JPH0612848B2 - 自動車用アンテナ装置 - Google Patents
自動車用アンテナ装置Info
- Publication number
- JPH0612848B2 JPH0612848B2 JP25894984A JP25894984A JPH0612848B2 JP H0612848 B2 JPH0612848 B2 JP H0612848B2 JP 25894984 A JP25894984 A JP 25894984A JP 25894984 A JP25894984 A JP 25894984A JP H0612848 B2 JPH0612848 B2 JP H0612848B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle body
- opening
- antenna
- loop antenna
- pickup
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q1/00—Details of, or arrangements associated with, antennas
- H01Q1/27—Adaptation for use in or on movable bodies
- H01Q1/32—Adaptation for use in or on road or rail vehicles
- H01Q1/325—Adaptation for use in or on road or rail vehicles characterised by the location of the antenna on the vehicle
- H01Q1/3283—Adaptation for use in or on road or rail vehicles characterised by the location of the antenna on the vehicle side-mounted antennas, e.g. bumper-mounted, door-mounted
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Remote Sensing (AREA)
- Details Of Aerials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は自動車用アンテナ装置、特に自動車の車体で受
信した放送波を効果的に検出して車載された各種受信機
に検出信号を供給する改良された自動車用アンテナ装置
に関するものである。
信した放送波を効果的に検出して車載された各種受信機
に検出信号を供給する改良された自動車用アンテナ装置
に関するものである。
[従来の技術] 各種の放送波例えばラジオ、テレビあるいは電話等の放
送通信波を自動車内に設けられた受信機にて確実に受信
するために自動車にはアンテナ装置が不可欠であり、ま
た自動車と他局との通信を行う例えば市民バンド電波の
送受信にもこの種のアンテナ装置が極めて重要であり、
今後の自動車における標準装備された通信機能に対して
主要な役割を果す。
送通信波を自動車内に設けられた受信機にて確実に受信
するために自動車にはアンテナ装置が不可欠であり、ま
た自動車と他局との通信を行う例えば市民バンド電波の
送受信にもこの種のアンテナ装置が極めて重要であり、
今後の自動車における標準装備された通信機能に対して
主要な役割を果す。
従来における一般的なアンテナ装置はポールアンテナと
して知られており、車体から突出したアンテナはその受
信特性の上では好ましい性能を示すが、車体デザインの
面においては常に邪魔もの扱いされるという宿命を有し
ていた。
して知られており、車体から突出したアンテナはその受
信特性の上では好ましい性能を示すが、車体デザインの
面においては常に邪魔もの扱いされるという宿命を有し
ていた。
また、このようなポールアンテナは実際の使用状態にお
いても折れ、曲り等の破損を受けやすく、またいたずら
あるいは盗難の対象となり、更に高速走行時において不
快な風切り音を発生する等種々の問題を有しており、従
来において、なんとかこれを除去したいという要望が多
かった。
いても折れ、曲り等の破損を受けやすく、またいたずら
あるいは盗難の対象となり、更に高速走行時において不
快な風切り音を発生する等種々の問題を有しており、従
来において、なんとかこれを除去したいという要望が多
かった。
特に、近年のごとく、自動車の内部で受信する放送波あ
るいは通信波の周波数帯域が拡大すると、各周波数帯域
に応じた多数本のアンテナを設置する必要があり、自動
車の外観に対する美的コンセプト無残に破壊してしま
い、またこれら各種のアンテナ間における電気的な相互
干渉によってそれらの受信性能を著しく劣化させるとい
う問題があった。
るいは通信波の周波数帯域が拡大すると、各周波数帯域
に応じた多数本のアンテナを設置する必要があり、自動
車の外観に対する美的コンセプト無残に破壊してしま
い、またこれら各種のアンテナ間における電気的な相互
干渉によってそれらの受信性能を著しく劣化させるとい
う問題があった。
従来において、前述したポールアンテナを除去しあるい
は外から見えないように隠蔽する幾つかの努力がなされ
ており、例えばリヤウインドシールドにアンテナ細線を
貼付けること等が実用化されている。
は外から見えないように隠蔽する幾つかの努力がなされ
ており、例えばリヤウインドシールドにアンテナ細線を
貼付けること等が実用化されている。
従来における他の解決手段として、放送波によって車体
自体に誘起する表面電流を検出することが提案されてき
た。このような車体に流れる電流を利用することは一見
最も確実でありまた効率も良い手段であると考えられる
が、従来における実験はこのような期待を完全に裏切る
結果を示し続けた。
自体に誘起する表面電流を検出することが提案されてき
た。このような車体に流れる電流を利用することは一見
最も確実でありまた効率も良い手段であると考えられる
が、従来における実験はこのような期待を完全に裏切る
結果を示し続けた。
一般的な車体上の放送波によって誘起された表面電流が
利用できなかった第1の理由は予期したほど表面電流値
