JPH0613801U - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JPH0613801U
JPH0613801U JP5333992U JP5333992U JPH0613801U JP H0613801 U JPH0613801 U JP H0613801U JP 5333992 U JP5333992 U JP 5333992U JP 5333992 U JP5333992 U JP 5333992U JP H0613801 U JPH0613801 U JP H0613801U
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高嗣 山谷
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、湾曲部と可撓管部との間の軸方向の
移動および回転方向の移動を規制する舌部の折り曲げ作
業の作業性を高め、かつ湾曲部と可撓管部との間の固定
強度を高めることを最も主要な特徴とする。 【構成】可撓管部15側の小径部23の外周面に、軸方
向と直交する方向に延在する溝部27を形成し、最終駒
18に形成した略U字状のスリット19の内側のU字状
舌部20を折り曲げて溝部27内の長さ方向略全体にわ
たって係合させたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は可撓管部と湾曲部との間が重ね合わせた状態で嵌合接続して固定され る内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、内視鏡の挿入部には可撓管部の先端部に湾曲変形可能な湾曲部が配設 されている。図5(a)、(b)は例えば実公平1−9522号公報に示されて いる従来の内視鏡の湾曲部1と可撓管部2との間の固定部の概略構成を示すもの である。
【0003】 ここで、湾曲部1の後端側に配設された最終駒3の管体の管壁部には図5(a )に示すようにU字状のスリット4が形成されており、このスリット4の内側部 分によって舌部5が形成されている。
【0004】 また、可撓管部2の先端側に配設された口金6には最終駒3の管体内に挿入さ れる小径な挿入部が形成されている。この口金6の挿入部には貫通穴7が形成さ れている。
【0005】 そして、湾曲部1と可撓管部2との間の固定作業時には口金6の小径な挿入部 が最終駒3の管体内に挿入され、重ね合わせた状態で、嵌合接続して固定される 。さらに、図5(b)に示すように最終駒3の舌部5が貫通穴7内に向けて押し 曲げられ、口金6の貫通穴7に挿入されることにより、湾曲部1と可撓管部2と の間の軸方向の移動および回転方向の移動を規制するようにしている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来構成のものにあっては格別に最終駒3の舌部5の折り 曲げ量が規制されていないので、折り曲げた最終駒3の舌部5の先端が口金6の 貫通穴7を超えて内側へ飛び出るおそれがある。
【0007】 このような場合には口金6の内部側に配設されている内蔵物に舌部5の先端の 折り曲げ部が当接し、内蔵物に引っ掛かるおそれがあるとともに、口金6の内蔵 物が傷付くおそれがある。そのため、最終駒3の舌部5の折り曲げ作業時には最 終駒3の舌部5の先端が口金6の貫通穴7を超えて内側へ飛び出ることを防止す る状態で注意深く、その折り曲げ作業を行なう必要があるので、手間がかかり、 その折り曲げ作業が面倒なものとなる問題がある。
【0008】 また、湾曲部1と可撓管部2との間に軸方向の引っ張り力が作用した場合には 最終駒3の舌部5の折り曲げ部を口金6の貫通穴7の外部側に押し上げる方向に その引っ張り力が作用するので、湾曲部1と可撓管部2との間の固定強度が比較 的弱い問題がある。
【0009】 本考案は上記事情に着目してなされたもので、その目的は、湾曲部と可撓管部 との間の軸方向の移動および回転方向の移動を規制する舌部の折り曲げ作業の作 業性を高めることができ、かつ湾曲部と可撓管部との間の固定強度を高めること ができる内視鏡を提供することにある。
【0010】
【問題点を解決するための手段】
本考案は可撓管部の先端側に配設された管体と湾曲部の後端側に配設された管 体とを重ね合わせた状態で嵌合接続して固定された固定部を備えた内視鏡におい て、前記固定部の内側の管体の外周面に、軸方向と直交する方向に延在する溝部 を形成するとともに、前記固定部の外側の管体に軸方向と直交する方向に向けて 略U字状のスリットを形成し、このスリットの内側部分によって形成される略U 字状の舌部を折り曲げて前記溝部内の長さ方向略全体にわたって係合させた係合 部を設けたものである。
