JPH061362Y2 - 補強筋吊上げ具 - Google Patents

補強筋吊上げ具

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JPH061362Y2
JPH061362Y2 JP1827690U JP1827690U JPH061362Y2 JP H061362 Y2 JPH061362 Y2 JP H061362Y2 JP 1827690 U JP1827690 U JP 1827690U JP 1827690 U JP1827690 U JP 1827690U JP H061362 Y2 JPH061362 Y2 JP H061362Y2
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靖浩 石山
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Sanyo Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えばオートクレーブ養生の軽量気泡コンク
リート(ALC)等の製造工程において、スラリを注入
する型枠内に補強筋を組み込むための補強筋吊上げ具に
関する。
〔従来の技術〕
オートクレーブ養生の軽量気泡コンクリートの製造で
は、珪石、生石灰を粉砕したものに水とアルミニウム粉
末を加えてスラリ状とし、これを型枠に注入したのちア
ルミニウム粉末の発泡作用により膨張させてケーキ状の
成形体を製造工程の途中に設けている。この場合、型枠
内にはスラリを注入する前に予め補強筋を組み込んでお
き、軽量気泡コンクリートの強度アップを図っている。
ところで、この補強筋は直線状の鉄筋を縦、横方向に格
子状に配列し、その交点を溶接してマット状に作ったも
のか、又は第9図及び第10図に示したように、マット
状に作った2枚の補強筋1a,1bを上下位置に配した
一対のスペーサ2a,2bにより所定間隔を有して結合
したものである。
このスペーサ2a,2bは2枚の補強筋1a,1bの間
隔を一定に保持すると云った役目と共に、補強筋1a,
1bを吊上げる時の被係止部材としての役目を持つ。即
ち、各スペーサ2a,2bには、首部を有する挿入溝3
a,3bが開設されており、この挿入溝3a,3bに吊
上げ棒4を横方から嵌め入れると共に、吊上げ棒4の下
端部に形成した鉤部5を下部スペーサ2bの挿入溝3b
の周縁部に係合させ、また吊上げ棒4の軸の一部を両側
から削って形成した面取部6を上部スペーサ2aの挿入
溝3aに嵌め入れてから吊上げ棒4を90度回転し、面
取部6が挿入溝3aから抜け出ないようにして補強筋1
a,1bの吊上げを可能とするものである。
従って、補強筋1a,1bを型枠内に組み込む場合に
は、第11図に示すように複数の補強筋1を同時に吊上
げることができるセット枠7を利用し、このセット枠7
に開設した差込孔8に吊上げ棒4を差し込み、上述した
要領で各補強筋1の上下のスペーサ2a,2bに吊上げ
棒4を係合させたのち、セット枠7を持ち上げて補強筋
1を吊り上げ型枠内に組み込んでそのままの状態でスラ
リを注入する。そして、型枠内のコンクリート成形体が
吊上げ棒4の引き上げが可能な迄に硬化したときに、再
び吊上げ棒4を90度回転して横方向に移動させ、上部
スペーサ2aの挿入溝3aと面取部6との係合、および
下部スペーサ3bの挿入溝3bと鉤部5との係合をそれ
ぞれ解除して吊上げ棒4を上方に引き抜くことにより補
強筋1から外すことができる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来の補強筋吊上げ具にあっては、
スペーサ2a,2bと吊上げ棒4との係合を吊上げ棒4
の横方向への移動により行っているため、吊上げ棒4の
セット時には吊上げ棒4をスペーサ2a,2bの挿入溝
3a,3bに対応する位置に設定しなければならない煩
わしさがあり、また吊上げ棒4をスペーサ2a,2bか
ら引き抜く時などはコンクリート成形体がある程度硬化
してから行うために、吊上げ棒4が挿入溝3a,3bか
ら容易に外れない等の問題があった。
そこで、本考案の技術的課題はスペーサに対する吊上げ
棒のセット及び引抜きを簡単に行えるようにした点にあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上記技術的課題を解決するために、一対の補
