JPH06128805A - 3葉捲縮糸 - Google Patents
3葉捲縮糸Info
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- JPH06128805A JPH06128805A JP27871792A JP27871792A JPH06128805A JP H06128805 A JPH06128805 A JP H06128805A JP 27871792 A JP27871792 A JP 27871792A JP 27871792 A JP27871792 A JP 27871792A JP H06128805 A JPH06128805 A JP H06128805A
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Landscapes
- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
- Artificial Filaments (AREA)
- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】カットパイルカーペットに適した、立毛感と耐
久性と嵩高感に富む3葉捲縮糸を提供する。 【構成】3葉捲縮糸において、該3葉捲縮糸を形成する
単糸のうち、横断面形状が外部に突出した3個の山部と
該山部の間に3個の谷部を有し、該山部の形状は山部の
中心線に対する直角方向の幅において、先端近傍に広部
を有し、該広部の内側に狭部を有し、該狭部の幅S
(μ)が8〜14であり、且つ広部の幅L(μ)と該狭
部の幅S(μ)の比L/Sが1.1〜2.8であり、且
つ3個の山部の外側に内接する円の直径D(μ)と3個
の谷部の内側に外接する円の直径d(μ)の比で求めら
れる変形度D/dが2.5〜5.5であり且つ捲縮伸長
率r(%)が10〜25である単糸が全単糸数の少なく
とも70%を占めていることを特徴とする3葉捲縮糸。
久性と嵩高感に富む3葉捲縮糸を提供する。 【構成】3葉捲縮糸において、該3葉捲縮糸を形成する
単糸のうち、横断面形状が外部に突出した3個の山部と
該山部の間に3個の谷部を有し、該山部の形状は山部の
中心線に対する直角方向の幅において、先端近傍に広部
を有し、該広部の内側に狭部を有し、該狭部の幅S
(μ)が8〜14であり、且つ広部の幅L(μ)と該狭
部の幅S(μ)の比L/Sが1.1〜2.8であり、且
つ3個の山部の外側に内接する円の直径D(μ)と3個
の谷部の内側に外接する円の直径d(μ)の比で求めら
れる変形度D/dが2.5〜5.5であり且つ捲縮伸長
率r(%)が10〜25である単糸が全単糸数の少なく
とも70%を占めていることを特徴とする3葉捲縮糸。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカーペット用に適した3
葉捲縮糸に関し、更に詳しくはカットパイルカーペット
用に適した3葉捲縮糸に関するものである。
葉捲縮糸に関し、更に詳しくはカットパイルカーペット
用に適した3葉捲縮糸に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、嵩高性合成繊維に関し、捲縮糸や
異形断面糸や中空糸及びこれらの組合わせについて一般
的に知られ広く実施されている。
異形断面糸や中空糸及びこれらの組合わせについて一般
的に知られ広く実施されている。
【0003】捲縮糸は古くから実用的に用いられている
が、嵩高性を増す為に捲縮伸長率を高くすると特にカッ
トパイルカーペットに於てはパイルを構成する単糸が屈
曲し、フェルトライクになり嵩高性と立毛性を両立でき
ないという問題点がある。
が、嵩高性を増す為に捲縮伸長率を高くすると特にカッ
トパイルカーペットに於てはパイルを構成する単糸が屈
曲し、フェルトライクになり嵩高性と立毛性を両立でき
ないという問題点がある。