【0011】
【作用】 湾曲部と可撓管部との間の固定部の外側の管体の略U字状の舌部を折り曲げて 固定部の内側の管体の外周面に形成された軸方向と直交する方向に延在する溝部 内の長さ方向略全体にわたって係合させることにより、溝部に合わせて舌部を折 り曲げる簡単な作業によって湾曲部と可撓管部との間の軸方向の移動および回転 方向の移動を確実に規制して舌部の折り曲げ作業の作業性を高め、かつ湾曲部と 可撓管部との間の固定強度を高めるようにしたものである。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1乃至図4を参照して説明する。図2は側視型内 視鏡11全体の概略構成を示すもので、12は内視鏡11の手元側の操作部、1 3は挿入部、14はユニバーサルコードである。
【0013】 さらに、挿入部13には操作部12側から順に可撓管部15、湾曲部16およ び先端構成部17がそれぞれ設けられている。この場合、可撓管部15は可撓性 を備えた長尺な管体によって形成されている。そして、この可撓管部15の基端 部が操作部12に連結されている。
【0014】 また、湾曲部16には可撓管部15の軸方向に沿って並設された複数の湾曲駒 がそれぞれ関節ピンを介して回動可能に連結されている。この湾曲部16の後端 側に配設された最終駒(管体)18の外周面には左右対称位置(湾曲部16の周 方向180°離れた位置)に図1(a)に示すように可撓管部15の軸方向と直 交する方向に向けて略U字状のスリット19がそれぞれ形成されている。そして 、このスリット19の内側部分によって略U字状の舌部20が形成されている。 さらに、最終駒18の後端部には可撓管部15側に向けて位置決め用の凸部21 が突設されている。
【0015】 なお、スリット19は最終駒18の外周面に左右対称に2ケ所に設けたものに 限定されるものではなく、最終駒18の外周面に1ケ所以上あればよく、かつ対 称位置になくてもよい。
【0016】 また、可撓管部15の先端側に固定された接続口金部22には最終駒18の管 内に挿入可能な小径部(管体)23が段部24を介して形成されている。この段 部24には最終駒18の凸部21と対応する形状の係合凹部25が形成されてい る。そして、可撓管部15の接続口金部22の小径部23と湾曲部16の最終駒 18とを重ね合わせた状態で嵌合接続して固定される固定部26が形成されてい る。
【0017】 さらに、接続口金部22の小径部23の外周面には図1(b)に示すように左 右対称位置(小径部23の周方向180°離れた位置)に可撓管部15の軸方向 と直交する方向に延在する長溝状の溝部27がそれぞれ形成されている。この溝 部7の中央には接続口金部22の内周面の肉切れ部によって鋭利なエッヂが形成 されることを防止する貫通穴28が形成されている。
【0018】 そして、可撓管部15と湾曲部16との固定部26には図1(c)に示すよう に接続口金部22の溝部27内に最終駒18のU字状舌部20が折り曲げられて 溝部27内の長さ方向略全体にわたって係合された係合部29が設けられている 。この場合、図1(a)に示すように最終駒18の舌部20の長さLは溝部27 内への舌部20の係合時にこの舌部20の先端部20aが溝部27内の貫通穴2 8の外側位置まで延出される状態に設定されている。
【0019】 また、内視鏡11の手元側の操作部12にはグリップ上部に接眼部31、湾曲 操作ノブ32、鉗子起上レバー33、送気送水切換え弁34、吸引切換え弁35 がそれぞれ設けられている。さらに、操作部12のグリップ下部には処置具挿入 部36が設けられている。
【0020】 また、図3は操作部12内の吸引管路38の配管を示したものである。この場 合、吸引切換え弁35には吸引ピストン37aと吸引シリンダ37bとが設けら れている。そして、吸引シリンダ37bには例えば金属材料、或いは硬質のプラ スチック材料によって形成された下流側の第1の吸引パイプ39および上流側の 第2の吸引パイプ40の各一端がそれぞれ連結されている。
【0021】 ここで、第1の吸引パイプ39の他端部は先端側に向けて延出されている。そ して、この第1の吸引パイプ39の延出端部は一端が分岐部41に固定された接 続パイプ42の他端に第1の吸引チューブ43を介して連結されている。
【0022】 この場合、第1の吸引チューブ43の外周には螺旋状の溝44が形成されてい る。そして、この第1の吸引チューブ43と第1の吸引パイプ39との接続作業 時には第1の吸引パイプ39の延出端部に第1の吸引チューブ43の一端部をか ぶせ、その上から接続用コイル45を溝44内に埋め込む状態に落とし込んで締 め込むことにより、第1の吸引チューブ43の一端部を第1の吸引パイプ39の 延出端部に固定している。
