JPH06130623A - 補充液補充装置の作動確認方法及び補充液補充装置 - Google Patents

補充液補充装置の作動確認方法及び補充液補充装置

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JPH06130623A
JPH06130623A JP27891792A JP27891792A JPH06130623A JP H06130623 A JPH06130623 A JP H06130623A JP 27891792 A JP27891792 A JP 27891792A JP 27891792 A JP27891792 A JP 27891792A JP H06130623 A JPH06130623 A JP H06130623A
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stock solution
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JP27891792A
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English (en)
Inventor
Makoto Oinuma
誠 生沼
Michimasa Nakatsugawa
道正 中津川
Yutaka Takashima
豊 高嶋
Kunihiro Yamamoto
晋宏 山本
Satoshi Matsunaga
聡 松永
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 残量検出手段によって処理液補充装置の異常
を検出する。 【構成】 ステップ200、202及びステップ206
では、各ストックタンク内の補充原液の残量が所定のレ
ベルに達しているかを液面センサによって検出し、全て
のストックタンクの残量が所定レベルに達したときは、
ステップ208で表示を行う。また、何れか一つのスト
ックタンク内の補充原液の残量が所定レベルに達した場
合、ステップ204又はステップ210でその旨の表示
を行った後、ステップ214からステップ222によっ
て所定回数補充ポンプを作動させて、他のストックタン
クの補充原液の残量が所定レベルに達したか否かを確認
する。このとき、何れかのストックタンクの補充原液の
残量が所定レベルに達しなかったときは、ステップ22
4で警報を発する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光材料処理装置等の
処理槽へ補充用の処理液(補充液)を供給するための補
充液補充装置の作動確認方法及び補充液補充装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】画像が焼付けられた感光材料を処理液に
浸漬しながら処理する感光材料処理装置には、各々の処
理液を貯留した処理槽が設けられ、各処理槽内の処理液
中に感光材料を浸漬しながら搬送して処理を行うものが
ある。例えば、感光材料であるフィルムを現像液、定着
液等に順に浸漬して現像及び定着処理等を行ったのち、
水洗槽に貯留した水洗水によって前記処理液を洗い流
し、乾燥させて仕上げている。
【0003】一般に、感光材料処理装置に使用されてい
る現像液、定着液等の処理液は、感光材料を処理するに
したがってその処理性能が除々に劣化する。感光材料処
理装置では、このような処理液の処理性能の劣化を補う
ために、補充用の処理液(補充液)を感光材料の処理に
応じて供給する補充液補充装置が備えられている。
【0004】感光材料処理装置に備えられる補充液補充
装置は、現像液、定着液の各々の補充用原液をストック
タンク(補充液貯留タンク)に貯留しておき、ストック
タンクから補充用原液を希釈水によって所定の比率で薄
めながら、現像槽、定着槽へ補充液として供給するよう
にしている。また。ストックタンク内の補充用原液の量
が少なくなったことを各ストックタンクに設けた残量検
出手段によって検出すると、補充用原液を封入したカー
トリッジを装填して補充用原液をストックタンクへ補充
するようにしている。
【0005】感光材料処理装置では、この補充液補充装
置によって各処理槽に補充液を供給して各処理液の処理
性能を一定に保ち、感光材料を一定品質で仕上げるよう
にしている。
【0006】このような、補充液補充装置には、処理槽
へ補充液を供給する制御を容易とすると共に、カートリ
ッジによる補充用原液の補充を簡単に行えるように、現
像液、定着液を一定の比率でストックタンク内に貯留す
ると共に、補充手段によって一定比率で各処理槽へ供給
するようにしている。また、カートリッジには、補充用
原液をこの比率に応じて封入して、カートリッジを1個
装填するだけで、現像液と定着液の補充用原液を各々の
ストックタンクへ同時に補充することができるようにし
たものがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
処理液補充装置では、各処理液補充タンク内の補充液の
残量を検出する残量検出手段が設けられているが、各々
のストックタンク内の補充用原液の残量を検出するのみ
で、残量検出手段が正確に作動しているか否か、また、
補充液補充タンクから処理槽へ補充液を補充するための
補充手段が正確に作動しているか否かを確認する機構は
設けられていない。
【0008】残量検出手段ないし補充液補充装置が正確
に作動していない状態に気付かず感光材料処理装置によ
って感光材料の処理を継続した場合、処理槽内に規定の
補充液が供給されなくなり、処理槽内の処理液の処理性
能が変化してしまう。このため、感光材料を一定の品質
で処理することができなくなったり、感光材料の仕上が
りの品質が損なわれてしまう等の問題が生じる。
【0009】本発明は上記事実を考慮してなされたもの
で、補充液の残量検出手段及び補充液の補充手段等の補
充液補充装置の作動を確認するための補充液補充装置の
作動確認方法及び補充液補充装置を提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
補充液補充装置の作動確認方法は、複数の補充液貯留タ
ンクから補充手段によって複数の処理槽へ一定比率で補
