JPH0612919A - 絶縁媒体 - Google Patents
絶縁媒体Info
- Publication number
- JPH0612919A JPH0612919A JP19009692A JP19009692A JPH0612919A JP H0612919 A JPH0612919 A JP H0612919A JP 19009692 A JP19009692 A JP 19009692A JP 19009692 A JP19009692 A JP 19009692A JP H0612919 A JPH0612919 A JP H0612919A
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- JP
- Japan
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- insulating medium
- carbon atoms
- alkyl group
- insulating
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Organic Insulating Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】従来の塩素化フッ素化炭化水素類が有している
優れた特性を満足しながら、オゾン層へ全く影響を与え
ない代替絶縁媒体を提供する。 【構成】一般式:R−Rf−X(式中Rは、炭素数1〜
4のアルキル基であり、Rfは、炭素数4〜9のパーフ
ルオロアルキレン基であり、Xは、炭素数1〜4のアル
キル基、水素原子またはフッ素原子である)で表される
フッ素化炭化水素化合物からなる絶縁媒体。
優れた特性を満足しながら、オゾン層へ全く影響を与え
ない代替絶縁媒体を提供する。 【構成】一般式:R−Rf−X(式中Rは、炭素数1〜
4のアルキル基であり、Rfは、炭素数4〜9のパーフ
ルオロアルキレン基であり、Xは、炭素数1〜4のアル
キル基、水素原子またはフッ素原子である)で表される
フッ素化炭化水素化合物からなる絶縁媒体。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、代替フロンとして使用
できると共に、油入変圧器、ガス絶縁変圧器等の絶縁及
び冷却媒体等として優れた特性を有するフッ素化炭化水
素系絶縁媒体に関するものである。
できると共に、油入変圧器、ガス絶縁変圧器等の絶縁及
び冷却媒体等として優れた特性を有するフッ素化炭化水
素系絶縁媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、油入変圧器、ガス変圧器等の絶縁
用及び冷却用の媒体として広く使用されている鉱物油系
絶縁媒体は、可燃性であるため、防災面から不燃性ある
いは難燃性が要求される市街地に設置される機器の不燃
化が強く求められており、不燃性絶縁媒体が種々開発さ
れている。
用及び冷却用の媒体として広く使用されている鉱物油系
絶縁媒体は、可燃性であるため、防災面から不燃性ある
いは難燃性が要求される市街地に設置される機器の不燃
化が強く求められており、不燃性絶縁媒体が種々開発さ
れている。
【0003】鉱物系絶縁媒体に代わる不燃性絶縁媒体と
して、最初に実用化されたポリ塩化ビフェニル(PC
B)は蓄積毒性が問題となり、その使用が、全面的に禁
止された。これに代わる絶縁媒体として、1,1,2−
トリクロロ−1,2,2−トリフルオロエタン(R11
3)や1,1,2,2−テトラクロロ−1,2−ジフル
オロエタン(R112)等に代表される塩素化フッ素化
炭化水素やこれにシリコーン油を加えた絶縁媒体が用い
られている。
して、最初に実用化されたポリ塩化ビフェニル(PC
B)は蓄積毒性が問題となり、その使用が、全面的に禁
止された。これに代わる絶縁媒体として、1,1,2−
トリクロロ−1,2,2−トリフルオロエタン(R11
3)や1,1,2,2−テトラクロロ−1,2−ジフル
オロエタン(R112)等に代表される塩素化フッ素化
炭化水素やこれにシリコーン油を加えた絶縁媒体が用い
られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】化学的に特に安定なト
リクロロモノフルオロメタン(R11),ジクロロジフ
ルオロメタン(R12),R113,R112は対流圏
