JPH06127352A - 車両の回生ブレーキ装置 - Google Patents

車両の回生ブレーキ装置

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JPH06127352A
JPH06127352A JP28018492A JP28018492A JPH06127352A JP H06127352 A JPH06127352 A JP H06127352A JP 28018492 A JP28018492 A JP 28018492A JP 28018492 A JP28018492 A JP 28018492A JP H06127352 A JPH06127352 A JP H06127352A
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JP
Japan
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brake
valve
pressure
regenerative
braking
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JP28018492A
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Shuichi Nakamura
秀一 中村
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UD Trucks Corp
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UD Trucks Corp
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  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 回生ブレーキの作動中にもパニックブレーキ
に対する応答性を確保するとともに、回生ブレーキから
サービスブレーキへの切り換え時に発生する衝撃を抑制
する。 【構成】 ブレーキペダル1の踏み込み量に応じて制動
圧力を発生するブレーキバルブ2と、前記ブレーキバル
ブ2とサービスブレーキ78との間に介装されて制御圧
に応じてブレーキバルブ2の出力を減圧可能な減圧弁7
7と、前記減圧弁77に制御圧を供給する弁76と、前
記ブレーキペダル1の踏み込み量を検出する手段73
と、この検出値と予め設定した踏み込み量とを比較する
手段71と、前記回生装置30の作動状況を判定する手
段74と、この判定結果に基づいて回生装置30が作動
中のときには前記弁76を閉弁する駆動手段75と、こ
の回生装置30の作動中に前記比較結果が予め設定した
踏み込み量以上のときに前記弁76を開弁する一方、前
記比較結果が予め設定した踏み込み量未満のときには前
記弁76を閉弁する制御手段72とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の減速時に運動エ
ネルギを回収して走行時に駆動エネルギとして利用する
車両の回生ブレーキ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の回生ブレーキ装置として
は、例えば特開平2−124349号公報及び特開昭6
1−175153号公報に開示されるものが知られてい
る。
【0003】これらの装置は車輪駆動系に電磁クラッチ
を介してポンプモータを接続し、このポンプモータの一
方のポートを高圧側のアキュームレータに接続するとと
もに、他方のポートを低圧側のタンクに接続している。
そして、車両の減速時にはポンプモータを車輪駆動系に
接続してポンプとして作動させることにより、ポンプモ
ータを負荷として車輪駆動系を制動するとともにアキュ
ームレータに高圧オイルを蓄圧して車両の運動エネルギ
を回収するよう構成される。アキュームレータに蓄圧さ
れたエネルギは、例えば発進時などにポンプモータを車
輪駆動系に接続してモータとして作用させ、車輪駆動系
の駆動エネルギとして使用する。
【0004】さらに上記前者の装置では回生装置の蓄圧
状態に応じてブレーキペダルの踏み込み量と車輪に発生
するブレーキトルクが対応するように比例制御弁を電子
的に制御するように構成される。一方、上記後者の装置
ではブレーキペダルの初期踏み込み代を大きく設定し、
サービスブレーキ(フットブレーキ)が作動しないこの