充液の供給を行う補充液補充装置の作動確認方法であっ
て、前記複数の補充液貯留タンクの各々に設けた所定残
量検出手段の少なくとも1つが所定レベルとなったこと
を検出した状態で前記補充手段を作動させたとき、他の
前記所定残量検出手段が該当補充液の残量が所定レベル
に達したことを検出したか否かによって前記補充手段の
作動状態を判断することを特徴とする。
【0011】本発明の請求項2に係る補充液補充装置
は、複数の補充液貯留タンクから補充手段によって処理
槽へ一定比率で補充液の供給を行う補充液補充装置であ
って、前記複数の補充液貯留タンクの各々に設けられ前
記補充液の残量が所定レベルに達したときに作動する所
定残量検出手段と、前記所定残量検出手段の少なくとも
一つが作動した状態で前記補充手段を作動させたのち他
の所定残量検出手段の少なくとも1つが非作動状態であ
ったときに告知手段によって告知する制御手段と、を有
することを特徴とする。
【0012】本発明の請求項3に係る補充液補充装置
は、請求項2の補充液補充装置であって、前記補充液貯
留タンクに前記補充液の充填が行われた状態で前記所定
残量検出手段の少なくとも一つが作動状態であったと
き、制御手段が前記告知手段を作動させることを特徴と
する。
【0013】
【作用】本発明に記載の補充液補充装置の作動確認方法
では、複数の補充液貯留タンク内の各補充液の残量が所
定量に達したことを所定残量検出手段によって検出す
る。各補充液貯留タンクには、各補充液が貯留されてお
り、補充手段は、各補充液貯留タンクの残液量が所定レ
ベル(例えば最低レベル)に同時に達するようにこれら
の補充液貯留タンクから一定比率で補充液を処理槽へ供
給する。すなわち、各補充液貯留タンク内の補充液の減
少率は一定であり、所定残量検出手段は、略同時に補充
液の残量が所定量(最低レベル)に達したことを検出す
る。
【0014】この場合、例えば2つの補充液貯留タンク
の最初の補充液量が同一であったときに、各補充液貯留
タンクからそれぞれの処理槽に1:1の比率で補充液を
補充することにより、この2つの補充液貯留タンク内の
補充液は同時に所定レベル(最低レベル)に達する。
【0015】ここで、補充装置が正常に作動していれば
所定残量検出手段の少なくとも1つが補充液の残量が所
定量に達したことを検出すると、他の補充液貯留タンク
内の補充液の量も略所定量に達していることになる。こ
の場合、補充手段(例えばポンプ)及び所定残量検出手
段(例えば液面センサ)の作動の許容範囲を考慮して、
この状態で補充手段を作動(例えば3回)させると、他
の補充液貯留タンクの補充液の残量も所定量に達するこ
とになる。
【0016】このとき、複数の補充液貯留タンクのうち
で補充液が所定量に達したことを検出しない所定残量検
出手段があったとき、補充液補充装置の何れに異常があ
ると判断することができる。すなわち、何れかの所定残
量検出手段の作動不良、又は、補充液貯留タンクから供
給される補充液の比率が一定でなかったことになり、補
充手段の作動に異常が生じていることを発見できる。
【0017】本発明の請求項2に記載の補充液補充装置
は、一定比率で補充液を貯留した補充液貯留タンクか
ら、補充手段によって一定比率で補充液を処理槽へ供給
する。このため、各補充液貯留タンク内の補充液が一定
の比率で減少し、略同時に補充液の残量が所定量(最低
レベル)に達する。
【0018】制御手段は、所定残量検出手段によって何
れかの補充液貯留タンク内の補充液の量が所定量未満と
なったことを検出すると、補充手段を作動させながら他
の所定残量検出手段が補充液の残量が所定量未満となっ
たことを検出したかを確認する。
【0019】これによって、全部の補充液貯留タンク内
の補充液の量が所定量未満となり、この状態を全ての所
定残量検出手段が検出していれば、各所定残量検出手段
及び補充手段の作動には問題がないと判断する。また、
残量検出手段の1つでも補充液の残量が所定量に達した
ことを検出しなかったときは(非作動状態)、いずれか
の所定残量検出手段又は補充手段の作動に異常があると
判断して告知手段を作動する。告知手段としては、表示
等によって行うものでもよく、また、表示と合わせて警
報等を発するようにしてもよく、より好ましい。
【0020】なお、制御手段としては、補充手段を作動
させて補充液を処理槽へ供給すると共に、所定残量検出
手段によって各補充液貯留タンク内の補充液の残量を確
認する。制御手段は、所定残量検出手段によって補充液
の残量が所定量未満となったことを検出すると、補充液
貯留タンクに補充液を追加する必要がある旨の表示等の
告知をする通常の制御を行う一般的な制御手段に本発明
の機能を合わせ持つようにしたものでよい。
【0021】本発明の請求項3に記載の補充液補充装置
では、制御手段が各補充液貯留タンクに補充液を補充し
た後、制御手段によって所定残量検出手段の作動を確認
する。各補充液貯留タンクに補充液が補充された状態で
は、所定残量検出手段は非作動状態であるが、このと
き、作動状態の所定残量検出手段があればその残量検出
手段が不良であることが判る。
【0022】
【実施例】図1には、本発明が適用された感光材料処理
装置である自動現像装置10が示されている。この自動
現像装置10は、感光材料としてフィルム20を現像、
定着、水洗処理したのち、乾燥処理して仕上げるもので
ある。
【0023】自動現像装置10は、機枠12内に処理液
処理部14及び乾燥部16が設けられている。処理液処
理部14は、内部にフィルム20の搬送方向(図1に示
す矢印A方向)に沿って、区画された現像槽22、定着
槽24及び水洗槽26を備え、また、現像槽22と定着
槽24の間、定着槽24と水洗槽26の間にリンス槽2
8、30を有する処理槽18を備えている。なお、自動
現像装置10では、処理槽18を樹脂の一体成形品とし
ている。
【0024】自動現像装置10の機枠12に形成された
フィルム20の挿入口32の近傍には、外方へ向けて突
設された挿入テーブル34を備え、また、挿入口32の
内方には、挿入テーブル34上に載置され挿入口32か
ら挿入されるフィルム20を引き入れる挿入ローラ36
が配設されている。なお、挿入テーブル34の代わりに
オートフィーダ等を設けてフィルム20を自動的に挿入
するようにしてもよい。
【0025】この挿入口32近傍には、挿入センサ94
