のオン期間が短くなっていく。
このようにして本発明の誘導加熱調理器では入力電力の
調整が行われるのである。そしてこの実施例では第1ト
ランスの5次巻線N5によって磁気飽和制御用の電源を
得ており回路構成が一層簡潔である。また直流電源iに
よってトランジスタQ2,Q1の双方のオン期間を制御
するので入力電力の制御幅を大きくとれる利点がある。
スT1の4次巻線N4に誘起された矩形波電圧により第
3トランスの2次,3次巻線N10,N11にも矩形波電圧
が得られるのが巻線N10,N11とトランジスタQ2,Q
1との接続を逆極性にしてあるので両トランジスタ
Q2,Q1は相反的にオン,オフを反復することにな
る。而して可変抵抗R3の値を大きくして巻線N12,N
13に流れる直流電流iを小さくしておく場合は第3トラ
ンスの飽和はそのコアの寸法,特性によって定まりトラ
ンジスタQ1,Q2のオン期間は長い。これに対して、
可変抵抗R3の値を小さくして直流電流iを大きくして
いくと、トランスT3の飽和はこの電流値にて支配さ
れ、電流iが大きい程飽和時点が早まり、これに伴って
トランジスタQ1,Q2のオン期間が短くなっていく。
このようにして本発明の誘導加熱調理器では入力電力の
調整が行われるのである。そしてこの実施例では第1ト
ランスの5次巻線N5によって磁気飽和制御用の電源を
得ており回路構成が一層簡潔である。また直流電源iに
よってトランジスタQ2,Q1の双方のオン期間を制御
するので入力電力の制御幅を大きくとれる利点がある。
第4図は本発明の他の実施例を示している。
この回路は第2図に示す実施例と同様に自励発振型のイ
ンバータを用いているがプッシュプル型ではない。以下
この実施例につき説明する。
ンバータを用いているがプッシュプル型ではない。以下
この実施例につき説明する。
交流を整流して得た直流は平滑コンデンサC0に与えら
れ、平滑された直流は誘導加熱コイルL及び共振コンデ
ンサC1を直列接続してなる直列共振回路に与えられ
る。共振コンデンサC1には磁気飽和トランスT4の1
次巻線N21及びトランジスタQ0の直列回路が並列接続
されており、このトランジスタQ0にはフライホイルダ
イオードD21が逆並列に接続されている。トランジスタ
Q0のベース・エミッタ間には磁気リセットバイアス電
流供給用の抵抗R22が接続されている。トランジスタQ
0のベースには起動用の抵抗R21が接続されておりこれ
を介して直流電源の正極に連なっており、またトランス
T4の2次巻線N22の一端に連なっている。
れ、平滑された直流は誘導加熱コイルL及び共振コンデ
ンサC1を直列接続してなる直列共振回路に与えられ
る。共振コンデンサC1には磁気飽和トランスT4の1
次巻線N21及びトランジスタQ0の直列回路が並列接続
されており、このトランジスタQ0にはフライホイルダ
イオードD21が逆並列に接続されている。トランジスタ
Q0のベース・エミッタ間には磁気リセットバイアス電
流供給用の抵抗R22が接続されている。トランジスタQ
0のベースには起動用の抵抗R21が接続されておりこれ
を介して直流電源の正極に連なっており、またトランス
T4の2次巻線N22の一端に連なっている。
トランジスタQ0のエミッタはダイオードD22のアノー
ドに接続されておりそのカソードをトランスT4の2次
巻線N22及び3次巻線N23の接続点に接続しており、ダ
イオードD22には電解コンデンサC21を並列接続してあ
る。3次巻線N23の他端はダイオードD23のアノードに
接続されており、そのカソードをトランジスタQ0のエ
ミッタに接続してある。
ドに接続されておりそのカソードをトランスT4の2次
巻線N22及び3次巻線N23の接続点に接続しており、ダ
イオードD22には電解コンデンサC21を並列接続してあ
る。3次巻線N23の他端はダイオードD23のアノードに
接続されており、そのカソードをトランジスタQ0のエ
ミッタに接続してある。
トランスT4の4次巻線N24及び、5次巻線N25は逆極
性に直列接続されて交流成分を打消すようにしてありこ
の直列回路には可変抵抗器R23を介して直流電流iを通
流するようにしてある。そして前述のトランスT3と同
様にこのトランスT4も第5図に示す如く2つの環状鉄
心からなるトロイダルコイルを用いて構成し、磁気飽和
を制御するための巻線N24及びN25は各別の鉄心に巻回
し、交流成分を打消すように接続しておく。
性に直列接続されて交流成分を打消すようにしてありこ
の直列回路には可変抵抗器R23を介して直流電流iを通
流するようにしてある。そして前述のトランスT3と同
様にこのトランスT4も第5図に示す如く2つの環状鉄
心からなるトロイダルコイルを用いて構成し、磁気飽和
を制御するための巻線N24及びN25は各別の鉄心に巻回
し、交流成分を打消すように接続しておく。
以上のように構成された回路の動作は次のとおりであ
る。即ち平滑コンデンサC0に連なる、図示しない直流
電源を接続すると起動抵抗R21を介してトランジスタQ
0のベースに電圧が加えられてトランジスタQ0は僅か
に導通し、これによってコレクタ電流ICが流れ始め