【0004】カーペット用の捲縮糸であって、単糸の横
断面形状が非円形の糸、すなわち、異形断面糸について
は、例えば、実公昭62−36869号公報にトライロ
ーバル糸の異形度を3.7以上、捲縮率を4〜9.5に
限定したものが記載されている。しかしながら、異形断
面糸の異形度を3.7以上にした場合には突起の先端部
分が薄くなり、耐摩耗性や耐光性が劣るのみでなく、屈
曲回復性が極めて悪く、潰れ、すなわちへたりが生じ易
く、このへたりを回復する手段として考えられる単糸繊
度を高くするという技術が用いられるが、この場合単糸
が粗剛となり、カーペットとして用いた場合に美観と踏
破した際の弾性感覚が劣り、高品質のカットパイルカー
ペットが得られないという問題点を有している。
断面形状が非円形の糸、すなわち、異形断面糸について
は、例えば、実公昭62−36869号公報にトライロ
ーバル糸の異形度を3.7以上、捲縮率を4〜9.5に
限定したものが記載されている。しかしながら、異形断
面糸の異形度を3.7以上にした場合には突起の先端部
分が薄くなり、耐摩耗性や耐光性が劣るのみでなく、屈
曲回復性が極めて悪く、潰れ、すなわちへたりが生じ易
く、このへたりを回復する手段として考えられる単糸繊
度を高くするという技術が用いられるが、この場合単糸
が粗剛となり、カーペットとして用いた場合に美観と踏
破した際の弾性感覚が劣り、高品質のカットパイルカー
ペットが得られないという問題点を有している。
【0005】中空糸については例えば、米国特許第37
45061号公報、実開昭54−82115号公報、特
開昭61−83307号公報に記載されている。これら
に共通する欠点は曲げ剛性が乏しく、特にカットパイル
カーペットに於てはパイルが倒れ易く満足するものが得
られないという問題点を有している。
45061号公報、実開昭54−82115号公報、特
開昭61−83307号公報に記載されている。これら
に共通する欠点は曲げ剛性が乏しく、特にカットパイル
カーペットに於てはパイルが倒れ易く満足するものが得
られないという問題点を有している。
【0006】また、異形中空糸については例えば、特開
昭48−42134号公報、特開昭59−36714号
公報、特公平2−8044号公報に記載されている。こ
れらをカットパイルカーペットに用いた場合は中空部が
破れたり潰れたりして倒れやすく、山部の先端部分の耐
摩耗性が極端に劣り長期間使用するとフィブリル化し易
いという問題点を有している。
昭48−42134号公報、特開昭59−36714号
公報、特公平2−8044号公報に記載されている。こ
れらをカットパイルカーペットに用いた場合は中空部が
破れたり潰れたりして倒れやすく、山部の先端部分の耐
摩耗性が極端に劣り長期間使用するとフィブリル化し易
いという問題点を有している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、カッ
トパイルカーペットに於ける上述した問題点を解決し、
十分な嵩高性、立毛性、耐久性を有するカットパイルカ
ーペットを製造するのに適した3葉捲縮糸を提供するこ
とにある。
トパイルカーペットに於ける上述した問題点を解決し、
十分な嵩高性、立毛性、耐久性を有するカットパイルカ
ーペットを製造するのに適した3葉捲縮糸を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の目的は以下の本発
明により達成される。本発明の構成は、3葉捲縮糸にお
いて、該3葉捲縮糸を形成する単糸のうち、横断面形状
が外部に突出した3個の山部と該山部の間に3個の谷部
を有し、該山部の形状は山部の中心線に対する直角方向
の幅において、先端近傍に広部を有し、該広部の内側に
狭部を有し、該狭部の幅S(μ)が8〜14であり、且
つ広部の幅L(μ)と該狭部の幅S(μ)の比L/Sが
1.1〜2.8であり、且つ3個の山部の外側に内接す
