JPH0613608A - 薄膜アクテイブ素子 - Google Patents

薄膜アクテイブ素子

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JPH0613608A
JPH0613608A JP16792992A JP16792992A JPH0613608A JP H0613608 A JPH0613608 A JP H0613608A JP 16792992 A JP16792992 A JP 16792992A JP 16792992 A JP16792992 A JP 16792992A JP H0613608 A JPH0613608 A JP H0613608A
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JP
Japan
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insulating film
electrode
semiconductor layer
gate
gate electrode
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JP16792992A
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English (en)
Inventor
Yoshiharu Kataoka
義晴 片岡
Ken Kanamori
謙 金森
学 ▲高▼濱
Manabu Takahama
Mikio Katayama
幹雄 片山
Masaya Okamoto
昌也 岡本
Takehisa Sakurai
猛久 桜井
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ゲート電極に高電圧を印加することなく、ソー
ス電極とドレイン電極との間に高電流を流すことができ
る。 【構成】ゲート電極12の各側縁部に陽極酸化絶縁膜1
3がそれぞれ積層されており、各陽極酸化膜13および
ゲート電極12の上面を覆うように、ゲート絶縁膜が設
けられている。ゲート絶縁膜14上にチャネルが形成さ
れる半導体層15が積層されて、その各側部に、ドレイ
ン電極17およびソース電極19がn+半導体層16を
介して積層されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば液晶表示装置等
を構成するアクティブマトリクス基板に好適に使用され
る薄膜トランジスタ等の薄膜アクティブ素子に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶等を用いた高精細で大型の表示装置
では、近年、透明な絶縁性基板上に多数の絵素電極がマ
トリクス状に配置されたアクティブマトリクス基板が使
用されている。アクティブマトリクス基板50は、図3
に示すように、透明なガラス基板上に複数の走査線63
が平行に配置されており、各走査線63と直交して、複
数の信号線64が配置されている。そして、各走査線6
3と各信号線64とによって形成される領域内には、絵
素電極62が設けられている。各絵素電極62には、ス
イッチング素子としてTFT60が接続されている。各
TFT60は、走査線63および信号線64にそれぞれ
電気的に接続されている。
【0003】このようなアクティブマトリクス基板で
は、各絵素電極62がTFT60によって駆動されるよ
うになっているために、走査線63と信号線64との交
差部での電気容量が増加することがなく、また、信号の
遅延等によるクロストーク現象が引き起されるおそれも
ないために、鮮明な画像が得られる。
【0004】しかしながら、EWS(エンジニアリング
・ワーク・ステーション)等に用いられる、より高精細
で大型のアクティブマトリクス型の表示装置では、TF
T60によって各絵素電極が確実に駆動されるように、
各絵素電極62に対する充電および放電を短時間に繰り
返す必要がある。そのためには、TFT60は、電圧が
印加されると同時に、ソース電極とドレイン電極との間
に高電流が流れるような特性を有し、しかも、耐電圧性
を有することが必要になる。このようなTFTとして
は、例えば逆スタガー型がある。
【0005】逆スタガー型のTFT60の一例を図4に
示す。該TFT60は、ガラス基板51の上に配線され
た走査線63から分岐されて直線状に延びているゲート
電極52を有する。ゲート電極52は、各側縁部52a
及び52bが傾斜した断面台形状に形成されており、ゲ
ート電極52は陽極酸化絶縁膜53に覆われている。陽
極酸化絶縁膜53はゲート電極52と同様に各側縁部が
傾斜しており、ガラス基板51の全体にわたって積層さ
れたゲート絶縁膜54によって覆われた状態になってい
る。従って、ゲート絶縁膜54も陽極酸化絶縁膜53の
各側縁部上に位置する部分が傾斜した状態になってい
る。
