JPH0612819Y2 - 製麺原料混練用のたて型ミキサー - Google Patents
製麺原料混練用のたて型ミキサーInfo
- Publication number
- JPH0612819Y2 JPH0612819Y2 JP1989011771U JP1177189U JPH0612819Y2 JP H0612819 Y2 JPH0612819 Y2 JP H0612819Y2 JP 1989011771 U JP1989011771 U JP 1989011771U JP 1177189 U JP1177189 U JP 1177189U JP H0612819 Y2 JPH0612819 Y2 JP H0612819Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- kneading
- mixing chamber
- bottom plate
- mixer
- dough
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)
- Food-Manufacturing Devices (AREA)
- Accessories For Mixers (AREA)
- Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は例えば製麺用に用いられるたて型ミキサーに関
し、詳しくは連続的に混練を行なうことができるたて型
ミキサーに関するものである。
し、詳しくは連続的に混練を行なうことができるたて型
ミキサーに関するものである。
(従来の技術) 一般に製麺のためには原料である小麦粉と水を十分に混
練させた生地を製造してこれを圧延装置にかけることが
必要であり、このような製麺を連続式で行なうための装
置として、粉と水を混合する高速ミキサーや混合物を混
練するアジテータコンベアと、圧延ロールを組合せする
ことで製麺工程を形成する装置が従来知られている。ま
た横型のバッチ式ミキサーも知られている。
練させた生地を製造してこれを圧延装置にかけることが
必要であり、このような製麺を連続式で行なうための装
置として、粉と水を混合する高速ミキサーや混合物を混
練するアジテータコンベアと、圧延ロールを組合せする
ことで製麺工程を形成する装置が従来知られている。ま
た横型のバッチ式ミキサーも知られている。
(考案が解決しようとする課題) しかし上記のアジテータコンベアは、棒羽根又は羽子板
羽根とスクリュウとの組合せの横送り構造であるため
に、作業終了時に装置内部に原料の残留量が多く、この
清掃の作業にかなりの労力を要するという問題がある。
羽根とスクリュウとの組合せの横送り構造であるため
に、作業終了時に装置内部に原料の残留量が多く、この
清掃の作業にかなりの労力を要するという問題がある。
一方横形式のバッチ式ミキサーは、バッチ式であるが故
に製麺のための連続工程を構成させることが困難であ
り、製麺作業の合理化が難かしいという問題がある。
に製麺のための連続工程を構成させることが困難であ
り、製麺作業の合理化が難かしいという問題がある。
これらのことから連続式の操作が可能であって、しかも
作業終了時の清掃等を容易に行なうことのできるように
した製麺作業の合理化に適する構造の製麺用ミキサーの
開発が望まれている。
作業終了時の清掃等を容易に行なうことのできるように
した製麺作業の合理化に適する構造の製麺用ミキサーの
開発が望まれている。
このようなものとして例えば、上部から原料を投入し下
部から混練済み生地を取出す方式のたて型筒状構造のミ
キサー装置が考えられ、この装置によれば、たて型筒状
のケーシングを左右に開く構造として開放面を大きくと
れるので、作業終了時の清掃を容易とできる利点があ
る。
部から混練済み生地を取出す方式のたて型筒状構造のミ
キサー装置が考えられ、この装置によれば、たて型筒状
のケーシングを左右に開く構造として開放面を大きくと
れるので、作業終了時の清掃を容易とできる利点があ
る。
しかし反面において、このような構造のたて型ミキサー
は、投入された原料の通過時間が短いために、原料の十
分な混練が得られないという難がある。
は、投入された原料の通過時間が短いために、原料の十
分な混練が得られないという難がある。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記のような従来の製麺工程を形成している装
置の問題を検討し、原料の連続的かつ十分な混合,混練
