JPH061371B2 - モリブデンシリサイドマスクの修正方法 - Google Patents
モリブデンシリサイドマスクの修正方法Info
- Publication number
- JPH061371B2 JPH061371B2 JP2071387A JP2071387A JPH061371B2 JP H061371 B2 JPH061371 B2 JP H061371B2 JP 2071387 A JP2071387 A JP 2071387A JP 2071387 A JP2071387 A JP 2071387A JP H061371 B2 JPH061371 B2 JP H061371B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mosi
- film
- photoresist
- molybdenum silicide
- mask
- Prior art date
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- Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、半導体装置の製造に用いられるマスクに存
在する欠陥の修正方法に関し、特にモリブデンシリサイ
ド(以下、MoSiと称する)マスクに存在する欠損欠
陥を修正する方法に関するものである。
在する欠陥の修正方法に関し、特にモリブデンシリサイ
ド(以下、MoSiと称する)マスクに存在する欠損欠
陥を修正する方法に関するものである。
[従来の技術] 半導体装置の微細化・高密度化が進むにつれて、半導
体装置の製造に使用されるマスクとして金属クロムをパ
ターン材とするハードマスクが広く使用されており、た
とえば特開昭57−157247号公報、特開昭57−
157249号公報に示されている。使用されるマスク
としては、マスクに存在する欠陥は半導体素子の製造歩
留りに大きく影響するものであり、無欠陥マスクが望ま
しい。しかして、通常のマスク製造工程で無欠陥マスク
が得られる確率は極めて低く、数個の欠陥を含む場合が
多い。したがって無欠陥マスクを得るには、マスク製造
後これらの欠陥を何らかの方法で修正する必要がある。
体装置の製造に使用されるマスクとして金属クロムをパ
ターン材とするハードマスクが広く使用されており、た
とえば特開昭57−157247号公報、特開昭57−
157249号公報に示されている。使用されるマスク
としては、マスクに存在する欠陥は半導体素子の製造歩
留りに大きく影響するものであり、無欠陥マスクが望ま
しい。しかして、通常のマスク製造工程で無欠陥マスク
が得られる確率は極めて低く、数個の欠陥を含む場合が
多い。したがって無欠陥マスクを得るには、マスク製造
後これらの欠陥を何らかの方法で修正する必要がある。
上述のようなクロム・ハードマスクにおいては、クロム
の黒点が残る残留欠陥と、クロム膜にピンホールが発生
する欠損欠陥との2種類の欠陥が存在する。これらのう
ち、残留欠陥は欠陥部にレーザ光が照射して残留クロム
は蒸発させることにより、簡単に修正され得る。一方、
欠損欠陥の修正は、クロムのリフトオフ法と呼ばれる以
下の工程を備えた方法で可能である。
の黒点が残る残留欠陥と、クロム膜にピンホールが発生
する欠損欠陥との2種類の欠陥が存在する。これらのう
ち、残留欠陥は欠陥部にレーザ光が照射して残留クロム
は蒸発させることにより、簡単に修正され得る。一方、
欠損欠陥の修正は、クロムのリフトオフ法と呼ばれる以
下の工程を備えた方法で可能である。
(a)マスク全面上にポジ型フォトレジストを塗布して、
フォトレジスト膜を形成する工程。
フォトレジスト膜を形成する工程。
(b)欠損欠陥を含む箇所にスポット状の光を照射する工
程。
程。
(c)上記フォトレジスト膜に現像処理を施すことによ
り、上記欠損欠陥箇所をフォトレジスト膜から露出する
工程。
り、上記欠損欠陥箇所をフォトレジスト膜から露出する
工程。
(d)上記フォトレジスト膜表面および上記露出箇所に金
属クロムを蒸着法またはスパッタ法により堆積する工
程。
属クロムを蒸着法またはスパッタ法により堆積する工
