JPH0613679A - ガスレーザ発振器 - Google Patents
ガスレーザ発振器Info
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- JPH0613679A JPH0613679A JP5071894A JP7189493A JPH0613679A JP H0613679 A JPH0613679 A JP H0613679A JP 5071894 A JP5071894 A JP 5071894A JP 7189493 A JP7189493 A JP 7189493A JP H0613679 A JPH0613679 A JP H0613679A
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- dielectric
- outer shell
- capacitive coupling
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 誘電体電極を使用した場合でも、レーザ発振
効率の向上を実現できるようにする。 【構成】 放電空間14を挟んで第1の誘電体電極1
2、第2の誘電体電極13が対向配置される。各誘電体
電極12、13は、レーザガス流と直交した方向(紙面
と直交した方向)に長尺な形状の電極部12a、13a
と、この電極部12aを包囲する誘電体製の矩形容器状
外殻部12b、13bとより成る。外殻部12b、13
bには、電極部12a、13aの両側に夫々空間部を形
成し、これら空間部を比誘電率が小なる容量結合抑制部
12e、12f、13e、13fとして構成している。
この構成の結果、電極部12a、13a間に高周波電圧
を印加した場合でも、放電が電極部12a、13aの両
側へ分散することが抑制され、レーザ発振効率が向上す
る。
効率の向上を実現できるようにする。 【構成】 放電空間14を挟んで第1の誘電体電極1
2、第2の誘電体電極13が対向配置される。各誘電体
電極12、13は、レーザガス流と直交した方向(紙面
と直交した方向)に長尺な形状の電極部12a、13a
と、この電極部12aを包囲する誘電体製の矩形容器状
外殻部12b、13bとより成る。外殻部12b、13
bには、電極部12a、13aの両側に夫々空間部を形
成し、これら空間部を比誘電率が小なる容量結合抑制部
12e、12f、13e、13fとして構成している。
この構成の結果、電極部12a、13a間に高周波電圧
を印加した場合でも、放電が電極部12a、13aの両
側へ分散することが抑制され、レーザ発振効率が向上す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電極間に高周波電圧を
印加して放電を行わせることによりレーザ光を発振させ
るガスレーザ発振器、特には誘電体電極を利用すること
によって放電空間での電力密度の均一化を図るようにし
たガスレーザ発振器に関する。
印加して放電を行わせることによりレーザ光を発振させ
るガスレーザ発振器、特には誘電体電極を利用すること
によって放電空間での電力密度の均一化を図るようにし
たガスレーザ発振器に関する。
【0002】
【従来の技術】図13には、この種のレーザ発振器の概
略構成を示す。この図13において、一対の誘電体電極
1は、レーザガスが矢印Aで示す方向に循環する放電空
間2を挟んで対向するように配置される。上記誘電体電
極1は、レーザガス流と直交した方向(紙面と直交した
方向)に長尺な形状の電極部3を誘電体製の外殻部4に
より覆うことにより構成されている。このように構成さ
れた所謂横流形のレーザ発振器においては、電極部3間
に高周波電源5から高周波電圧が印加されると、放電空
間2を流れるレーザガスが励起されてレーザ光が紙面に
対し直交した方向に発生する。この場合、電極部3の周
囲には誘電体製の外殻部4が存在するから、放電空間2
での電力密度が均一化されるようになり、一様な放電を
形成できて安定したレーザ出力が得られるようになる。
略構成を示す。この図13において、一対の誘電体電極
1は、レーザガスが矢印Aで示す方向に循環する放電空
間2を挟んで対向するように配置される。上記誘電体電
極1は、レーザガス流と直交した方向(紙面と直交した
方向)に長尺な形状の電極部3を誘電体製の外殻部4に
より覆うことにより構成されている。このように構成さ
れた所謂横流形のレーザ発振器においては、電極部3間
に高周波電源5から高周波電圧が印加されると、放電空
間2を流れるレーザガスが励起されてレーザ光が紙面に
対し直交した方向に発生する。この場合、電極部3の周
囲には誘電体製の外殻部4が存在するから、放電空間2
での電力密度が均一化されるようになり、一様な放電を
形成できて安定したレーザ出力が得られるようになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】レーザ発振効率を向上
させるためには、電極部3間に印加するの高周波電圧の
の周波数を高くする必要がある。ところが、高周波電源
5の出力周波数を高めた場合には、電極部3を覆うよう
に設けられた誘電体製の外殻部4を介した容量結合に起
因して、放電が電極部3の両側へ不要に分散することに
なり、結果的に、高周波電源5の出力周波数を高めたに
も拘らずレーザ発振効率を十分に向上させることが困難
になり、場合によっては所期の目的に反してレーザ発振
効率の低下を招く虞すらある。
させるためには、電極部3間に印加するの高周波電圧の
の周波数を高くする必要がある。ところが、高周波電源
5の出力周波数を高めた場合には、電極部3を覆うよう
に設けられた誘電体製の外殻部4を介した容量結合に起
因して、放電が電極部3の両側へ不要に分散することに
なり、結果的に、高周波電源5の出力周波数を高めたに
も拘らずレーザ発振効率を十分に向上させることが困難
になり、場合によっては所期の目的に反してレーザ発振
効率の低下を招く虞すらある。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、誘電体電極を用いた構成のものであ
りながら、レーザ発振効率の向上を実現できるようにな
るガスレーザ発振器を提供することにある。
あり、その目的は、誘電体電極を用いた構成のものであ
りながら、レーザ発振効率の向上を実現できるようにな
るガスレーザ発振器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、電極部の周囲に誘電体製の外殻部を設けて
成る少なくとも一対の誘電体電極をレーザガスが循環す
る放電空間を挟んだ状態で配置し、上記電極部間に高周
波電圧を印加するようにしたガスレーザ発振器におい
て、前記誘電体電極における前記電極部の両側に前記外
殻部より比誘電率が小なる容量結合抑制部を設ける構成
としたものである。
するために、電極部の周囲に誘電体製の外殻部を設けて
成る少なくとも一対の誘電体電極をレーザガスが循環す
る放電空間を挟んだ状態で配置し、上記電極部間に高周
波電圧を印加するようにしたガスレーザ発振器におい
て、前記誘電体電極における前記電極部の両側に前記外
殻部より比誘電率が小なる容量結合抑制部を設ける構成
としたものである。
【0006】この場合、前記容量結合抑制部を、前記誘
電体製の外殻部内を仕切壁で区切ることにより形成した
空間部によって構成することができる。
電体製の外殻部内を仕切壁で区切ることにより形成した
空間部によって構成することができる。
【0007】さらに、前記外殻部を仕切壁により仕切る
ことによって前記電極部を収納するための電極収納室を
形成し、この電極収納室内に冷却用媒体を流通させる構
成とすることもできる。
ことによって前記電極部を収納するための電極収納室を
形成し、この電極収納室内に冷却用媒体を流通させる構
成とすることもできる。
【0008】また、このように電極収納室を形成する場
合においては、外殻部内に、電極収納室とシール部材を
介して隣接する空気室を形成し、電極収納室内に存する
電極部の端部を上記シール部材を貫通させて空気室内に
