JPH06130862A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH06130862A
JPH06130862A JP28293192A JP28293192A JPH06130862A JP H06130862 A JPH06130862 A JP H06130862A JP 28293192 A JP28293192 A JP 28293192A JP 28293192 A JP28293192 A JP 28293192A JP H06130862 A JPH06130862 A JP H06130862A
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reversible thermosensitive
thermosensitive recording
recording film
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Masahito Otani
雅人 大谷
Tomoshi Harada
知史 原田
Satoshi Muramatsu
智 村松
Nobuyuki Iwata
信之 岩田
Yasuhiro Sagawa
泰博 佐川
Hideki Tobinaga
秀樹 飛永
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  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Combination Of More Than One Step In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】専用の大掛かりな作像手段を付加せず、既存の
普通紙シートへの作像を行なう電子写真プロセスを利用
して可逆性感熱記録フィルムへの作像を可能とした、コ
ストや装置容積の増加、及び、画像形成制御系の複雑化
を抑制できる可逆性感熱記録フィルムの画像形成装置を
提供する。 【構成】普通紙シートへ画像を記録するPPモードと上
記可逆性感熱記録フィルムへ画像を記録するTCモード
とを選択するための記録モード選択手段を有し、この記
録モード選択手段によってPPモードを選択した場合に
は、普通紙シートを給紙搬送して、感光体10への書き
込み、トナー現像、普通紙シートへのトナー転写、トナ
ー定着までの一連の動作を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、あるいは、プリンター等の電子写真プロセスによる
普通紙シートと可逆性感熱記録フィルムとの画像記録に
兼用可能な画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、森林資源をはじめとする地球環境
の保護が多方面の産業分野で大きな課題の一つとなって
いる。OA機器業界においても、複写機等の画像形成装
置に用いられる記録シートの再利用が、この環境保護対
策の一環として着実に実行されている。現在実施されて
いる記録シートの再利用方法は、使用済みの記録シート
をまとめて回収し、製紙工場等の再処理プラントで化学
処理を施して、再生紙を生産することが一般的である。
但し、このような化学処理方法では、再処理回数に物理
的な限界(繊維分解の進行)が存在し、再処理する際に
ある程度の新しい木材を必要としている。
【0003】一方、記録シートの他の再利用方法とし
て、書換えが可能であり、何度でも反復使用が可能な記
録材料、詳しくは、所定の温度に加熱することにより初
期化される再利用可能な記録材料(以下、可逆性感熱記
録フィルム;TCフィルムと称す)を用いた方法が、そ
の取扱の簡便さから種々の検討提案がなされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前述した従
来技術のうち、再利用が可能なTCフィルムに関して検
討するものである。ところで、前記従来のTCフィルム
への画像形成方法は、すべて発熱手段(サーマルヘッ
ド)をフィルム面上へ直接接触させて画像情報を記録す
るように構成されていた。また、このTCフィルムの用
途は様々に考えられているが、一般に広く普及し、且
つ、その紙の使用量が膨大であり、用紙の再利用の効果
が大きく期待されている複写機、レーザーファクシミ
リ、あるいは、レーザービームプリンタ等の画像形成装
置においては、このTCフィルムを適用可能とした装置
が未だ実用化されていない。これは、従来の画像形成装
置では、通常、その画像形成方法として電子写真プロセ
スを用いているため、この種の画像形成装置にTCフィ
ルムを適用可能とするためには、従来の電子写真プロセ
ス手段以外に、TCフィルム専用の画像形成手段(例え
ば、発熱手段、搬送手段、制御手段等)を新たに設けな
ければならない点にある。すなわち、このようなTCフ
ィルム専用の画像形成手段を付加した構成の画像形成装
置は、言い換えれば、従来の複写機等にTCフィルムの
作像装置を単に組み合わせた程度の装置であり、特別な
技術的困難性は認められないが、その装置全体から見れ
ば、大幅なコストの増加、大型化、及び、画像形成制御
系の複雑化を招くことは必至であり、また、その可逆性
感熱記録フィルム専用に大掛かりな作業手順の付加を必
要とする点が未だに実用化されない原因と考えられる。
【0005】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であって、その目的は、可逆性感熱記録フィルム専用に
大掛かりな作業手順を付加することなく、従来の普通紙
シートへの作像を行なう電子写真プロセスを用いて可逆
性感熱記録フィルムへの作像も可能となし、且つ、コス
ト増加の抑制、装置容積及び制御構成の現状維持を図る
ことのできる画像形成装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するために、感光体に画像情報を静電潜像として書
き込む潜像書き込み手段と、上記感光体上に形成された
静電潜像をトナーにより顕像化する現像手段と、画像記
録用の普通紙シートを画像形成部へ給紙搬送する給紙搬
送手段と、上記画像形成部に給紙搬送された普通紙シー
ト上に上記感光体上に形成されたトナー像を転写する転
写手段と、転写されたトナー像を普通紙シート上に定着
させる定着手段とを有し、所定の温度に加熱することに
より初期化される再利用可能な可逆性感熱記録フィルム
を上記給紙搬送手段により上記画像形成部へ給紙搬送し
て、この可逆性感熱記録フィルム上に上記潜像書き込み
手段及び上記現像手段によって上記感光体上に形成され
たトナー像を上記転写手段により転写するとともに、ト
ナー像の転写された可逆性感熱記録フィルムを照射して
転写されたトナー像を加熱させる照射手段により可逆性
感熱記録フィルム上に画像を形成し、この画像形成後、
上記可逆性感熱記録フィルムに坦持されているトナーを
トナー除去手段によりフィルム面上から除去する構成の
画像形成装置において、上記普通紙シートへ画像を記録
するPPモードと上記可逆性感熱記録フィルムへ画像を
記録するTCモードとを選択するための記録モード選択
手段を有し、この記録モード選択手段によってPPモー
ドが選択された場合には、普通紙シートを給紙搬送し
て、上記感光体への書き込み、トナー現像、普通紙シー
トへのトナー転写、トナー定着までの一連の動作を行な
う構成とする。
【0007】また、本発明は、上述の課題を解決するた
めに、感光体に画像情報を静電潜像として書き込む潜像
書き込み手段と、上記感光体上に形成された静電潜像を
トナーにより顕像化する現像手段と、画像記録用の普通
紙シートを画像形成部へ給紙搬送する給紙搬送手段と、
上記画像形成部に給紙搬送された普通紙シート上に上記
感光体上に形成されたトナー像を転写する転写手段と、
転写されたトナー像を普通紙シート上に定着させる定着
手段とを有し、所定の温度に加熱することにより初期化
される再利用可能な可逆性感熱記録フィルムを上記給紙
搬送手段により上記画像形成部へ給紙搬送して、この可
逆性感熱記録フィルム上に上記潜像書き込み手段及び上
記現像手段によって上記感光体上に形成されたトナー像
を上記転写手段により転写するとともに、トナー像の転
写された可逆性感熱記録フィルムを照射して転写された
トナー像を加熱させる照射手段により可逆性感熱記録フ
ィルム上に画像を形成し、この画像形成後、上記可逆性
感熱記録フィルムに坦持されているトナーをトナー除去
手段によりフィルム面上から除去する構成の画像形成装
置において、上記普通紙シートへ画像を記録するPPモ
ードと上記可逆性感熱記録フィルムへ画像を記録するT
Cモードとを選択するための記録モード選択手段を有
し、この記録モード選択手段によってTCモードが選択
された場合には、可逆性感熱記録フィルムを給紙搬送し
て、上記感光体への書き込み、トナー現像、可逆性感熱
記録フィルムへのトナー転写、照射、トナー除去までの
一連の動作を行なう構成とする。
【0008】更に、本発明は、上述の課題を解決するた
めに、感光体に画像情報を静電潜像として書き込む潜像
書き込み手段と、上記感光体上に形成された静電潜像を
トナーにより顕像化する現像手段と、画像記録用の普通
紙シートを画像形成部へ給紙搬送する給紙搬送手段と、
上記画像形成部に給紙搬送された普通紙シート上に上記
感光体上に形成されたトナー像を転写する転写手段と、
転写されたトナー像を普通紙シート上に定着させる定着
手段とを有し、所定の温度に加熱することにより初期化
される再利用可能な可逆性感熱記録フィルムを上記給紙
搬送手段により上記画像形成部へ給紙搬送して、この可
逆性感熱記録フィルムを発熱手段により初期化し、この
初期化された可逆性感熱記録フィルム上に上記潜像書き
込み手段及び上記現像手段によって上記感光体上に形成
されたトナー像を上記転写手段により転写するととも
に、トナー像の転写された可逆性感熱記録フィルムを照
射して転写されたトナー像を加熱させる照射手段により
可逆性感熱記録フィルム上に画像を形成し、この画像形
成後、上記可逆性感熱記録フィルムに坦持されているト
ナーをトナー除去手段によりフィルム面上から除去する
構成の画像形成装置において、上記普通紙シートへ画像
を記録するPPモードと上記可逆性感熱記録フィルムへ
画像を記録するTCモードとを選択するための記録モー
ド選択手段を有し、この記録モード選択手段によってT
Cモードが選択された場合には、可逆性感熱記録フィル
ムを給紙搬送して、上記感光体への書き込み、トナー現
像、可逆性感熱記録フィルムの初期化、可逆性感熱記録
フィルムへのトナー転写、照射、トナー除去までの一連
の動作を行なう構成とする。
【0009】更に、本発明は、上述の課題を解決するた
めに、感光体に画像情報を静電潜像として書き込む潜像
書き込み手段と、上記感光体上に形成された静電潜像を
トナーにより顕像化する現像手段と、画像記録用の普通
紙シートを画像形成部へ給紙搬送する給紙搬送手段と、
上記画像形成部に給紙搬送された普通紙シート上に上記
感光体上に形成されたトナー像を転写する転写手段と、
転写されたトナー像を普通紙シート上に定着させる定着
手段とを有し、所定の温度に加熱することにより初期化
される再利用可能な可逆性感熱記録フィルムを上記給紙
搬送手段により上記画像形成部へ給紙搬送して、この可
逆性感熱記録フィルム上に上記潜像書き込み手段及び上
記現像手段によって上記感光体上に形成されたトナー像
を上記転写手段により転写するとともに、トナー像の転
写された可逆性感熱記録フィルムを照射して転写された
トナー像を加熱させる照射手段により可逆性感熱記録フ
ィルム上に画像を形成し、この画像形成後、上記可逆性
感熱記録フィルムに坦持されているトナーをトナー除去
手段によりフィルム面上から除去する構成の画像形成装
置において、使用済み可逆性感熱記録フィルムの記録済
み画像の消去を選択する初期化選択手段と、記録紙を手
差しするための手差しトレイと、この手差しトレイ上の
記録紙を検知する記録紙検知手段と、上記定着手段の発
熱温度を検知する定着温度検知手段とを有し、上記記録
紙検知手段により上記手差しトレイ上に記録紙のあるこ
とが検知され、上記初期化選択手段により使用済みの可
逆性感熱記録フィルムの記録済み画像を消去するモード
が選択された場合には、上記書き込み手段による感光体
への書き込み、上記現像手段による現像、上記転写手段
による転写を行なわずに上記定着手段を加熱し、この定
着手段が規定の設定温度に加熱されたことを上記定着温
度検知手段により検知して、使用済みの可逆性感熱記録
フィルムを上記手差しトレイから上記定着手段へと給紙
搬送し、この使用済みの可逆性感熱記録フィルムの使用
済み画像を上記定着手段の熱により消去して排紙トレイ
へ排紙する構成とする。
【0010】更に、本発明は、上述の課題を解決するた
めに、感光体に画像情報を静電潜像として書き込む潜像
書き込み手段と、上記感光体上に形成された静電潜像を
トナーにより顕像化する現像手段と、画像記録用の普通
紙シートを画像形成部へ給紙搬送する給紙搬送手段と、
上記画像形成部に給紙搬送された普通紙シート上に上記
感光体上に形成されたトナー像を転写する転写手段と、
転写されたトナー像を普通紙シート上に定着させる定着
手段とを有し、所定の温度に加熱することにより初期化
される再利用可能な可逆性感熱記録フィルムを上記給紙
搬送手段により上記画像形成部へ給紙搬送して、この可
逆性感熱記録フィルム上に上記潜像書き込み手段及び上
記現像手段によって上記感光体上に形成されたトナー像
を上記転写手段により転写するとともに、トナー像の転
写された可逆性感熱記録フィルムを照射して転写された
トナー像を加熱させる照射手段により可逆性感熱記録フ
ィルム上に画像を形成し、この画像形成後、上記可逆性
感熱記録フィルムに坦持されているトナーをトナー除去
手段によりフィルム面上から除去する構成の画像形成装
置において、使用済み可逆性感熱記録フィルムの記録済
み画像の消去を選択する初期化選択手段と、可逆性感熱
記録フィルムのみが収容される可逆性感熱記録フィルム
専用給紙トレイと、この可逆性感熱記録フィルム専用給
紙トレイ内の記録紙を検知する記録紙検知手段と、上記
定着手段の発熱温度を検知する定着温度検知手段とを有
し、上記初期化選択手段により使用済みの可逆性感熱記
録フィルムの記録済み画像を消去するモードが選択され
た場合には、上記書き込み手段による感光体への書き込
み、上記現像手段による現像、上記転写手段による転写
を行なわずに上記定着手段を加熱し、この定着手段が規
定の設定温度に加熱されたことを上記定着温度検知手段
により検知して、使用済みの可逆性感熱記録フィルムを
上記可逆性感熱記録フィルム専用給紙トレイから上記定
着手段へと給紙搬送し、この使用済みの可逆性感熱記録
フィルムの使用済み画像を上記定着手段の熱により消去
して排紙トレイへ排紙する構成とする。
【0011】更に、本発明は、上述の課題を解決するた
めに、感光体に画像情報を静電潜像として書き込む潜像
書き込み手段と、上記感光体上に形成された静電潜像を
トナーにより顕像化する現像手段と、画像記録用の普通
紙シートを画像形成部へ給紙搬送する給紙搬送手段と、
上記画像形成部に給紙搬送された普通紙シート上に上記
感光体上に形成されたトナー像を転写する転写手段と、
転写されたトナー像を普通紙シート上に定着させる定着
手段とを有し、所定の温度に加熱することにより初期化
される再利用可能な可逆性感熱記録フィルムを上記給紙
搬送手段により上記画像形成部へ給紙搬送して、この可
逆性感熱記録フィルム上に上記潜像書き込み手段及び上
記現像手段によって上記感光体上に形成されたトナー像
を上記転写手段により転写するとともに、トナー像の転
写された可逆性感熱記録フィルムを照射して転写された
トナー像を加熱させる照射手段により可逆性感熱記録フ
ィルム上に画像を形成し、この画像形成後、上記可逆性
感熱記録フィルムに坦持されているトナーをトナー除去
手段によりフィルム面上から除去する構成の画像形成装
置において、使用済み可逆性感熱記録フィルムの記録済
み画像の消去を選択する初期化選択手段と、可逆性感熱
記録フィルムが収容された可逆性感熱記録フィルム専用
カセットの給紙トレイ内へのセットの有無を検知するカ
セット検知手段と、上記給紙トレイ内の記録紙の有無を
検知する記録紙検知手段と、上記定着手段の発熱温度を
検知する定着温度検知手段とを有し、上記カセット検知
手段により上記可逆性感熱記録フィルム専用カセットの
給紙トレイへのセットが検知され、上記記録紙検知手段
により上記可逆性感熱記録フィルム専用カセットのセッ
トされた給紙トレイ内に記録紙があることが検知され、
上記初期化選択手段により使用済みの可逆性感熱記録フ
ィルムの記録済み画像を消去するモードが選択された場
合には、上記書き込み手段による感光体への書き込み、
上記現像手段による現像、上記転写手段による転写を行
なわずに上記定着手段を加熱し、この定着手段が規定の
設定温度に加熱されたことを上記定着温度検知手段によ
り検知して、使用済みの可逆性感熱記録フィルムを可逆
性感熱記録フィルム専用カセットのセットされた給紙ト
レイ内から上記定着手段へと給紙搬送し、この使用済み
の可逆性感熱記録フィルムの使用済み画像を上記定着手
段の熱により消去して排紙する構成とする。
【0012】更に、本発明は、上述の課題を解決するた
めに、感光体に画像情報を静電潜像として書き込む潜像
書き込み手段と、上記感光体上に形成された静電潜像を
トナーにより顕像化する現像手段と、画像記録用の普通
紙シートを画像形成部へ給紙搬送する給紙搬送手段と、
上記画像形成部に給紙搬送された普通紙シート上に上記
感光体上に形成されたトナー像を転写する転写手段と、
転写されたトナー像を普通紙シート上に定着させる定着
手段とを有し、所定の温度に加熱することにより初期化
される再利用可能な可逆性感熱記録フィルムを上記給紙
搬送手段により上記画像形成部へ給紙搬送して、この可
逆性感熱記録フィルム上に上記潜像書き込み手段及び上
記現像手段によって上記感光体上に形成されたトナー像
を上記転写手段により転写するとともに、トナー像の転
写された可逆性感熱記録フィルムを照射して転写された
トナー像を加熱させる照射手段により可逆性感熱記録フ
ィルム上に画像を形成し、この画像形成後、上記可逆性
感熱記録フィルムに坦持されているトナーをトナー除去
手段によりフィルム面上から除去する構成の画像形成装
置において、上記普通紙シートへ画像を記録するPPモ
ードと上記可逆性感熱記録フィルムへ画像を記録するT
Cモードとを選択するための記録モード選択手段を有
し、この記録モード選択手段によってPPモードが選択
された場合には、普通紙シートを給紙搬送して、上記感
光体への書き込み、トナー現像、普通紙シートへのトナ
ー転写、トナー定着までの一連の動作を行なうととも
に、使用済み可逆性感熱記録フィルムの記録済み画像の
消去を選択する初期化選択手段と、記録紙を手差しする
ための手差しトレイと、この手差しトレイ上の記録紙を
検知する記録紙検知手段と、可逆性感熱記録フィルムの
みが収容される可逆性感熱記録フィルム専用給紙トレイ
と、この可逆性感熱記録フィルム専用給紙トレイ内の記
録紙が満杯であるか否かを検知する記録紙満杯検知手段
と、上記定着手段の発熱温度を検知する定着温度検知手
段とを有し、上記記録紙検知手段により上記手差しトレ
イ上に記録紙があることが検知され、上記記録紙満杯検
知手段により上記可逆性感熱記録フィルム専用トレイ内
の記録紙が満杯でないことが検知され、上記初期化選択
手段により使用済みの可逆性感熱記録フィルムの記録済
み画像を消去するモードが選択された場合には、上記書
き込み手段による感光体への書き込み、上記現像手段に
よる現像、上記転写手段による転写を行なわずに上記定
着手段を加熱し、この定着手段が規定の設定温度に加熱
されたことを上記定着温度検知手段により検知して、使
用済みの可逆性感熱記録フィルムを上記手差しトレイか
ら上記定着手段へと給紙搬送し、この使用済みの可逆性
感熱記録フィルムの使用済み画像を上記定着手段の熱に
より消去して上記可逆性感熱記録フィルム専用給紙トレ
イ内に排紙する構成とする。
【0013】更に、本発明は、上述の課題を解決するた
めに、感光体に画像情報を静電潜像として書き込む潜像
書き込み手段と、上記感光体上に形成された静電潜像を
トナーにより顕像化する現像手段と、画像記録用の普通
紙シートを画像形成部へ給紙搬送する給紙搬送手段と、
上記画像形成部に給紙搬送された普通紙シート上に上記
感光体上に形成されたトナー像を転写する転写手段と、
転写されたトナー像を普通紙シート上に定着させる定着
手段とを有し、所定の温度に加熱することにより初期化
される再利用可能な可逆性感熱記録フィルムを上記給紙
搬送手段により上記画像形成部へ給紙搬送して、この可
逆性感熱記録フィルム上に上記潜像書き込み手段及び上
記現像手段によって上記感光体上に形成されたトナー像
を上記転写手段により転写するとともに、トナー像の転
写された可逆性感熱記録フィルムを照射して転写された
トナー像を加熱させる照射手段により可逆性感熱記録フ
ィルム上に画像を形成し、この画像形成後、上記可逆性
感熱記録フィルムに坦持されているトナーをトナー除去
手段によりフィルム面上から除去する構成の画像形成装
置において、上記普通紙シートへ画像を記録するPPモ
ードと上記可逆性感熱記録フィルムへ画像を記録するT
Cモードとを選択するための記録モード選択手段を有
し、この記録モード選択手段によってTCモードが選択
された場合には、可逆性感熱記録フィルムを給紙搬送し
て、上記感光体への書き込み、トナー現像、可逆性感熱
記録フィルムへのトナー転写、照射、トナー除去までの
一連の動作を行なうとともに、使用済み可逆性感熱記録
フィルムの記録済み画像の消去を選択する初期化選択手
段と、使用済み可逆性感熱記録フィルムが収容される使
用済み可逆性感熱記録フィルム専用給紙トレイと、この
使用済み可逆性感熱記録フィルム専用給紙トレイ内の記
録紙の有無を検知する記録紙検知手段と、可逆性感熱記
録フィルム専用給紙トレイ内の記録紙が満杯であるか否
かを検知する記録紙満杯検知手段と、上記定着手段の発
熱温度を検知する定着温度検知手段とを有し、上記記録
紙検知手段により上記使用済み可逆性感熱記録フィルム
専用給紙トレイ内に記録紙があることが検知され、上記
記録紙満杯検知手段により上記可逆性感熱記録フィルム
専用トレイ内の記録紙が満杯でないことが検知され、上
記初期化選択手段により使用済みの可逆性感熱記録フィ
ルムの記録済み画像を消去するモードが選択された場合
には、上記書き込み手段による感光体への書き込み、上
記現像手段による現像、上記転写手段による転写を行な
わずに上記定着手段を加熱し、この定着手段が規定の設
定温度に加熱されたことを上記定着温度検知手段により
検知して、使用済みの可逆性感熱記録フィルムを上記使
用済み可逆性感熱記録フィルム専用給紙トレイから上記
定着手段へと給紙搬送し、この使用済みの可逆性感熱記
録フィルムの使用済み画像を上記定着手段の熱により消
去して上記可逆性感熱記録フィルム専用給紙トレイ内に
排紙する構成とする。
【0014】更に、本発明は、上述の課題を解決するた
めに、感光体に画像情報を静電潜像として書き込む潜像
書き込み手段と、上記感光体上に形成された静電潜像を
トナーにより顕像化する現像手段と、画像記録用の普通
紙シートを画像形成部へ給紙搬送する給紙搬送手段と、
上記画像形成部に給紙搬送された普通紙シート上に上記
感光体上に形成されたトナー像を転写する転写手段と、
転写されたトナー像を普通紙シート上に定着させる定着
手段とを有し、所定の温度に加熱することにより初期化
される再利用可能な可逆性感熱記録フィルムを上記給紙
搬送手段により上記画像形成部へ給紙搬送して、この可
逆性感熱記録フィルムを発熱手段により初期化し、この
初期化された可逆性感熱記録フィルム上に上記潜像書き
込み手段及び上記現像手段によって上記感光体上に形成
されたトナー像を上記転写手段により転写するととも
に、トナー像の転写された可逆性感熱記録フィルムを照
射して転写されたトナー像を加熱させる照射手段により
可逆性感熱記録フィルム上に画像を形成し、この画像形
成後、上記可逆性感熱記録フィルムに坦持されているト
ナーをトナー除去手段によりフィルム面上から除去する
構成の画像形成装置において、上記普通紙シートへ画像
を記録するPPモードと上記可逆性感熱記録フィルムへ
画像を記録するTCモードとを選択するための記録モー
ド選択手段を有し、この記録モード選択手段によってT
Cモードが選択された場合には、可逆性感熱記録フィル
ムを給紙搬送して、上記感光体への書き込み、トナー現
像、可逆性感熱記録フィルムへのトナー転写、照射、ト
ナー除去までの一連の動作を行なうとともに、使用済み
可逆性感熱記録フィルムの記録済み画像の消去を選択す
る初期化選択手段と、使用済み可逆性感熱記録フィルム
が収容される使用済み可逆性感熱記録フィルム専用給紙
トレイと、この使用済み可逆性感熱記録フィルム専用給