程。
(e)上記フォトレジスト膜をはく離することにより、そ
の表面に堆積した金属クロムをも除去し、上記露出箇所
すなわち欠損欠陥箇所に堆積した金属クロムのみを残す
工程(クロムのリフトオフ工程)。
の表面に堆積した金属クロムをも除去し、上記露出箇所
すなわち欠損欠陥箇所に堆積した金属クロムのみを残す
工程(クロムのリフトオフ工程)。
この方法では、結果的に欠損欠陥箇所のみに金属クロム
を堆積することにより欠陥を修正する。
を堆積することにより欠陥を修正する。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、この堆積した金属クロムと、現像処理後の露出
されたガラス基板表面との密着性が悪いため、欠損欠陥
箇所に堆積した金属クロムがマスク洗浄等の作業工程に
おいて、はく離してしまうという欠点があった。
されたガラス基板表面との密着性が悪いため、欠損欠陥
箇所に堆積した金属クロムがマスク洗浄等の作業工程に
おいて、はく離してしまうという欠点があった。
そこで、上記問題点を解決する手段として、MoSiを
マスク材料に用いる方法が考えられる。これは、ガラス
基板中のSiと、マスク材料としてのMoSi中のSi
とが有効に結合して接着強度の強いものが得られること
を利用するものである。
マスク材料に用いる方法が考えられる。これは、ガラス
基板中のSiと、マスク材料としてのMoSi中のSi
とが有効に結合して接着強度の強いものが得られること
を利用するものである。
しかし、MoSiは高融点であるため、抵抗加熱や電子
ビーム(EB)による蒸着法では安定な膜形成は困難で
ある。一方、スパッタ法によれば安定なMoSi膜が形
成される。そこで上述のような欠損欠陥箇所の修正方法
として示された工程(d)においてスパッタ法によってM
oSiを堆積する。ところが、形成されたMoSi膜は
段差部に対するカバーレッジが良いために、次工程(e)
におけるMoSiのリフトオフが困難である。すなわち
従来から用いられているリフトオフ工程、溶媒中に浸漬
させる方法を用いる上では、MoSi膜の段差部に対す
るカバーレッジが良いために、その下地であるフォトレ
ジスト膜の溶解・はく離が困難である。実際にスパッタ
法で商品名AZ−1350のポジ型レジストを用いてフ
ォトレジスト膜を形成し、その上にMoSiを堆積させ
て、その後それをアセトン中に浸漬させると、フォトレ
ジスト膜とともに剥離されるMoSi膜の除去に30分
以上の時間を要した。
ビーム(EB)による蒸着法では安定な膜形成は困難で
ある。一方、スパッタ法によれば安定なMoSi膜が形
成される。そこで上述のような欠損欠陥箇所の修正方法
として示された工程(d)においてスパッタ法によってM
oSiを堆積する。ところが、形成されたMoSi膜は
段差部に対するカバーレッジが良いために、次工程(e)
におけるMoSiのリフトオフが困難である。すなわち
従来から用いられているリフトオフ工程、溶媒中に浸漬
させる方法を用いる上では、MoSi膜の段差部に対す
るカバーレッジが良いために、その下地であるフォトレ
ジスト膜の溶解・はく離が困難である。実際にスパッタ
法で商品名AZ−1350のポジ型レジストを用いてフ
ォトレジスト膜を形成し、その上にMoSiを堆積させ
て、その後それをアセトン中に浸漬させると、フォトレ
ジスト膜とともに剥離されるMoSi膜の除去に30分
以上の時間を要した。
この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、堆積MoSiのリフトオフを容易にし、か
つ、堆積MoSiとガラス基板表面との密着も良好であ
るMoSiマスクの修正方法を提供することを目的とす
る。
れたもので、堆積MoSiのリフトオフを容易にし、か
つ、堆積MoSiとガラス基板表面との密着も良好であ
るMoSiマスクの修正方法を提供することを目的とす
る。
[問題点を解決するための手段] この発明に従ったMoSiマスクの修正方法は、以下の
工程を備える。
工程を備える。
(a)MoSiマスク全面上にフォトレジスト膜を形成す
る工程。
る工程。
(b)修正すべき欠損欠陥を含む箇所を上記フォトレジス
