JPH0612878U - 逆止弁 - Google Patents

逆止弁

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JPH0612878U
JPH0612878U JP5665192U JP5665192U JPH0612878U JP H0612878 U JPH0612878 U JP H0612878U JP 5665192 U JP5665192 U JP 5665192U JP 5665192 U JP5665192 U JP 5665192U JP H0612878 U JPH0612878 U JP H0612878U
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隆幸 関
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前澤給装工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 形状のコンパクト化を図ると共に弁開閉の応
答性の向上と、シール性,耐久性および流動性を向上し
得る逆止弁を提供する。 【構成】 バルブ内部に収納される逆止弁1であって、
弧状のシート座面18とこれにリブ20で連結される支
持部19を有する弁シート部14と、シート座面18に
着離自在に当接係合する弧状の頭部23と前記支持部1
9に摺動自在に支持されるステム部24を有する摺動弁
部15と、該摺動弁部15を弁シート部14側に圧接す
るばね16から構成され、前記頭部23には、水の流入
する方向に凹設する凹溝25が形成され、かつシート座
面18に当接係合する部位の頭部23には横断面U字形
の可撓性パッキン27が嵌着される。また、シート座面
18には水の流れ方向に沿って拡径するテーパ部21が
形成されて流動性を向上する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、水の流路内に介設される逆止弁に係り、特にコンパクトに形成され 、かつ応答性に優れる逆止弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5に従来一般的に使用されている逆止弁1aを有する逆止弁付水栓2aの構 造を示す。弁胴3aにはボールシート5aに支持される開閉弁の1つであるボー ル弁4aが収納され、ボール弁4aそれに連結するハンドル29により開閉動作 される。弁胴3aに連結するアダプタ30には伸縮管31が連結しナット32に より所定位置に固定される。伸縮管31には逆止弁1aが収納される。逆止弁1 aは伸縮管31に固定される弁シート部33と、それに着離自在に係合する摺動 弁部34およびばね35等から構成される。弁シート部33はシート座面36と それに一体的に連結する支持部37等からなり、摺動弁部34はシート座面36 に接触係合する頭部38と、頭部38から流れ方向に沿って伸延するガイド部3 9等からなる。弁シート部33の支持部37はガイド部39の伸延方向と逆方向 に適宜長さだけ伸延し、その外周でガイド部39を摺動自在に支持する。
【0003】 図5に示した逆止弁付水栓2aにおいて、ハンドル29を回動してボール弁4 aを開口すると水が矢印Aに流れ込み摺動弁部34の頭部38を押圧し、ばね3 5に抗して摺動弁部34を矢印B方向に押しシート座面36と頭部38との接触 を開放し伸縮管31内に水を導入させる。一方、矢印A方向からの水の流入が無 い場合や水圧が低い場合には摺動弁部34がばね35によりシート座面36側に 押圧され、伸縮管31内への水の導入が停止される。前記したように弁シート部 33の支持部37に摺動弁部34のガイド部39が摺動自在に支持されているが 、逆止弁1aの開放時にはガイド部39が水の流れ方向に沿って適宜長さだけス トロークする必要がある。そのため、ガイド部39と支持部37間には前記スト ローク長以上の長さaの部分が必要になる。また、摺動弁部34が閉止状態にあ る場合にもガイド部39は支持部37に保持されることが必要なため長さbの嵌 合長が必要になる。以上のことから長さa,bに相当する分だけ逆止弁1aの全 長が必要になり、逆止弁1aを収納する伸縮管31の長さもその分だけ長くなる 。
【0004】 一方、従来の逆止弁1aでは摺動弁部34の頭部38側に特別の工夫がされて おらず、頭部38に衝突した水流により頭部38が開放されると頭部38の輪郭 に沿って水が流れ、伸縮管31側に導入されるに過ぎず、摺動弁部34のストロ ークが流水の水圧によってのみ左右される構造のものしかなかった。また、弁シ ート部33と摺動弁部34との接触面のシール性向上のための工夫についても従 来技術では工夫が不十分であった。
【0005】 一方、図5に示した逆止弁1aの問題点の一部解決するものとして、後に詳細 に説明する本考案の弁シート部および摺動弁部に近似する構造の逆止弁も採用さ れているが、前記した問題点をすべて解決するものではない。