【0006】ゲート絶縁膜54上には、ゲート電極52
の上方を被覆するように半導体層55が積層されてい
る。半導体層55はゲート絶縁膜54の各側縁部上に位
置する部分が傾斜した状態になっており、その傾斜部分
から平坦になったゲート絶縁膜54上に達している。そ
して、半導体層55の傾斜した部分を覆うように、一対
のn+半導体層56および56が傾斜状態で積層されて
いる。n+半導体層56は、TFT60がオンするとき
の接続抵抗を小さくし、TFT60がオフする時の抵抗
を大きくしている。
【0007】n+半導体層56および56の間であって
半導体層55の上面には、エッチングストッパ層58が
積層されている。さらに、一方のn+半導体層56の傾
斜した部分を覆うように、ソース電極59が傾斜状態で
積層されており、また、他方のn+半導体層56の傾斜
した部分を覆うように、ドレイン電極57が傾斜状態で
積層されている。ソース電極59は信号線64に接続さ
れている。そして、ドレイン電極57の端部上面には、
ゲート絶縁膜54上に積層された絵素電極62の端部が
接合し、これらの両電極は電気的に接続されている。絵
素電極62、ドレイン電極57、エッチングストッパ層
58、ソース電極59等の上にはこれらを被覆するよう
に保護膜61が積層されている。
【0008】このような逆スタガー型のTFT60を有
するアクティブマトリクス基板の走査線63と信号線6
4との交差部の断面図を図5に示す。絶縁性基板である
ガラス基板51上に積層された走査線63は、各側縁部
63a、63bが傾斜した断面台形状に形成されてい
る。該走査線63は、通常は、陽極酸化可能な金属であ
るTa、Al、Ti、Nb、Zr、Hf等の単層、又は
多層金属及び合金によって形成されている。
【0009】走査線63上には、陽極酸化して得られる
陽極酸化絶縁膜53が積層されており、陽極酸化絶縁膜
53はガラス基板51の全体に積層されたゲート絶縁膜
54によって覆われた状態になっている。ゲート絶縁膜
54はCVD法、スパッタ法等によって積層されてお
り、前述したTFT60におけるゲート絶縁膜にもなっ
ている。ゲート絶縁膜54上には信号線64が積層され
ている。走査線63と信号線64とは、陽極酸化絶縁膜
53及びゲート絶縁膜54の2層の絶縁膜によって確実
に電気的に絶縁されている。
【0010】このように走査線63と信号線64の交差
部においても、陽極酸化絶縁膜53およびゲート絶縁膜
54の2層の絶縁膜が設けられており、各絶縁膜53お
よび54におけるピンホール、破れ等による走査線63
と信号線64間のリークを防止している。
【0011】このような構成のアクティブマトリクス基
板には、各絵素電極62と対向する対向電極が設けられ
た対向電極基板が配置されており、両基板間に液晶層が
設けられて、液晶表示装置が構成される。該液晶表示装
置では、保護膜61上に液晶層の液晶分子の配向を規制
する配向膜が設けられており、また、対向基板における
対向電極上にも、配向膜が配置されている。配向膜は、
SiO2、ポリイミド系樹脂等により構成されている。
【0012】アクティブマトリクス基板では、走査線6
3に駆動電圧が印加されると、走査線63に接続された
TFT60のゲート電極52にも電圧が印加される。ゲ
ート電極52に印加された電圧により陽極酸化絶縁膜5
3及びゲート絶縁膜54を通して、ゲート絶縁膜54と
半導体層55の界面である半導体層55表面に電荷が誘
起されて、チャネルが半導体層55内に形成される。そ
して、ソース信号が信号線64に印加されることによっ
て、TFT60のソース電極59に電圧が印加される
と、ソース電極59とドレイン電極57の電位差によ
り、半導体層55内に誘起された電荷が、チャネルを通
ってドレイン電極57および絵素電極62に流れ込む。
液晶層は絵素電極62と対向電極との間の印加電圧に対
応して配向が変更されることにより、光学的に変調さ
れ、この光学的変調が表示パターンとして視認される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】このようなアクティブ
マトリクス基板50では、TFT60がオンする時のゲ
ート絶縁膜54と半導体層55の界面での誘電電荷密度
を高めて、TFT60のソース電極59とドレイン電極
57との間を流れる電流を増大させるためには、ゲート
電極52に印加されるゲート電圧を高くする方法と、陽
極酸化絶縁膜53およびゲート絶縁膜54を薄くする方
法とがある。しかしながら、ソース電極59とドレイン
電極57との間の電流を増大する方法では、ゲート電極
52に印加されるゲート電圧を高くすると、陽極酸化絶
縁膜53およびゲート絶縁膜54に印加される電圧も大
きくなり、各絶縁膜53および54は、絶縁破壊が生じ
易くなる。また、後者の各絶縁膜53および54を薄く
する方法では、容量成分が陽極酸化絶縁膜53およびゲ
ート絶縁膜54の膜厚に依存するために、これらの絶縁
膜53、54の膜厚を薄くすると、走査線63及び信号