が大きくないということであり、従来の表面電流は車体
の天井板を主に対象としていたが、これによっても、充
分に利用するに足るレベルの検出出力を得ることはでき
なかった。
利用できなかった第1の理由は予期したほど表面電流値
が大きくないということであり、従来の表面電流は車体
の天井板を主に対象としていたが、これによっても、充
分に利用するに足るレベルの検出出力を得ることはでき
なかった。
従来の第2の問題は表面電内に極めて大きな割合いでノ
イズが混入することであり、このようなノイズは主とし
てエンジンの点火系及びバッテリ充電用のレギュレータ
系統から発生し、エンジンが活動している限りこれらの
ノイズが車体に漏れ出し、到底実用できる鮮明な放送波
受信作用を行うことができなかった。
イズが混入することであり、このようなノイズは主とし
てエンジンの点火系及びバッテリ充電用のレギュレータ
系統から発生し、エンジンが活動している限りこれらの
ノイズが車体に漏れ出し、到底実用できる鮮明な放送波
受信作用を行うことができなかった。
このような不利な条件の中でも、従来において幾つかの
提案がなされた。放送波によって車体に誘起された電流
を利用する従来のアンテナ装置として特公昭53−22
418が知られており、車体の電流集中部に電気的な絶
縁部を形成し、この絶縁部両端間における電流が直接セ
ンサによって検出される。確かに、この従来装置によれ
ば、SN比の優れた実用可能な検出信号を得ることが示
唆されたが、そのピックアップ構造は車体の一部に切欠
を設けることを必要とする等到底通常の量産される自動
車に適用するとは不可能であった。
提案がなされた。放送波によって車体に誘起された電流
を利用する従来のアンテナ装置として特公昭53−22
418が知られており、車体の電流集中部に電気的な絶
縁部を形成し、この絶縁部両端間における電流が直接セ
ンサによって検出される。確かに、この従来装置によれ
ば、SN比の優れた実用可能な検出信号を得ることが示
唆されたが、そのピックアップ構造は車体の一部に切欠
を設けることを必要とする等到底通常の量産される自動
車に適用するとは不可能であった。
従来の他の装置として実公昭53−34826が知られ
ており、車両のピラーに流れる電流をピックアップコイ
ルで検出するアンテナが提案された。この従来装置はア
ンテナを車体内に内蔵してしまうという開発方向を示す
ために有益であったが、実際上、ピラーの近傍にその長
手方向に直交するピックアップコイルを設けることは実
際的でなく、またこのようなピックアップ配置では実用
的なアンテナ出力を得ることができず、単なる思いつき
に過ぎないものと考えられていた。
ており、車両のピラーに流れる電流をピックアップコイ
ルで検出するアンテナが提案された。この従来装置はア
ンテナを車体内に内蔵してしまうという開発方向を示す
ために有益であったが、実際上、ピラーの近傍にその長
手方向に直交するピックアップコイルを設けることは実
際的でなく、またこのようなピックアップ配置では実用
的なアンテナ出力を得ることができず、単なる思いつき
に過ぎないものと考えられていた。
[発明が解決しようとする問題点] 従来技術の問題点 以上のように、従来において、放送波によって車体に誘
起される電流を検出するアンテナ装置は必ずしも成功し
ていなかった。
起される電流を検出するアンテナ装置は必ずしも成功し
ていなかった。
特に、従来においては、前述した従来の主要な課題であ
る、車体に流れる放送波によって誘起された電流を効果
的に検出するためのピックアップ構造及び実用可能なS
N比を得るためのピックアップ配置とが正しく解決され
ておらず、むしろ各種の実験結果は車体電流を利用した
アンテナ装置が原理的に使用できないのではないかとい
う方向を指し示していた。
る、車体に流れる放送波によって誘起された電流を効果
的に検出するためのピックアップ構造及び実用可能なS
N比を得るためのピックアップ配置とが正しく解決され
ておらず、むしろ各種の実験結果は車体電流を利用した
アンテナ装置が原理的に使用できないのではないかとい
う方向を指し示していた。
発明の目的 本発明は上記従来の課題に艦み為されたものであり、そ
の目的は、放送波によって車体に誘起される電流を効果
的に検出して車載された受信機に伝達することができる
と共に、車体への取付けが簡便でかつ高出力を得ること
のできる改良された小型自動車用アンテナ装置を提供す
ることにある。
の目的は、放送波によって車体に誘起される電流を効果
的に検出して車載された受信機に伝達することができる
と共に、車体への取付けが簡便でかつ高出力を得ること
のできる改良された小型自動車用アンテナ装置を提供す
ることにある。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明は車体の周縁部に高
周波ピックアップのループアンテナを対峙させ、これに
よって、所定周波数以上の高周波表面電流を検出するア
ンテナ装置であって、前記ループアンテナはその外側を
ケースで保護されており、このケースには車体周縁部と
対向するループアンテナの長手方向に沿い開口が設けら
れていて、この開口の前側端部にて車体周縁部を位置決
めガイドしており、前記開口の後側端部にてループアン
テナの一辺が支承される構成とすることにより、前記車
体周縁部とループアンテナとが正しく対峙されるように
した高周波ピックアップを含むことを特徴とする。
周波ピックアップのループアンテナを対峙させ、これに
よって、所定周波数以上の高周波表面電流を検出するア
ンテナ装置であって、前記ループアンテナはその外側を
ケースで保護されており、このケースには車体周縁部と
対向するループアンテナの長手方向に沿い開口が設けら
れていて、この開口の前側端部にて車体周縁部を位置決
めガイドしており、前記開口の後側端部にてループアン
テナの一辺が支承される構成とすることにより、前記車
体周縁部とループアンテナとが正しく対峙されるように
した高周波ピックアップを含むことを特徴とする。
従来におけるアンテナ装置は、その時代的な背景から主
としてAM波の受信を意図していたが、このために、車
体電流を検出するアンテナは対象とする放送波の波長が
流すぎることによって良好な受信特性が得られないとい
う結果になっており、本発明者らはこの周波数依存性に