突出させる構成とすることもでき、さらに、このような
構成を採用する場合には、空気室内に突出された電極部
の端部を、その空気室内で電源用リード線に接続する構
成としても良い。
合においては、外殻部内に、電極収納室とシール部材を
介して隣接する空気室を形成し、電極収納室内に存する
電極部の端部を上記シール部材を貫通させて空気室内に
突出させる構成とすることもでき、さらに、このような
構成を採用する場合には、空気室内に突出された電極部
の端部を、その空気室内で電源用リード線に接続する構
成としても良い。
【0009】加えて、外殻部を容器状に形成した上で、
その外殻部の内壁にパイプ状の電極部を添設することに
より、その電極部の周囲に形成される空間部を容量結合
抑制部として機能させ、前記電極部内に冷却用媒体を流
通させる構成とすることもできる。
その外殻部の内壁にパイプ状の電極部を添設することに
より、その電極部の周囲に形成される空間部を容量結合
抑制部として機能させ、前記電極部内に冷却用媒体を流
通させる構成とすることもできる。
【0010】さらに、外殻部における前記放電空間に臨
む面を、その放電空間でのレーザガスの流れ沿った平面
形状となるように構成することもできる。
む面を、その放電空間でのレーザガスの流れ沿った平面
形状となるように構成することもできる。
【0011】また、容量結合抑制部と誘電体製外殻部に
おける放電空間に臨む面との間隔をd1 、前記容量結合
抑制部と前記誘電体製外殻部における前記放電空間と反
対側の面との間隔をd2 、前記容量結合抑制部の幅を
W、電極部と対応した部分での前記誘電体製外殻部の厚
さをD、前記誘電体製外殻部の比誘電率をε1 、前記容
量結合抑制部の比誘電率をε2 とした場合、それらd1
、d2 、W、D、ε1 、ε2 間に次式の関係が成立す
るように構成することが望ましい(但し、d1 、d2 、
W及びDの各単位はmm)。 d1 −11≦−(ε2 /ε1 )×10×D/5×(25−2×d2 )/W
おける放電空間に臨む面との間隔をd1 、前記容量結合
抑制部と前記誘電体製外殻部における前記放電空間と反
対側の面との間隔をd2 、前記容量結合抑制部の幅を
W、電極部と対応した部分での前記誘電体製外殻部の厚
さをD、前記誘電体製外殻部の比誘電率をε1 、前記容
量結合抑制部の比誘電率をε2 とした場合、それらd1
、d2 、W、D、ε1 、ε2 間に次式の関係が成立す
るように構成することが望ましい(但し、d1 、d2 、
W及びDの各単位はmm)。 d1 −11≦−(ε2 /ε1 )×10×D/5×(25−2×d2 )/W
【0012】
【作用】一対の誘電体電極が有する電極部間に高周波電
圧を印加すると、それら誘電体電極間の放電空間を循環
するレーザガスが励起されてレーザ光が発生する。この
場合、電極部の周囲には誘電体製の外殻部が存在するか
ら放電空間での電力密度が均一化されるようになる。ま
た、電極部の両側には、外殻部より比誘電率が小さな容
量結合抑制部が存在するから、電極部に高周波電圧を印
加した場合でも、放電が電極部の両側へ分散することが
抑制されるようになり、この結果としてレーザ発振効率
の向上を実現できるようになる。
圧を印加すると、それら誘電体電極間の放電空間を循環
するレーザガスが励起されてレーザ光が発生する。この
場合、電極部の周囲には誘電体製の外殻部が存在するか
ら放電空間での電力密度が均一化されるようになる。ま
た、電極部の両側には、外殻部より比誘電率が小さな容
量結合抑制部が存在するから、電極部に高周波電圧を印
加した場合でも、放電が電極部の両側へ分散することが
抑制されるようになり、この結果としてレーザ発振効率
の向上を実現できるようになる。
【0013】容量結合抑制部を空間部によって構成した
場合には、例えば当該空間部を大気と連通させたり或は
空間部に絶縁性ガスを封入することにより、その部分で
の比誘電率を極端に小さくできるものであり、これによ
り空間部を介した容量結合を十分に小さくすることがで
きて、放電の分散を抑制する効果をさらに高め得るよう
なる。
場合には、例えば当該空間部を大気と連通させたり或は
空間部に絶縁性ガスを封入することにより、その部分で
の比誘電率を極端に小さくできるものであり、これによ
り空間部を介した容量結合を十分に小さくすることがで
きて、放電の分散を抑制する効果をさらに高め得るよう
なる。
【0014】電極部を収納する電極収納室内に冷却用媒
体を流通させる構成とした場合には、電極部の温度上昇
が抑制されるようになるから、誘電体電極における電極
部と外殻部との間の熱膨脹率の違いに起因した両者間で
の歪みの発生を防止できるようになる。
体を流通させる構成とした場合には、電極部の温度上昇
が抑制されるようになるから、誘電体電極における電極
部と外殻部との間の熱膨脹率の違いに起因した両者間で
の歪みの発生を防止できるようになる。
【0015】外殻部内に電極収納室とシール部材を介し
て隣接する空気室を形成して、この空気室内に電極部の
端部を突出させる構成とした場合には、その電極部端部
の対地静電容量を下げることができるから、電界集中を
起こし易い形状とならざるを得ない上記電極部の端部で
の異常放電の発生を防止することが可能となる。
て隣接する空気室を形成して、この空気室内に電極部の
端部を突出させる構成とした場合には、その電極部端部
の対地静電容量を下げることができるから、電界集中を
起こし易い形状とならざるを得ない上記電極部の端部で
の異常放電の発生を防止することが可能となる。
【0016】空気室内に突出された電極部の端部を当該
空気室内で電源用リード線に接続する構成とした場合に
は、そのリード線の対地静電容量を下げることができ
て、この部分での異常放電を防止可能となる。
空気室内で電源用リード線に接続する構成とした場合に
は、そのリード線の対地静電容量を下げることができ
て、この部分での異常放電を防止可能となる。
【0017】容器状に形成した外殻部の内壁にパイプ状
の電極部を添設するなどの構成とした場合には、電極部
を冷却媒体の流通路として兼用することができて全体構
成の簡単化を図り得るようになる。
の電極部を添設するなどの構成とした場合には、電極部
を冷却媒体の流通路として兼用することができて全体構
成の簡単化を図り得るようになる。
【0018】外殻部におけるレーザガスの放電空間に臨
む面をレーザガスの流れに沿った平面形状となるように
構成した場合には、放電空間においてレーザガスが円滑
に流れるようになり、放電の安定性が増すようになる。
む面をレーザガスの流れに沿った平面形状となるように
構成した場合には、放電空間においてレーザガスが円滑
に流れるようになり、放電の安定性が増すようになる。
【0019】容量結合抑制部に関連した寸法を請求項8
に記載したように構成した場合には、容量結合抑制部で
の漏れ放電電流を抑制できるものであり、これにより放
電損失抑制機能を最大限に発揮できるようになる。
に記載したように構成した場合には、容量結合抑制部で
の漏れ放電電流を抑制できるものであり、これにより放
電損失抑制機能を最大限に発揮できるようになる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の第1実施例について図1〜図
6を参照しながら説明する。図1にはガス流が出力光軸
と直交した形態の所謂横流形ガスレーザ発振器の縦断面
構造が示されている。この図1において、断面矩形状を
なす風洞容器11の上部中央には、その風洞容器11内
に臨むようにして第1の誘電体電極12が配設されてお
り、この場合、第1の誘電体電極12の下面は風洞容器
11の内面と面一な平面形状となるように構成されてい
る。
6を参照しながら説明する。図1にはガス流が出力光軸
と直交した形態の所謂横流形ガスレーザ発振器の縦断面
構造が示されている。この図1において、断面矩形状を
なす風洞容器11の上部中央には、その風洞容器11内
に臨むようにして第1の誘電体電極12が配設されてお
り、この場合、第1の誘電体電極12の下面は風洞容器
11の内面と面一な平面形状となるように構成されてい