踏み込み代の間で回生装置を作動させ、運動エネルギを
回収するように構成されるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記前
者の装置においては、電子的な制御手段によって比例制
御弁を制御するため、故障時などのフェイルセーフを確
保できないという問題があり、また、上記後者の装置で
は、回生装置が作動しないときにはブレーキペダルの踏
み込み代が単なる遊びとなってしまい、パニックブレー
キ時などでは空走距離が増大する場合があり、さらに、
回生ブレーキからサービスブレーキへの切り換え時にシ
ョックを発生するという問題も発生した。
【0006】そこで本発明は、回生ブレーキの作動中の
パニックブレーキに対する制動力を確保するとともに、
回生ブレーキからサービスブレーキへの切り換え時に発
生する衝撃を抑制した車両の回生ブレーキ装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、図1におい
て、ブレーキペダル1が操作される制動時に車輪の回転
力を加圧手段に伝達してエネルギ回生用の圧力をアキュ
ームレータに蓄える回生装置30を備えたブレーキ装置
において、ブレーキペダル1の踏み込み量に応じて制動
圧力を発生するブレーキバルブ2と、前記ブレーキバル
ブ2とサービスブレーキ78との間に介装されて制御圧
に応じてブレーキバルブ2の出力を減圧可能な減圧弁7
7と、前記減圧弁77に制御圧を供給する弁76と、前
記ブレーキペダル1の踏み込み量を検出する手段73
と、この検出値と予め設定した踏み込み量とを比較する
手段71と、前記回生装置30の作動状況を判定する手
段74と、この判定結果に基づいて回生装置30が作動
中のときには前記弁76を閉弁する駆動手段75と、こ
の回生装置30の作動中に前記比較結果が予め設定した
踏み込み量以上のときに前記弁76を開弁する一方、前
記比較結果が予め設定した踏み込み量未満のときには前
記弁76を閉弁する制御手段72とを備える。
【0008】
【作用】したがって、回生装置の作動中には、制御圧を
供給する弁が閉弁して減圧弁からサービスブレーキへ供
給される圧力は減圧されて回生装置による運動エネルギ
の回収を主体とした制動が行われる一方、ブレーキペダ
ルが予め設定した踏み込み量以上になると弁が開弁して
減圧弁に制御圧が加わり、減圧弁は制御圧に応じたブレ
ーキバルブの出力でサービスブレーキを駆動して急制動
を行い、パニックブレーキなどの応答性を確保する。
【0009】
【実施例】図2及び図3に本発明の実施例を示す。
【0010】図2において、2はフルエアブレーキを構
成するブレーキバルブで、ブレーキペダル1の踏み込み
角度等の踏み込み量に応じてエアリザーバ14、15か
ら出力されるエアを制御してプライマリ回路18及びセ
カンダリ回路19に制動圧力を供給する。
【0011】ブレーキペダル1には踏込量検出手段とし
てのポテンショメータ3が設けられ、ポテンショメータ
3はブレーキペダル1の踏み込み角度θに応じた信号を
コントローラ10に送出する。
【0012】一方、ブレーキバルブ2に接続されたプラ
イマリ回路18及びセカンダリ回路19は減圧弁として
のリミティングアンドクイックリリースバルブ8、9
(以下LQRバルブ8、9)の入力圧ポート8a、9a
にそれぞれ接続されるとともに、これら入力圧ポート8
a、9aと制御圧ポート8b、9bとの間には常開式の
電磁弁4、5が介装される一方、LQRバルブ8、9の
出力圧ポート8c、9cはリレーバルブ6、7に接続さ
れる。
【0013】LQRバルブ8、9は図5に示すように制
御圧ポート8b、9bに供給される電磁弁4、5からの
制御圧をパラメータとして入力圧ポート8a、9aに加
わる入力圧に応じて減圧したエアを出力圧ポート8c、
9cからリレーバルブ6、7へ供給し、電磁弁4、5が
閉弁して制御圧が制御圧ポート8b、9bに供給されな
いときには入力圧ポート8a、9aに加わる圧力を所定
の割合で減圧したエアを出力する一方、電磁弁4、5よ
り所定の制御圧が制御圧ポート8b、9bへ加えられた
ときには、入力圧ポート8a、9aに加えられる圧力に
等しいエア圧を出力圧ポート8c、9cより出力する。
【0014】リレーバルブ6はエアリザーバ14からエ
アの供給を受けて、LQRバルブ8の出力圧ポート8c
から供給されるエアに応じた圧力をブレーキチャンバ2
0に出力する。同様にしてリレーバルブ7はエアリザー
バ15からエアの供給を受けて、LQRバルブ9の出力