線64の重畳部での容量成分が増加して信号の遅延が大
きくなる。さらに、上記いずれの方法の場合にも、TF
T60の個数が多くなるにともなって、絶縁破壊および
信号遅延の問題が顕著になるために、表示装置を大型化
する場合の障害となる。 本発明は上記した従来技術の
問題点を解決するものであり、その目的は耐電圧性を有
しているために、オンする際にも絶縁破壊を発生させる
ことなく高電流を流すことができ、しかも、容量成分に
対して短時間による充電および放電が可能であるため
に、高速駆動が可能なTFT等の薄膜アクティブ素子を
提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の薄膜アクテイブ
素子は、絶縁性基板上に設けられたゲート電極と、該ゲ
ート電極を覆う第1絶縁膜と、該第1絶縁膜を覆う半導
体層と、前記ゲート電極の上方の半導体層内にてゲート
チャネルが形成されるように該半導体層上に適当な間隔
をあけて配置されたソース電極及びドレイン電極と、を
有する薄膜アクテイブ素子であって、前記ゲート電極に
おけるソース電極及びドレイン電極に対向する部分それ
ぞれと前記第1絶縁膜との間に位置するように、該ゲー
ト電極上に第2絶縁膜がそれぞれ積層されており、各第
2絶縁膜間のゲート電極上に前記第1絶縁膜が直接積層
されていることを特徴としてなり、そのことにより上記
目的が達成される。
【0015】前記ゲート電極は陽極酸化可能な材料によ
り構成されており、前記第2絶縁膜が該ゲート電極の陽
極酸化膜になっている。
【0016】
【作用】本発明の薄膜アクティブ素子では、ゲート電極
に印加される電圧を高くすることなく、半導体と絶縁膜
との境界層における半導体表面へのゲート電圧による電
界効果が高まり、誘電電荷密度が上昇する。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1は本発明の薄膜アクティブ素子であるTFTが使用さ
れたアクティブマトリクス基板の平面図であり、図2は
図1のA−A線に沿った断面図である。
【0018】このアクティブマトリクス基板1は、図1
に示すように、絶縁性基板であるガラス基板11の上
に、複数の走査線(ゲートバスライン)23および複数
の信号線(ソースバスライン)24が格子状になるよう
に相互に直交して設けられている。各走査線23および
各信号線24によって囲まれた矩形状のそれぞれの領域
内には、絵素電極22が配置されている。各絵素電極2
2が配置された領域内の隅部には、走査線23から絵素
電極22に向かって延設されたゲート電極12が分岐さ
れており、そのゲート電極12の先端部寄りの部分が、
各TFT10のゲート電極12になるように、各領域の
隅部にスイッチング素子として本発明のTFT10が設
けられている。
【0019】TFT10は、図1に示すように、ガラス
基板11の上に配線された走査線23から分岐されて直
線状に延びているゲート電極12を有する。ゲート電極
12は図2に示すように、各側縁部12a及び12bが
傾斜した断面台形状に形成されている。ゲート電極12
の傾斜した側縁部12aおよび12b上には陽極酸化絶
縁膜13および13がそれぞれ積層されている。各陽極
酸化絶縁膜13およびゲート電極12の上面は、ガラス
基板11の全体に積層されたゲート絶縁膜14によって
覆われた状態になっている。従って、ゲート絶縁膜14
もゲート電極12の各側縁部の上に位置する部分が傾斜
している。
【0020】ゲート絶縁膜14上には、ゲート電極12
の上方を覆うように、半導体層15が積層されている。
半導体層15はゲート絶縁膜14の各側縁部上に位置す
る部分を覆っており、各側縁部の下部より延設されてゲ
ート絶縁膜14の平坦部分にまで達している。半導体層
15の各側部には、該半導体層15の傾斜した部分を覆
うように、n+にドープされた半導体層である一対のn+
半導体層16および16が傾斜状態で積層されている。
各n+半導体層16は、TFT10がオンする際の接続
抵抗を小さくするとともに、オフする際の接続抵抗を大
きくする。
【0021】各n+半導体層16および16間に位置す
る半導体層15の上面には、エッチングストッパ層18
が積層されている。さらに、一方のn+半導体層16上
には、該半導体層16の傾斜した部分を覆うように、ソ
ース電極19が傾斜状態で積層されており、他方のn+
半導体層16上には、該半導体層16の傾斜した部分を
覆うように、ドレイン電極17が傾斜状態で積層されて
いる。そして、該ドレイン電極17の端部が、ゲート絶
縁膜上に積層された絵素電極22の端部上に積層され
て、該ドレイン電極17と絵素電極22とが電気的に接
続されている。絵素電極22、ドレイン電極17、エッ
チングストッパ層18およびソース電極19上には、こ
れらを被覆するように保護膜21が積層されている。
【0022】このようなアクティブマトリクス基板の製
造方法について説明する。ガラス基板11の表面に、T
25、Al23、Si34等のベースコート膜が、例