が可能であり、しかも清掃作業が容易な構造をもったた
て型ミキサー、特に製麺用に適したミキサーを提供する
ことを目的としてなされたものである。
置の問題を検討し、原料の連続的かつ十分な混合,混練
が可能であり、しかも清掃作業が容易な構造をもったた
て型ミキサー、特に製麺用に適したミキサーを提供する
ことを目的としてなされたものである。
而して、かかる目的の実現のためになされた本考案より
なるたて型ミキサーの特徴は、概ね直立した円筒型をな
しかつ縦割線により左右に開放可能なケーシングと、こ
のケーシングの内部を上下二段以上のミキシング室に仕
切る複数の水平隔壁と、投入製麺原料を混練するために
上記各ミキシング室内に設けられた水平回転型の複数の
回転羽根とを備えたミキサーであって、上記水平隔壁に
より形成される各ミキシング室の底板には、ミキシング
室内の混練生地を下方に落とす落下開口をその外周部又
は内周部の少なくともいずれかに設けると共に、該落下
開口の開口面積は上段のミキシング室よりも下段のミキ
シング室が漸次大きくなるように設定し、各ミキシング
室内の複数の回転羽根は、底板上面に近接回転しながら
混練生地を掻き取って上記落下開口から下方に落すスク
レーパ羽根を含む構成としたころにある。
なるたて型ミキサーの特徴は、概ね直立した円筒型をな
しかつ縦割線により左右に開放可能なケーシングと、こ
のケーシングの内部を上下二段以上のミキシング室に仕
切る複数の水平隔壁と、投入製麺原料を混練するために
上記各ミキシング室内に設けられた水平回転型の複数の
回転羽根とを備えたミキサーであって、上記水平隔壁に
より形成される各ミキシング室の底板には、ミキシング
室内の混練生地を下方に落とす落下開口をその外周部又
は内周部の少なくともいずれかに設けると共に、該落下
開口の開口面積は上段のミキシング室よりも下段のミキ
シング室が漸次大きくなるように設定し、各ミキシング
室内の複数の回転羽根は、底板上面に近接回転しながら
混練生地を掻き取って上記落下開口から下方に落すスク
レーパ羽根を含む構成としたころにある。
本考案のミキサーにおいて、上下に分けられた複数のミ
キシング室は、その最上部のミキシング室に混合原料が
投入されると共に、最下部のミキシング室から混合,混
練の終了した原料を外部に取出し、次段工程の例えば製
麺用圧延ロールによる圧延工程に送られる。
キシング室は、その最上部のミキシング室に混合原料が
投入されると共に、最下部のミキシング室から混合,混
練の終了した原料を外部に取出し、次段工程の例えば製
麺用圧延ロールによる圧延工程に送られる。
上下に隔設されたミキシング室の段数は、混合,混練の
必要程度に応じ選択することで所望する機能を発揮でき
るように構成すればよいが、一般的にはミキシング室を
2段から4段程度に設けることが、原料の混合,混練に
必要な滞留時間を確保する上で適当である場合が多い。
必要程度に応じ選択することで所望する機能を発揮でき
るように構成すればよいが、一般的にはミキシング室を
2段から4段程度に設けることが、原料の混合,混練に
必要な滞留時間を確保する上で適当である場合が多い。
上記ミキサーの回転羽根を回転させる機構としては、た
て型筒状のケーシングをその中心位置で上下に貫通する
ように延設させた回転軸に回転羽根を軸着することで構
成させるのが普通であり、また各ミキシング室には底板
の上面に近接して回転するスクレーパ羽根を設けること
がよい。このスクレーパ羽根は、各ミキシング室の底面
上の生地を掻き取りながらこれを適宜の割合で落下開口
に導くように機能するためのものであり、したがって羽
根自体の構造を掻き取りに適した形状に設けると共に、
落下開口から落下させる生地の量を少なくして所定の滞
留時間を与えられるように、径方向に対して傾斜あるい
はわん曲して設けることがよい。例えば径方向内方に落
下開口がある場合には場合には回転方向の後方側にスク
レーパ羽根を傾斜又はわん曲させ、径方向外方に落下開
口がある場合には反対に回転方向の前方側にスクレーパ
羽根を傾斜又はわん曲させることで、室内の生地に落下
開口から離れる方向に移動させる力を作用させて所定の
滞留時間を与えることがよい。
て型筒状のケーシングをその中心位置で上下に貫通する
ように延設させた回転軸に回転羽根を軸着することで構
成させるのが普通であり、また各ミキシング室には底板
の上面に近接して回転するスクレーパ羽根を設けること
がよい。このスクレーパ羽根は、各ミキシング室の底面
上の生地を掻き取りながらこれを適宜の割合で落下開口
に導くように機能するためのものであり、したがって羽