圧ポート9cから供給されるエアに応じた圧力をブレー
キチャンバ21に出力する。これらブレーキチャンバ2
0及び21は図示しないブレーキドラムに連結されて車
輪に制動を加えるサービスブレーキを構成する。
【0015】回生装置30は図3に示すように、トラン
スミッション41の出力軸が車輪40に連結するととも
に、クラッチ42aを備えたギヤ42を介して斜軸式
(または斜板式)のポンプモータ43が連結する。
【0016】ポンプモータ43の一方のポートには電磁
弁36及びアキュームレータ37を備えた高圧油通路4
4が接続され、他方のポートにはタンク38を備えた低
圧油通路45が接続される。アキュームレータ37には
回生されたエネルギの量をピストン37aのストローク
位置として検出する蓄圧レベルセンサ33が設けられ
る。
【0017】コントローラ10には、車速センサ32か
らの車速信号V、シフトレバー34からの変速位置信
号、アキュームレータ37の蓄圧レベルを検出する蓄圧
レベルセンサ33からのレベル信号L、ポテンショメー
タ3からの踏み込み角度θが入力される。コントローラ
10はこれら入力信号に基づいて運転者の要求する制動
トルクを演算してポンプモータ43の流量を設定し、こ
の設定値に見合う斜軸の傾転角となるように斜軸駆動装
置35を駆動するとともに、高圧油通路44の電磁弁3
6、ブレーキバルブ2とブレーキチャンバ20、21と
の間に介装された電磁弁4、5を開閉駆動して回生装置
30を制御する。
【0018】次に図4のフローチャートを参照しながら
コントローラ10における制御の一例について説明す
る。
【0019】まず、ステップ50ではポテンショメータ
3からブレーキペダル1の踏み込み角度θを読み込ん
で、ステップ51においてこの踏み込み角度θが予め設
定した最小踏み込み角度θ0を越えたか、すなわち、運
転者がブレーキペダル1を踏んだか否かを判定する。こ
の判定でブレーキペダル1が踏まれている場合にはステ
ップ52へ進み、そうでない場合にはステップ63の処
理に進む。ステップ52で蓄圧レベルセンサ33からア
キュームレータ37の蓄圧レベルLを読み込むと、ステ
ップ53で蓄圧レベルLが所定の最大レベルLmaxを越
えていないか、すなわちアキュームレータ37が許容蓄
圧レベル以内であるかを判定する。ここでアキュームレ
ータ37が許容蓄圧レベル以内であればステップ54に
進み、そうでない場合にはステップ63の処理に進む。
【0020】ステップ54ではシフトレバー34から変
速位置信号を読み込んで、運動エネルギを回収可能な前
進位置にあるかをステップ55において判定し、この判
定結果がYESであればステップ56で車速センサ32
から車速信号Vを読み込む。
【0021】ステップ57において車速Vが予め設定し
た最低速度Vminを越え、かつポンプモータ43の最大
許容回転数となる最大速度Vmax未満の運動エネルギを
回収可能な車速であるかを判定し、判定結果がYESで
あればステップ58以降で後述するようにサービスブレ
ーキを作動させるとともに回生ブレーキによる運動エネ
ルギの回収を行う一方、NOであればステップ63以降
の処理により回生装置30を休止させてサービスブレー
キのみによる制動を行う。
【0022】ステップ58で高圧油通路44の電磁弁3
6を開弁するとステップ59において斜軸駆動装置35
がポンプモータ43の図示しない斜軸をブレーキペダル
1の踏み込み角度に応じたポンプ側の傾転角に駆動し、
車輪40の駆動力によりタンク38の作動油をアキュー
ムレータ37に圧送、蓄圧して制動を行うとともに運動
エネルギの回収を開始する。
【0023】ステップ60ではブレーキペダル1の踏み
込み角度θを再度読み込むとともに予め設定した踏み込
み角度θ2と比較し、踏み込み角度θがθ2以上であれば
ステップ61で電磁弁4、5を開弁させてサービスブレ
ーキの制動力を増大させるサービスブレーキを主体とし
た急減速を行う一方、θ2未満であればサービスブレー
キへ減圧したエアを供給して回生装置30による運動エ
ネルギの回収を主体とした減速を行う。なお、この踏み
込み角度θ2はパニックブレーキとなる領域に予め設定
されたものである。
【0024】ステップ61においては電磁弁4、5への
通電を遮断することで開弁させ、ブレーキバルブ2から
のエア圧がLQRバルブ8、9の制御圧ポート8b、9
bに供給されるため、出力圧ポート8c、9cの出力は
減圧されないブレーキバルブ2の出力に等しい圧力へ増
大し、この増大したLQRバルブ8、9からのエア圧に
応じてリレーバルブ6、7からブレーキチャンバ20、