着目し、本発明において受信の対象とする放送波をFM
周波数帯域以上の通常の場合50MHz 以上とすることによ
って、従来不可能とされていた車体電流からの受信を極
めて効果的に行うことを可能とした。
としてAM波の受信を意図していたが、このために、車
体電流を検出するアンテナは対象とする放送波の波長が
流すぎることによって良好な受信特性が得られないとい
う結果になっており、本発明者らはこの周波数依存性に
着目し、本発明において受信の対象とする放送波をFM
周波数帯域以上の通常の場合50MHz 以上とすることによ
って、従来不可能とされていた車体電流からの受信を極
めて効果的に行うことを可能とした。
また、本発明においては、このような高周波車体電流も
その電流値が車体各部で著しく異なる分布特性を有する
ことを着目し、ノイズを拾いにくくかつ放送波により誘
起された電流の密度が高い部分に高周波ピックアップを
設けており、このような条件を満足する設置個所として
特に車体の周縁部近傍が選ばれている。
その電流値が車体各部で著しく異なる分布特性を有する
ことを着目し、ノイズを拾いにくくかつ放送波により誘
起された電流の密度が高い部分に高周波ピックアップを
設けており、このような条件を満足する設置個所として
特に車体の周縁部近傍が選ばれている。
更に、前記ピックアップとしては車体電流にて生じる磁
束を電磁的に検出するためのループアンテナとし、これ
によって、効率の良い検出作用が得られている。
束を電磁的に検出するためのループアンテナとし、これ
によって、効率の良い検出作用が得られている。
[実施例] 以下、本発明に係る自動車用アンテナ装置の好適な実施
例を図面に基づき説明する。
例を図面に基づき説明する。
第7〜15図には高周波電流の分布特性を調べて最も効
率の良いアンテナ設置位置を求めるための工程が説明さ
れている。
率の良いアンテナ設置位置を求めるための工程が説明さ
れている。
第7図には放送波等の外来電波Wが金属導体から成る車
体Bを通過する際にその電磁波の強さに応じた表面電流
Iが車体各部に誘起されることを示しており、本実施例
においては、これらの電波のうち比較的高周波帯域に属
する50MHz 以上のFM波、テレビ波等に用いられる周波
数帯域のみを対象とする。
体Bを通過する際にその電磁波の強さに応じた表面電流
Iが車体各部に誘起されることを示しており、本実施例
においては、これらの電波のうち比較的高周波帯域に属
する50MHz 以上のFM波、テレビ波等に用いられる周波
数帯域のみを対象とする。
そして、このような特定の高周波帯域において、車体の
誘起電流分布を測定し、表面電流密度が高くかつノイズ
の少ない部分にピックアップを設置している。
誘起電流分布を測定し、表面電流密度が高くかつノイズ
の少ない部分にピックアップを設置している。
表面電流分布を知るために計算機によるシミュレーショ
ン及び実際の電流強度を各点において測定することが行
なわれ、本実施例においては、後述する所望の車体部分
に設けられる高周波ピックアップと同様の原理に基づく
プローブが使われ、このプローブを車体の表面全域にわ
たって各点毎に方向を変えながら全域に動かして表面電
流の測定が行なわれた。
ン及び実際の電流強度を各点において測定することが行
なわれ、本実施例においては、後述する所望の車体部分
に設けられる高周波ピックアップと同様の原理に基づく
プローブが使われ、このプローブを車体の表面全域にわ
たって各点毎に方向を変えながら全域に動かして表面電
流の測定が行なわれた。
第8図にはこのような後述する高周波ピックアップとほ
ぼ同様の原理に基づいて作成されたプローブPの概略構
成が示されており、外部からの電波の混入を避けるため
に導電体からなるケース10の内部にループコイル12
が固定され、前記ケース10の一部には開口10aが設
けられ、ループコイル12の一部をこの開口10aから
外部に露出させ、このループコイル12の露出部を車体
Bの表面に近接させて車体表面電流から生じる磁束をル
ープコイル12で検出する構成からなる。ループコイル
12の一部は短絡線14によってケース10に接続され
ており、また出力端16が同軸ケーブル18の芯線20
に接続されている。またループコイル12の一部にはコ
ンデンサ22が設けられており、ループコイル12の周
波数を所望の被測定周波数に共振させピックアップ効率
を上昇させることができる。
ぼ同様の原理に基づいて作成されたプローブPの概略構
成が示されており、外部からの電波の混入を避けるため
に導電体からなるケース10の内部にループコイル12
が固定され、前記ケース10の一部には開口10aが設
けられ、ループコイル12の一部をこの開口10aから
外部に露出させ、このループコイル12の露出部を車体
Bの表面に近接させて車体表面電流から生じる磁束をル
ープコイル12で検出する構成からなる。ループコイル
12の一部は短絡線14によってケース10に接続され
ており、また出力端16が同軸ケーブル18の芯線20
に接続されている。またループコイル12の一部にはコ
ンデンサ22が設けられており、ループコイル12の周
波数を所望の被測定周波数に共振させピックアップ効率
を上昇させることができる。
以上のようにして、プローブPを車体Bの表面に沿って
移動させ、また各測定点においてその角度を回転させる
ことにより車体表面の表面電流分布及びその方向を正確
に求めることが可能となり、第8図において、プローブ
Pの出力は高周波電圧増幅器24にて増幅され、高周波
電圧測定器26によって出力電圧が測定される。このコ
イル出力電圧は測定器26のメータ指示値で読取られる
とともに、このメータ指示値に対応した電圧はXYレコ
ーダ28にて車体各部における表面電流分布として記録
される。XYレコーダ28にはポテンショメータ30か
ら車体の各位置を示す信号が入力されており、各位置に
おける高周波表面電流を知ることが可能となる。
移動させ、また各測定点においてその角度を回転させる
ことにより車体表面の表面電流分布及びその方向を正確
に求めることが可能となり、第8図において、プローブ
Pの出力は高周波電圧増幅器24にて増幅され、高周波
電圧測定器26によって出力電圧が測定される。このコ
イル出力電圧は測定器26のメータ指示値で読取られる