が配設されており、自動現像装置10内へ挿入され処理
されるフィルム20を検出できるようになっている。ま
た、自動現像装置10では、挿入センサ94によってフ
ィルム20を検出することにより、フィルム20の処理
量を積算するようになっている。
【0026】現像槽22内には、現像液が収容されると
共に、図示しないモータによって駆動されてフィルム2
0を搬送する搬送ローラ38を有する現像ラック40が
現像液に浸漬されて配設されている。また、定着槽24
は定着液を収容し、水洗槽26は水洗水を収容してお
り、図示しないモータによって駆動される搬送ローラ4
2、44を備えた定着ラック46、水洗ラック48が各
々定着液、水洗水に浸漬されて配設されている。
【0027】現像槽22、定着槽24及び水洗槽26の
上方には、クロスオーバーラック50が配設されてい
る。このクロスオーバーラック50は、現像槽22、定
着槽24及び水洗槽26の上方に配置されたラック5
2、54、56によって構成されており、各々のラック
52、54、56の下面がガイドの役目を有すると共
に、各処理液が不要に外気と接触するのを防止するため
の浮蓋の役目も合わせ持っている。
【0028】クロスオーバーラック50には、複数のロ
ーラが備えられ、図示しない駆動源から伝達される駆動
力によって回転して、前記現像ラック40、定着ラック
46及び水洗ラック48のローラと共に一定速度でフィ
ルム20を搬送するようになっている。
【0029】現像槽22及び定着槽24の下流側に配置
されたリンス槽28、30には、リンス液(本実施例で
は水を使用)を貯留している。フィルム20及びローラ
60がリンス液で洗浄されることによって、上流側の槽
から下流側の槽への処理液の持ち込みを防止すると共
に、ローラ60に付着した処理液成分がフィルム20に
転写することによる処理ムラを防止している。
【0030】現像槽22の上方のラック52は、挿入ロ
ーラ36を備えていると共に、フィルム20を現像槽2
2から引き出すローラ58、リンス槽28に配置される
ローラ60を備えている。ローラ60の下側のローラ
は、リンス槽28内のリンス液に浸漬されており、ロー
ラ60の回転によってリンス槽28内のリンス液がロー
ラに持ち出されてローラ60及びフィルム20の表面に
付着している現像液を洗い流すようにしている。
【0031】定着槽24の上方のラック54は、定着槽
24からフィルム20を引き出すローラ58、リンス槽
30に配置されるローラ60を備えている。また、水洗
槽26の上方のラック56には、水洗槽26からフィル
ム20を引き出して搬送するローラ59、61を備えて
おり、ローラ59、61は、フィルム20に付着した水
洗水をスクイズする役目も有している。
【0032】また、処理槽18の下方には、熱交換器6
2が配設されており、現像槽22、定着槽24内の現像
液、定着液がそれぞれ熱交換器62へ送られ、熱交換さ
れた後に再び、現像槽22、定着槽24へ戻されるよう
になっており、これによって、現像槽22内の現像液、
定着槽24内の定着液が、フィルム20を最適状態に処
理する温度範囲に維持されている。
【0033】ここで、図面を参照して自動現像装置10
内の処理液の補充及び循環について説明する。
【0034】図1及び図2に示されるように、自動現像
装置10には、現像槽22、定着槽24の各々への補充
用の現像液、定着液となる現像補充原液及び定着補充原
液を貯留するストックタンク64、66が備えられてい
る。また、自動現像装置10には、現像補充原液と定着
補充原液が密封されたカートリッジ100を装填するカ
ートリッジ装填部102が設けられている(図1では図
示省略)。
【0035】図2及び図5に示されるように、自動現像
装置10で使用するカートリッジ100は内部が収容部
100A、100B、100Cの3室に仕切られてお
り、収容部100Aには定着補充原液、収容部100
B、100Cには2液に分けられた現像補充原液(原液
A、原液Bとする)が密封されている。ここで、2液に
分けられている現像補充原液は、カートリッジ100の
収容部100Cに収容されている原液Bは収容部100
B内の原液Aと比較して粘性の高い液体となっている。
【0036】図5に示されるように、カートリッジ10
0の各々の収容部の先端開口には、パッキン105を備
えたキャップ104が設けられており、このパッキン1
05を破いて開封すれば内部の現像補充原液及び定着補
充原液が流出するようになっている。
【0037】図2及び図3に示されるように、カートリ
ッジ装填部102には、カートリッジ受け106が備え
られており、カートリッジ100の各々のキャップ10
4に対応する穿孔刃108が配置されている。図4に示
されるように、カートリッジ受け106は、定着補充原
液を収容する収容部100Aに対応する回収皿172と
収容部100B、100Cに対応する回収皿170に区
画されている。また、回収皿170、172内には、カ
ートリッジ100のキャップ104に対向する穿孔刃1
08が配置されている。
【0038】カートリッジ100は、キャップ104が
略下方に向けられてカートリッジ装填部102のカート
リッジ受け106へ圧入されて装填される。これによっ
て、カートリッジ100のキャップ104に対向する穿
孔刃108がパッキン105を破くようになっている。
【0039】図4及び図5に示されるように、カートリ
ッジ受け102の回収皿170、172の各々には、カ
ートリッジ100から流出した現像補充原液、定着補充
原液をストックタンク64、66へ導くための導入口1
74、176が形成されており、各々の導入口174、
176には、一端がストックタンク64、66の各々の
内部に挿入されて開口された配管110、112の他端
が接続されている。
【0040】現像補充原液の原液Aと原液Bは、回収皿
170に流出されるようになっている。この回収皿17
0には、底板170Aが収容部100Bに対向する穿孔
刃108側より、収容部100Cに対向する穿孔刃10
8側の間が低位となるように傾斜して設けられ(図5に
示す)、また、収容部100Cに対向する穿孔刃108
の収容部100Bに対向する穿孔刃108と反対側に導
入口174が形成されている。このため、収容部100
Bから抽出した原液Aが収容部100Cに対向する穿孔