21へエアが供給されてサービスブレーキの制動力が増
大して減速が促進され、パニックブレーキなどの急激な
減速へ迅速に移行することができる。
【0025】一方、サービスブレーキに減圧したエアを
供給するステップ62では、電磁弁4、5へ通電を行う
ことで閉弁させ、LQRバルブ8、9の制御圧ポート8
b、9bに加わるブレーキバルブ2からのエアを遮断し
て出力圧ポート8c、9cからはブレーキバルブ2の出
力を所定の割合で減圧したエアをサービスブレーキへ供
給し、回生装置30による運動エネルギの回収を主とし
た減速を行う。
【0026】ステップ61、62の処理はステップ60
の踏み込み角度θの判定により切り換えられて、回生装
置30の作動中にサービスブレーキに加わるエア圧を切
り換えて運動エネルギの回収を主体とした制動から急制
動へ、または急制動から運動エネルギの回収を主体とし
た制動へブレーキペダル1の踏み込み量に応じて移行さ
せることができる。
【0027】上記ステップ51、53、55及び57の
判定結果がNOとなる回生装置30の休止時には、ステ
ップ63で電磁弁4、5への通電を遮断して開弁させ、
ブレーキバルブ2のエアを制御圧としてLQRバルブ
8、9の制御圧ポート8b、9bに供給し、LQRバル
ブ8、9は制御圧に応じたエアをリレーバルブ6、7に
エアを圧送してサービスブレーキのみによる制動を開始
する。
【0028】ステップ64では斜軸駆動装置35の傾転
角を0(中立位置)にしてポンプモータ43を空転さ
せ、ステップ63で高圧油回路44の電磁弁36を閉弁
して回生装置30を休止させる。
【0029】ここで、ブレーキペダル1の踏み込み角度
θとブレーキバルブ2及びLQRバルブ8、9の出力圧
及び回生装置30による制動力Yとの関係は図6に示す
ように変化する。
【0030】上記ステップ63〜65の回生装置30を
休止させた状態でブレーキペダル1を作動させた場合、
電磁弁4、5が開弁するためブレーキペダル1の踏み込
み角度θに応じてブレーキバルブ2から供給されるエア
圧PBがLQRバルブ8、9の入力圧ポート8a、9a
及び電磁弁4、5を介して制御圧ポート8b、9bにそ
れぞれ加わえられ、LQRバルブ8、9は制御圧ポート
8b、9bに所定の制御圧が加わっているため、入力圧
ポート8a、9aへ供給されるエア圧PBに相当するエ
アをリレーバルブ6、7へ出力し、リレーバルブ6、7
はブレーキチャンバ20、21を駆動して制動が行われ
る。
【0031】一方、ブレーキペダル1の踏み込み角度θ
がθ2未満で回生装置30が作動するステップ62で
は、電磁弁4、5が閉弁するためにブレーキバルブ2か
らのエア圧PBはLQRバルブ8、9の制御圧ポート8
b、9bへ出力されず、LQRバルブ8、9はエア圧P
Bを所定の割合で減圧したエア圧PLをリレーバルブ6、
7へ加えてサービスブレーキを作動させるとともに、踏
み込み角度θがθ1までの間は回生装置30の踏み込み
角度θに比例した制動力Yによって車両の減速が行わ
れ、ブレーキペダル1の踏み込み角度θがθ1を越える
と、回生装置30は最大の制動力Ymaxを保持して一定
の制動力により減速が行われ。
【0032】さらにブレーキペダル1が踏み込まれて踏
み込み角度θがθ2以上になるステップ61では電磁弁
4、5が開弁し、ブレーキバルブ2から供給されるエア
圧PBがLQRバルブ8、9の入力圧ポート8a、9a
及び電磁弁4、5を介して制御圧ポート8b、9bにそ
れぞれ加わえられ、入力圧ポート8a、9aへ供給され
るエア圧PBに相当するエアをリレーバルブ6、7へ出
力し、リレーバルブ6、7はブレーキチャンバ20、2
1を駆動して制動が行われる。踏み込み角度θがさらに
増大するとLQRバルブ8、9の出力はブレーキバルブ
2のエア圧PBに伴って最大エア圧Pmaxまで増大し、回
生装置30の制動力Ymaxを加えてブレーキペダル1の
踏み込み量に応じた制動力を得ることができ、回生装置
30の作動中にもパニックブレーキに対する応答性及び
制動力を確保することが可能となる。
【0033】また、回生装置30の作動中にステップ5
3または57の判定により回生装置30を休止させてサ
ービスブレーキへ切り換えるステップ63〜65では、
図6における回生装置30の制動力Yが無効となる一
方、電磁弁4、5が開弁してブレーキバルブ2の出力が
LQRバルブ8、9の制御圧ポート8b、9bへ所定の
制御圧として加わるため、リレーバルブ6、7に加わる
エアはLQRバルブ8、9で減圧されたエア圧PLから