とともに、このメータ指示値に対応した電圧はXYレコ
ーダ28にて車体各部における表面電流分布として記録
される。XYレコーダ28にはポテンショメータ30か
ら車体の各位置を示す信号が入力されており、各位置に
おける高周波表面電流を知ることが可能となる。
第9図には、高周波表面電流Iと前記ピックアップのル
ープコイル12との偏角θを示し、図示のごとく、電流
Iによる磁束φはループコイル12と鎖交することによ
ってループコイル12に検出電圧Vを発生させ、第10
図に示すごとく、θが0すなわち表面電流Iとピックア
ップのループコイル12とが平行なときに最大電圧が得
られ、各測定点においてプローブPを回転させ最大電圧
が得られるときの表面電流Iの向きを知ることができ
る。
ープコイル12との偏角θを示し、図示のごとく、電流
Iによる磁束φはループコイル12と鎖交することによ
ってループコイル12に検出電圧Vを発生させ、第10
図に示すごとく、θが0すなわち表面電流Iとピックア
ップのループコイル12とが平行なときに最大電圧が得
られ、各測定点においてプローブPを回転させ最大電圧
が得られるときの表面電流Iの向きを知ることができ
る。
第11図及び12図には、前述したプローブPによる測
定結果及び計算機によるシミュレーションの両者から求
められた80MHz の周波数における車体各部に生じる高周
波表面電流の大きさとその向きを示しており、第11図
から明らかなように、表面電流の大きさは車体平面部分
の端縁に沿った部分で高密度となり平板部分の中央部に
おいて極めて低密度となる分布を示す。
定結果及び計算機によるシミュレーションの両者から求
められた80MHz の周波数における車体各部に生じる高周
波表面電流の大きさとその向きを示しており、第11図
から明らかなように、表面電流の大きさは車体平面部分
の端縁に沿った部分で高密度となり平板部分の中央部に
おいて極めて低密度となる分布を示す。
また第12図の電流の方向に示されるように各電流は車
体の端縁部に平行な方向あるいは各平面部の連結部に沿
った向きに集中していることが理解される。
体の端縁部に平行な方向あるいは各平面部の連結部に沿
った向きに集中していることが理解される。
第11図において、車体を縦断する鎖線に沿って前述し
た車体金属部に誘起される電流分布を詳細に検討する
と、第13〜15図に示されるごとき分布特性が得られ
る。
た車体金属部に誘起される電流分布を詳細に検討する
と、第13〜15図に示されるごとき分布特性が得られ
る。
第13図は前記縦断線AからBまでのトランク蓋体に沿
った表面電流分布を示し、図から明らかなごとく、その
両端位置にて最も大きな電流が流れ、この両端から蓋体
の中央に向かって電流値が低下する分布特性を示す。
った表面電流分布を示し、図から明らかなごとく、その
両端位置にて最も大きな電流が流れ、この両端から蓋体
の中央に向かって電流値が低下する分布特性を示す。
従って、第13図から、トランク蓋体に関し、その周縁
部近傍に高周波ピックアップを配置すればこの周縁部近
傍での集中的に流れる電流を検出することが可能とな
る。
部近傍に高周波ピックアップを配置すればこの周縁部近
傍での集中的に流れる電流を検出することが可能とな
る。
同様に、第14図においては車体の天井板に沿った分布
が、また第15図には車体のエンジン蓋体に沿った電流
分布が示され、同様に、それぞれの天井板及びエンジン
蓋体の両端部で最も大きな電流が流れ、その中心部に向
かっ電流値が低下することが理解される。
が、また第15図には車体のエンジン蓋体に沿った電流
分布が示され、同様に、それぞれの天井板及びエンジン
蓋体の両端部で最も大きな電流が流れ、その中心部に向
かっ電流値が低下することが理解される。
従って、本実施例において、車体の各部における周縁部
近傍において良好な感度で放送波をピックアップ可能で
あることが理解される。
近傍において良好な感度で放送波をピックアップ可能で
あることが理解される。
もちろん、高周波ピックアップの設置位置は、前記各蓋
体あるいは天井板に限らず、ピラー及びフェンダに対し
ても同様に適用可能である。
体あるいは天井板に限らず、ピラー及びフェンダに対し
ても同様に適用可能である。
更に、本実施例において、前記高周波ピックアップの設
置は各車体周縁部に近接してその周縁部に沿って例えば
ループアンテナの長手方向を配置するが、このときに実
用上極めて良好な感度を得るために、縁部からのピック
アップ設置範囲を放送波の搬送周波数に依存した範囲に
設定することが好適である。
置は各車体周縁部に近接してその周縁部に沿って例えば
ループアンテナの長手方向を配置するが、このときに実
用上極めて良好な感度を得るために、縁部からのピック
アップ設置範囲を放送波の搬送周波数に依存した範囲に
設定することが好適である。
第13〜15図の分布特性は80MHz のFM放送周波数に
対する車体の電流であり、各車体端部あるいは縁部から
の離隔距離に従って、前述したように表面電流値は低下
し、実際に良好な感度を得ることのできる6dB 以下の電
流低下範囲を考えると、各特性において、縁部から 4.5
cm以内であれば極めて良好な感度を得ることが理解され
る。
対する車体の電流であり、各車体端部あるいは縁部から
の離隔距離に従って、前述したように表面電流値は低下
し、実際に良好な感度を得ることのできる6dB 以下の電
流低下範囲を考えると、各特性において、縁部から 4.5
cm以内であれば極めて良好な感度を得ることが理解され
る。
従って、本実施例において、80MHz の搬送周波数に対し
て高周波ピックアップを車体の周縁部から 4.5cm以内に
配置すれば、実用上充分なアンテナ装置を得ることがで
きる。
て高周波ピックアップを車体の周縁部から 4.5cm以内に
配置すれば、実用上充分なアンテナ装置を得ることがで
きる。
そして、この実用可能な離隔距離はコンピュータによる
シミュレーション結果及び各種実験結果によって搬送周
波数に依存することが明らかとなり、周波数の増加とと
もに実用可能な離隔距離が減少することが認められた。
シミュレーション結果及び各種実験結果によって搬送周
波数に依存することが明らかとなり、周波数の増加とと
もに実用可能な離隔距離が減少することが認められた。