根自体の構造を掻き取りに適した形状に設けると共に、
落下開口から落下させる生地の量を少なくして所定の滞
留時間を与えられるように、径方向に対して傾斜あるい
はわん曲して設けることがよい。例えば径方向内方に落
下開口がある場合には場合には回転方向の後方側にスク
レーパ羽根を傾斜又はわん曲させ、径方向外方に落下開
口がある場合には反対に回転方向の前方側にスクレーパ
羽根を傾斜又はわん曲させることで、室内の生地に落下
開口から離れる方向に移動させる力を作用させて所定の
滞留時間を与えることがよい。
ミキシング室の底板に設ける落下開口は、上記回転軸の
回りに周状に形成させる他、周方向の一部に局限して設
けるようにしても、またこれらを組合せて設けてもよ
く、周方向の一部に局限した落下開口を設ける場合には
上下に隣接する底板の落下開口を非対向の位置とするこ
とで、上下複数の底板の落下開口をいずれも内周部に設
けることもできる。なお落下開口は上から順に内周部、
次は外周部と交互に設けるようにしてもよい。また全て
の底板の落下開口を内周部に周状に設けたものであって
もよく、この場合にはストレートに最下段まで生地がパ
スしてしまうことを防止するように、落下開口を狭くす
るとか、軸にストレートな落下を阻止する張出しを設け
るとかすることがよい。
回りに周状に形成させる他、周方向の一部に局限して設
けるようにしても、またこれらを組合せて設けてもよ
く、周方向の一部に局限した落下開口を設ける場合には
上下に隣接する底板の落下開口を非対向の位置とするこ
とで、上下複数の底板の落下開口をいずれも内周部に設
けることもできる。なお落下開口は上から順に内周部、
次は外周部と交互に設けるようにしてもよい。また全て
の底板の落下開口を内周部に周状に設けたものであって
もよく、この場合にはストレートに最下段まで生地がパ
スしてしまうことを防止するように、落下開口を狭くす
るとか、軸にストレートな落下を阻止する張出しを設け
るとかすることがよい。
なお最下段のミキシング室の落下開口は、装置外部に混
練生地を排出する部分であることから、落下開口をケー
シングの外周部側に設けるようにすることが生地排出の
作業上都合がよい。また多段のミキシング室の下に、攪
拌用の羽根がなくスクレーパ羽根のみを有する生地排出
用の室を設けてもよい。
練生地を排出する部分であることから、落下開口をケー
シングの外周部側に設けるようにすることが生地排出の
作業上都合がよい。また多段のミキシング室の下に、攪
拌用の羽根がなくスクレーパ羽根のみを有する生地排出
用の室を設けてもよい。
上記底板の落下開口の開口面積は、上下多段に複数設け
られている各ミキシング室に滞留させる生地の量に応じ
て設定され、一般的には上段のミキシング室ほど生地の
グルテン量は少ないので、滞留量を多くしても回転機構
に対する負荷は少ないから、上段ほど生地の滞留量を多
くすることが適当であり、上段から下段に向かって順次
開口面積を漸次広くなるように設けられる。またこの開
口面積の広狭は、各ミキシング室における生地の状態、
回転軸を回転させるモータの回転負荷等を考慮して、適
宜の手段により調節できるようにしておくことが好まし
い。
られている各ミキシング室に滞留させる生地の量に応じ
て設定され、一般的には上段のミキシング室ほど生地の
グルテン量は少ないので、滞留量を多くしても回転機構
に対する負荷は少ないから、上段ほど生地の滞留量を多
くすることが適当であり、上段から下段に向かって順次
開口面積を漸次広くなるように設けられる。またこの開
口面積の広狭は、各ミキシング室における生地の状態、
回転軸を回転させるモータの回転負荷等を考慮して、適
宜の手段により調節できるようにしておくことが好まし
い。
なお各ミキシング室には、装置停止時(作業終了時)に
滞留時間に応ずる量の原料が残ってしまう場合が考えら
れるので、この残留生地を排出できるように、回転羽根
を逆転させて排出を促進させるとか、あるいは通常は閉
じてある開口をこの排出のために開くとかすることによ
り全量排出ができるように設けることが好ましい。
滞留時間に応ずる量の原料が残ってしまう場合が考えら
れるので、この残留生地を排出できるように、回転羽根
を逆転させて排出を促進させるとか、あるいは通常は閉
じてある開口をこの排出のために開くとかすることによ
り全量排出ができるように設けることが好ましい。
(作用) 本考案は前記の構成をなすことによって、原料の連続的
かつ十分な混合,混練が可能で、しかも作業終了時の清
掃作業が容易な構造のミキサーを提供できる。