紙トレイ内の記録紙の有無を検知する記録紙検知手段
と、可逆性感熱記録フィルムが収容された可逆性感熱記
録フィルム専用カセットの給紙トレイへのセットの有無
を検知するカセット検知手段と、上記給紙トレイ内の記
録紙が満杯であるか否かを検知する記録紙満杯検知手段
と、上記定着手段の発熱温度を検知する定着温度検知手
段とを有し、上記記録紙検知手段により上記使用済み可
逆性感熱記録フィルム専用給紙トレイ内に記録紙がある
ことが検知され、上記カセット検知手段により可逆性感
熱記録フィルム専用カセットのセットが検知され、上記
記録紙満杯検知手段により上記可逆性感熱記録フィルム
専用カセットのセットされた給紙トレイ内の記録紙が満
杯でないことが検知され、上記初期化選択手段により使
用済みの可逆性感熱記録フィルムの記録済み画像を消去
するモードが選択された場合には、上記書き込み手段に
よる感光体への書き込み、上記現像手段による現像、上
記転写手段による転写を行なわずに上記定着手段を加熱
し、この定着手段が規定の設定温度に加熱されたことを
上記定着温度検知手段により検知して、使用済みの可逆
性感熱記録フィルムを上記使用済み可逆性感熱記録フィ
ルム専用給紙トレイから上記定着手段へと給紙搬送し、
この使用済みの可逆性感熱記録フィルムの使用済み画像
を上記定着手段の熱により消去して上記可逆性感熱記録
フィルム専用給紙トレイへ排紙する構成とする。
【0015】更に、本発明は、上述の課題を解決するた
めに、請求項8及び請求項9記載の画像形成装置の構成
に加えて、規定時間の計測を行なう規定時間計測手段、
あるいは、規定時刻の計測を行なう規定時刻計測手段を
設け、この規定時間計測手段あるいは規定時刻計測手段
により、規定時間の経過あるいは規定時刻の到来が確認
された場合には、上記初期化選択手段により使用済みの
可逆性感熱記録フィルムの記録済み画像を消去するモー
ドが選択されなくても、請求項8及び請求項9記載の画
像形成装置における使用済み可逆性感熱記録フィルムの
記録済み画像の消去動作を行なう構成とする。
【0016】更に、本発明は、上述の課題を解決するた
めに、請求項10記載の画像形成装置において、上記規
定時間計測手段の規定時間あるいは上記規定時刻計測手
段の規定時刻を可変する規定時間設定手段あるいは規定
時刻設定手段を設けて、上記規定時間あるいは上記規定
時刻を可変する構成とする。
【0017】更に、本発明は、上述の課題を解決するた
めに、請求項8及び請求項9記載の画像形成装置におい
て、画像形成装置の電源のオン時に、上記初期化選択手
段により使用済みの可逆性感熱記録フィルムの記録済み
画像を消去するモードが選択されなくても、請求項8及
び請求項9記載の画像形成装置における使用済み可逆性
感熱記録フィルムの記録済み画像の消去動作を行なう構
成とする。
【0018】更に、本発明は、上述の課題を解決するた
めに、請求項8及び請求項9記載の画像形成装置におい
て、使用済み可逆性感熱記録フィルム専用給紙トレイ
に、可逆性感熱記録フィルム専用カセットがセットされ
た場合に、上記初期化選択手段により使用済みの可逆性
感熱記録フィルムの記録済み画像を消去するモードが選
択されなくても、請求項8及び請求項9記載の画像形成
装置における使用済み可逆性感熱記録フィルムの記録済
み画像の消去動作を行なう構成とする。
【0019】更に、本発明は、上述の課題を解決するた
めに、請求項4乃至請求項13記載の画像形成装置にお
いて、上記可逆性感熱記録フィルムの記録を白濁から透
明に変色させて行なう場合には、上記定着手段の設定温
度を、上記可逆性感熱記録フィルムが透明から白濁に変
色する温度に設定し、上記可逆性感熱記録フィルムの記
録を透明から白濁に変色させて行なう場合には、上記定
着手段の設定温度を、上記可逆性感熱記録フィルムが白
濁から透明に変色する温度に設定する構成とする。
【0020】
【作用】本発明によれば、上記普通紙シートへ画像を記
録するPPモードと上記可逆性感熱記録フィルムへ画像
を記録するTCモードとを選択するための記録モード選
択手段を有しているので、この記録モード選択手段によ
ってPPモードが選択された場合には、普通紙シートが
給紙搬送されて、上記感光体への書き込み、トナー現
像、普通紙シートへのトナー転写、トナー定着までの一
連の動作が行なわれる。
【0021】また、本発明によれば、上記普通紙シート
へ画像を記録するPPモードと上記可逆性感熱記録フィ
ルムへ画像を記録するTCモードとを選択するための記
録モード選択手段を有しているので、この記録モード選
択手段によってTCモードが選択された場合には、可逆
性感熱記録フィルムが給紙搬送されて、上記感光体への
書き込み、トナー現像、可逆性感熱記録フィルムへのト
ナー転写、照射、トナー除去までの一連の動作が行なわ
れる。
【0022】更に、本発明によれば、上記普通紙シート
へ画像を記録するPPモードと上記可逆性感熱記録フィ
ルムへ画像を記録するTCモードとを選択するための記
録モード選択手段を有し、この記録モード選択手段によ
ってTCモードが選択された場合には、可逆性感熱記録
フィルムを給紙搬送されて、上記感光体への書き込み、
トナー現像、可逆性感熱記録フィルムの初期化、可逆性
感熱記録フィルムへのトナー転写、照射、トナー除去ま
での一連の動作が行なわれる。
【0023】更に、本発明によれば、使用済み可逆性感
熱記録フィルムの記録済み画像の消去を選択する初期化
選択手段と、記録紙を手差しするための手差しトレイ
と、この手差しトレイ上の記録紙を検知する記録紙検知
手段と、上記定着手段の発熱温度を検知する定着温度検
知手段とを有しているので、上記記録紙検知手段により
上記手差しトレイ上に記録紙のあることが検知され、上
記初期化選択手段により使用済みの可逆性感熱記録フィ
ルムの記録済み画像を消去するモードが選択された場合
には、上記書き込み手段による感光体への書き込み、上
記現像手段による現像、上記転写手段による転写が行な
われずに上記定着手段が加熱され、この定着手段が規定
の設定温度に加熱されたことが上記定着温度検知手段に
より検知されて、使用済みの可逆性感熱記録フィルムが
上記手差しトレイから上記定着手段へと給紙搬送され、
この使用済みの可逆性感熱記録フィルムの使用済み画像
が上記定着手段の熱により消去されて排紙トレイへ排紙
される。
【0024】更に、本発明によれば、使用済み可逆性感
熱記録フィルムの記録済み画像の消去を選択する初期化
選択手段と、可逆性感熱記録フィルムのみが収容される
可逆性感熱記録フィルム専用給紙トレイと、この可逆性
感熱記録フィルム専用給紙トレイ内の記録紙を検知する
記録紙検知手段と、上記定着手段の発熱温度を検知する
定着温度検知手段とを有しているので、上記初期化選択
手段により使用済みの可逆性感熱記録フィルムの記録済
み画像を消去するモードが選択された場合には、上記書
き込み手段による感光体への書き込み、上記現像手段に
よる現像、上記転写手段による転写が行なわれずに上記
定着手段が加熱され、この定着手段が規定の設定温度に
加熱されたことが上記定着温度検知手段により検知され
て、使用済みの可逆性感熱記録フィルムが上記可逆性感
熱記録フィルム専用給紙トレイから上記定着手段へと給
紙搬送され、この使用済みの可逆性感熱記録フィルムの
使用済み画像が上記定着手段の熱により消去されて排紙
トレイへ排紙される。
【0025】更に、本発明によれば、使用済み可逆性感
熱記録フィルムの記録済み画像の消去を選択する初期化
選択手段と、可逆性感熱記録フィルムが収容された可逆
性感熱記録フィルム専用カセットの給紙トレイ内へのセ
ットの有無を検知するカセット検知手段と、上記給紙ト
レイ内の記録紙の有無を検知する記録紙検知手段と、上
記定着手段の発熱温度を検知する定着温度検知手段とを
有しているので、上記カセット検知手段により上記可逆
性感熱記録フィルム専用カセットの給紙トレイへのセッ
トが検知され、上記記録紙検知手段により上記可逆性感
熱記録フィルム専用カセットのセットされた給紙トレイ
内に記録紙があることが検知され、上記初期化選択手段
により使用済みの可逆性感熱記録フィルムの記録済み画
像を消去するモードが選択された場合には、上記書き込
み手段による感光体への書き込み、上記現像手段による
現像、上記転写手段による転写が行なわれずに上記定着
手段が加熱され、この定着手段が規定の設定温度に加熱
されたことが上記定着温度検知手段により検知されて、
使用済みの可逆性感熱記録フィルムが可逆性感熱記録フ
ィルム専用カセットのセットされた給紙トレイ内から上
記定着手段へと給紙搬送され、この使用済みの可逆性感
熱記録フィルムの使用済み画像が上記定着手段の熱によ
り消去されて排紙される。
【0026】更に、本発明によれば、上記普通紙シート
へ画像を記録するPPモードと上記可逆性感熱記録フィ
ルムへ画像を記録するTCモードとを選択するための記
録モード選択手段を有しているので、この記録モード選
択手段によってPPモードが選択された場合には、普通
紙シートが給紙搬送されて、上記感光体への書き込み、
トナー現像、普通紙シートへのトナー転写、トナー定着
までの一連の動作が行なわれるとともに、使用済み可逆
性感熱記録フィルムの記録済み画像の消去を選択する初
期化選択手段と、記録紙を手差しするための手差しトレ
イと、この手差しトレイ上の記録紙を検知する記録紙検
知手段と、可逆性感熱記録フィルムのみが収容される可
逆性感熱記録フィルム専用給紙トレイと、この可逆性感
熱記録フィルム専用給紙トレイ内の記録紙が満杯である
か否かを検知する記録紙満杯検知手段と、上記定着手段
の発熱温度を検知する定着温度検知手段とを有している
ので、上記記録紙検知手段により上記手差しトレイ上に
記録紙があることが検知され、上記記録紙満杯検知手段
により上記可逆性感熱記録フィルム専用トレイ内の記録
紙が満杯でないことが検知され、上記初期化選択手段に
より使用済みの可逆性感熱記録フィルムの記録済み画像
を消去するモードが選択された場合には、上記書き込み
手段による感光体への書き込み、上記現像手段による現
像、上記転写手段による転写が行なわれずに上記定着手
段が加熱され、この定着手段が規定の設定温度に加熱さ
れたことが上記定着温度検知手段により検知されて、使
用済みの可逆性感熱記録フィルムが上記手差しトレイか
ら上記定着手段へと給紙搬送され、この使用済みの可逆
性感熱記録フィルムの使用済み画像が上記定着手段の熱
により消去されて上記可逆性感熱記録フィルム専用給紙
トレイ内に排紙される。
【0027】更に、本発明によれば、上記普通紙シート
へ画像を記録するPPモードと上記可逆性感熱記録フィ
ルムへ画像を記録するTCモードとを選択するための記
録モード選択手段を有しているので、この記録モード選
択手段によってTCモードが選択された場合には、可逆
性感熱記録フィルムが給紙搬送されて、上記感光体への
書き込み、トナー現像、可逆性感熱記録フィルムへのト
ナー転写、照射、トナー除去までの一連の動作が行なわ
れるとともに、使用済み可逆性感熱記録フィルムの記録
済み画像の消去を選択する初期化選択手段と、使用済み
可逆性感熱記録フィルムが収容される使用済み可逆性感
熱記録フィルム専用給紙トレイと、この使用済み可逆性
感熱記録フィルム専用給紙トレイ内の記録紙の有無を検
知する記録紙検知手段と、可逆性感熱記録フィルム専用
給紙トレイ内の記録紙が満杯であるか否かを検知する記
録紙満杯検知手段と、上記定着手段の発熱温度を検知す
る定着温度検知手段とを有しているので、上記記録紙検
知手段により上記使用済み可逆性感熱記録フィルム専用
給紙トレイ内に記録紙があることが検知され、上記記録
紙満杯検知手段により上記可逆性感熱記録フィルム専用
トレイ内の記録紙が満杯でないことが検知され、上記初
期化選択手段により使用済みの可逆性感熱記録フィルム
の記録済み画像を消去するモードが選択された場合に
は、上記書き込み手段による感光体への書き込み、上記
現像手段による現像、上記転写手段による転写が行なわ
れずに上記定着手段が加熱され、この定着手段が規定の
設定温度に加熱されたことが上記定着温度検知手段によ
り検知されて、使用済みの可逆性感熱記録フィルムが上
記使用済み可逆性感熱記録フィルム専用給紙トレイから
上記定着手段へと給紙搬送され、この使用済みの可逆性
感熱記録フィルムの使用済み画像が上記定着手段の熱に
より消去されて上記可逆性感熱記録フィルム専用給紙ト
レイ内に排紙される。
【0028】更に、本発明によれば、上記普通紙シート
へ画像を記録するPPモードと上記可逆性感熱記録フィ
ルムへ画像を記録するTCモードとを選択するための記
録モード選択手段を有しているので、この記録モード選
択手段によってTCモードが選択された場合には、可逆
性感熱記録フィルムが給紙搬送されて、上記感光体への
書き込み、トナー現像、可逆性感熱記録フィルムへのト
ナー転写、照射、トナー除去までの一連の動作が行なわ
れるとともに、使用済み可逆性感熱記録フィルムの記録
済み画像の消去を選択する初期化選択手段と、使用済み
可逆性感熱記録フィルムが収容される使用済み可逆性感
熱記録フィルム専用給紙トレイと、この使用済み可逆性
感熱記録フィルム専用給紙トレイ内の記録紙の有無を検
知する記録紙検知手段と、可逆性感熱記録フィルムが収
容された可逆性感熱記録フィルム専用カセットの給紙ト
レイへのセットの有無を検知するカセット検知手段と、
上記給紙トレイ内の記録紙が満杯であるか否かを検知す
る記録紙満杯検知手段と、上記定着手段の発熱温度を検
知する定着温度検知手段とを有しているので、上記記録
紙検知手段により上記使用済み可逆性感熱記録フィルム
専用給紙トレイ内に記録紙があることが検知され、上記
カセット検知手段により可逆性感熱記録フィルム専用カ
セットのセットが検知され、上記記録紙満杯検知手段に
より上記可逆性感熱記録フィルム専用カセットのセット
された給紙トレイ内の記録紙が満杯でないことが検知さ
れ、上記初期化選択手段により使用済みの可逆性感熱記
録フィルムの記録済み画像を消去するモードが選択され
た場合には、上記書き込み手段による感光体への書き込
み、上記現像手段による現像、上記転写手段による転写
が行なわれずに上記定着手段が加熱され、この定着手段
が規定の設定温度に加熱されたことが上記定着温度検知
手段により検知されて、使用済みの可逆性感熱記録フィ
ルムが上記使用済み可逆性感熱記録フィルム専用給紙ト
レイから上記定着手段へと給紙搬送され、この使用済み
の可逆性感熱記録フィルムの使用済み画像が上記定着手
段の熱により消去されて上記可逆性感熱記録フィルム専
用給紙トレイへ排紙される。
【0029】更に、本発明によれば、請求項8及び請求
項9記載の画像形成装置の構成に加えて、規定時間の計
測を行なう規定時間計測手段、あるいは、規定時刻の計
測を行なう規定時刻計測手段を設け、この規定時間計測
手段あるいは規定時刻計測手段により、規定時間の経過
あるいは規定時刻の到来が確認された場合には、上記初
期化選択手段により使用済みの可逆性感熱記録フィルム
の記録済み画像を消去するモードが選択されなくても、
請求項8及び請求項9記載の画像形成装置における使用
済み可逆性感熱記録フィルムの記録済み画像の消去動作
を行なう更に、本発明によれば、請求項10記載の画像
形成装置において、上記規定時間計測手段の規定時間あ
るいは上記規定時刻計測手段の規定時刻を可変する規定
時間設定手段あるいは規定時刻設定手段により、上記規
定時間あるいは上記規定時刻が可変される。
【0030】更に、本発明によれば、請求項8及び請求
項9記載の画像形成装置において、画像形成装置の電源
のオン時に、上記初期化選択手段により使用済みの可逆
性感熱記録フィルムの記録済み画像を消去するモードが
選択されなくても、請求項8及び請求項9記載の画像形
成装置における使用済み可逆性感熱記録フィルムの記録
済み画像の消去動作が行なわれる。
【0031】更に、本発明によれば、請求項8及び請求
項9記載の画像形成装置において、使用済み可逆性感熱
記録フィルム専用給紙トレイに、可逆性感熱記録フィル
ム専用カセットがセットされた場合に、上記初期化選択
手段により使用済みの可逆性感熱記録フィルムの記録済
み画像を消去するモードが選択されなくても、請求項8
及び請求項9記載の画像形成装置における使用済み可逆
性感熱記録フィルムの記録済み画像の消去動作が行なわ
れる。
【0032】更に、本発明によれば、請求項4乃至請求
項13記載の画像形成装置において、上記可逆性感熱記
録フィルムの記録を白濁から透明に変色させて行なう場
合には、上記定着手段の設定温度が、上記可逆性感熱記
録フィルムが透明から白濁に変色する温度に設定され、
上記可逆性感熱記録フィルムの記録を透明から白濁に変
色させて行なう場合には、上記定着手段の設定温度が、
上記可逆性感熱記録フィルムが白濁から透明に変色する
温度に設定される。
【0033】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に
説明する。但し、本明細書の記述から明らかに想起し得
る範囲の構成・作用等のについては、説明の煩雑化を避
ける上から、その開示を省略、もしくは簡略化する。
【0034】本発明が実施される画像形成装置は、普通
紙シート(以下、単に普通紙という)、及び、可逆性感
熱記録フィルム;サーモクロミックフィルム(以下、T
Cフィルムと略す)に対して、共通の作像手段を使用し
て画像を記録できるように構成されている。第1の画像
形成装置は、図1に示すように、給紙トレイAと、給紙
トレイBとの2つの給紙トレイを有している。これらの
給紙トレイA,Bは、それぞれ並列に配置されており、
どちらの給紙トレイも差異なく構成されている。ここで
は、説明の便宜上、給紙トレイAにTCフィルムが、給
紙トレイBに普通紙がセットされているものとする。
【0035】先ず、第1の画像形成装置における普通紙
への画像記録について説明する。図1において、給紙ト
レイBにセットされた束状の普通紙は、給紙ローラ1に
より給紙トレイBから引き出され、分離パット35によ
り最上位の1枚のみが給紙ローラ1の回転により搬送さ
れる。給紙ローラ1により搬送された普通紙は、搬送ロ
ーラ37により、レジスト駆動ローラ9及びレジスト従
動ローラ40からなる一対のレジストローラに搬送され
て、このレジストローラのニップ部に突き当てられる。
この際、レジスト前センサー31により普通紙の先端が
検知されて、この普通紙に対する画像書き込みのタイミ
ングがとられる。
【0036】一方、上述のようにして普通紙が給紙搬送
されている間に、感光体10には光学ユニット5により
原稿画像が潜像として書き込まれ、この感光体10上の
潜像が、現像手段4から供給されるトナーによって可視
像化される。次いで、レジスト前センサー31によりタ
イミングをとられて回転するレジストローラにより感光
体10に向けて送り出された普通紙は、転写分離手段8
により、感光体10からトナー画像を転写される。トナ
ー画像を転写された普通紙は、搬送ガイド板13の裏面
側に配設されているファン36の吸引力により、搬送ガ
イド板13に吸着されながら定着手段34に向けて搬送
される。定着手段34に搬送された普通紙は、一対の加
圧ローラ19及び加熱ローラ20により、加圧・加熱さ
れて転写されたトナー画像を定着される。
【0037】この定着手段34の下流部には、TCフィ
ルムへの画像記録時のみに機能するTCクリーニング手
段24が配設されており、普通紙への画像記録時には、
このTCクリーニング手段24が、図1において矢印a
方向に変位した位置(実線で示す位置)に退避してい
る。これにより、定着出口上ガイド板22及び定着出口
下ガイド板23によってガイドされて、定着手段34か
ら排出された普通紙は、そのままの状態で搬送ローラ3
8により更に搬送され、排紙ガイド板28を通して、排
紙ローラ29により排紙トレイ30上に排出される。
【0038】次に、第1の画像形成装置におけるTCフ
ィルムへの画像記録について説明する。図1において、
給紙トレイAにセットされた束状のTCフィルムは、給
紙ローラ1により給紙トレイAから引き出され、分離パ
ット35により最上位の1枚のみが給紙ローラ1の回転
により搬送される。ここで、第1において給紙トレイA
にセットされるTCフィルムは、予め初期化(白濁化)
されている。給紙ローラ1により搬送されたTCフィル
ムは、搬送ローラ37により、レジスト駆動ローラ9及
びレジスト従動ローラ40からなる一対のレジストロー
ラに搬送されて、このレジストローラのニップ部に突き
当てられる。この際、レジスト前センサー31によりT
Cフィルムの先端が検知されて、このTCフィルムに対
する画像書き込みのタイミングがとられる。
【0039】一方、上述のようにしてTCフィルムが給
紙搬送されている間に、感光体10には光学ユニット5
により原稿画像が潜像として書き込まれ、この感光体1
0上の潜像が、現像手段4から供給されるトナーによっ
て可視像化される。次いで、レジスト前センサー31に
よりタイミングをとられて回転するレジストローラによ
り感光体10に向けて送り出されたTCフィルムは、転
写分離手段8により、感光体10からトナー画像を転写
される。ここまでのTCフィルムへの作像工程は、前述
した普通紙への作像工程と何ら変わるところはない。
【0040】そして、このTCフィルムへの画像記録時
には、トナー画像を転写されたTCフィルムが、搬送ガ
イド板13の裏面側に配設されているファン36の吸引
力により、搬送ガイド板13に吸着されながら搬送され
る際に、この搬送ガイド板13に対して、搬送経路を挾
んで対向して配設された照射手段15の照射ランプ16
が点灯する。この照射ランプ16の照射光は、反射板1
7及び集光レンズ18により、搬送ガイド板13上のT
Cフィルムのフィルム面に集光・照射される。このと
き、TCフィルム自体は白濁状態で、また、その表面に
は未定着のトナー画像が転写されている。従って、照射
ランプ16、及び、反射板17、集光レンズ18により
照射・集光された照射光は、TCフィルムのフィルム面
の黒部となる未定着のトナー画像部では吸収されて、こ
の黒部の温度を上昇させるも、このフィルム面の他の白
濁状態となる部分(非画像部)では反射されて、何らの
作用も与えない。これにより、TCフィルムのフィルム
面のトナー画像部と非画像部との間に温度差が生じ、こ
のTCフィルムのトナー画像部のみが、この温度差によ
り白濁状態から透明状態に変色することによって、この
TCフィルム面上に、白濁部(非画像部)と透明部(ト
ナー画像部)とからなる画像が記録される。
【0041】このような白濁部の加熱変色により画像が
記録されたTCフィルムは、ファン36の吸引力により
搬送ガイド板13に吸着されながら定着手段34に向け
て搬送される。ここで、このTCフィルムへの画像記録
時においては、定着手段34に搬送されたTCフィルム
のフィルム面が加熱ローラ20に当接して再加熱される
ことにより、このフィルム面上に記録された画像が失わ
れないようにするために、この定着手段34の加熱ロー
ラ20が、予め、図1において矢印b方向に変位され、
TCフィルムのフィルム面に接触しない位置(鎖線位
置)、すなわち、TCフィルムに加熱ローラ20の熱が
伝わらない位置に退避されている。
【0042】また、このTCフィルムへの画像記録時に
は、TCクリーニング手段24が、図1において矢印a
と反対の方向に変位した位置(鎖線で示す位置)に予め
上昇し、一対のローラからなる搬送ローラ38のうちの
TCフィルムの背面(トナー像が転写されていない面)
に位置するローラ38aの周面に、このクリーニング手
段24のブレード25が当接されている。ここで、この
ローラ38aに対するブレード25の当接力は、ローラ
38aとTCフィルムとの摩擦力が、ブレード25とT
Cフィルムとの摩擦力よりも大きくなるように設定され
ている。これにより、再加熱されずに定着手段34を通
過したTCフィルムは、定着出口上ガイド板22及び定
着出口下ガイド板23によりガイドされて、ローラ38
aの回転に従って搬送される。そして、このTCフィル
ムは、ローラ38aにより搬送される際に、そのフィル
ム面上に転写されたトナーがブレード25によって掻き
落される。このTCフィルムのフィルム面上から掻き落
されたトナーは、クリーニング手段24内に配設された
回収ローラ26により回収ボトル27内に回収される。
このようにして転写トナーを掻き落されることによって
白濁部(非画像部)と透明部(画像部)とからなる画像
が記録されたTCフィルムは、一対のローラからなる搬
送ローラ38により更に搬送され、排紙ガイド板28に
よりガイドされて、排紙ローラ29により排紙トレイ3
0上に排出される。
【0043】次に、第1の画像形成装置においてTCフ
ィルムに記録された画像を初期化する消去工程について
説明する。一度画像の記録された使用済みのTCフィル
ムを再利用するには、TCフィルムの透明部(画像部)
を白濁色に変色させる温度に、TCフィルムの全面を加
熱すればよい。従って、この第1の画像形成装置におい
ては、画像の書き込みを行なわずに、普通紙を給紙する
場合と同じプロセスを実行すればよい。