従って、前述した80MHz の搬送周波数における実用可能
な離隔距離 4.5cmと周波数に逆比例するということか
ら、本実施例において、車体の金属平面縁部から高周波
ピックアップの設置範囲を、 12×10-3 c/f(m) 以内に設ければ、各搬送周波数に応じて良好な受信作用
が得られることとなる(上式において、c=光速、f=
搬送周波数である)。
な離隔距離 4.5cmと周波数に逆比例するということか
ら、本実施例において、車体の金属平面縁部から高周波
ピックアップの設置範囲を、 12×10-3 c/f(m) 以内に設ければ、各搬送周波数に応じて良好な受信作用
が得られることとなる(上式において、c=光速、f=
搬送周波数である)。
以上のごとく、本実施例によれば、高周波ピックアップ
は各金属車体の縁部に近接して設けられ、また好ましく
は縁部から前述した離隔距離以内に設けられ、これによ
って良好な受信作用が得られる。
は各金属車体の縁部に近接して設けられ、また好ましく
は縁部から前述した離隔距離以内に設けられ、これによ
って良好な受信作用が得られる。
本実施例において、実際上前記離隔距離は周波数に依存
するので、例えば搬送周波数100MHzにおいては、車体の
縁部から 3.6cm以内に高周波ピックアップを設ければよ
いこととなり、搬送周波数fが増加するに従い、高周波
ピックアップの設置位置は縁部に極めて近接した狭い領
域に限定されることとなる。
するので、例えば搬送周波数100MHzにおいては、車体の
縁部から 3.6cm以内に高周波ピックアップを設ければよ
いこととなり、搬送周波数fが増加するに従い、高周波
ピックアップの設置位置は縁部に極めて近接した狭い領
域に限定されることとなる。
第1図は本発明において自動車用アンテナ装置の高周波
ピックアップの好適な実施例を示す外観図であり、第2
図は車体周縁部がループアンテナに対峙された状態の概
略縦断面図である。この高周波ピックアップ38は、ケ
ース32,34の内側に高周波表面電流を検出するルー
プアンテナ42と、このループアンテナ42と接続され
て検出信号を整合・増幅処理する回路部58を含み、電
磁結合型ピックアップを形成し、自動車の車体周縁部に
近接配置される。
ピックアップの好適な実施例を示す外観図であり、第2
図は車体周縁部がループアンテナに対峙された状態の概
略縦断面図である。この高周波ピックアップ38は、ケ
ース32,34の内側に高周波表面電流を検出するルー
プアンテナ42と、このループアンテナ42と接続され
て検出信号を整合・増幅処理する回路部58を含み、電
磁結合型ピックアップを形成し、自動車の車体周縁部に
近接配置される。
この回路部58で処理された高周波検出信号は同軸ケー
ブル60から外部に取出され、前述した表面電流分布測
定で用いたと同様の回路によって処理される。前記回路
部58には回路制御するための電源及び信号がケーブル
62から供給されている。
ブル60から外部に取出され、前述した表面電流分布測
定で用いたと同様の回路によって処理される。前記回路
部58には回路制御するための電源及び信号がケーブル
62から供給されている。
前記ループアンテナ42は単巻アンテナからなり、車体
周縁部と電気的に絶縁された状態でかつ密着して配置さ
れるようにコイルに絶縁被覆を施し、これを車体周縁部
に押しつける構造からなり、表面電流から生じる磁束を
より強くループアンテナ42に鎖交させることができ
る。
周縁部と電気的に絶縁された状態でかつ密着して配置さ
れるようにコイルに絶縁被覆を施し、これを車体周縁部
に押しつける構造からなり、表面電流から生じる磁束を
より強くループアンテナ42に鎖交させることができ
る。
前記一方のケース32は実施例では合成樹脂から成りル
ープアンテナ42を保護し、他方のケース34は金属板
から成り前記一方のケース32と一体的に設けられて回
路部58を保護する構成になっている。すなわち、前記
一方のケース32を合成樹脂としたことで車体周縁部に
発生する磁束を広範囲に検出可能としており、また、他
方のケース34が金属製であることから、このケース3
4は同軸ケーブル60のシールド層と接続されて静電遮
蔽壁として機能し、回路部58に与えるノイズの影響が
除去されるようになっている。
ープアンテナ42を保護し、他方のケース34は金属板
から成り前記一方のケース32と一体的に設けられて回
路部58を保護する構成になっている。すなわち、前記
一方のケース32を合成樹脂としたことで車体周縁部に
発生する磁束を広範囲に検出可能としており、また、他
方のケース34が金属製であることから、このケース3
4は同軸ケーブル60のシールド層と接続されて静電遮
蔽壁として機能し、回路部58に与えるノイズの影響が
除去されるようになっている。
以上において本発明の特徴的なことは、前記一方のケー
ス32の車体周縁部と対向するループアンテナ42の長
手方向に沿い開口36が設けられていると共に、この開
口36の前側端部にて車体周縁部を位置決めガイドし、
開口36の後側端部にてループアンテナ42の一辺が支
承されていることである。
ス32の車体周縁部と対向するループアンテナ42の長
手方向に沿い開口36が設けられていると共に、この開
口36の前側端部にて車体周縁部を位置決めガイドし、
開口36の後側端部にてループアンテナ42の一辺が支
承されていることである。
本実施例においては、第2図のように、前記ケース32
の車体周縁部と対向する前端側が肉厚にされ、該ケース
32の前側端部においてループアンテナ42の長手方向
に沿い断面矩形の第1の開口部36aが形成されてい
る。また、該第1の開口部36aの後側端部にはループ
アンテナ42の長手方向辺が第1の開口部36a側に露
出可能な第2の開口部36bが形成されている。
の車体周縁部と対向する前端側が肉厚にされ、該ケース
32の前側端部においてループアンテナ42の長手方向
に沿い断面矩形の第1の開口部36aが形成されてい
る。また、該第1の開口部36aの後側端部にはループ
アンテナ42の長手方向辺が第1の開口部36a側に露
出可能な第2の開口部36bが形成されている。
以上説明したように、本実施例においては互いに連通す
る第1及び第2の開口部36a,36bが設けられ、そ
れぞれ車体の周縁部及びループアンテナ42を正しい位
置に位置決めして配置することを特徴とする。