強筋の間を所定の間隔に保持する一対のスペーサを補強
筋の上下位置にそれぞれ設置し、これらのスペーサに吊
上げ棒を挿入すると共に、下部スペーサに吊上げ棒の先
端部を係止させて補強筋を吊上げる補強筋吊上げ具にお
いて、上記上部スペーサには挿入孔を、下部スペーサに
は挿入孔とその周縁部に突設される係止爪とをそれぞれ
設ける一方、吊上げ棒の先端部には上記下部スペーサへ
の挿入時に係止爪と弾性的に係合し、かつ吊上げ棒を所
定の角度回転させたときには係止爪と解除する係止部を
設けた補強筋吊上げ具を手段としている。
〔作用〕
上述の手段によれば、吊上げ棒をスペーサにセットする
場合には、スペーサに設けた挿入孔に吊上げ棒を上方か
ら差し込むだけでスペーサの係止爪と係合して補強筋の
吊上げが可能となり、またスペーサから引抜く場合には
吊上げ棒を所定角度回転させるだけで係止爪との係合が
解除されるから、あとは吊上げ棒をそのまま引き上げる
だけでスペーサから引き抜くことができる。
〔実施例〕
以下添付図面に基いて本考案の実施例を詳細に説明す
る。
第1図は本考案に係る補強筋吊上げ具の一実施例を示す
斜視図である。この図において、補強筋吊上げ具は、従
来例と同様、基本的には格子状に組まれた一対の補強筋
1a,1bの間を一定の間隔に保持する一対のスペーサ
10a.10bと、これらスペーサ10a,10bと係
合する吊上げ棒11とで構成される。
上記スペーサ10a,10bは補強筋1a,1bの上部
位置と下部位置とにそれぞれ配設されるが、上部スペー
サ10aは第1図及び第2図に示すように、左右の補強
筋1a,1bの水平方向の鉄筋に下側から嵌め込まれる
両側の抱持部12a,12bと、これら抱持部12a,
12bの間をつなぐ平面部13とで構成され、平面部1
3の中央には吊上げ棒11を遊嵌する挿入孔14が開設
されている。また、下部スペーサ10bは第1図及び第
3図に示すように、両側の抱持部15a,15bの間に
平面部16を有するが、この平面部16の中央には上記
挿入孔14より径の小さな挿入孔17が、また挿入孔1
7の周縁部には左右の抱持部15a,15bを結ぶ線と
直交する方向に突出する下向きの係止爪18,18が対
向するように一対形成されている。なお、この係止爪1
8は挿入孔17の周縁部に2本の平行な切込みを設け、
この切込みの間を下方側に切起こして形成したものであ
る。また、上記各平面部13,16の前後端には補強フ
ランジ25,26が折曲形成される。
一方、吊上げ棒11は、第1図及び第5図に示すよう
に、その軸部が上部スペーサ10aの挿入孔14に遊嵌
される太さとなっており、その先端部に下部スペーサ1
0bと係合する係止部19が形成されている。先端部は
段部20から先が一般軸部よりも細くなっており、その
細軸の途中からテーパ21がついて円錐状となってい
る。そして、係止部19はこのテーパ21の基部と上記
段部20との間において、対向する両面の一部を削り取
って形成した平面部22と、この平面部22とテーパ2
1の基部との間に形成した係止段部23とからなる。な
お、係止段部23の幅長は、係止爪18の横幅と略一致
している。
次に、上述のような構成からなる補強筋吊上げ具を用い
て補強筋を吊上げる方法を説明する。
まず第1図に示すように、スペーサ10a,10bを上
下方向で中心軸24が一致するように鉄筋に嵌め込み該
重合部を係止若しくは固定する。次に、上部スペーサ1
0aの挿入孔14に吊上げ棒11を先端部から差し込
み、そのまま真っ直ぐに降ろして下部スペーサ10bの
挿入孔17に先端部を嵌入する。この時、第1図に示す
ように、下部スペーサ10bの係止爪18に係止部19
の平面部22が対応するよう吊上げ棒11の向きを合せ
ておく。下部スペーサ10bの挿入孔17が先端部を嵌
入していくとテーパ21が係止爪18による抵抗を受け
るが、そのまま吊上げ棒11を押下げると係止爪18が
弾性作用で押し広げられる。そして、更に押下げていけ
ば係止爪18が係止段部23に落ち込むと同時に再び弾
性復帰し、該係止段部23に係止爪18の先端が係合す
る。この状態を第4図乃至第7図で示す。
従って、この状態で吊上げ棒11を持ち上げた場合、係
止部19と係止爪18との係合により補強筋1a,1b
を吊上げることができる。それ故、そのまま型枠のある
所まで移動して型枠内に設置可能となる。なお、吊上げ