【0006】 本考案は、以上の事情に鑑みて創案されたものであり、全体構造がコンパクト にまとめられると共に、水流の押圧力による応答性に優れ、かつシール性,耐久 性および流動性を向上し得る逆止弁を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、以上の目的を達成するために、開閉弁を収納する弁胴内に固設され 、弧状のシート座面と支持部と前記両者間に架設されるリブを備える弁シート部 と、該弁シート部に着離自在に係合し、前記シート座面に接触係合する弧状の頭 部と該頭部から水の流れ方向に沿って伸延し前記支持部に摺動自在に支持される ステム部を備える摺動弁部と、該摺動弁部を前記弁シート部側に押圧するばねを 備える逆止弁において、前記摺動弁部の頭部の開口側に、水の流れ方向に沿って 凹設する凹溝を形成してなる逆止弁を構成する。更に、摺動弁部の頭部側と弁シ ート部のシート座面側との接触部位に横断面がほぼU字側の可撓性パッキンを設 けてシール性と耐久性を向上し、前記シート座面に水の流れ方向に拡径するテー パ部を設けた逆止弁を特徴とするものである。
【0008】
【作用】
摺動弁部のステム部が弁シート部の支持部に摺動自在に支持されると共に、摺 動弁部が水の流れ方向に開いた際にステム部が支持部より適宜長さだけ突出する ように形成されるため、弁シート部と摺動弁部との組み合わせからなる逆止弁の 全長がコンパクトにまとめられている。一方、弁胴側から流入する水が摺動弁部 の頭部の凹溝に一時的に入り込み、頭部に加わる押圧力が増加する。それにより 、摺動弁部の開口の応答性が向上し、かつストロークも増加する。更に、U字形 の可撓性パッキンを採用することにより、シール性が確保され、かつ柔軟性があ るため耐久性も向上する。更に、テーパ部を形成することにより、水が該テーパ 部と弧状の前記頭部に案内されて円滑に、流れ流動性が向上する。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づき説明する。図1は本実施例の逆止弁1 を有する逆止弁付水栓2の全体構造を示す軸断面図であり、図2,図3は逆止弁 1の詳細構造を示す拡大図であり、図4は本実施例の作用を説明するための拡大 軸断面図である。
【0010】 まず、本考案の適用される逆止弁付水栓2の全体構造を図1により説明する。 弁胴3には開閉弁の1つであるボール弁4がボールシート5によりシールされて 開閉自在に収納される。ボール弁4には貫通孔6が一方向のみ開口形成され図1 の紙面直角方向は閉止されている。ボール弁4にはハンドル7の栓棒8が連結さ れる。弁胴3の図の右端側にはアダプタ9が連結され、アダプタ9には伸縮管1 0が連結し、ナット11により所定位置に固定される。なお、伸縮管10はアダ プタ9内に嵌着される止め輪12に圧接する。また、止め輪12には開口孔13 が形成される。
【0011】 逆止弁1は伸縮管10内に収納され、大別して弁シート部14と、摺動弁部1 5と、ばね16等から構成される。図1乃至図3に示すように、弁シート部14 は、開口部17の周縁を形成する弧状のシート座面18と、支持部19と、シー ト座面18と支持部19間に架設される複数本(本実施例では4個)のリブ20 とからなる。また、シート座面18には支持部19側に向かって拡径するテーパ 部21が形成される。なお、図1に示すように、弁シート部14のシート座面1 8は止め輪12と伸縮管10間に介設されて所定位置に固持される。また、弁シ ート部14の開口部17は止め輪12の開口孔13と相対向して配置される。一 方、摺動弁部15は弁シート部14のシート座面18に着離自在に当接係合する 弧状面22を有する頭部23と、頭部23の中心から水の流れ方向(図の右方向 )に伸延するステム部24とからなり、ステム部24は弁シート部14の支持部 19に摺動自在に支持される。また、ばね16は弁シート部14の支持部19と 摺動弁部15の頭部23間に架設され、頭部23の弧状面22を弁シート部14 のシート座面18側に押圧すべく付勢する。図2に示すように、摺動弁部15の ステム部24は、摺動弁部15の頭部23が弁シート部14のシート座面18に 接触係合している逆止弁1の閉止時においては弁シート部14の支持部19の図 の右端面から突出しない位置に配置される。しかし、図1に示すように逆止弁の 開放時にはステム部24は支持部19より摺動弁部15のほぼストローク相当分 だけ突出するように形成される。
【0012】 図2および図3に示すように、摺動弁部15の頭部23の開口部17側のほぼ 中央には深さδの凹溝25が凹設される。なお、深さδや凹溝25の大きさは逆 止弁付水栓2の大きさ,形状や水流の水圧等を勘案し、実験的に設定するのが望 ましい。
【0013】 図2に示すように、摺動弁部15の頭部23には円周溝26が形成され円周溝 26内にはリンク状の可撓性パッキン27が装着される。可撓性パッキン27は 横断面形状がほぼU字形状のものからなり、そのリップ部28は弁シート部14 のシート座面18に圧接係合する。
【0014】 図2に示すように、本実施例の逆止弁1は摺動弁部15のステム部24が弁シ ート部14の支持部19に突出可能に支持されるため、摺動弁部15の頭部23 と支持部19間の間隔を狭くすることが出来る。すなわち、両者の自由間隔は極 端な場合摺動弁部15の開放時におけるストローク長だけあればよい。そのため 、逆止弁1は従来のものに較べて極めてコンパクトに形成することが出来る。