かつ十分な混合,混練が可能で、しかも作業終了時の清
掃作業が容易な構造のミキサーを提供できる。
(実施例) 以下本考案を製麺用たて型ミキサーとして構成した図面
に示す実施例に基づいて説明する。
に示す実施例に基づいて説明する。
実施例1 第1図において、1は上方に開放した円筒形のケーシン
グ胴部であり、底板2と上下方向の中間に設けられた水
平隔壁(上側ミキシング室4の底板3)とによって上下
に隔設された上側ミキシング室4及び下側ミキシング室
5を有するように形成されている。なお上側ミキシング
室4の上部は図示しない蓋により必要時に閉塞されるよ
うになっている。
グ胴部であり、底板2と上下方向の中間に設けられた水
平隔壁(上側ミキシング室4の底板3)とによって上下
に隔設された上側ミキシング室4及び下側ミキシング室
5を有するように形成されている。なお上側ミキシング
室4の上部は図示しない蓋により必要時に閉塞されるよ
うになっている。
そして本例のこのケーシングは、第2図の6,7,8で
示した縦割線によりヒンジ6を中心として左右に拡開で
きるように設けられ、全体として内部を大きな開放面で
外部に開放できるように形成されている。なお本例で
は、開放できるのはケーシング胴部1と底板3に限定さ
れ、底板2は分割可能とはされていない。
示した縦割線によりヒンジ6を中心として左右に拡開で
きるように設けられ、全体として内部を大きな開放面で
外部に開放できるように形成されている。なお本例で
は、開放できるのはケーシング胴部1と底板3に限定さ
れ、底板2は分割可能とはされていない。
9はケーシング胴部1の中心位置で上下方向に延設され
た回転軸であり、底板2の下方に貫通延出されて図示し
ない回転駆動モータに接続されていると共に、底板に固
定の支持スリーブ10を嵌挿する形式で回転可能に支持さ
れている。この回転軸9には、上下のミキシング室4,
5のそれぞれにおいて径方向に延びた攪拌用の回転羽根
11,12が、各ミキシング室において2本一対に設けられ
ている。
た回転軸であり、底板2の下方に貫通延出されて図示し
ない回転駆動モータに接続されていると共に、底板に固
定の支持スリーブ10を嵌挿する形式で回転可能に支持さ
れている。この回転軸9には、上下のミキシング室4,
5のそれぞれにおいて径方向に延びた攪拌用の回転羽根
11,12が、各ミキシング室において2本一対に設けられ
ている。
そして本例においては、上記上側ミキシング室5の底板
3の径方向内縁部に上記回転軸9を囲むように環状の落
下開口13が設けられていることと、上側ミキシング室4
内の製麺原料を通常の回転時には混合,混練のために外
側に寄せ、かつ逆転時には該製麺原料を漸次内側に寄せ
て上記環状の落下開口13から下側ミキシング室5に落し
込むように作用するわん曲したスクレーパ羽根14が設け
られている特徴がある。このスクレーパ羽根14のわん曲
方向は図の矢印で示す羽根の正回転方向に対して径方向
外側端が回転方向後方側にズレている。
3の径方向内縁部に上記回転軸9を囲むように環状の落
下開口13が設けられていることと、上側ミキシング室4
内の製麺原料を通常の回転時には混合,混練のために外
側に寄せ、かつ逆転時には該製麺原料を漸次内側に寄せ
て上記環状の落下開口13から下側ミキシング室5に落し
込むように作用するわん曲したスクレーパ羽根14が設け
られている特徴がある。このスクレーパ羽根14のわん曲
方向は図の矢印で示す羽根の正回転方向に対して径方向
外側端が回転方向後方側にズレている。
また下側ミキシング室5には、径方向外縁部の一部に、
混合,混練済み製麺生地を外部に取出すための取出し開
口15が設けられていると共に、回転軸9の底板に接する
位置には底板上に残る生地を掻き取るためのスクレーパ
羽根16が設けられ、底板に近接した回転軌道を回転する
ようにされている。
混合,混練済み製麺生地を外部に取出すための取出し開
口15が設けられていると共に、回転軸9の底板に接する
位置には底板上に残る生地を掻き取るためのスクレーパ
羽根16が設けられ、底板に近接した回転軌道を回転する
ようにされている。
本例における攪拌羽根11,12は断面が偏平な長円形(水
平軸が長く垂直軸が短い)とされ、またわん曲したスク
レーパ羽根14,16は断面が三角形(上に凸)とされてい
るが、特にかかる形状のものに限定されるものではな
い。
平軸が長く垂直軸が短い)とされ、またわん曲したスク
レーパ羽根14,16は断面が三角形(上に凸)とされてい
るが、特にかかる形状のものに限定されるものではな
い。
