JPH0612905Y2 - スラッシュ成形用金型の取付構造 - Google Patents

スラッシュ成形用金型の取付構造

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JPH0612905Y2
JPH0612905Y2 JP10138589U JP10138589U JPH0612905Y2 JP H0612905 Y2 JPH0612905 Y2 JP H0612905Y2 JP 10138589 U JP10138589 U JP 10138589U JP 10138589 U JP10138589 U JP 10138589U JP H0612905 Y2 JPH0612905 Y2 JP H0612905Y2
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molding die
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Inventor
慶三 籠谷
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日産車体株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車のインストルメントパネルに設けられ
るパッド等の表皮材を成形するのに用いられるスラッシ
ュ成形用金型の支持枠への取付構造に関する。
(従来の技術) 従来、スラッシュ成形用金型として、例えば、特開昭6
3−183819号公報に記載されているようなものが
知られている。
この金型は、炉内での加熱時や、炉外での成形等の際に
回転させるため、支持枠にしっかりと支持された構造と
なっており、その構造は、第5図及び第6図に示すよう
であった。
即ち、チャンネル型材201で方形に枠組みされた支持
枠200が設けられ、この支持枠200に対して金型1
00がボルト300の締結によってタイトに固定されて
いた。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上述した従来の取付構造にあっては、支
持枠が中実のチャンネル型材で形成されているため、蓄
熱し易く、かつ、金型が支持枠にボルト締結によりタイ
トに固定されていたため、支持枠の蓄熱が金型に伝わ
り、金型の型温が不均一になって製品不良が生じるとい
う問題があった。
加えて、支持枠は金型を取り付けた状態で回転するた
め、ねじれ等に対応して全体的に剛性を高くしている。
これに金型をタイトに固定すると、回転時に金型と支持
枠との間でねじれが生じたり、膨張率の違いによる熱伸
縮差を吸収することができなかったりした際に、剛性の
低い金型に応力が集中してクラック発生の原因になって
しまうし、逆に金型への応力集中を防止しようとすれ
ば、支持枠の剛性が確保できないという問題があった。
さらに、金型を支持枠にタイトに固定する構造では、支
持枠を金型に合わせて製作する必要が生じ、支持枠を共
用化することができないという問題があった。
また、金型の加熱又は冷却を短時間で行なう場合は、炉
における加熱時や、冷却水等の流体を金型に噴射する冷
却時に、この輻射熱や冷却流体の噴射が支持枠により妨
げられ、金型の加熱及び冷却が不均一となり、製品不良
が生じるという問題もあった。
本考案は、上述のような従来の問題点に着目して成され
たもので、支持枠の蓄熱が金型の型温に影響を及ぼす難
く、また、支持枠の剛性を確保しながら金型の応力集中
を防止し、しかも、冷却時に支持枠が金型のカゲになら
ず、さらに、支持枠の共用化を図ることができるように
したスラッシュ成形用金型の取付構造を提供することを
目的としている。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上述のような問題を解決することを目的とし
てなされたもので、この目的達成のために、本考案のス
ラッシュ成形用金型の取付構造では、回転軸に支持枠が
支持され、該支持枠に、金型を取り付ける金型取付部が
設けられ、該金型取付部が、中空状の丸パイプにより形
成され、前記金型と金型取付部との相対変位を許容して
支持するフローティング支持手段を介して、前記金型取
付部に金型が脱着可能に取り付けられている手段とし
た。
(作用) 本考案のスラッシュ成形用金型の取付構造では、以下の
手順で成形を行う。
まず、回転軸により支持している支持枠及び金型を、炉
に入れて回転させながら加熱する。
次に、金型及び支持枠を炉から取り出し、金型を樹脂原
料を収納した原料収納容器に重ね合せた後、両者を反転
させ、金型の成形面に樹脂原料を付着させて溶融成形さ
せる。
その後、金型を原料収納容器から離し、冷却水や冷却空
気等により金型を冷却して、製品を脱型する。
このような成形に際し、支持枠の金型取付部が中空の丸