【0023】 また、分岐部41には上流側に第1の接続口部41aおよび第2の接続口部4 1b、下流側に第3の接続口部41cがそれぞれ設けられている。そして、接続 パイプ42の一端は分岐部41の第2の接続口部41bに固定されている。
【0024】 さらに、分岐部41の第1の接続口部41aには処置具挿入部36内に配設さ れた処置具挿入口体48の基端部が連結され、第3の接続口部41cには処置具 挿通チャンネルを兼ねる下流側の吸引チューブが連結されている。
【0025】 なお、処置具挿入部36の処置具挿入口体48の入口には鉗子栓49が装着さ れており、この鉗子栓49を介して処置具50が処置具挿入口体48内に挿脱可 能に挿入されるようになっている。
【0026】 また、第2の吸引パイプ40はユニバーサルコード14側に向けて延出されて いる。そして、この第2の吸引パイプ40の先端部40aはユニバーサルコード 14の口金46内まで挿入されている。
【0027】 この場合、第2の吸引パイプ40の先端部40aのパイプ端の中心軸線Xはユ ニバーサルコード14の中心軸線Yと略平行に配置されている。そして、第2の 吸引パイプ40の先端部40aには第2の吸引チューブ47の一端が連結されて いる。この第2の吸引チューブ47の他端はユニバーサルコード14の先端に設 けられた図示しないコネクタまで導かれている。
【0028】 そして、図示しない吸引ポンプの動作時に吸引切換え弁35が通常位置、すな わち吸引ピストン37aの頭部が図示しない付勢手段の付勢力によって突出位置 で保持されている場合には吸引ピストン37aの頭部のリーク孔と第2の吸引パ イプ40との間が連通された状態で保持される。そのため、吸引ピストン37a の頭部のリーク孔から第2の吸引パイプ40および第2の吸引チューブ47を順 次介して大気を吸引ポンプ側に吸引するようになっている。
【0029】 このとき、第1の吸引パイプ39と第2の吸引パイプ40との間は非連通状態 で保持されるので、内視鏡11の先端からは吸引しないようになっている。そし て、吸引ピストン37aを押し込み操作することにより、第2の吸引パイプ40 と第1の吸引パイプ39との間が連通し、内視鏡11の先端からの吸引が開始さ れるようになっている。
【0030】 また、内視鏡11の先端構成部17には図4(a)、(b)に示すように先端 構成部本体51、先端カバー52および鉗子台53が設けられている。ここで、 先端構成部本体51には照明窓57および観察窓58等がそれぞれ設けられてい る。
【0031】 さらに、鉗子台53は鉗子起上ワイヤ54を介して操作部12内の図示しない 鉗子起上機構に連結されている。そして、操作部12の鉗子起上レバー33によ って鉗子起上機構が駆動されると、鉗子起上ワイヤ54が進退動作して鉗子台5 3が起上,倒置状態に操作され、内視鏡11の処置具挿通チャンネルを通して導 入された処置具50の挿入部50aの先端処置部50bが起上操作されるように なっている。
【0032】 また、鉗子起上ワイヤ54の両端には図4(c)に示すように端末部材55が 圧着固定又はハンダ付けされている。さらに、鉗子起上ワイヤ54の外周面には 端末部材55の固定部分を除き、例えば有色のテフロンコーティング等の有色コ ーティング部56がワイヤ全周に形成されている。
【0033】 そこで、上記構成のものにあっては可撓管部15の接続口金部22と湾曲部1 6の最終駒18との固定作業時には可撓管部15の接続口金部22の小径部23 と湾曲部16の最終駒18とを重ね合わせた状態で嵌合接続した際に、口金部2 2の係合凹部25と最終駒18の凸部21とを係合させたのち、接続口金部22 の溝部27内に最終駒18のU字状舌部20を折り曲げて溝部27内の長さ方向 略全体にわたって係合させた係合部29を設けたので、溝部27に合わせて舌部 20を折り曲げる簡単な作業によって湾曲部16と可撓管部15との間の軸方向 の移動および回転方向の移動を確実に規制することができる。そのため、舌部2 0の折り曲げ作業の作業性を高め、かつ湾曲部16と可撓管部15との間の固定 強度を高めることができる。
【0034】 また、口金部22の係合凹部25と最終駒18の凸部21との嵌合部によって 湾曲部16と可撓管部15との間の固定部26の回転方向の規制を一層確実に行 なうことができる。
【0035】 さらに、最終駒18の舌部20の長さLを溝部27内への舌部20の係合時に この舌部20の先端部20aが溝部27内の貫通穴28の外側位置まで延出され る状態に設定したので、舌部20の先端部20aが接続口金部22の内側まで侵 入することを防止することができる。