ト膜から露出する工程。
ト膜から露出する工程。
(c)上記露出箇所をエッチングする工程。
(d)上記フォトレジスト膜表面および上記露出箇所にス
パッタ法でMoSiを堆積する工程。
パッタ法でMoSiを堆積する工程。
(e)上記フォトレジストの軟化点温度で上記MoSiマ
スク全体の熱処理をする工程。
スク全体の熱処理をする工程。
(f)上記フォトレジスト膜、および上記フォトレジスト
膜表面に堆積したMoSiを除去する工程(MoSiの
リフトオフ)。
膜表面に堆積したMoSiを除去する工程(MoSiの
リフトオフ)。
[作用] この発明においては、フォトレジスト膜表面、および欠
損欠陥部をフォトレジスト膜から露出した箇所にMoS
iを堆積した後に、フォトレジストの軟化点温度でマス
ク全体の熱処理を行なっている。この熱処理後、MoS
iのリフトオフを行なっている。熱処理が施されると、
フォトレジスト膜は容易にはく離され得る。したがって
フォトレジスト膜表面に堆積したMoSiはフォトレジ
スト膜とともに容易に短時間で除去され得る。また堆積
したMoSiはガラス基板との密着性が良いので、マス
ク洗浄のときにもはく離し難い。
損欠陥部をフォトレジスト膜から露出した箇所にMoS
iを堆積した後に、フォトレジストの軟化点温度でマス
ク全体の熱処理を行なっている。この熱処理後、MoS
iのリフトオフを行なっている。熱処理が施されると、
フォトレジスト膜は容易にはく離され得る。したがって
フォトレジスト膜表面に堆積したMoSiはフォトレジ
スト膜とともに容易に短時間で除去され得る。また堆積
したMoSiはガラス基板との密着性が良いので、マス
ク洗浄のときにもはく離し難い。
[実施例] 第1図は、この発明の実施例におけるMoSiマスクの
修正方法を示した工程図である。
修正方法を示した工程図である。
第1図に示すように、この発明の実施例は以下の工程か
らなる。
らなる。
(1)MoSiマスク全面上にフォトレジスト膜を形成す
る。この実施例では商品名AZ−1350のポジ型フォ
トレジストを塗布している。
る。この実施例では商品名AZ−1350のポジ型フォ
トレジストを塗布している。
MoSiマスクに存在する欠損欠陥を含む箇所を上記フ
ォトレジスト膜から露出する工程は、この実施例では
(2)および(3)の工程からなっている。
ォトレジスト膜から露出する工程は、この実施例では
(2)および(3)の工程からなっている。
(2)欠陥部にスポット状の光を照射する。
(3)現像処理をする。
この実施例では、フォトレジストとしてポジ型フォトレ
ジストを使用しているので、欠陥部のみにスポット状の
光を照射した後現像処理を施すことにより、欠陥部をフ
ォトレジスト膜から露出させている。
ジストを使用しているので、欠陥部のみにスポット状の
光を照射した後現像処理を施すことにより、欠陥部をフ
ォトレジスト膜から露出させている。
(4)露出箇所を軽くエッチングする。
(5)フォトレジスト膜表面および露出箇所にスパッタ法
でMoSiを堆積する。
でMoSiを堆積する。
(6)フォトレジストの軟化点温度でMoSiマスク全体
の熱処理をする。この実施例では窒素雰囲気中にて熱処
理を行なっている。
の熱処理をする。この実施例では窒素雰囲気中にて熱処
理を行なっている。
(7)フォトレジスト膜をはく離する。このとき、フォト
レジスト膜表面に堆積したMoSiも除去される(Mo
Siのリフトオフ)。この実施例では溶媒としてアセト
ンが入れられた超音波槽の中でこの処理を行なってい
る。
レジスト膜表面に堆積したMoSiも除去される(Mo
Siのリフトオフ)。この実施例では溶媒としてアセト
ンが入れられた超音波槽の中でこの処理を行なってい
る。
上述のように、熱処理(6)後フォトレジスト膜のはく離
(7)、すなわちMoSiのリフトオフを行なうと、リフ
トオフが容易に短時間で達成され得る。
(7)、すなわちMoSiのリフトオフを行なうと、リフ
トオフが容易に短時間で達成され得る。
スパッタ法で形成されたMoSi膜はカバーレッジが良
いため、リフトオフが困難である。リフトオフはMoS
i膜の下地であるフォトレジスト膜が溶媒に溶解するこ
とによってなされる。そのためには溶媒がフォトレジス
