JPH0613720U - 誘導加熱式炊飯器 - Google Patents

誘導加熱式炊飯器

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JPH0613720U
JPH0613720U JP5256792U JP5256792U JPH0613720U JP H0613720 U JPH0613720 U JP H0613720U JP 5256792 U JP5256792 U JP 5256792U JP 5256792 U JP5256792 U JP 5256792U JP H0613720 U JPH0613720 U JP H0613720U
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induction heating
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 誘導加熱コイルと内鍋との間隙の距離を磁束
密度に応じた距離にすることにより、別個の部品を設け
ることなく、均一な誘導加熱状態を得る。 【構成】 炊飯器本体1に磁性体で形成した内鍋10を
設置し、内鍋10の下側に誘導加熱コイル7を設け、コ
イル7の磁束密度の高い部分に対向する内鍋10の底部
に凹部11を設け、磁束密度の高い部分のコイル7と内
鍋10との距離を遠ざけて内鍋10底部全体での磁束密
度を同等とし、均一に誘導加熱を行う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、炊飯器本体内に上面が開放する容器状の磁性体で形成された内鍋を 着脱自在に設置し、該内鍋の底部を誘導加熱して炊飯を行う誘導加熱コイルを設 けた炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の誘導加熱式炊飯器の一例を図4とともに説明する。 従来の誘導加熱式炊飯器は、炊飯器本体31と蓋体32とからなっており、該 炊飯器本体31は、外ケース33、側面ケース34、底鍋35、上部リング36 から構成されていた。誘導加熱コイル37は底鍋35の下側で基台38との間に 配設し、該誘導加熱コイル37の下側に、効率アップと磁束の漏洩を防止するた めフェライト39を配置していた。
【0003】 上記炊飯器本体31の内部には、磁性体で形成された内鍋40が着脱自在に収 納されるようになっており、上記底鍋35の中央部に、上記内鍋40の温度を検 出する感熱素子41を設けていた。 そして、上記基台38の下側には、上記誘導加熱コイル37に高周波電流を供 給して磁力線を発生させる制御回路42を設けるとともに、該制御回路42の部 品を冷却するために冷却ファン43を有した冷却ファンモータ44を設けていた 。
【0004】 上記炊飯器本体31の内部に、電源コード45を巻き取り収納する電源コード リール46を設けていた。また、上記内鍋40の上面開口部を開閉するために内 蓋47、蒸気をシールするためのパッキン48を蓋カバー49に取り付け、該蓋 カバー49を上記蓋体32に取り付け、該蓋体32を開閉自在に上記炊飯器本体 31に設けていた。
【0005】 上記構成の誘導加熱式炊飯器であれば、内鍋40に米と水を入れて炊飯を開始 すると、制御回路42が誘導加熱コイル37に高周波電流を供給し、該誘導加熱 コイル37が磁力線を発生する。この磁力線により内鍋40が誘導加熱され米と 水の加熱が行われ、水が加熱により蒸発してなくなると、該内鍋40の底部温度 が急激に上昇し、内鍋40の底部温度が100℃以上になったことを感熱素子4 1により検出すると誘導加熱コイル37への高周波電流を遮断し炊飯動作を終了 している。 そして、炊飯動作が終了して保温動作に移動すると、側面ケース34の上方に 設けられた保温ヒータ50に通電を行い、保温を行っていた。
【0006】 しかし、上記のような誘導加熱式炊飯器であれば、誘導加熱コイル37の巻き 方により磁力線の発生が不均一になり、図1の斜線部で示すような温度分布とな って均一な加熱が行なわれず炊きむらが発生する。特にステンレス鍋やホーロー 鍋では熱伝導が悪く誘導加熱コイル37の中央部の直上部のみが他の部分に比べ 特に加熱され、この部分が焦げるという問題があった。
【0007】 このような問題を解決するために、同一出願人において実願平4−6013号 が提案されている。 この炊飯器は図5に示すように、誘導加熱コイル37と内鍋40との間に非磁 性体の磁力線遮蔽板51を設け、該磁力線遮蔽板51により特に磁力線が大きく なる部分の磁力線を低減させていた。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
上記構成のものであれば、磁力線を均一にするために非磁性体の磁力線遮蔽板 を追加する必要があり、この磁力線遮蔽板を確実に電気的に絶縁する必要があり 、構成が複雑になるという問題があった。 また、磁力線遮蔽体を誘導加熱コイルと磁性体との間に追加しているので、図 5の斜線部で示すような温度分布になり磁力線遮蔽体の直上が誘導加熱されない ので、内鍋が発熱せず内鍋の底部に近い部分が水分を多く含んだべとついた状態 になるといった問題があった。
【0009】 本考案の誘導加熱式炊飯器は上記の問題に鑑みなされたものであり、誘導加熱 コイルと内鍋との間隙の距離を磁束密度に応じた距離にすることにより、別個の 部品を設けることなく、均一な誘導加熱状態を得ることを目的とするものである 。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本考案の誘導加熱式炊飯器は、炊飯器本体内に上 面が開放する容器状の磁性体で形成された内鍋を着脱自在に設置し、該内鍋の底 部を誘導加熱して炊飯を行う誘導加熱コイルを設け、該誘導加熱コイルの磁束密 度の高い部分若しくは当該部分に対向する上記内鍋底部に、当該誘導加熱コイル と該内鍋との間隙が大きくなるよう凹部を設けている。 また、内鍋の底部内面をほぼ平面状に形成し、底部外面に凹部を設けている。