る。
【0021】風洞容器11内の中央部には、前記第1の
誘電体電極12と対をなす第2の誘電体電極13が配置
されており、その配置状態で両誘電体電極12、13間
に放電空間14が存するように構成されている。この場
合、第2の誘電体電極13は、支持部材15、16によ
り支持されており、その上面が、第1の誘電体電極12
の下面と平行し、且つ各支持部材15、16と面一な平
面形状となるように構成されている。
誘電体電極12と対をなす第2の誘電体電極13が配置
されており、その配置状態で両誘電体電極12、13間
に放電空間14が存するように構成されている。この場
合、第2の誘電体電極13は、支持部材15、16によ
り支持されており、その上面が、第1の誘電体電極12
の下面と平行し、且つ各支持部材15、16と面一な平
面形状となるように構成されている。
【0022】風洞容器11内の下部には、レーザガスを
循環させるための送風機17及びそのレーザガスを冷却
するための熱交換器18が配置されている。上記レーザ
ガスは、風洞容器11内に65torr程度の圧力で封
入されるものであり、送風機17により矢印B方向に循
環されると共に、放電空間14を流れた後に熱交換器1
8によって冷却される。
循環させるための送風機17及びそのレーザガスを冷却
するための熱交換器18が配置されている。上記レーザ
ガスは、風洞容器11内に65torr程度の圧力で封
入されるものであり、送風機17により矢印B方向に循
環されると共に、放電空間14を流れた後に熱交換器1
8によって冷却される。
【0023】さて、前記第1の誘電体電極12及び第2
誘電体電極13の具体的構成について、図2も参照しな
がら説明するに、これらは同一の構成であるから、以下
においては第1の誘電体電極12についてのみ説明し、
第2の誘電体電極13については第1の誘電体電極12
と同一部分に同一の添字を付すことにより説明を省略す
ることにする。
誘電体電極13の具体的構成について、図2も参照しな
がら説明するに、これらは同一の構成であるから、以下
においては第1の誘電体電極12についてのみ説明し、
第2の誘電体電極13については第1の誘電体電極12
と同一部分に同一の添字を付すことにより説明を省略す
ることにする。
【0024】即ち、第1の誘電体電極12は、前記レー
ザガス流と直交した方向(紙面と直交した方向)に長尺
な形状に形成された断面矩形状の電極部12aと、この
電極部12aを包囲するように設けられた誘電体(例え
ばセラミックス)製の矩形容器状外殻部12bとによっ
て構成されている。この場合、外殻部12bには、内部
を仕切壁12c、12dにより区切ることによってレー
ザガス流と直交した方向に延びる3つの空間部が隣接状
態で形成されるものであり、中央の空間部に前記電極部
12aを挿入することにより、左右の空間部を外殻部1
2bより比誘電率が小なる容量結合抑制部12e、12
fとして構成している。
ザガス流と直交した方向(紙面と直交した方向)に長尺
な形状に形成された断面矩形状の電極部12aと、この
電極部12aを包囲するように設けられた誘電体(例え
ばセラミックス)製の矩形容器状外殻部12bとによっ
て構成されている。この場合、外殻部12bには、内部
を仕切壁12c、12dにより区切ることによってレー
ザガス流と直交した方向に延びる3つの空間部が隣接状
態で形成されるものであり、中央の空間部に前記電極部
12aを挿入することにより、左右の空間部を外殻部1
2bより比誘電率が小なる容量結合抑制部12e、12
fとして構成している。
【0025】尚、容量結合抑制部12e、12f、13
e、13fを形成する空間部は、これらを大気と連通さ
せたり、或は内部に絶縁性ガスを封入することにより、
その部分での比誘電率が極端に小さくなるように構成さ
れるものである。
e、13fを形成する空間部は、これらを大気と連通さ
せたり、或は内部に絶縁性ガスを封入することにより、
その部分での比誘電率が極端に小さくなるように構成さ
れるものである。
【0026】しかして、図1に示すように、第1の誘電
体電極12及び第2の誘電体電極13の各電極部12a
及び13a間に、高周波電源19から高周波電圧が印加
されると、放電空間14を流れるレーザガスが励起され
てレーザ光20が紙面に対し直交した方向に発生する。
この場合、電極部12a、13aの周囲には誘電体製の
外殻部12b、13bが存在するから、放電空間14で
の電力密度が均一化されるようになり、以て一様な放電
を形成できて安定したレーザ出力が得られるようにな
る。
体電極12及び第2の誘電体電極13の各電極部12a
及び13a間に、高周波電源19から高周波電圧が印加
されると、放電空間14を流れるレーザガスが励起され
てレーザ光20が紙面に対し直交した方向に発生する。
この場合、電極部12a、13aの周囲には誘電体製の
外殻部12b、13bが存在するから、放電空間14で
の電力密度が均一化されるようになり、以て一様な放電
を形成できて安定したレーザ出力が得られるようにな
る。
【0027】この場合、電極部12a及び13aの両側
には、比誘電率が極端に小さな容量結合抑制部12e、
12f及び13e、13fが存在する構成となっている
から、上記のように高周波電圧が印加される状況下であ
っても放電が電極部12a及び13aの両側へ不要に分
散することが抑制されるようになる。この結果、不要な
放電による損失を抑制できるようになるから、高周波電
源19の出力周波数を十分に高めても支障がなくなるも
のであり、以てレーザ発振効率の向上を実現できるよう
になる。
には、比誘電率が極端に小さな容量結合抑制部12e、
12f及び13e、13fが存在する構成となっている
から、上記のように高周波電圧が印加される状況下であ
っても放電が電極部12a及び13aの両側へ不要に分
散することが抑制されるようになる。この結果、不要な
放電による損失を抑制できるようになるから、高周波電
源19の出力周波数を十分に高めても支障がなくなるも
のであり、以てレーザ発振効率の向上を実現できるよう
になる。
【0028】ところで、容量結合抑制部12e、12
f、13e、13fによる上記のような放電損失抑制機
能を効果的に発揮させるためには、それらの容量結合抑
制部12e、12f、13e、13fの寸法をどのよう
に決定するかが重要となってくる。そこで、本願発明者
は、容量結合抑制部12e、12f、13e、13fの
最適な寸法を得るために、誘電体電極の形状に応じて放
電電流分布がどのように変化するかを計算により求め
た。即ち、図4(a)、(b)、(c)は、上記のよう
に求めた放電電流分布の代表例を示すもので、図4
(a)は容量結合抑制部を持たない誘電体電極Xの場
合、図4(b)は断面矩形状(但し、角部には構造上の
強度を考えた適当なアールが付けられいる)の容量結合
抑制部y0 を備えた誘電体電極Yの場合、図4(c)は
断面円形状の容量結合抑制部z0 を備えた誘電体電極Z
の場合の例である。この場合、放電電流の分布は、各誘
電体電極X、Y、Zの誘電体外殻部x1 、y1 、z1 に
おける放電空間に臨む面から垂直に延びた線分の大きさ
で表されている。
f、13e、13fによる上記のような放電損失抑制機
能を効果的に発揮させるためには、それらの容量結合抑
制部12e、12f、13e、13fの寸法をどのよう
に決定するかが重要となってくる。そこで、本願発明者
は、容量結合抑制部12e、12f、13e、13fの
最適な寸法を得るために、誘電体電極の形状に応じて放
電電流分布がどのように変化するかを計算により求め
た。即ち、図4(a)、(b)、(c)は、上記のよう
に求めた放電電流分布の代表例を示すもので、図4
(a)は容量結合抑制部を持たない誘電体電極Xの場
合、図4(b)は断面矩形状(但し、角部には構造上の
強度を考えた適当なアールが付けられいる)の容量結合
抑制部y0 を備えた誘電体電極Yの場合、図4(c)は
断面円形状の容量結合抑制部z0 を備えた誘電体電極Z
の場合の例である。この場合、放電電流の分布は、各誘
電体電極X、Y、Zの誘電体外殻部x1 、y1 、z1 に