ブレーキバルブ2のエア圧PBに増大してブレーキペダ
ル1の踏み込み角度θに応じた制動力を得ることができ
る。
【0034】この回生装置30からサービスブレーキへ
の切り換えはLQRバルブ8、9の制御圧を電磁弁4、
5で切り換えることで行われるため、制動力の急変を抑
制することが可能となり、回生装置30からサービスブ
レーキへ切り換える際のショックを低減することができ
る。
【0035】コントローラ10または電磁弁4、5の故
障などにより、電磁弁4、5が開弁不能となった場合、
LQRバルブ8、9はブレーキバルブ2のエア圧PB
所定の割合で減圧したエア圧PLをリレーバルブ6、7
に出力し、このエア圧PLに応じたエアによってサービ
スブレーキを作動させることが可能となってフェイルセ
ーフを確保することができる。
【0036】このように、LQRバルブ8、9の制御圧
ポート8b、9bに加える制御圧を電磁弁4、5を介し
て制御するため、回生装置30の作動中にもLQRバル
ブ8、9に供給する制御圧をブレーキペダル1の踏み込
み角度θに応じて制御するため、パニックブレーキへの
応答性を向上させるとともにフェイルセーフを確保する
ことができ、さらにパニックブレーキ時などの急制動時
にも運動エネルギの回収を行って回収効率の向上を図る
ことができる。
【0037】なお、上記実施例において、踏み込み量検
出手段としてブレーキペダル1の踏み込み角度を検出す
るポテンショメータ3を採用したが、図示はしないがブ
レーキバルブ2のプライマリ回路18またはセカンダリ
回路19に圧力センサを設け、検出した圧力からブレー
キペダル1の踏み込みストロークを演算してもよい。
【0038】また、上記実施例においてサービスブレー
キをフルエアブレーキにより構成したが、図示はしない
がエアオーバーハイドロリックブレーキなどで構成して
もよい。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ブレーキ
ペダルの踏み込み量に応じて減圧弁に加える制御圧を弁
を介して制御するため、回生装置の作動中にもパニック
ブレーキなどの急制動時におけるサービスブレーキの制
動力及び応答性を確保することが可能となり、運動エネ
ルギの回収効率を向上させるとともに、回生装置からサ
ービスブレーキへの切り換えを円滑に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクレーム対応図である。
【図2】本発明の実施例を示す構成図である。
【図3】同じく回生装置を示す構成図である。
【図4】コントローラの制御の一例を示すフローチャー
トである。
【図5】LQRバルブの入力圧と出力圧との関係を示す
図である。
【図6】ブレーキペダルの踏み込み角度とブレーキバル
ブの圧力、回生装置の制動力及びLQRバルブの出力圧
との関係を示す図である。
【符号の説明】
1 ブレーキペダル 2 ブレーキバルブ 3 ポテンショメータ 4、5 電磁弁 8、9 LQRバルブ 10 コントローラ 20、21 ブレーキチャンバ 30 回生装置 71 比較手段 72 制御手段 73 踏込量検出手段 74 判定手段 75 駆動手段 76 弁 77 減圧弁 78 サービスブレーキ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレーキペダルが操作される制動時に車
    輪の回転力を加圧手段に伝達してエネルギ回生用の圧力
    をアキュームレータに蓄える回生装置を備えたブレーキ
    装置において、ブレーキペダルの踏み込み量に応じて制
    動圧力を発生するブレーキバルブと、前記ブレーキバル
    ブとサービスブレーキとの間に介装されて制御圧に応じ
    てブレーキバルブの出力を減圧可能な減圧弁と、前記減
    圧弁に制御圧を供給する弁と、前記ブレーキペダルの踏
    み込み量を検出する手段と、この検出値と予め設定した
    踏み込み量とを比較する手段と、前記回生装置の作動状
    況を判定する手段と、この判定結果に基づいて回生装置
    が作動中のときには前記弁を閉弁する駆動手段と、この
    回生装置の作動中に前記比較結果が予め設定した踏み込
    み量以上のときに前記弁を開弁する一方、前記比較結果
    が予め設定した踏み込み量未満のときには前記弁を閉弁
    する制御手段とを備えたことを特徴とする車両の回生ブ
    レーキ装置。
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