る円の直径D(μ)と3個の谷部の内側に外接する円の
直径d(μ)の比で求められる変形度D/dが2.5〜
5.5であり且つ捲縮伸長率r(%)が10〜25であ
る単糸が全単糸数の少なくとも70%を占めていること
を特徴とする3葉捲縮糸にある。
明により達成される。本発明の構成は、3葉捲縮糸にお
いて、該3葉捲縮糸を形成する単糸のうち、横断面形状
が外部に突出した3個の山部と該山部の間に3個の谷部
を有し、該山部の形状は山部の中心線に対する直角方向
の幅において、先端近傍に広部を有し、該広部の内側に
狭部を有し、該狭部の幅S(μ)が8〜14であり、且
つ広部の幅L(μ)と該狭部の幅S(μ)の比L/Sが
1.1〜2.8であり、且つ3個の山部の外側に内接す
る円の直径D(μ)と3個の谷部の内側に外接する円の
直径d(μ)の比で求められる変形度D/dが2.5〜
5.5であり且つ捲縮伸長率r(%)が10〜25であ
る単糸が全単糸数の少なくとも70%を占めていること
を特徴とする3葉捲縮糸にある。
【0009】前記の3葉捲縮糸は主としてナイロン6で
あることが好ましく、また、3葉捲縮糸にが50〜10
00ppmの銅を含有していることが好ましく、さら
に、3葉捲縮糸に0.03〜0.5%の酸化チタンを含
有していることが好ましい。
あることが好ましく、また、3葉捲縮糸にが50〜10
00ppmの銅を含有していることが好ましく、さら
に、3葉捲縮糸に0.03〜0.5%の酸化チタンを含
有していることが好ましい。
【0010】
【実施態様】本発明に係る3葉捲縮糸は、例えばポリア
ミド,ポリエステル、ポリオレフィン等の熱可塑性高分
子体から形成される繊維を意味している。
ミド,ポリエステル、ポリオレフィン等の熱可塑性高分
子体から形成される繊維を意味している。
【0011】3葉捲縮糸がポリアミド系のナイロン6の
場合は、染色性に勝り、広幅カーペットの形態での染色
が可能で生産性が良く、立毛性や耐摩耗性にも優れてお
り特に好ましい。
場合は、染色性に勝り、広幅カーペットの形態での染色
が可能で生産性が良く、立毛性や耐摩耗性にも優れてお
り特に好ましい。
【0012】図1および図2および図3は本発明の3葉
捲縮糸におけるを主として構成する単糸の−例を示す横
断面図である。図4および図5および図6は図1および
図2および図3に例示した横断面形状を有する3葉捲縮
糸を得るのに用いられる口金孔を例示する平面図であ
る。図7は3葉捲縮糸の捲縮伸長率の測定方法の概略説
明図である。図1および図2および図3において、山部
1の中心線Xに対する直角方向の幅において、狭部の幅
がS(μ)、広部の幅がL(μ)であり、3個の山部1
の外側に内接する円の直径がD(μ)、3個の谷部2の
内側に外接する円の直径がd(μ)である。
捲縮糸におけるを主として構成する単糸の−例を示す横
断面図である。図4および図5および図6は図1および
図2および図3に例示した横断面形状を有する3葉捲縮
糸を得るのに用いられる口金孔を例示する平面図であ
る。図7は3葉捲縮糸の捲縮伸長率の測定方法の概略説
明図である。図1および図2および図3において、山部
1の中心線Xに対する直角方向の幅において、狭部の幅
がS(μ)、広部の幅がL(μ)であり、3個の山部1
の外側に内接する円の直径がD(μ)、3個の谷部2の
内側に外接する円の直径がd(μ)である。
【0013】本発明の3葉捲縮糸は、主として構成する
単糸の断面において、S(μ)が8〜14で、且つL/
Sが1.1〜2.8であり、且つD/dが2.5〜5.
5であることが必須要件であり、前記のS(μ)および
L/SおよびD/dの各要件を満足することによってカ
ットパイルの破れや潰れが著しく減少し十分満足できる
立毛感が表現できると共に、長期間使用してもほとんど
フィブリル化しない耐久性に優れたカットパイルカーペ
ットが実現できるのである。
単糸の断面において、S(μ)が8〜14で、且つL/
Sが1.1〜2.8であり、且つD/dが2.5〜5.