以上の説明した第1図及び第2図に図示した構成のミキ
サーを、次の寸法のものとして形成した。
サーを、次の寸法のものとして形成した。
ケーシング胴部 高さ 270mm 径 400mmφ 回転軸 高さ 170mm 径 60mmφ 上側ミキシング室 ケーシングの底(底板2の位置)から110mmの位置に
厚み5mmの底板3を設け、こ底板3の内縁部に回転軸9
を囲む巾10mmの環状の落下開口13を設けた 攪拌羽根・・・底板2から155mmと130mmの位置に
直径方向をなすように一対に、水平方向15mm,垂直方
向10mmの長円形断面の攪拌用の羽根を設けた。また底
板3の上面に近接してわん曲スクレーパ羽根14を設け
た。
厚み5mmの底板3を設け、こ底板3の内縁部に回転軸9
を囲む巾10mmの環状の落下開口13を設けた 攪拌羽根・・・底板2から155mmと130mmの位置に
直径方向をなすように一対に、水平方向15mm,垂直方
向10mmの長円形断面の攪拌用の羽根を設けた。また底
板3の上面に近接してわん曲スクレーパ羽根14を設け
た。
下側ミキシング室 攪拌羽根・・・底板から90mmと50mmの位置に直径方
向をなすように一対に、上側ミキシング室と同じ断面形
状の羽根を設け、また底板3の上面に近接してスクレー
パ羽根16を設けた。
向をなすように一対に、上側ミキシング室と同じ断面形
状の羽根を設け、また底板3の上面に近接してスクレー
パ羽根16を設けた。
底板近傍にスクレーパ羽根(第2図参照) 底板5の外縁部の一部に取出し開口15(第2図参照) 以上の構成のミキサーを図の矢印方向に回転数120rp
mで回転させて、小麦粉と食塩水の混合からなる製麺原
料を60kg/時の割合で混合,混練させた。
mで回転させて、小麦粉と食塩水の混合からなる製麺原
料を60kg/時の割合で混合,混練させた。
混合原料はそれぞれ別々に、粉はスクリューフィーダ
で、水は定量ポンプを使って所定量連続供給し、ミキサ
ーからの排出量を調節して、常に10分間、生地がミキ
サー内に滞留するようにした。この生地を更に圧延して
麺帯とした。
で、水は定量ポンプを使って所定量連続供給し、ミキサ
ーからの排出量を調節して、常に10分間、生地がミキ
サー内に滞留するようにした。この生地を更に圧延して
麺帯とした。
この生地の水と粉の混合度合を判断するために、この生
地の見掛け比重を測定した。生地は十分に混練された状
態では数mm程度の径の粒子となり、空間が多く粒子の径
が大きい場合に比べて見掛け比重が大きくなるので、混
合度合の判定ができる。
地の見掛け比重を測定した。生地は十分に混練された状
態では数mm程度の径の粒子となり、空間が多く粒子の径
が大きい場合に比べて見掛け比重が大きくなるので、混
合度合の判定ができる。
これらの混練後の結果を次に示す。
なお比較のためにバッチ式ミキサー(3kg用試験ミキサ
ー;(株)トーキョーメンキ社製)を用いて同様の混
合,混練試験(10分混練)を行ないその結果を同様に示
した。
ー;(株)トーキョーメンキ社製)を用いて同様の混
合,混練試験(10分混練)を行ないその結果を同様に示
した。
これらの結果によれば、本例のたて型ミキサーによっ
て、横型ミキサーと同等の混練が得られることが分る。
て、横型ミキサーと同等の混練が得られることが分る。
また装置使用後、本例のミキサーはケーシングを左右に
開いて内部を清掃することが容易に行なえた。
開いて内部を清掃することが容易に行なえた。
実施例2 本例は第3図及び第4図に示しているように径方向の内
周部に落下開口を設けている3段のミキシング室と、そ
の下方に生地排出を外周部とするための排出室とを設け
た4段型のミキサーを示している。
周部に落下開口を設けている3段のミキシング室と、そ
の下方に生地排出を外周部とするための排出室とを設け
た4段型のミキサーを示している。
本例のミキサーの基本的構成は上記実施例1と略同様の
ものであり、したがって共通する構成,部品については
実施例1の符号に50を加えて示しその説明は省略した。
なお第3段目のミキシング室71は、上2段のミキシング
室54,55の構成と同様のものである。
ものであり、したがって共通する構成,部品については
実施例1の符号に50を加えて示しその説明は省略した。
なお第3段目のミキシング室71は、上2段のミキシング
室54,55の構成と同様のものである。
本例の特徴の一は、上3段のミキシング室54,55及び71
の底板53,52,72に、その内周部に周方向の一部に限定
して落下開口53a,52a,72aを設けると共に、これらの落