【0036】 また、操作部12内の吸引管路38の配管内における第1の吸引パイプ39と 接続パイプ42との間の第1の吸引チューブ43を溝付きチューブによって形成 したので、第1の吸引チューブ43の座屈強度を溝なしのチューブに比べて大き くすることができ、チューブ43の組付作業時の折れを防止することができる。
【0037】 さらに、第1の吸引パイプ39と接続パイプ42との接続作業時には接続用コ イル45を第1の吸引チューブ43の外周面の溝44内に埋め込む状態に落とし 込んで締め込むようにしたので、図3に示すように第1の吸引パイプ39と接続 パイプ42との接続部の外径Dを比較的小さくすることができ、内視鏡11全体 の小径化を図るうえで有利となる。
【0038】 また、第2の吸引パイプ40の先端部40aをユニバーサルコード14の口金 46内まで延出し、この第2の吸引パイプ40の先端部40aのパイプ端の中心 軸線Xをユニバーサルコード14の中心軸線Yと略平行に配置してこの第2の吸 引パイプ40の先端部40aに第2の吸引チューブ47の一端を連結しので、吸 引シリンダ37b側から第2の吸引パイプ40内を経て第2の吸引チューブ47 内に掃除用ブラシが挿入されるブラッシング作業時に、掃除用ブラシからの押圧 力によって第2の吸引チューブ47が口金46の端縁部に強く圧接され、削れて 穴あきを起こすことを防止することができる。
【0039】 また、鉗子起上ワイヤ54の両端の端末部材55の固定部分以外に有色コーテ ィング部56を設けたので、有色コーティング部56の部分に端末部材55をま ちがって固定することを防止することができ、鉗子起上ワイヤ54の端末部材5 5の固定強度の低下を防止することができる。
【0040】 さらに、鉗子起上ワイヤ54の鉗子起上力量の低減を図ることができるととも に、この有色コーティング部56によって鉗子起上ワイヤ54の外周面に付着す る汚物の付着量を低減することができる。 なお、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱し ない範囲で種々変形実施できることは勿論である。
【0041】
【考案の効果】
本考案によれば、可撓管部の先端側に配設された管体と湾曲部の後端側に配設 された管体とを重ね合わせた状態で嵌合接続して固定された固定部の内側の管体 の外周面に、軸方向と直交する方向に延在する溝部を形成するとともに、固定部 の外側の管体に軸方向と直交する方向に向けて略U字状のスリットを形成し、こ のスリットの内側部分によって形成される略U字状の舌部を折り曲げて溝部内の 長さ方向略全体にわたって係合させた係合部を設けたので、湾曲部と可撓管部と の間の軸方向の移動および回転方向の移動を規制する舌部の折り曲げ作業の作業 性を高めることができ、かつ湾曲部と可撓管部との間の固定強度を高めることが できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例を示すもので、(a)は可
撓管部の先端側の接続管体と湾曲部の最後端の湾曲駒と
を示す側面図、(b)は(a)のA−A線断面図、
(c)は可撓管部の接続管体と湾曲部の最後端湾曲駒と
の係合部を示す要部の横断面図。
【図2】 内視鏡全体の概略構成を示す斜視図。
【図3】 操作部内の配管接続状態を示す要部の縦断面
図。
【図4】 (a)は先端構成部を示す斜視図、(b)は
先端構成部の本体から先端カバーを取り外した状態を示
す斜視図、(c)は鉗子起上ワイヤを示す斜視図。
【図5】 従来例を示すもので、(a)は可撓管部の先
端側の接続管体と湾曲部の最後端の湾曲駒とを示す側面
図、(b)は可撓管部の接続管体と湾曲部の最後端湾曲
駒との係合部を示す要部の縦断面図。
【符号の説明】
15…可撓管部、16…湾曲部、18…最終駒(管
体)、19…スリット、23…小径部(管体)、20…
舌部、26…固定部、27…溝部、29…係合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓管部の先端側に配設された管体と湾
    曲部の後端側に配設された管体とを重ね合わせた状態で
    嵌合接続して固定された固定部を備えた内視鏡におい
    て、前記固定部の内側の管体の外周面に、軸方向と直交
    する方向に延在する溝部を形成するとともに、前記固定
    部の外側の管体に軸方向と直交する方向に向けて略U字
    状のスリットを形成し、このスリットの内側部分によっ
    て形成される略U字状の舌部を折り曲げて前記溝部内の
    長さ方向略全体にわたって係合させた係合部を設けたこ
    とを特徴とする内視鏡。
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