る第1及び第2の開口部36a,36bが設けられ、そ
れぞれ車体の周縁部及びループアンテナ42を正しい位
置に位置決めして配置することを特徴とする。
すなわち、前記高周波ピックアップ38のループアンテ
ナ42はケース32に収納される際、その電流検出辺が
ケース32の前記第2の開口部36b内に挿入位置決め
される。そして、この位置決め状態においては、前述し
たごとく、開口部36bの幅がループアンテナ42の径
とほぼ等しく設定されているので、開口部36bはルー
プアンテナ42を上下面にてしっかりと保持することが
でき、これによって、車体の振動に伴うループアンテナ
42の上下動も開口部36bに規制され、望ましくない
振動が発生することを有効に防止することができる。
ナ42はケース32に収納される際、その電流検出辺が
ケース32の前記第2の開口部36b内に挿入位置決め
される。そして、この位置決め状態においては、前述し
たごとく、開口部36bの幅がループアンテナ42の径
とほぼ等しく設定されているので、開口部36bはルー
プアンテナ42を上下面にてしっかりと保持することが
でき、これによって、車体の振動に伴うループアンテナ
42の上下動も開口部36bに規制され、望ましくない
振動が発生することを有効に防止することができる。
そして、前記開口部36bに連接して設けられている第
1の開口部36aには車体の内板から連接された内板部
材44の周縁部が挿入されるように高周波ピックアップ
38が車体の所定位置に配置され、前記挿入時における
周縁部とループアンテナ42との配置を所望位置、通常
の場合両者が対峙する位置に正しくガイドすることがで
きる。
1の開口部36aには車体の内板から連接された内板部
材44の周縁部が挿入されるように高周波ピックアップ
38が車体の所定位置に配置され、前記挿入時における
周縁部とループアンテナ42との配置を所望位置、通常
の場合両者が対峙する位置に正しくガイドすることがで
きる。
従って、内部にループアンテナ42を位置決めした高周
波ピックアップを所定の車体周縁部に装着すれば、車体
周縁部は前記第1の開口部36aによってループアンテ
ナ42の露出辺に導かれ、ループアンテナ42と周縁部
とを極めて容易に対峙させることができる。
波ピックアップを所定の車体周縁部に装着すれば、車体
周縁部は前記第1の開口部36aによってループアンテ
ナ42の露出辺に導かれ、ループアンテナ42と周縁部
とを極めて容易に対峙させることができる。
以上のようにして位置決めされた高周波ピックアップ3
8は、図示しないが、調整可能な取付けブラケットによ
って車体に位置決め固定される。
8は、図示しないが、調整可能な取付けブラケットによ
って車体に位置決め固定される。
以上のように、本実施例によれば、ケース32に設けた
開口36を利用して内板部材44をループアンテナ42
に正しく対峙させることができ、高周波ピックアップ3
8の車体への取付けが容易に行われる。また、内板部材
44とループアンテナ42とを可能な限り密接させるこ
とができ、車体に誘起された高周波表面電流を効率良く
検出することができる。
開口36を利用して内板部材44をループアンテナ42
に正しく対峙させることができ、高周波ピックアップ3
8の車体への取付けが容易に行われる。また、内板部材
44とループアンテナ42とを可能な限り密接させるこ
とができ、車体に誘起された高周波表面電流を効率良く
検出することができる。
第3図及び第4図は他の実施例を示す。尚、この実施例
は前述した実施例と類似した構成から成り、前述の実施
例と対応する部材には符号100を加えて示した。本実
施例では、内板部材144の板厚が変っても、この内板
部材144を挟み込む開口ギャップ調整を簡単に行うこ
とができることを特徴としている。
は前述した実施例と類似した構成から成り、前述の実施
例と対応する部材には符号100を加えて示した。本実
施例では、内板部材144の板厚が変っても、この内板
部材144を挟み込む開口ギャップ調整を簡単に行うこ
とができることを特徴としている。
即ち、ケース132の前端側に設けられた断面矩形の第
1の開口部136aに複数のガイド駒46−1,46−
2,46−3が上下壁の長手方向に沿い着脱自在にそれ
ぞれ設けられている。そして、これらのガイド駒46の
上下方向の対向面間に形成されたガイド溝48に内板部
材144がガイドされて、ループアンテナ142に対峙
されるように位置決めされる。このため、内板部材14
4の板厚が変ってもガイド駒46を交換するだけで、ケ
ース132を共用することにより容易に対応することが
できる。
1の開口部136aに複数のガイド駒46−1,46−
2,46−3が上下壁の長手方向に沿い着脱自在にそれ
ぞれ設けられている。そして、これらのガイド駒46の
上下方向の対向面間に形成されたガイド溝48に内板部
材144がガイドされて、ループアンテナ142に対峙
されるように位置決めされる。このため、内板部材14
4の板厚が変ってもガイド駒46を交換するだけで、ケ
ース132を共用することにより容易に対応することが
できる。
また、ガイド駒46をケース132と同一材料とするこ
とにより、隣り合うガイド駒46−1,46−2,46
−3間に形成される空間分だけ重量低減を図ることがで
きる。
とにより、隣り合うガイド駒46−1,46−2,46
−3間に形成される空間分だけ重量低減を図ることがで
きる。
第5図及び第6図は更に他の実施例を示すものである。
第5図における実施例は前述した最初の実施例の構成と
類似し、第6図における実施例は前述した他の実施例の
構成と類似する。よって、前述の実施例と対応する部材
には、第5図の場合には符号を200番台とし、第6の
場合には300番台として示した。これらの実施例で
は、開口部において緩衝材を介して内板部材を位置決め
ガイドし、緩衝材の弾性で内板部材の振動を防止するこ
とを特徴としている。
第5図における実施例は前述した最初の実施例の構成と
類似し、第6図における実施例は前述した他の実施例の
構成と類似する。よって、前述の実施例と対応する部材
には、第5図の場合には符号を200番台とし、第6の
場合には300番台として示した。これらの実施例で
は、開口部において緩衝材を介して内板部材を位置決め
ガイドし、緩衝材の弾性で内板部材の振動を防止するこ