内での寿命が長く、拡散して成層圏に達し、ここで紫外
線により分解して塩素ラジカルを発生し、この塩素ラジ
カルがオゾンと連鎖反応を起こし、オゾン層を破壊する
ことから、これらの従来の塩素化フッ素化炭化水素類の
使用規制が実施されることとなった。さらに、塩素化フ
ッ素化炭化水素類は、水分及び金属共存下で加熱される
と分解しやすく、金属の腐食の原因となることが知られ
ている。一方、塩素原子を含まないパ−フルオロ系絶縁
媒体は消弧性ガスとして充填する六ッ化硫黄を溶解し易
く、六フッ化硫黄を消耗させ易い。そこで、オゾン層を
破壊せず、金属を腐食しないとともに消弧性ガスである
六フッ化硫黄を溶解しにくい代替絶縁媒体の探索が活発
に行われている。
リクロロモノフルオロメタン(R11),ジクロロジフ
ルオロメタン(R12),R113,R112は対流圏
内での寿命が長く、拡散して成層圏に達し、ここで紫外
線により分解して塩素ラジカルを発生し、この塩素ラジ
カルがオゾンと連鎖反応を起こし、オゾン層を破壊する
ことから、これらの従来の塩素化フッ素化炭化水素類の
使用規制が実施されることとなった。さらに、塩素化フ
ッ素化炭化水素類は、水分及び金属共存下で加熱される
と分解しやすく、金属の腐食の原因となることが知られ
ている。一方、塩素原子を含まないパ−フルオロ系絶縁
媒体は消弧性ガスとして充填する六ッ化硫黄を溶解し易
く、六フッ化硫黄を消耗させ易い。そこで、オゾン層を
破壊せず、金属を腐食しないとともに消弧性ガスである
六フッ化硫黄を溶解しにくい代替絶縁媒体の探索が活発
に行われている。
【0005】本発明は、従来の塩素化フッ素化炭化水素
類が有している優れた特性を満足しながら、オゾン層へ
全く影響を与えず、金属を腐食しないとともに消弧性ガ
スである六フッ化硫黄を溶解しにくい代替絶縁媒体とし
て使用できる新規なフッ素化炭化水素系絶縁媒体を提供
することを目的とするものである。
類が有している優れた特性を満足しながら、オゾン層へ
全く影響を与えず、金属を腐食しないとともに消弧性ガ
スである六フッ化硫黄を溶解しにくい代替絶縁媒体とし
て使用できる新規なフッ素化炭化水素系絶縁媒体を提供
することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、一般式:R−
Rf−X(式中Rは、炭素数1〜4のアルキル基であ
り、Rfは、炭素数4〜9のパーフルオロアルキレン基
であり、Xは、炭素数1〜4のアルキル基、水素原子ま
たはフッ素原子である)で表されるフッ素化炭化水素化
合物からなる絶縁媒体を提供するものである。
Rf−X(式中Rは、炭素数1〜4のアルキル基であ
り、Rfは、炭素数4〜9のパーフルオロアルキレン基
であり、Xは、炭素数1〜4のアルキル基、水素原子ま
たはフッ素原子である)で表されるフッ素化炭化水素化
合物からなる絶縁媒体を提供するものである。
【0007】Rは好ましくはエチル基であり、Rfは好
ましくは炭素数6〜8の直鎖状パーフルオロアルキレン
基であり、Xは好ましくはフッ素原子である。
ましくは炭素数6〜8の直鎖状パーフルオロアルキレン
基であり、Xは好ましくはフッ素原子である。
【0008】上記一般式で表されるフッ素化炭化水素化
合物としては具体的には、CH3 CH2 (CF2 )7 C
F3 、CH3 CH2 (CF2 )5 CF3 、CH3 CH2
(CF2 )3 CF3 、CH3 CH2 (CF2 )4 CH2
CH3 、CH3 CH2 (CF 2 )6 CH2 CH3 、CH
3 CH2 (CF2 )7 CF2 H、CH3 CH2 (CF
2 )5 CF2 H、CH3 CH2 (CF2 )6 CF(CF
3 )2 、CH3 CH2 (CF2 )4 CF(CF3 )2 、
CH3 CH2 CH2 (CF2 )7 CF3 、またはCH3
CH2 CH2 (CF2 )5 CF3 などが例示される。
合物としては具体的には、CH3 CH2 (CF2 )7 C
F3 、CH3 CH2 (CF2 )5 CF3 、CH3 CH2
(CF2 )3 CF3 、CH3 CH2 (CF2 )4 CH2
CH3 、CH3 CH2 (CF 2 )6 CH2 CH3 、CH
3 CH2 (CF2 )7 CF2 H、CH3 CH2 (CF
2 )5 CF2 H、CH3 CH2 (CF2 )6 CF(CF
3 )2 、CH3 CH2 (CF2 )4 CF(CF3 )2 、
CH3 CH2 CH2 (CF2 )7 CF3 、またはCH3