刃108近傍を流れて導入口174へ至るようになって
いる。
【0041】図6には、本実施例に適用した穿孔刃10
8を示している。この穿孔刃108は、一つの頂点が上
方へ向けられた側面形状が略三角形の歯部109を備
え、これらの歯部109を十字状の隙間を形成して配置
されている。この穿孔刃108がキャップ104のパッ
キン105を破いて、カートリッジ100の各収容部1
00A、100B、100C内に突出すると、各々の歯
部109の間から内部の定着補充原液、原液A及び原液
Bが回収皿170、172内へ流れ出すようになってい
る。
【0042】図3に示されるように、配管110のスト
ックタンク64側は、ストックタンク64内に挿入され
ており、挿入された配管110の先端は、ストックタン
ク64の内部側壁近傍に達している。このため、配管1
10内を流れてストックタンク64内に達した現像補充
原液は、配管110の開口から流れ出すと内部側壁に沿
って流下されるようになっている。このため、各々の原
液が配管110から流れ出してストックタンク64内に
収容されるとき、泡立つのを防止することができるよう
になっている。なお、ストックタンク66内に開口され
た配管112についても、定着補充原液が、ストックタ
ンク66の内部側壁に沿って流下されるようになってい
る(図示省略)。
【0043】現像補充原液を貯留するストックタンク6
4には、2液に分けられていた現像補充原液を攪拌して
均一に混合するための混合ポンプ114が設けられてお
り、カートリッジ100からストックタンク64に収容
された現像補充原液をストックタンク64内で均一に混
合している。この混合ポンプ114は、カートリッジ受
け106に現像補充原液及び、定着補充原液のカートリ
ッジ100が装填され、ストックタンク64、66内に
現像補充原液が充填されると、所定時間作動して、原液
Aと原液Bとに分けられていた現像補充原液をストック
タンク64内で循環させてムラなく混合するようにして
いる。
【0044】図1及び図3に示されるように、ストック
タンク64に貯留した現像補充原液を攪拌混合するため
の混合ポンプ114は、ストックタンク64の側面下部
に取り付けられている。この混合ポンプ114からの吐
出側配管115Bは、混合ポンプ114より上方でスト
ックタンク64内に開口している。また、混合ポンプ1
14の吸い込み側配管115Aは、吐出側配管115B
より上方の位置でストックタンク64内に開口してい
る。カートリッジ100を装填することによって、スト
ックタンク64内に供給される現像補充原液の液面レベ
ルは、この混合ポンプ114の吸い込み側配管115A
の開口位置よりも上方になるようになっている。
【0045】ストックタンク64、66には、各々のス
トックタンク64、66内の現像補充原液及び定着補充
原液の残量が所定レベルに達すると作動する所定残量検
出手段としての液面センサ156、158が配置されて
いる。液面センサ156、158としては、電極式等の
一般的な液面レベルセンサを使用することができる(本
実施例では一例として電極式を使用している)。これら
の液面センサ156、158は、自動現像装置10の制
御部98に接続されている。この制御部98は、自動現
像装置10の各部を制御するものであり、液面センサ1
56、158によって、現像補充原液ないし定着補充原
液の残量が所定量以下となったことを検出すると、告知
装置99によってオペレータに告知するようになってい
る。この告知の方法としては、警報ないし表示によって
行うことができる。この告知装置99の作動によってオ
ペレータが、現像補充原液及び定着補充原液の残量が所
定量以下となって、カートリッジ100を交換しなけれ
ばならないことを知ることができる。即ち、カートリッ
ジ100の交換タイミングを知ることができるようにな
っている。
【0046】本実施例では、後述する補充液補充機構に
よって現像補充原液と定着補充原液とが同一のタイミン
グで一定比率で現像槽22、定着槽24へ補充されるよ
うになっている。また、カートリッジ100からストッ
クタンク64、66へ供給される現像補充原液と定着補
充原液もこの比率に合っており、これによって、ストッ
クタンク64、66内の現像補充原液と定着補充原液と
が略同じタイミングで残量が所定量に達するようになっ
ている。
【0047】図2に示されるように、現像槽22、定着
槽24には、槽内の一部をフィルタ116によって区画
して混合槽118、120が形成されている。
【0048】混合槽118、120には、現像補充原液
及び定着補充原液を所定濃度に薄めるための希釈水を供
給する配管148A、148Bの一端が開口していると
共に、一端が各々ストックタンク64、66の底部近傍
に開口した配管122、124の他端が開口している。
【0049】これらの配管122、124の中間部に
は、補充ポンプ68、69が備えられており、補充ポン
プ68が作動することによって、ストックタンク64内
の現像補充原液が配管122を通って現像槽22の混合
槽118へ供給され、循環ポンプ69が作動することに
よって、ストックタンク66内の定着補充原液が配管1
24を通って定着槽24の混合槽120へ供給される。
なお、補充ポンプ68、69の作動に伴って、配管14
8A、148Bを介して後述する給水手段によって混合
槽118、120内に所定の比率で水(希釈水)を供給
するようになっている。
【0050】現像槽22、定着槽24の各々の上部は、
混合槽118、120の底部と配管126、128によ
って連通されており、各々の配管126、128の中間
部には、熱交換器62及び循環ポンプ130、132が
配設されており、循環ポンプ130の作動によって、混
合槽118内の現像液が配管126内に吸引され熱交換
器62を介して現像槽22内へ戻され、現像槽22内の
現像液が配管128内に吸引されフィルタ116を通過
して混合槽118へ至る現像液の循環がなされる。ま
た、循環ポンプ132の作動によって混合槽120内の
定着液が熱交換器62を介して定着槽24内に戻され、
定着槽24内の定着液がフィルタ116を介して混合槽
120へ至る定着液の循環がなされる。この現像液の循
環によって混合槽118内の現像補充原液と水が均一に
現像槽22内の現像液と混合され、定着液の循環によっ
て混合槽120内の定着補充原液と水が定着槽24内の