下開口を周方向に関しては位置をずらして設けていると
ころにある。この関係は第3図及び第4図(a)により明
瞭に図示した通りであり、このような位置ずれにより上
側から落下した生地は次段のミキシング室に滞留して混
練が与えられる。なお53b,73bは通常は閉鎖されてい
て、作業終了時に開放することで残留している生地を下
方にスムースに落下させるための常閉型開口である。こ
の常閉型開口は底板52にも設けることができる。
の底板53,52,72に、その内周部に周方向の一部に限定
して落下開口53a,52a,72aを設けると共に、これらの落
下開口を周方向に関しては位置をずらして設けていると
ころにある。この関係は第3図及び第4図(a)により明
瞭に図示した通りであり、このような位置ずれにより上
側から落下した生地は次段のミキシング室に滞留して混
練が与えられる。なお53b,73bは通常は閉鎖されてい
て、作業終了時に開放することで残留している生地を下
方にスムースに落下させるための常閉型開口である。こ
の常閉型開口は底板52にも設けることができる。
この例における最下段には、スクレーパ羽根83を有する
排出室81が設けられている。ただし攪拌用の回転羽根は
設けられていない。そしてこの排出室81の底板82の外周
部の一部には装置外部への生地排出開口84が設けられ、
上記スクレーパ羽根83の回転により3段目のミキシング
室71から落下した生地を該生地排出開口84より外部に排
出するようになっている。
排出室81が設けられている。ただし攪拌用の回転羽根は
設けられていない。そしてこの排出室81の底板82の外周
部の一部には装置外部への生地排出開口84が設けられ、
上記スクレーパ羽根83の回転により3段目のミキシング
室71から落下した生地を該生地排出開口84より外部に排
出するようになっている。
また本例のもう一つの特徴は、エアシリンダ等の図示し
ない駆動手段により、落下開口53a(他の落下開口も同
様)の開口面積を調節するためのスライダ53cが設けら
れているところにあり、これにより生地の落下量を適宜
コントロールできるという利点がある。
ない駆動手段により、落下開口53a(他の落下開口も同
様)の開口面積を調節するためのスライダ53cが設けら
れているところにあり、これにより生地の落下量を適宜
コントロールできるという利点がある。
この点を装置の稼動に沿ってその調節を説明する。
まず上記3段のミキシング室54の生地滞留量は一般的に
は上段ほど多くなるように設定される。これは最上段
(1段目)では白いおから状の空気を多く含む生地原料
が投入され、これが次第にミキシングされ、脱気されて
黄色の状態に変化する。しかしこの状態では未だグルテ
ンの発生量は少なくしたがって滞留量が多くても回転羽
根に対する負荷はそれほど大きくない。
は上段ほど多くなるように設定される。これは最上段
(1段目)では白いおから状の空気を多く含む生地原料
が投入され、これが次第にミキシングされ、脱気されて
黄色の状態に変化する。しかしこの状態では未だグルテ
ンの発生量は少なくしたがって滞留量が多くても回転羽
根に対する負荷はそれほど大きくない。
次段(2段目)のミキシング室55では、上段から落下し
てきたおから状の生地が粒状に形成されその比が1:1
程度となるようにその滞留時間が調節される。
てきたおから状の生地が粒状に形成されその比が1:1
程度となるようにその滞留時間が調節される。
3段目のミキシング室71では更に攪拌混練が進行して生
地は殆ど粒状とされる。この状態ではグルテンの発生量
が多くなるので、滞留量を多くすると回転機構に対する
負荷が大きくなるので、この3段目の生地の滞留量は少
なくされる。
地は殆ど粒状とされる。この状態ではグルテンの発生量
が多くなるので、滞留量を多くすると回転機構に対する
負荷が大きくなるので、この3段目の生地の滞留量は少
なくされる。
以上の作業において、各段の生地の滞留量はその投入原
料の性質や製造すべき生地の性質により変化することが
あるから、この場合には装置の稼動状態を観察しながら
適宜の段の落下開口の開口面積を調節することで、回転
機構に対する負荷をできるだけ制限しながら、各段の生
地の滞留を調節することができるという利点がある。
料の性質や製造すべき生地の性質により変化することが
あるから、この場合には装置の稼動状態を観察しながら
適宜の段の落下開口の開口面積を調節することで、回転
機構に対する負荷をできるだけ制限しながら、各段の生
地の滞留を調節することができるという利点がある。