CH2 CH2 (CF2 )5 CF3 などが例示される。
【0009】本発明の組成物は、不燃性または難燃性で
あり、且つ絶縁性能として従来の塩素化フッ素化炭化水
素類と同等以上の性能を有する上、金属への腐食性も極
めて低い。さらに、本発明の組成物は分子内に水素原子
を含むことからパーフルオロ系絶縁媒体に比べ六フッ化
硫黄を溶解しにくいなどの利点がある。
あり、且つ絶縁性能として従来の塩素化フッ素化炭化水
素類と同等以上の性能を有する上、金属への腐食性も極
めて低い。さらに、本発明の組成物は分子内に水素原子
を含むことからパーフルオロ系絶縁媒体に比べ六フッ化
硫黄を溶解しにくいなどの利点がある。
【0010】本発明の絶縁媒体は、従来使用されている
鉱物油系絶縁媒体、塩素化フッ素化炭化水素系絶縁媒体
またはシリコーン油系絶縁媒体と混合使用してもよい。
また、安定化をはかる目的により、ホスファイト系化合
物、ホスフィンサルファイド系化合物、グリシジルエー
テル系化合物等の安定剤やフェノール系やアミン系の酸
化防止剤等を混合して使用してもよい。
鉱物油系絶縁媒体、塩素化フッ素化炭化水素系絶縁媒体
またはシリコーン油系絶縁媒体と混合使用してもよい。
また、安定化をはかる目的により、ホスファイト系化合
物、ホスフィンサルファイド系化合物、グリシジルエー
テル系化合物等の安定剤やフェノール系やアミン系の酸
化防止剤等を混合して使用してもよい。
【0011】
【実施例】絶縁媒体の特性として最も重要である絶縁性
能として体積抵抗率がある。体積抵抗率として1013Ω
cm以上であれば、絶縁媒体として使用可能であるとい
われている。表1に本発明の絶縁媒体の体積抵抗率、低
温流動特性の指標である流動点および25℃における粘
度を示した。
能として体積抵抗率がある。体積抵抗率として1013Ω
cm以上であれば、絶縁媒体として使用可能であるとい
われている。表1に本発明の絶縁媒体の体積抵抗率、低
温流動特性の指標である流動点および25℃における粘
度を示した。
【0012】
【表1】
【0013】
【発明の効果】本発明のフッ素化炭化水素化合物からな
る絶縁媒体は、塩素原子を含まないため、オゾン層へ全
く影響を与えず、金属を腐食しない上に、消弧性ガスで
ある六フッ化硫黄を溶解しにくいという利点を有する。
る絶縁媒体は、塩素原子を含まないため、オゾン層へ全
く影響を与えず、金属を腐食しない上に、消弧性ガスで
ある六フッ化硫黄を溶解しにくいという利点を有する。
Claims (1)
- 【請求項1】一般式:R−Rf−X(式中Rは、炭素数
1〜4のアルキル基であり、Rfは、炭素数4〜9のパ
ーフルオロアルキレン基であり、Xは、炭素数1〜4の
アルキル基、水素原子またはフッ素原子である)で表さ
れるフッ素化炭化水素化合物からなる絶縁媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19009692A JPH0612919A (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | 絶縁媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19009692A JPH0612919A (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | 絶縁媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0612919A true JPH0612919A (ja) | 1994-01-21 |
Family
ID=16252309
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19009692A Withdrawn JPH0612919A (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | 絶縁媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0612919A (ja) |
-
1992
- 1992-06-24 JP JP19009692A patent/JPH0612919A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990831 |