5であることが必須要件であり、前記のS(μ)および
L/SおよびD/dの各要件を満足することによってカ
ットパイルの破れや潰れが著しく減少し十分満足できる
立毛感が表現できると共に、長期間使用してもほとんど
フィブリル化しない耐久性に優れたカットパイルカーペ
ットが実現できるのである。
【0014】前記S(μ)の更に好ましい範囲は9〜1
3である。前記L/Sの更に好ましい範囲は1.5〜
2.0である。前記D/dの更に好ましい範囲は3〜5
である。図1〜図3に例示するごとき断面を有する単糸
は図4〜図6に例示するごとき特殊形状の口金孔3又は
口金孔4又は口金孔5を配した口金を介して一般的な方
法で紡糸することによって得られる。すなわち、該特殊
形状孔の形状において、間隙の先端が円形に膨らんでい
る形状3や間隙の幅が外側方向に漸次拡大する形状4や
間隙の先端に該間隙にほぼ直交する間隙が連通する形状
5などを用いることができ、間隙の幅や長さや角度は任
意に変えることができ、さらに、これらを組合せた形状
を適宜用いることができる。
3である。前記L/Sの更に好ましい範囲は1.5〜
2.0である。前記D/dの更に好ましい範囲は3〜5
である。図1〜図3に例示するごとき断面を有する単糸
は図4〜図6に例示するごとき特殊形状の口金孔3又は
口金孔4又は口金孔5を配した口金を介して一般的な方
法で紡糸することによって得られる。すなわち、該特殊
形状孔の形状において、間隙の先端が円形に膨らんでい
る形状3や間隙の幅が外側方向に漸次拡大する形状4や
間隙の先端に該間隙にほぼ直交する間隙が連通する形状
5などを用いることができ、間隙の幅や長さや角度は任
意に変えることができ、さらに、これらを組合せた形状
を適宜用いることができる。
【0015】本発明の3葉捲縮糸は、主として構成する
単糸において、次式で定義される捲縮伸長率r(%)が
10〜25であることが必須要件である。 r=(L1 −L0 )/L0 ×100 L0 :2mg/d荷重下の長さ L1 :100mg/d荷重下の長さ 前記の捲縮伸長率r(%)の測定に於いては、図7
(A)に示すように3葉捲縮糸の一方を上方に固定し、
他方に2mg/dの荷重を掛けた状態の糸の長さL0 を
測定した後、図7(B)に示すように100mg/dの
荷重に掛け変えて糸の長さL1 を測定する。
単糸において、次式で定義される捲縮伸長率r(%)が
10〜25であることが必須要件である。 r=(L1 −L0 )/L0 ×100 L0 :2mg/d荷重下の長さ L1 :100mg/d荷重下の長さ 前記の捲縮伸長率r(%)の測定に於いては、図7
(A)に示すように3葉捲縮糸の一方を上方に固定し、
他方に2mg/dの荷重を掛けた状態の糸の長さL0 を
測定した後、図7(B)に示すように100mg/dの
荷重に掛け変えて糸の長さL1 を測定する。
【0016】捲縮伸長率r(%)の測定においては、繊
維を弛緩可能な状態下で、98℃の沸騰水に10分間浸
漬した後、25℃で65RH%の環境下で24時間自然
乾燥して測定するのが一般的であるが、カットパイルカ
ーペットからパイルを切り取った繊維を測定してもよ
い。
維を弛緩可能な状態下で、98℃の沸騰水に10分間浸
漬した後、25℃で65RH%の環境下で24時間自然
乾燥して測定するのが一般的であるが、カットパイルカ
ーペットからパイルを切り取った繊維を測定してもよ
い。
【0017】捲縮伸長率r(%)を10〜25%の範囲
内とすることによってパイルの根元が透けて見えるいわ
ゆる地透け感や糸の側面がランダムに交錯して見えるい
わゆるフェルト感が回避でき、格調高いカットパイルカ
ーペットが得られる。
内とすることによってパイルの根元が透けて見えるいわ
ゆる地透け感や糸の側面がランダムに交錯して見えるい
わゆるフェルト感が回避でき、格調高いカットパイルカ
ーペットが得られる。
【0018】該捲縮伸長率r(%)の更に好ましい範囲
は14%〜20%である。
は14%〜20%である。
【0019】本発明の3葉捲縮糸においては、本発明の
3葉捲縮糸を主として構成する単糸の占める比率(以
下、単糸比率と称する)を全単糸数の70%以上とする
ことによって、十分な嵩高性と立毛性を有すると共に、
長期間使用してもフィブリル化しにくく耐久性に優れた
カットパイルカーペットを得ることができる。
3葉捲縮糸を主として構成する単糸の占める比率(以