えば、300nm〜900nmの厚さに形成され、該ベ
ースコート膜上に走査線23およびゲート電極12が形
成される。走査線23およびゲート電極12は、はTa
を用いて厚さ300nm程度に形成されている。走査線
23およびゲート電極12としてはTa以外に陽極酸化
可能な金属であるAl、Ti、Nb、Zr、Hf等の単
層または多層金属及び合金等も使用することができる。
次いで、Taにより構成された走査線23およびゲート
電極12を陽極酸化して、Ta25の陽極酸化絶縁膜1
3を形成する。該陽極酸化絶縁膜13を形成する際に
は、ゲート電極12のゲートチャネル部分が陽極酸化さ
れないように、フォトレジスト等によってパターニング
される。
【0023】次に、陽極酸化絶縁膜13上に、例えばS
34等のSiNxを用いてゲート絶縁膜14をCV
D、スパッタ法等によって積層する。SiNxに替え
て、SiOx、Ta25、Al23、TiO2、Y
23、その他の酸化物或は窒化物によって形成され得る
絶縁膜を用いてもよい。ゲート絶縁膜14の膜厚は、1
50nm〜600nm程度が適切であるが、本実施例で
は、200nm〜350nmに形成されている。
【0024】続いて、ゲート絶縁膜14の上にアモルフ
ァスSi製の半導体層15を積層する。半導体層15と
しては、CdSe、Te及び多結晶Siを用いてもよ
い。半導体層15の膜厚は20nm〜90nm程度が適
切であるが、本実施例では50nmに形成した。
【0025】半導体層15の上面には、該半導体層15
を保護するために、例えばSi34等のSiNxによっ
て、エッチングストッパ層18が積層される。エッチン
グストッパ層18としては、SiOx、Ta25、Al
23、TiO2、Y23、あるいはその他の酸化物もし
くは窒化物によって形成され得る絶縁膜を用いてもよ
い。
【0026】エッチングストッパ層18の各側部上に
は、アモルファスSiにPをドープしたn+半導体層1
6および16が積層されている。n+半導体層16とし
ては、Sb、As等のドーパントをドープして形成して
もよい。各n+半導体層16の膜厚は20nm〜90n
m程度が適切であるが、本実施例では30nmに形成さ
れている。
【0027】続いて、各n+半導体層16上にデータ信
号(ソース電圧)を供給する信号線24を、所定の形状
となるようにTiを用いて厚さ300nm程度に形成す
る。このとき、同時にソース電極19およびドレイン電
極17も形成する。信号線24は、Ta、Al、Ti、
Ni、Mo、W、Nb、Zr、Hf、Cr、Cu等の単
層または多層金属および合金を使用してもよい。
【0028】さらに、信号線24、ソース電極19およ
びドレイン電極17上に、SiNx絶縁膜によって保護
膜21を、厚さ500nm程度に積層する。保護層の厚
さは、200nm〜1000nm程度であればよい。保
護膜21としては、SiNx以外に、SiOx、Ta2
5、Al23、TiO2、Y23、あるいはその他の酸
化物もしくは窒化物としてもよい。保護膜21は、ガラ
ス基板11の全面に形成することなく、TFT10、走
査線23および信号線24等の表示に直接関与しない部
分のみを覆うように、絵素電極22の中央部を除去した
窓あき構造としてもよい。
【0029】このようにして、本発明の薄膜アクティブ
素子であるTFT10を有するアクティブマトリクス基
板1が製造される。
【0030】このような構成のアクティブマトリクス基
板には、各絵素電極22と対向する対向電極が設けられ
た対向電極基板が配置され、両基板間に例えばツイステ
ッドネマチック液晶層が設けられることにより、液晶表
示装置が構成される。該液晶表示装置では、保護膜21
上に液晶層の液晶分子の配向を規制する配向膜が設けら
れており、また、対向基板における対向電極上にも、配
向膜が配置されている。配向膜は、SiO2、ポリイミ
ド系樹脂等により構成されている。
【0031】このようなアクティブマトリクス基板1に
おいて、走査線23に駆動電圧が印加されると、走査線
23に接続されたTFT10のゲート電極12に電圧が
印加される。この印加された電圧によりゲート絶縁膜1
4と半導体層15の界面に電荷が誘起される。この誘起
された電荷が、ゲートチャネルが半導体層15内に形成
される。そして、ソース信号が信号線24に印加される
ことによって、TFT10のソース電極19に電圧が印
加されると、半導体層15内に誘起された電荷がソース
電極19とドレイン電極17の電位差により、チャネル
を通って、ドレイン電極17および絵素電極22に流れ
込む。液晶層は、絵素電極22と対向電極との間の印加
電圧に対応して配向が変更されることにより光学的に変
調され、この光学的変調が表示パターンとして視認され
る。
【0032】アクティブマトリクス基板1におけるTF
T10では、半導体層15の表面に誘起される電荷密度
が大きく、しかも、半導体層15内のチャネルが十分に
厚いため、高速駆動等によってTFT10がオンする場
合でも、ソース電極19とドレイン電極17との間に高
電流が流れる。
【0033】なおゲート電極12の各側部に、陽極酸化
絶縁膜13以外の絶縁膜を設けてもよい。例えば、ガラ
ス基板11上に、Taによって厚さ300nmの走査線
23およびゲート電極12を形成した後に、ゲート電極
12上に、スパッタ法またはCVD法によって、Si3
4等のSiNxを、厚さ200nmにて形成する。ゲ
ート電極12のチャネル上に絶縁膜が形成されないよう
にするために、フォトレジスト等を用いてパターニング
される。この場合には、ゲート電極12および走査線2
3としては、Ta、Al、Ti、Ni、Mo、W、N
b、Zr、Hf、Cr、Cu等の単層または多層金属お
よび合金を使用してもよい。また、絶縁膜としては、S
34等のSiNxを用いたが、SiOx、Ta25
AlO3、TiO2、Y23、あるいはその他の酸化物も
しくは窒化物によって形成され得る絶縁膜を用いてもよ
い。
【0034】さらに、上記実施例では、TFT10を用
いたアクティブマトリクス基板1について説明したが、
本発明は大規模集積回路に使用される薄膜アクティブ素
子にも適用可能である。
【0035】
【発明の効果】本発明の薄膜アクティブ素子は、このよ
うに、ゲート電極に高電圧を印加することなく、ソース
電極とドレイン電極との間の電流を高くできるために、
耐電圧性が要求されず、該スイッチング素子に接続され
た容量成分に対して短時間による充電および放電が可能
になる。その結果、高速駆動が要求される高精細な大型
表示装置、大規模集積回路等が容易に実現できる。ま
た、2層の絶縁膜を有する冗長な構造を採用できるため
に歩留りが向上するために、大型表示装置、大規模集積
回路のコストの低減に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の薄膜アクティブ素子を用いたアクティ
ブマトリクス基板の一実施例を示す平面図。
【図2】図1のA−A線に沿った断面図。
【図3】従来のアクティブマトリクス基板の等価回路
図。
【図4】そのアクティブマトリクス基板に使用される薄
膜アクティブ素子の構造を示す断面図。
【図5】そのアクティブマトリクス基板に於ける走査線
と信号線の重畳部の構造を示す断面図。
【符号の説明】
1 アクティブマトリクス基板 10、60 TFT 11、51 ガラス基板 12、52 ゲート電極 12a、52a 側縁部 12b、52b 側縁部 13、53 陽極酸化絶縁膜 14、54 ゲート絶縁膜 15、55 半導体層 16、56 n+半導体層 17、57 ドレイン電極 19、59 ソース電極 18、58 エッチングストッパ層 21、61 保護膜 22、62 絵素電極 23、63 走査線 24、64 信号線 63a、63b 側縁部
フロントページの続き (72)発明者 片山 幹雄 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 岡本 昌也 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 桜井 猛久 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁性基板上に設けられたゲート電極
    と、 該ゲート電極を覆う第1絶縁膜と、 該第1絶縁膜を覆う半導体層と、 前記ゲート電極の上方の半導体層内にてゲートチャネル
    が形成されるように該半導体層上に適当な間隔をあけて
    配置されたソース電極及びドレイン電極と、を有する薄
    膜アクテイブ素子であって、 前記ゲート電極におけるソース電極及びドレイン電極に
    対向する部分それぞれと前記第1絶縁膜との間に位置す
    るように、該ゲート電極上に第2絶縁膜がそれぞれ積層
    されており、各第2絶縁膜間のゲート電極上に前記第1
    絶縁膜が直接積層されていることを特徴とする薄膜アク
    テイブ素子。
  2. 【請求項2】 前記ゲート電極が陽極酸化可能な材料に
    より構成されており、 前記第2絶縁膜が該ゲート電極の陽極酸化膜である請求
    項1に記載の薄膜アクテイブ素子。
JP16792992A 1992-06-25 1992-06-25 薄膜アクテイブ素子 Withdrawn JPH0613608A (ja)

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JP (1) JPH0613608A (ja)

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JPS62115026A (ja) * 1985-11-14 1987-05-26 シエル・インタ−ナシヨナル・リサ−チ・マ−トスハツペイ・ベ−・ヴエ− エチレンと一酸化炭素とを共重合反応させるための触媒組成物及び方法
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