【0044】すなわち、具体的には、先ず、給紙トレイ
Aまたは給紙トレイBに使用済みのTCフィルムをセッ
トし、給紙ローラ1、搬送ローラ37、及びレジスト駆
動ローラ9,レジスト従動ローラ40により、この最上
位の一枚の使用済みのTCフィルムを給紙搬送する。こ
の際、画像信号を送らず、感光体10に対して光学ユニ
ット5が画像を潜像として書き込まないようにし、現像
手段4による感光体10へのトナー付着が行なわれない
ようにする。これにより、使用済みのTCフィルムは、
そのフィルム面にトナーが付着されることなく転写分離
手段8を通過する。トナーが付着せずに搬送された使用
済みのTCフィルムは、定着手段34を通過する際に、
この定着手段34の加熱ローラ20により、TCフィル
ムの透明部(画像部)を白濁色に変色させる温度に、そ
の全面が加熱される。これにより、TCフィルムの全面
が白濁色に初期化され、透明部と白濁部によって記録さ
れていた使用済みの画像が消去される。この消去工程で
は、TCフィルムのフィルム面上にトナーが付着されて
いないので、TCクリーニング手段24は、図1におい
て矢印aに移動し、ブレード25が搬送ローラ38aか
ら離れた状態に臨んでいる。このようにして初期化され
たTCフィルムは、搬送ローラ38により更に搬送さ
れ、排紙ガイド板28によりガイドされて、排紙ローラ
29により排紙トレイ30上に排出される。
【0045】次に、この第1の画像形成装置におけるそ
の他の構成部について説明する。図1において、給紙ガ
イド板2は、給紙ローラ1により給送された普通紙及び
TCフィルムがレジスト駆動ローラ9及びレジスト従動
ローラ40まで搬送される間をガイドする機能を有して
いる。転写前ガイド板11は、レジスト駆動ローラ9及
びレジスト従動ローラ40により搬送された普通紙ある
いはTCフィルムを感光体10に向けてガイドする機能
を有している。定着入口上ガイド板14及び定着入口下
ガイド板39は、感光体10から分離搬送された普通紙
あるいはTCフィルムを定着手段34の加圧ローラ19
及び加熱ローラ20のニップ部にガイドする機能を有し
ている。定着手段34に配設されたサーミスタTは、加
熱ローラ20の表面温度を検知する機能を有しており、
この検知信号に基づいて加熱ローラ20内に配置された
ヒーター21の発熱量が制御されることにより、加熱ロ
ーラ20の加熱温度が可変される。感光体10の周囲に
配設された帯電手段6は、放電により感光体10の表面
電位を初期化する機能を有している。排紙ガイド板28
の搬送経路に配置された排紙センサー32は、定着手段
34から搬送された普通紙あるいはTCフィルムの所定
タイミングでの通過の有無を検知して、普通紙あるいは
TCフィルムのジャム等の検知を行なっている。
【0046】上述のように、この第1によれば、従来の
普通紙への作像を行なう電子写真プロセスを用いてTC
フィルムへの作像ができるので、TCフィルムの画像記
録のために大掛かりな専用の作像手段を付加する必要が
なく、コストや装置容積の増加、及び、画像形成制御系
の複雑化を抑制することができる。
【0047】次に、本発明の第2の画像形成装置につい
て説明する。本発明の第2の画像形成装置の画像形成装
置は、前記第1の画像形成装置と同様に、普通紙シート
(以下、単に普通紙という)、及び、可逆性感熱記録フ
ィルム;サーモクロミックフィルム(以下、TCフィル
ムと略す)に対して、共通の作像手段を使用して画像を
記録できるとともに、TCフィルムの記録済み画像を消
去して、そのフィルム面を初期化させるための専用の発
熱源を有していることを特徴としている。この第2の画
像形成装置は、図2に示すように、前記第1と同様、給
紙トレイAと、給紙トレイBとの2つの給紙トレイを有
している。これらの給紙トレイA,Bは、それぞれ並列
に配置されており、どちらの給紙トレイも差異なく構成
されている。ここでは、説明の便宜上、給紙トレイAに
TCフィルムが、給紙トレイBに普通紙がセットされて
いるものとする。
【0048】先ず、第2の画像形成装置における普通紙
への画像記録について説明する。図2において、給紙ト
レイBにセットされた束状の普通紙は、給紙ローラ1に
より給紙トレイBから引き出され、分離パット35によ
り最上位の1枚のみが給紙ローラ1の回転により搬送さ
れる。給紙ローラ1により搬送された普通紙は、搬送ロ
ーラ37により、レジスト駆動ローラ9及び発熱ヘッド
3のニップ部に突き当てられるまで搬送される。この
際、レジスト前センサー31により普通紙の先端が検知
されて、この普通紙に対する画像書き込みのタイミング
がとられる。ここで、レジスト駆動ローラ9と発熱ヘッ
ド3との当接力は、レジスト駆動ローラ9とTCフィル
ムとの摩擦力が、発熱ヘッド3とTCフィルムとの摩擦
力よりも大きくなるように設定されている。これによ
り、普通紙はレジスト駆動ローラ9の回転に従って搬送
される。
【0049】一方、上述のようにして普通紙が給紙搬送
されている間に、感光体10には光学ユニット5により
原稿画像が潜像として書き込まれ、この感光体10上の
潜像が、現像手段4から供給されるトナーによって可視
像化される。次いで、レジスト前センサー31によりタ
イミングをとられて回転するレジスト駆動ローラ9によ
り感光体10に向けて送り出された普通紙は、転写分離
手段8により、感光体10からトナー画像を転写され
る。トナー画像を転写された普通紙は、搬送ガイド板1
3の裏面側に配設されているファン36の吸引力によ
り、搬送ガイド板13に吸着されながら定着手段34に
向けて搬送される。定着手段34に搬送された普通紙
は、一対の加圧ローラ19及び加熱ローラ20により、
加圧・加熱されて転写されたトナー画像を定着される。
【0050】この定着手段34の下流部には、TCフィ
ルムへの画像記録時のみに機能するTCクリーニング手
段24が配設されており、普通紙への画像記録時には、
このTCクリーニング手段24が、図2において矢印a
方向に変位した位置(実線で示す位置)に退避してい
る。これにより、定着出口上ガイド板22及び定着出口
下ガイド板23によってガイドされて、定着手段34か
ら排出された普通紙は、そのままの状態で搬送ローラ3
8により更に搬送され、排紙ガイド板28を通して、排
紙ローラ29により排紙トレイ30上に排出される。
【0051】次に、第2の画像形成装置におけるTCフ
ィルムへの画像記録について説明する。図2において、
給紙トレイAにセットされた束状のTCフィルムは、給
紙ローラ1により給紙トレイAから引き出され、分離パ
ット35により最上位の1枚のみが給紙ローラ1の回転
により搬送される。給紙ローラ1により搬送されたTC
フィルムは、搬送ローラ37により、レジスト駆動ロー
ラ9と発熱ヘッド3のニップ部に突き当てられるまで搬
送される。この際、レジスト前センサー31によりTC
フィルムの先端が検知されて、このTCフィルムに対す
る画像書き込みのタイミングがとられる。ここで、レジ
スト駆動ローラ9と発熱ヘッド3との当接力は、レジス
ト駆動ローラ9とTCフィルムとの摩擦力が、発熱ヘッ
ド3とTCフィルムとの摩擦力よりも大きくなるように
設定されている。これにより、普通紙はレジスト駆動ロ
ーラ9の回転に従って搬送される。
【0052】また、発熱ヘッド3は、TCフィルムの透
明部(画像部)が白濁色に変色して初期化される温度に
TCフィルムを加熱する機能を有している。従って、こ
の第2の画像形成装置では、TCフィルムがレジスト駆
動ローラ9と発熱ヘッド3のニップ部を通過することに
よって、この発熱ヘッド3によりTCフィルムの全面が
白濁色に変色する温度に加熱され、記録済みのTCフィ
ルムが搬送された場合であってもその記録画像を自動的
に消去するように構成されている。
【0053】一方、上述のようにしてTCフィルムが給
紙搬送されている間に、感光体10には光学ユニット5
により原稿画像が潜像として書き込まれ、この感光体1
0上の潜像が、現像手段4から供給されるトナーによっ
て可視像化される。次いで、レジスト前センサー31に
よりタイミングをとられて回転するレジストローラによ
り感光体10に向けて送り出されたTCフィルムは、転
写分離手段8により、感光体10からトナー画像を転写
される。そして、このTCフィルムへの画像記録時に
は、トナー画像を転写されたTCフィルムが、搬送ガイ
ド板13の裏面側に配設されているファン36の吸引力
により、搬送ガイド板13に吸着されながら搬送される
際に、この搬送ガイド板13に対して、搬送経路を挾ん
で対向して配設された照射手段15の照射ランプ16が
点灯する。この照射ランプ16の照射光は、反射板17
及び集光レンズ18により、搬送ガイド板13上のTC
フィルムのフィルム面に集光・照射される。このとき、
TCフィルム自体は前記の消去工程における発熱ヘッド
3の作用により白濁状態に初期化され、また、その表面
には未定着のトナー画像が転写されている。従って、照
射ランプ16、及び、反射板17、集光レンズ18によ
り照射・集光された照射光は、TCフィルムのフィルム
面の黒部となる未定着のトナー画像部では吸収されて、
この黒部の温度を上昇させるも、このフィルム面の他の
白濁状態となる部分(非画像部)では反射されて、何ら
の作用も与えない。これにより、TCフィルムのフィル
ム面のトナー画像部と非画像部との間に温度差が生じ、
このTCフィルムのトナー画像部のみが、この温度差に
より白濁状態から透明状態に変色することによって、こ
のTCフィルム面上に、白濁部(非画像部)と透明部
(トナー画像部)とからなる画像が記録される。
【0054】このような白濁部の加熱変色により画像が
記録されたTCフィルムは、ファン36の吸引力により
搬送ガイド板13に吸着されながら定着手段34に向け
て搬送される。ここで、このTCフィルムへの画像記録
時においては、定着手段34に搬送されたTCフィルム
のフィルム面が加熱ローラ20に当接して再加熱される
ことにより、このフィルム面上に記録された画像が失わ
れないようにするために、この定着手段34の加熱ロー
ラ20が、予め、図2において矢印b方向に変位され、
TCフィルムのフィルム面に接触しない位置(鎖線位
置)、すなわち、TCフィルムに加熱ローラ20の熱が
伝わらない位置に退避されている。
【0055】また、このTCフィルムへの画像記録時に
は、TCクリーニング手段24が、図2において矢印a
と反対の方向に変位した位置(鎖線で示す位置)に予め
上昇し、一対のローラからなる搬送ローラ38のうちの
TCフィルムの背面(トナー像が転写されていない面)
に位置するローラ38aの周面に、このクリーニング手
段24のブレード25が当接されている。ここで、この
ローラ38aに対するブレード25の当接力は、ローラ
38aとTCフィルムとの摩擦力が、ブレード25とT
Cフィルムとの摩擦力よりも大きくなるように設定され
ている。これにより、再加熱されずに定着手段34を通
過したTCフィルムは、定着出口上ガイド板22及び定
着出口下ガイド板23によりガイドされて、ローラ38
aの回転に従って搬送される。そして、このTCフィル
ムは、ローラ38aにより搬送される際に、そのフィル
ム面上に転写されたトナーがブレード25によって掻き
落される。このTCフィルムのフィルム面上から掻き落
されたトナーは、クリーニング手段24内に配設された
回収ローラ26により回収ボトル27内に回収される。
このようにして転写トナーを掻き落されることによって
白濁部(非画像部)と透明部(画像部)とからなる画像
が記録されたTCフィルムは、一対のローラからなる搬
送ローラ38により更に搬送され、排紙ガイド板28に
よりガイドされて、排紙ローラ29により排紙トレイ3
0上に排出される。
【0056】なお、この第2の画像形成装置におけるそ
の他の構成部は、前記第1の画像形成装置と同様に構成
されている。
【0057】上述のように、この第2の画像形成装置に
よれば、従来の普通紙への作像を行なう電子写真プロセ
スを用いてTCフィルムへの作像ができるので、TCフ
ィルムの画像記録のために大掛かりな専用の作像手段を
付加する必要がなく、コストや装置容積の増加、及び、
画像形成制御系の複雑化を抑制することができるととも
に、画像形成プロセス内に、使用済みのTCフィルムを
初期化するための消去手段が配設されているので、如何
なる状態のTCフィルムがセットされていても、このT
Cフィルムへの作像が不具合なく作像され、装置の利便
性が向上される。
【0058】次に、本発明の第3の画像形成装置につい
て説明する。本発明の第3の画像形成装置は、前記第1
の画像形成装置と同様に、普通紙シート(以下、単に普
通紙という)、及び、可逆性感熱記録フィルム;サーモ
クロミックフィルム(以下、TCフィルムと略す)に対
して、共通の作像手段を使用して画像を記録できるとと
もに、前記第1の画像形成装置における照射手段15、
及び、TCフィルム上に転写されたトナーを除去するト
ナー除去手段としてのTCクリーニング手段24を定着
手段34のフィルム搬送方向下流側に配置したことを特
徴としている。この第3の画像形成装置は、図3に示す
ように、前記第1の画像形成装置と同様、給紙トレイA
と、給紙トレイBとの2つの給紙トレイを有している。
これらの給紙トレイA,Bは、それぞれ並列に配置され
ており、どちらの給紙トレイも差異なく構成されてい
る。ここでは、説明の便宜上、給紙トレイAにTCフィ
ルムが、給紙トレイBに普通紙がセットされているもの
とする。
【0059】先ず、第3の画像形成装置における普通紙
への画像記録について説明する。図3において、給紙ト
レイBにセットされた束状の普通紙は、給紙ローラ1に
より給紙トレイBから引き出され、分離パット35によ
り最上位の1枚のみが給紙ローラ1の回転により搬送さ
れる。給紙ローラ1により搬送された普通紙は、搬送ロ
ーラ37により、レジスト駆動ローラ9及びレジスト従
動ローラ40からなる一対のレジストローラに搬送され
て、このレジストローラのニップ部に突き当てられる。
この際、レジスト前センサー31により普通紙の先端が
検知されて、この普通紙に対する画像書き込みのタイミ
ングがとられる。
【0060】一方、上述のようにして普通紙が給紙搬送
されている間に、感光体10には光学ユニット5により
原稿画像が潜像として書き込まれ、この感光体10上の
潜像が、現像手段4から供給されるトナーによって可視
像化される。次いで、レジスト前センサー31によりタ
イミングをとられて回転するレジストローラにより感光
体10に向けて送り出された普通紙は、転写分離手段8
により、感光体10からトナー画像を転写される。トナ
ー画像を転写された普通紙は、搬送ガイド板13の裏面
側に配設されているファン36Aの吸引力により、搬送
ガイド板13に吸着されながら定着手段34に向けて搬
送される。定着手段34に搬送された普通紙は、一対の
加圧ローラ19及び加熱ローラ20により、加圧・加熱
されて転写されたトナー画像を定着される。トナー画像
を定着された普通紙は、定着手段34の下流部のガイド
板101の裏面側に配設されている他のファン36Bの
吸引力により、搬送ガイド板101に吸着されながら搬
送される。このガイド板101の下流部には、TCフィ
ルムへの画像記録時のみに機能するTCクリーニング手
段24が配設されており、普通紙への画像記録時には、
このTCクリーニング手段24が、図3において矢印a
方向に変位した位置(実線で示す位置)に退避してい
る。これにより、定着出口上ガイド板22及び定着出口
下ガイド板23によってガイドされて、定着手段34か
ら排出された普通紙は、そのままの状態で搬送ローラ3
8により更に搬送され、排紙ガイド板28を通して、排
紙ローラ29により排紙トレイ30上に排出される。
【0061】次に、第3の画像形成装置におけるTCフ
ィルムへの画像記録について説明する。図3において、
給紙トレイAにセットされた束状のTCフィルムは、給
紙ローラ1により給紙トレイAから引き出され、分離パ
ット35により最上位の1枚のみが給紙ローラ1の回転
により搬送される。給紙ローラ1により搬送されたTC
フィルムは、搬送ローラ37により、レジスト駆動ロー
ラ9及びレジスト従動ローラ40からなる一対のレジス
トローラに搬送されて、このレジストローラのニップ部
に突き当てられる。この際、レジスト前センサー31に
よりTCフィルムの先端が検知されて、このTCフィル
ムに対する画像書き込みのタイミングがとられる。
【0062】一方、上述のようにしてTCフィルムが給
紙搬送されている間に、感光体10には光学ユニット5
により原稿画像が潜像として書き込まれ、この感光体1
0上の潜像が、現像手段4から供給されるトナーによっ
て可視像化される。次いで、レジスト前センサー31に
よりタイミングをとられて回転するレジストローラによ
り感光体10に向けて送り出されたTCフィルムは、転
写分離手段8により、感光体10からトナー画像を転写
される。トナー画像を転写されたTCフィルムは、ファ
ン36Aにより搬送ガイド板13に吸着されながら定着
手段34に向けて搬送され、この定着手段34の加圧ロ
ーラ19及び加熱ローラ20によって、加圧・加熱され
ながら搬送される。このとき、加熱ローラ20は、TC
フィルムの全面を白濁色に変色させる温度でTCフィル
ムを加熱するように、そのヒーター21の発熱量が設定
される。従って、この第3の画像形成装置では、TCフ
ィルムが定着手段34の加圧ローラ19及び加熱ローラ
20のニップ部を通過することによって、加熱ローラ2
0によりTCフィルムの全面が白濁色に変色する温度に
加熱されるので、記録済みのTCフィルムが搬送された
場合であってもその記録画像が自動的に消去されて、T
Cフィルムが初期化される。ここで、TCフィルムのフ
ィルム面には離型性のよいシリコンなどの被膜が形成さ
れているので、定着手段34の加圧ローラ19及び加熱
ローラ20によって、加圧・加熱されても、このフィル
ム面に転写トナーが付着することがない。
【0063】そして、このTCフィルムへの画像記録時
には、トナー画像を転写されたTCフィルムが、搬送ガ
イド板101の裏面側に配設されているファン36Bの
吸引力により、搬送ガイド板101に吸着されながら搬
送される際に、この搬送ガイド板101に対して、搬送
経路を挾んで対向して配設された照射手段15の照射ラ
ンプ16が点灯する。この照射ランプ16の照射光は、
反射板17及び集光レンズ18により、搬送ガイド板1
3上のTCフィルムのフィルム面に集光・照射される。
このとき、TCフィルム自体は白濁状態で、また、その
表面には未定着のトナー画像が転写されている。従っ
て、照射ランプ16、及び、反射板17、集光レンズ1
8により照射・集光された照射光は、TCフィルムのフ
ィルム面の黒部となる未定着のトナー画像部では吸収さ
れて、この黒部の温度を上昇させるも、このフィルム面
の他の白濁状態となる部分(非画像部)では反射され
て、何らの作用も与えない。これにより、TCフィルム
のフィルム面のトナー画像部と非画像部との間に温度差
が生じ、このTCフィルムのトナー画像部のみが、この
温度差により白濁状態から透明状態に変色することによ
って、このTCフィルム面上に、白濁部(非画像部)と
透明部(トナー画像部)とからなる画像が記録される。
【0064】このように白濁部の加熱変色により画像が
記録されたTCフィルムは、TCクリーニング手段24
に向けて搬送されるこのTCフィルムへの画像記録時に
おけるTCクリーニング手段24は、図3において矢印
aと反対の方向に変位した位置(鎖線で示す位置)に予
め上昇し、一対のローラからなる搬送ローラ38のうち
のTCフィルムの背面(トナー像が転写されていない
面)に位置するローラ38aの周面に、このTCクリー
ニング手段24のブレード25が当接されている。ここ
で、このローラ38aに対するブレード25の当接力
は、ローラ38aとTCフィルムとの摩擦力が、ブレー
ド25とTCフィルムとの摩擦力よりも大きくなるよう
に設定されている。これにより、画像が記録されたTC
フィルムは、ローラ38aの回転に従って搬送される。
そして、このTCフィルムは、ローラ38aにより搬送
される際に、そのフィルム面上に転写されたトナーがブ
レード25によって掻き落される。このTCフィルムの
フィルム面上から掻き落されたトナーは、TCクリーニ
ング手段24内に配設された回収ローラ26により回収
ボトル27内に回収される。このようにして転写トナー
を掻き落されることによって白濁部(非画像部)と透明
部(画像部)とからなる画像が記録されたTCフィルム
は、一対のローラからなる搬送ローラ38により更に搬
送され、排紙ガイド板28によりガイドされて、排紙ロ
ーラ29により排紙トレイ30上に排出される。
【0065】なお、この第3の画像形成装置におけるそ
の他の構成部は、前記第1の画像形成装置と同様に構成
されている。
【0066】上述のように、この第3の画像形成装置に
よれば、従来の普通紙への作像を行なう電子写真プロセ
スを用いてTCフィルムへの作像ができるので、TCフ
ィルムの画像記録のために大掛かりな専用の作像手段を
付加する必要がなく、コストや装置容積の増加、及び、
画像形成制御系の複雑化を抑制することができるととも
に、既存の定着手段によってTCフィルムを初期化する
ことができるので、特別な消去手段を設けることなく如
何なる状態のTCフィルムがセットされていても、この
TCフィルムへの作像を不具合なく行なうことができ
る。
【0067】次に、本発明の第4の画像形成装置につい
て説明する。本発明の第4の画像形成装置は、前記第1
の画像形成装置と同様に、普通紙シート(以下、単に普
通紙という)、及び、可逆性感熱記録フィルム;サーモ
クロミックフィルム(以下、TCフィルムと略す)に対
して、共通の作像手段を使用して画像を記録できるとと
もに、前記第1の画像形成装置における照射手段15、
及び、TCフィルム上に転写されたトナーを除去するト
ナー除去手段としてのTCクリーニング手段24を定着
手段34のフィルム搬送方向上流側に配置したことを特
徴としている。この第4の画像形成装置は、図4に示す
ように、前記第1の画像形成装置と同様、給紙トレイA
と、給紙トレイBとの2つの給紙トレイを有している。
これらの給紙トレイA,Bは、それぞれ並列に配置され
ており、どちらの給紙トレイも差異なく構成されてい
る。ここでは、説明の便宜上、給紙トレイAにTCフィ
ルムが、給紙トレイBに普通紙がセットされているもの
とする。
【0068】先ず、第4の画像形成装置における普通紙
への画像記録について説明する。図4において、給紙ト
レイBにセットされた束状の普通紙は、給紙ローラ1に
より給紙トレイBから引き出され、分離パット35によ
り最上位の1枚のみが給紙ローラ1の回転により搬送さ
れる。給紙ローラ1により搬送された普通紙は、搬送ロ
ーラ37により、レジスト駆動ローラ9及びレジスト従
動ローラ40からなる一対のレジストローラに搬送され
て、このレジストローラのニップ部に突き当てられる。
この際、レジスト前センサー31により普通紙の先端が
検知されて、この普通紙に対する画像書き込みのタイミ
ングがとられる。
【0069】一方、上述のようにして普通紙が給紙搬送
されている間に、感光体10には光学ユニット5により
原稿画像が潜像として書き込まれ、この感光体10上の
潜像が、現像手段4から供給されるトナーによって可視
像化される。次いで、レジスト前センサー31によりタ
イミングをとられて回転するレジストローラにより感光
体10に向けて送り出された普通紙は、転写分離手段8
により、感光体10からトナー画像を転写される。トナ
ー画像を転写された普通紙は、搬送ガイド板13の裏面
側に配設されているファン36の吸引力により、搬送ガ
イド板13に吸着されながらTCクリーニング手段24
を通過して定着手段34に向けて搬送される。すなわ
ち、この普通紙への画像記録時には、このTCクリーニ
ング手段24が、図4において矢印a方向に変位した位
置(実線で示す位置)に退避し、また、搬送ローラ11
1も図4において矢印c方向に変位した位置(破線で示
す位置)に退避している。これにより、TCクリーニン
グ手段24を通過して定着手段34に搬送された普通紙
は、一対の加圧ローラ19及び加熱ローラ20により、
加圧・加熱されて転写されたトナー画像を定着される。
トナー画像を定着された普通紙は、定着出口上ガイド板
22及び定着出口下ガイド板23によってガイドされ
て、定着手段34から排出された普通紙は、そのままの
状態で搬送ローラ38により更に搬送され、排紙ガイド
板28を通して、排紙ローラ29により排紙トレイ30
上に排出される。
【0070】次に、第4の画像形成装置におけるTCフ
ィルムへの画像記録について説明する。図4において、
給紙トレイAにセットされた束状のTCフィルムは、給
紙ローラ1により給紙トレイAから引き出され、分離パ
ット35により最上位の1枚のみが給紙ローラ1の回転
により搬送される。給紙ローラ1により搬送されたTC
フィルムは、搬送ローラ37により、レジスト駆動ロー
ラ9及びレジスト従動ローラ40からなる一対のレジス
トローラに搬送されて、このレジストローラのニップ部