下、単糸比率と称する)を全単糸数の70%以上とする
ことによって、十分な嵩高性と立毛性を有すると共に、
長期間使用してもフィブリル化しにくく耐久性に優れた
カットパイルカーペットを得ることができる。
【0020】本発明の3葉捲縮糸は、銅を50〜100
0ppm含有させることによって、耐熱性および耐光性
が著しく向上し、カーマットや玄関マット等の紫外線や
熱を受ける過酷な用途向けとしてより好ましい。また、
必要に応じて抗酸化剤を含有せしめても良いことは言う
までもない。
0ppm含有させることによって、耐熱性および耐光性
が著しく向上し、カーマットや玄関マット等の紫外線や
熱を受ける過酷な用途向けとしてより好ましい。また、
必要に応じて抗酸化剤を含有せしめても良いことは言う
までもない。
【0021】本発明の3葉捲縮糸は、酸化チタンが0.
03〜0.5%含有するように成すことができ、これに
よると艶消し効果が増し、おちついた気品のある光沢の
カーペットが提供できるのでさらに好ましい。
03〜0.5%含有するように成すことができ、これに
よると艶消し効果が増し、おちついた気品のある光沢の
カーペットが提供できるのでさらに好ましい。
【0022】本発明の3葉捲縮糸は、高分子体を熱溶融
し複数の特殊形状孔を配した口金から紡糸し、空冷し、
給油し、続いて2.5〜4.5倍に延伸した後、オーバ
フィード状態で捲縮加工し、必要に応じて水分や交絡を
付与して得られる。この過程において紡糸、冷却、給
油、延伸、加熱、捲縮加工、交絡付与、水付与等を個別
に実施しても良いが、一部または全部を連続的に成した
工程が能率的でより好ましい。
し複数の特殊形状孔を配した口金から紡糸し、空冷し、
給油し、続いて2.5〜4.5倍に延伸した後、オーバ
フィード状態で捲縮加工し、必要に応じて水分や交絡を
付与して得られる。この過程において紡糸、冷却、給
油、延伸、加熱、捲縮加工、交絡付与、水付与等を個別
に実施しても良いが、一部または全部を連続的に成した
工程が能率的でより好ましい。
【0023】
実施例1〜3、比較例1〜6 硫酸相対粘度が2.80のナイロン6チップを270℃
で溶融し、図6に例示したごとき特殊形状孔を多数配し
た口金を用いて紡出した。紡出した糸条に12℃、90
RH%のエアーを吹付けてこれを冷却し、給油した後、
表面速度が1400m/分で表面温度が60℃のローラ
ーに引回し、続いて、表面速度が5000m/分の加熱
されたローラーに引回して延伸するとともに糸を予熱
し、過熱水蒸気による捲縮加工ノズルに連続的に供給し
オーバーフイード状態で捲縮加工したあと、高速空気に
よる交絡加工ノズルに通して平均12個/mの交絡を付
与し、続いて110gの張力で巻き取り1100デニー
ルの3葉捲縮糸を得た。この際に、特殊形状孔の寸法の
異なる口金を順次取り替えると共に、加熱ローラの温度
や捲縮加工ノズルに供給する過熱水蒸気の温度を変えて
種々の3葉捲縮糸を得た。このようにして得られた3葉
捲縮糸を用いて、ゲージが1/10インチでステッチが
13個/インチでパイルハイが5mmに成るようにタフ
テングして目付が450g/m2 の種々のカットパイル
カーペットを得た。このカットパイルカーペットを感応
評価した結果を次表に示す。表中の評価点を示す記号は
カットパイルカーペットとしての好ましさを表す記号
で、それぞれ次のことを意味している。 ○・・・・特に好ましい △・・・・好ましい ×・・・・好ましいとは言えない
で溶融し、図6に例示したごとき特殊形状孔を多数配し
た口金を用いて紡出した。紡出した糸条に12℃、90
RH%のエアーを吹付けてこれを冷却し、給油した後、
表面速度が1400m/分で表面温度が60℃のローラ
ーに引回し、続いて、表面速度が5000m/分の加熱
されたローラーに引回して延伸するとともに糸を予熱
し、過熱水蒸気による捲縮加工ノズルに連続的に供給し
オーバーフイード状態で捲縮加工したあと、高速空気に
よる交絡加工ノズルに通して平均12個/mの交絡を付
与し、続いて110gの張力で巻き取り1100デニー
ルの3葉捲縮糸を得た。この際に、特殊形状孔の寸法の
異なる口金を順次取り替えると共に、加熱ローラの温度
や捲縮加工ノズルに供給する過熱水蒸気の温度を変えて
種々の3葉捲縮糸を得た。このようにして得られた3葉
捲縮糸を用いて、ゲージが1/10インチでステッチが