定着液と均一に混合される。
【0051】なお、現像槽22及び定着槽24へ現像補
充液及び定着補充液を供給することによって余剰となっ
た現像液、定着液は、図示しないオーバーフロー管によ
って廃液タンク(図示省略)へ排出されるようになって
いる。
【0052】現像槽22、定着槽24の底部には、一端
に排液バルブ70が設けられた配管134、136が開
口されており、排液バルブ70を開くことによって、現
像槽22内の現像液及び定着槽24内の定着液を機外へ
排出することができるようになっている。
【0053】この自動現像装置10では、フィルム20
の処理量に応じて、現像補充原液、定着補充原液及び所
定量の水を、現像槽、定着槽へ供給すると共に、供給す
る現像補充原液と定着補充原液の比率を一定にしてい
る。これによって、ストックタンク64、66内の現像
補充原液、定着補充原液とが略同時に所定の残量に達す
るようにし、現像補充原液と定着補充原液を同時に補充
することができるようにしている。これによって、自動
現像装置10では、現像補充原液と定着補充原液を同一
のカートリッジ100に収容して使用できるようにして
いる。
【0054】次に自動現像装置10内の給水について説
明する。自動現像装置10では、上水道からソレノイド
バルブ140を介して直接水道水を取り入れるようにし
ている。このソレノイドバルブ140が接続された配管
142は、水洗槽26の一部を仕切って形成した給水槽
144へ開口されており、自動現像装置10に取り入れ
た水道水をこの給水槽144へ供給している。
【0055】給水槽144の底部には、配管146の一
端が開口されている。配管146は、配管148と配管
150に分岐されており、配管148の中間部には、給
水ポンプ152が配設され、この給水ポンプ152の出
口側で配管148A、148Bに分岐されており、分岐
された配管148A、148Bは各々、現像槽22の混
合槽118、定着槽24の混合槽120の上方で開口さ
れている。また、配管150の中間部には、給水ポンプ
154が配設され、この給水ポンプ154の出口側で、
リンス槽28の上方に開口された配管150Aとリンス
槽30の上方に開口された配管150Bに分岐されてい
る。
【0056】したがって、給水ポンプ152の作動によ
って、給水槽144内の水が希釈水として現像槽22の
混合槽118、定着槽24の混合槽120へ供給され、
給水ポンプ154の作動によって、リンス液としてリン
ス槽28、30へ供給される。また、給水槽144内に
供給された水道水の一部は、水洗槽26内へ流れ込んで
水洗水として使用される。なお、リンス槽28、30へ
給水されることによって余剰となった水は、図示しない
オーバーフロー管によって廃液タンク(図示省略)へ排
出されるようになっている。また、水洗槽26からオー
バーフローした水は、熱交換器62の冷却用に使用した
後に排出し、水を効率良く使用するようにしている。
【0057】なお、自動現像装置10内に貯水タンクを
設けて、この貯水タンクに貯留した水を給水槽144へ
供給するようにしてもよく、また、この貯留タンクから
各槽へ給水するようにしてもよい。
【0058】図1に示されるように、処理液処理部14
内で各処理槽内を搬送されて処理されたフィルム20
は、クロスオーバーラック50のローラ61によって処
理液処理部14に隣接された乾燥部16内へ送り込まれ
る。
【0059】乾燥部16内には、複数のローラ対72よ
って、略水平状態でフィルム20を搬送する搬送路が形
成され、下流部のローラ74とガイド76によって略下
方へ向けられ、機枠12に形成された排出口78から受
け箱80内へ排出されるようになっている。
【0060】また、乾燥部16には、フィルム20の搬
送路を挟んで上下に複数の赤外線ヒータ82が配置され
ている。各々の赤外線ヒータ82は、長手方向がフィル
ム20の搬送幅方向に沿って配置され、フィルム20の
搬送路側には、ステンレスワイヤ等によって形成された
ガイド84がフィルム20の幅方向に沿って設けられ、
搬送路と反対側には、反射鏡86が配設されている。こ
のため、赤外線ヒータ82から輻射された熱は、反射鏡
86によって効率良くガイド84の間からフィルム20
の表面へ向けられ、この輻射熱によって、フィルム20
を加熱して乾燥するようになっている。
【0061】乾燥部16には、赤外線ヒータ82に隣接
してファン88が配設されている。これらのファン88
は、機外の空気を乾燥風として吸い込んで、フィルム2
0の表面へ向けて噴出するようになっている。この乾燥
風によって、フィルム20から蒸発した水分がフィルム
20の表面近傍から除去すると共に、赤外線ヒータ82
によって加熱されたフィルム20の表面温度を所定の範
囲に維持するようにしている。
【0062】また、ローラ74、ガイド76の近傍に
は、フィルム20の搬送路を挟んで吹出パイプ90が配
設されており、この吹出パイプ90には、乾燥部16の
下部に配置されたファン92から機外の空気が乾燥風と
して供給される。吹出パイプ90は、この乾燥風をフィ
ルム20へ向けて吐出して、ローラ74、ガイド76の
間を搬送されるフィルム20の表面近傍の湿度の高い空
気を除去して、フィルム20の乾燥を促進するようにし
ている。
【0063】次に、本実施例の作用を説明する。自動現
像装置10では、挿入口32からフィルム20が挿入さ
れると、フィルム20は挿入ローラ36によって装置内
へ引き入れられて現像槽22内へ送り込まれる。このフ
ィルム20は、現像ラック40によって現像液に浸漬さ
れながら搬送されてリンス槽28へ送り出され、このリ
ンス槽28内でローラ60及びフィルム20の表面に付
着した現像液が洗い流される。
【0064】フィルム20は、リンス槽28から定着槽
24内へ搬送され、定着ラック46によって定着液に浸
漬されながら搬送され、リンス槽30でローラ60及び
フィルム20の表面の定着液が洗い流される。
【0065】現像処理、定着処理の終了したフィルム2
0は、水洗ラック48によって水洗水中を搬送されなが
ら水洗され、クロスオーバーラック50のラック56に
設けたローラ58、61によって、表面に付着した水洗
水を絞り取られながら処理液処理部14から乾燥部16
へ送り込まれる。
【0066】乾燥部16では、ローラ対72によってフ