【0011】
【作用】
上記構成の誘導加熱式炊飯器は、内鍋内にに所定量の米と水を入れて炊飯を開 始すると、誘導加熱コイルに通電が行われ該誘導加熱コイルが磁力線を発生し、 この磁力線により内鍋が誘導加熱され、炊飯を行う。 このとき、磁力線の磁束密度が高い部分に凹部が設けられ誘導加熱コイルと内 鍋との間隙が大きくなっており、内鍋底部での磁束密度が均一になり、加熱むら のない均一な加熱(炊飯)を行う。
【0012】
【実施例】
本考案の誘導加熱式炊飯器の一実施例を図1とともに説明する。 本考案の誘導加熱式炊飯器は、炊飯器本体1と蓋体2とからなっており、該炊 飯器本体1は外ケース3、側面ケース4、底鍋5、上部リング6から構成されて いる。 誘導加熱コイル7は、底鍋5の下側で基台8との間に配設し、該誘導加熱コイ ル7の下側に効率アップと磁束の漏洩を防止するためフェライト9を配置してい る。
【0013】 上記炊飯器本体1の内部には、磁性体で形成された内鍋10が着脱自在に収納 されるようになっており、該内鍋10の底部の上記誘導加熱コイル7から発生さ れる磁力線の磁束密度が高い部分に対向する部分に、該誘導加熱コイル内鍋10 との間隙を大きくするように折曲させて凹部11を設けている。 そして、上記底鍋5の中央部に上記内鍋10の温度を検出する感熱素子12を 設けている。
【0014】 また、上記基台8の下側には、上記誘導加熱コイル7に高周波電流を供給して 磁力線を発生させる制御回路13を設けるとともに、該制御回路13の部品を冷 却するために冷却ファン14を有した冷却ファン15を設けている。 上記炊飯器本体1の内部に、電源コード16を巻き取り収納する電源コードリ ール17を設けている。
【0015】 また、上記内鍋10の上面開口部を開閉するために内蓋18、蒸気をシールす るためのパッキン19を蓋カバー20に取り付け、該蓋カバー20を上記蓋体2 に取り付け、該蓋体2を開閉自在に上記炊飯器本体1に設けている。 尚、21は上記側面ケース4の上方に設けられた保温ヒータである。
【0016】 上方構成の誘導加熱式炊飯器の動作を説明する。 まず、内鍋10に所定量の米と水を入れ該内鍋10を底鍋5上に載置し炊飯器 本体1内に収納し、蓋体2を閉成して炊飯動作を開始すると、制御回路13が誘 導加熱コイル7に高周波電流を供給し、該誘導加熱コイル7が磁力線を発生しこ の磁力線により上記内鍋10が誘導加熱され炊飯が行なわれる。
【0017】 このとき、上記誘導加熱コイル7からの磁力線の磁束密度が高くなるA部分の 該誘導加熱コイル7と上記内鍋10との距離を、該内鍋10に設けた凹部11に より遠ざけているため、このA部分の磁束密度を他の部分と同等にすることがで き、図1の斜線部で示すように均一な温度分布になり局部過熱が行なわれること なく炊飯を行なうことができる。
【0018】 そして、感熱素子12が炊飯終了温度を検出すると上記制御回路13が上記誘 導加熱コイル7への高周波電流の供給を停止し、炊飯動作を終了し、その後飯き 上がったご飯を保温する必要があるときは、上記制御回路13が保温ヒータ21 へ通電を行い保温を行う。
【0019】 上記の一実施例においては内鍋10を折曲して凹部11を設けているが、図2 に示すように誘導加熱コイル7を折曲させて凹部11を設けてもよい。 また、図3に示すように、内鍋10の外底部に凹部11を設け、内底部をほぼ 平面状に形成することにより、該内鍋10内に突出部が形成されることがないよ うにしている。
【0020】
【考案の効果】
本考案の誘導加熱式炊飯器は上記のような構成であるから、内鍋を誘導加熱す る磁束密度を内鍋底部全体にわたって同等にすることができるので、別個の追加 部品を設けることなく均一な誘導加熱を行なうことができ、安定した炊飯状態を 得ることができる。 また、内鍋の底部内面をほぼ平面状に形成しているので、内鍋内に突出部が位 置することなく、突出部が邪魔になるということを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の誘導加熱式炊飯器の一実施例を示す断
面図である。
【図2】本考案の誘導加熱式炊飯器の第2の実施例を示
す断面図である。
【図3】本考案の誘導加熱式炊飯器の第3の実施例を示
す断面図である。
【図4】従来の誘導加熱式炊飯器の一例を示す断面図で
ある。
【図5】従来の誘導加熱式炊飯器の他の例を示す断面図
である。
【符号の説明】
1 炊飯器本体 7 誘導加熱コイ 10 内鍋 11 凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 田中 隆 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炊飯器本体内に上面が開放する容器状の
    磁性体で形成された内鍋を着脱自在に設置し、該内鍋の
    底部を誘導加熱して炊飯を行う誘導加熱コイルを設けた
    炊飯器において、 該誘導加熱コイルの磁束密度の高い部分若しくは当該部
    分に対向する上記内鍋底部に、当該誘導加熱コイルと該
    内鍋との間隙が大きくなるよう凹部を設けたことを特徴
    とする誘導加熱式炊飯器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の炊飯器において、内鍋の
    底部内面をほぼ平面状に形成し、底部外面に凹部を設け
    たことを特徴とする誘導加熱式炊飯器。
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CN103315616A (zh) * 2012-03-22 2013-09-25 松下电器产业株式会社 感应加热煮饭器
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