13個/インチでパイルハイが5mmに成るようにタフ
テングして目付が450g/m2 の種々のカットパイル
カーペットを得た。このカットパイルカーペットを感応
評価した結果を次表に示す。表中の評価点を示す記号は
カットパイルカーペットとしての好ましさを表す記号
で、それぞれ次のことを意味している。 ○・・・・特に好ましい △・・・・好ましい ×・・・・好ましいとは言えない
【0024】
【表1】
【0025】
【発明の効果】本発明の3葉捲縮糸は、適度な曲げ剛性
と優れた耐摩耗性を有しており、特にカットパイルカー
ペットに於いて、立毛感、耐久性、嵩高感に富み、フェ
ルト感がなく、フィブリル化しにくく、地透け感がな
く、ボリューム感に富むといった優れた特長を示すの
で、カーマットや玄関用マット、タイルカーペット等の
フロアーマット、運動場マット、ホットカーペット、一
般カーペット等に好ましく用いることができる。
と優れた耐摩耗性を有しており、特にカットパイルカー
ペットに於いて、立毛感、耐久性、嵩高感に富み、フェ
ルト感がなく、フィブリル化しにくく、地透け感がな
く、ボリューム感に富むといった優れた特長を示すの
で、カーマットや玄関用マット、タイルカーペット等の
フロアーマット、運動場マット、ホットカーペット、一
般カーペット等に好ましく用いることができる。
【図1】図1は本発明の3葉捲縮糸を主として構成する
単糸の一例を示す横断面図である。
単糸の一例を示す横断面図である。
【図2】図2は本発明の3葉捲縮糸を主として構成する
単糸の一例を示す横断面図である。
単糸の一例を示す横断面図である。
【図3】図3は本発明の3葉捲縮糸を主として構成する
単糸の一例を示す横断面図である。
単糸の一例を示す横断面図である。
【図4】図4は図1に例示したごとき横断面形状を有す
る3葉捲縮糸を得るのに用いられる口金孔の一例を示す
平面図である。
る3葉捲縮糸を得るのに用いられる口金孔の一例を示す
平面図である。
【図5】図5は図2に例示したごとき横断面形状を有す
る3葉捲縮糸を得るのに用いられる口金孔の一例を示す
平面図である。
る3葉捲縮糸を得るのに用いられる口金孔の一例を示す
平面図である。
【図6】図6は図3に例示したごとき横断面形状を有す
る3葉捲縮糸を得るのに用いられる口金孔の一例を示す
平面図である。
る3葉捲縮糸を得るのに用いられる口金孔の一例を示す
平面図である。
【図7】図7は3葉捲縮糸の捲縮伸長率の測定方法の概
略説明図である。 1 山部 2 谷部 3 口金孔 4 口金孔 5 口金孔 X 山部の中心線 S 狭部の幅 L 広部の幅 D 山部の内接円直径 d 谷部の外接円直径 L0 糸長さ L1 糸長さ
略説明図である。 1 山部 2 谷部 3 口金孔 4 口金孔 5 口金孔 X 山部の中心線 S 狭部の幅 L 広部の幅 D 山部の内接円直径 d 谷部の外接円直径 L0 糸長さ L1 糸長さ
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D01F 6/60 341 C 7199−3B 6/90 301 7199−3B D06M 11/00 7199−3B
Claims (4)
- 【請求項1】 3葉捲縮糸において、該3葉捲縮糸を形
成する単糸のうち、横断面形状が外部に突出した3個の
山部と該山部の間に3個の谷部を有し、該山部の形状は
山部の中心線に対する直角方向の幅において、先端近傍
に広部を有し、該広部の内側に狭部を有し、該狭部の幅
S(μ)が8〜14であり、且つ広部の幅L(μ)と該
狭部の幅S(μ)の比L/Sが1.1〜2.8であり、
且つ3個の山部の外側に内接する円の直径D(μ)と3
個の谷部の内側に外接する円の直径d(μ)の比で求め
られる変形度D/dが2.5〜5.5であり且つ捲縮伸
長率r(%)が10〜25である単糸が全単糸数の少な
くとも70%を占めていることを特徴とする3葉捲縮
糸。 - 【請求項2】 3葉捲縮糸が主としてナイロン6である
ことを特徴とする請求項1記載の3葉捲縮糸。 - 【請求項3】 3葉捲縮糸が50〜1000ppmの銅
を含有していることを特徴とする請求項1記載の3葉捲
縮糸。 - 【請求項4】 3葉捲縮糸が0.03〜0.5%の酸化
チタンを含有していることを特徴とする請求項1記載の