る、このコレクタ電流ICはトランスT4の1次,2次
巻線N21,N22の巻線比n21/n22によりトランジスタ
Q0のベース電流IBとして帰還され、ただちにIB/
IC=n21/n22の関係を保ったトランジスタQ0の導
通飽和状態となる。この状態はトランスT4が磁気飽和
するまで断続される。この間2次巻線N22には黒点にて
正を示す図示の如き極性の電圧が発生するが、この電圧
はトランジスタQ0のベース・エミッタ順方向電圧VBE
とフライホイルダイオードD21の順方向電圧VDFとの和
の電圧にクランプされる。トランスTは下記の式のEW
積によって磁気飽和する。
る。即ち平滑コンデンサC0に連なる、図示しない直流
電源を接続すると起動抵抗R21を介してトランジスタQ
0のベースに電圧が加えられてトランジスタQ0は僅か
に導通し、これによってコレクタ電流ICが流れ始め
る、このコレクタ電流ICはトランスT4の1次,2次
巻線N21,N22の巻線比n21/n22によりトランジスタ
Q0のベース電流IBとして帰還され、ただちにIB/
IC=n21/n22の関係を保ったトランジスタQ0の導
通飽和状態となる。この状態はトランスT4が磁気飽和
するまで断続される。この間2次巻線N22には黒点にて
正を示す図示の如き極性の電圧が発生するが、この電圧
はトランジスタQ0のベース・エミッタ順方向電圧VBE
とフライホイルダイオードD21の順方向電圧VDFとの和
の電圧にクランプされる。トランスTは下記の式のEW
積によって磁気飽和する。
EW=ΔB×A×n21×10-B(V・sec) E:1次巻線N21に印加されパルス電圧(V) W:1次巻線N21に印加されるパルス幅(sec) ΔB:コアの飽和磁束密度(ガウス) A:コアの断面積 トランスT4の2次巻線N22の電圧は前述のようにクラ
ンプされているので1次巻線N21の電圧は V1=n21/n22(VBE+VDF) の一定値となる。ベース電流IBは巻線比n21/n22に
よって定まるのでトランジスタQ0の電流増幅率(hF
E)より少し高い値に巻線比を選択する とすることにより最適のベース電流がトランジスタQ0
に与えられることとなる。
ンプされているので1次巻線N21の電圧は V1=n21/n22(VBE+VDF) の一定値となる。ベース電流IBは巻線比n21/n22に
よって定まるのでトランジスタQ0の電流増幅率(hF
E)より少し高い値に巻線比を選択する とすることにより最適のベース電流がトランジスタQ0
に与えられることとなる。
そしてトランスT4が磁気飽和すると巻線N22の両端に
は電圧が誘起されなくなり、トランジスタQ0のベース
にはそれまで充電されてきたコンデンサC21の電圧(=
VDF)が印加され逆バイアス電流が流れ、これによりト
ランジスタQ0はターンオフする。従ってその後は共振
コンデンサC1との共振電流が誘導加熱コイルLに流れ
る。この共振電流の極性が変化するとダイオードD21を
電流が流れるので、その導通期間終了タイミングで巻線
N21に図示の極性の電圧が生じ、これによって巻線N22
は再びベース電流を供給してトランジスタQ0をオンさ
せる。このようにしてこの回路は自励発振し、コイルL
に高周波電流を通電させるのである。なおダイオードD
23及び3次巻線N23はコンデンサC21を充電させ、また
トランジスタQ0のエミッタ・ベース電圧を過大ならし
めない働きをする。
は電圧が誘起されなくなり、トランジスタQ0のベース
にはそれまで充電されてきたコンデンサC21の電圧(=
VDF)が印加され逆バイアス電流が流れ、これによりト
ランジスタQ0はターンオフする。従ってその後は共振
コンデンサC1との共振電流が誘導加熱コイルLに流れ
る。この共振電流の極性が変化するとダイオードD21を
電流が流れるので、その導通期間終了タイミングで巻線
N21に図示の極性の電圧が生じ、これによって巻線N22
は再びベース電流を供給してトランジスタQ0をオンさ
せる。このようにしてこの回路は自励発振し、コイルL
に高周波電流を通電させるのである。なおダイオードD
23及び3次巻線N23はコンデンサC21を充電させ、また
トランジスタQ0のエミッタ・ベース電圧を過大ならし
めない働きをする。
而してトランジスタQ0のオフタイミングは上述の如く
トランスT4の飽和によって支配されるのであるが、可
変抵抗R23の変更によって制御用直流電流iを変更する
ことにより磁気飽和時点が変化する。
トランスT4の飽和によって支配されるのであるが、可
変抵抗R23の変更によって制御用直流電流iを変更する
ことにより磁気飽和時点が変化する。
即ちこの直流電流iが小さい場合はトランスT4の鉄心
の特性,寸法によって定まりトランジスタQ0のオン期
間は最も長いが、この直流電流iを大きくしていくと、
磁気飽和時点が早まり、これに伴ってトランジスタQ0
のオン期間が短くなっていく。これにより、入力電力の
調整が可能となるのである。この実施例の場合も極めて
簡潔な構成で入力電力の調整が可能である。
の特性,寸法によって定まりトランジスタQ0のオン期