に突き当てられる。この際、レジスト前センサー31に
よりTCフィルムの先端が検知されて、このTCフィル
ムに対する画像書き込みのタイミングがとられる。
【0071】一方、上述のようにしてTCフィルムが給
紙搬送されている間に、感光体10には光学ユニット5
により原稿画像が潜像として書き込まれ、この感光体1
0上の潜像が、現像手段4から供給されるトナーによっ
て可視像化される。次いで、レジスト前センサー31に
よりタイミングをとられて回転するレジストローラによ
り感光体10に向けて送り出されたTCフィルムは、転
写分離手段8により、感光体10からトナー画像を転写
される。トナー画像を転写されたTCフィルムは、ファ
ン36により搬送ガイド板13に吸着されながら搬送さ
れる。そして、このTCフィルムへの画像記録時には、
トナー画像を転写されたTCフィルムが、搬送ガイド板
13の裏面側に配設されているファン36の吸引力によ
り、搬送ガイド板13に吸着されながら搬送される際
に、この搬送ガイド板13に対して、搬送経路を挾んで
対向して配設された照射手段15の照射ランプ16が点
灯する。この照射ランプ16の照射光は、反射板17及
び集光レンズ18により、搬送ガイド板13上のTCフ
ィルムのフィルム面に集光・照射される。このとき、T
Cフィルム自体は白濁状態で、また、その表面には未定
着のトナー画像が転写されている。従って、照射ランプ
16、及び、反射板17、集光レンズ18により照射・
集光された照射光は、TCフィルムのフィルム面の黒部
となる未定着のトナー画像部では吸収されて、この黒部
の温度を上昇させるも、このフィルム面の他の白濁状態
となる部分(非画像部)では反射されて、何らの作用も
与えない。これにより、TCフィルムのフィルム面のト
ナー画像部と非画像部との間に温度差が生じ、このTC
フィルムのトナー画像部のみが、この温度差により白濁
状態から透明状態に変色することによって、このTCフ
ィルム面上に、白濁部(非画像部)と透明部(トナー画
像部)とからなる画像が記録される。
【0072】このように白濁部の加熱変色により画像が
記録されたTCフィルムは、TCクリーニング手段24
に向けて搬送されるこのTCフィルムへの画像記録時に
おけるTCクリーニング手段24は、図4において矢印
aと反対の方向に変位した位置(鎖線で示す位置)に予
め上昇し、搬送ローラ111の周面に、このTCクリー
ニング手段24のブレード25が当接されている。ここ
で、この搬送ローラ111に対するブレード25の当接
力は、搬送ローラ111とTCフィルムとの摩擦力が、
ブレード25とTCフィルムとの摩擦力よりも大きくな
るように設定されている。これにより、画像が記録され
たTCフィルムは、搬送ローラ111の回転に従って搬
送される。そして、このTCフィルムは、搬送ローラ1
11により搬送される際に、そのフィルム面上に転写さ
れたトナーがブレード25によって掻き落される。この
TCフィルムのフィルム面上から掻き落されたトナー
は、TCクリーニング手段24内に配設された回収ロー
ラ26により回収ボトル27内に回収される。次いで、
このようにして転写トナーを掻き落されることによって
白濁部(非画像部)と透明部(画像部)とからなる画像
が記録されたTCフィルムは、定着手段34に搬送され
るが、この第4の画像形成装置では、加熱ローラ20の
熱によりTCフィルムが加熱されて記録された画像が失
われないようにするために、加熱ローラ20が図4にお
いて矢印b方向に変位した鎖線で示す位置に予め退避さ
れ、画像の記録されたTCフィルムに加熱ローラ20の
熱が伝わらないように構成されている。これにより、画
像の記録されたTCフィルムは、一対のローラからなる
搬送ローラ38により更に搬送され、排紙ガイド板28
によりガイドされて、排紙ローラ29により排紙トレイ
30上に排出される。
【0073】次に、この第4の画像形成装置においてT
Cフィルムに記録された画像を初期化する消去工程につ
いて説明する。この第4の画像形成装置において一度画
像の記録された使用済みのTCフィルムを再利用するに
は、TCフィルムの透明部(画像部)を白濁色に変色さ
せる温度に、TCフィルムの全面を加熱すればよい。従
って、この第4の画像形成装置においては、画像の書き
込みを行なわずに、普通紙を給紙する場合と同じプロセ
スを実行すればよい。
【0074】すなわち、具体的には、先ず、給紙トレイ
Aまたは給紙トレイBに使用済みのTCフィルムをセッ
トし、給紙ローラ1、搬送ローラ37、及びレジスト駆
動ローラ9,レジスト従動ローラ40により、この最上
位の一枚の使用済みのTCフィルムを給紙搬送する。こ
の際、画像信号を送らず、感光体10に対して光学ユニ
ット5が画像を潜像として書き込まないようにし、現像
手段4による感光体10へのトナー付着が行なわれない
ようにする。これにより、使用済みのTCフィルムは、
そのフィルム面にトナーが付着されることなく転写分離
手段8を通過する。トナーが付着せずに搬送された使用
済みのTCフィルムは、定着手段34を通過する際に、
この定着手段34の加熱ローラ20により、TCフィル
ムの透明部(画像部)を白濁色に変色させる温度に、そ
の全面が加熱される。これにより、TCフィルムの全面
が白濁色に初期化され、透明部と白濁部によって記録さ
れていた使用済みの画像が消去される。この消去工程で
は、TCフィルムのフィルム面上にトナーが付着されて
いないので、TCクリーニング手段24は、図4におい
て矢印aに移動し、また、搬送ローラ111も図4にお
いて矢印c方向に変位した位置(破線で示す位置)に退
避して、ブレード25が搬送ローラ111から離れた状
態に臨んでいる。このようにして初期化されたTCフィ
ルムは、搬送ローラ38により更に搬送され、排紙ガイ
ド板28によりガイドされて、排紙ローラ29により排
紙トレイ30上に排出される。
【0075】なお、この第4の画像形成装置におけるそ
の他の構成部は、前記第1の画像形成装置と同様に構成
されている。
【0076】上述のように、この第4の画像形成装置に
よれば、従来の普通紙への作像を行なう電子写真プロセ
スを用いてTCフィルムへの作像ができるので、TCフ
ィルムの画像記録のために大掛かりな専用の作像手段を
付加する必要がなく、コストや装置容積の増加、及び、
画像形成制御系の複雑化を抑制することができるととも
に、従来の普通紙のみの画像形成装置では空きスペース
であった定着手段のシート搬送方向の上流側に、TCフ
ィルムへの作像を行なう照射手段を配設したので、従来
の普通紙専用の画像形成装置と略同等の容積でTCフィ
ルムにも対応した画像形成装置が実現できる。また、こ
の第4の画像形成装置によれば、定着手段のシート搬送
方向上流側で、TCフィルムに坦持されているトナーが
除去されるので、装置の現像・転写部以外でのトナー飛
散が防止できるとともに、TCフィルムに坦持されたト
ナーが定着手段に付着することがないので、定着時にお
ける異常画像の発生が防止されて装置の信頼性が向上さ
れる。
【0077】次に、本発明の第5の画像形成装置につい
て説明する。本発明の第5の画像形成装置は、前記第4
の画像形成装置と同様に、普通紙シート(以下、単に普
通紙という)、及び、可逆性感熱記録フィルム;サーモ
クロミックフィルム(以下、TCフィルムと略す)に対
して、共通の作像手段を使用して画像を記録でき、前記
第1の実施例における照射手段15、及び、TCフィル
ム上に転写されたトナーを除去するトナー除去手段とし
てのTCクリーニング手段24を定着手段34のフィル
ム搬送方向上流側に配置するとともに、TCフィルムの
記録済み画像を消去して、そのフィルム面を初期化させ
るための専用の発熱源を有することを特徴としている。
この第5の画像形成装置は、図5に示すように、前記第
4の画像形成装置と同様、給紙トレイAと、給紙トレイ
Bとの2つの給紙トレイを有している。これらの給紙ト
レイA,Bは、それぞれ並列に配置されており、どちら
の給紙トレイも差異なく構成されている。ここでは、説
明の便宜上、給紙トレイAにTCフィルムが、給紙トレ
イBに普通紙がセットされているものとする。
【0078】先ず、第5の画像形成装置における普通紙
への画像記録について説明する。図5において、給紙ト
レイBにセットされた束状の普通紙は、給紙ローラ1に
より給紙トレイBから引き出され、分離パット35によ
り最上位の1枚のみが給紙ローラ1の回転により搬送さ
れる。給紙ローラ1により搬送された普通紙は、搬送ロ
ーラ37により、レジスト駆動ローラ9及び発熱ヘッド
3のニップ部に突き当てられるまで搬送される。この
際、レジスト前センサー31により普通紙の先端が検知
されて、この普通紙に対する画像書き込みのタイミング
がとられる。ここで、レジスト駆動ローラ9と発熱ヘッ
ド3との当接力は、レジスト駆動ローラ9とTCフィル
ムとの摩擦力が、発熱ヘッド3とTCフィルムとの摩擦
力よりも大きくなるように設定されている。これによ
り、普通紙はレジスト駆動ローラ9の回転に従って搬送
される。
【0079】一方、上述のようにして普通紙が給紙搬送
されている間に、感光体10には光学ユニット5により
原稿画像が潜像として書き込まれ、この感光体10上の
潜像が、現像手段4から供給されるトナーによって可視
像化される。次いで、レジスト前センサー31によりタ
イミングをとられて回転するレジスト駆動ローラ9によ
り感光体10に向けて送り出された普通紙は、転写分離
手段8により、感光体10からトナー画像を転写され
る。トナー画像を転写された普通紙は、搬送ガイド板1
3の裏面側に配設されているファン36の吸引力によ
り、搬送ガイド板13に吸着されながらTCクリーニン
グ手段24を通過して定着手段34に向けて搬送され
る。すなわち、この普通紙への画像記録時には、このT
Cクリーニング手段24が、図5において矢印a方向に
変位した位置(実線で示す位置)に退避し、また、搬送
ローラ111も図5において矢印c方向に変位した位置
(破線で示す位置)に退避している。これにより、TC
クリーニング手段24を通過して定着手段34に搬送さ
れた普通紙は、一対の加圧ローラ19及び加熱ローラ2
0により、加圧・加熱されて転写されたトナー画像を定
着される。トナー画像を定着された普通紙は、定着出口
上ガイド板22及び定着出口下ガイド板23によってガ
イドされて、定着手段34から排出された普通紙は、そ
のままの状態で搬送ローラ38により更に搬送され、排
紙ガイド板28を通して、排紙ローラ29により排紙ト
レイ30上に排出される。
【0080】次に、第5の画像形成装置におけるTCフ
ィルムへの画像記録について説明する。図5において、
給紙トレイAにセットされた束状のTCフィルムは、給
紙ローラ1により給紙トレイAから引き出され、分離パ
ット35により最上位の1枚のみが給紙ローラ1の回転
により搬送される。給紙ローラ1により搬送されたTC
フィルムは、搬送ローラ37により、レジスト駆動ロー
ラ9と発熱ヘッド3のニップ部に突き当てられるまで搬
送される。この際、レジスト前センサー31によりTC
フィルムの先端が検知されて、このTCフィルムに対す
る画像書き込みのタイミングがとられる。ここで、レジ
スト駆動ローラ9と発熱ヘッド3との当接力は、レジス
ト駆動ローラ9とTCフィルムとの摩擦力が、発熱ヘッ
ド3とTCフィルムとの摩擦力よりも大きくなるように
設定されている。これにより、普通紙はレジスト駆動ロ
ーラ9の回転に従って搬送される。
【0081】また、発熱ヘッド3は、TCフィルムの透
明部(画像部)が白濁色に変色して初期化される温度に
TCフィルムを加熱する機能を有している。従って、こ
の第5の画像形成装置では、TCフィルムがレジスト駆
動ローラ9と発熱ヘッド3のニップ部を通過することに
よって、この発熱ヘッド3によりTCフィルムの全面が
白濁色に変色する温度に加熱され、記録済みのTCフィ
ルムが搬送された場合であってもその記録画像を自動的
に消去するように構成されている。
【0082】一方、上述のようにしてTCフィルムが給
紙搬送されている間に、感光体10には光学ユニット5
により原稿画像が潜像として書き込まれ、この感光体1
0上の潜像が、現像手段4から供給されるトナーによっ
て可視像化される。次いで、レジスト前センサー31に
よりタイミングをとられて回転するレジストローラによ
り感光体10に向けて送り出されたTCフィルムは、転
写分離手段8により、感光体10からトナー画像を転写
される。トナー画像を転写されたTCフィルムは、ファ
ン36により搬送ガイド板13に吸着されながら搬送さ
れる。そして、このTCフィルムへの画像記録時には、
トナー画像を転写されたTCフィルムが、搬送ガイド板
13の裏面側に配設されているファン36の吸引力によ
り、搬送ガイド板13に吸着されながら搬送される際
に、この搬送ガイド板13に対して、搬送経路を挾んで
対向して配設された照射手段15の照射ランプ16が点
灯する。この照射ランプ16の照射光は、反射板17及
び集光レンズ18により、搬送ガイド板13上のTCフ
ィルムのフィルム面に集光・照射される。このとき、T
Cフィルム自体は白濁状態で、また、その表面には未定
着のトナー画像が転写されている。従って、照射ランプ
16、及び、反射板17、集光レンズ18により照射・
集光された照射光は、TCフィルムのフィルム面の黒部
となる未定着のトナー画像部では吸収されて、この黒部
の温度を上昇させるも、このフィルム面の他の白濁状態
となる部分(非画像部)では反射されて、何らの作用も
与えない。これにより、TCフィルムのフィルム面のト
ナー画像部と非画像部との間に温度差が生じ、このTC
フィルムのトナー画像部のみが、この温度差により白濁
状態から透明状態に変色することによって、このTCフ
ィルム面上に、白濁部(非画像部)と透明部(トナー画
像部)とからなる画像が記録される。
【0083】このように白濁部の加熱変色により画像が
記録されたTCフィルムは、TCクリーニング手段24
に向けて搬送されるこのTCフィルムへの画像記録時に
おけるTCクリーニング手段24は、図5において矢印
aと反対の方向に変位した位置(鎖線で示す位置)に予
め上昇し、搬送ローラ111の周面に、このTCクリー
ニング手段24のブレード25が当接されている。ここ
で、この搬送ローラ111に対するブレード25の当接
力は、搬送ローラ111とTCフィルムとの摩擦力が、
ブレード25とTCフィルムとの摩擦力よりも大きくな
るように設定されている。これにより、画像が記録され
たTCフィルムは、搬送ローラ111の回転に従って搬
送される。そして、このTCフィルムは、搬送ローラ1
11により搬送される際に、そのフィルム面上に転写さ
れたトナーがブレード25によって掻き落される。この
TCフィルムのフィルム面上から掻き落されたトナー
は、TCクリーニング手段24内に配設された回収ロー
ラ26により回収ボトル27内に回収される。次いで、
このようにして転写トナーを掻き落されることによって
白濁部(非画像部)と透明部(画像部)とからなる画像
が記録されたTCフィルムは、定着手段34に搬送され
るが、この第5の画像形成装置では、加熱ローラ20の
熱によりTCフィルムが加熱されて記録された画像が失
われないようにするために、加熱ローラ20が図5にお
いて矢印b方向に変位した鎖線で示す位置に予め退避さ
れ、画像の記録されたTCフィルムに加熱ローラ20の
熱が伝わらないように構成されている。これにより、画
像の記録されたTCフィルムは、一対のローラからなる
搬送ローラ38により更に搬送され、排紙ガイド板28
によりガイドされて、排紙ローラ29により排紙トレイ
30上に排出される。
【0084】なお、この第5の画像形成装置におけるそ
の他の構成部は、前記第1の実施例と同様に構成されて
いる。
【0085】上述のように、この第5の画像形成装置に
よれば、従来の普通紙への作像を行なう電子写真プロセ
スを用いてTCフィルムへの作像ができるので、TCフ
ィルムの画像記録のために大掛かりな専用の作像手段を
付加する必要がなく、コストや装置容積の増加、及び、
画像形成制御系の複雑化を抑制することができるととも
に、従来の普通紙のみの画像形成装置では空きスペース
であった定着手段のシート搬送方向の上流側に、TCフ
ィルムへの作像を行なう照射手段を配設したので、従来
の普通紙専用の画像形成装置と略同等の容積でTCフィ
ルムにも対応した画像形成装置が実現できる。また、こ
の第5の画像形成装置によれば、定着手段のシート搬送
方向上流側で、TCフィルムに坦持されているトナーが
除去されるので、装置の現像・転写部以外でのトナー飛
散が防止できるとともに、TCフィルムに坦持されたト
ナーが定着手段に付着することがないので、定着時にお
ける異常画像の発生が防止されて装置の信頼性が向上さ
れる。更に、この第5の画像形成装置によれば、画像形
成プロセス内に、使用済みのTCフィルムを初期化する
ための消去手段が配設されているので、如何なる状態の
TCフィルムがセットされていても、このTCフィルム
への作像が不具合なく作像され、装置の利便性が向上さ
れる。
【0086】次に、上述した画像形成装置の全体制御ブ
ロック図を図6に示す。前記画像形成装置の各種入力、
出力、及び制御信号は、図6に示すメイン制御部901
において一括して処理される。図6において、メイン制
御部109への動作要求入力としては、図7に示すよう
な操作部903からの操作者のキー押下による設定入力
や、ファックス受信装置またはホスト・コンピュータな
どに代表される画像情報入力部904からの画像情報、
コマンドなどがある。また、本装置制御のための入力と
しては、レジスト前センサー31、排紙センサー32に
よるタイミング検知信号、及びサーミスタTによる温度
検知信号などがある。メイン制御部901からの出力、
制御信号は、給紙ローラ1、レジスト駆動ローラ9、発
熱ヘッド3、光学ユニット5、現像手段4、帯電手段
6、転写分離手段8、感光体10、搬送切り替え手段1
2、照射手段15、加圧ローラ19、加熱ローラ20、
ヒーター21、TCクリーニング手段24、排紙ローラ
29などの制御対象にそれぞれ出力される。ここで、制
御のためのプログラムやプログラム実行に必要な種々の
設定データなどは、例えばROMのような記憶部902
に納められており、また、動作時のタイミング生成に
は、内部タイマー905が利用される。
【0087】また、前記画像形成装置のようなONE−
PATH方式の制御例として、TCフィルムへの画像記
録動作のタイミングチャートを図8に、普通紙への画像
記録動作のタイミングチャートを図9にそれぞれ示す。
すなわち、TCフィルムへの画像記録時には、図8に示
すように、先ず、スタート信号を受けることにより、給
紙ローラ1を起動してTCフィルムの給紙を開始し(発
熱ヘッド3を有する装置の場合には、この前に発熱ヘッ
ド3をオンしておく)、これと同時に、現像手段4、帯
電手段6、排紙ローラ29の動作を開始するとともに、
TCフィルムの定着部通過状態となるように定着手段3
4の位置を遷移させる。次に、画像情報入力部904よ
り画像情報の受信を開始し、レジスト前センサー31の
TCフィルム先端の検出信号に基づいて、給紙ローラ1
を停止し、光学ユニット5による感光体10への画像情
報の書込を開始するとともに、タイミングをとってレジ
スト駆動ローラ9を起動し、その後、転写分離手段8、
照射手段15、TCクリーニング手段24をそれぞれ起
動する。そして、画像情報の入力が終了した時点で、光
学ユニット5及び帯電手段6の動作を停止し、レジスト
前センサー31のTCフィルム後端の検出信号に基づい
て、レジスト駆動ローラ9を停止する。更に、排紙セン
サー32によってTCフィルムの排紙完了が検知される
ことにより、転写分離手段8、及び現像手段4を停止さ
せ、追って、排紙ローラ29、照射手段15、定着手段
34、TCクリーニング手段24の動作をそれぞれ停止
させる。
【0088】また、普通紙への画像記録時には、図9に
示すように、先ず、スタート信号を受けることにより、
給紙ローラ1を起動して普通紙の給紙を開始し(発熱ヘ
ッド3を有する装置の場合には、この前に発熱ヘッド3
をオフしておく)、これと同時に、現像手段4、帯電手
段6、排紙ローラ29の動作を開始するとともに、普通
紙の定着部通過状態となるように定着手段34の位置を
遷移させ、ヒーター21をオンにして定着手段34を起
動させる。次に、画像情報入力部904より画像情報の
受信を開始し、レジスト前センサー31の普通紙先端の
検出信号に基づいて、給紙ローラ1を停止し、光学ユニ
ット5による感光体10への画像情報の書込を開始する
とともに、タイミングをとってレジスト駆動ローラ9を
起動し、その後、転写分離手段8を起動する。そして、
画像情報の入力が終了した時点で、光学ユニット5及び
帯電手段6の動作を停止し、レジスト前センサー31の
普通紙後端の検出信号に基づいて、レジスト駆動ローラ
9を停止する。更に、排紙センサー32によって普通紙
の排紙完了が検知されることにより、転写分離手段8、
及び現像手段4を停止させ、追って、排紙ローラ29、
定着手段34の動作をそれぞれ停止させる。
【0089】一方、図7において、タイマーキー701
は、タイマーの時刻をセットするときに押され、このタ
イマーキー701によりタイマーがセットされていると
き、及びタイマーが作動しているときには、タイマー表
示702が点灯される。また、プログラムキー703
は、プログラムを記憶させるとき、及びプログラムの呼
び出しをするときに押され、このプログラムを使用して
いるときには、プログラム表示704が点灯される。エ
ンターキー705は、寸法変倍や編集機能、プログラム
ナンバーの設定時に押される。テンキー706は、コピ
ー(画像記録)枚数をセットするとき、寸法変倍のと
き、綴代幅をセットするとき、プログラムをセットする
とき、及びプログラムナンバーの設定時に押される。ガ
イダンスキー707は、コピー操作の方法や、各キーの
操作の説明をガイダンス表示部708に表示したいとき
に押され、このガイダンスキー707を使用していると
きには、ガイダンスキー表示708が点灯される。表示
パネル709には、各種の情報が表示される。寸法変倍
キー710は、原稿の寸法を入力するときに押され、こ
の寸法変倍選択状態のときには、寸法変倍表示711が
点灯される。センタリングキー712は、コピー画像を
用紙(普通紙またはTCフィルム)の中央に移動させた
いときに押され、センタリング選択状態のときには、セ
ンタリング表示713が点灯される。綴代調整キー71
4は、コピーの左右に綴代(余白)をつくりたいときに
押され、綴代表示715には、選択された綴代が表示さ
れる。ソーターキー719は、ソーターを使用するとき
に押され、ソーター使用時で、ソート状態のときには、
ソート表示717が点灯される(オプション)。スタッ
ク表示718は、ソーター使用時で、スタック状態のと
きに点灯される(オプション)。両面キー720は、両
面コピーをとるときに押され、この両面コピーの状態の
ときには、両面表示716が点灯される。ページ連写キ
ー722は、見開き原稿を自動的に片面ずつコピーする
とき、及び両面原稿(但し、この両面原稿にはオプショ
ンの自動給紙装置;DFが必要)を自動的に片面ずつコ
ピーするときに押され、このページ連写状態のときに
は、ページ連写表示721が点灯される。消去キー72
4は、枠消去、外消去、内消去等の編集コピーをとると
きに押され、この編集コピーの状態のときには、消去表
示723が点灯される。用紙指定変倍キー726は、用
紙指定変倍コピーをとるときに押され、この用紙指定変
倍コピーの状態のときには、用紙指定変倍表示725が
点灯される。ズーム変倍キー727は、コピー倍率を自
由に選択するときに押される。縮小キー728は、縮小
コピーをとるときに押される。拡大キー729は、拡大
コピーをとるときに押される。当倍キー730は、当倍
コピーに戻すときに押される。用紙選択キー731は、
コピー用紙のサイズを選択するときに押される。自動用
紙選択キー732は、コピー用紙のサイズを自動的に選
択するときに押される。濃度調整キー733は、コピー
画像の濃淡を調整するときに押される。自動濃度キー7
34は、コピー画像の濃淡を自動的に濃度調整させると
きに押される。クリア・ストップキー735は、セット
枚数を変更したいときや、連続コピーを途中で停止させ
たいとき、及びプログラムナンバーの設定時に押され
る。スタートキー736は、コピーをとるとき、すなわ
ち、普通紙またはTCフィルムに画像を形成させるとき
に押される。割込みキー737は、連続コピーの途中
で、他の原稿を割り込ませてコピーしたいときに押され
る。予熱表示738は、装置の発熱部が予熱状態のとき
に点灯される。モードクリア・予熱キー739は、各種
モードを標準モードに戻すときや、予熱状態と通常の状
態を切り替えるとき、及びプログラムナンバーの設定時
に押される。カバーモードキー740は、表紙をつけて
コピーするときに押される。TCモードキー741は、
TCフィルムに画像を記録するときに押される。追加作
像モードキー742は、TCフィルムに追加作像すると