(考案の効果) 以上述べた如く、本考案よりなるたて型ミキサーによれ
ば、多段に設けられた水平隔壁で仕切られた各ミキシン
グ室の底板の開口が上段から下段に漸次開口面積を大き
くするように設定した構成を有することにより、製麺原
料の連続的なミキシングを、生地グルテンの量に応じ各
ミキシング室での必要かつ適切な滞留時間を確保しなが
ら行なうことができるという効果が得られ、また装置使
用後において内部の清掃を容易に行なうことができ、そ
の実用上の効果は極めて大なるものがある。
ば、多段に設けられた水平隔壁で仕切られた各ミキシン
グ室の底板の開口が上段から下段に漸次開口面積を大き
くするように設定した構成を有することにより、製麺原
料の連続的なミキシングを、生地グルテンの量に応じ各
ミキシング室での必要かつ適切な滞留時間を確保しなが
ら行なうことができるという効果が得られ、また装置使
用後において内部の清掃を容易に行なうことができ、そ
の実用上の効果は極めて大なるものがある。
図面第1図は本考案よりなる製麺用たて型ミキサーの構
成概要一例を示す縦断正面図、第2図は第1図ミキサー
の斜視外観図である。 第3図は実施例2のミキサーの構成概要一例を示す斜視
外観図、第4図(a)は第1段(最上段)のミキシング室
と第2段のミキシング室の落下開口の位置関係を説明す
るための最上段側からみた概略平面図である。第4図
(b)はミキサー内の生地の動きを説明するための図であ
る。 1……ケーシング胴部 2……底板、3……底板 4……上側ミキシング室 5……下側ミキシング室 6……ヒンジ部、8……縦割線 9……回転軸、10……支持スリーブ 11,12……回転羽根、13……開口 14……わん曲羽根、15……取出し開口 16……スクレーパ羽根 52,53……底板、52a,53a……落下開口 54……第1段ミキシング室 55……第2段ミキシング室 71……3段目ミキシング室 72……底板、72a……落下開口 53b,72b……常閉型開口 73……回転羽根、74……スクレーパ羽根 81……排出室、82……底板 83……スクレーパ羽根、84……生地排出開口
成概要一例を示す縦断正面図、第2図は第1図ミキサー
の斜視外観図である。 第3図は実施例2のミキサーの構成概要一例を示す斜視
外観図、第4図(a)は第1段(最上段)のミキシング室
と第2段のミキシング室の落下開口の位置関係を説明す
るための最上段側からみた概略平面図である。第4図
(b)はミキサー内の生地の動きを説明するための図であ
る。 1……ケーシング胴部 2……底板、3……底板 4……上側ミキシング室 5……下側ミキシング室 6……ヒンジ部、8……縦割線 9……回転軸、10……支持スリーブ 11,12……回転羽根、13……開口 14……わん曲羽根、15……取出し開口 16……スクレーパ羽根 52,53……底板、52a,53a……落下開口 54……第1段ミキシング室 55……第2段ミキシング室 71……3段目ミキシング室 72……底板、72a……落下開口 53b,72b……常閉型開口 73……回転羽根、74……スクレーパ羽根 81……排出室、82……底板 83……スクレーパ羽根、84……生地排出開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 森本 敏秀 埼玉県川越市霞ケ関東4丁目9番8号 (56)参考文献 実開 昭54−161671(JP,U) 実公 昭56−6742(JP,Y2)
Claims (6)
- 【請求項1】概ね直立した円筒型をなし縦割線により左
右に開放可能なケーシングと、このケーシングの内部を
上下二段以上のミキシング室に仕切る複数の水平隔壁
と、投入製麺原料を混練するために上記各ミキシング室
内に設けられた水平回転型の複数の回転羽根とを備えた
ミキサーであって、上記水平隔壁により形成される各ミ
キシング室の底板には、ミキシング室内の混練生地を下
方に落とす落下開口をその外周部又は内周部の少なくと
もいずれかに設けると共に、該落下開口の開口面積は上
段のミキシング室よりも下段のミキシング室が漸次大き
くなるように設定し、各ミキシング室内の複数の回転羽
根は、底板上面に近接して回転しながら混練生地を掻き
取るスクレーパ羽根を含むことを特徴とする製麺原料混
練用のたて型ミキサー。 - 【請求項2】上記回転羽根が、ケーシング中央位置を上
下方向に貫通延設した回転軸に軸着して回転されるもの
であることを特徴とする請求項(1)に記載の製麺原料混
練用のたて型ミキサー。 - 【請求項3】上記スクレーパ羽根が、ケーシング径方向