棒11は、上記従来のようにセット枠を用いて複数の補
強筋を同時にセットすることもできる。
一方、吊上げ棒11のセットを外す場合には、まず第8
図に示したように、吊上げ棒を90度回転して係止爪1
8を係止部19の係止段部23から外し、軸部の周面に
当接させることで両者の係合を解除することができる。
従って、スラリを型枠内に注入し、コンクリート成形体
がある程度硬化した時点で、上述のように吊上げ棒を9
0度回転した後、そのまま引き上げれば係止部18の先
端がテーパ21の周面を僅かに抵抗を生ずるだけで簡単
に引き抜くことができ、コンクリート成形体の硬化によ
る影響は殆ど受けることがない。
なお、係止爪18と係止部19との形状は、上述の実施
例のものに限られるものではない。また、係止爪18と
係止部19とを解除するための回転角度も90度に限定
されるものではない。
〔効果〕
以上説明したように、本考案に係る補強筋吊上げ具によ
れば、吊上げ棒をセットする場合には、スペーサの挿入
孔に差し込むだけでよく、引き抜く場合には所定角度回
して、上方へ引っ張り上げるだけでよいので、それら一
連の作業を容易に行うことができる他、コンクリートの
硬化により吊上げ棒が引き抜きにくくなるといったこと
もない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る補強筋吊上げ具の一実施例を示す
斜視図、第2図は上部スペーサの斜視図、第3図は下部
スペーサの斜視図、第4図は吊上げ棒をスペーサに係合
させた時の斜視図、第5図は係合部分をスペーサの下方
から見た時の斜視図、第6図は第5図中VI−VI線断面
図、第7図は第6図中VII−VII線断面図、第8図は吊上
げ棒を90度回転させた時の係合部位の断面図、第9図
は従来における補強筋吊上げ具の斜視図、第10図は吊
上げ棒をスペーサに係合させた時の斜視図、第11図は
セット枠を用いた時の斜視図である。 1a,1b…補強筋 10a,10b…スペーサ 14,17…挿入孔 18…係止爪 19…係止部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の補強筋の間を所定の間隔に保持する
    一対のスペーサを補強筋の上下位置にそれぞれ設置し、 これらのスペーサに吊上げ棒を挿入すると共に、下部ス
    ペーサに吊上げ棒の先端部を係止させて補強筋を吊上げ
    る補強筋吊上げ具において、 上記上部スペーサには挿入孔を、下部スペーサには挿入
    孔とその周縁部に突設される係止爪とをそれぞれ設ける
    一方、 吊上げ棒の先端部には上記下部スペーサへの挿入時に係
    止爪と弾性的に係合し、かつ吊上げ棒を所定の角度回転
    させたときには係止爪と解除する係止部を設けたことを
    特徴とする補強筋吊上げ具。
JP1827690U 1990-02-27 1990-02-27 補強筋吊上げ具 Expired - Lifetime JPH061362Y2 (ja)

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JP1827690U JPH061362Y2 (ja) 1990-02-27 1990-02-27 補強筋吊上げ具

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Publication Number Publication Date
JPH03109806U JPH03109806U (ja) 1991-11-12
JPH061362Y2 true JPH061362Y2 (ja) 1994-01-12

Family

ID=31521437

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JP1827690U Expired - Lifetime JPH061362Y2 (ja) 1990-02-27 1990-02-27 補強筋吊上げ具

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JP4975077B2 (ja) * 2009-10-20 2012-07-11 ミライズ株式会社 壁下地取り付け工具

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