ト膜へ容易に拡散されなければならない。
いため、リフトオフが困難である。リフトオフはMoS
i膜の下地であるフォトレジスト膜が溶媒に溶解するこ
とによってなされる。そのためには溶媒がフォトレジス
ト膜へ容易に拡散されなければならない。
第2図は、5″角の石英ガラス板上に商品名AZ−13
50のフォトレジストを800nmの膜厚で塗布し、その
上にスパッタ法でMoSi膜を形成した後、アセトンの
入れられた超音波洗浄器の中でMoSi膜のリフトオフ
を行なった実験結果を示すグラフである。このグラフ
は、MoSi膜のリフトオフ時間と、MoSi膜を形成
したときのスパッタ条件の1つであるArガス流量との
関係を示している。これによると、Arガス流量または
Ar気圧によってMoSi膜のリフトオフに要する時間
が大きく変化している。Ar気圧が25mTorr付近で
スパッタ法によって形成されたMoSi膜は、リフトオ
フが極めて困難で、除去されるのに20分以上の時間が
かかっている。一方、Ar気圧は5mTorrで形成され
たMoSi膜は7分程度で除去されており、本実験の中
で最もリフトオフに適した条件で形成されている。
50のフォトレジストを800nmの膜厚で塗布し、その
上にスパッタ法でMoSi膜を形成した後、アセトンの
入れられた超音波洗浄器の中でMoSi膜のリフトオフ
を行なった実験結果を示すグラフである。このグラフ
は、MoSi膜のリフトオフ時間と、MoSi膜を形成
したときのスパッタ条件の1つであるArガス流量との
関係を示している。これによると、Arガス流量または
Ar気圧によってMoSi膜のリフトオフに要する時間
が大きく変化している。Ar気圧が25mTorr付近で
スパッタ法によって形成されたMoSi膜は、リフトオ
フが極めて困難で、除去されるのに20分以上の時間が
かかっている。一方、Ar気圧は5mTorrで形成され
たMoSi膜は7分程度で除去されており、本実験の中
で最もリフトオフに適した条件で形成されている。
MoSi膜のリフトオフに要する時間は、リフトオフ前
の熱処理の実施によって影響される。第3図は、上述の
結果により同様にAr気圧5mTorrでスパッタ法によ
って膜厚140nmのMoSi膜を形成し、超音波洗浄器
中でMoSi膜のリフトオフを行なう前に熱処理を施し
た実験結果を示すグラフである。このとき商品名AZ−
1350のフォトレジスト膜厚は800nm、熱処理時間
は15分としている。このグラフは、MoSi膜のリフ
トオフ時間と熱処理温度との関係を示している。また、
グラフにおいて実線は実験値(○印)の外挿を示してい
る。これによると、MoSi膜のリフトオフ時間を短縮
する熱処理温度は140℃付近であることがわかる。こ
の温度は本実験で用いた商品名AZ−1350のフォト
レジストの軟化点に相当する。フォトレジストの軟化点
温度で熱処理を15分間行なえば、MoSi膜のリフト
オフが1分程度という短時間で達成され得る。
の熱処理の実施によって影響される。第3図は、上述の
結果により同様にAr気圧5mTorrでスパッタ法によ
って膜厚140nmのMoSi膜を形成し、超音波洗浄器
中でMoSi膜のリフトオフを行なう前に熱処理を施し
た実験結果を示すグラフである。このとき商品名AZ−
1350のフォトレジスト膜厚は800nm、熱処理時間
は15分としている。このグラフは、MoSi膜のリフ
トオフ時間と熱処理温度との関係を示している。また、
グラフにおいて実線は実験値(○印)の外挿を示してい
る。これによると、MoSi膜のリフトオフ時間を短縮
する熱処理温度は140℃付近であることがわかる。こ
の温度は本実験で用いた商品名AZ−1350のフォト
レジストの軟化点に相当する。フォトレジストの軟化点
温度で熱処理を15分間行なえば、MoSi膜のリフト
オフが1分程度という短時間で達成され得る。
さらに第4図は、上述の結果により同様にArガス流量
10cm3/min(標準状態)でスパッタ法によって膜厚1
00nmのMoSi膜を形成し、温度140℃で熱処理を
施した後、周波数27kHzで超音波洗浄器中でMoSi
膜のリフトオフを行なった実験結果を示すグラフであ