きに押される。ワンタッチプリントキー743は、TC
フィルムに試し記録後に、普通紙に再度記録するときに
押される。
【0090】ところで、前述したように、可逆性感熱記
録フィルム;サーモクロミックフィルム(以下、TCフ
ィルムと略す)は、温度の変化、特に高温になることに
より、画像の形成、及び消去が行なわれるため、普通紙
シート(以下、単に普通紙という)とともにTCフィル
ムにも画像を形成する場合には、普通紙の定着部の熱に
よるTCフィルムに記録された画像への影響を防ぐ必要
がある。そこで、以下に示す画像形成装置では、TCフ
ィルムが普通紙の定着部に到達する前に、普通紙を搬送
する第1の搬送経路(以下この第1の搬送経路を普通紙
搬送路と呼称する))とは別に設けたTCフィルムのみ
を搬送するTCフィルム専用の第2の搬送経路(以下こ
の第2の搬送経路をTC搬送路と呼称する)を通してT
Cフィルムを搬送することによって、TCフィルムに対
する普通紙の定着部の熱の影響を回避するように構成す
る。ここで、TCフィルム搬送路は、上記定着部の上流
側(手前側)にて分岐し、少なくとも定着装置の下流側
(後部側)で普通紙搬送路に合流するか、あるいは、普
通紙経路に合流せずにそのままTCフィルムを排出する
経路となるように形成される。これにより、上記定着部
を通過する際のTCフィルムの画像への悪影響を回避す
るために定着ユニットを可動式にしたり、画像作成モー
ドが可変する都度定着手段をオン・オフする必要がなく
なり、TCフィルム専用の大掛かりな作像手段を付加す
ることなく、既存の普通紙シートへの作像を行なう電子
写真プロセスを利用してTCフィルムへの作像を可能と
し、且つ、普通紙シート及びTCフィルムの画像作成モ
ードの迅速な切り換えを可能とする、コストや装置容積
の増加、及び、画像形成制御系の複雑化を抑制すること
のできる可逆性感熱記録フィルムを用いた画像形成装置
が実現される。ここで、前述した普通紙搬送路のみしか
持たない画像形成装置に対して、この画像形成装置で
は、普通紙搬送路とTC搬送路との2つの搬送経路を有
していることから、以下、前者を1パスシステム、後者
を2パスシステムと呼称して区別することとする。
【0091】2パスシステムの搬送経路の一例を図10
に示す。図10において、TCフィルムは、転写分離手
段8と感光体10との間の転写分離部を経た後、この転
写分離手段8の下流側に配置されている普通紙の定着手
段34の上流側において、普通紙搬送路13から分岐し
たTC搬送路55に送られる。この図10に示すTC搬
送路55は、定着手段34のバイパスのように形成され
て、この定着手段34の下流部において、普通紙搬送路
13に再び合流しており、このTC搬送路55に送られ
たTCフィルムは、排紙ガイド板28で形成された普通
紙と共通の排紙経路を通して、排紙ローラ29により排
出される。従って、この画像形成装置では、温度に影響
され易いTCフィルムが、普通紙の定着部を回避して搬
送されるので、定着手段34のユニットを可動式にした
り、画像作成モードを普通紙モードあるいはTCフィル
ムモードに可変させる度に定着手段34をオン・オフす
る必要がなくなる。また、この図10に示す画像形成装
置では、普通紙モード及びTCフィルムモードの各モー
ド時において、1つの排紙手段(排紙トレイ)を共用し
ているので、排紙手段を簡素化でき、そのコストを下げ
ることができる。
【0092】ここで、TC搬送路55に送られたTCフ
ィルムを普通紙搬送路13に合流させずに、普通紙の排
紙トレイとは別に設けたTCフィルム専用の排紙トレイ
にTCフィルムをそのまま排出させるように構成しても
よく、このように構成した画像形成装置によれば、TC
フィルムと普通紙とをそれぞれ別々に排出させることが
できるので、異なるモード(普通紙モード、TCフィル
ムモード)における転写材(用紙)の判断が容易にで
き、その操作性が向上する。また、上述のように、普通
紙搬送路及びTC搬送路が、それぞれ独立した排紙トレ
イ(排紙手段)を有している画像形成装置では、図11
に示すように、TCフィルムを排出する排紙トレイを選
択できるように、TCフィルムの搬送経路を切り換える
切り換え手段、及び、普通紙の定着手段34の下流側で
TC搬送路55を普通紙搬送路13の排紙トレイに合流
させる合流経路38を設けることにより、例えば、TC
フィルムをワープロ等の入力確認やファクシミリの受信
に使用し、普通紙を清書用に使用するなど、各用紙の用
途を分けることによって、用途に応じた用紙をそれぞれ
の排紙トレイに排出できる。このように、この図11に
示す画像形成装置によれば、2つの排紙トレイを有して
いるので、用途の異なる普通紙モードとTCフィルムモ
ードとで、用紙を分けて排紙することにより、その操作
性が向上されるとともに、また、ユーザーの要求に応じ
て、2つの排紙トレイに用紙を分けるか、1つの排紙ト
レイに用紙をまとめるかの切り換えができるので、ケー
スバイケースによる、ユーザーの細かな設定に対応する
ことができる。
【0093】ところで、TCフィルムへの画像形成に
は、TCフィルムに転写されたトナーを光照射により加
熱して、トナー像(原稿画像)の形成されている部分の
みのフィルム面を白濁色から透明に変色させて画像を形
成するための照射手段15と、この画像形成後、TCフ
ィルムに転写されて坦持されているトナーをフィルム面
から除去するためのトナー除去手段としてのTCクリー
ニング手段24とが動作するように構成されている(詳
しくは後述する)。従って、上述のように、普通紙とT
Cフィルムとを選択搬送して画像形成できるように構成
された画像形成装置では、これらの照射手段15及びT
Cクリーニング手段24の配置を、図12乃至図16に
示すように設定することによって、それぞれ異なった特
徴を持たせることができる。図12及び図13に示す画
像形成装置は、普通紙及びTCフィルムのそれぞれに共
通の搬送経路に、照射手段15及びTCクリーニング手
段24を配置した例である。この画像形成装置では、照
射手段15及びTCクリーニング手段24等の装置が、
そのTC搬送路55に配置されていないので、TC搬送
路55の構造を簡単に構成できる。特に、図12に示す
画像形成装置では、照射手段15とTCクリーニング手
段24とが、TC搬送路55の分岐部の上流側に配置さ
れている。これにより、この画像形成装置では、転写分
離手段8によりトナー像を転写されたTCフィルムが、
照射手段15によって作像され、TCクリーニング手段
24によってフィルム面上のトナーを除去されてから、
TC搬送路55の分岐部に配設された切換爪によりTC
搬送路55に搬送される。従って、この画像形成装置で
は、TC搬送路55の構造を簡単に構成できるととも
に、TC搬送路55の分岐部の手前で、TCフィルムに
対する作像及びトナークリーニングが完了するので、そ
のTC搬送路55内にトナーが飛散する虞れがなく、T
C搬送路55をクリーンに保つことができる。
【0094】図14に示す画像形成装置は、TC搬送路
55内に、照射手段15を配置した例である。この画像
形成装置では、トナー像の転写されたTCフィルムが、
TC搬送路55に搬送された後、照射手段15によって
画像が顕像化される。従って、この画像形成装置では、
TCフィルムを顕像化するための輻射熱源としての照射
手段15が、普通紙とTCフィルムとの共通搬送路上に
配置されていないので、その画像作成モードがTCフィ
ルムモードから普通紙モードに可変され、このTCフィ
ルムモードの直後に普通紙が搬送されても、その照射手
段15の残留熱で普通紙上に転写されたトナーが変質す
ることがない。また、この画像形成装置によれば、その
照射手段15の残留熱で普通紙がカールすることがない
ので、その搬送性が向上される。図14において、照射
手段15により顕像化されたTCフィルムは、TC搬送
路55が再び合流する普通紙とTCフィルムとの共通搬
送路に配置されたTCクリーニング手段24によって、
そのフィルム面上からトナーが除去される。このため、
この画像形成装置のTCクリーニング手段24は、普通
紙モード時にはその共通搬送路から退避して、普通紙の
搬送を妨げないように構成されている。
【0095】図15に示す画像形成装置は、TC搬送路
55内に、TCクリーニング手段24を配置した例であ
る。この画像形成装置では、転写分離手段8によりトナ
ー像を転写されたTCフィルムが、先ず、照射手段15
によって顕像化される。次いで、この顕像化されたTC
フィルムは、TC搬送路55の分岐部に配設された切換
爪によりTC搬送路55に搬送され、このTC搬送路5
5内でTCクリーニング手段24によってフィルム面上
のトナーを除去された後、TC搬送路55が再び合流す
る普通紙とTCフィルムとの共通搬送路に搬送される。
従って、この画像形成装置によれば、TC搬送路55の
合流部の手前で、TCフィルムに対するトナークリーニ
ングが完了するので、TCフィルムから除去されたトナ
ーの飛散によって普通紙が汚染されることがなくなり、
普通紙モードにおける画像への悪影響が防止できる。
【0096】図16に示す画像形成装置は、TC搬送路
55内に、照射手段15及びTCクリーニング手段24
を配置した例である。この画像形成装置では、転写分離
手段8によりトナー像を転写されたTCフィルムが、T
C搬送路55の分岐部に配設された切換爪によりTC搬
送路55に搬送された状態で、照射手段15による顕像
化、及び、TCクリーニング手段24によるフィルム面
上のトナーの除去が行なわれる。従って、この画像形成
装置では、その普通紙搬送路13上に普通紙に対する画
像形成手段以外の手段が存在しないので、照射手段15
の残留熱やTCクリーニング手段24でのトナー飛散に
よる普通紙の画像への悪影響がない。また、この画像形
成装置では、その共通搬送路内に配置される手段が普通
紙への画像形成に必要な手段だけで済むので、この共通
搬送路を短く形成でき、更に、その定着手段34が故障
もしくは余熱中であっても、TCフィルムモードを使用
してコピー出力を行なうことができ、また、これとは逆
に、照射手段15やTCクリーニング手段24に異常が
発生した場合には、これらの照射手段15やTCクリー
ニング手段24が配置されていない共通搬送路を使用す
る普通紙モードによって画像形成を行なうことが可能と
なる。
【0097】ところで、図10乃至図16に示した各画
像形成装置では、普通紙及びTCフィルムのトナー坦持
面が下向きとなるように構成されている。従って、これ
らの画像形成装置では、何れの場合においても、TCク
リーニング手段24によってTCフィルムに坦持されて
いるトナーをクリーニングする際に、TCフィルム面上
のトナーが重力に従うので、トナーのクリーニングがし
易く、しかもトナー除去時のトナー飛散が発生しにく
い。なお、ここで、普通紙及びTCフィルムのトナー坦
持面が上向きとなるように構成した場合には、フィルム
面上に転写されたトナーがクリーニング前に不用意に脱
落することがなく、トナーが付着した状態でTCフィル
ムが搬送されるTC搬送路55をクリーンに保つことが
できる。
【0098】以下、図16に示した画像形成装置を例に
とって、その具体的な構成について説明する。図17に
示す画像形成装置は、給紙トレイAと、給紙トレイBと
の2つの給紙トレイを有している。これらの給紙トレイ
A,Bは、それぞれ並列に配置されており、どちらの給
紙トレイも差異なく構成されている。ここでは、説明の
便宜上、給紙トレイAにTCフィルムが、給紙トレイB
に普通紙がセットされているものとする。
【0099】先ず、この図17に示す画像形成装置にお
ける普通紙への画像記録について説明する。図17にお
いて、給紙トレイBにセットされた束状の普通紙は、給
紙ローラ1により給紙トレイBから引き出され、分離パ
ット35により最上位の1枚のみが給紙ローラ1の回転
により搬送される。給紙ローラ1により搬送された普通
紙は、搬送ローラ37により、レジスト駆動ローラ9及
びレジスト従動ローラ40からなる一対のレジストロー
ラに搬送されて、このレジストローラのニップ部に突き
当てられる。この際、レジスト前センサー31により普
通紙の先端が検知されて、この普通紙に対する画像書き
込みのタイミングがとられる。
【0100】一方、上述のようにして普通紙が給紙搬送
されている間に、感光体10には光学ユニット5により
原稿画像が潜像として書き込まれ、この感光体10上の
潜像が、現像手段4から供給されるトナーによって可視
像化される。次いで、レジスト前センサー31によりタ
イミングをとられて回転するレジストローラにより感光
体10に向けて送り出された普通紙は、転写分離手段8
により、感光体10からトナー画像を転写される。トナ
ー画像を転写された普通紙は、搬送ガイド板13aの裏
面側に配設されているファン36の吸引力により、搬送
ガイド板13aに吸着されながら定着手段34に向けて
搬送される。定着手段34に搬送された普通紙は、一対
の加圧ローラ19及び加熱ローラ20により、加圧・加
熱されて転写されたトナー画像を定着される。そして、
定着手段34から排出された普通紙は、定着出口上ガイ
ド板22及び定着出口下ガイド板23によってガイドさ
れ、排紙ガイド板28を通して、排紙ローラ29により
排紙トレイ30上に排出される。
【0101】次に、この図17に示す画像形成装置にお
けるTCフィルムへの画像記録について説明する。この
画像形成装置では、予め初期化(白濁化)されて画像が
消去されているTCフィルムが、給紙トレイAにセット
される。図17において、給紙トレイAにセットされた
束状のTCフィルムは、給紙ローラ1により給紙トレイ
Aから引き出され、分離パット35により最上位の1枚
のみが給紙ローラ1の回転により搬送される。給紙ロー
ラ1により搬送されたTCフィルムは、搬送ローラ37
により、レジスト駆動ローラ9及びレジスト従動ローラ
40からなる一対のレジストローラに搬送されて、この
レジストローラのニップ部に突き当てられる。この際、
レジスト前センサー31によりTCフィルムの先端が検
知されて、このTCフィルムに対する画像書き込みのタ
イミングがとられる。
【0102】一方、上述のようにしてTCフィルムが給
紙搬送されている間に、感光体10には光学ユニット5
により原稿画像が潜像として書き込まれ、この感光体1
0上の潜像が、現像手段4から供給されるトナーによっ
て可視像化される。次いで、レジスト前センサー31に
よりタイミングをとられて回転するレジストローラによ
り感光体10に向けて送り出されたTCフィルムは、転
写分離手段8により、感光体10からトナー画像を転写
される。ここまでのTCフィルムへの作像工程は、前述
した普通紙への作像工程と同じプロセスである。
【0103】このようにして、フィルム面上にトナー像
が形成されたTCフィルムは、普通紙搬送路13とTC
搬送路55との分岐部に配置された切換爪12によっ
て、TC搬送路55に向けて搬送される。ここで、この
画像形成装置のように、TCフィルムの下面側にトナー
像が転写される場合には、この切換爪12の切り換え動
作によりTCフィルムに坦持されたトナーが摺擦されて
TCフィルムの画像に悪影響を及ぼさないようにするた
めに、TCフィルムの搬送経路の上側、すなわち、TC
フィルムの背面側に切換爪12が配設される。
【0104】切換爪12によってTCフィルム専用のT
C搬送路55に搬送されたTCフィルムは、TCフィル
ム搬送ユニット59に到達する。このTCフィルム搬送
ユニット59の対向部には、照射手段15が配設されて
おり、このTCフィルムへの画像記録時には、トナー画
像を転写されたTCフィルムが、TCフィルム搬送ユニ
ット59により、無端ベルト67に吸着されながら搬送
される際に、照射手段15の照射ランプ16が点灯す
る。この照射ランプ16の照射光は、反射板17及び集
光レンズ18により、無端ベルト67に吸着されながら
搬送されるTCフィルムのフィルム面に集光・照射され
る。このように、TCフィルム搬送ユニット59の対向
部に照射手段15を配置することによって、照射手段1
5による輻射熱の焦点に、TCフィルムの画像面を正確
に一致させながらTCフィルムを搬送することができ
る。
【0105】このとき、TCフィルム自体は白濁状態
で、また、その表面には未定着のトナー画像が転写され
ている。従って、照射ランプ16、及び、反射板17、
集光レンズ18により照射・集光された照射光は、TC
フィルムのフィルム面の黒部となる未定着のトナー画像
部では吸収されて、この黒部の温度を上昇させるも、こ
のフィルム面の他の白濁状態となる部分(非画像部)で
は反射されて、何らの作用も与えない。これにより、T
Cフィルムのフィルム面のトナー画像部と非画像部との
間に温度差が生じ、このTCフィルムのトナー画像が、
その温度上昇により白濁状態から透明状態に変色するこ
とによって顕像化され、このTCフィルム面上に、白濁
部(非画像部)と透明部(トナー画像部)とからなる画
像が記録される。
【0106】ところで、TCフィルムは、上述のよう
に、そのフィルム面を加熱して画像を形成するため、普
通紙の定着手段34の近傍におけるTC搬送路55に熱
対策を構じる必要がある。そこで、この画像形成装置で
は、定着手段34の近傍におけるTC搬送路55のガイ
ド板55aの背面に、断熱材56を貼り付けて、定着手
段34の熱によるTCフィルムへの悪影響を防止してい
る。また、この画像形成装置では、照射手段15の上部
に照射部カバー61が配設されており、TC搬送路55
の傾斜部に照射手段15が配置されていることと相まっ
て、照射手段15の光学系への埃の侵入を防いでいる。
【0107】このようにして画像が記録されたTCフィ
ルムは、その両側部をグリップするTCフィルム搬送ロ
ーラ58の搬送力により、TC搬送路55内に設けられ
たTCクリーニング手段24に向けて搬送される。これ
により、TCフィルムの背面(トナー像が転写されてい
ない面)に位置する搬送ローラ38aの周面に対向して
設けられたクリーニング手段24のブレード25によっ
て、TCフィルムに坦持されたトナーが掻き落される。
ここで、この搬送ローラ38aに対するブレード25の
当接力は、搬送ローラ38aとTCフィルムとの摩擦力
が、ブレード25とTCフィルムとの摩擦力よりも大き
くなるように設定されている。これにより、TCフィル
ムのフィルム面上から掻き落されたトナーは、クリーニ
ング手段24内に配設された回収ローラ26により回収
ボトル27内に回収される。このようにして転写トナー
を掻き落されることによって白濁部(非画像部)と透明
部(画像部)とからなる画像が記録されたTCフィルム
は、搬送ローラ38a,38b,38cにより更に搬送
され、排紙ガイド板28によりガイドされて、排紙ロー
ラ29により排紙トレイ30上に排出される。
【0108】なお、この画像形成装置において、TCフ
ィルムに記録された画像を初期化(消去)して、一度画
像の記録された使用済みのTCフィルムを再利用するた
めには、TCフィルムの透明部(画像部)を白濁色に変
色させる温度に、TCフィルムの全面を加熱すればよ
い。従って、この画像形成装置において使用済みのTC
フィルムを再利用するためには、前述したように、画像
の書き込みを行なわずに、普通紙を給紙する場合と同じ
プロセスを実行すればよい。
【0109】一方、図17において、給紙ガイド板2
は、給紙ローラ1により給送された普通紙及びTCフィ
ルムがレジスト駆動ローラ9及びレジスト従動ローラ4
0まで搬送される間をガイドする機能を有している。転
写前ガイド板11は、レジスト駆動ローラ9及びレジス
ト従動ローラ40により搬送された普通紙あるいはTC
フィルムを感光体10に向けてガイドする機能を有して
いる。定着入口上ガイド板14及び定着入口下ガイド板
39は、感光体10から分離搬送された普通紙を定着手
段34の加圧ローラ19及び加熱ローラ20のニップ部
にガイドする機能を有している。定着手段34に配設さ
れたサーミスタTは、加熱ローラ20の表面温度を検知
する機能を有しており、この検知信号に基づいて加熱ロ
ーラ20内に配置されたヒーター21の発熱量が制御さ
れることにより、加熱ローラ20の加熱温度が可変され
る。感光体10の周囲に配設された帯電手段6は、放電
により感光体10の表面電位を初期化する機能を有して
いる。排紙ガイド板28の搬送経路に配置された排紙セ
ンサー32は、定着手段34から搬送された普通紙ある
いはTCフィルムの所定タイミングでの通過の有無を検
知して、普通紙あるいはTCフィルムのジャム等の検知
を行なっている。排紙切換爪57は、普通紙の搬送経路
とTC搬送路55が合流する位置において、普通紙及び
TCフィルムをそれぞれ排紙ガイド板28に向けてガイ
ドする機能を有している。また、ガイドベルト60は、
搬送ローラ38bと搬送ローラ38cとに掛け渡されて
おり、TCフィルムのトナー坦持面がクリーニングブレ
ード25に正しく対応して搬送されるように、TCフィ
ルムをガイドする働きを有している。
【0110】次に、図18を参照して、図16に示した
画像形成装置を例とする、別の具体的な構成について説
明する。図18に示す画像形成装置は、普通紙、及び、
TCフィルムに対して、共通の作像手段を使用して画像
を記録できるとともに、TCフィルムの記録済み画像を
消去して、そのフィルム面を初期化させるための専用の
発熱源を有していることを特徴としている。この画像形
成装置は、図18に示すように、前記の図17に示した
画像形成装置と同様、給紙トレイAと、給紙トレイBと
の2つの給紙トレイを有している。これらの給紙トレイ
A,Bは、それぞれ並列に配置されており、どちらの給
紙トレイも差異なく構成されている。ここでは、説明の
便宜上、給紙トレイAにTCフィルムが、給紙トレイB
に普通紙がセットされているものとする。
【0111】先ず、この画像形成装置における普通紙へ
の画像記録について説明する。図18において、給紙ト
レイBにセットされた束状の普通紙は、給紙ローラ1に
より給紙トレイBから引き出され、分離パット35によ
り最上位の1枚のみが給紙ローラ1の回転により搬送さ
れる。給紙ローラ1により搬送された普通紙は、搬送ロ
ーラ37により、レジスト駆動ローラ9及び発熱ヘッド
3のニップ部に突き当てられるまで搬送される。この
際、レジスト前センサー31により普通紙の先端が検知
されて、この普通紙に対する画像書き込みのタイミング
がとられる。ここで、レジスト駆動ローラ9と発熱ヘッ
ド3との当接力は、レジスト駆動ローラ9と普通紙との
摩擦力が、発熱ヘッド3と普通紙との摩擦力よりも大き
くなるように設定されている。これにより、普通紙はレ
ジスト駆動ローラ9の回転に従って搬送される。
【0112】一方、上述のようにして普通紙が給紙搬送
されている間に、感光体10には光学ユニット5により
原稿画像が潜像として書き込まれ、この感光体10上の
潜像が、現像手段4から供給されるトナーによって可視
像化される。次いで、レジスト前センサー31によりタ
イミングをとられて回転するレジスト駆動ローラ9によ
り感光体10に向けて送り出された普通紙は、転写分離
手段8により、感光体10からトナー画像を転写され
る。トナー画像を転写された普通紙は、搬送ガイド板1
3の裏面側に配設されているファン36の吸引力によ
り、搬送ガイド板13に吸着されながら定着手段34に
向けて搬送される。定着手段34に搬送された普通紙
は、一対の加圧ローラ19及び加熱ローラ20により、
加圧・加熱されて転写されたトナー画像を定着される。
そして、定着手段34から排出された普通紙は、定着出
口上ガイド板22及び定着出口下ガイド板23によって
ガイドされ、排紙ガイド板28を通して、排紙ローラ2
9により排紙トレイ30上に排出される。
【0113】次に、この画像形成装置におけるTCフィ
ルムへの画像記録について説明する。図18において、
給紙トレイAにセットされた束状のTCフィルムは、給
紙ローラ1により給紙トレイAから引き出され、分離パ
ット35により最上位の1枚のみが給紙ローラ1の回転
により搬送される。給紙ローラ1により搬送されたTC
フィルムは、搬送ローラ37により、レジスト駆動ロー
ラ9と発熱ヘッド3のニップ部に突き当てられるまで搬
送される。この際、レジスト前センサー31によりTC
フィルムの先端が検知されて、このTCフィルムに対す
る画像書き込みのタイミングがとられる。ここで、レジ
スト駆動ローラ9と発熱ヘッド3との当接力は、レジス
ト駆動ローラ9とTCフィルムとの摩擦力が、発熱ヘッ
ド3とTCフィルムとの摩擦力よりも大きくなるように
設定されている。これにより、普通紙はレジスト駆動ロ
ーラ9の回転に従って搬送される。
【0114】また、発熱ヘッド3は、TCフィルムの透
明部(画像部)が白濁色に変色して初期化される温度に
TCフィルムを加熱する機能を有している。従って、こ
の画像形成装置では、TCフィルムがレジスト駆動ロー
ラ9と発熱ヘッド3のニップ部を通過することによっ
て、この発熱ヘッド3によりTCフィルムの全面が白濁
色に変色する温度に加熱され、記録済みのTCフィルム