パイプで形成されているため、金型の加熱時や冷却時
に、金型が支持枠のカゲになる面積が少なくなり、よっ
て、金型がこのようなカゲに入ることで生じる蓄熱不良
や冷却不良のような不具合が生じ難い。
さらに、金型は金型取付部に対してフローティング手段
を介して取り付けられ、両者の相対変位を許容する構成
であるため、回転時にねじれが生じた場合や、加熱・冷
却時において、両者の熱膨張率の違いによって変形量に
違いが生じた場合に、それをフローティング支持手段に
よって吸収して金型への応力集中を防止することができ
る。
そして、金型が破損したり、仕様が変った場合には、金
型が金型取付部に着脱可能に取り付けられているため、
古い金型を取り外し、新な金型に交換することができ
る。即ち、支持枠の共用化が可能である。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面により詳述する。
まず、第1図〜第4図に示す実施例について、その構成
を説明する。
第1図は本考案実施例の取付構造を示す斜視図で、金型
1が支持枠2にフローティング支持部3を介して取り付
けられている。
前記、金型1は、内面を成形面とした成形部10の周囲
にフランジ11が形成されたもので、ニッケルや銅を素
材として電鋳により形成している。
前記支持枠2は、金型取付部となる中空状の丸パイプ2
0,20が左右に配設され、この丸パイプ20,20の
両端が横枠材21,21で連結されて方形に枠組みされ
ている。
また、この支持枠2は、図示省略の駆動装置により回転
される回転軸4に脱着可能に取り付けられる。この場合
の取付構造は、前記横枠材21に面受板22が固定さ
れ、この面受板22の上端左右に側部係止片23,23
が突設されると共に、面受板22の下端に、下部係止片
24が突設されている。一方、回転軸4の先端には、面
当板40が固定されると共に、該面当板40の上端左右
に上面係止片41,41が突設されている。そして、側
部係止片23,23及び下部係止片24の内部に面当板
40を嵌込むと共に、上面係止片41,41を横枠材2
1の上面に係止した上で、上面係止片41,41に形成
された取付穴42,42を通して横枠材21の上面に形
成されたネジ穴25,25にボルト26,26を締結す
ることで、面受板22と面当板40とを面合状態に固定
するものである。
次に、前記フローティング支持部3の構造を第2図及び
第3図により説明する。
このフローティング支持部3は支持枠2の丸パイプ20
と、金型1のフランジ11との間に設けられている。丸
パイプ20側には、丸パイプ20を上下に貫通してガイ
ド管30が固定され、該ガイド管30の下端には凸面部
31が形成されると共に、上端には皿もみ部32が形成
されている。また、フランジ11側には、受部材33が
取り付けられており、該受部材33は中程に設けた鍔部
34を境として上側が大径部35とされ、下側が小径部
36とされた段付ピンとなっている。大径部35には上
面からネジ穴37が形成されると共に、該ネジ穴37の
口縁には前記ガイド管30の先端の凸面部31に対応す
る凹面部38が形成されている。また、小径部36は、
フランジ11に形成された取付穴12との間に径方向及
び軸方向にそれぞれ隙Sを保持するように、そのサイズ
が設定され、そして、小径部36の下面に突設されたボ
ルト39に座金50を介してナット51を螺合すること
で、受部材33がフランジ11に対して、前記隙Sの範
囲で移動できるようになっている。尚、13は回り止め
ピンで、フランジ11に突設され、前記鍔部34に形成
された切欠部34aに係合することで、受部材33の回
転を規制している。
そして、支持枠2と金型1とは、このフローティング部
支持部3を介して取り付けられ、この場合、前記ガイド
管30の凸面部31を受部材33の凹面部38に位置合
わせした状態で、ガイド管30の内部に連結ボルト6を
上端から挿入し、これを受部材33のネジ穴37に螺合
し締結する取り付け構造となっている。
次に、本実施例の金型1を用いた表皮材の成形行程を第
4図により説明する。
まず、支持枠2に金型1を取り付ける。
そして、これを第4図(イ)に示すように、炉7内で加
熱する。この炉7内は、輻射加熱と熱風循環加熱を組み
合わせたオーブン加熱方式が採用され、回転軸4により
回転させながら加熱することで金型1に全体的に均一に
蓄熱させる。
次に、上述のようにして加熱した金型1を、第4図
(ロ)に示すように、内部に熱可塑性の樹脂原料80を
収納した原料収納容器8に重ね合わせてクランプし、そ
の後、第4図(ハ)に示すように、これを反転させ、金
型1の成形部10に樹脂原料80を付着させる。付着し
た樹脂原料が金型1の蓄熱により溶融して表皮材Aを成
形する。
そして、成形後は第4図(ニ)に示すように元に反転し
て、未溶融の樹脂原料80を原料収納容器8に回収す
る。