とを特徴としている。
すなわち、第5図の第1の開口部236aと内板部材2
44との間には緩衝材50が接着等により設けられ。第
6図のガイド溝348と内板部材344との間には緩衝
材52が設けられている。これらの緩衝材50,52は
ゴム板等の弾性体からなり、この緩衝材50,52によ
りそれぞれ内板部材244,344の上下方向が挟み込
まれるように取付けられる。このため、車体が振動して
も緩衝材50,52で吸収することができ、第5図にあ
っては、内板部材244はケース232の第1の開口部
236aで相互干渉を生じることがなく、また、第6図
にあっては内板部材344はガイド駒346のガイド溝
348内で相互干渉による異常音が発生することがな
い。更に、内板部材244,344の端面とループアン
テナ242,342とのそれぞれの位置関係も確保され
安定した出力を得ることができる。尚、前記において緩
衝材50,52としてゴム板を用いることとしたが、そ
の他、例えば磁性粉末が混入されたフェライトゴム板等
を用いることとすれば、ループ面における交叉磁束が一
層増加しピックアップ出力が更に増加するメリットも生
じる。
44との間には緩衝材50が接着等により設けられ。第
6図のガイド溝348と内板部材344との間には緩衝
材52が設けられている。これらの緩衝材50,52は
ゴム板等の弾性体からなり、この緩衝材50,52によ
りそれぞれ内板部材244,344の上下方向が挟み込
まれるように取付けられる。このため、車体が振動して
も緩衝材50,52で吸収することができ、第5図にあ
っては、内板部材244はケース232の第1の開口部
236aで相互干渉を生じることがなく、また、第6図
にあっては内板部材344はガイド駒346のガイド溝
348内で相互干渉による異常音が発生することがな
い。更に、内板部材244,344の端面とループアン
テナ242,342とのそれぞれの位置関係も確保され
安定した出力を得ることができる。尚、前記において緩
衝材50,52としてゴム板を用いることとしたが、そ
の他、例えば磁性粉末が混入されたフェライトゴム板等
を用いることとすれば、ループ面における交叉磁束が一
層増加しピックアップ出力が更に増加するメリットも生
じる。
このように、本発明によれば、車体の周縁部に流れる表
面電流を高周波ピックアップによって電磁的に検出し、
アンテナ装置を全く外部に露出することなく、高周波帯
域での受信を確実に行うことが可能となり自動車用アン
テナとして極めて有益である。
面電流を高周波ピックアップによって電磁的に検出し、
アンテナ装置を全く外部に露出することなく、高周波帯
域での受信を確実に行うことが可能となり自動車用アン
テナとして極めて有益である。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、比較的高周波帯
域、例えばFM周波数帯域以上の放送波に対して車体の
特定個所、特に車体周縁部に発生する高周波表面電流を
用いて放送波受信用アンテナを形成したので、放送波に
対して高密度でかつノイズの少ない良質な検出作用を行
うことができ、また、車体周縁部とループアンテナとを
対峙させた状態でのピックアップの取付けが容易化さ
れ、かつ高出力を得ることができる自動車用アンテナ装
置を得ることが可能となる。
域、例えばFM周波数帯域以上の放送波に対して車体の
特定個所、特に車体周縁部に発生する高周波表面電流を
用いて放送波受信用アンテナを形成したので、放送波に
対して高密度でかつノイズの少ない良質な検出作用を行
うことができ、また、車体周縁部とループアンテナとを
対峙させた状態でのピックアップの取付けが容易化さ
れ、かつ高出力を得ることができる自動車用アンテナ装
置を得ることが可能となる。
第1図は本発明ににおいて自動車用アンテナ装置の高周
波ピックアップの外観図、 第2図は第1図のII−II断面図、 第3図は他の実施例を示す高周波ピックアップの外観
図、 第4図は第3図のIV−IV断面図、 第5図及び第6図は更に他の実施例を示す高周波ピック
アップの縦断面図、 第7図は外来波Wによって車体Bに生じる表面電流Iを
示す説明図、 第8図は本発明において用いられる高周波ピックアップ
と同様のプローブを用いて車体表面電流の分布を知るた
めのプローブ及びその処理回路の説明図、 第9図は表面電流Iとピックアップループアンテナとの
電磁結合状態を示す説明図、第10図は第9図における
ループアンテナの指向特性を示す説明図、 第11図は表面電流強度の分布特性を示す説明図、 第12図は表面電流の向きを示す説明図、第13,1
4,15図はそれぞれ第11図における車体の縦断線に
沿った車体表面電流分布を示す特性図である。 32,34……ケース 36……開口 38……高周波ピックアップ 42……ループアンテナ 44……内板部材 46……ガイド駒 48……ガイド溝 50,52……緩衝材
波ピックアップの外観図、 第2図は第1図のII−II断面図、 第3図は他の実施例を示す高周波ピックアップの外観
図、 第4図は第3図のIV−IV断面図、 第5図及び第6図は更に他の実施例を示す高周波ピック
アップの縦断面図、 第7図は外来波Wによって車体Bに生じる表面電流Iを
示す説明図、 第8図は本発明において用いられる高周波ピックアップ
と同様のプローブを用いて車体表面電流の分布を知るた
めのプローブ及びその処理回路の説明図、 第9図は表面電流Iとピックアップループアンテナとの
電磁結合状態を示す説明図、第10図は第9図における
ループアンテナの指向特性を示す説明図、 第11図は表面電流強度の分布特性を示す説明図、 第12図は表面電流の向きを示す説明図、第13,1
4,15図はそれぞれ第11図における車体の縦断線に
沿った車体表面電流分布を示す特性図である。 32,34……ケース 36……開口 38……高周波ピックアップ 42……ループアンテナ 44……内板部材 46……ガイド駒 48……ガイド溝 50,52……緩衝材
Claims (3)
- 【請求項1】ループアンテナを内蔵したケースを含む高
周波ピックアップを有し、前記ループアンテナは自動車
の車体周縁部にその長手方向に沿って近接配置され放送
波によって車体に誘起され車体周縁部に集中して流れる
高周波表面電流を検出し、前記ケースは車体周縁部と対