ィルム20を搬送しながら、赤外線ヒータ82によって
加熱して、フィルム20を乾燥する。乾燥されたフィル
ム20は、ローラ74及びガイド84によって排出口7
8へ向けて搬送され、受け箱80へ排出される。
【0067】この自動現像装置10では、フィルム20
の処理に伴って、現像槽22及び定着槽24内で現像
液、定着液の循環を行うと共に、ストックタンク64、
66から現像補充原液、定着補充原液が供給されると共
に、給水ポンプ152の作動によって希釈水が供給され
て、現像液及び定着液の補充が行われる。
【0068】現像補充原液及び定着補充原液が現像槽2
2及び定着槽24へ供給されることによって、ストック
タンク64、66内の現像補充原液及び定着補充原液が
減少する。ストックタンク64、66内の現像補充原液
及び定着補充原液は、略同時に規定残量に達するように
なっている。
【0069】図8には、ストックタンク64、66内の
現像補充原液及び定着補充原液の残量を検出するための
フローチャートが示されている。また、図9には、カー
トリッジ100を交換したのちの液面センサ156、1
58の作動を確認するためのフローチャートが示されて
いる。これらのフローチャートは、制御部98での自動
現像装置10の作動の制御の流れの中で随時行われる。
【0070】先ず、図8に示すフローチャートにしたが
って、ストックタンク64、66内の現像補充原液及び
定着補充原液の残量検出について説明する。
【0071】ステップ200では、液面センサ156に
よってストックタンク64内の現像補充原液の残量が所
定レベル(例えば最低レベル)に達したかを検出してい
る。現像補充原液の残量が所定レベルに達していない場
合、ステップ202へ移行してストックタンク66内の
現像補充原液の残量が所定レベルに達したかを所定残量
検出手段としての液面センサ158によって確認してお
り、定着補充原液も所定レベルに達していないときはリ
ターンされ、定着補充原液の残量が所定レベルに達して
いたときは、ステップ204へ移行して、告知装置99
によって定着補充原液の残量が不足している旨の告知を
行う。
【0072】ステップ200で現像補充原液の残量が所
定レベルに達していたときは、ステップ206へ移行し
てストックタンク66内の定着補充原液の残量が所定レ
ベルに達しているかを確認する。これによって、ストッ
クタンク66内の定着補充原液の残量が所定レベルに達
していたときは、ステップ208へ移行して、告知装置
99によって現像補充原液、定着補充原液の残量が共に
所定レベルに達し、カートリッジ100を交換して現像
補充原液及び定着補充原液の供給を促す。
【0073】また、ステップ206で定着補充原液の残
量が所定のレベルに達していないと確認されたときは、
ステップ210へ移行して、告知装置99によって現像
補充原液の残量が所定レベルに達したことを告知する。
【0074】ステップ204、210によって、現像補
充原液または定着補充原液の何れか一方の残量のみが所
定レベルに達したときは、ステップ212へ移行して、
現像補充原液、定着補充原液の補充回数をカウントする
カウンタNをリセットし、ステップ214へ移行して、
補充ポンプ68、69が作動したか否かを検出する。補
充ポンプ68、69が作動したときは、カウンタNをイ
ンクリメント(ステップ216)した後、ステップ21
8、220によって、現像補充原液と定着補充原液の各
々の残量が共に所定レベルに達しているかを液面センサ
156、158によって確認する。現像補充原液と定着
補充原液の双方の残量が所定レベルに達したことを検出
した場合のみステップ208へ移行し、何れか一方のみ
であったときは、ステップ222へ移行して、カウンタ
Nによってステップ214からステップ220の試行回
数が所定回数に達したかを確認している。
【0075】本実施例では、現像補充原液と定着補充原
液を同時に一定比率で現像槽22、定着槽24へ供給す
るようにし、現像補充液と定着補充液をこの比率に応じ
てストックタンク64、66に貯留するようにしている
ため、現像補充原液と定着補充原液の残量が略同時に所
定レベルとなるようになっているが、補充ポンプ68、
69及び液面センサ156、158の作動の許容範囲を
考慮して、試行回数を3回としているが、これに限定す
るものではなく、試行回数は2回であってもよく4回以
上であってもよい。
【0076】この場合、例えばストックタンク64、6
6に最初に貯留される現像補充液と定着補充液の比率
が、2:1であれば、ポンプ68の吐出量とポンプ69
の吐出量を略2:1に設定し、ほぼ同時にストックタン
ク64、66の残液量が最低レベルに達することにな
る。
【0077】ステップ222で試行回数が規定回数に達
しても、現像補充原液と定着補充原液の双方の残量が所
定レベルに達していないと検出されたときは、ステップ
224へ移行して、告知装置99によって警報を発す
る。現像補充原液と定着補充原液の双方の残量が略同時
に規定レベルに達しない場合、液面センサ156、15
8の不良、補充ポンプ68、69の何れかの作動不良、
配管122、124の目詰まり等の補充系統の不良が想
定されるため、制御部98では、告知装置99によって
告知して作業員に知らせ、装置の確認を促す。
【0078】図9には、カートリッジ100を交換した
ときに、液面センサ156、158の作動を確認するた
のめフローチャートが示されている。
【0079】まず、ステップ230では、カートリッジ
100の交換が行われたか否かを確認して、カートリッ
ジ100の交換が行われ、現像補充原液及び定着補充原
液が各々ストックタンク64、66へ供給されたときの
み、ステップ232へ移行する。
【0080】ステップ232では、液面センサ156が
現像補充原液の残量が所定レベル以上であるかを確認
し、ステップ234では、定着補充原液の残量が所定レ
ベル以上であることを確認した後、ステップ236へ移
行して、告知装置99で現像補充液ないし定着補充液の
残量不足が表示されているときは、この表示を解除す
る。
【0081】また、ステップ232、234で液面セン
サ156、158の何れが残量が所定レベル以下である
と検出した場合、ステップ238へ移行して告知装置9
9によって警報を発する。
【0082】カートリッジ100を交換した場合、一定