が搬送された場合であってもその記録画像を自動的に消
去するように構成されている。
【0115】一方、上述のようにしてTCフィルムが給
紙搬送されている間に、感光体10には光学ユニット5
により原稿画像が潜像として書き込まれ、この感光体1
0上の潜像が、現像手段4から供給されるトナーによっ
て可視像化される。次いで、レジスト前センサー31に
よりタイミングをとられて回転するレジストローラによ
り感光体10に向けて送り出されたTCフィルムは、転
写分離手段8により、感光体10からトナー画像を転写
される。
【0116】このようにして、フィルム面上にトナー像
が形成されたTCフィルムは、普通紙搬送路13とTC
搬送路55との分岐部に配置された切換爪12によっ
て、TC搬送路55に向けて搬送される。ここで、この
画像形成装置のように、TCフィルムの下面側にトナー
像が転写される場合には、この切換爪12の切り換え動
作によりTCフィルムに坦持されたトナーが摺擦されて
TCフィルムの画像に悪影響を及ぼさないようにするた
めに、TCフィルムの搬送経路の上側、すなわち、TC
フィルムの背面側に切換爪12が配設される。
【0117】切換爪12によってTCフィルム専用のT
C搬送路55に搬送されたTCフィルムは、TCフィル
ム搬送ユニット59に到達する。このTCフィルム搬送
ユニット59の対向部には、照射手段15が配設されて
おり、このTCフィルムへの画像記録時には、トナー画
像を転写されたTCフィルムが、TCフィルム搬送ユニ
ット59により、無端ベルト67に吸着されながら搬送
される際に、照射手段15の照射ランプ16が点灯す
る。この照射ランプ16の照射光は、反射板17及び集
光レンズ18により、無端ベルト67に吸着されながら
搬送されるTCフィルムのフィルム面に集光・照射され
る。このように、TCフィルム搬送ユニット59の対向
部に照射手段15を配置することによって、照射手段1
5による輻射熱の焦点に、TCフィルムの画像面を正確
に一致させながらTCフィルムを搬送することができ
る。
【0118】このとき、TCフィルム自体は白濁状態
で、また、その表面には未定着のトナー画像が転写され
ている。従って、照射ランプ16、及び、反射板17、
集光レンズ18により照射・集光された照射光は、TC
フィルムのフィルム面の黒部となる未定着のトナー画像
部では吸収されて、この黒部の温度を上昇させるも、こ
のフィルム面の他の白濁状態となる部分(非画像部)で
は反射されて、何らの作用も与えない。これにより、T
Cフィルムのフィルム面のトナー画像部と非画像部との
間に温度差が生じ、このTCフィルムのトナー画像が、
その温度上昇により白濁状態から透明状態に変色するこ
とによって顕像化され、このTCフィルム面上に、白濁
部(非画像部)と透明部(トナー画像部)とからなる画
像が記録される。
【0119】ところで、TCフィルムは、上述のよう
に、そのフィルム面を加熱して画像を形成するため、普
通紙の定着手段34の近傍におけるTC搬送路55に熱
対策を構じる必要がある。そこで、この画像形成装置で
は、定着手段34の近傍におけるTC搬送路55のガイ
ド板55aの背面に、断熱材56を貼り付けて、定着手
段34の熱によるTCフィルムへの悪影響を防止してい
る。また、この画像形成装置では、照射手段15の上部
に照射部カバー61が配設されており、TC搬送路55
の傾斜部に照射手段15が配置されていることと相まっ
て、照射手段15の光学系への埃の侵入を防いでいる。
【0120】このようにして画像が記録されたTCフィ
ルムは、その両側部をグリップするTCフィルム搬送ロ
ーラ58の搬送力により、TC搬送路55内に設けられ
たTCクリーニング手段24に向けて搬送される。これ
により、TCフィルムの背面(トナー像が転写されてい
ない面)に位置する搬送ローラ38aの周面に対向して
設けられたクリーニング手段24のブレード25によっ
て、TCフィルムに坦持されたトナーが掻き落される。
ここで、この搬送ローラ38aに対するブレード25の
当接力は、搬送ローラ38aとTCフィルムとの摩擦力
が、ブレード25とTCフィルムとの摩擦力よりも大き
くなるように設定されている。これにより、TCフィル
ムのフィルム面上から掻き落されたトナーは、クリーニ
ング手段24内に配設された回収ローラ26により回収
ボトル27内に回収される。このようにして転写トナー
を掻き落されることによって白濁部(非画像部)と透明
部(画像部)とからなる画像が記録されたTCフィルム
は、搬送ローラ38a,38b,38cにより更に搬送
され、排紙ガイド板28によりガイドされて、排紙ロー
ラ29により排紙トレイ30上に排出される。
【0121】なお、この画像形成装置におけるその他の
構成部は、前記の図17に示した画像形成装置と同様に
構成されている。
【0122】上述のように、この図18に示す画像形成
装置によれば、従来の普通紙への作像を行なう電子写真
プロセスを用いてTCフィルムへの作像ができるので、
TCフィルムの画像記録のために大掛かりな専用の作像
手段を付加する必要がなく、コストや装置容積の増加、
及び、画像形成制御系の複雑化を抑制することができる
とともに、画像形成プロセス内に、使用済みのTCフィ
ルムを初期化するための消去手段が配設されているの
で、如何なる状態のTCフィルムがセットされていて
も、このTCフィルムへの作像が不具合なく作像され、
装置の利便性が向上される。
【0123】次に、図19を参照して、図16に示した
画像形成装置を例とする、更に別の具体的な構成につい
て説明する。図19に示す画像形成装置は、普通紙、及
び、TCフィルムに対して、共通の作像手段を使用して
画像を記録できるとともに、専用のTCフィルム給紙ト
レイに記録済みのTCフィルムをセットすることによ
り、この記録済のTCフィルムを給紙する度に、普通紙
の定着手段の熱を利用して、このTCフィルムの記録済
み画像を予め消去して、そのフィルム面を初期化させる
ことを特徴としている。この画像形成装置は、図19に
示すように、給紙トレイAと、給紙トレイBと、TCフ
ィルム給紙トレイ71との3つの給紙トレイを有してい
る。これらの給紙トレイA,Bは、それぞれ並列に配置
されており、どちらの給紙トレイも差異なく構成されて
いる。ここでは、説明の便宜上、給紙トレイAにTCフ
ィルムが、給紙トレイBに普通紙がセットされているも
のとする。但し、この給紙トレイAまたは給紙トレイB
にセットされるTCフィルムは、予め初期化されたTC
フィルムのみで、記録済みのTCフィルムは、TCフィ
ルム給紙トレイ71にセットされる。
【0124】先ず、この画像形成装置における普通紙へ
の画像記録について説明する。図19において、給紙ト
レイBにセットされた束状の普通紙は、給紙ローラ1に
より給紙トレイBから引き出され、分離パット35によ
り最上位の1枚のみが給紙ローラ1の回転により搬送さ
れる。給紙ローラ1により搬送された普通紙は、搬送ロ
ーラ37により、レジスト駆動ローラ9及びレジスト従
動ローラ40からなる一対のレジストローラに搬送され
て、このレジストローラのニップ部に突き当てられる。
この際、レジスト前センサー31により普通紙の先端が
検知されて、この普通紙に対する画像書き込みのタイミ
ングがとられる。
【0125】一方、上述のようにして普通紙が給紙搬送
されている間に、感光体10には光学ユニット5により
原稿画像が潜像として書き込まれ、この感光体10上の
潜像が、現像手段4から供給されるトナーによって可視
像化される。次いで、レジスト前センサー31によりタ
イミングをとられて回転するレジストローラにより感光
体10に向けて送り出された普通紙は、転写分離手段8
により、感光体10からトナー画像を転写される。トナ
ー画像を転写された普通紙は、搬送ガイド板13aの裏
面側に配設されているファン36の吸引力により、搬送
ガイド板13aに吸着されながら定着手段34に向けて
搬送される。定着手段34に搬送された普通紙は、一対
の加圧ローラ19及び加熱ローラ20により、加圧・加
熱されて転写されたトナー画像を定着される。そして、
定着手段34から排出された普通紙は、定着出口上ガイ
ド板22及び定着出口下ガイド板23によってガイドさ
れ、排紙ガイド板28を通して、排紙ローラ29により
排紙トレイ30上に排出される。
【0126】次に、この画像形成装置におけるTCフィ
ルムへの画像記録について説明する。図19において、
給紙トレイAにセットされる束状のTCフィルムは、予
め初期化されており、このTCフィルムは、給紙ローラ
1により給紙トレイAから引き出され、分離パット35
により最上位の1枚のみが給紙ローラ1の回転により搬
送される。以下、この予め初期化されているTCフィル
ムに画像記録を行なう場合には、図17に示した画像形
成装置の場合と全く同様にして画像記録を行なった後、
排紙ローラ29により排紙トレイ30上に排出する。
【0127】一方、記録済みのTCフィルムに対して画
像記録を行なう場合には、TCフィルムを、その画像形
成面を下向きにしてTC給紙トレイ71上にセットす
る。TCフィルム給紙トレイ71には、TCフィルム呼
出ローラ72及びTCフィルム分離手段76が配置され
ている。TCフィルムは、TCフィルム呼出ローラ72
の回転、及び、TCフィルム分離手段76とTCフィル
ム初期化ローラ73との摩擦分離によって、下側(下位
側)のTCフィルムから順に分離給送される。TCフィ
ルム初期化ローラ73は、定着手段34の加圧ローラ1
9に対して接触回転するように配置されており、これに
より、分離給送されたTCフィルムは、このTCフィル
ム初期化ローラ73と加圧ローラ19とのニップ部にお
いて、加圧ローラ19により加熱されて、そのフィルム
面の記録済の画像が消去(初期化)される。すなわち、
ここで、TCフィルム初期化ローラ73と加圧ローラ1
9との当接力は、TCフィルム初期化ローラ73とTC
フィルムとの摩擦力が、加圧ローラ19とTCフィルム
との摩擦力よりも大きくなるように設定されている。こ
れにより、TCフィルムはTCフィルム初期化ローラ7
3の回転に従って搬送される。
【0128】また、加圧ローラ19は、加熱ローラ20
と接触回転することにより、TCフィルムの透明部(画
像部)が白濁色に変色して初期化される温度に加熱され
ている。従って、この画像形成装置では、TCフィルム
がTCフィルム初期化ローラ73と加圧ローラ19のニ
ップ部を通過することによって、この加圧ローラ19に
よりTCフィルムの全面が白濁色に変色する温度に加熱
され、記録済みのTCフィルムが搬送された場合に、そ
の記録画像が自動的に消去される。
【0129】このようにして画像が消去されたTCフィ
ルムは、TCフィルム給紙搬送ローラ74の回転によ
り、TC給紙搬送路77を経由した後、TCフィルムタ
ーンローラ75によりその搬送方向がターンされること
によって、普通紙及びTCフィルムの共通経路内にガイ
ドされ、レジスト駆動ローラ9及びレジスト従動ローラ
40からなる一対のレジストローラに搬送されて、この
レジストローラのニップ部に突き当てられる。この際、
レジスト前センサー31によりTCフィルムの先端が検
知されて、このTCフィルムに対する画像書き込みのタ
イミングがとられる。一方、上述のようにしてTCフィ
ルムが給紙搬送されている間に、感光体10には光学ユ
ニット5により原稿画像が潜像として書き込まれ、この
感光体10上の潜像が、現像手段4から供給されるトナ
ーによって可視像化される。次いで、レジスト前センサ
ー31によりタイミングをとられて回転するレジストロ
ーラにより感光体10に向けて送り出されたTCフィル
ムは、転写分離手段8により、感光体10からトナー画
像を転写される。
【0130】このようにして、フィルム面上にトナー像
が形成されたTCフィルムは、普通紙搬送路13とTC
搬送路55との分岐部に配置された切換爪12によっ
て、TC搬送路55に向けて搬送される。切換爪12に
よってTCフィルム専用のTC搬送路55に搬送された
TCフィルムは、TCフィルム搬送ユニット59に到達
する。このTCフィルム搬送ユニット59の対向部に
は、前述したように、照射手段15が配設されており、
このTCフィルムへの画像記録時には、トナー画像を転
写されたTCフィルムが、TCフィルム搬送ユニット5
9により、無端ベルト67に吸着されながら搬送される
際に、照射手段15の照射ランプ16が点灯する。この
照射ランプ16の照射光は、反射板17及び集光レンズ
18により、無端ベルト67に吸着されながら搬送され
るTCフィルムのフィルム面に集光・照射される。これ
により、照射手段15による輻射熱の焦点に、TCフィ
ルムの画像面が正確に一致されてTCフィルムが搬送さ
れる。
【0131】このとき、TCフィルム自体は白濁状態
で、また、その表面には未定着のトナー画像が転写され
ている。従って、照射ランプ16、及び、反射板17、
集光レンズ18により照射・集光された照射光は、TC
フィルムのフィルム面の黒部となる未定着のトナー画像
部では吸収されて、この黒部の温度を上昇させるも、こ
のフィルム面の他の白濁状態となる部分(非画像部)で
は反射されて、何らの作用も与えない。これにより、T
Cフィルムのフィルム面のトナー画像部と非画像部との
間に温度差が生じ、このTCフィルムのトナー画像が、
その温度上昇により白濁状態から透明状態に変色するこ
とによって顕像化され、このTCフィルム面上に、白濁
部(非画像部)と透明部(トナー画像部)とからなる画
像が記録される。
【0132】定着手段34の近傍におけるTC搬送路5
5のガイド板55aの背面には、前述のように、断熱材
56が貼り付けられることによって、定着手段34の熱
によるTCフィルムへの悪影響が防止されている。ま
た、照射手段15の上部には、照射部カバー61が配設
されており、TC搬送路55の傾斜部に照射手段15が
配置されていることと相まって、照射手段15の光学系
への埃の侵入が防止されている。
【0133】このようにして画像が記録されたTCフィ
ルムは、その両側部をグリップするTCフィルム搬送ロ
ーラ58の搬送力により、TC搬送路55内に設けられ
たTCクリーニング手段24に向けて搬送される。これ
により、TCフィルムの背面(トナー像が転写されてい
ない面)に位置する搬送ローラ38aの周面に対向して
設けられたクリーニング手段24のブレード25によっ
て、TCフィルムに坦持されたトナーが掻き落される。
ここで、この搬送ローラ38aに対するブレード25の
当接力は、搬送ローラ38aとTCフィルムとの摩擦力
が、ブレード25とTCフィルムとの摩擦力よりも大き
くなるように設定されている。これにより、TCフィル
ムのフィルム面上から掻き落されたトナーは、クリーニ
ング手段24内に配設された回収ローラ26により回収
ボトル27内に回収される。このようにして転写トナー
を掻き落されることによって白濁部(非画像部)と透明
部(画像部)とからなる画像が記録されたTCフィルム
は、搬送ローラ38a,38b,38cにより更に搬送
され、排紙ガイド板28によりガイドされて、排紙ロー
ラ29により排紙トレイ30上に排出される。
【0134】なお、この画像形成装置におけるその他の
構成部は、前記の図8に示した画像形成装置と同様に構
成されている。
【0135】上述のように、この図19に示す画像形成
装置によれば、使用するTCフィルムの状態、すなわ
ち、TCフィルムが未使用であるか記録済みであるかに
より、その給紙トレイを選択することができるので、如
何なる状態のTCフィルムに対しても、このTCフィル
ムへの作像が不具合なく作像され、装置の利便性が向上
される。また、この図19に示す画像形成装置では、記
録済みのTCフィルムの画像を消去するための初期化用
の熱源として、普通紙の定着手段の熱を利用しているの
で、TCフィルム初期化用の熱源を新たに配置する必要
がなく、その制御系を簡素化することができる。
【0136】以下、前述したワンパスシステムにおける
画像形成装置の本発明によるコピー制御・モードについ
て説明する。先ず、図1乃至図5に示した構成の画像形
成装置において普通紙のコピーを行なう場合について説
明する。この制御は、図20に示すように、普通紙に画
像記録を行なうPPモードと、TCフィルムに画像記録
を行なうTCモードとをトグル動作により選択可能な、
本装置の操作部903上のTCモードキー741が操作
され(あるいは操作されていないデフォルト状態)、P
Pモードが選択され後に、画像形成装置からの(記録)
スタートコマンドを受信した場合には、前記の図1乃至
図5に示した構成の画像形成装置における普通紙に対す
る記録動作が実行される。なお、この実施例では、操作
部903上にモード選択キーを有している例を示した
が、このモード選択手段としては、タッチパネルや表示
部でのスイッチ選択(ソフトウエア・スイッチ)などの
選択手段であってもよい。また、本実施例は、プリンタ
ーに限らず、同様な記録部を有する複写機やファクシミ
リ等にも適用できることはいうまでもない。
【0137】次に、図1及び図4に示した構成の画像形
成装置において予め初期化されているTCフィルムにコ
ピーを行なう場合について説明する。この制御は、図2
0に示すように、普通紙に画像記録を行なうPPモード
と、TCフィルムに画像記録を行なうTCモードとをト
グル動作により選択可能な、本装置の操作部903上の
TCモードキー741が操作され、TCモードが選択さ
れ後に、画像形成装置からの(記録)スタートコマンド
を受信した場合には、前記の図1及び図4に示した構成
の画像形成装置におけるTCフィルムに対する記録動作
が実行される。なお、この実施例においても上記実施例
と同様に、操作部903上にモード選択キーを有してい
る例を示したが、このモード選択手段としては、タッチ
パネルや表示部でのスイッチ選択(ソフトウエア・スイ
ッチ)などの選択手段であってもよく、また、本実施例
は、プリンターに限らず、同様な記録部を有する複写機
やファクシミリ等にも適用できることはいうまでもな
い。
【0138】次に、図2、図3、及び図5に示した構成
の画像形成装置において使用済みTCフィルムを初期化
してコピーを行なう場合について説明する。この制御
は、図20に示すように、普通紙に画像記録を行なうP
Pモードと、TCフィルムに画像記録を行なうTCモー
ドとをトグル動作により選択可能な、本装置の操作部9
03上のTCモードキー741が操作され、TCモード
が選択され後に、画像形成装置からの(記録)スタート
コマンドを受信した場合には、前記の図2、図3、及び
図5に示した構成の画像形成装置におけるTCフィルム
に対する記録動作が実行される。なお、この実施例にお
いても上記実施例と同様に、操作部903上にモード選
択キーを有している例を示したが、このモード選択手段
としては、タッチパネルや表示部でのスイッチ選択(ソ
フトウエア・スイッチ)などの選択手段であってもよ
く、また、本実施例は、プリンターに限らず、同様な記
録部を有する複写機やファクシミリ等にも適用できるこ
とはいうまでもない。
【0139】次に、前述したツーパスシステムの画像形
成装置におけるパス切り換え制御について説明する。こ
の制御は、図20に示すように、普通紙に画像記録を行
なうPPモードと、TCフィルムに画像記録を行なうT
Cモードとをトグル動作により選択可能な、本装置の操
作部903上のTCモードキー741が操作され、(あ
るいは操作されていないデフォルト状態)、PPモード
が選択され後に、画像形成装置からの(記録)スタート
コマンドを受信した場合には、前記の図17乃至図19
に示した構成の画像形成装置における普通紙に対する記
録動作が実行され、TCモードが選択され後に、画像形
成装置からの(記録)スタートコマンドを受信した場合
には、前記の図17乃至図19に示した構成の画像形成
装置におけるTCフィルムに対する記録動作が実行され
る。なお、この実施例においても上記実施例と同様に、
操作部903上にモード選択キーを有している例を示し
たが、このモード選択手段としては、タッチパネルや表
示部でのスイッチ選択(ソフトウエア・スイッチ)など
の選択手段であってもよく、また、本実施例は、プリン
ターに限らず、同様な記録部を有する複写機やファクシ
ミリ等にも適用できることはいうまでもない。
【0140】次に、前述したワンパスシステムの画像形
成装置におけるTCモード選択時の定着圧解除制御につ
いて説明する。この制御は、図20に示すように、普通
紙に画像記録を行なうPPモードと、TCフィルムに画
像記録を行なうTCモードとをトグル動作により選択可
能な、本装置の操作部903上のTCモードキー741
が操作され、(あるいは操作されていないデフォルト状
態)、PPモードが選択され後に、画像形成装置からの
(記録)スタートコマンドを受信した場合には、前記の
図1乃至図5に示した構成の画像形成装置における普通
紙に対する記録動作が実行され、TCモードが選択され
後に、画像形成装置からの(記録)スタートコマンドを
受信した場合には、前記の図1乃至図5に示した構成の
画像形成装置におけるTCフィルムに対する記録動作が
実行される。なお、この実施例においても上記実施例と
同様に、操作部903上にモード選択キーを有している
例を示したが、このモード選択手段としては、タッチパ
ネルや表示部でのスイッチ選択(ソフトウエア・スイッ
チ)などの選択手段であってもよく、また、本実施例
は、プリンターに限らず、同様な記録部を有する複写機
やファクシミリ等にも適用できることはいうまでもな
い。
【0141】次に、前述したワンパスシステムにおける
画像形成装置の本発明による使用済みTCフィルムの初
期化制御・モードについて説明する。先ず、図1及び図
4に示した構成の画像形成装置において使用済みTCフ
ィルムの初期化を行なう場合について説明する。この制
御は、図21に示すように、本装置の操作部903上に
初期化キーを有していると仮定すると、手差しトレイ
(図1の右上部)にTCフィルムをセットした状態で初
期化キーが押し下げられた場合には、手差しトレイから
の搬送と画像を書き込まずに、前述の普通紙と同じプロ
セスを行なうことにより、使用済みのTCフィルムの初
期化を行なう。すなわち、手差しトレイの記録紙検知セ
ンサ(図22における手差し記録紙センサ340)が
「記録紙あり」を示している状態において初期化キーが
押し下げられると、給紙ローラ1により手差しトレイか
ら引き出されたTCフィルムが、分離パッド35により
最上位の1枚のみに分離され、搬送ローラ37及びレジ
スト駆動ローラ9により搬送される。これにより、以
下、前述の図1及び図4に示した画像形成装置における
TCフィルムの初期化動作が実行される。図22は、本
実施例の制御ブロック図である。なお、この実施例にお
いては、便宜上、プリンターの操作部上に初期化キーを
有していると仮定したが、この初期化選択手段は、タッ
チパネルや表示部でのスイッチ選択(ソフトウエア・ス
イッチ)などの選択手段であればよい。また、本実施例
は、プリンターに限らず、同様な記録部を有する複写機
やファクシミリ等にも適用できることはいうまでもな
い。
【0142】次に、図1及び図4に示した構成の画像形
成装置において使用済みTCフィルムの初期化を行なう
場合の他の実施例について説明する。この実施例の制御
は、図23に示すように、本装置の操作部903上に初
期化キーを有しており、給紙トレイAがTCフィルム専
用トレイ(TCフィルムのみ使用可能)であると仮定す
ると、給紙トレイAにTCフィルムをセットした状態で
初期化キーが押し下げられた場合には、給紙トレイAか
らの搬送と画像を書き込まずに、前述の普通紙と同じプ
ロセスを行なうことにより、使用済みのTCフィルムの
初期化を行なう。すなわち、給紙トレイAのカセットセ
ットセンサ(図24におけるカセットサイズ検知器35
0で兼用)が「カセットあり」を示している状態で、且
つ、ペーパーエンドセンサ33が「記録紙あり」の状態
において、初期化キーが押し下げられると、給紙ローラ
1により給紙トレイAから引き出されたTCフィルム
が、分離パッド35により最上位の1枚のみに分離さ
れ、搬送ローラ37及びレジスト駆動ローラ9により搬
送される。これにより、以下、前述の図1及び図4に示
した画像形成装置におけるTCフィルムの初期化動作が
実行される。図24は、本実施例の制御ブロック図であ
る。なお、この実施例においては、便宜上、プリンター
の操作部上に初期化キーを有していると仮定したが、こ
の初期化選択手段は、上記実施例と同様に、タッチパネ
ルや表示部でのスイッチ選択(ソフトウエア・スイッ
チ)などの選択手段であればよい。また、本実施例で
は、TCフィルム専用トレイを給紙トレイAとしたが、
予め定められたトレイであればどれでもよい。更に、本
実施例は、上記実施例と同様、プリンターに限らず、同
様な記録部を有する複写機やファクシミリ等にも適用で
きることはいうまでもない。
【0143】次に、図1及び図4に示した構成の画像形
成装置において使用済みTCフィルムの初期化を行なう
場合の更に他の実施例について説明する。この実施例で
は、本装置の操作部903上に初期化キーを有している