向するループアンテナの長手方向に沿い開口が設けられ
該開口の前側端部にて車体周縁部を位置決めガイドし、
開口の後側端部にてループアテンナの一辺が支承される
構成により、前記車体周縁部とループアンテナとが正し
く対峙されるようにしたことを特徴とする自動車用アン
テナ装置。 - 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載の装置におい
て、前記開口の前側端部の上下壁には該開口の長手方向
に沿いそれぞれガイド駒が着脱自在に設けられ、該ガイ
ド駒の対向面間にガイド溝を形成し、このガイド溝に車
体周縁部を位置決めガイドするようにしたことを特徴と
する自動車用アンテナ装置。 - 【請求項3】特許請求の範囲第1項又は第2項記載の装
置において、前記開口の前側端部と車体周縁部との間に
緩衝材が設けられ、該緩衝材にて車体周縁部を挟み込む
ようにしたことを特徴とする自動車用アンテナ装置。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25894984A JPH0612848B2 (ja) | 1984-12-07 | 1984-12-07 | 自動車用アンテナ装置 |
| US06/798,022 US4717921A (en) | 1984-11-15 | 1985-11-14 | Automobile antenna system |
| CA000495290A CA1252881A (en) | 1984-11-15 | 1985-11-14 | Automobile antenna system with a high-frequency pick-up coil |
| AT85308294T ATE60466T1 (de) | 1984-11-15 | 1985-11-14 | Kraftfahrzeugantennensystem. |
| DK525485A DK525485A (da) | 1984-11-15 | 1985-11-14 | Autoantenneanlaeg |
| EP85308294A EP0181782B1 (en) | 1984-11-15 | 1985-11-14 | Automobile antenna system |
| DE8585308294T DE3581495D1 (de) | 1984-11-15 | 1985-11-14 | Kraftfahrzeugantennensystem. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25894984A JPH0612848B2 (ja) | 1984-12-07 | 1984-12-07 | 自動車用アンテナ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61137402A JPS61137402A (ja) | 1986-06-25 |
| JPH0612848B2 true JPH0612848B2 (ja) | 1994-02-16 |
Family
ID=17327269
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25894984A Expired - Lifetime JPH0612848B2 (ja) | 1984-11-15 | 1984-12-07 | 自動車用アンテナ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0612848B2 (ja) |
-
1984
- 1984-12-07 JP JP25894984A patent/JPH0612848B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61137402A (ja) | 1986-06-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0183523B1 (en) | Automobile antenna system | |
| JPH0622283B2 (ja) | 自動車用アンテナ装置 | |
| JPS6193701A (ja) | 自動車用アンテナ装置 | |
| JPS6196801A (ja) | 自動車用アンテナ装置 | |
| JPS61177801A (ja) | 自動車用アンテナ装置 | |
| US4717920A (en) | Automobile antenna system | |
| JPH0642605B2 (ja) | 自動車用アンテナ装置 | |
| US4804967A (en) | Vehicle antenna system | |
| EP0180462B1 (en) | Automobile antenna system | |
| JPH0612848B2 (ja) | 自動車用アンテナ装置 | |
| US4792807A (en) | Automobile antenna system | |
| JPH0652849B2 (ja) | 自動車用アンテナのピツクアツプ | |
| JPS61129907A (ja) | 自動車用アンテナ装置 | |
| JPH0612847B2 (ja) | 自動車用アンテナ装置 | |
| JPS61120534A (ja) | 車両用アンテナ装置 | |
| JPS61127204A (ja) | 自動車用アンテナ装置 | |
| JPS61127206A (ja) | 自動車用アンテナ装置 | |
| JPS61136303A (ja) | 自動車用アンテナ装置 | |
| JPS61105906A (ja) | 自動車用アンテナ装置 | |
| JPH0626282B2 (ja) | 自動車用アンテナ装置 | |
| JPS62102606A (ja) | 自動車用アンテナ装置 | |
| JPS62104301A (ja) | 自動車用アンテナ装置 | |
| JPS61105907A (ja) | 自動車用アンテナ装置 | |
| JPS61120504A (ja) | 自動車用アンテナのピツクアツプ | |
| JPS61114604A (ja) | 自動車用アンテナ装置 |