比率で現像補充原液と定着補充原液がストックタンク6
4、66へ供給される。このため、液面センサ156、
158が正常に作動している場合、何れかの補充原液の
残量が所定レベル以下であると検出されることはなく、
これによって、その液面センサ156ないし液面センサ
158の作動不良の恐れがあり、この旨を告知装置99
によって作業員に告知している。
【0083】このように、現像補充液原液の液面レベル
を検出する液面センサ156と定着補充原液の液面レベ
ルを検出する液面センサ158の検出結果を比較するこ
とにより、自動現像装置10内での補充機構を自己判断
して異常を検出することができる。これによって、現像
槽22内の現像液、及び定着槽24内の定着液を所定の
処理能力に維持して、フィルム20を一定の品質で仕上
げることができる。
【0084】つぎに、カートリッジ100を交換して現
像補充原液及び定着補充原液を各々ストックタンク6
4、66に供給する機構について説明する。
【0085】カートリッジ100は、空になったカート
リッジ100をカートリッジ装填部102のカートリッ
ジ受け106から引き抜いた後に、キャップ104を下
方へ向けてカートリッジ受け106へ挿入すして装填す
る。これによって、カートリッジ受け106内に設けら
れた穿孔刃108がキャップ104のパッキン105を
破いて、各穿孔刃108の先端部を収容部100A、1
00B、100C内へ挿入する。これによって各穿孔刃
108の歯部109の間から現像補充原液の原液Aと原
液Bが、回収皿170内に流れ出し、定着補充原液が回
収皿172へ流れ出す。回収皿172へ流れ出した定着
補充原液は、導入口176から配管112を通ってスト
ックタンク66へ流れ込む。
【0086】また、回収皿170へ流れ出した現像補充
液の原液Aは、回収皿170の底板170Aの傾斜によ
って原液Bが収容されている収容部100Cに対向した
穿孔刃108の近傍へ流れて導入口174へ向かう。こ
のとき、収容部100Cからは、粘性のが高く、流動性
の比較的低い原液Bが穿孔刃108の歯部109に沿っ
て流れ出すため、原液Aは、収容部100Cに対向する
穿孔刃108の近傍を通過するときに、この穿孔刃10
8の歯部109に付着している原液Bを洗い落とすよう
にして導入口174へ向けて流れる。これによって、現
像補充原液は、原液Aに原液Bが流されるようにして混
じり導入口174に達し、この導入口から配管110を
通ってストックタンク64内に流れ込む。また、配管1
10はストックタンク64の内部側壁近傍に開口してい
るため、原液Aと原液Bの混じった現像補充原液がこの
ストックタンク64の内部側壁を伝って泡立つことなく
流れ落ちてストックタンク64内に貯留される。ストッ
クタンク64内で泡立った現像補充原液を現像槽22へ
供給するとき、この現像補充原液の泡が配管122内に
入り込んだ場合、エアーロックによって補充ポンプ68
によって現像補充原液を現像槽22へ供給することがで
きなくなる等の補充系統のトラブルを未然に防止するこ
とができる。
【0087】カートリッジ受け106の回収皿170内
で、流動性の高い原液Aを流動性の低い原液Bが流れ出
す近傍を通過させ、原液Aによって原液Bを流すように
しているため、流動性の低い原液Bをも確実にストック
タンク64内に収容させることができる。これにより流
動性の低い原液が回収皿170の穿孔刃108近傍に残
留することがなく、現像補充原液の原液Aと原液Bとの
混合比率を所定の割合に維持することができる。また、
原液Aと原液Bとの粘度に差があっても予め混合した状
態でストックタンク64内に収容することができ、スト
ックタンク64内で混合ポンプ114を作動させて容易
に混合することができると共に、均一な混合状態を得る
ことができる。
【0088】すなわち、粘性の異なる液体を混合する混
合ポンプ114を用いて混合する場合、ある程度これら
の液体が混じっていないと完全に混合するのに時間がか
かったり混合が十分できなかったりするが、ストックタ
ンク64に収容するときに、粘度の高い原液Bを粘度の
低い原液Aによって流すようにし、ストックタンク64
へ収容するまでに原液Aと原液Bを混合することによ
り、ストックタンク64内での混合が容易となり、原液
Aと原液Bが均一に混合した状態の現像補充原液を得る
ことができる。
【0089】なお、カートリッジ受け106に設ける穿
孔刃としては、例えば、図7A及び図7Bに示す穿孔刃
180が適用可能である。この穿孔刃180は、略円筒
状で、軸方向の一端面が軸線に対して傾斜され、軸方向
に沿ってスリット状の切欠182によって分割された歯
部184が形成されている。この穿孔刃180は、外周
部に接合された複数のリブ186によって底板から浮か
せて取り付けられており、穿孔刃180の下側(各図の
上下方向の下側)に空間が形成されている。
【0090】図7Bで示すように、この穿孔刃180
は、先端が突出してしているため、キャップ104に設
けられたパッキン105を破くときに、力がこの突出し
た先端に集中するため、小さい力で簡単にパッキン10
5を破くことができ、複数のキャップ104のパッキン
105を備えたカートリッジ100であっても、小さい
挿入力で簡単に各パッキン105を略同時に破くことが
できる。
【0091】また、本実施例では、ストックタンク64
にストックタンク64内の現像補充原液を攪拌するため
の混合ポンプ114を設け、吸い込み側配管115Aを
スットクタンク64上部で開口している。このストック
タンク64内の現像補充原液が減少して液面レベルが下
降するが、混合ポンプ114の吸い込み側配管115A
が吐出側配管115Bより上方に開口され、かつ、配管
115A及び配管115Bが共に混合ポンプ114より
上方に開口されているため、混合ポンプ114内が空と
なることがなく、混合ポンプ114内に現像補充原液中
の成分が析出するのを防止することができる。
【0092】この混合ポンプ114は、ストックタンク
64に取り付けられているため、ストックタンク64の
メンテナンスを行うとき、混合ポンプ114を取り外す
ことなく、ストックタンク64を装置内から取り出すこ
とができ、不必要な配管の取外し及び取り付けを行うこ
とがなく、メンテナンス性が容易となっている。また、
ストックタンク64と混合ポンプ114との間の吸い込