【0015】 次に、本実施例の作用を説明する。図1の半割線の上半分は逆止弁1の閉止状 態を示すもので図2に拡大して図示される。また、下半分は逆止弁1が開放され た状態を示し図4に拡大表示される。図2に示すように、逆止弁1の閉止状態で は摺動弁部15の頭部23の弧状面22が弁シート部14のシート座面18に接 触係合し、ばね16により押圧される。この状態では前記したようにステム部2 4は支持部19の右端面より突出しない。また、可撓性パッキン27のリップ部 28はシート座面18に適圧の押圧力で圧接係合する。ハンドル7によりボール 弁4を開放方向に回動し貫通孔6を逆止弁1側に向けると水は止め輪12の開口 孔13から開口部17側に入り摺動弁部15の頭部23を押圧する。頭部23に 凹溝25が無い場合には、開放方向にやや移動した頭部23の弧状面22に沿っ て水流が進み、頭部23を更に押圧しながら摺動弁部15を開放方向に移動させ る。しかしながら、凹溝25が形成されると、開口部17に進入した水の一部が 弧状面22側に流れずに凹溝25内に入り、頭部23を押圧する。すなわち、凹 溝25を形成することにより導入される水の水圧が一定でも頭部23に加わる押 圧力が大となり、摺動弁部15がより速く、より十分に開放される。その結果、 摺動弁部15の応答性が向上する。図4に示すように摺動弁部15が逆止弁1の 開放方向に押されるとステム部24は支持部19に支持されながら水の流れ方向 に突出する。伸縮管10内にはステム部24の突出により干渉する部材が存在し ないため、ステム部24が突出しても何等の弊害はない。
【0016】 一方、可撓性パッキン27は逆止弁1の閉止時においてリップ部28をシール 座面18に圧接して逆止弁1の洩れを有効に防止すると共に、U字形状に形成さ れるため可撓性に富み、多数回の使用に対して十分な耐久性を有し、シール性を 確保することが出来る。
【0017】 一方、弁シート部14には水の流れ方向に向かって拡径するテーパ部21が形 成されるため、摺動弁部15の弧状面22に沿って流入する水が更にテーパ部2 1に案内されて伸縮管10側に円滑に導入され、逆止弁1を円滑に移動させるこ とが出来る。
【0018】 本実施例において、逆止弁1を図示のような逆止弁付水栓2内に設けたが、そ れに限定するものではない。また、逆止弁1の弁シート部14および摺動弁部1 5の詳細構造は図示のものに限定するものではない。また、摺動弁部15に凹設 される凹溝25の形状,大きさも図示のものに限定されない。
【0019】
【考案の効果】
本考案によれば、次のような顕著な効果を奏する。 (1)摺動弁部の頭部側に適宜形状,大きさの凹溝を形成するため、摺動弁部を 押圧する力が増大し、摺動弁部の応答性を向上しストロークを向上することが出 来る。 (2)弁シート部とそれに当接係合する摺動弁部との接触部位に介設するパッキ ンをU字形の可撓性パッキンにすることにより、シール性が向上すると共に、そ の耐久性を向上することが出来る。 (3)弁シート部のテーパ部と摺動弁部の弧状の頭部に沿って水が流入するため 、水が円滑に流れ、流動性が向上する。 (4)逆止弁の全体構造がコンパクトに形成されるため、任意の形状が水栓内に 収納することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の適用される逆止弁付水栓の
全体構造を示す軸断面図である。
【図2】本実施例の逆止弁の詳細構造を示す図3のD−
D線断面図である。
【図3】図2のC矢視の側面図である。
【図4】本実施例の作用を説明するための拡大軸断面図
である。
【図5】従来の逆止弁とそれが収納される逆止弁付水栓
の全体構造を示す軸断面図である。
【符号の説明】 1 逆止弁 2 逆止弁付水栓 3 弁胴 4 ボール弁 5 ボールシート 6 貫通孔 7 ハンドル 8 栓棒 9 アダプタ 10 伸縮管 11 ナット 12 止め輪 13 開口孔 14 弁シート部 15 摺動弁部 16 ばね 17 開口部 18 シート座面 19 支持部 20 リブ 21 テーパ部 22 弧状面 23 頭部 24 ステム部 25 凹溝 26 円周溝 27 可撓性パッキン 28 リップ部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉弁を収納する弁胴内に固設され、弧
    状のシート座面と支持部と前記両者間に架設されるリブ
    を備える弁シート部と、該弁シート部に着離自在に係合
    し、前記シート座面に接触係合する弧状の頭部と該頭部
    から水の流れ方向に沿って伸延し前記支持部に摺動自在
    に支持されるステム部を備える摺動弁部と、該摺動弁部
    を前記弁シート部側に押圧するばねを備える逆止弁にお
    いて、前記摺動弁部の頭部の開口側に、水の流れ方向に
    沿って凹設する凹溝を形成することを特徴とする逆止
    弁。
  2. 【請求項2】 摺動弁部の前記頭部の前記シート座面と
    接触する部位に、横断面がほぼU字形状の可撓性パッキ
    ンを装着してなる請求項1に記載の逆止弁。
  3. 【請求項3】 前記弁シート部の弧状のシート座面に
    は、水の流れ方向に沿って拡径するテーパ部が形成され
    てなる請求項1に記載の逆止弁。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022023549A (ja) * 2020-07-27 2022-02-08 株式会社丸山製作所 ポンプの空気抜き弁

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JPS6228584A (ja) * 1985-07-26 1987-02-06 Kobe Steel Ltd 耐火性バルブのシ−ル装置
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