3葉捲縮糸。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27871792A JPH06128805A (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | 3葉捲縮糸 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27871792A JPH06128805A (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | 3葉捲縮糸 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06128805A true JPH06128805A (ja) | 1994-05-10 |
Family
ID=17601217
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27871792A Pending JPH06128805A (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | 3葉捲縮糸 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06128805A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100427864B1 (ko) * | 1995-04-28 | 2004-07-19 | 가네가후치 가가쿠고교 가부시키가이샤 | 인공모발용이형단면섬유 |
| KR100459381B1 (ko) * | 2002-04-08 | 2004-12-04 | 성안합섬주식회사 | 삼엽상 폴리에스터 섬유의 제조방법 |
| WO2005056891A3 (de) * | 2003-12-12 | 2006-02-02 | Schramm Gmbh & Co Kg | Düsenplatte für extrusionseinrichtungen mit mindestens einer öffnung, faden, verwendung eines derartigen fadens, kunstrasen, verfahren zur behandlung eines kunstrasens und verfahren zum herstellen eines garns |
| CN111118685A (zh) * | 2019-12-29 | 2020-05-08 | 江苏恒力化纤股份有限公司 | 一种包芯纱的制备方法 |
-
1992
- 1992-10-16 JP JP27871792A patent/JPH06128805A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100427864B1 (ko) * | 1995-04-28 | 2004-07-19 | 가네가후치 가가쿠고교 가부시키가이샤 | 인공모발용이형단면섬유 |
| KR100459381B1 (ko) * | 2002-04-08 | 2004-12-04 | 성안합섬주식회사 | 삼엽상 폴리에스터 섬유의 제조방법 |
| WO2005056891A3 (de) * | 2003-12-12 | 2006-02-02 | Schramm Gmbh & Co Kg | Düsenplatte für extrusionseinrichtungen mit mindestens einer öffnung, faden, verwendung eines derartigen fadens, kunstrasen, verfahren zur behandlung eines kunstrasens und verfahren zum herstellen eines garns |
| CN111118685A (zh) * | 2019-12-29 | 2020-05-08 | 江苏恒力化纤股份有限公司 | 一种包芯纱的制备方法 |
| CN111118685B (zh) * | 2019-12-29 | 2021-08-13 | 江苏恒力化纤股份有限公司 | 一种包芯纱的制备方法 |
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