と仮定する。また、図24に示すように、TCフィルム
がセットされるカセットには、TCフィルム検知板が取
付けられており、給紙トレイAまたは給紙トレイBのう
ちのどちらのトレイにTCフィルム専用カセットがセッ
トされているかが、カセットサイズ検知器350により
検知されるように構成されている。すなわち、このカセ
ットサイズ検知器350は、図25に示すように、5連
のプッシュスイッチ351をセンサとして使用し、図2
6に示すサイズ検知板352によって、5連のプッシュ
スイッチ351のオン/オフによる図27に示すような
状態(図27において、白丸はオン、黒丸はオフの状態
を示す)を作り出すことにより、カセットサイズ及びT
Cフィルム専用カセットの有無を検出するように構成さ
れている。そこで、給紙トレイAまたは給紙トレイB、
あるいは、両トレイにTCフィルムをセットした状態で
初期化キーが押し下げられた場合には、給紙トレイAま
たは給紙トレイB、あるいは、両トレイからの搬送と画
像を書き込まずに、前述の普通紙と同じプロセスを行な
うことにより、使用済みのTCフィルムの初期化を行な
う。すなわち、図28に示すように、給紙トレイAまた
は給紙トレイB、あるいは、両トレイのカセットセット
センサ(図24におけるカセットサイズ検知器350で
兼用)が「カセットあり」を示している状態で、且つ、
カセットサイズ検知器350によりTCフィルム専用カ
セットが検知され、且つ、ペーパーエンドセンサ33が
「記録紙あり」の状態において、初期化キーが押し下げ
られると、TCフィルムが、給紙ローラ1により給紙ト
レイAから引き出されて、分離パッド35により最上位
の1枚のみ分離され、搬送ローラ37及びレジスト駆動
ローラ9により搬送される。以下、前述の図1及び図4
に示した画像形成装置における使用済みTCフィルムの
初期化動作が実行される。この実施例においては、便宜
上、プリンターの操作部上に初期化キーを有していると
仮定したが、この初期化選択手段は、上記実施例と同様
に、タッチパネルや表示部でのスイッチ選択(ソフトウ
エア・スイッチ)などの選択手段であればよい。また、
本実施例では、TCフィルム専用カセットのカセットサ
イズ検知器350をカセットセットセンサと兼用すると
仮定したが、このカセットセットセンサとして専用のセ
ンサを設けてもかまわない。更に、本実施例は、上記実
施例と同様、プリンターに限らず、同様な記録部を有す
る複写機やファクシミリ等にも適用できることはいうま
でもない。
【0144】次に、図29に示した構成の画像形成装置
を使用して、使用済みTCフィルムを初期化した後、こ
のTCフィルムを専用の給紙トレイ内にストック(排
紙)する場合の制御について説明する。この制御は、そ
の操作部903上に初期化キーを有していると仮定し、
給紙トレイAが、予めTCフィルム専用トレイ(TCフ
ィルムのみ使用可能)であると仮定すると、手差しトレ
イCに使用済みTCフィルムをセットした状態で初期化
キーが押し下げられた場合には、図29に示すように、
この使用済みTCフィルムの手差しトレイDからの搬送
と、使用済みTCフィルムの初期化を行ない、この初期
化したTCフィルムを給紙トレイAに排紙する。すなわ
ち、図30に示すように、手差し記録紙センサ340が
「記録紙あり」、給紙トレイAのカセットセットセンサ
(図24におけるカセットサイズ検知器350で兼用)
が「カセットあり」で、且つ、ペーパーフルセンサ36
0が「記録紙満杯でない」の状態において、初期化キー
が押し下げられた場合には、図29において、給紙ロー
ラ1と分離パッド35により、手差しトレイDから最上
位の1枚だけの使用済みTCフィルムが搬送され、この
使用済みTCフィルムを透明状態から白濁化させる温度
に設定された定着手段34の加熱ローラ20と搬送ロー
ラ37aのニップ部を、この使用済みTCフィルムが通
過することにより、この使用済みTCフィルムが初期化
され、更に、この使用済みTCフィルムが搬送ローラ3
7bにより給紙トレイA内へ搬送(蓄積)される。この
使用済みTCフィルムの初期化・ストック動作は、手差
しトレイD上にセットされた使用済みTCフィルムが無
くなるか、あるいは、給紙トレイA内にストックされた
初期化済みTCフィルムが満杯になるまで繰り返され
る。図31は、本実施例の制御ブロック図である。な
お、この実施例においては、便宜上、プリンターの操作
部上に初期化キーを有していると仮定したが、この初期
化選択手段は、上記実施例と同様に、タッチパネルや表
示部でのスイッチ選択(ソフトウエア・スイッチ)など
の選択手段であればよい。また、本実施例では、TCフ
ィルム専用トレイを給紙トレイAとしたが、予め定めら
れたトレイであればどれでもよい。更に、本実施例は、
上記実施例と同様、プリンターに限らず、同様な記録部
を有する複写機やファクシミリ等にも適用できることは
いうまでもない。
【0145】次に、図32に示した構成の画像形成装置
を使用して、使用済みTCフィルムを初期化した後、こ
のTCフィルムを専用の給紙カセット内にストック(排
紙)する場合の制御について説明する。この制御は、そ
の操作部903上に初期化キーを有しており、給紙トレ
イCが使用済みTCフィルム専用トレイであり、給紙ト
レイAが未使用のTCフィルムのみをストック可能なT
Cフィルム専用カセットであると仮定すると、給紙トレ
イCに使用済みTCフィルムをセットした状態で初期化
キーが押し下げられた場合には、図32に示すように、
この使用済みTCフィルムの給紙トレイCからの搬送
と、使用済みTCフィルムの初期化を行ない、この初期
化したTCフィルムを給紙トレイAに排紙する。すなわ
ち、図33に示すように、給紙トレイCにカセットがあ
りペーパーエンドでない状態で、給紙トレイAにカセッ
トがありペーパーフル(記録紙満杯)でない状態で、初
期化キーが押し下げられた場合には、図32において、
給紙ローラ1と分離パッド35により、給紙トレイCか
ら最上位の1枚だけの使用済みTCフィルムが搬送さ
れ、この使用済みTCフィルムを透明状態から白濁化さ
せる温度に設定された定着手段34の加熱ローラ20と
搬送ローラ37aのニップ部を、この使用済みTCフィ
ルムが通過することにより、この使用済みTCフィルム
が初期化され、更に、この使用済みTCフィルムが搬送
ローラ37b,37cにより給紙トレイA内へ搬送(蓄
積)される。この使用済みTCフィルムの初期化・スト
ック動作は、給紙トレイC内にセットされた使用済みT
Cフィルムが無くなるか、あるいは、給紙トレイA内に
ストックされた初期化済みTCフィルムが満杯になるま
で繰り返される。図34は、本実施例の制御ブロック図
である。なお、この実施例においては、便宜上、プリン
ターの操作部上に初期化キーを有していると仮定した
が、この初期化選択手段は、上記実施例と同様に、タッ
チパネルや表示部でのスイッチ選択(ソフトウエア・ス
イッチ)などの選択手段であればよい。また、本実施例
では、未使用のTCフィルム専用トレイを給紙トレイA
としたが、予め定められたトレイであればどれでもよ
い。更に、本実施例は、上記実施例と同様、プリンター
に限らず、同様な記録部を有する複写機やファクシミリ
等にも適用できることはいうまでもない。
【0146】次に、図32に示した構成の画像形成装置
を使用して、使用済みTCフィルムを初期化した後、こ
のTCフィルムを専用の給紙カセット内にストック(排
紙)する場合の他の制御について説明する。この制御
は、その操作部903上に初期化キーを有しており、給
紙トレイCが使用済みTCフィルム専用トレイであり、
未使用のTCフィルムのみをストック可能なTCフィル
ム専用カセットにはTCフィルム専用カセット検知板が
取付けられており、給紙トレイA,Bの何れか、あるい
は両方のトレイにTCフィルム専用カセットがセットさ
れている状態をカセットサイズ検知と同様の方法により
検知可能であると仮定すると、給紙トレイCに使用済み
TCフィルムをセットした状態で初期化キーが押し下げ
られた場合には、この使用済みTCフィルムの初期化動
作を行ない、この初期化したTCフィルムがストックさ
れるTCフィルム専用カセットのセットされている給紙
トレイを自動的に判別して、初期化済みTCフィルムの
排紙を行なう。すなわち、図35に示すように、給紙ト
レイCにカセットがありペーパーエンドでない状態で、
給紙トレイAまたはBあるいは両トレイにTCフィルム
専用カセットがありペーパーフル(記録紙満杯)でない
状態で、初期化キーが押し下げられた場合には、図32
において、給紙ローラ1と分離パッド35により、給紙
トレイCから最上位の1枚だけの使用済みTCフィルム
が搬送され、この使用済みTCフィルムを透明状態から
白濁化させる温度に設定された定着手段34の加熱ロー
ラ20と搬送ローラ37aのニップ部を、この使用済み
TCフィルムが通過することにより、この使用済みTC
フィルムが初期化され、更に、この使用済みTCフィル
ムが搬送ローラ37b,37cにより給紙トレイAまた
はB内へ搬送(蓄積)される。この使用済みTCフィル
ムの初期化・ストック動作は、給紙トレイC内にセット
された使用済みTCフィルムが無くなるか、あるいは、
給紙トレイA、Bあるいは両トレイにセットされたTC
フィルム専用カセット内の初期化済みTCフィルムが満
杯になるまで繰り返される。なお、この実施例において
は、便宜上、プリンターの操作部上に初期化キーを有し
ていると仮定したが、この初期化選択手段は、上記実施
例と同様に、タッチパネルや表示部でのスイッチ選択
(ソフトウエア・スイッチ)などの選択手段であればよ
い。また、本実施例では、TCフィルム専用カセットの
検知手段を、カセットサイズ検知器350及びカセット
セットセンサと兼用としたが、このTCフィルム専用カ
セットの検知専用のセンサを設けてもよい。更に、本実
施例では、TCフィルム専用トレイを2個設けたが、こ
のトレイは複数であればその個数に制限はない。また、
本実施例は、上記実施例と同様、プリンターに限らず、
同様な記録部を有する複写機やファクシミリ等にも適用
できることはいうまでもない。
【0147】次に、使用済みTCフィルム専用カセット
を有する画像形成装置において、一定時間毎に、使用済
みTCフィルムの初期化を実行する制御について説明す
る。この制御は、使用済みTCフィルム専用カセットを
有する画像形成装置、すなわち、前述の図23乃至図3
5に示すような画像形成装置において、その使用済みT
Cフィルムの初期化動作を、一定時間間隔毎に自動的に
行なう制御である。例えば、電源オン時をタイマースタ
ートのトリガーとして、一定時間(ここでは6時間とす
る)毎に、使用済みTCフィルムの初期化を行なうこと
になっているとすると、図36に示すように、電源オン
後、設定時間(6時間)が経過した時点で、図23乃至
図35において説明したような初期化モード動作を行な
う。この図36に示す制御では、上記の初期化モード動
作が終了した時点でタイマーをリセットすることによ
り、電源がオフされるまで、上記の初期化モード動作が
一定時間毎に繰り返し実行される。
【0148】次に、使用済みTCフィルム専用カセット
を有する画像形成装置において、一定時刻毎に、使用済
みTCフィルムの初期化を実行する制御について説明す
る。この制御は、使用済みTCフィルム専用カセットを
有する画像形成装置、すなわち、前述の図23乃至図3
5に示すような画像形成装置において、その使用済みT
Cフィルムの初期化動作を、規定時刻毎に自動的に行な
う制御である。例えば、AM9:00と、PM9:00
に、使用済みTCフィルムの初期化を行なうことになっ
ているとすると、図37及び図38に示すように、リア
ルタイムクロック906から現在時刻情報をメイン制御
部901へ入力し、この現在時刻と規定時刻とを比較す
る。そして、この現在時刻と規定時刻とを比較した結
果、現在時刻=規定時刻である場合に、図23乃至図3
5において説明したような初期化モード動作を行なう。
【0149】ところで、上述の図36乃至図38に示し
た制御では、その設定時間間隔及び規定時刻が一定時間
毎及び一定時刻に限定されており、また、これらの一定
時間毎及び一定時刻に使用済みTCフィルムの初期化動
作が必ず実行されるように制御されるが、この設定時間
間隔及び規定時刻、あるいは、そのモードでの使用の可
否は、ユーザーの都合により、任意に設定できるように
してもよい。
【0150】また、図23乃至図35に示したような、
使用済みTCフィルム専用カセットを有する画像形成装
置においては、図39に示すように、電源オン時に、使
用済みTCフィルムの初期化動作を自動的に行なうよう
に制御してもよい。
【0151】更に、図29乃至図35に示したような、
使用済みTCフィルム専用カセットを有する画像形成装
置においては、初期化するTCフィルムがセットされる
専用トレイに、使用済みTCフィルムあるいは使用済み
TCフィルム専用カセットがセットされたことをトリガ
ーとして、使用済みTCフィルムの初期化動作を自動的
に行なうように制御してもよい。
【0152】また、本発明における画像形成装置が、ネ
ガ−ポジの記録方式である場合には、TCフィルムの初
期化時に、その初期化手段をTCフィルムが白濁から透
明に変色する温度に設定して、図21乃至図39に示し
た動作を行なう。すなわち、この場合の搬送パスは同様
で、初期化動作は図1及び図4のそれと略同様である
が、ネガ−ポジの記録方式の場合、加熱ローラ20の温
度設定をポジ−ポジの記録方式の場合とは変更し、TC
フィルムが白濁から透明に変色する温度に設定すること
によって、使用済みTCフィルムの全てを透明にして初
期化できる。
【0153】
【発明の効果】上述のように、請求項1記載の発明によ
れば、記録モード選択手段によって普通紙シートへの記
録モードが選択された場合に、普通紙記録工程が実行さ
れるので、普通紙シートへの記録を容易に行なうことが
できる。
【0154】また、請求項2記載の発明によれば、記録
モード選択手段によってTCフィルムへの記録モードが
選択された場合に、TCフィルム記録工程が実行される
ので、TCフィルムへの記録を容易に行なうことができ
る。
【0155】更に、請求項3記載の発明によれば、請求
項2記載の構成に加えて、発熱手段による初期化を行な
っているので、使用済みのTCフィルムへの記録を容易
に行なうことができる。
【0156】更に、請求項4記載の発明によれば、記録
モード選択手段によってTCフィルムへの記録モードが
選択された場合に、手差しトレイの使用済みTCフィル
ムの初期化を行なって排紙トレイに排紙するので、使用
済みのTCフィルムへの記録を容易に行なうことができ
る。
【0157】更に、請求項5記載の発明によれば、TC
フィルム専用給紙トレイの使用済みTCフィルムの初期
化を行なって排紙トレイに排紙するので、大量の使用済
みのTCフィルムへの記録を容易に行なうことができ
る。
【0158】更に、請求項6記載の発明によれば、TC
フィルム専用カセットを検知して初期化を行ない、排紙
トレイに排紙するので、トレイへのセットミスによる初
期化が防止でき、また、複数のトレイからの使用済みの
TCフィルムの初期化が可能となると共に、TCフィル
ム専用トレイも不要となる。
【0159】更に、請求項7記載の発明によれば、請求
項4記載の効果に加えて、TCフィルムをTCフィルム
専用給紙トレイにセットする手間が省ける。
【0160】更に、請求項8記載の発明によれば、請求
項5記載の効果に加えて、TCフィルムをTCフィルム
専用給紙トレイにセットする手間が省ける。
【0161】更に、請求項9記載の発明によれば、TC
フィルム専用カセットを検知して初期化を行ない、TC
フィルム専用カセットのセットされている給紙トレイに
排紙しているので、TCフィルム専用給紙トレイに普通
紙カセットがセットミスされている場合の誤排紙(普通
紙とTCフィルムとの混在)が防止され、更に、複数の
トレイへのTCフィルムの排紙が可能となると共に、T
Cフィルム専用トレイも不要となる。
【0162】更に、請求項10記載の発明によれば、請
求項8,9記載の効果に加えて、一定時間間隔、あるい
は一定時刻毎に自動的に初期化が行なわれるので、初期
化時にオペレーターが立ち会う必要がなくなる。
【0163】更に、請求項11記載の発明によれば、請
求項8,9記載の効果に加えて、初期化を行なう時間間
隔、あるいは時刻を設定可能としたので、ユーザーの使
用環境に適合したフレキシブルな対応が可能となる。
【0164】更に、請求項12記載の発明によれば、請
求項8,9記載の効果に加えて、電源オン時に初期化動
作が実行されるので、使用時にTCフィルムの初期化を
必ず行なうことができる。
【0165】更に、請求項13記載の発明によれば、請
求項8,9記載の効果に加えて、使用済みTCフィルム
専用トレイにカセットがセットされた場合に、自動的に
初期化動作が実行されるので、初期化選択手段の選択を
行わくて済む。
【0166】更に、請求項14記載の発明によれば、請
求項1乃至13記載の効果に加えて、記録方式に対応し
た初期化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が実施される第1の画像形成装置の構成
を示す概略断面図である。
【図2】本発明が実施される第2の画像形成装置の構成
を示す概略断面図である。
【図3】本発明が実施される第3の画像形成装置の構成
を示す概略断面図である。
【図4】本発明が実施される第4の画像形成装置の構成
を示す概略断面図である。
【図5】本発明が実施される第5の画像形成装置の構成
を示す概略断面図である。
【図6】本発明が実施される画像形成装置の全体制御ブ
ロック図である。
【図7】本発明が実施される画像形成装置の操作部の概
略平面図である。
【図8】本発明が実施される画像形成装置のTCフィル
ム記録時の全体制御タイミングチャートである。
【図9】本発明が実施される画像形成装置の普通紙記録
時の全体制御タイミングチャートである。
【図10】本発明が実施される画像形成装置の構成を示
す概略図である。
【図11】本発明が実施される画像形成装置の他の構成
を示す概略図である。
【図12】本発明が実施される画像形成装置の更に他の
構成を示す概略図である。
【図13】本発明が実施される画像形成装置の更に他の
構成を示す概略図である。
【図14】本発明が実施される画像形成装置の更に他の
構成を示す概略図である。
【図15】本発明が実施される画像形成装置の更に他の
構成を示す概略図である。
【図16】本発明が実施される画像形成装置の更に他の
構成を示す概略図である。
【図17】本発明が実施される図16に示す画像形成装
置の具体的な構成を示す概略断面図である。
【図18】本発明が実施される図16に示す他の画像形
成装置の具体的な構成を示す概略断面図である。
【図19】本発明が実施される図16に示す更に他の画
像形成装置の具体的な構成を示す概略断面図である。
【図20】本発明の画像形成装置におけるコピー制御動
作のフローチャートである。
【図21】本発明の画像形成装置におけるTCフィルム
初期化制御動作のフローチャートである。
【図22】本発明の画像形成装置における図20及び図
21に示す動作の制御手段のブロック図である。
【図23】本発明の画像形成装置における他のTCフィ
ルム初期化制御動作のフローチャートである。
【図24】本発明の画像形成装置における図23に示す
動作の制御手段のブロック図である。
【図25】本発明の画像形成装置におけるトレイサイズ
検知部の概略斜視図である。
【図26】本発明の画像形成装置におけるトレイの概略
斜視図である。
【図27】本発明の画像形成装置におけるトレイサイズ
検知器のセンサの状態とトレイサイズとの関係を示す表
である。
【図28】本発明の画像形成装置における更に他のTC
フィルム初期化制御動作のフローチャートである。
【図29】本発明が実施される更に他の画像形成装置の
概略断面図である。
【図30】本発明の図29に示す画像形成装置における
初期化TCフィルムの給紙トレイへのストック制御動作
のフローチャートである。
【図31】本発明の画像形成装置における図30に示す
動作の制御手段のブロック図である。
【図32】本発明が実施される更に他の画像形成装置の
概略断面図である。
【図33】本発明の図32に示す画像形成装置における
初期化TCフィルムの給紙トレイへのストック制御動作
のフローチャートである。
【図34】本発明の画像形成装置における図32に示す
動作の制御手段のブロック図である。
【図35】本発明の画像形成装置における他の初期化T
Cフィルムの給紙トレイへのストック制御動作のフロー
チャートである。
【図36】本発明の画像形成装置において一定時間毎に
TCフィルムの初期化を行なう制御動作のフローチャー
トである。
【図37】本発明の画像形成装置において一定時刻にT
Cフィルムの初期化を行なう制御動作のフローチャート
である。
【図38】本発明の画像形成装置における図37に示す
動作の制御手段のブロック図である。
【図39】本発明の画像形成装置において電源オン時に
TCフィルムの初期化を行なう制御動作のフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 給紙ローラ 2 給紙ガイド板 3 発熱ヘッド 4 現像手段 5 光学ユニット 6 帯電手段 7 感光体のクリーニング手段 8 転写分離手段 9 レジスト駆動ローラ 10 感光体 11 転写前ガイド板 12 搬送切り替え手段 13 搬送ガイド板 14 定着入口ガイド板 15 照射手段 16 照射ランプ 17 反射板 18 集光レンズ 19 加圧ローラ 20 加熱ローラ 21 ヒーター 22 定着出口上ガイド板 23 定着出口下ガイド板 24 TCクリーニング手段 25 ブレード 26 回収ローラ 27 回収ボトル 28 排紙ガイド板 29 排紙ローラ 30 排紙トレイ 31 レジスト前センサー 32 排紙センサー 33 ペーパーエンドセンサ 34 定着手段 35 分離パット 36,36A,36B ファン 37,38,111 搬送ローラ 39 定着入口下ガイド板 40 レジスト従動ローラ 340 手差し記録紙センサ 350 カセットサイズ検知器 360 ペーパーフルセンサ A,B,C 給紙トレイ D 手差しトレイ 901 メイン制御部 902 記憶部 903 操作部 904 画像情報入力部 905 内部タイマー 906 リアルタイムクロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41M 5/26 B65H 7/02 9037−3F G03G 15/00 113 7369−2H 115 302 15/20 101 109 21/00 H04N 1/23 103 Z 9186−5C 6956−2H B41M 5/18 101 A (72)発明者 岩田 信之 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 佐川 泰博 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 飛永 秀樹 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体に画像情報を静電潜像として書き込
    む潜像書き込み手段と、上記感光体上に形成された静電
    潜像をトナーにより顕像化する現像手段と、画像記録用
    の普通紙シートを画像形成部へ給紙搬送する給紙搬送手
    段と、上記画像形成部に給紙搬送された普通紙シート上
    に上記感光体上に形成されたトナー像を転写する転写手
    段と、転写されたトナー像を普通紙シート上に定着させ
    る定着手段とを有し、所定の温度に加熱することにより
    初期化される再利用可能な可逆性感熱記録フィルムを上
    記給紙搬送手段により上記画像形成部へ給紙搬送して、
    この可逆性感熱記録フィルム上に上記潜像書き込み手段
    及び上記現像手段によって上記感光体上に形成されたト
    ナー像を上記転写手段により転写するとともに、トナー
    像の転写された可逆性感熱記録フィルムを照射して転写
    されたトナー像を加熱させる照射手段により可逆性感熱
    記録フィルム上に画像を形成し、この画像形成後、上記
    可逆性感熱記録フィルムに坦持されているトナーをトナ
    ー除去手段によりフィルム面上から除去する構成の画像
    形成装置において、上記普通紙シートへ画像を記録する
    PPモードと上記可逆性感熱記録フィルムへ画像を記録
    するTCモードとを選択するための記録モード選択手段
    を有し、この記録モード選択手段によってPPモードが
    選択された場合には、普通紙シートを給紙搬送して、上
    記感光体への書き込み、トナー現像、普通紙シートへの
    トナー転写、トナー定着までの一連の動作を行なうこと
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】感光体に画像情報を静電潜像として書き込