間は最も長いが、この直流電流iを大きくしていくと、
磁気飽和時点が早まり、これに伴ってトランジスタQ0
のオン期間が短くなっていく。これにより、入力電力の
調整が可能となるのである。この実施例の場合も極めて
簡潔な構成で入力電力の調整が可能である。
以上詳述したように本発明に係る誘導加熱調理器は、誘
導加熱コイルの直流電流の断続するトランジスタのベー
ス電流を磁気飽和トランスから供給し、この磁気飽和ト
ランスに設けた飽和制御巻線の電流を制御して、磁気飽
和トランスが磁気飽和する時点を変更させることによ
り、誘導加熱コイルの入力電力を制御する構成にしたか
ら、磁気飽和トランスを用いた簡単で安価な回路で誘導
加熱調理器の加熱電力を容易に制御できて、安価で信頼
性が良い誘導加熱調理器を提供できる優れた効果を奏す
る。
導加熱コイルの直流電流の断続するトランジスタのベー
ス電流を磁気飽和トランスから供給し、この磁気飽和ト
ランスに設けた飽和制御巻線の電流を制御して、磁気飽
和トランスが磁気飽和する時点を変更させることによ
り、誘導加熱コイルの入力電力を制御する構成にしたか
ら、磁気飽和トランスを用いた簡単で安価な回路で誘導
加熱調理器の加熱電力を容易に制御できて、安価で信頼
性が良い誘導加熱調理器を提供できる優れた効果を奏す
る。
第1図はシングルエンディッドプッシュプルインバータ
を用いた誘導加熱調理器の要部回路図、第2図は本発明
調理器の回路図、第3図はトランスT3の模式的構造
図、第4図は本発明の他の実施例を示す回路図、第5図
はトランスT4の模式的構造図である。 L…誘導加熱コイル、C1…共振コンデンサ、T1,T
2,T3,T4…トランス、N12,N13,N24,N25…
飽和制御巻線
を用いた誘導加熱調理器の要部回路図、第2図は本発明
調理器の回路図、第3図はトランスT3の模式的構造
図、第4図は本発明の他の実施例を示す回路図、第5図
はトランスT4の模式的構造図である。 L…誘導加熱コイル、C1…共振コンデンサ、T1,T
2,T3,T4…トランス、N12,N13,N24,N25…
飽和制御巻線
Claims (1)
- 【請求項1】自励発振するインバータにより誘導加熱コ
イルに高周波電流を供給すべくなした誘導加熱調理器に
おいて、 前記誘導加熱コイルの直流電流を断続するトランジスタ
のベース電流を供給する磁気飽和トランスと、該磁気飽
和トランスに巻装された飽和制御巻線の電流を制御する
手段とを備え、飽和制御巻線の電流を制御することによ
り磁気飽和トランスの磁気飽和時点を変更して誘導加熱
コイルの入力電力を制御すべく構成していることを特徴
とする誘導加熱調理器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58129914A JPH0612705B2 (ja) | 1983-07-15 | 1983-07-15 | 誘導加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58129914A JPH0612705B2 (ja) | 1983-07-15 | 1983-07-15 | 誘導加熱調理器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6020490A JPS6020490A (ja) | 1985-02-01 |
| JPH0612705B2 true JPH0612705B2 (ja) | 1994-02-16 |
Family
ID=15021515
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58129914A Expired - Lifetime JPH0612705B2 (ja) | 1983-07-15 | 1983-07-15 | 誘導加熱調理器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0612705B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5691027A (en) * | 1979-12-19 | 1981-07-23 | Toray Industries | Double structure spun yarn and method |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53143927A (en) * | 1977-05-21 | 1978-12-14 | Mitsubishi Electric Corp | Switching element drive unit |
-
1983
- 1983-07-15 JP JP58129914A patent/JPH0612705B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6020490A (ja) | 1985-02-01 |
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