る。このグラフは、MoSi膜のリフトオフ時間と温度
140℃での熱処理時間との関係を示している。熱処理
時間が15分において明らかにリフトオフ時間が最小に
なっている。また、この実験結果によると温度140℃
で熱処理を施すと熱処理時間にかかわらずリフトオフ時
間が7分以内である。
10cm3/min(標準状態)でスパッタ法によって膜厚1
00nmのMoSi膜を形成し、温度140℃で熱処理を
施した後、周波数27kHzで超音波洗浄器中でMoSi
膜のリフトオフを行なった実験結果を示すグラフであ
る。このグラフは、MoSi膜のリフトオフ時間と温度
140℃での熱処理時間との関係を示している。熱処理
時間が15分において明らかにリフトオフ時間が最小に
なっている。また、この実験結果によると温度140℃
で熱処理を施すと熱処理時間にかかわらずリフトオフ時
間が7分以内である。
この発明は以上の本願発明者等の実験結果に基づいてな
されたものである。MoSiマスクの修正方法において
スパッタ法で堆積されたMoSi膜のリフトオフを容易
にする条件としては、フォトレジストの軟化点温度での
熱処理後MoSi膜のリフトオフを行なうことである。
この条件のときリフトオフが7分以内で達成できる。さ
らにMoSi膜の形成されるスパッタ条件としてはAr
気圧5mTorrが好ましく、熱処理時間として15分間
が望ましい。またMoSiマスク全面上にフォトレジス
ト膜を形成するとき、フォトレジストとしてポジ型を用
いるのが望ましい。ポジ型フォトレジストを用いると、
欠損欠陥箇所を露出する工程で、欠損欠陥箇所のみにス
ポット状の光を照射すればよい。
されたものである。MoSiマスクの修正方法において
スパッタ法で堆積されたMoSi膜のリフトオフを容易
にする条件としては、フォトレジストの軟化点温度での
熱処理後MoSi膜のリフトオフを行なうことである。
この条件のときリフトオフが7分以内で達成できる。さ
らにMoSi膜の形成されるスパッタ条件としてはAr
気圧5mTorrが好ましく、熱処理時間として15分間
が望ましい。またMoSiマスク全面上にフォトレジス
ト膜を形成するとき、フォトレジストとしてポジ型を用
いるのが望ましい。ポジ型フォトレジストを用いると、
欠損欠陥箇所を露出する工程で、欠損欠陥箇所のみにス
ポット状の光を照射すればよい。
なお、修正に用いられたMoSi膜は欠損欠陥箇所を遮
光する必要がある。そこで、上述のようにリフトオフが
容易なスパッタ条件で堆積したMoSi膜の光学濃度を
測定した結果を第5図に示す。このグラフは光学濃度と
MoSi膜厚との関係を示す。これによると、膜厚が1
00nmで3.0以上の光学濃度を示し、リフトオフによ
って修正された箇所のMoSi膜は実用的な遮光特性を
示している。
光する必要がある。そこで、上述のようにリフトオフが
容易なスパッタ条件で堆積したMoSi膜の光学濃度を
測定した結果を第5図に示す。このグラフは光学濃度と
MoSi膜厚との関係を示す。これによると、膜厚が1
00nmで3.0以上の光学濃度を示し、リフトオフによ
って修正された箇所のMoSi膜は実用的な遮光特性を
示している。
またスパッタ法で堆積したMoSi膜は蒸着法で堆積し
た膜に比較して結晶粒が緻密であるため、機械的強度や
基板との密着性にも優れている。
た膜に比較して結晶粒が緻密であるため、機械的強度や
基板との密着性にも優れている。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、フォトレジストの軟
化点温度での熱処理後、MoSi膜のリフトオフを行な
うので、リフトオフ時間が短縮される。このため、リフ
トオフ時間が実用的な時間となる。したがって、量産に
適したMoSiマスクの修正方法であり、容易に無欠陥
マスクを得ることができる。
化点温度での熱処理後、MoSi膜のリフトオフを行な
うので、リフトオフ時間が短縮される。このため、リフ
トオフ時間が実用的な時間となる。したがって、量産に
適したMoSiマスクの修正方法であり、容易に無欠陥
マスクを得ることができる。
第1図は、この発明の実施例であるMoSiマスクの修
正方法の工程図である。 第2図は、MoSi膜が形成されるスパッタ条件の1つ