    む潜像書き込み手段と、上記感光体上に形成された静電
    潜像をトナーにより顕像化する現像手段と、画像記録用
    の普通紙シートを画像形成部へ給紙搬送する給紙搬送手
    段と、上記画像形成部に給紙搬送された普通紙シート上
    に上記感光体上に形成されたトナー像を転写する転写手
    段と、転写されたトナー像を普通紙シート上に定着させ
    る定着手段とを有し、所定の温度に加熱することにより
    初期化される再利用可能な可逆性感熱記録フィルムを上
    記給紙搬送手段により上記画像形成部へ給紙搬送して、
    この可逆性感熱記録フィルム上に上記潜像書き込み手段
    及び上記現像手段によって上記感光体上に形成されたト
    ナー像を上記転写手段により転写するとともに、トナー
    像の転写された可逆性感熱記録フィルムを照射して転写
    されたトナー像を加熱させる照射手段により可逆性感熱
    記録フィルム上に画像を形成し、この画像形成後、上記
    可逆性感熱記録フィルムに坦持されているトナーをトナ
    ー除去手段によりフィルム面上から除去する構成の画像
    形成装置において、上記普通紙シートへ画像を記録する
    PPモードと上記可逆性感熱記録フィルムへ画像を記録
    するTCモードとを選択するための記録モード選択手段
    を有し、この記録モード選択手段によってTCモードが
    選択された場合には、可逆性感熱記録フィルムを給紙搬
    送して、上記感光体への書き込み、トナー現像、可逆性
    感熱記録フィルムへのトナー転写、照射、トナー除去ま
    での一連の動作を行なうことを特徴とする画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】感光体に画像情報を静電潜像として書き込
    む潜像書き込み手段と、上記感光体上に形成された静電
    潜像をトナーにより顕像化する現像手段と、画像記録用
    の普通紙シートを画像形成部へ給紙搬送する給紙搬送手
    段と、上記画像形成部に給紙搬送された普通紙シート上
    に上記感光体上に形成されたトナー像を転写する転写手
    段と、転写されたトナー像を普通紙シート上に定着させ
    る定着手段とを有し、所定の温度に加熱することにより
    初期化される再利用可能な可逆性感熱記録フィルムを上
    記給紙搬送手段により上記画像形成部へ給紙搬送して、
    この可逆性感熱記録フィルムを発熱手段により初期化
    し、この初期化された可逆性感熱記録フィルム上に上記
    潜像書き込み手段及び上記現像手段によって上記感光体
    上に形成されたトナー像を上記転写手段により転写する
    とともに、トナー像の転写された可逆性感熱記録フィル
    ムを照射して転写されたトナー像を加熱させる照射手段
    により可逆性感熱記録フィルム上に画像を形成し、この
    画像形成後、上記可逆性感熱記録フィルムに坦持されて
    いるトナーをトナー除去手段によりフィルム面上から除
    去する構成の画像形成装置において、上記普通紙シート
    へ画像を記録するPPモードと上記可逆性感熱記録フィ
    ルムへ画像を記録するTCモードとを選択するための記
    録モード選択手段を有し、この記録モード選択手段によ
    ってTCモードが選択された場合には、可逆性感熱記録
    フィルムを給紙搬送して、上記感光体への書き込み、ト
    ナー現像、可逆性感熱記録フィルムの初期化、可逆性感
    熱記録フィルムへのトナー転写、照射、トナー除去まで
    の一連の動作を行なうことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】感光体に画像情報を静電潜像として書き込
    む潜像書き込み手段と、上記感光体上に形成された静電
    潜像をトナーにより顕像化する現像手段と、画像記録用
    の普通紙シートを画像形成部へ給紙搬送する給紙搬送手
    段と、上記画像形成部に給紙搬送された普通紙シート上
    に上記感光体上に形成されたトナー像を転写する転写手
    段と、転写されたトナー像を普通紙シート上に定着させ
    る定着手段とを有し、所定の温度に加熱することにより
    初期化される再利用可能な可逆性感熱記録フィルムを上
    記給紙搬送手段により上記画像形成部へ給紙搬送して、
    この可逆性感熱記録フィルム上に上記潜像書き込み手段
    及び上記現像手段によって上記感光体上に形成されたト
    ナー像を上記転写手段により転写するとともに、トナー
    像の転写された可逆性感熱記録フィルムを照射して転写
    されたトナー像を加熱させる照射手段により可逆性感熱
    記録フィルム上に画像を形成し、この画像形成後、上記
    可逆性感熱記録フィルムに坦持されているトナーをトナ
    ー除去手段によりフィルム面上から除去する構成の画像
    形成装置において、使用済み可逆性感熱記録フィルムの
    記録済み画像の消去を選択する初期化選択手段と、記録
    紙を手差しするための手差しトレイと、この手差しトレ
    イ上の記録紙を検知する記録紙検知手段と、上記定着手
    段の発熱温度を検知する定着温度検知手段とを有し、上
    記記録紙検知手段により上記手差しトレイ上に記録紙の
    あることが検知され、上記初期化選択手段により使用済
    みの可逆性感熱記録フィルムの記録済み画像を消去する
    モードが選択された場合には、上記書き込み手段による
    感光体への書き込み、上記現像手段による現像、上記転
    写手段による転写を行なわずに上記定着手段を加熱し、
    この定着手段が規定の設定温度に加熱されたことを上記
    定着温度検知手段により検知して、使用済みの可逆性感
    熱記録フィルムを上記手差しトレイから上記定着手段へ
    と給紙搬送し、この使用済みの可逆性感熱記録フィルム
    の使用済み画像を上記定着手段の熱により消去して排紙
    トレイへ排紙することを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】感光体に画像情報を静電潜像として書き込
    む潜像書き込み手段と、上記感光体上に形成された静電
    潜像をトナーにより顕像化する現像手段と、画像記録用
    の普通紙シートを画像形成部へ給紙搬送する給紙搬送手
    段と、上記画像形成部に給紙搬送された普通紙シート上
    に上記感光体上に形成されたトナー像を転写する転写手
    段と、転写されたトナー像を普通紙シート上に定着させ
    る定着手段とを有し、所定の温度に加熱することにより
    初期化される再利用可能な可逆性感熱記録フィルムを上
    記給紙搬送手段により上記画像形成部へ給紙搬送して、
    この可逆性感熱記録フィルム上に上記潜像書き込み手段
    及び上記現像手段によって上記感光体上に形成されたト
    ナー像を上記転写手段により転写するとともに、トナー
    像の転写された可逆性感熱記録フィルムを照射して転写
    されたトナー像を加熱させる照射手段により可逆性感熱
    記録フィルム上に画像を形成し、この画像形成後、上記
    可逆性感熱記録フィルムに坦持されているトナーをトナ
    ー除去手段によりフィルム面上から除去する構成の画像
    形成装置において、使用済み可逆性感熱記録フィルムの
    記録済み画像の消去を選択する初期化選択手段と、可逆
    性感熱記録フィルムのみが収容される可逆性感熱記録フ
    ィルム専用給紙トレイと、この可逆性感熱記録フィルム
    専用給紙トレイ内の記録紙を検知する記録紙検知手段
    と、上記定着手段の発熱温度を検知する定着温度検知手
    段とを有し、上記初期化選択手段により使用済みの可逆
    性感熱記録フィルムの記録済み画像を消去するモードが
    選択された場合には、上記書き込み手段による感光体へ
    の書き込み、上記現像手段による現像、上記転写手段に
    よる転写を行なわずに上記定着手段を加熱し、この定着
    手段が規定の設定温度に加熱されたことを上記定着温度
    検知手段により検知して、使用済みの可逆性感熱記録フ
    ィルムを上記可逆性感熱記録フィルム専用給紙トレイか
    ら上記定着手段へと給紙搬送し、この使用済みの可逆性
    感熱記録フィルムの使用済み画像を上記定着手段の熱に
    より消去して排紙トレイへ排紙することを特徴とする画
    像形成装置。
  6. 【請求項6】感光体に画像情報を静電潜像として書き込
    む潜像書き込み手段と、上記感光体上に形成された静電
    潜像をトナーにより顕像化する現像手段と、画像記録用
    の普通紙シートを画像形成部へ給紙搬送する給紙搬送手
    段と、上記画像形成部に給紙搬送された普通紙シート上
    に上記感光体上に形成されたトナー像を転写する転写手
    段と、転写されたトナー像を普通紙シート上に定着させ
    る定着手段とを有し、所定の温度に加熱することにより
    初期化される再利用可能な可逆性感熱記録フィルムを上
    記給紙搬送手段により上記画像形成部へ給紙搬送して、
    この可逆性感熱記録フィルム上に上記潜像書き込み手段
    及び上記現像手段によって上記感光体上に形成されたト
    ナー像を上記転写手段により転写するとともに、トナー
    像の転写された可逆性感熱記録フィルムを照射して転写
    されたトナー像を加熱させる照射手段により可逆性感熱
    記録フィルム上に画像を形成し、この画像形成後、上記
    可逆性感熱記録フィルムに坦持されているトナーをトナ
    ー除去手段によりフィルム面上から除去する構成の画像
    形成装置において、使用済み可逆性感熱記録フィルムの
    記録済み画像の消去を選択する初期化選択手段と、可逆
    性感熱記録フィルムが収容された可逆性感熱記録フィル
    ム専用カセットの給紙トレイ内へのセットの有無を検知
    するカセット検知手段と、上記給紙トレイ内の記録紙の
    有無を検知する記録紙検知手段と、上記定着手段の発熱
    温度を検知する定着温度検知手段とを有し、上記カセッ
    ト検知手段により上記可逆性感熱記録フィルム専用カセ
    ットの給紙トレイへのセットが検知され、上記記録紙検
    知手段により上記可逆性感熱記録フィルム専用カセット
    のセットされた給紙トレイ内に記録紙があることが検知
    され、上記初期化選択手段により使用済みの可逆性感熱
    記録フィルムの記録済み画像を消去するモードが選択さ
    れた場合には、上記書き込み手段による感光体への書き
    込み、上記現像手段による現像、上記転写手段による転
    写を行なわずに上記定着手段を加熱し、この定着手段が
    規定の設定温度に加熱されたことを上記定着温度検知手
    段により検知して、使用済みの可逆性感熱記録フィルム
    を可逆性感熱記録フィルム専用カセットのセットされた
    給紙トレイ内から上記定着手段へと給紙搬送し、この使
    用済みの可逆性感熱記録フィルムの使用済み画像を上記
    定着手段の熱により消去して排紙することを特徴とする
    画像形成装置。
  7. 【請求項7】感光体に画像情報を静電潜像として書き込
    む潜像書き込み手段と、上記感光体上に形成された静電
    潜像をトナーにより顕像化する現像手段と、画像記録用
    の普通紙シートを画像形成部へ給紙搬送する給紙搬送手
    段と、上記画像形成部に給紙搬送された普通紙シート上
    に上記感光体上に形成されたトナー像を転写する転写手
    段と、転写されたトナー像を普通紙シート上に定着させ
    る定着手段とを有し、所定の温度に加熱することにより
    初期化される再利用可能な可逆性感熱記録フィルムを上
    記給紙搬送手段により上記画像形成部へ給紙搬送して、
    この可逆性感熱記録フィルム上に上記潜像書き込み手段
    及び上記現像手段によって上記感光体上に形成されたト
    ナー像を上記転写手段により転写するとともに、トナー
    像の転写された可逆性感熱記録フィルムを照射して転写
    されたトナー像を加熱させる照射手段により可逆性感熱
    記録フィルム上に画像を形成し、この画像形成後、上記
    可逆性感熱記録フィルムに坦持されているトナーをトナ
    ー除去手段によりフィルム面上から除去する構成の画像
    形成装置において、上記普通紙シートへ画像を記録する
    PPモードと上記可逆性感熱記録フィルムへ画像を記録
    するTCモードとを選択するための記録モード選択手段
    を有し、この記録モード選択手段によってPPモードが
    選択された場合には、普通紙シートを給紙搬送して、上
    記感光体への書き込み、トナー現像、普通紙シートへの
    トナー転写、トナー定着までの一連の動作を行なうとと
    もに、使用済み可逆性感熱記録フィルムの記録済み画像
    の消去を選択する初期化選択手段と、記録紙を手差しす
    るための手差しトレイと、この手差しトレイ上の記録紙
    を検知する記録紙検知手段と、可逆性感熱記録フィルム
    のみが収容される可逆性感熱記録フィルム専用給紙トレ
    イと、この可逆性感熱記録フィルム専用給紙トレイ内の
    記録紙が満杯であるか否かを検知する記録紙満杯検知手
    段と、上記定着手段の発熱温度を検知する定着温度検知
    手段とを有し、上記記録紙検知手段により上記手差しト
    レイ上に記録紙があることが検知され、上記記録紙満杯
    検知手段により上記可逆性感熱記録フィルム専用トレイ
    内の記録紙が満杯でないことが検知され、上記初期化選
    択手段により使用済みの可逆性感熱記録フィルムの記録
    済み画像を消去するモードが選択された場合には、上記
    書き込み手段による感光体への書き込み、上記現像手段
    による現像、上記転写手段による転写を行なわずに上記
    定着手段を加熱し、この定着手段が規定の設定温度に加
    熱されたことを上記定着温度検知手段により検知して、
    使用済みの可逆性感熱記録フィルムを上記手差しトレイ
    から上記定着手段へと給紙搬送し、この使用済みの可逆
    性感熱記録フィルムの使用済み画像を上記定着手段の熱
    により消去して上記可逆性感熱記録フィルム専用給紙ト
    レイ内に排紙することを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】感光体に画像情報を静電潜像として書き込
    む潜像書き込み手段と、上記感光体上に形成された静電
    潜像をトナーにより顕像化する現像手段と、画像記録用
    の普通紙シートを画像形成部へ給紙搬送する給紙搬送手
    段と、上記画像形成部に給紙搬送された普通紙シート上
    に上記感光体上に形成されたトナー像を転写する転写手
    段と、転写されたトナー像を普通紙シート上に定着させ
    る定着手段とを有し、所定の温度に加熱することにより
    初期化される再利用可能な可逆性感熱記録フィルムを上
    記給紙搬送手段により上記画像形成部へ給紙搬送して、
    この可逆性感熱記録フィルム上に上記潜像書き込み手段
    及び上記現像手段によって上記感光体上に形成されたト
    ナー像を上記転写手段により転写するとともに、トナー
    像の転写された可逆性感熱記録フィルムを照射して転写
    されたトナー像を加熱させる照射手段により可逆性感熱
    記録フィルム上に画像を形成し、この画像形成後、上記
    可逆性感熱記録フィルムに坦持されているトナーをトナ
    ー除去手段によりフィルム面上から除去する構成の画像
    形成装置において、上記普通紙シートへ画像を記録する
    PPモードと上記可逆性感熱記録フィルムへ画像を記録
    するTCモードとを選択するための記録モード選択手段
    を有し、この記録モード選択手段によってTCモードが
    選択された場合には、可逆性感熱記録フィルムを給紙搬
    送して、上記感光体への書き込み、トナー現像、可逆性
    感熱記録フィルムへのトナー転写、照射、トナー除去ま
    での一連の動作を行なうとともに、使用済み可逆性感熱
    記録フィルムの記録済み画像の消去を選択する初期化選
    択手段と、使用済み可逆性感熱記録フィルムが収容され
    る使用済み可逆性感熱記録フィルム専用給紙トレイと、
    この使用済み可逆性感熱記録フィルム専用給紙トレイ内
    の記録紙の有無を検知する記録紙検知手段と、可逆性感
    熱記録フィルム専用給紙トレイ内の記録紙が満杯である
    か否かを検知する記録紙満杯検知手段と、上記定着手段
    の発熱温度を検知する定着温度検知手段とを有し、上記
    記録紙検知手段により上記使用済み可逆性感熱記録フィ
    ルム専用給紙トレイ内に記録紙があることが検知され、
    上記記録紙満杯検知手段により上記可逆性感熱記録フィ
    ルム専用トレイ内の記録紙が満杯でないことが検知さ
    れ、上記初期化選択手段により使用済みの可逆性感熱記
    録フィルムの記録済み画像を消去するモードが選択され
    た場合には、上記書き込み手段による感光体への書き込
    み、上記現像手段による現像、上記転写手段による転写
    を行なわずに上記定着手段を加熱し、この定着手段が規
    定の設定温度に加熱されたことを上記定着温度検知手段
    により検知して、使用済みの可逆性感熱記録フィルムを
    上記使用済み可逆性感熱記録フィルム専用給紙トレイか
    ら上記定着手段へと給紙搬送し、この使用済みの可逆性
    感熱記録フィルムの使用済み画像を上記定着手段の熱に
    より消去して上記可逆性感熱記録フィルム専用給紙トレ
    イ内に排紙することを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】感光体に画像情報を静電潜像として書き込
    む潜像書き込み手段と、上記感光体上に形成された静電
    潜像をトナーにより顕像化する現像手段と、画像記録用
    の普通紙シートを画像形成部へ給紙搬送する給紙搬送手
    段と、上記画像形成部に給紙搬送された普通紙シート上
    に上記感光体上に形成されたトナー像を転写する転写手
    段と、転写されたトナー像を普通紙シート上に定着させ
    る定着手段とを有し、所定の温度に加熱することにより
    初期化される再利用可能な可逆性感熱記録フィルムを上
    記給紙搬送手段により上記画像形成部へ給紙搬送して、
    この可逆性感熱記録フィルムを発熱手段により初期化
    し、この初期化された可逆性感熱記録フィルム上に上記
    潜像書き込み手段及び上記現像手段によって上記感光体
    上に形成されたトナー像を上記転写手段により転写する
    とともに、トナー像の転写された可逆性感熱記録フィル
    ムを照射して転写されたトナー像を加熱させる照射手段
    により可逆性感熱記録フィルム上に画像を形成し、この
    画像形成後、上記可逆性感熱記録フィルムに坦持されて
    いるトナーをトナー除去手段によりフィルム面上から除
    去する構成の画像形成装置において、上記普通紙シート
    へ画像を記録するPPモードと上記可逆性感熱記録フィ
    ルムへ画像を記録するTCモードとを選択するための記
    録モード選択手段を有し、この記録モード選択手段によ
    ってTCモードが選択された場合には、可逆性感熱記録
    フィルムを給紙搬送して、上記感光体への書き込み、ト
    ナー現像、可逆性感熱記録フィルムへのトナー転写、照
    射、トナー除去までの一連の動作を行なうとともに、使
    用済み可逆性感熱記録フィルムの記録済み画像の消去を
    選択する初期化選択手段と、使用済み可逆性感熱記録フ
    ィルムが収容される使用済み可逆性感熱記録フィルム専
    用給紙トレイと、この使用済み可逆性感熱記録フィルム
    専用給紙トレイ内の記録紙の有無を検知する記録紙検知
    手段と、可逆性感熱記録フィルムが収容された可逆性感
    熱記録フィルム専用カセットの給紙トレイへのセットの
    有無を検知するカセット検知手段と、上記給紙トレイ内
    の記録紙が満杯であるか否かを検知する記録紙満杯検知
    手段と、上記定着手段の発熱温度を検知する定着温度検
    知手段とを有し、上記記録紙検知手段により上記使用済
    み可逆性感熱記録フィルム専用給紙トレイ内に記録紙が
    あることが検知され、上記カセット検知手段により可逆
    性感熱記録フィルム専用カセットのセットが検知され、
    上記記録紙満杯検知手段により上記可逆性感熱記録フィ
    ルム専用カセットのセットされた給紙トレイ内の記録紙
    が満杯でないことが検知され、上記初期化選択手段によ
    り使用済みの可逆性感熱記録フィルムの記録済み画像を
    消去するモードが選択された場合には、上記書き込み手
    段による感光体への書き込み、上記現像手段による現
    像、上記転写手段による転写を行なわずに上記定着手段
    を加熱し、この定着手段が規定の設定温度に加熱された
    ことを上記定着温度検知手段により検知して、使用済み
    の可逆性感熱記録フィルムを上記使用済み可逆性感熱記
    録フィルム専用給紙トレイから上記定着手段へと給紙搬
    送し、この使用済みの可逆性感熱記録フィルムの使用済
    み画像を上記定着手段の熱により消去して上記可逆性感
    熱記録フィルム専用給紙トレイへ排紙することを特徴と
    する画像形成装置。
  10. 【請求項10】請求項8及び請求項9記載の画像形成装
    置の構成に加えて、規定時間の計測を行なう規定時間計
    測手段、あるいは、規定時刻の計測を行なう規定時刻計
    測手段を設け、この規定時間計測手段あるいは規定時刻
    計測手段により、規定時間の経過あるいは規定時刻の到
    来が確認された場合には、上記初期化選択手段により使
    用済みの可逆性感熱記録フィルムの記録済み画像を消去
    するモードが選択されなくても、請求項8及び請求項9
    記載の画像形成装置における使用済み可逆性感熱記録フ
    ィルムの記録済み画像の消去動作を行なうことを特徴と
    する請求項8及び請求項9記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】請求項10記載の画像形成装置におい
    て、上記規定時間計測手段の規定時間あるいは上記規定
    時刻計測手段の規定時刻を可変する規定時間設定手段あ
    るいは規定時刻設定手段を設けて、上記規定時間あるい
    は上記規定時刻を可変することを特徴とする請求項10
    記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】請求項8及び請求項9記載の画像形成装
    置において、画像形成装置の電源のオン時に、上記初期
    化選択手段により使用済みの可逆性感熱記録フィルムの
    記録済み画像を消去するモードが選択されなくても、請
    求項8及び請求項9記載の画像形成装置における使用済
    み可逆性感熱記録フィルムの記録済み画像の消去動作を
    行なうことを特徴とする請求項8及び請求項9記載の画
    像形成装置。
  13. 【請求項13】請求項8及び請求項9記載の画像形成装
    置において、使用済み可逆性感熱記録フィルム専用給紙
    トレイに、可逆性感熱記録フィルム専用カセットがセッ
    トされた場合に、上記初期化選択手段により使用済みの
    可逆性感熱記録フィルムの記録済み画像を消去するモー
    ドが選択されなくても、請求項8及び請求項9記載の画
    像形成装置における使用済み可逆性感熱記録フィルムの
    記録済み画像の消去動作を行なうことを特徴とする請求
    項8及び請求項9記載の画像形成装置。
  14. 【請求項14】請求項4乃至請求項13記載の画像形成
    装置において、上記可逆性感熱記録フィルムの記録を白
    濁から透明に変色させて行なう場合には、上記定着手段
    の設定温度を、上記可逆性感熱記録フィルムが透明から
    白濁に変色する温度に設定し、上記可逆性感熱記録フィ
    ルムの記録を透明から白濁に変色させて行なう場合に
    は、上記定着手段の設定温度を、上記可逆性感熱記録フ
    ィルムが白濁から透明に変色する温度に設定することを
    特徴とする請求項4乃至請求項13記載の画像形成装
    置。
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