JPH061308Y2 - バルブ孔加工装置 - Google Patents
バルブ孔加工装置Info
- Publication number
- JPH061308Y2 JPH061308Y2 JP1987100399U JP10039987U JPH061308Y2 JP H061308 Y2 JPH061308 Y2 JP H061308Y2 JP 1987100399 U JP1987100399 U JP 1987100399U JP 10039987 U JP10039987 U JP 10039987U JP H061308 Y2 JPH061308 Y2 JP H061308Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- hole
- slide table
- valve seat
- tool
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Milling, Broaching, Filing, Reaming, And Others (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、内燃機関におけるバルブシートの孔部および
バルブガイドの孔部を加工するバルブ孔加工装置に関
し、一層詳細には、バルブシートの孔部の面取り加工を
行う面取り加工用工具と、前記面取り加工用工具の軸線
に沿って進退自在に設けられ、バルブガイドの孔部の内
周面を加工するリーマ工具とを備え、位置決め機構によ
る設定のもと、前記面取り加工用工具を前記バルブシー
トの孔部の直径に応じて所定量ワーク側に変位させ、当
該孔部の面取り加工を行うとともに、前記リーマ工具を
面取り加工用工具の軸線に沿って前記ワーク側に変位さ
せ、バルブガイドの孔部の内周面の加工を行うバルブ孔
加工装置に関する。
バルブガイドの孔部を加工するバルブ孔加工装置に関
し、一層詳細には、バルブシートの孔部の面取り加工を
行う面取り加工用工具と、前記面取り加工用工具の軸線
に沿って進退自在に設けられ、バルブガイドの孔部の内
周面を加工するリーマ工具とを備え、位置決め機構によ
る設定のもと、前記面取り加工用工具を前記バルブシー
トの孔部の直径に応じて所定量ワーク側に変位させ、当
該孔部の面取り加工を行うとともに、前記リーマ工具を
面取り加工用工具の軸線に沿って前記ワーク側に変位さ
せ、バルブガイドの孔部の内周面の加工を行うバルブ孔
加工装置に関する。
[考案の背景] 一般に、内燃機関を構成するシリンダヘッドにはシリン
ダブロックとの間に画成される燃焼室内に燃料と空気と
の混合気を導入するための吸気ポートと前記燃焼室から
排気を導出するための排気ポートとが形成されている。
そして、前記吸気ポート、排気ポートの燃焼室側開口部
には吸気弁、排気弁が着座するバルブシートが夫々設け
られると共に、前記吸気弁、排気弁のステム部が嵌合す
るバルブガイドが前記シリンダヘッドの所定の部位に配
設されている。
ダブロックとの間に画成される燃焼室内に燃料と空気と
の混合気を導入するための吸気ポートと前記燃焼室から
排気を導出するための排気ポートとが形成されている。
そして、前記吸気ポート、排気ポートの燃焼室側開口部
には吸気弁、排気弁が着座するバルブシートが夫々設け
られると共に、前記吸気弁、排気弁のステム部が嵌合す
るバルブガイドが前記シリンダヘッドの所定の部位に配
設されている。
この場合、吸気弁および排気弁が夫々のバルブシートに
着座する際に、吸気ポートと燃焼室および排気ポートと
燃焼室との間は気密に閉塞されなければならない。従っ
て、前記吸気弁および排気弁の夫々のバルブヘッドが実
質的に着座する夫々のバルブシート面並びにステム部が
嵌合するバルブガイド孔は相当高精度に加工する必要が
ある。
着座する際に、吸気ポートと燃焼室および排気ポートと
燃焼室との間は気密に閉塞されなければならない。従っ
て、前記吸気弁および排気弁の夫々のバルブヘッドが実
質的に着座する夫々のバルブシート面並びにステム部が
嵌合するバルブガイド孔は相当高精度に加工する必要が
ある。
ところで、夫々のバルブシート面は吸気弁および排気弁
のバルブヘッドの形状に対応してテーパ孔部を画成する
と共に、吸気弁用バルブシート面と排気弁用バルブシー
ト面では夫々のテーパ孔部の直径が異なるものとなって
いる。従って、従来から、前記吸気弁用バルブシート面
と排気弁用バルブシート面とを加工する場合、2台の専
用スピンドルユニットを用意している。そして、同一の
加工ステーションあるいは個別の加工ステーションにシ
リンダヘッドを位置決めし、第1のスピンドルユニット
で吸気弁用バルブシート面の加工を行い、さらに第2の
スピンドルユニットを介して排気弁用バルブシート面の
加工を遂行している。
のバルブヘッドの形状に対応してテーパ孔部を画成する
と共に、吸気弁用バルブシート面と排気弁用バルブシー
ト面では夫々のテーパ孔部の直径が異なるものとなって
いる。従って、従来から、前記吸気弁用バルブシート面
と排気弁用バルブシート面とを加工する場合、2台の専
用スピンドルユニットを用意している。そして、同一の
加工ステーションあるいは個別の加工ステーションにシ
リンダヘッドを位置決めし、第1のスピンドルユニット
で吸気弁用バルブシート面の加工を行い、さらに第2の
スピンドルユニットを介して排気弁用バルブシート面の
加工を遂行している。
然しながら、前記の従来技術では、夫々のバルブシート
面の加工を行うために2台の専用スピンドルユニットを
用いており、この結果、位置決め機構全体が大型化する
と共に、極めて不経済であるとう不都合が指摘される。
面の加工を行うために2台の専用スピンドルユニットを
用いており、この結果、位置決め機構全体が大型化する
と共に、極めて不経済であるとう不都合が指摘される。
一方、マシニングセンター等のNC工作機械により単一
のスピンドルユニットで排気弁用バルブシート面と吸気
弁用バルブシート面の加工を行う方法が知られている。
ところが、この場合、NC工作機械自体が相当に高価な
ものであり、しかも、加工プログラムの作成にかなりの
時間がかかるという欠点が露呈している。
のスピンドルユニットで排気弁用バルブシート面と吸気
弁用バルブシート面の加工を行う方法が知られている。
ところが、この場合、NC工作機械自体が相当に高価な
ものであり、しかも、加工プログラムの作成にかなりの
時間がかかるという欠点が露呈している。
[考案の目的] 本考案は、前記の不都合を克服するためになされたもの
であって、スピンドルユニットによって駆動される面取
り加工用工具のワークに対する進退量を位置決め機構に
よって選択的に設定し、バルブシートの孔部の面取り加
工を行うとともに、前記スピンドルユニットによって駆
動されるリーマ工具を前記面取り加工用工具の軸線に沿
って変位させてバルブガイドの孔部の内周面を加工する
ことにより、単一のスピンドルユニットで、シリンダヘ
ッドの夫々のバルブシートに直径の異なるテーパ孔部を
容易且つ正確に加工することが出来、しかも、面取り加
工用工具の進退量を選択することにより種々の異なるシ
リンダヘッドのバルブシートの孔部を加工することが出
来、さらに、前記面取り加工とともにバルブガイドの孔
部の内周面の加工を行うことが出来るバルブ孔加工装置
を提供することを目的とする。
であって、スピンドルユニットによって駆動される面取
り加工用工具のワークに対する進退量を位置決め機構に
よって選択的に設定し、バルブシートの孔部の面取り加
工を行うとともに、前記スピンドルユニットによって駆
動されるリーマ工具を前記面取り加工用工具の軸線に沿
って変位させてバルブガイドの孔部の内周面を加工する
ことにより、単一のスピンドルユニットで、シリンダヘ
ッドの夫々のバルブシートに直径の異なるテーパ孔部を
容易且つ正確に加工することが出来、しかも、面取り加
工用工具の進退量を選択することにより種々の異なるシ
リンダヘッドのバルブシートの孔部を加工することが出
来、さらに、前記面取り加工とともにバルブガイドの孔
部の内周面の加工を行うことが出来るバルブ孔加工装置
を提供することを目的とする。
[目的を達成するための手段] 前記の目的を達成するために、本考案は、内燃機関にお
けるバルブシートの孔部およびバルブガイドの孔部を加
工するバルブ孔加工装置であって、 前記バルブシートの孔部に向かって変位するスライドテ
ーブルと、 前記スライドテーブルの可動範囲を規制し、前記スライ
ドテーブルのバルブシートに対する位置決めを行う位置
決め機構と、 前記スライドテーブルに設けられるスピンドルユニット
と、 前記スピンドルユニットにより駆動され、前記バルブシ
ートの孔部におけるバルブシート面の面取り加工を行う
面取り加工用工具と、 前記面取り加工用工具の軸線に沿って設けられ、前スピ
ンドルユニットにより駆動され、前記バルブシートの孔
部と同軸に位置決めされたバルブガイドの孔部の内周面
を加工するリーマ工具と、 前記リーマ工具を前記バルブガイドの孔部に向かって前
記面取り加工用工具と独立に変位させるリーマ工具変位
機構とを備え、 前記位置決め機構は、前記スライドテーブルに連結さ
れ、前記スライドテーブルとともに変位する係止部材
と、前記係止部材の変位方向に対する位置が異なる複数
の係止面を有する位置決め部材と、前記位置決め部材の
所定の前記係止面を選択し、前記係止部材の可動範囲に
臨入させるアクチュエータとを有することを特徴とす
る。
けるバルブシートの孔部およびバルブガイドの孔部を加
工するバルブ孔加工装置であって、 前記バルブシートの孔部に向かって変位するスライドテ
ーブルと、 前記スライドテーブルの可動範囲を規制し、前記スライ
ドテーブルのバルブシートに対する位置決めを行う位置
決め機構と、 前記スライドテーブルに設けられるスピンドルユニット
と、 前記スピンドルユニットにより駆動され、前記バルブシ
ートの孔部におけるバルブシート面の面取り加工を行う
面取り加工用工具と、 前記面取り加工用工具の軸線に沿って設けられ、前スピ
ンドルユニットにより駆動され、前記バルブシートの孔
部と同軸に位置決めされたバルブガイドの孔部の内周面
を加工するリーマ工具と、 前記リーマ工具を前記バルブガイドの孔部に向かって前
記面取り加工用工具と独立に変位させるリーマ工具変位
機構とを備え、 前記位置決め機構は、前記スライドテーブルに連結さ
れ、前記スライドテーブルとともに変位する係止部材
と、前記係止部材の変位方向に対する位置が異なる複数
の係止面を有する位置決め部材と、前記位置決め部材の
所定の前記係止面を選択し、前記係止部材の可動範囲に
臨入させるアクチュエータとを有することを特徴とす
る。
[実施態様] 次に、本考案に係るバルブ孔加工装置について好適な実
施態様を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説
明する。
施態様を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説
明する。
先ず、後述する加工装置を介して加工されるシリンダヘ
ッドを第1図aおよびbに示す。
ッドを第1図aおよびbに示す。
すなわち、図において、参照符号2はシリンダヘッドを
示し、このシリンダヘッド2には図示しないシリンダブ
ロックと共に燃焼室を画成すべく開口部4が形成されて
いる。前記開口部4には夫々吸気ポート6と排気ポート
8とが連通しており、この開口部4と吸気ポート6およ
び排気ポート8との間に夫々バルブシート10a、10bが
設けられている。前記バルブシート10a、10bには夫々
孔部11a、11bが形成されており、前記孔部11aは孔部
11bより大径に選択されている。バルブシート10a、10
bの一端部側に夫々の孔部11a、11bに連通すると共に
図示しない吸気弁および排気弁が係合するための径の異
なるテーパ孔部12a、12bが形成されている。
示し、このシリンダヘッド2には図示しないシリンダブ
ロックと共に燃焼室を画成すべく開口部4が形成されて
いる。前記開口部4には夫々吸気ポート6と排気ポート
8とが連通しており、この開口部4と吸気ポート6およ
び排気ポート8との間に夫々バルブシート10a、10bが
設けられている。前記バルブシート10a、10bには夫々
孔部11a、11bが形成されており、前記孔部11aは孔部
11bより大径に選択されている。バルブシート10a、10
bの一端部側に夫々の孔部11a、11bに連通すると共に
図示しない吸気弁および排気弁が係合するための径の異
なるテーパ孔部12a、12bが形成されている。
また、夫々のバルブシート10a、10bと同軸的にバルブ
ガイド14a、14bが設けられており、前記バルブガイド
14a、14bの中央部には吸気弁および排気弁を構成する
ステム部が嵌合するための孔部16a、16bが穿設されて
いる。
ガイド14a、14bが設けられており、前記バルブガイド
14a、14bの中央部には吸気弁および排気弁を構成する
ステム部が嵌合するための孔部16a、16bが穿設されて
いる。
このように構成されるシリンダヘッド2は、そのガスケ
ット面18aと直交する面部18bを基準面とし、この面部
18bを図示しない治具台上に載設した状態で所定の加工
が施される。
ット面18aと直交する面部18bを基準面とし、この面部
18bを図示しない治具台上に載設した状態で所定の加工
が施される。
次いで、第2図において、参照符号20は本考案に係る位
置決め機構を組み込む加工装置を示す。前記加工装置20
は矢印X方向に進退自在な第1のスライドテーブル22
と、前記第1スライドテーブル22上に載置され矢印Z方
向に変位自在な第2のスライドテーブル26と、前記第2
スライドテーブル26上に揺動自在に装着されるスピンド
ルユニット30とから基本的に構成され、前記第2スライ
ドテーブル26に当該位置決め機構32が係合する。
置決め機構を組み込む加工装置を示す。前記加工装置20
は矢印X方向に進退自在な第1のスライドテーブル22
と、前記第1スライドテーブル22上に載置され矢印Z方
向に変位自在な第2のスライドテーブル26と、前記第2
スライドテーブル26上に揺動自在に装着されるスピンド
ルユニット30とから基本的に構成され、前記第2スライ
ドテーブル26に当該位置決め機構32が係合する。
前記加工装置20は基台33を含み、前記基台33上に断面屈
曲形状を呈するガイド部材34が載設される。前記ガイド
部材34上に第1スライドテーブル22が配設されており、
この場合、前記第1スライドテーブル22は図示しないシ
リンダの作用下に矢印X方向に進退自在に構成される。
さらに、第1スライドテーブル22上には前記矢印X方向
に直交する方向、すなわち、矢印Z方向に延在するガイ
ドレール36が設けられる。前記ガイドレール36はガイド
部材34と同様に断面屈曲形状を呈しており、このガイド
レール36の一端部側にシリンダ38が固着される。前記シ
リンダ38の一端側からはピストンロッド40が延在してお
り、このピストンロッド40の端部に板状の係止部材42を
設けると共に、前記ピストンロッド40は当該位置決め機
構32に臨む。
曲形状を呈するガイド部材34が載設される。前記ガイド
部材34上に第1スライドテーブル22が配設されており、
この場合、前記第1スライドテーブル22は図示しないシ
リンダの作用下に矢印X方向に進退自在に構成される。
さらに、第1スライドテーブル22上には前記矢印X方向
に直交する方向、すなわち、矢印Z方向に延在するガイ
ドレール36が設けられる。前記ガイドレール36はガイド
部材34と同様に断面屈曲形状を呈しており、このガイド
レール36の一端部側にシリンダ38が固着される。前記シ
リンダ38の一端側からはピストンロッド40が延在してお
り、このピストンロッド40の端部に板状の係止部材42を
設けると共に、前記ピストンロッド40は当該位置決め機
構32に臨む。
第2図および第3図に示すように、前記位置決め機構32
は矩形状の本体44を含み、前記本体44は基台33上に立設
される。本体44の上部側にはピストンロッド40を遊嵌し
且つ第1スライドテーブル22の矢印X方向への移動距離
に対応して水平方向に延在する長円状の開口部46が形成
される。本体44の一側部にはL字状を呈する取付板48が
固着されると共に、この取付板48に矢印X方向に指向し
てシリンダ50が装着され、前記シリンダ50の一端部から
本体44の内方に延在するピストンロッド52aには位置決
め部材54が係着される。
は矩形状の本体44を含み、前記本体44は基台33上に立設
される。本体44の上部側にはピストンロッド40を遊嵌し
且つ第1スライドテーブル22の矢印X方向への移動距離
に対応して水平方向に延在する長円状の開口部46が形成
される。本体44の一側部にはL字状を呈する取付板48が
固着されると共に、この取付板48に矢印X方向に指向し
てシリンダ50が装着され、前記シリンダ50の一端部から
本体44の内方に延在するピストンロッド52aには位置決
め部材54が係着される。
前記位置決め部材54は略L字状を呈し、矢印X方向に延
在する板体部56には所定の間隔離間し且つ夫々の肉厚を
小さくして段状に構成される第1の面部58a乃至第4の
面部58dが形成される。その際、第1面部58aと第2面
部58bとは第1図aおよびbに示すシリンダヘッド2の
加工に供せられるものであり、第3面部58cと第4面部
58dとは他のシリンダヘッドの加工に用いられるもので
ある。
在する板体部56には所定の間隔離間し且つ夫々の肉厚を
小さくして段状に構成される第1の面部58a乃至第4の
面部58dが形成される。その際、第1面部58aと第2面
部58bとは第1図aおよびbに示すシリンダヘッド2の
加工に供せられるものであり、第3面部58cと第4面部
58dとは他のシリンダヘッドの加工に用いられるもので
ある。
また、板体部56には前記第1面部58aの端部から第4面
部58dの端部に亘りピストンロッド40を挿通するための
長円状の開口部60が画成される(第3図および第4図参
照)。なお、本体44には前記位置決め部材54を矢印X方
向に案内するための一対のガイドレール62a、62bが固
着される(第4図参照)。
部58dの端部に亘りピストンロッド40を挿通するための
長円状の開口部60が画成される(第3図および第4図参
照)。なお、本体44には前記位置決め部材54を矢印X方
向に案内するための一対のガイドレール62a、62bが固
着される(第4図参照)。
一方、シリンダ50の他端部から外方に露呈する他のピス
トンロッド52bにはリング状の係合体64が係着されてお
り、この係合体64は前記シリンダ50に板体66を介して配
設されるリミットスイッチ68a、68bをON、OFF動
作させる。
トンロッド52bにはリング状の係合体64が係着されてお
り、この係合体64は前記シリンダ50に板体66を介して配
設されるリミットスイッチ68a、68bをON、OFF動
作させる。
ところで、ガイドレール36に固着されているシリンダ38
の他端部から延在する図示しないピストンロッドには第
2スライドテーブル26が固着され、この第2スライドテ
ーブル26は前記シリンダ38の駆動作用下にガイドレール
36に沿って矢印Z方向に進退変位する。前記第2スライ
ドテーブル26の上部一端側には夫々ブラケット70a、70
bが設けられており、前記ブラケット70a、70bに固定
軸72が支持される。そして、固定軸72にスピンドルユニ
ット30を構成する本体部74の端部が保持されると共に、
この本体部74は図示しないアクチュエータの作用下に前
記固定軸72を中心に揺動自在に構成される。
の他端部から延在する図示しないピストンロッドには第
2スライドテーブル26が固着され、この第2スライドテ
ーブル26は前記シリンダ38の駆動作用下にガイドレール
36に沿って矢印Z方向に進退変位する。前記第2スライ
ドテーブル26の上部一端側には夫々ブラケット70a、70
bが設けられており、前記ブラケット70a、70bに固定
軸72が支持される。そして、固定軸72にスピンドルユニ
ット30を構成する本体部74の端部が保持されると共に、
この本体部74は図示しないアクチュエータの作用下に前
記固定軸72を中心に揺動自在に構成される。
本体部74は、第2図から容易に諒解されるように、固定
軸72側に近接し矢印Z方向に膨出する先端部76を有する
と共に、この先端部76と略対角となる部位を大きく切り
欠いて開口部78が画成される。そこで、前記開口部78に
駆動用モータ80が配設される。第3図に示すように、モ
ータ80から本体部74内に臨入する回転駆動軸82に第1の
歯車84が軸着され、前記第1歯車84は前記本体部74内に
支承されている第2の歯車86に噛合する。この第2歯車
86は第3の歯車88に噛合すると共に、前記第3歯車88は
スピンドル90に外嵌装着される。スピンドル90は本体部
74内に回転自在に支承されて矢印Z方向に指向して延在
し、この本体部74の先端部76から所定の長さだけ外方に
露呈している。
軸72側に近接し矢印Z方向に膨出する先端部76を有する
と共に、この先端部76と略対角となる部位を大きく切り
欠いて開口部78が画成される。そこで、前記開口部78に
駆動用モータ80が配設される。第3図に示すように、モ
ータ80から本体部74内に臨入する回転駆動軸82に第1の
歯車84が軸着され、前記第1歯車84は前記本体部74内に
支承されている第2の歯車86に噛合する。この第2歯車
86は第3の歯車88に噛合すると共に、前記第3歯車88は
スピンドル90に外嵌装着される。スピンドル90は本体部
74内に回転自在に支承されて矢印Z方向に指向して延在
し、この本体部74の先端部76から所定の長さだけ外方に
露呈している。
前記スピンドル90の中央部には軸線方向に段付孔部92が
穿設されており、この段付孔部92の大径な孔部側には後
述するスプラインに対応する形状を呈する溝付孔部94が
連通する。一方、先端部76から外方に露呈するスピンド
ル90の端部には面取用カッター工具96が同軸的に装着さ
れる。カッター工具96の中央部には孔部98が貫通形成さ
れると共に、前記カッター工具96の先端部には円錐状の
切刃100が設けられる。
穿設されており、この段付孔部92の大径な孔部側には後
述するスプラインに対応する形状を呈する溝付孔部94が
連通する。一方、先端部76から外方に露呈するスピンド
ル90の端部には面取用カッター工具96が同軸的に装着さ
れる。カッター工具96の中央部には孔部98が貫通形成さ
れると共に、前記カッター工具96の先端部には円錐状の
切刃100が設けられる。
このように構成されるスピンドル90の段付孔部92内に回
転軸102が配設される。前記回転軸102の一端部にはスピ
ンドル90の溝付孔部94に嵌合するスプライン104が所定
の長さに亘り形成されており、このスプライン104を設
けた端部には連結部材106を介してシリンダ108の一方の
ピストンロッド110aが係合する。シリンダ108の他方の
ピストンロッド110bは前記シリンダ108から外方に突出
しており、その端部に係合体112が係着される。この場
合、シリンダ108には板体114を介してリミットスイッチ
116a、116bが所定間隔離間して配設されており、夫々の
リミットスイッチ116a、116bは係合体112を介してO
N、OFF動作される。
転軸102が配設される。前記回転軸102の一端部にはスピ
ンドル90の溝付孔部94に嵌合するスプライン104が所定
の長さに亘り形成されており、このスプライン104を設
けた端部には連結部材106を介してシリンダ108の一方の
ピストンロッド110aが係合する。シリンダ108の他方の
ピストンロッド110bは前記シリンダ108から外方に突出
しており、その端部に係合体112が係着される。この場
合、シリンダ108には板体114を介してリミットスイッチ
116a、116bが所定間隔離間して配設されており、夫々の
リミットスイッチ116a、116bは係合体112を介してO
N、OFF動作される。
また、回転軸102の他端部にはリーマ工具118の一端部が
同軸的に係着されており、このリーマ工具118はスピン
ドル90の段付孔部92の小径な孔部を遊嵌してカッター工
具96の孔部98内に臨入している。
同軸的に係着されており、このリーマ工具118はスピン
ドル90の段付孔部92の小径な孔部を遊嵌してカッター工
具96の孔部98内に臨入している。
本考案に係るバルブ孔加工装置は、基本的には以上のよ
うに構成されるものであり、次にその作用並びに効果に
ついて説明する。
うに構成されるものであり、次にその作用並びに効果に
ついて説明する。
先ず、加工されるシリンダヘッド2に対応して当該位置
決め機構32を駆動する。
決め機構32を駆動する。
すなわち、前記位置決め機構32を構成するシリンダ50を
駆動してピストンロッド52aを矢印X1方向に変位させ
る。これによって、前記ピストンロッド52aに係着され
ている位置決め部材54はガイドレール62a、62bに案内
されて同様に矢印X1方向変位する。そして、第1面部5
8aが第2スライドテーブル26に係着されているピスト
ンロッド40の係止部材42に対応する位置に至る際にシリ
ンダ50の駆動を停止する。この場合、ピストンロッド52
bに設けられた係合体64がリミットスイッチ68bに係合
し、位置決め部材54が所望の位置に至ったことが確認さ
れる。
駆動してピストンロッド52aを矢印X1方向に変位させ
る。これによって、前記ピストンロッド52aに係着され
ている位置決め部材54はガイドレール62a、62bに案内
されて同様に矢印X1方向変位する。そして、第1面部5
8aが第2スライドテーブル26に係着されているピスト
ンロッド40の係止部材42に対応する位置に至る際にシリ
ンダ50の駆動を停止する。この場合、ピストンロッド52
bに設けられた係合体64がリミットスイッチ68bに係合
し、位置決め部材54が所望の位置に至ったことが確認さ
れる。
このようにして準備作業が行われた後、加工装置20を介
して第1図aおよびbに示すシリンダヘッド2を加工す
る作業について以下に詳細に説明する。
して第1図aおよびbに示すシリンダヘッド2を加工す
る作業について以下に詳細に説明する。
シリンダヘッド2の面部18bを図示しない治具台上に載
置させ、ガスケット面18aを前記加工装置20のスピンド
ルユニット30側に対面させる。そこで、図示しないアク
チュエータの駆動作用下に第1スライドテーブル22をガ
イド部材34に沿って矢印X2方向に移動させ、スピンド
ルユニット30を構成するカッター工具96がシリンダヘッ
ド2の排気弁用バルブシート10bと同軸的に対面する際
に前記アクチュエータの作動を停止させる。
置させ、ガスケット面18aを前記加工装置20のスピンド
ルユニット30側に対面させる。そこで、図示しないアク
チュエータの駆動作用下に第1スライドテーブル22をガ
イド部材34に沿って矢印X2方向に移動させ、スピンド
ルユニット30を構成するカッター工具96がシリンダヘッ
ド2の排気弁用バルブシート10bと同軸的に対面する際
に前記アクチュエータの作動を停止させる。
次いで、モータ80を駆動して回転駆動軸82を所定方向に
回転させると、この回転駆動軸82に軸着されている第1
歯車84が回転する。従って、前記第1歯車84に噛合する
第2歯車86を介して第3歯車88が回転し、前記第3歯車
88を軸着しているスピンドル90が回転するに至る。さら
に、シリンダ38を駆動して第2スライドテーブル26をガ
イドレール36に沿って矢印Z1方向に変位させると、前
述したように、モータ80の駆動作用下にスピンドル90と
一体的に回転しているカッター工具96が矢印Z1方向
に変位する。この結果、前記カッター工具96の円錐状切
刃100を介してシリンダヘッド2のバルブシート10bに
テーパ孔部12bが形成されるに至る(第5図a参照)。
回転させると、この回転駆動軸82に軸着されている第1
歯車84が回転する。従って、前記第1歯車84に噛合する
第2歯車86を介して第3歯車88が回転し、前記第3歯車
88を軸着しているスピンドル90が回転するに至る。さら
に、シリンダ38を駆動して第2スライドテーブル26をガ
イドレール36に沿って矢印Z1方向に変位させると、前
述したように、モータ80の駆動作用下にスピンドル90と
一体的に回転しているカッター工具96が矢印Z1方向
に変位する。この結果、前記カッター工具96の円錐状切
刃100を介してシリンダヘッド2のバルブシート10bに
テーパ孔部12bが形成されるに至る(第5図a参照)。
その際、第2スライドテーブル26と一体的に矢印Z1方
向に変位するピストンロッド40には係止部材42が係着さ
れており、この係止部材42が位置決め部材54の第1面部
58aに当接する(第3図および第6図a参照)。このた
め、カッター工具96の矢印Z1方向への移動量はこの位
置決め部材54により規制され、バルブシート10bには所
望の直径を有するテーパ孔部12bが形成されることにな
る。
向に変位するピストンロッド40には係止部材42が係着さ
れており、この係止部材42が位置決め部材54の第1面部
58aに当接する(第3図および第6図a参照)。このた
め、カッター工具96の矢印Z1方向への移動量はこの位
置決め部材54により規制され、バルブシート10bには所
望の直径を有するテーパ孔部12bが形成されることにな
る。
このように、カッター工具96の切刃100を介してテーパ
孔部12bを形成して後、シリンダ38を駆動して第2スラ
イドテーブル26を矢印Z2方向に所定距離だけ変位させ
ると共に、シリンダ108を駆動する。従って、ピストン
ロッド110aが矢印Z1方向に変位し、このピストンロッ
ド110aに連結部材106を介して係合している回転軸102が
同様に矢印Z1方向に変位する。前記回転軸102には所定
の長さに亘りスプライン104が設けられており、一方、
スピンドル90の段付孔部92の端部にはこのスプライン10
4に対応する溝付孔部94が連通している。このため、モ
ータ80の駆動作用下にスピンドル90を回転させれば、前
記スプライン104と溝付孔部94とを介して回転軸102が一
体的に回転することになる。そして、シリンダ108の駆
動作用下に回転軸102が矢印Z1方向に変位する際、スプ
ライン104と溝付孔部94との係合状態が保持されている
ため、この回転軸102の先端部に設けられているリーマ
工具118はカッター工具96と一体的に回転した状態で矢
印Z1方向に突出する。結果的に、リーマ工具118を介し
てバルブガイド14bに孔部16bが形成されるに至る(第
5図b参照)。
孔部12bを形成して後、シリンダ38を駆動して第2スラ
イドテーブル26を矢印Z2方向に所定距離だけ変位させ
ると共に、シリンダ108を駆動する。従って、ピストン
ロッド110aが矢印Z1方向に変位し、このピストンロッ
ド110aに連結部材106を介して係合している回転軸102が
同様に矢印Z1方向に変位する。前記回転軸102には所定
の長さに亘りスプライン104が設けられており、一方、
スピンドル90の段付孔部92の端部にはこのスプライン10
4に対応する溝付孔部94が連通している。このため、モ
ータ80の駆動作用下にスピンドル90を回転させれば、前
記スプライン104と溝付孔部94とを介して回転軸102が一
体的に回転することになる。そして、シリンダ108の駆
動作用下に回転軸102が矢印Z1方向に変位する際、スプ
ライン104と溝付孔部94との係合状態が保持されている
ため、この回転軸102の先端部に設けられているリーマ
工具118はカッター工具96と一体的に回転した状態で矢
印Z1方向に突出する。結果的に、リーマ工具118を介し
てバルブガイド14bに孔部16bが形成されるに至る(第
5図b参照)。
次に、シリンダ108を駆動してピストンロッド110aを矢
印Z2方向に変位させ、このピストンロッド110aに連結
部材106を介して係合している回転軸102およびリーマ工
具118を矢印Z2方向に変位させて前記リーマ工具118を
バルブガイド14aから離脱させる。さらに、シリンダ38
の駆動作用下に第2スライドテーブル26をガイドレール
36に沿って矢印Z2方向に変位させると共に、図示しな
いアクチュエータを駆動して第1スライドテーブル22を
ガイド部材34に沿って矢印X1方向に移動させる。
印Z2方向に変位させ、このピストンロッド110aに連結
部材106を介して係合している回転軸102およびリーマ工
具118を矢印Z2方向に変位させて前記リーマ工具118を
バルブガイド14aから離脱させる。さらに、シリンダ38
の駆動作用下に第2スライドテーブル26をガイドレール
36に沿って矢印Z2方向に変位させると共に、図示しな
いアクチュエータを駆動して第1スライドテーブル22を
ガイド部材34に沿って矢印X1方向に移動させる。
そして、スピンドルユニット30に設けられているカッタ
ー工具96がシリンダヘッド2の吸気弁用バルブシート10
aと同軸的に位置決めされる際に、前記アクチュエータ
(図示せず)の駆動を停止させる。
ー工具96がシリンダヘッド2の吸気弁用バルブシート10
aと同軸的に位置決めされる際に、前記アクチュエータ
(図示せず)の駆動を停止させる。
その際、第2スライドテーブル26は第1スライドテーブ
ル22と一体的に矢印X1方向に変位する。従って、当該
位置決め機構32に臨むピストンロッド40は本体44の開口
部46と位置決め部材54の開口部60に案内されて矢印X1
方向に移動し、このピストンロッド40に設けられている
係止部材42は第2面部58bに対応する位置に配置され
る。
ル22と一体的に矢印X1方向に変位する。従って、当該
位置決め機構32に臨むピストンロッド40は本体44の開口
部46と位置決め部材54の開口部60に案内されて矢印X1
方向に移動し、このピストンロッド40に設けられている
係止部材42は第2面部58bに対応する位置に配置され
る。
そこで、前述したように、シリンダ38を駆動して第2ス
ライドテーブル26を矢印Z1方向に変位させると、モー
タ80の駆動作用下に回転するカッター工具96の切刃100
を介してバルブシート10aにテーパ孔部12aが形成され
る(第5図c参照)。この場合、第2スライドテーブル
26が矢印Z1方向に変位すると、これと一体的に変位す
るピストンロッド40に係着されている係止部材42が第1
面部58aより所定の長さだけ矢印Z1方向に位置してい
る第2面部58bに当接し、前記第2スライドテーブル26
の位置決めが行われる(第6図b参照)。従って、カッ
ター工具96は排気用バルブシート10bを加工していた際
に比べ所定の長さだけ矢印Z1方向に大きく移動するこ
とになる。この結果、切刃100を介してバルブシート10
aには前述したバルブシート10bのテーパ孔部12bより
も大径なテーパ孔部12aが形成されることになる。
ライドテーブル26を矢印Z1方向に変位させると、モー
タ80の駆動作用下に回転するカッター工具96の切刃100
を介してバルブシート10aにテーパ孔部12aが形成され
る(第5図c参照)。この場合、第2スライドテーブル
26が矢印Z1方向に変位すると、これと一体的に変位す
るピストンロッド40に係着されている係止部材42が第1
面部58aより所定の長さだけ矢印Z1方向に位置してい
る第2面部58bに当接し、前記第2スライドテーブル26
の位置決めが行われる(第6図b参照)。従って、カッ
ター工具96は排気用バルブシート10bを加工していた際
に比べ所定の長さだけ矢印Z1方向に大きく移動するこ
とになる。この結果、切刃100を介してバルブシート10
aには前述したバルブシート10bのテーパ孔部12bより
も大径なテーパ孔部12aが形成されることになる。
テーパ孔部12aの加工が終了した後、シリンダ38の駆動
作用下に第2スライドテーブル26を矢印Z2方向に所定
距離だけ変位させると共に、シリンダ108を駆動してピ
ストンロッド110aを矢印Z1方向に変位させる。このた
め、回転軸102を介してスピンドル90と一体的に回転し
ているリーマ工具118がカッター工具96の孔部98から外
部に露呈してバルブガイド14aに孔部16aを穿設するこ
とになる(第5図d参照)。
作用下に第2スライドテーブル26を矢印Z2方向に所定
距離だけ変位させると共に、シリンダ108を駆動してピ
ストンロッド110aを矢印Z1方向に変位させる。このた
め、回転軸102を介してスピンドル90と一体的に回転し
ているリーマ工具118がカッター工具96の孔部98から外
部に露呈してバルブガイド14aに孔部16aを穿設するこ
とになる(第5図d参照)。
さらに、シリンダ108を駆動してピストンロッド110aを
矢印Z2方向に変位させ、リーマ工具118をバルブガイド
14aから離間させて後、シリンダ38を駆動して第2スラ
イドテーブル26を矢印Z2方向に移動させる。そして、
第1スライドテーブル22を矢印X2方向に変位させ、ス
ピンドルユニット30をシリンダヘッド2のバルブシート
10bと同軸的に位置決めしておく。
矢印Z2方向に変位させ、リーマ工具118をバルブガイド
14aから離間させて後、シリンダ38を駆動して第2スラ
イドテーブル26を矢印Z2方向に移動させる。そして、
第1スライドテーブル22を矢印X2方向に変位させ、ス
ピンドルユニット30をシリンダヘッド2のバルブシート
10bと同軸的に位置決めしておく。
一方、加工終了後のシリンダヘッド2を図示しない治具
台上から取り外し、この治具台には加工前の新たなシリ
ンダヘッド2を載置して前述した工程によりこの新たな
シリンダヘッド2の夫々のバルブシート10a、10bおよ
びバルブガイド14a、14bの加工を行えばよい。
台上から取り外し、この治具台には加工前の新たなシリ
ンダヘッド2を載置して前述した工程によりこの新たな
シリンダヘッド2の夫々のバルブシート10a、10bおよ
びバルブガイド14a、14bの加工を行えばよい。
この場合、本実施態様によれば、簡単な構成からなる当
該位置決め機構32の駆動作用下に加工装置20を介してシ
リンダヘッド2の夫々直径の異なるバルブシート10a、
10bの面取加工を遂行することが出来る。
該位置決め機構32の駆動作用下に加工装置20を介してシ
リンダヘッド2の夫々直径の異なるバルブシート10a、
10bの面取加工を遂行することが出来る。
すなわち、前記位置決め機構32は、実質的には、シリン
ダ50と前記シリンダ50の駆動作用下に矢印X方向に進退
変位する位置決め部材54とを有している。そして、この
位置決め部材54に形成され矢印Z1方向への位置を夫々
選択された第1面部58aと第2面部58bとに第2スライ
ドテーブル26と一体的に変位するピストンロッド40の係
止部材42を係合させている。このため、第6図aに示す
ように、係止部材42を第1面部58aに当接させれば、バ
ルブシート10bに所定の直径を有するテーパ孔部12bが
形成される。一方、第6図bに示すように、前記係止部
材42を第2面部58bに係合させることにより、バルブシ
ート10aに前記テーパ孔部12bより直径の大きなテーパ
孔部12aを形成することが可能となる。
ダ50と前記シリンダ50の駆動作用下に矢印X方向に進退
変位する位置決め部材54とを有している。そして、この
位置決め部材54に形成され矢印Z1方向への位置を夫々
選択された第1面部58aと第2面部58bとに第2スライ
ドテーブル26と一体的に変位するピストンロッド40の係
止部材42を係合させている。このため、第6図aに示す
ように、係止部材42を第1面部58aに当接させれば、バ
ルブシート10bに所定の直径を有するテーパ孔部12bが
形成される。一方、第6図bに示すように、前記係止部
材42を第2面部58bに係合させることにより、バルブシ
ート10aに前記テーパ孔部12bより直径の大きなテーパ
孔部12aを形成することが可能となる。
このように、単一の加工装置20を介して夫々径の異なる
テーパ孔部12a、12bを形成することが出来、従来のよ
うに2つのスピンドルユニットを設けるものに比べ前記
加工装置20を可及的に小型化することが出来るという効
果が得られる。しかも、当該位置決め機構32では簡単な
構造でスピンドルユニット30の軸線方向(矢印Z方向)
の移動範囲を正確に且つ容易に規制している。この結
果、例えば、NC工作機械を用いる際のように、プログ
ラム作成の煩雑さがなく、その上、位置決め機構32を組
み込む加工装置20を一挙に経済的に製造し得るという利
点が挙げられる。
テーパ孔部12a、12bを形成することが出来、従来のよ
うに2つのスピンドルユニットを設けるものに比べ前記
加工装置20を可及的に小型化することが出来るという効
果が得られる。しかも、当該位置決め機構32では簡単な
構造でスピンドルユニット30の軸線方向(矢印Z方向)
の移動範囲を正確に且つ容易に規制している。この結
果、例えば、NC工作機械を用いる際のように、プログ
ラム作成の煩雑さがなく、その上、位置決め機構32を組
み込む加工装置20を一挙に経済的に製造し得るという利
点が挙げられる。
さらにまた、位置決め機構32を駆動することにより、当
該加工装置20を介して第1図aおよびbに示すシリンダ
ヘッド2の他、種類の異なる他のシリンダヘッドの加工
を行うことが出来る。
該加工装置20を介して第1図aおよびbに示すシリンダ
ヘッド2の他、種類の異なる他のシリンダヘッドの加工
を行うことが出来る。
すなわち、位置決め機構32を構成するシリンダ50を駆動
してピストンロッド52aを矢印X2方向に変位させ、ピ
ストンロッド52bの係合体64がリミットスイッチ68aに
係合する際に前記シリンダ50の駆動を停止する。これに
よって、第6図cおよびdに示すように、第2スライド
テーブル26の矢印Z1方向への移動量を第3面部58cと
第4面部58dとで規制することが可能となる。その際、
夫々の面部58c、58dは前述した夫々の面部58a、58b
より矢印Z1側に位置している。従って、シリンダヘッ
ド2の夫々のバルブシート10a、10bより大径なバルブ
シートを有する他のシリンダヘッドの加工を遂行するこ
とが出来る。
してピストンロッド52aを矢印X2方向に変位させ、ピ
ストンロッド52bの係合体64がリミットスイッチ68aに
係合する際に前記シリンダ50の駆動を停止する。これに
よって、第6図cおよびdに示すように、第2スライド
テーブル26の矢印Z1方向への移動量を第3面部58cと
第4面部58dとで規制することが可能となる。その際、
夫々の面部58c、58dは前述した夫々の面部58a、58b
より矢印Z1側に位置している。従って、シリンダヘッ
ド2の夫々のバルブシート10a、10bより大径なバルブ
シートを有する他のシリンダヘッドの加工を遂行するこ
とが出来る。
さらに、本実施態様では、バルブシート10a、10bの面
取り加工に続いて、バルブガイド14a、14bの内周面の
加工を同一のスピンドルユニット30の駆動作用下に行う
ことができる。従って、当該加工装置20を経済的に構成
することができるだけでなく、前記バルブシート10a、
10bの加工後の軸線と、前記バルブガイド14a、14bの
加工後の軸線とを正確に一致させることが可能となる。
取り加工に続いて、バルブガイド14a、14bの内周面の
加工を同一のスピンドルユニット30の駆動作用下に行う
ことができる。従って、当該加工装置20を経済的に構成
することができるだけでなく、前記バルブシート10a、
10bの加工後の軸線と、前記バルブガイド14a、14bの
加工後の軸線とを正確に一致させることが可能となる。
[考案の効果] 以上のように、本考案によれば、面取り加工用工具を設
けたスピンドルユニットを載置し前記面取り加工用工具
の軸線方向に進退変位するスライドテーブルに係止部材
を係着し、一方、アクチュエータの作用下に前記軸線方
向に直交する方向に変位自在な位置決め部材に前記軸線
方向に指向して多段に構成される複数の係止面を形成し
ている。このため、所定の係止面を位置決めし、この係
止面に係止部材を係合させれば、スピンドルユニットの
軸線方向に対する移動量を規制することが出来、前記ス
ピンドルユニットに設けられた面取り加工用工具を介し
てシリンダヘッドの直径の異なる夫々のバルブシートに
所望の加工を遂行することが可能となる。従って、夫々
のバルブシートを加工する際に、従来のように、2台の
専用スピンドルユニットを用意する必要がなく、単一の
スピンドルユニットを用いて迅速に且つ効率的に加工作
業を行うことが出来る。しかも、当該位置決め機構は実
質的にはシリンダとこのシリンダを介して進退変位する
位置決め部材とからなり、前記スピンドルユニットを機
械的に位置決めしている。この結果、前記位置決め機構
を組み込む加工装置を可及的に小型化することが可能と
なると共に、極めて経済的に製造することが出来るとい
う効果が得られる。
けたスピンドルユニットを載置し前記面取り加工用工具
の軸線方向に進退変位するスライドテーブルに係止部材
を係着し、一方、アクチュエータの作用下に前記軸線方
向に直交する方向に変位自在な位置決め部材に前記軸線
方向に指向して多段に構成される複数の係止面を形成し
ている。このため、所定の係止面を位置決めし、この係
止面に係止部材を係合させれば、スピンドルユニットの
軸線方向に対する移動量を規制することが出来、前記ス
ピンドルユニットに設けられた面取り加工用工具を介し
てシリンダヘッドの直径の異なる夫々のバルブシートに
所望の加工を遂行することが可能となる。従って、夫々
のバルブシートを加工する際に、従来のように、2台の
専用スピンドルユニットを用意する必要がなく、単一の
スピンドルユニットを用いて迅速に且つ効率的に加工作
業を行うことが出来る。しかも、当該位置決め機構は実
質的にはシリンダとこのシリンダを介して進退変位する
位置決め部材とからなり、前記スピンドルユニットを機
械的に位置決めしている。この結果、前記位置決め機構
を組み込む加工装置を可及的に小型化することが可能と
なると共に、極めて経済的に製造することが出来るとい
う効果が得られる。
さらに、位置決め部材をアクチュエータの作用下に所望
の位置に変位させれば、スピンドルユニットの軸線方向
への移動量を種々調整することが可能となり、この結
果、前記スピンドルユニットを介して他の異なる機種の
シリンダヘッドの加工を効率的に行うことが出来るとい
う実質的な利点が顕在化する。
の位置に変位させれば、スピンドルユニットの軸線方向
への移動量を種々調整することが可能となり、この結
果、前記スピンドルユニットを介して他の異なる機種の
シリンダヘッドの加工を効率的に行うことが出来るとい
う実質的な利点が顕在化する。
さらにまた、本考案では、面取り加工用工具によるバル
ブシートの孔部の面取り加工に次いで、前記面取り加工
用工具の軸線に沿ってリーマ工具を変位させ、バルブガ
イドの孔部内周面の加工を同一のスピンドルユニットの
駆動作用下に行うことができる。この場合、バルブシー
トの孔部およびバルブガイドの孔部の各加工に対してス
ピンドルユニットを共通に用いて、当該装置の小型化お
よび経済性をさらに向上させることができる。また、リ
ーマ工具は面取り加工用工具と同一軸線上に配置される
いるため、加工によって得られたバルブシートとバルブ
ガイドとの各孔部の軸線を正確に一致させることがで
き、これによって位置関係が高精度に設定された製品を
得ることが可能となる。
ブシートの孔部の面取り加工に次いで、前記面取り加工
用工具の軸線に沿ってリーマ工具を変位させ、バルブガ
イドの孔部内周面の加工を同一のスピンドルユニットの
駆動作用下に行うことができる。この場合、バルブシー
トの孔部およびバルブガイドの孔部の各加工に対してス
ピンドルユニットを共通に用いて、当該装置の小型化お
よび経済性をさらに向上させることができる。また、リ
ーマ工具は面取り加工用工具と同一軸線上に配置される
いるため、加工によって得られたバルブシートとバルブ
ガイドとの各孔部の軸線を正確に一致させることがで
き、これによって位置関係が高精度に設定された製品を
得ることが可能となる。
以上、本考案について好適な実施態様を挙げて説明した
が、本考案はこの実施態様に限定されるものではなく、
例えば、スライドテーブルを移動させるシリンダから延
在するピストンロッドに当該位置決め機構を構成する係
止部材を設けることなく、前記スライドテーブルに棒体
を固着してこの棒体に前記係止部材を形成することが出
来る等、本考案の要旨を逸脱しない範囲において種々の
改良並びに設計の変更が可能なことは勿論である。
が、本考案はこの実施態様に限定されるものではなく、
例えば、スライドテーブルを移動させるシリンダから延
在するピストンロッドに当該位置決め機構を構成する係
止部材を設けることなく、前記スライドテーブルに棒体
を固着してこの棒体に前記係止部材を形成することが出
来る等、本考案の要旨を逸脱しない範囲において種々の
改良並びに設計の変更が可能なことは勿論である。
第1図aおよびbはシリンダヘッドの概略説明図、 第2図は本考案に係るバルブ孔加工装置の概略斜視図、 第3図は第2図に示す加工装置の一部断面平面図、 第4図は本考案に係るバルブ孔加工装置における位置決
め機構の一部省略正面図、 第5図a乃至dは第2図および第3図に示す加工装置を
介してシリンダヘッドの加工を行う際の説明図、 第6図a乃至dは本考案に係るバルブ孔加工装置におけ
る位置決め機構の動作説明図である。 2…シリンダヘッド 20…加工装置 22、26…スライドテーブル 30…スピンドルユニット 32…位置決め機構 40…ピストンロッド 42…係止部材 50…シリンダ 54…位置決め部材 58a〜58d…面部 80…モータ 90…スピンドル 96…カッター工具 118…リーマ工具
め機構の一部省略正面図、 第5図a乃至dは第2図および第3図に示す加工装置を
介してシリンダヘッドの加工を行う際の説明図、 第6図a乃至dは本考案に係るバルブ孔加工装置におけ
る位置決め機構の動作説明図である。 2…シリンダヘッド 20…加工装置 22、26…スライドテーブル 30…スピンドルユニット 32…位置決め機構 40…ピストンロッド 42…係止部材 50…シリンダ 54…位置決め部材 58a〜58d…面部 80…モータ 90…スピンドル 96…カッター工具 118…リーマ工具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−168827(JP,A) 実開 昭61−131246(JP,U) 実開 昭61−5526(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】内燃機関におけるバルブシートの孔部およ
びバルブガイドの孔部を加工するバルブ孔加工装置であ
って、 前記バルブシートの孔部に向かって変位するスライドテ
ーブルと、 前記スライドテーブルの可動範囲を規制し、前記スライ
ドテーブルのバルブシートに対する位置決めを行う位置
決め機構と、 前記スライドテーブルに設けられるスピンドルユニット
と、 前記スピンドルユニットにより駆動され、前記バルブシ
ートの孔部におけるバルブシート面の面取り加工を行う
面取り加工用工具と、 前記面取り加工用工具の軸線に沿って設けられ、前記ス
ピンドルユニットにより駆動され、前記バルブシートの
孔部と同軸に位置決めされたバルブガイドの孔部の内周
面を加工するリーマ工具と、 前記リーマ工具を前記バルブガイドの孔部に向かって前
記面取り加工用工具と独立に変位させるリーマ工具変位
機構とを備え、 前記位置決め機構は、前記スライドテーブルに連結さ
れ、前記スライドテーブルとともに変位する係止部材
と、前記係止部材の変位方向に対する位置が異なる複数
の係止面を有する位置決め部材と、前記位置決め部材の
所定の前記係止面を選択し、前記係止部材の可動範囲に
臨入させるアクチュエータとを有することを特徴とする
バルブ孔加工装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987100399U JPH061308Y2 (ja) | 1987-06-29 | 1987-06-29 | バルブ孔加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987100399U JPH061308Y2 (ja) | 1987-06-29 | 1987-06-29 | バルブ孔加工装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS644537U JPS644537U (ja) | 1989-01-12 |
| JPH061308Y2 true JPH061308Y2 (ja) | 1994-01-12 |
Family
ID=31328436
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987100399U Expired - Lifetime JPH061308Y2 (ja) | 1987-06-29 | 1987-06-29 | バルブ孔加工装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH061308Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61131246U (ja) * | 1985-01-31 | 1986-08-16 |
-
1987
- 1987-06-29 JP JP1987100399U patent/JPH061308Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS644537U (ja) | 1989-01-12 |
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