み側配管115A及び吐出側配管115Bの双方を短く
することができ、各々の配管内に気泡が溜まるのを防止
できるため、特に吸い込み側配管115A内に入り込ん
だ気泡によって生じるエアーロックによる混合ポンプ1
14の作動不良が防止できる。
【0093】なお、本実施例では、カートリッジ受け1
06の回収皿170の底板170Aを傾斜させて、回収
皿170に流れ出した原液Aを原液Bが流れ出す方向へ
案内しているが、これと共に、少なくとも回収皿170
に流れ出した原液Bを穿孔刃108の近傍で拡散させ
て、この拡散された原液Bを原液Aによって流すように
すればより良好な状態で原液Aと原液Bを混合させてス
トックタンク64へ流し込むことができる。
【0094】なお、本実施例では、感光材料としてフィ
ルム20を適用し、感光材料処理装置としてフィルム2
0を処理する自動現像装置10を適用したが、本発明が
適用される感光材料処理装置及びこの装置によって処理
される感光材料を限定するものではなく、他の感光材料
を処理する感光材料処理装置に適用することができる。
【0095】また、本実施例では、2つに分けられた現
像補充原液を用いて説明したが、3つ以上に分けられた
液体を混合しながら同一のタンクに収容するためのカー
トリッジ受けに適用することが勿論可能である。このと
き、比較的流動性の高い液体を流動性の低い液体近傍へ
流し、流動性の低い液体を比較的流動性の高い液体で流
すようにすればよい。
【0096】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明の補充液補充
装置の作動確認方法は、各補充液貯留タンクの所定残量
検出手段を用いて補充液補充装置の異常を簡単に検出す
ることができる。
【0097】また、本発明に係る補充液補充装置は、補
充液を補充液貯留タンクに補充したときに各補充液貯留
タンクの所定残量検出手段の作動を確認することができ
る。さらに、補充手段によって補充液を処理槽へ供給
し、所定残量検出手段によって補充液貯留タンク内の残
量を検出するとき、各所定残量検出手段の作動状態を相
互に確認することによって、簡単に所定残量検出手段及
び補充手段の作動状態を自己判断するこができる。
【0098】これに加えて、各処理槽には、常に一定性
能の処理液が貯留されるため、感光材料を一定の品質で
仕上げることができる優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る自動現像装置を示す概略構成図
である。
【図2】本実施例に係る自動現像装置の概略配管系統図
である。
【図3】自動現像装置のカートリッジ装填部近傍を示す
概略側面図でる。
【図4】カートリッジ受けの概略平面図である。
【図5】図4の5−5線に沿った概略断面図である。
【図6】穿孔刃を示す斜視図である。
【図7】(A)は穿孔刃の変形例を示す斜視図、(B)
は(A)に示す穿孔刃の側面図である。
【図8】補充用原液の残量を検出するためのフローチャ
ートである。
【図9】補充用原液を補充した後に液面センサによって
確認するためのフローチャートである。
【符号の説明】
10 自動現像装置 14 処理液処理部 16 乾燥部 22 現像槽(処理槽) 24 定着槽(処理槽) 20 フィルム 64、66 ストックタンク(補充液貯留タンク) 68、69 補充ポンプ(補充手段) 98 制御部(制御手段) 99 告知装置(告知手段) 100 カートリッジ 122、124 配管(補充手段) 156、158 液面センサ(所定残量検出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 晋宏 神奈川県南足柄市竹松1250番地 富士機器 工業株式会社内 (72)発明者 松永 聡 神奈川県南足柄市竹松1250番地 富士機器 工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の補充液貯留タンクから補充手段に
    よって複数の処理槽へ一定比率で補充液の供給を行う補
    充液補充装置の作動確認方法であって、前記複数の補充
    液貯留タンクの各々に設けた所定残量検出手段の少なく
    とも1つが所定レベルとなったことを検出した状態で前
    記補充手段を作動させたとき、他の前記所定残量検出手
    段が該当補充液の残量が所定レベルに達したことを検出
    したか否かによって前記補充手段の作動状態を判断する
    ことを特徴とする補充液補充装置の作動確認方法。
  2. 【請求項2】 複数の補充液貯留タンクから補充手段に
    よって処理槽へ一定比率で補充液の供給を行う補充液補
    充装置であって、前記複数の補充液貯留タンクの各々に
    設けられ前記補充液の残量が所定レベルに達したときに
    作動する所定残量検出手段と、前記所定残量検出手段の
    少なくとも一つが作動した状態で前記補充手段を作動さ
    せたのち他の所定残量検出手段の少なくとも1つが非作
    動状態であったときに告知手段によって告知する制御手
    段と、を有することを特徴とする補充液補充装置。
  3. 【請求項3】 前記補充液貯留タンクに前記補充液の充
    填が行われた状態で前記所定残量検出手段の少なくとも
    一つが作動状態であったとき、制御手段が前記告知手段
    を作動させることを特徴とする請求項2の補充液補充装
    置。
JP27891792A 1992-10-16 1992-10-16 補充液補充装置の作動確認方法及び補充液補充装置 Pending JPH06130623A (ja)

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JP27891792A JPH06130623A (ja) 1992-10-16 1992-10-16 補充液補充装置の作動確認方法及び補充液補充装置

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JP27891792A JPH06130623A (ja) 1992-10-16 1992-10-16 補充液補充装置の作動確認方法及び補充液補充装置

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