おける放電空間に臨む面から垂直に延びた線分の大きさ
で表されている。
【0029】図4(a)の例の場合、放電電流は、電極
x2の下方のみでなく、その横方向の位置でもかなりの
量が漏れ出ていることが分かる。また、図4(b)、
(c)の例の場合、容量結合抑制部y0 、z0 に対応し
た放電空間に臨む面で電流分布が下がっていることが分
かる。しかるに、本実施例における容量結合抑制部12
e、12f、13e、13fの理想的な寸法は、上記の
ような電流分布の計算によって求めることができる。
x2の下方のみでなく、その横方向の位置でもかなりの
量が漏れ出ていることが分かる。また、図4(b)、
(c)の例の場合、容量結合抑制部y0 、z0 に対応し
た放電空間に臨む面で電流分布が下がっていることが分
かる。しかるに、本実施例における容量結合抑制部12
e、12f、13e、13fの理想的な寸法は、上記の
ような電流分布の計算によって求めることができる。
【0030】即ち、今、外郭部を構成する誘電体として
最も一般的な比誘電率ε1 =10のアルミナを想定し、
容量結合抑制部として比誘電率ε2 =1の気体を想定
し、電極部と対応した部分での誘電体製外殻部の厚さが
5mmの場合を想定した上で、上記計算に使用する寸法パ
ラメータとして、図4における容量結合抑制部y1 、z
1 と誘電体製外殻部y1 、z1 における放電空間に臨む
面との間隔d1 、容量結合抑制部y1 、z1 と誘電体製
外殻部y1 、z1 における放電空間と反対側の面との間
隔d2 、容量結合抑制部y1 、z1 の幅Wを採用する
(但し、d1 、d2及びWの各単位はmm)。さらに、電
流抑制効果の評価値として、電極y2 、z2から各容量
結合抑制部y1 、z1 側に15mm離れた位置の漏れ電流
値I0 を用いる(但し、この電流値I0 は電極部y2 、
z2 の中央部に対応した位置での放電電流に対する百分
率比で表わす)。尚、電極部y2 、z2 から15mm離れ
た位置の漏れ電流値I0 を評価値としたのは、現実に用
いられるレーザビーム径とコンパラブルな範囲内では、
15mm程度までは放電電流の漏れが許容されるからであ
る。
最も一般的な比誘電率ε1 =10のアルミナを想定し、
容量結合抑制部として比誘電率ε2 =1の気体を想定
し、電極部と対応した部分での誘電体製外殻部の厚さが
5mmの場合を想定した上で、上記計算に使用する寸法パ
ラメータとして、図4における容量結合抑制部y1 、z
1 と誘電体製外殻部y1 、z1 における放電空間に臨む
面との間隔d1 、容量結合抑制部y1 、z1 と誘電体製
外殻部y1 、z1 における放電空間と反対側の面との間
隔d2 、容量結合抑制部y1 、z1 の幅Wを採用する
(但し、d1 、d2及びWの各単位はmm)。さらに、電
流抑制効果の評価値として、電極y2 、z2から各容量
結合抑制部y1 、z1 側に15mm離れた位置の漏れ電流
値I0 を用いる(但し、この電流値I0 は電極部y2 、
z2 の中央部に対応した位置での放電電流に対する百分
率比で表わす)。尚、電極部y2 、z2 から15mm離れ
た位置の漏れ電流値I0 を評価値としたのは、現実に用
いられるレーザビーム径とコンパラブルな範囲内では、
15mm程度までは放電電流の漏れが許容されるからであ
る。
【0031】図5には、漏れ電流値I0 の幅寸法Wに対
する変化状態について、寸法d1 、d2 をパラメータと
して算出した曲線を示した。容量結合抑制部が存在しな
い場合(前記図4(a)の状態に対応)、漏れ電流値I
0 は、図5中のWを示す横軸に対する零切片であり、約
16%となる。この漏れ電流値I0 を実用に耐え得る値
である10%以下とするような寸法W、d1 、d2 の関
係を、図5から求めたのが図6である。この図6に示さ
れた曲線の近似式を求めたところ、以下に示す式を得
た。
する変化状態について、寸法d1 、d2 をパラメータと
して算出した曲線を示した。容量結合抑制部が存在しな
い場合(前記図4(a)の状態に対応)、漏れ電流値I
0 は、図5中のWを示す横軸に対する零切片であり、約
16%となる。この漏れ電流値I0 を実用に耐え得る値
である10%以下とするような寸法W、d1 、d2 の関
係を、図5から求めたのが図6である。この図6に示さ
れた曲線の近似式を求めたところ、以下に示す式を得
た。
【0032】 d1 −11≦−(25−2×d2 )/W …… 但し、上記式を算出する過程では、誘電体として比誘
電率ε1 =10のアルミナを想定し、容量結合抑制部と
して比誘電率ε2 =1の気体を想定し、電極部と対応し
た部分での誘電体製外殻部の厚さが5mmの場合を想定し
ているから、このような想定例と比誘電率が異なるもの
を使用するときには、式の右辺にその比率(ε2 /ε
1 )×10を乗ずる必要があり、また、電極部と対応し
た部分での誘電体製外殻部の厚さが5mm以外のDmmであ
った場合には、式の右辺をD/5倍する必要があり、
一般的には、次式を用いて各部の寸法を決定すること
になる。
電率ε1 =10のアルミナを想定し、容量結合抑制部と
して比誘電率ε2 =1の気体を想定し、電極部と対応し
た部分での誘電体製外殻部の厚さが5mmの場合を想定し
ているから、このような想定例と比誘電率が異なるもの
を使用するときには、式の右辺にその比率(ε2 /ε
1 )×10を乗ずる必要があり、また、電極部と対応し
た部分での誘電体製外殻部の厚さが5mm以外のDmmであ
った場合には、式の右辺をD/5倍する必要があり、
一般的には、次式を用いて各部の寸法を決定すること
になる。
【0033】 d1 −11≦−(ε2 /ε1 )×10×D/5×(25−2×d2 )/W …… そこで、本実施例では、図3に示すように、第1の誘電
体電極12において、外殻部12bを構成する誘電体の
比誘電率ε1 を「10」、容量結合抑制部12e、12
fの比誘電率ε2 を「1」に設定し、電極部12aと対
応した部分での外殻部12bの厚さDが5mmに設定した
場合(つまり、(ε2 /ε1 )×10=1、D/5=1
となる場合)を想定した上で、容量結合抑制部12e、
12fと誘電体製外殻部12bにおける放電空間14に
臨む面との間隔をd1 、容量結合抑制部12e、12f
と誘電体製外殻部12bにおける放電空間14(図1参
照)と反対側の面との間隔をd2 、容量結合抑制部12
e、12fの幅をWとした場合、それらの寸法W、d1
、d2 を上記式を満たす範囲となるように設定する
と共に、第2の誘電体電極13の各部寸法も同様に設定
しており、従って、このような構成とした本実施例によ
れば、容量結合抑制部12e、12f、13e、13f
による前述したような放電損失抑制機能を最大限効果的
に発揮できるようになるものである。
体電極12において、外殻部12bを構成する誘電体の
比誘電率ε1 を「10」、容量結合抑制部12e、12
fの比誘電率ε2 を「1」に設定し、電極部12aと対
応した部分での外殻部12bの厚さDが5mmに設定した
場合(つまり、(ε2 /ε1 )×10=1、D/5=1
となる場合)を想定した上で、容量結合抑制部12e、
12fと誘電体製外殻部12bにおける放電空間14に
臨む面との間隔をd1 、容量結合抑制部12e、12f
と誘電体製外殻部12bにおける放電空間14(図1参
照)と反対側の面との間隔をd2 、容量結合抑制部12
e、12fの幅をWとした場合、それらの寸法W、d1
、d2 を上記式を満たす範囲となるように設定する
と共に、第2の誘電体電極13の各部寸法も同様に設定
しており、従って、このような構成とした本実施例によ
れば、容量結合抑制部12e、12f、13e、13f
による前述したような放電損失抑制機能を最大限効果的
に発揮できるようになるものである。
【0034】一方、放電空間14での放電が不安定にな
る要因は数々あるが、中でもレーザガスの部分的な温度
上昇が放電の不安定性に大きく関わっていることが分か
っている。これは熱不安定性(Thermal instability )
と呼ばれるもので、温度上昇に伴うレーザガス密度の部
分的な変動に伴い、電子密度の変動が桁違いに大きくな
ることに起因している(レーザガス密度が1%変動する
のに伴い電子密度は10〜100倍程度変動する)。こ
のため、放電空間14でのレーザガス流に部分的な滞留
(よどみ)が生ずると、その部分の放電入力によってレ
ーザガス温度が局所的に上昇し、これに伴うレーザガス
密度の変動によって電子密度が大きく変動し、放電空間
14での放電が不安定になり、場合によっては所謂フィ
ラメンテーションを生ずる。
る要因は数々あるが、中でもレーザガスの部分的な温度
上昇が放電の不安定性に大きく関わっていることが分か
っている。これは熱不安定性(Thermal instability )
と呼ばれるもので、温度上昇に伴うレーザガス密度の部
分的な変動に伴い、電子密度の変動が桁違いに大きくな
ることに起因している(レーザガス密度が1%変動する
のに伴い電子密度は10〜100倍程度変動する)。こ
のため、放電空間14でのレーザガス流に部分的な滞留
(よどみ)が生ずると、その部分の放電入力によってレ
ーザガス温度が局所的に上昇し、これに伴うレーザガス
密度の変動によって電子密度が大きく変動し、放電空間
14での放電が不安定になり、場合によっては所謂フィ
ラメンテーションを生ずる。
【0035】これに対して、上記実施例では、第1の誘
電体電極12の下面及び第2の誘電体電極13の上面、
つまり、各外殻部12b及び13bにおける放電空間1
4に臨む面を、その放電空間14でのレーザガスの流れ
に沿った平面形状となるように構成したから、放電空間
14においてレーザガスが円滑に流れるようになって、
レーザガス流の部分的な滞留を招く虞がなくなり、結果
的に放電の安定性が増すようになって、この面からもレ
ーザ発振効率の向上を図り得るようになる。
電体電極12の下面及び第2の誘電体電極13の上面、
つまり、各外殻部12b及び13bにおける放電空間1
4に臨む面を、その放電空間14でのレーザガスの流れ
に沿った平面形状となるように構成したから、放電空間
14においてレーザガスが円滑に流れるようになって、
レーザガス流の部分的な滞留を招く虞がなくなり、結果
的に放電の安定性が増すようになって、この面からもレ
ーザ発振効率の向上を図り得るようになる。
【0036】尚、前述のように発生したレーザ光20
は、図示しない反射鏡によって共振状態とされるもので
あるが、そのレーザ光20の共振光路がコ字状に形成さ
れる場合、或はZ字状に形成される場合のように、放電
空間14の幅を大きく設定する必要がある場合には、本
発明の第2実施例を示す図7のように、誘電体電極12
及び13が有する電極部12a及び13aの幅寸法が上
記レーザ光20の共振光路に応じた状態となるように構
成すれば良い。
は、図示しない反射鏡によって共振状態とされるもので
あるが、そのレーザ光20の共振光路がコ字状に形成さ
れる場合、或はZ字状に形成される場合のように、放電
空間14の幅を大きく設定する必要がある場合には、本
発明の第2実施例を示す図7のように、誘電体電極12
及び13が有する電極部12a及び13aの幅寸法が上
記レーザ光20の共振光路に応じた状態となるように構
成すれば良い。
【0037】また、このように放電空間14の幅を大き
く設定する必要がある場合に、本発明の第3実施例を示
す図8のように、電極部12a(及び13a)をレーザ
光20の各共振光路に対応させて二分割する構成として
も良く、この場合には、各分割電極部間に補助仕切壁1
2g(第1の誘電体電極12側のみ図示)を追加して設
ける構成とすることができる。
く設定する必要がある場合に、本発明の第3実施例を示
す図8のように、電極部12a(及び13a)をレーザ
光20の各共振光路に対応させて二分割する構成として
も良く、この場合には、各分割電極部間に補助仕切壁1
2g(第1の誘電体電極12側のみ図示)を追加して設
ける構成とすることができる。
【0038】図9及び図10には本発明の第4実施例が
示されており、以下これについて前記第1実施例と異な
る部分のみ説明する。
示されており、以下これについて前記第1実施例と異な
る部分のみ説明する。
【0039】図9において、放電空間14を挟んで対向
配置された第1の誘電体電極21及び第2の誘電体電極
22は、同一形状のもので、レーザガス流と直交した方
向(紙面と直交した方向)に長尺な形状に形成された矩
形容器状の外殻部21a及び22aを有する。これら外
殻部21a及び22aは、セラミックスのような誘電体
より成るもので、夫々の内部を仕切壁21b、21c及
び22b、22cにより区切ることによって、レーザガ
ス流と直交した方向に延びる3つずつの空間部を隣接状
態で形成している。この場合、中央の空間部を、断面円
形状の電極部21d及び22dを収納するための電極収
納室21e及び22eとして構成すると共に、左右の空
間部を、夫々外殻部21a、22aより比誘電率が小な
る容量結合抑制部21f、21g及び22f、22gと
して構成している。尚、これら容量結合抑制部21f、
21g及び22f、22gは、大気と連通させたり、或
は内部に絶縁性ガスを封入することにより、比誘電率が
極端に小さくなるように構成されている。
配置された第1の誘電体電極21及び第2の誘電体電極
22は、同一形状のもので、レーザガス流と直交した方
向(紙面と直交した方向)に長尺な形状に形成された矩
形容器状の外殻部21a及び22aを有する。これら外
殻部21a及び22aは、セラミックスのような誘電体
より成るもので、夫々の内部を仕切壁21b、21c及
び22b、22cにより区切ることによって、レーザガ
ス流と直交した方向に延びる3つずつの空間部を隣接状
態で形成している。この場合、中央の空間部を、断面円
形状の電極部21d及び22dを収納するための電極収
納室21e及び22eとして構成すると共に、左右の空
間部を、夫々外殻部21a、22aより比誘電率が小な
る容量結合抑制部21f、21g及び22f、22gと
して構成している。尚、これら容量結合抑制部21f、
21g及び22f、22gは、大気と連通させたり、或
は内部に絶縁性ガスを封入することにより、比誘電率が
極端に小さくなるように構成されている。
【0040】上記電極収納室21e及び22e内には、
冷却用媒体としての例えば水Cが流通されるものであ
り、以下においては第1の誘電体電極21側の電極収納
室21e及びこれに関連した部分の具体的構成について
図10を参照しながら説明する。尚、第2の誘電体電極
22の構成は、第1の誘電体電極21と基本的に同じで
あるから説明を省略し、第2の誘電体電極22に言及す
る必要がある場合には同一符号を付して引用することに
する。
冷却用媒体としての例えば水Cが流通されるものであ
り、以下においては第1の誘電体電極21側の電極収納
室21e及びこれに関連した部分の具体的構成について
図10を参照しながら説明する。尚、第2の誘電体電極
22の構成は、第1の誘電体電極21と基本的に同じで
あるから説明を省略し、第2の誘電体電極22に言及す
る必要がある場合には同一符号を付して引用することに
する。
【0041】即ち、図10において、外殻部21aの両
端部寄りの各上面部位には電極収納室21eに臨む開口
部23、24が形成されており、これら開口部23、2
4を介して樹脂製のシール部材25、26を嵌め込むこ
とによって、電極収納室21eを画定している。この場
合、外殻部21aの一方の端部(図中の右端部)に位置
した開口部23は、その端部との間に比較的長い寸法を
存して形成されており、これにより、当該外殻部21a
内には、電極収納室21eとシール部材25を介して隣
接する空気室27が形成されている。尚、この空気室2
7は大気に連通される。
端部寄りの各上面部位には電極収納室21eに臨む開口
部23、24が形成されており、これら開口部23、2
4を介して樹脂製のシール部材25、26を嵌め込むこ
とによって、電極収納室21eを画定している。この場
合、外殻部21aの一方の端部(図中の右端部)に位置
した開口部23は、その端部との間に比較的長い寸法を
存して形成されており、これにより、当該外殻部21a
内には、電極収納室21eとシール部材25を介して隣
接する空気室27が形成されている。尚、この空気室2
7は大気に連通される。
【0042】また、シール部材25には電極収納室21
e内に連通する流出口25aが形成され、シール部材2
6には同じく電極収納室21e内に連通する流入口26
aが形成されており、電極収納室21e内には、これら
流入口26a及び流出口25aを介して水C(図9参
照)が流通するようになっている。
e内に連通する流出口25aが形成され、シール部材2
6には同じく電極収納室21e内に連通する流入口26
aが形成されており、電極収納室21e内には、これら
流入口26a及び流出口25aを介して水C(図9参
照)が流通するようになっている。
【0043】電極部21dは、電極収納室21e内に間
欠配置された複数個のシリコンゴム製スペーサ28を介
して支持されることにより、電極収納室21eの内壁と
の間に隙間が存した状態となるように設けられており、
以てその周囲を前記水Cが流通するように構成されてい
る。
欠配置された複数個のシリコンゴム製スペーサ28を介
して支持されることにより、電極収納室21eの内壁と
の間に隙間が存した状態となるように設けられており、
以てその周囲を前記水Cが流通するように構成されてい
る。
【0044】電極部21dの一端部には細棒状をなす端
子21hが一体に突出形成されており、この端子21h
は、シール部材25を水密に貫通して前記空気室27内
に突出されている。また、外殻部21aの端部には樹脂
製の端子台29が取り付けられており、上記端子21h
は、この端子台29上の中継端子29aに対しリード線
30を介して接続されている。尚、上記中継端子29a
は、高周波電源に接続される。
子21hが一体に突出形成されており、この端子21h
は、シール部材25を水密に貫通して前記空気室27内
に突出されている。また、外殻部21aの端部には樹脂
製の端子台29が取り付けられており、上記端子21h
は、この端子台29上の中継端子29aに対しリード線
30を介して接続されている。尚、上記中継端子29a
は、高周波電源に接続される。
【0045】このように構成した本実施例によれば、電
極部21d及び22dの両側に比誘電率が極端に小なる
容量結合抑制部21f、21g及び22f、22gが存
する構成となっているから、前記第1実施例と同様にレ
ーザ発振効率の向上を図り得るようになる。尚、本実施
例では、電極部21d及び22dの周囲に水Cが存する
ことになるが、一般的に水は比誘電率が約80程度と比
較的高いから、これに電力密度の均一化効果を期待でき
るようになって好都合となる。
極部21d及び22dの両側に比誘電率が極端に小なる
容量結合抑制部21f、21g及び22f、22gが存
する構成となっているから、前記第1実施例と同様にレ
ーザ発振効率の向上を図り得るようになる。尚、本実施
例では、電極部21d及び22dの周囲に水Cが存する
ことになるが、一般的に水は比誘電率が約80程度と比
較的高いから、これに電力密度の均一化効果を期待でき
るようになって好都合となる。
【0046】また、本実施例によれば、電極収納室21
e、22e内を流通する水Cによって、電極部21d、
22dの温度上昇が抑制されるようになるから、各誘電
体電極21、22における電極部21d、22dと外殻
部21a、22aとの間の熱膨脹率の違いに起因した両
者間での歪みの発生を防止できるようになる。従って、
電極部21d、22dの電極収納室21e、22e外へ
の導出部分(本実施例の場合はシール部材25)でのク
ラックなどの発生を招く虞がなくなり、その部分でのク
ラック発生に起因した水漏れ或は不要な放電を招くこと
がなくなる。
e、22e内を流通する水Cによって、電極部21d、
22dの温度上昇が抑制されるようになるから、各誘電
体電極21、22における電極部21d、22dと外殻
部21a、22aとの間の熱膨脹率の違いに起因した両
者間での歪みの発生を防止できるようになる。従って、
電極部21d、22dの電極収納室21e、22e外へ
の導出部分(本実施例の場合はシール部材25)でのク
ラックなどの発生を招く虞がなくなり、その部分でのク
ラック発生に起因した水漏れ或は不要な放電を招くこと
がなくなる。
【0047】さらに、本実施例では、外殻部21a、2
2a内に電極収納室21e、22eとシール部材25を
介して隣接する空気室27を形成し、この空気室27内
に電極部21d、22dの端子21hを突出させる構成
としたから、その端子21h部分の対地静電容量を下げ
ることができるようになり、電界集中を起こし易い尖っ
た形状とならざるを得ない上記端子21hでの異常放電
の発生を未然に防止することが可能となる。しかも、こ
の場合には、空気室27内に突出された端子21hを当
該空気室27内で電源用リード線30に接続する構成と
したから、そのリード線30の対地静電容量を下げるこ
とができて、この部分での異常放電も防止可能となる。
2a内に電極収納室21e、22eとシール部材25を
介して隣接する空気室27を形成し、この空気室27内
に電極部21d、22dの端子21hを突出させる構成
としたから、その端子21h部分の対地静電容量を下げ
ることができるようになり、電界集中を起こし易い尖っ
た形状とならざるを得ない上記端子21hでの異常放電
の発生を未然に防止することが可能となる。しかも、こ
の場合には、空気室27内に突出された端子21hを当
該空気室27内で電源用リード線30に接続する構成と
したから、そのリード線30の対地静電容量を下げるこ
とができて、この部分での異常放電も防止可能となる。
【0048】また、このように対地静電容量をコントロ
ールすることで、たとえ誘電体表面部分での静電界が放
電を発生させ得る値になっても、その静電容量を小さく
して放電を維持するのに必要な電荷の供給が行われない
ようにすれば、異常放電を未然に防止できるようにな
る。
ールすることで、たとえ誘電体表面部分での静電界が放
電を発生させ得る値になっても、その静電容量を小さく
して放電を維持するのに必要な電荷の供給が行われない
ようにすれば、異常放電を未然に防止できるようにな
る。
【0049】図11には本発明の第5実施例が示されて
おり、以下これについて前記第1実施例と異なる部分の
み説明する。
おり、以下これについて前記第1実施例と異なる部分の
み説明する。
【0050】図11において、放電空間14を挟んで対
向配置された第1の誘電体電極31及び第2の誘電体電
極32は、同一形状のもので、レーザガス流と直交した
方向(紙面と直交した方向)に長尺な形状に形成された
矩形容器状の外殻部31a及び32aを有する。これら
外殻部31a及び32aは、セラミックスのような誘電
体より成るもので、互いに対向する各内壁部31b及び
32bには、パイプ状の電極部31c及び32cが、レ
ーザガス流と直交する方向へ延びるように添設されてい
る。尚、このような添設は例えばロー付により行われ
る。
向配置された第1の誘電体電極31及び第2の誘電体電
極32は、同一形状のもので、レーザガス流と直交した
方向(紙面と直交した方向)に長尺な形状に形成された
矩形容器状の外殻部31a及び32aを有する。これら
外殻部31a及び32aは、セラミックスのような誘電
体より成るもので、互いに対向する各内壁部31b及び
32bには、パイプ状の電極部31c及び32cが、レ
ーザガス流と直交する方向へ延びるように添設されてい
る。尚、このような添設は例えばロー付により行われ
る。
【0051】外殻部31a及び32a内における上記電
極部31c及び32cの周囲に形成される空間部は、大
気と連通されることにより、比誘電率が極端に小さな容
量結合抑制部31d及び32dとして機能する。また、
電極部31c及び32c内には、冷却用媒体としての水
が流通されるものである。
極部31c及び32cの周囲に形成される空間部は、大
気と連通されることにより、比誘電率が極端に小さな容
量結合抑制部31d及び32dとして機能する。また、
電極部31c及び32c内には、冷却用媒体としての水
が流通されるものである。
【0052】このような構成とした本実施例において
も、電極部31c及び32cの周囲に比誘電率が極端に
小なる容量結合抑制部31d及び32dが存する構成と
なっているから、前記第1実施例と同様にレーザ発振効
率の向上を図り得るようになり、また、電極部31c及
び32cの温度上昇が内部を流通する水によって抑制さ
れるようになるから、前記第4実施例と同様に不要な歪
みを招く虞がなくなる。特に本実施例では、電極部31
c及び32cを冷却媒体である水の流通路として兼用す
ることができるから、全体構成の簡単化を図り得るよう
になる。
も、電極部31c及び32cの周囲に比誘電率が極端に
小なる容量結合抑制部31d及び32dが存する構成と
なっているから、前記第1実施例と同様にレーザ発振効
率の向上を図り得るようになり、また、電極部31c及
び32cの温度上昇が内部を流通する水によって抑制さ
れるようになるから、前記第4実施例と同様に不要な歪
みを招く虞がなくなる。特に本実施例では、電極部31
c及び32cを冷却媒体である水の流通路として兼用す
ることができるから、全体構成の簡単化を図り得るよう
になる。
【0053】尚、上記第5実施例において、電極部31
c及び32cの添設作業が困難になる虞がある場合に
は、本発明の第6実施例を示す図12のように、外殻部
31a及び32aを夫々容器状本体部31e及び32e
と蓋31f及び32fとに分割する構成とすれば良いも
のである。
c及び32cの添設作業が困難になる虞がある場合に
は、本発明の第6実施例を示す図12のように、外殻部
31a及び32aを夫々容器状本体部31e及び32e
と蓋31f及び32fとに分割する構成とすれば良いも
のである。
【0054】その他、本発明は上記した各実施例に限定
されるものではなく、例えば冷却用媒体として水以外の
ものを利用する構成としても良いなど、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変形して実施することができるもので
ある。
されるものではなく、例えば冷却用媒体として水以外の
ものを利用する構成としても良いなど、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変形して実施することができるもので
ある。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば以上の説明によって明ら
かなように、高周波電圧が印加される電極部の周囲に、
誘電体製の外殻部を設けて成る少なくとも一対の誘電体
電極をレーザガスが循環する放電空間を挟んだ状態で配
置するにしたガスレーザ発振器において以下に述べるよ
うな効果を奏するものである。
かなように、高周波電圧が印加される電極部の周囲に、
誘電体製の外殻部を設けて成る少なくとも一対の誘電体
電極をレーザガスが循環する放電空間を挟んだ状態で配
置するにしたガスレーザ発振器において以下に述べるよ
うな効果を奏するものである。
【0056】請求項1に記載の発明によれば、誘電体電
極における電極部の両側に外殻部より比誘電率が小なる
容量結合抑制部を設ける構成としたから、電極部に高周
波電圧を印加した場合でも、放電が電極部の両側へ分散
することが抑制されるようになり、この結果として誘電
体電極を用いた構成のものでありながら、レーザ発振効
率の向上を実現できるようになる。
極における電極部の両側に外殻部より比誘電率が小なる
容量結合抑制部を設ける構成としたから、電極部に高周
波電圧を印加した場合でも、放電が電極部の両側へ分散
することが抑制されるようになり、この結果として誘電
体電極を用いた構成のものでありながら、レーザ発振効
率の向上を実現できるようになる。
【0057】請求項2に記載の発明によれば、前記容量
結合抑制部を、外殻部内を仕切壁で区切ることにより形
成された空間部により構成したから、当該空間部を大気
と連通させたり或は空間部に絶縁性ガスを封入すること
により、その容量結合抑制部での比誘電率を極端に小さ
くできるものであり、これにより空間部を介した容量結
合を十分に小さくすることができて、放電の分散を抑制
する効果をさらに高め得る。
結合抑制部を、外殻部内を仕切壁で区切ることにより形
成された空間部により構成したから、当該空間部を大気
と連通させたり或は空間部に絶縁性ガスを封入すること
により、その容量結合抑制部での比誘電率を極端に小さ
くできるものであり、これにより空間部を介した容量結
合を十分に小さくすることができて、放電の分散を抑制
する効果をさらに高め得る。
【0058】請求項3に記載の発明によれば、外殻部を
仕切壁により仕切ることによって形成した電極収納室内
に冷却用媒体を流通させる構成としたので、その電極収
納室内に収納される電極部の温度上昇が抑制されるよう
になり、これにて誘電体電極における電極部と外殻部と
の間の熱膨脹率の違いに起因した両者間での歪み発生に
伴う不都合を未然に防止できるようになる。
仕切壁により仕切ることによって形成した電極収納室内
に冷却用媒体を流通させる構成としたので、その電極収
納室内に収納される電極部の温度上昇が抑制されるよう
になり、これにて誘電体電極における電極部と外殻部と
の間の熱膨脹率の違いに起因した両者間での歪み発生に
伴う不都合を未然に防止できるようになる。
【0059】請求項4の発明によれば、外殻部内に、電
極収納室とシール部材を介して隣接する空気室を形成
し、電極収納室内に存する電極部の端部をシール部材を
貫通させて前記空気室内に突出させる構成としたから、
その電極部端部の対地静電容量を下げることができて、
電界集中を起こし易い形状とならざるを得ない上記電極
部の端部での異常放電の発生を防止し得るようになる。
極収納室とシール部材を介して隣接する空気室を形成
し、電極収納室内に存する電極部の端部をシール部材を
貫通させて前記空気室内に突出させる構成としたから、
その電極部端部の対地静電容量を下げることができて、
電界集中を起こし易い形状とならざるを得ない上記電極
部の端部での異常放電の発生を防止し得るようになる。
【0060】請求項5の発明によれば、上記のように空
気室内に突出された電極部の端部をその空気室内で電源
用リード線に接続する構成としたから、そのリード線の
対地静電容量を下げることができて、この部分での異常
放電をも防止可能となる。
気室内に突出された電極部の端部をその空気室内で電源
用リード線に接続する構成としたから、そのリード線の
対地静電容量を下げることができて、この部分での異常
放電をも防止可能となる。
【0061】請求項6の発明によれば、容器状に形成し
た外殻部の内壁にパイプ状の電極部を添設することによ
り、その電極部の周囲に形成される空間部を容量結合抑
制部として機能させると共に、電極部内に冷却用媒体を
流通させる構成としたから、電極部を冷却媒体の流通路
として兼用することができて全体構成の簡単化を図り得
る。
た外殻部の内壁にパイプ状の電極部を添設することによ
り、その電極部の周囲に形成される空間部を容量結合抑
制部として機能させると共に、電極部内に冷却用媒体を
流通させる構成としたから、電極部を冷却媒体の流通路
として兼用することができて全体構成の簡単化を図り得
る。
【0062】請求項7に記載の発明によれば、外殻部に
おける放電空間に臨む面を、その放電空間でのレーザガ
スの流れに沿った平面形状となるように構成したから、
放電空間においてレーザガスが円滑に流れるようにな
り、レーザガスの部分的な温度上昇に起因して放電の不
安定性が増す虞がなくなる。
おける放電空間に臨む面を、その放電空間でのレーザガ
スの流れに沿った平面形状となるように構成したから、
放電空間においてレーザガスが円滑に流れるようにな
り、レーザガスの部分的な温度上昇に起因して放電の不
安定性が増す虞がなくなる。
【0063】請求項8に記載の発明によれば、容量結合
抑制部と誘電体製外殻部における放電空間に臨む面との
間隔、容量結合抑制部と誘電体製外殻部における前記放
電空間と反対側の面との間隔、容量結合抑制部の幅を、
容量結合抑制部での漏れ放電電流を効果的に抑制できる
寸法に設定したから、その容量結合抑制部による放電損
失抑制機能を最大限に発揮できるようになる。
抑制部と誘電体製外殻部における放電空間に臨む面との
間隔、容量結合抑制部と誘電体製外殻部における前記放
電空間と反対側の面との間隔、容量結合抑制部の幅を、
容量結合抑制部での漏れ放電電流を効果的に抑制できる
寸法に設定したから、その容量結合抑制部による放電損
失抑制機能を最大限に発揮できるようになる。
【図1】本発明の第1実施例を示す全体の概略的な縦断
正面図
正面図
【図2】対をなす誘電体電極を一部断面にした状態で示
す斜視図
す斜視図
【図3】誘電体電極の寸法関係を説明するための縦断正
面図
面図
【図4】誘電体電極での放電電流分布の一例を示す図
【図5】計算により算出した漏れ電流値の特性曲線図
【図6】実用に耐え得る誘電体電極の寸法特性を示す図
【図7】本発明の第2実施例を示す図2相当図
【図8】本発明の第3実施例を示すもので、一方の誘電
体電極を一部断面にした状態で示す斜視図
体電極を一部断面にした状態で示す斜視図
【図9】本発明の第4実施例を示す図2相当図
【図10】要部の縦断側面図
【図11】本発明の第5実施例を示す図2相当図
【図12】本発明の第6実施例を示す図2相当図
【図13】従来例を示す概略構成図
図中、11は風洞容器、12、21、31は第1の誘電
体電極、13、22、32は第2の誘電体電極、14は
放電空間、12a、13a、21d、22d、31c、
32cは電極部、12b、13b、21a、22a、3
1a、32aは外殻部、12c、12d、13c、13
dは仕切壁、12e、13e、12f、13f、21
f、22f、21g、22g、31d、32dは容量結
合抑制部、19は高周波電源、25、26はシール部
材、27は空気室、28はスペーサ、30は電源用リー
ド線、Cは水(冷却用媒体)を示す。
体電極、13、22、32は第2の誘電体電極、14は
放電空間、12a、13a、21d、22d、31c、
32cは電極部、12b、13b、21a、22a、3
1a、32aは外殻部、12c、12d、13c、13
dは仕切壁、12e、13e、12f、13f、21
f、22f、21g、22g、31d、32dは容量結
合抑制部、19は高周波電源、25、26はシール部
材、27は空気室、28はスペーサ、30は電源用リー
ド線、Cは水(冷却用媒体)を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 8934−4M H01S 3/04 G (72)発明者 玉川 徹 神奈川県川崎市川崎区浮島町2番1号 株 式会社東芝浜川崎工場内
Claims (8)
- 【請求項1】 電極部の周囲に誘電体製の外殻部を設け
て成る少なくとも一対の誘電体電極をレーザガスが循環
する放電空間を挟んだ状態で配置すると共に、前記電極
部間に高周波電圧を印加するようにしたガスレーザ発振
器において、 前記誘電体電極における前記電極部の両側に前記外殻部
より比誘電率が小なる容量結合抑制部を設けたことを特
徴とするガスレーザ発振器。 - 【請求項2】 容量結合抑制部は、外殻部内を仕切壁で
区切ることにより形成された空間部により構成されてい
ることを特徴とする請求項1記載のガスレーザ発振器。 - 【請求項3】 外殻部を仕切壁により仕切ることによっ
て電極部を収納するための電極収納室を形成すると共
に、この電極収納室内に冷却用媒体を流通させる構成と
したことを特徴とする請求項1記載のガスレーザ発振
器。 - 【請求項4】 外殻部内に、電極収納室とシール部材を
介して隣接する空気室を形成し、前記電極収納室内に存
する電極部の端部を前記シール部材を貫通させて前記空
気室内に突出させる構成としたことを特徴とする請求項
3記載のガスレーザ発振器。 - 【請求項5】 空気室内に突出された電極部の端部を、
その空気室内で電源用リード線に接続する構成としたこ
とを特徴とする請求項4記載のガスレーザ発振器。 - 【請求項6】 容器状に形成した外殻部の内壁にパイプ
状の電極部を添設することにより、その電極部の周囲に
形成される空間部を容量結合抑制部として機能させると
共に、前記電極部内に冷却用媒体を流通させる構成とし
たことを特徴とする請求項1記載のガスレーザ発振器。 - 【請求項7】 外殻部における放電空間に臨む面を、そ
の放電空間でのレーザガスの流れに沿った平面形状とな
るように構成したことを特徴とする請求項1記載のガス
レーザ発振器。 - 【請求項8】 容量結合抑制部と誘電体製外殻部におけ
る放電空間に臨む面との間隔をd1 、前記容量結合抑制
部と前記誘電体製外殻部における前記放電空間と反対側
の面との間隔をd2 、前記容量結合抑制部の幅をW、電
極部と対応した部分での前記誘電体製外殻部の厚さを
D、前記誘電体製外殻部の比誘電率をε1 、前記容量結
合抑制部の比誘電率をε2 とした場合、それらd1 、d
2 、W、D、ε1 、ε2 間に次式の関係が成立するよう
に構成したことを特徴とする請求項1記載のガスレーザ
発振器。 d1 −11≦−(ε2 /ε1 )×10×D/5×(25−2×d2 )/W 但し、d1 、d2 、W及びDの各単位はmmとする。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5071894A JPH0613679A (ja) | 1992-03-31 | 1993-03-30 | ガスレーザ発振器 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4-77442 | 1992-03-31 | ||
| JP7744292 | 1992-03-31 | ||
| JP5071894A JPH0613679A (ja) | 1992-03-31 | 1993-03-30 | ガスレーザ発振器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0613679A true JPH0613679A (ja) | 1994-01-21 |
Family
ID=26413014
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5071894A Pending JPH0613679A (ja) | 1992-03-31 | 1993-03-30 | ガスレーザ発振器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0613679A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002261357A (ja) * | 2001-03-01 | 2002-09-13 | Amada Co Ltd | ガスレーザ発振器 |
| JP2010103267A (ja) * | 2008-10-23 | 2010-05-06 | Mitsubishi Electric Corp | ガスレーザ発振装置 |
| JP2015065410A (ja) * | 2013-08-29 | 2015-04-09 | ビアメカニクス株式会社 | ガスレーザ発振器 |
-
1993
- 1993-03-30 JP JP5071894A patent/JPH0613679A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002261357A (ja) * | 2001-03-01 | 2002-09-13 | Amada Co Ltd | ガスレーザ発振器 |
| JP2010103267A (ja) * | 2008-10-23 | 2010-05-06 | Mitsubishi Electric Corp | ガスレーザ発振装置 |
| JP2015065410A (ja) * | 2013-08-29 | 2015-04-09 | ビアメカニクス株式会社 | ガスレーザ発振器 |
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