であるArガス流量とMoSi膜のリフトオフ時間との
関係を示すグラフである。 第3図は、熱処理時間を15分にしたときの熱処理温度
とMoSi膜のリフトオフ時間との関係を示すグラフで
ある。 第4図は、熱処理温度を140℃にしたときの熱処理時
間とMoSi膜のリフトオフ時間との関係を示すグラフ
である。 第5図は、修正用MoSi膜の膜厚と光学濃度との関係
を示すグラフである。
正方法の工程図である。 第2図は、MoSi膜が形成されるスパッタ条件の1つ
であるArガス流量とMoSi膜のリフトオフ時間との
関係を示すグラフである。 第3図は、熱処理時間を15分にしたときの熱処理温度
とMoSi膜のリフトオフ時間との関係を示すグラフで
ある。 第4図は、熱処理温度を140℃にしたときの熱処理時
間とMoSi膜のリフトオフ時間との関係を示すグラフ
である。 第5図は、修正用MoSi膜の膜厚と光学濃度との関係
を示すグラフである。
Claims (4)
- 【請求項1】ガラス基板上の予め定められた領域にモリ
ブデンシリサイド膜を形成したモリブデンシリサイドマ
スクに存在する欠損欠陥を修正するための方法であっ
て、 前記モリブデンシリサイドマスク全面上にフォトレジス
ト膜を形成する工程と、 前記欠損欠陥を含む箇所を前記フォトレジスト膜から露
出する工程と、 前記露出箇所をエッチングする工程と、 前記フォトレジスト膜表面および前記露出箇所にスパッ
タ法でモリブデンシリサイドを堆積する工程と、 前記フォトレジストの軟化点温度で前記モリブデンシリ
サイドマスク全体の熱処理をする工程と、 前記フォトレジスト膜、および前記フォトレジスト膜表
面に堆積したモリブデンシリサイドを除去する工程とを
備えたモリブデンシリサイドマスクの修正方法。 - 【請求項2】前記フォトレジストは、ポジ型である、特
許請求の範囲第1項記載のモリブデンシリサイドマスク
の修正方法。 - 【請求項3】前記堆積モリブデンシリサイドは、アルゴ
ン気圧が5mTorrであるスパッタ法で形成される、特
許請求の範囲第1項または第2項記載のモリブデンシリ
サイドマスクの修正方法。 - 【請求項4】前記フォトレジストの軟化点温度での熱処
理時間が、15分間である、特許請求の範囲第1項ない
し第3項のいずれかに記載のモリブデンシリサイドマス
クの修正方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2071387A JPH061371B2 (ja) | 1987-01-30 | 1987-01-30 | モリブデンシリサイドマスクの修正方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2071387A JPH061371B2 (ja) | 1987-01-30 | 1987-01-30 | モリブデンシリサイドマスクの修正方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63188139A JPS63188139A (ja) | 1988-08-03 |
| JPH061371B2 true JPH061371B2 (ja) | 1994-01-05 |
Family
ID=12034791
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2071387A Expired - Lifetime JPH061371B2 (ja) | 1987-01-30 | 1987-01-30 | モリブデンシリサイドマスクの修正方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH061371B2 (ja) |
-
1987
- 1987-01-30 JP JP2071387A patent/JPH061371B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63188139A (ja) | 1988-08-03 |
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