に対し回転の後側に傾斜又はわん曲して設けられている
ことを特徴とする請求項(1)又は(2)に記載の製麺原料混
練用のたて型ミキサー。 - 【請求項4】各ミキシング室内の混練生地を下方に落す
落下開口が、ミキシング室底板の内周部においてその周
方向の一部に設けられ、かつ上下に隣接する底板のこれ
ら落下開口は上下方向に関し非対向の位置関係に設けら
れていることを特徴とする請求項(1)乃至(3)のいずれか
に記載の製麺原料混練用のたて型ミキサー。 - 【請求項5】最下段のミキシング室の底板に設けられた
落下開口は底板の外周部に位置することを特徴とする請
求項(1)乃至(4)のいずれかに記載の製麺原料混練用のた
て型ミキサー。 - 【請求項6】上記底板の落下開口部には、その開口面積
を広狭い調節する開口度調節手段が設けられていること
を特徴とする請求項(1)乃至(5)のいずれかに記載の製麺
原料混練用のたて型ミキサー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989011771U JPH0612819Y2 (ja) | 1988-02-02 | 1989-02-02 | 製麺原料混練用のたて型ミキサー |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1287288 | 1988-02-02 | ||
| JP63-12872 | 1988-02-02 | ||
| JP1989011771U JPH0612819Y2 (ja) | 1988-02-02 | 1989-02-02 | 製麺原料混練用のたて型ミキサー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01174035U JPH01174035U (ja) | 1989-12-11 |
| JPH0612819Y2 true JPH0612819Y2 (ja) | 1994-04-06 |
Family
ID=31717218
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989011771U Expired - Lifetime JPH0612819Y2 (ja) | 1988-02-02 | 1989-02-02 | 製麺原料混練用のたて型ミキサー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0612819Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008229558A (ja) * | 2007-03-22 | 2008-10-02 | Twinbird Corp | 精米器 |
| KR101289989B1 (ko) * | 2013-02-28 | 2013-07-26 | 임한백 | 스크래퍼가 구비된 믹서기 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002058980A (ja) * | 2000-08-24 | 2002-02-26 | L & L:Kk | 含水廃棄物処理装置 |
| KR100622528B1 (ko) * | 2004-10-21 | 2006-09-19 | 정형교 | 전기 믹서기 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54161671U (ja) * | 1978-04-30 | 1979-11-12 | ||
| JPS566742U (ja) * | 1979-06-26 | 1981-01-21 |
-
1989
- 1989-02-02 JP JP1989011771U patent/JPH0612819Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008229558A (ja) * | 2007-03-22 | 2008-10-02 | Twinbird Corp | 精米器 |
| KR101289989B1 (ko) * | 2013-02-28 | 2013-07-26 | 임한백 | 스크래퍼가 구비된 믹서기 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01174035U (ja) | 1989-12-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |