JPH0613319B2 - 舶用二重反転プロペラ用軸受潤滑装置 - Google Patents
舶用二重反転プロペラ用軸受潤滑装置Info
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- JPH0613319B2 JPH0613319B2 JP11207386A JP11207386A JPH0613319B2 JP H0613319 B2 JPH0613319 B2 JP H0613319B2 JP 11207386 A JP11207386 A JP 11207386A JP 11207386 A JP11207386 A JP 11207386A JP H0613319 B2 JPH0613319 B2 JP H0613319B2
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63H—MARINE PROPULSION OR STEERING
- B63H23/00—Transmitting power from propulsion power plant to propulsive elements
- B63H23/32—Other parts
- B63H23/321—Bearings or seals specially adapted for propeller shafts
-
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- B63H23/00—Transmitting power from propulsion power plant to propulsive elements
- B63H23/32—Other parts
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- B63H2023/323—Bearings for coaxial propeller shafts, e.g. for driving propellers of the counter-rotative type
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、舶用二重反転プロペラのプロペラ軸系におけ
る軸受のための潤滑装置に関する。
る軸受のための潤滑装置に関する。
〔従来の技術〕 一般に、通常の一軸船において、特にプロペラ重量が大
きく軸受面圧が非常に大きい場合やプロペラ軸の低回転
等の理由で、すべり軸受による油潤滑が成立しない場合
に第8図に示すような静圧軸受が用いられている。
きく軸受面圧が非常に大きい場合やプロペラ軸の低回転
等の理由で、すべり軸受による油潤滑が成立しない場合
に第8図に示すような静圧軸受が用いられている。
すなわち、プロペラ5′を後端に装着されたプロペラ軸
1′は、スタンフレーム6′を貫通して配設され、同スタ
ンフレーム6′に圧入された軸受ブッシュ2′により支承
されている。そして、この軸ブッシュ2′の内周には、
軸受メタル(主にホワイトメタル)3′が設けられるとと
もに、上記内周面の最下端にはポケット8′が形成され
ており、同ポケット8′に、給油管7′を通じて図示しな
い高圧油ポンプから高圧の潤滑油を供給することで、静
圧軸受が構成されるようになっている。
1′は、スタンフレーム6′を貫通して配設され、同スタ
ンフレーム6′に圧入された軸受ブッシュ2′により支承
されている。そして、この軸ブッシュ2′の内周には、
軸受メタル(主にホワイトメタル)3′が設けられるとと
もに、上記内周面の最下端にはポケット8′が形成され
ており、同ポケット8′に、給油管7′を通じて図示しな
い高圧油ポンプから高圧の潤滑油を供給することで、静
圧軸受が構成されるようになっている。
なお、プロペラ軸1′は、図示しない推進用原動機に連
結されて同原動機により回転駆動される。
結されて同原動機により回転駆動される。
また、図中の符号4′はシール装置を示す。
このような静圧軸受によれば、プロペラ5′の重量によ
りプロペラ軸1′がたわんで、片当たりを生じうる軸受
ブッシュ2′の内周面の最下端において、ポケット8′か
ら高圧の潤滑油が供給され、同潤滑油によりプロペラ軸
1′は強制的に浮上させられ、潤滑が行なわれるように
なるので、片当たり等の不具合の発生が防止されるので
ある。
りプロペラ軸1′がたわんで、片当たりを生じうる軸受
ブッシュ2′の内周面の最下端において、ポケット8′か
ら高圧の潤滑油が供給され、同潤滑油によりプロペラ軸
1′は強制的に浮上させられ、潤滑が行なわれるように
なるので、片当たり等の不具合の発生が防止されるので
ある。
上述のような静圧軸受は、従来、舶用二重反転プロペラ
軸系にも適用されている。これは、原理的に油膜が形成
され難い等速反転する内・外軸間に、超低速片当り状態
においても二重反転軸受を成立させるためである。二重
反転プロペラ軸系においては、第9図に示すように、外
軸軸受16′に支承される管状の外軸12′と、同外軸1
2′内に支承される内軸11′とがそなえられ、これらの
内軸11′と外軸12′とは互いに反対方向へ回転駆動され
る。そして、このような二重反転プロペラ軸系におい
て、内軸11′に、図示しない油圧源より高圧の潤滑油を
導く潤滑油通路13′を形成し、同潤滑油通路13′を内軸
11′に放射状に形成した複数の穴14′に連通させるとと
もに、これらの穴14′の内軸11′外周における開口部
に、オリフィス絞りの機能を有する小穴付きねじ15′を
絞め込むことにより、静圧軸受が構成されている。ここ
で、第9図においては、静圧軸受の一部を構成する軸受
メタルや軸受ブッシュは図示を省略されている。
軸系にも適用されている。これは、原理的に油膜が形成
され難い等速反転する内・外軸間に、超低速片当り状態
においても二重反転軸受を成立させるためである。二重
反転プロペラ軸系においては、第9図に示すように、外
軸軸受16′に支承される管状の外軸12′と、同外軸1
2′内に支承される内軸11′とがそなえられ、これらの
内軸11′と外軸12′とは互いに反対方向へ回転駆動され
る。そして、このような二重反転プロペラ軸系におい
て、内軸11′に、図示しない油圧源より高圧の潤滑油を
導く潤滑油通路13′を形成し、同潤滑油通路13′を内軸
11′に放射状に形成した複数の穴14′に連通させるとと
もに、これらの穴14′の内軸11′外周における開口部
に、オリフィス絞りの機能を有する小穴付きねじ15′を
絞め込むことにより、静圧軸受が構成されている。ここ
で、第9図においては、静圧軸受の一部を構成する軸受
メタルや軸受ブッシュは図示を省略されている。
このような静圧軸受では、図示しない油圧源から潤滑油
通路13′および穴14′を経由して高圧の潤滑油が内軸1
1′と外軸12′との間に供給されて、軸受が形成される
とともにその潤滑が行なわれる。
通路13′および穴14′を経由して高圧の潤滑油が内軸1
1′と外軸12′との間に供給されて、軸受が形成される
とともにその潤滑が行なわれる。
なお、通常、内軸11′と外軸12′とは、第9図に示すよ
うに、たわみにより最下部で接触する可能性が高いた
め、この最下部付近に高圧の潤滑油を確実に供給するこ
とが要求される。したがって、複数の穴14′を放射状に
形成されているほか、極めて多量の潤滑油を供給するよ
うにしている。
うに、たわみにより最下部で接触する可能性が高いた
め、この最下部付近に高圧の潤滑油を確実に供給するこ
とが要求される。したがって、複数の穴14′を放射状に
形成されているほか、極めて多量の潤滑油を供給するよ
うにしている。
しかしながら、上述のような従来の舶用二重反転プロペ
ラ用軸受潤滑装置では、高圧油の力によって内軸11′を
強制的に浮上させているために、高圧油の供給が短時間
でも停止すると、内軸11′と外軸12′との間で焼付きを
起こす。例えば高圧油の供給は、電動機駆動の高圧油ポ
ンプにより行なわれるのが一般的であり、船舶において
常用および補助発電機が何らかの理由で同時に停止して
しまい船内電源が喪失し結果的に高圧油ポンプも停止し
てしまうなどの理由によって、高圧油の供給が停止する
と、極めて短時間のうちにも軸受は焼付きを起こし航行
不能となってしまう。
ラ用軸受潤滑装置では、高圧油の力によって内軸11′を
強制的に浮上させているために、高圧油の供給が短時間
でも停止すると、内軸11′と外軸12′との間で焼付きを
起こす。例えば高圧油の供給は、電動機駆動の高圧油ポ
ンプにより行なわれるのが一般的であり、船舶において
常用および補助発電機が何らかの理由で同時に停止して
しまい船内電源が喪失し結果的に高圧油ポンプも停止し
てしまうなどの理由によって、高圧油の供給が停止する
と、極めて短時間のうちにも軸受は焼付きを起こし航行
不能となってしまう。
本発明は、このような問題点を解決しようとするもの
で、船内電源喪失等により高圧油の供給が停止した場合
に、その供給停止から船体を停止させる(内軸の回転を
ゼロにする)までの間、軸受の焼付きを確実に防止でき
るようにして、静圧軸受を十分な安全性および信頼性を
もって二重反転プロペラ軸系に採用できるようにした、
舶用二重反転プロペラ用軸受潤滑装置を提供することを
目的とする。
で、船内電源喪失等により高圧油の供給が停止した場合
に、その供給停止から船体を停止させる(内軸の回転を
ゼロにする)までの間、軸受の焼付きを確実に防止でき
るようにして、静圧軸受を十分な安全性および信頼性を
もって二重反転プロペラ軸系に採用できるようにした、
舶用二重反転プロペラ用軸受潤滑装置を提供することを
目的とする。
このため、本発明の舶用二重反転プロペラ用軸受潤滑装
置は、船尾に設けられた二重反転プロペラ軸系におい
て、内軸と、同内軸の外周に配設された軸受ブッシュと
同軸受けブッシュに設けられた軸受メタルとからなる静
圧軸受と、同静圧軸受の外周に配設された管状の外軸と
をそなえるとともに、高圧の潤滑油を上記内軸の内部を
経由して上記静圧軸受へ供給する潤滑油供給系をそな
え、船尾側に設けられた上記静圧軸受の軸受ブッシュに
おいて、上記軸受メタルよりも後方の端部に、自己潤滑
性の樹脂系材料からなる軸受材が装着されていることを
特徴としている。
置は、船尾に設けられた二重反転プロペラ軸系におい
て、内軸と、同内軸の外周に配設された軸受ブッシュと
同軸受けブッシュに設けられた軸受メタルとからなる静
圧軸受と、同静圧軸受の外周に配設された管状の外軸と
をそなえるとともに、高圧の潤滑油を上記内軸の内部を
経由して上記静圧軸受へ供給する潤滑油供給系をそな
え、船尾側に設けられた上記静圧軸受の軸受ブッシュに
おいて、上記軸受メタルよりも後方の端部に、自己潤滑
性の樹脂系材料からなる軸受材が装着されていることを
特徴としている。
上述の本発明の舶用二重反転プロペラ用軸受潤滑装置で
は、高圧の潤滑油の供給が停止してから船体を停止させ
るまでの間、船尾側の静圧軸受において軸受メタルより
も後方の軸受ブッシュ端部に装着された軸受材が内軸あ
るいは外軸と片当たりするようになるが、この軸受材は
自己潤滑性の樹脂系材料からなるため、上記の内軸ある
いは外軸との間で焼付きを生ずることはない。
は、高圧の潤滑油の供給が停止してから船体を停止させ
るまでの間、船尾側の静圧軸受において軸受メタルより
も後方の軸受ブッシュ端部に装着された軸受材が内軸あ
るいは外軸と片当たりするようになるが、この軸受材は
自己潤滑性の樹脂系材料からなるため、上記の内軸ある
いは外軸との間で焼付きを生ずることはない。
以下、図面により本発明の実施例について説明すると、
第1〜4図は本発明の第1実施例としての舶用二重反転
プロペラ用軸受潤滑装置を示すもので、第1図はその縦
断面図、第2図はその要部を拡大して示す縦断面図、第
3図は第2図のIII−III矢視断面図、第4図は第2図の
IV−IV矢視断面図であり、第5〜7図は本発明の第2実
施例としての舶用二重反転プロペラ用軸受潤滑装置を示
すもので、第5図はその要部を拡大して示す断面図、第
6図は第5図のVI−VI矢視断面図、第7図は第5図のVI
I−VII矢視断面図である。
第1〜4図は本発明の第1実施例としての舶用二重反転
プロペラ用軸受潤滑装置を示すもので、第1図はその縦
断面図、第2図はその要部を拡大して示す縦断面図、第
3図は第2図のIII−III矢視断面図、第4図は第2図の
IV−IV矢視断面図であり、第5〜7図は本発明の第2実
施例としての舶用二重反転プロペラ用軸受潤滑装置を示
すもので、第5図はその要部を拡大して示す断面図、第
6図は第5図のVI−VI矢視断面図、第7図は第5図のVI
I−VII矢視断面図である。
第1図に示すように、本発明の第1実施例の装置が適用
される舶用二重反転プロペラにおいては、前側プロペラ
4を後端にそなえた管状の外軸2が、スタンフレーム1
6を貫通して配設され、同スタンフレーム16の内周面
と外軸2の外周面との間に介装された船首側外軸軸受1
2および船尾側外軸軸受13により支承されている。こ
れらの軸受12,13はいずれも通常の船尾管軸受とし
て構成される。
される舶用二重反転プロペラにおいては、前側プロペラ
4を後端にそなえた管状の外軸2が、スタンフレーム1
6を貫通して配設され、同スタンフレーム16の内周面
と外軸2の外周面との間に介装された船首側外軸軸受1
2および船尾側外軸軸受13により支承されている。こ
れらの軸受12,13はいずれも通常の船尾管軸受とし
て構成される。
また、後側プロペラ3を後端にそなえ、内軸内給油通路
18を有する内軸1が、外軸2内を貫通し同外軸2と同
心的に配設され、外軸2の後端部内周面と内軸1の外周
面との間に介装された船尾側内軸軸受14により支承さ
れるとともに、外軸2の前端部内周面と内軸1の外周面
との間に介装された船首側内軸軸受11により支承され
ている。
18を有する内軸1が、外軸2内を貫通し同外軸2と同
心的に配設され、外軸2の後端部内周面と内軸1の外周
面との間に介装された船尾側内軸軸受14により支承さ
れるとともに、外軸2の前端部内周面と内軸1の外周面
との間に介装された船首側内軸軸受11により支承され
ている。
これらの内軸軸受11,14は、第1〜3図に示すよう
に、いずれも内軸1の外周に装着された軸受ブッシュ11
d,14dと、各軸受ブッシュ11d,114dの外周に設けら
れた軸受メタル11a,14aとからなる静圧軸受として
構成される。
に、いずれも内軸1の外周に装着された軸受ブッシュ11
d,14dと、各軸受ブッシュ11d,114dの外周に設けら
れた軸受メタル11a,14aとからなる静圧軸受として
構成される。
そして、内軸1は図示しない反転装置に連結されるとと
もに、外軸2も外軸継手1および2つ割れ中空軸9を介
し図示しない反転装置に連結されており、これらの内軸
1と外軸2とは、上記反転装置を介して図示しない主機
に接続され、プロペラ3,4を互いに反対方向に回転駆
動しうるようになっている。
もに、外軸2も外軸継手1および2つ割れ中空軸9を介
し図示しない反転装置に連結されており、これらの内軸
1と外軸2とは、上記反転装置を介して図示しない主機
に接続され、プロペラ3,4を互いに反対方向に回転駆
動しうるようになっている。
一方、外軸用シール装置6および7が、それぞれ船外お
よび船内におけるスタンフレーム16と外軸2とのすき
間を閉塞するように設けられるとともに、内軸用シール
装置5および8が、それぞれ、船外および船内における
内軸軸受14および11の各軸受ブッシュ14d,11dの一端
側で、外軸2と内軸1とのすき間を閉塞するように設け
られており、これらのシール装置5,8は、外軸2,内軸
1およびスタンフレーム16それぞれの相対的な軸方向移
動を防止するほか、軸受11〜14における潤滑油のリーク
を防止するようになっている。
よび船内におけるスタンフレーム16と外軸2とのすき
間を閉塞するように設けられるとともに、内軸用シール
装置5および8が、それぞれ、船外および船内における
内軸軸受14および11の各軸受ブッシュ14d,11dの一端
側で、外軸2と内軸1とのすき間を閉塞するように設け
られており、これらのシール装置5,8は、外軸2,内軸
1およびスタンフレーム16それぞれの相対的な軸方向移
動を防止するほか、軸受11〜14における潤滑油のリーク
を防止するようになっている。
上述のような舶用二重反転プロペラ軸系の軸受を潤滑す
るための本発明の第1実施例の装置においては、第1〜
3図に示すように、内軸1の内部に形成される内軸内給
油通路18は、その船首側端部において図示しない給油
管に接続されるとともに、内軸軸受11,14付近にお
いて、内軸1から軸受ブッシュ11d,14dにわたって
放射状に多数形成され軸受メタル11a,14aの外周に
連通する給油孔19に接続されていて、図示しない潤滑
油タンクから図示しない高圧油ポンプおよび給油管を介
し内軸内給油通路18に流入する潤滑油が、給油孔19を
通り軸受メタル11a,14aの外周に至るように、潤滑
油供給系がそなえられる。
るための本発明の第1実施例の装置においては、第1〜
3図に示すように、内軸1の内部に形成される内軸内給
油通路18は、その船首側端部において図示しない給油
管に接続されるとともに、内軸軸受11,14付近にお
いて、内軸1から軸受ブッシュ11d,14dにわたって
放射状に多数形成され軸受メタル11a,14aの外周に
連通する給油孔19に接続されていて、図示しない潤滑
油タンクから図示しない高圧油ポンプおよび給油管を介
し内軸内給油通路18に流入する潤滑油が、給油孔19を
通り軸受メタル11a,14aの外周に至るように、潤滑
油供給系がそなえられる。
また、この第1実施例では、第1,2および4図に示す
ように、船尾側の静圧軸受としての内軸軸受14におけ
る軸受ブッシュ14dの外周において、軸受メタル14a
よりも後方の端部に、自己潤滑性の樹脂系材料からなる
軸受材14cが装着されている。
ように、船尾側の静圧軸受としての内軸軸受14におけ
る軸受ブッシュ14dの外周において、軸受メタル14a
よりも後方の端部に、自己潤滑性の樹脂系材料からなる
軸受材14cが装着されている。
一方、外軸2には、船首側外軸軸受12と外軸用シール
装置7との間付近(すなわち内軸軸受11および14の軸
受ブッシュ14cの他端側)において、同外軸2の内側と
外側とを連通し外軸2と内軸1とのすき間から潤滑油を
排出しうる潤滑油排出系としての排油孔20が形成され
る。
装置7との間付近(すなわち内軸軸受11および14の軸
受ブッシュ14cの他端側)において、同外軸2の内側と
外側とを連通し外軸2と内軸1とのすき間から潤滑油を
排出しうる潤滑油排出系としての排油孔20が形成され
る。
また、船首側外軸軸受12と外軸用シール装置7との間
付近には、外軸2とスタンフレーム16とのすき間から
潤滑油を排出するための排油管21が設けられ、この排油
管21は図示しない潤滑油タンクに接続されている。
付近には、外軸2とスタンフレーム16とのすき間から
潤滑油を排出するための排油管21が設けられ、この排油
管21は図示しない潤滑油タンクに接続されている。
ところで、第1〜4図に示すように、内軸軸受11,1
4における軸受ブッシュ11d,14dの壁部内には、軸
受メタル11a,14aの外側から内軸用シール装置8あ
るいは5へ向けて流出した潤滑油を潤滑油排出系として
の排油孔20側へ案内するために、潤滑油案内路として
の排油孔11b,14bがそれぞれ複数形成されている。
4における軸受ブッシュ11d,14dの壁部内には、軸
受メタル11a,14aの外側から内軸用シール装置8あ
るいは5へ向けて流出した潤滑油を潤滑油排出系として
の排油孔20側へ案内するために、潤滑油案内路として
の排油孔11b,14bがそれぞれ複数形成されている。
これらの排油孔11b,14bは、軸受ブッシュ11d,1
4dが内軸1への圧入に耐えうるだけの接触面積を有す
る一方で、潤滑油の排出を十分に行なえるだけの通過面
積を持つように、軸受ブッシュ11d,14dの軸方向に
形成される。
4dが内軸1への圧入に耐えうるだけの接触面積を有す
る一方で、潤滑油の排出を十分に行なえるだけの通過面
積を持つように、軸受ブッシュ11d,14dの軸方向に
形成される。
なお、潤滑油案内路を軸受ブッシュ11d,14dの内周
部の排油溝として形成してもよい。
部の排油溝として形成してもよい。
また、第1図中の符号15はロープガード、17は機関室の
後部隔壁を示している。
後部隔壁を示している。
本発明の第1実施例としての舶用二重反転プロペラ用軸
受潤滑装置は上述のごとく構成されているので、通常作
動時には、図示しない潤滑油タンクに貯蔵される潤滑油
が、図示しない高圧油ポンプにより加圧されて送り出さ
れ、図示しない給油管から内軸1の内軸内給油通路18
内へ送給される。
受潤滑装置は上述のごとく構成されているので、通常作
動時には、図示しない潤滑油タンクに貯蔵される潤滑油
が、図示しない高圧油ポンプにより加圧されて送り出さ
れ、図示しない給油管から内軸1の内軸内給油通路18
内へ送給される。
このようにして、給油通路18に送給された高圧の潤滑
油は、同給油通路18内を船首部から船尾部へ向かって
流れ、多数の給油孔19から内軸軸受11,14の軸受
メタル11a,14aの外周へ流出し、これらの内軸軸受
11,14を潤滑するとともに、その圧力により内軸1
を浮上させ同内軸1と軸受メタル11a,14aとの間に
油膜を形成する。
油は、同給油通路18内を船首部から船尾部へ向かって
流れ、多数の給油孔19から内軸軸受11,14の軸受
メタル11a,14aの外周へ流出し、これらの内軸軸受
11,14を潤滑するとともに、その圧力により内軸1
を浮上させ同内軸1と軸受メタル11a,14aとの間に
油膜を形成する。
そして、内軸軸受11,14の軸受メタル11a,14aの
外周に供給された高圧の潤滑油は、これらの内軸軸受1
1,14を潤滑した後、軸受ブッシュ11d,14dの一端
側における内軸用シール装置8,5へ向けて流出するも
のと、軸受ブッシュ11d,14dの他端側へ流出するも
のとに分かれる。
外周に供給された高圧の潤滑油は、これらの内軸軸受1
1,14を潤滑した後、軸受ブッシュ11d,14dの一端
側における内軸用シール装置8,5へ向けて流出するも
のと、軸受ブッシュ11d,14dの他端側へ流出するも
のとに分かれる。
ここで、後者の軸受ブッシュ11d,14dの他端側へ流
出した潤滑油は、外軸2と内軸1とのすき間を通って、
外軸2に形成された排出孔20から外軸2の外側へ排出
される。
出した潤滑油は、外軸2と内軸1とのすき間を通って、
外軸2に形成された排出孔20から外軸2の外側へ排出
される。
また、前者のシール装置5,8へ流出した潤滑油は、同
シール装置5,8を潤滑した後、軸受ブッシュ11d,1
4dの内周部に形成された排油孔11b,14bを通って、
軸受ブッシュ11d,14dの他端側へ案内されるので、
この潤滑油も、後者の潤滑油とともに排油孔20から外
軸2の外側へ排出されるようになる。
シール装置5,8を潤滑した後、軸受ブッシュ11d,1
4dの内周部に形成された排油孔11b,14bを通って、
軸受ブッシュ11d,14dの他端側へ案内されるので、
この潤滑油も、後者の潤滑油とともに排油孔20から外
軸2の外側へ排出されるようになる。
上述のようにして外軸2と内軸1とのすき間から外軸2
の外側に排出された潤滑油は、外軸用シール装置7およ
び外軸軸受12を潤滑した後、排油管21を通じて図示
しない潤滑油タンクへ排出される。
の外側に排出された潤滑油は、外軸用シール装置7およ
び外軸軸受12を潤滑した後、排油管21を通じて図示
しない潤滑油タンクへ排出される。
一方、万一、船内電源喪失等により高圧油ポンプが停止
したり高圧給油管が破損したりして高圧油の供給が停止
した場合には、後側プロペラ3の重量による内軸1のた
わみのため、軸受ブッシュ11d,14d後端部に装着された
軸受材11c,14cが片当たり状態で外軸2の内周面に
接触するが、これらの軸受材11c,14cは、自己潤滑
性の樹脂系材料からなるので、片当たり状態となっても
外軸2に焼付くことはなく、各軸受材11c,14cが徐々
に摩耗し軸受メタル11a,14aと外軸2の内周面とが
接触するまでの間、内軸軸受11,14における焼付き
の発生が防止される。
したり高圧給油管が破損したりして高圧油の供給が停止
した場合には、後側プロペラ3の重量による内軸1のた
わみのため、軸受ブッシュ11d,14d後端部に装着された
軸受材11c,14cが片当たり状態で外軸2の内周面に
接触するが、これらの軸受材11c,14cは、自己潤滑
性の樹脂系材料からなるので、片当たり状態となっても
外軸2に焼付くことはなく、各軸受材11c,14cが徐々
に摩耗し軸受メタル11a,14aと外軸2の内周面とが
接触するまでの間、内軸軸受11,14における焼付き
の発生が防止される。
したがって、軸受材11c,14cの厚さを適当に設定す
ることにより、高圧油の供給停止後から船体を停止させ
るまでの間、内軸軸受11,14における焼付きが発生
するのを確実に防止できるようになり、静圧軸受として
の安全性および信頼性が大幅に向上するのである。
ることにより、高圧油の供給停止後から船体を停止させ
るまでの間、内軸軸受11,14における焼付きが発生
するのを確実に防止できるようになり、静圧軸受として
の安全性および信頼性が大幅に向上するのである。
また、内軸1と外軸2との間における高圧の潤滑油の排
出が確実に行なわれるようになるので、内軸軸受11,
14として静圧軸受を、シール装置5,8の損傷を招くこ
となく採用できるようになり、内軸軸受11,14にお
いて、常に(低速回転時においても)片当たり角,軸受荷
重に関係なく、油膜を形成することが可能となる。
出が確実に行なわれるようになるので、内軸軸受11,
14として静圧軸受を、シール装置5,8の損傷を招くこ
となく採用できるようになり、内軸軸受11,14にお
いて、常に(低速回転時においても)片当たり角,軸受荷
重に関係なく、油膜を形成することが可能となる。
したがって、片当たり等による焼付きを確実に防止で
き、二重反転プロペラの軸系における潤滑性能が向上す
る。また、片当たり性を改善するために内軸1の軸径を
大きくする必要がなく、その軸径をルール径以下に抑え
ることができるため、二重反転プロペラ軸系全体を、容
易に且つ低コストでコンパクトに構成でき、プロペラ性
能の向上にも寄与しうる。
き、二重反転プロペラの軸系における潤滑性能が向上す
る。また、片当たり性を改善するために内軸1の軸径を
大きくする必要がなく、その軸径をルール径以下に抑え
ることができるため、二重反転プロペラ軸系全体を、容
易に且つ低コストでコンパクトに構成でき、プロペラ性
能の向上にも寄与しうる。
次に、本発明の第2実施例としての舶用二重反転プロペ
ラ用軸受潤滑装置について説明する。この第2実施例も
第1実施例とほぼ同様に構成されているが、本発明の第
2実施例の装置が適用される舶用二重反転プロペラにお
いては、第1実施例における内軸軸受11,14とは異
なる静圧軸受が採用されている。すなわち、第5〜7図
に示すように、その内軸軸受22は、外軸2の内周に装
着された軸受ブッシュ22dと、同軸受ブッシュ22dの
内周に設けられた軸受メタル22aとからなる静圧軸受
として構成される。
ラ用軸受潤滑装置について説明する。この第2実施例も
第1実施例とほぼ同様に構成されているが、本発明の第
2実施例の装置が適用される舶用二重反転プロペラにお
いては、第1実施例における内軸軸受11,14とは異
なる静圧軸受が採用されている。すなわち、第5〜7図
に示すように、その内軸軸受22は、外軸2の内周に装
着された軸受ブッシュ22dと、同軸受ブッシュ22dの
内周に設けられた軸受メタル22aとからなる静圧軸受
として構成される。
なお、第5〜7図には船尾側の内軸軸受22のみを示し
ているが、船首側の内軸軸受も同様に構成される。ま
た、上述した内軸軸受22以外の部分はこの第2実施例
の二重反転プロペラ軸系においても第1実施例のものと
全く同様に構成されている。
ているが、船首側の内軸軸受も同様に構成される。ま
た、上述した内軸軸受22以外の部分はこの第2実施例
の二重反転プロペラ軸系においても第1実施例のものと
全く同様に構成されている。
上述のような舶用二重反転プロペラ軸系の軸受を潤滑す
るための本発明の第2実施例の装置においては、第5,
6図に示すように、第1実施例とほぼ同様、内軸1の内
部に形成される内軸内給油通路18は、その船首側端部
において図示しない給油管に接続されるとともに、内軸
軸受22付近において、内軸1に放射状に多数形成され
軸受メタル22aの内周に連通する給油孔19に接続さ
れていて、図示しない潤滑油タンクから図示しない高圧
油ポンプおよび給油管を介し内軸内給油通路18に流入
する潤滑油が、給油孔19を通り軸受メタル22aの内
周に至るように、潤滑油供給系がそなえられる。
るための本発明の第2実施例の装置においては、第5,
6図に示すように、第1実施例とほぼ同様、内軸1の内
部に形成される内軸内給油通路18は、その船首側端部
において図示しない給油管に接続されるとともに、内軸
軸受22付近において、内軸1に放射状に多数形成され
軸受メタル22aの内周に連通する給油孔19に接続さ
れていて、図示しない潤滑油タンクから図示しない高圧
油ポンプおよび給油管を介し内軸内給油通路18に流入
する潤滑油が、給油孔19を通り軸受メタル22aの内
周に至るように、潤滑油供給系がそなえられる。
また、この第2実施例では、第5,7図に示すように、
船尾側の静圧軸受としての内軸軸受22における軸受ブ
ッシュ22dの内周において、軸受メタル22aよりも後
方の端部に、自己潤滑性の樹脂系材料からなる軸受材2
2cが装着されている。
船尾側の静圧軸受としての内軸軸受22における軸受ブ
ッシュ22dの内周において、軸受メタル22aよりも後
方の端部に、自己潤滑性の樹脂系材料からなる軸受材2
2cが装着されている。
なお、図示はしないが、第1実施例と同様、外軸2に
は、外軸2と内軸1とのすき間から潤滑油を排出しうる
潤滑油排出系としての排油孔(第1図の符号20参照)が
形成されるほか、外軸2とスタンフレーム(第1図の符
号16参照)とのすき間から潤滑油を排出するための排
油管(第1図の符号21参照)が設けられ、この排油管は
図示しない潤滑油タンクに接続されている。
は、外軸2と内軸1とのすき間から潤滑油を排出しうる
潤滑油排出系としての排油孔(第1図の符号20参照)が
形成されるほか、外軸2とスタンフレーム(第1図の符
号16参照)とのすき間から潤滑油を排出するための排
油管(第1図の符号21参照)が設けられ、この排油管は
図示しない潤滑油タンクに接続されている。
ところで、第5〜7図に示すように、内軸軸受22にお
ける軸受ブッシュ22dの外周部には、軸受メタル22a
の外側から内軸用シール装置5へ向けて流出した潤滑油
を潤滑油排出系としての排油孔側へ案内するために、潤
滑油案内路としての排油溝22bが複数形成されてい
る。
ける軸受ブッシュ22dの外周部には、軸受メタル22a
の外側から内軸用シール装置5へ向けて流出した潤滑油
を潤滑油排出系としての排油孔側へ案内するために、潤
滑油案内路としての排油溝22bが複数形成されてい
る。
これらの排油溝22bは、軸受ブッシュ22dが外軸2へ
の圧入に耐えうるだけの接触面積を有する一方で、潤滑
油の排出を十分に行なえるだけの通過面積を持つよう
に、軸受ブッシュ22dの軸方向に形成される。
の圧入に耐えうるだけの接触面積を有する一方で、潤滑
油の排出を十分に行なえるだけの通過面積を持つよう
に、軸受ブッシュ22dの軸方向に形成される。
なお、潤滑油案内路を軸受ブッシュ22dの壁部内の排
油孔として形成してもよい。
油孔として形成してもよい。
本発明の第2実施例としての舶用二重反転プロペラ用軸
受潤滑装置は上述のごとく構成されているので、第1実
施例とほぼ同様の作用効果が得られるが、この第2実施
例では、通常作動時には、内軸内給油通路18および給
油孔19を通じ内軸軸受22の軸受メタル22aの内周
に供給された高圧の潤滑油は、これらの内軸軸受12,
15を潤滑するとともに、その圧力により内軸1を浮上
させ、外軸2と軸受メタル22aとの間に油膜を形成す
る。そして、軸受ブッシュ22dの一端側における内軸
用シール装置5へ向けて流出するものと、軸受ブッシュ
22dの他端側へ流出するものとに分かれる。
受潤滑装置は上述のごとく構成されているので、第1実
施例とほぼ同様の作用効果が得られるが、この第2実施
例では、通常作動時には、内軸内給油通路18および給
油孔19を通じ内軸軸受22の軸受メタル22aの内周
に供給された高圧の潤滑油は、これらの内軸軸受12,
15を潤滑するとともに、その圧力により内軸1を浮上
させ、外軸2と軸受メタル22aとの間に油膜を形成す
る。そして、軸受ブッシュ22dの一端側における内軸
用シール装置5へ向けて流出するものと、軸受ブッシュ
22dの他端側へ流出するものとに分かれる。
ここで、後者の軸受ブッシュ22dの他端側へ流出した
潤滑油は、外軸2と内軸1とのすき間を通って、外軸2
に形成された排油孔から外軸2の外側へ排出される。
潤滑油は、外軸2と内軸1とのすき間を通って、外軸2
に形成された排油孔から外軸2の外側へ排出される。
また、前者のシール装置5へ流出した潤滑油は、同シー
ル装置5を潤滑した後、軸受ブッシュ22dの外周部に形
成された排油溝22bを通って、軸受ブッシュ22dの他
端側へ案内されるので、この潤滑油も、後者の潤滑油と
ともに排油孔から外軸2の外側へ排出されるようにな
る。
ル装置5を潤滑した後、軸受ブッシュ22dの外周部に形
成された排油溝22bを通って、軸受ブッシュ22dの他
端側へ案内されるので、この潤滑油も、後者の潤滑油と
ともに排油孔から外軸2の外側へ排出されるようにな
る。
一方、万一、船内電源喪失等により高圧油ポンプが停止
したり高圧給油管が破損したりして高圧油の供給が停止
した場合には、後側プロペラ3の重量による内軸1のた
わみのため、軸受ブッシュ22dの後端部に装着された
軸受剤22cが片当たり状態で内軸1の外周面に接触す
るが、これらの軸受剤22cは、自己潤滑性の樹脂系材
料からなるので、片当たり状態となっても内軸1に焼付
くことはなく、各軸受材22cが徐々に摩耗し軸受メタ
ル22aと内軸1の外周面とが接触するまでの間、内軸
軸受22における焼付きの発生が防止される。
したり高圧給油管が破損したりして高圧油の供給が停止
した場合には、後側プロペラ3の重量による内軸1のた
わみのため、軸受ブッシュ22dの後端部に装着された
軸受剤22cが片当たり状態で内軸1の外周面に接触す
るが、これらの軸受剤22cは、自己潤滑性の樹脂系材
料からなるので、片当たり状態となっても内軸1に焼付
くことはなく、各軸受材22cが徐々に摩耗し軸受メタ
ル22aと内軸1の外周面とが接触するまでの間、内軸
軸受22における焼付きの発生が防止される。
したがって、軸受材22cの厚さを適当に設定すること
により、高圧油の供給停止後から船体を停止させるまで
の間、内軸軸受22における焼付きが発生するのを確実
に防止できるようになり、第1実施例と全く同様の効果
ないし利点が得られるのである。
により、高圧油の供給停止後から船体を停止させるまで
の間、内軸軸受22における焼付きが発生するのを確実
に防止できるようになり、第1実施例と全く同様の効果
ないし利点が得られるのである。
なお、上述した本発明の第1および第2の実施例では、
いずれも、軸受材11c,14cあるいは22cを軸受ブッ
シュ11d,14dあるいは22dの後端部にのみ装着し、
軸受ブッシュ11d,14dあるいは22dの他の部分には
軸受メタル11a,14aあるいは22aを装着するように
しているが、これは、この後端部が最も片当たりを生じ
易い部分だからであるほか、軸受材11c,14c,22c
が膨潤性を有し方向安定性の悪い樹脂系材料であり、高
圧油を供給される静圧軸受部分にこの樹脂系材料は不適
だからである。
いずれも、軸受材11c,14cあるいは22cを軸受ブッ
シュ11d,14dあるいは22dの後端部にのみ装着し、
軸受ブッシュ11d,14dあるいは22dの他の部分には
軸受メタル11a,14aあるいは22aを装着するように
しているが、これは、この後端部が最も片当たりを生じ
易い部分だからであるほか、軸受材11c,14c,22c
が膨潤性を有し方向安定性の悪い樹脂系材料であり、高
圧油を供給される静圧軸受部分にこの樹脂系材料は不適
だからである。
以上詳述したように、本発明の舶用二重反転プロペラ用
軸受潤滑装置によれば、船尾に設けられた二重反転プロ
ペラ軸系において、内軸と、同内軸の外周に配設された
軸受ブッシュと同軸受ブッシュに設けられた軸受メタル
とからなる静圧軸受と、同静圧軸受の外周に配設された
管状の外軸とをそなえるとともに、高圧の潤滑油を上記
内軸の内部を経由して上記静圧軸受へ供給する潤滑油供
給系をそなえ、船尾側に設けられた上記静圧軸受の軸受
ブッシュにおいて、上記軸受メタルよりも後方の端部
に、自己潤滑性の樹脂系材料からなる軸受材が装着され
るという簡素な構成で、万一、高圧油の供給が停止した
場合でも、停止後、船体を停止させるまでの間、船尾側
内軸軸受としての静圧軸受の焼付きを確実に防止でき、
静圧軸受を十分な安全性および信頼性をもって二重反転
プロペラ軸系に採用できるようになる。
軸受潤滑装置によれば、船尾に設けられた二重反転プロ
ペラ軸系において、内軸と、同内軸の外周に配設された
軸受ブッシュと同軸受ブッシュに設けられた軸受メタル
とからなる静圧軸受と、同静圧軸受の外周に配設された
管状の外軸とをそなえるとともに、高圧の潤滑油を上記
内軸の内部を経由して上記静圧軸受へ供給する潤滑油供
給系をそなえ、船尾側に設けられた上記静圧軸受の軸受
ブッシュにおいて、上記軸受メタルよりも後方の端部
に、自己潤滑性の樹脂系材料からなる軸受材が装着され
るという簡素な構成で、万一、高圧油の供給が停止した
場合でも、停止後、船体を停止させるまでの間、船尾側
内軸軸受としての静圧軸受の焼付きを確実に防止でき、
静圧軸受を十分な安全性および信頼性をもって二重反転
プロペラ軸系に採用できるようになる。
また、船尾側内軸軸受への静圧軸受の採用により、内軸
の軸径をルール径以下に抑えることができるため、二重
反転プロペラ軸系全体を、容易に且つ低コストでコンパ
クトに構成できるようになり、プロペラ性能が大幅に向
上する利点もある。
の軸径をルール径以下に抑えることができるため、二重
反転プロペラ軸系全体を、容易に且つ低コストでコンパ
クトに構成できるようになり、プロペラ性能が大幅に向
上する利点もある。
第1〜4図は本発明の第1実施例としての舶用二重反転
プロペラ用軸受潤滑装置を示すもので、第1図はその縦
断面図、第2図はその要部を拡大して示す縦断面図、第
3図は第2図のIII−III矢視断面図、第4図は第2図の
IV−IV矢視断面図であり、第5〜7図は本発明の第2実
施例としての舶用二重反転プロペラ用軸受潤滑装置を示
すもので、第5図はその要部を拡大して示す断面図、第
6図は第5図のVI−VI矢視断面図、第7図は第5図のVI
I−VII矢視断面図であり、第8図は通常の一軸船におけ
る静圧軸受を示す縦断面図であり、第9図は静圧軸受に
よる従来の舶用二重反転プロペラ用軸受潤滑装置の要部
を示す横断面図である。 1……内軸、2……外軸、3……後側プロペラ、4……
前側プロペラ、5……内軸用シール装置、6,7……外
軸用シール装置、8……内軸用シール装置、9……2つ
割れ中空軸、10……外軸継手、11……船首側内軸軸
受(静圧軸受)、11a……軸受メタル、11b……排油
孔、11c……自己潤滑性の樹脂系材料からなる軸受
材、11d……軸受ブッシュ、12……船首側外軸軸受
(船尾管軸受)、13……船尾側外軸軸受(船尾管軸受)、
14……船尾側内軸軸受(静圧軸受)、14a……軸受メ
タル、14b……排油孔、14c……自己潤滑性の樹脂系
材料からなる軸受材、14d……軸受ブッシュ、15…
…ロープガード、16……スタンフレーム、17……機
関室の後部隔壁、18……内軸内給油通路、19……給
油孔、20……排油孔、21……排油管、22……船尾
側内軸軸受(静圧軸受)、22a……軸受メタル、22b…
…排油溝、22c……自己潤滑性の樹脂系材料からなる
軸受材、22d……軸受ブッシュ。
プロペラ用軸受潤滑装置を示すもので、第1図はその縦
断面図、第2図はその要部を拡大して示す縦断面図、第
3図は第2図のIII−III矢視断面図、第4図は第2図の
IV−IV矢視断面図であり、第5〜7図は本発明の第2実
施例としての舶用二重反転プロペラ用軸受潤滑装置を示
すもので、第5図はその要部を拡大して示す断面図、第
6図は第5図のVI−VI矢視断面図、第7図は第5図のVI
I−VII矢視断面図であり、第8図は通常の一軸船におけ
る静圧軸受を示す縦断面図であり、第9図は静圧軸受に
よる従来の舶用二重反転プロペラ用軸受潤滑装置の要部
を示す横断面図である。 1……内軸、2……外軸、3……後側プロペラ、4……
前側プロペラ、5……内軸用シール装置、6,7……外
軸用シール装置、8……内軸用シール装置、9……2つ
割れ中空軸、10……外軸継手、11……船首側内軸軸
受(静圧軸受)、11a……軸受メタル、11b……排油
孔、11c……自己潤滑性の樹脂系材料からなる軸受
材、11d……軸受ブッシュ、12……船首側外軸軸受
(船尾管軸受)、13……船尾側外軸軸受(船尾管軸受)、
14……船尾側内軸軸受(静圧軸受)、14a……軸受メ
タル、14b……排油孔、14c……自己潤滑性の樹脂系
材料からなる軸受材、14d……軸受ブッシュ、15…
…ロープガード、16……スタンフレーム、17……機
関室の後部隔壁、18……内軸内給油通路、19……給
油孔、20……排油孔、21……排油管、22……船尾
側内軸軸受(静圧軸受)、22a……軸受メタル、22b…
…排油溝、22c……自己潤滑性の樹脂系材料からなる
軸受材、22d……軸受ブッシュ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 峠 昇 長崎県長崎市飽の浦町1番1号 三菱重工 業株式会社長崎造船所内 (72)発明者 今村 仁 長崎県長崎市飽の浦町1番1号 三菱重工 業株式会社長崎造船所内 (72)発明者 朝鍋 定生 長崎県長崎市飽の浦町1番1号 三菱重工 業株式会社長崎研究所内 (72)発明者 佐木 邦夫 長崎県長崎市飽の浦町1番1号 三菱重工 業株式会社長崎研究所内 (72)発明者 松本 將 長崎県長崎市飽の浦町1番1号 三菱重工 業株式会社長崎研究所内 (72)発明者 渡辺 真太郎 長崎県長崎市飽の浦町1番1号 三菱重工 業株式会社長崎研究所内
Claims (4)
- 【請求項1】船尾に設けられた二重反転プロペラ軸系に
おいて、内軸と、同内軸の外周に配設された軸受ブッシ
ュと同軸受けブッシュに設けられた軸受メタルとからな
る静圧軸受と、同静圧軸受の外周に配設された管状の外
軸とをそなえるとともに、高圧の潤滑油を上記内軸の内
部を経由して上記静圧軸受へ供給する潤滑油供給系をそ
なえ、船尾側に設けられた上記静圧軸受の軸受ブッシュ
において、上記軸受メタルよりも後方の端部に、自己潤
滑性の樹脂系材料からなる軸受材が装着されていること
を特徴とする、舶用二重反転プロペラ用軸受潤滑装置。 - 【請求項2】上記軸受ブッシュが上記内軸の外周に装着
されている特許請求の範囲第1項に記載の舶用二重反転
プロペラ用軸受潤滑装置。 - 【請求項3】上記軸受ブッシュが上記外軸の内周に装着
されている特許請求の範囲第1項に記載の舶用二重反転
プロペラ用軸受潤滑装置。 - 【請求項4】上記軸受ブッシュの一端側で上記の外軸と
内軸とのすき間を閉塞するシール機構と、上記軸受ブッ
シュの他端側で上記の外軸と内軸とのすき間から潤滑油
を排出しうる潤滑油排出系とをそなえ、上記軸受メタル
の外側から上記シール機構へ向けて流出した潤滑油を上
記潤滑油排出系へ案内すべく上記軸受ブッシュに潤滑油
案内路が形成された特許請求の範囲第1〜3項のいずれ
かに記載の舶用二重反転プロペラ用軸受潤滑装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11207386A JPH0613319B2 (ja) | 1986-05-16 | 1986-05-16 | 舶用二重反転プロペラ用軸受潤滑装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11207386A JPH0613319B2 (ja) | 1986-05-16 | 1986-05-16 | 舶用二重反転プロペラ用軸受潤滑装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62268799A JPS62268799A (ja) | 1987-11-21 |
| JPH0613319B2 true JPH0613319B2 (ja) | 1994-02-23 |
Family
ID=14577393
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11207386A Expired - Lifetime JPH0613319B2 (ja) | 1986-05-16 | 1986-05-16 | 舶用二重反転プロペラ用軸受潤滑装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0613319B2 (ja) |
-
1986
- 1986-05-16 JP JP11207386A patent/JPH0613319B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62268799A (ja) | 1987-11-21 |
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