次に、第4図(ホ)に示すように、金型1に冷却水9を
噴射して金型1及び表皮材Aを冷却し、その後、第4図
(ヘ)に示すように、金型1の成形部10から、表皮材
Aを脱型する。
上述のように、本実施例では、金型1は蓄熱のために炉
7内で加熱される。このとき、支持枠2も加熱を受けて
蓄熱されるが、金型1と支持枠2との間にはフローティ
ング支持部3によって空隙が保持されるので、支持枠2
の蓄熱が金型1に伝わることが微少になる。従って、金
型1の加熱時や冷却時に支持枠2の蓄熱が型温に影響を
及ぼすことはない。
また、金型取付部が丸パイプ20で形成された上に、支
持枠2と、金型1との間に空隙が保持されるので、金型
1に支持枠2の存在が輻射の妨げになる面積が少ない
し、また、熱風の滞留や冷却水の巡りが確保されて、加
熱時及び冷却時において型温の均一化を図ることができ
る。
また、上述のように加熱の際等に金型1及び支持枠2を
回転させた時や、また、金型1及び支持枠2が加熱・冷
却させることで伸縮する時に、金型1と支持枠2との間
で相対変位が生じた場合には、フローティング支持部3
の受部材33と金型1のフランジ11との間に隙Sが保
持されているため、この隙Sによって上記相対変位を吸
収できる。従って、支持枠2の剛性を確保しながら、金
型1の応力集中を防止することができる。
また、フローティング支持部3を介して金型1を支持枠
2に取り付けるため、支持枠2を金型1の形状にあわせ
て製作する必要がなく、金型1の着脱によって支持枠2
を共用化することができるし、金型1の着脱作業につい
ても、受部材33にガイド管30を符合せて、連結ボル
ト6で締結するという簡単な作業で行える。
以上のように本実施例では、金型1の型温の均一化が図
れるため、製品不良の発生を防止できるし、支持枠2の
剛性を確保しながら金型1の応力集中を防止でき、ま
た、支持板2を共用できると共に、支持枠2への金型1
の脱着が簡単に行えるという効果が得られる。
以上、本考案の実施例を図面により詳述してきたが、具
体的な構成はこの実施例に限られるものではなく本考案
の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本考案
に含まれる。
例えば、実施例では、支持枠2のうちで、金型1を取り
付ける部分だけ中空のパイプにより形成したが、横枠部
材も中空のパイプで形成するようにしてもよい。
(考案の効果) 以上説明してきたように、本考案のスラッシュ成形用金
型の取付構造にあっては、上述のように金型取付部を中
空状の丸パイプで形成しているため、金型の加熱時及び
冷却時に金型取付部のカゲが生じる面積を少なくでき、
型温の均一化によって製品の品質を向上出来るという効
果が得られると共に、丸パイプによって支持枠の軽量化
が図れるという効果が得られる。
さらに、金型が金型取付部材に対し、フローティング支
持手段を介して取り付けられているために、支持枠の剛
性を確保しながら、金型の応力集中が防止でき、クラッ
クの発生といったトラブルを防止できる。
また、支持枠を金型に合わせて製作する必要がないた
め、支持枠の共用が可能となり、ランニングコストを低
減できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例のスラッシュ成形用金型の取付構
造を採用した金型及び支持枠を示す斜視図、第2図は実
施例構造のフローティング支持部を示す断面図、第3図
は該フローティング支持部の斜視図、第4図は実施例構
造の金型を用いた表皮材の成形行程を示す説明図、第5
図及び第6図は従来技術の説明図である。 1…金型 2…支持枠 3…フローティング支持部 (フローティング支持手段) 20…丸パイプ(金型取付部)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転軸に支持枠が支持され、 該支持枠に、金型を取り付ける金型取付部が設けられ、 該金型取付部が、中空状の丸パイプにより形成され、 前記金型と金型取付部との相対変位を許容して支持する
    フローティング支持手段を介して、前記金型取付部に金
    型が脱着可能に取り付けられていることを特徴とするス
    ラッシュ成形用金型の取付構造。
JP10138589U 1989-08-30 1989-08-30 スラッシュ成形用金型の取付構造 Expired - Lifetime JPH0612905Y2 (ja)

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JPH0339518U JPH0339518U (ja) 1991-04-16
JPH0612905Y2 true JPH0612905Y2 (ja) 1994-04-06

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