JPH06138633A - 感光材料乾燥装置の温度制御方法及び感光材料乾燥装置 - Google Patents

感光材料乾燥装置の温度制御方法及び感光材料乾燥装置

Info

Publication number
JPH06138633A
JPH06138633A JP4291702A JP29170292A JPH06138633A JP H06138633 A JPH06138633 A JP H06138633A JP 4291702 A JP4291702 A JP 4291702A JP 29170292 A JP29170292 A JP 29170292A JP H06138633 A JPH06138633 A JP H06138633A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
drying
photosensitive material
air
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4291702A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2942677B2 (ja
Inventor
Takero Yamamoto
健朗 山本
Kazuyuki Kagawa
和幸 香川
Yasuhiro Kawai
康弘 川井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP4291702A priority Critical patent/JP2942677B2/ja
Priority to US08/141,946 priority patent/US5421097A/en
Publication of JPH06138633A publication Critical patent/JPH06138633A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2942677B2 publication Critical patent/JP2942677B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F26DRYING
    • F26BDRYING SOLID MATERIALS OR OBJECTS BY REMOVING LIQUID THEREFROM
    • F26B21/00Arrangements for supplying or controlling air or other gases for drying solid materials or objects
    • F26B21/30Controlling, e.g. regulating, parameters of gas supply
    • F26B21/35Temperature; Pressure
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03DAPPARATUS FOR PROCESSING EXPOSED PHOTOGRAPHIC MATERIALS; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03D15/00Apparatus for treating processed material
    • G03D15/02Drying; Glazing
    • G03D15/022Drying of filmstrips

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 乾燥装置の立ち上げ時間を短くする。 【構成】 装置立ち上げ時には、作業環境下の温度、湿
度を測定して、予め記憶されている乾燥設定温度T0
設定し、この乾燥設定温度T0 に応じて乾燥風設定温度
S0、立ち上げ乾燥風温度TS1を決める。最初のステッ
プ200で乾燥設定温度、乾燥風設定温度、立ち上げ乾
燥風温度を読み込むと共に、乾燥温度TSを立ち上げ乾
燥風温度に設定する(ステップ202)。この後、乾燥
ファン及びヒータを作動させ(ステップ204)て乾燥
室内へ乾燥風の供給を開始する。次に、温度センサによ
って乾燥室内から排気される空気によって加熱された排
気グリルの温度Tを測定し(ステップ206)、この温
度Tが乾燥設定温度に達したかを確認し(ステップ20
8)、温度が乾燥設定温度に達すると、乾燥風温度を乾
燥風設定温度に設定して(ステップ210)乾燥部の立
ち上げを終了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、処理液処理された感光
材料を、加熱した乾燥風によって乾燥する感光材料乾燥
装置の温度制御方法及び感光材料乾燥装置に関する。
【0002】
【従来の技術】フィルム等の感光材料は、画像が記録さ
れると現像液、定着液、水洗水等の処理液によって現
像、定着、水洗等の処理液処理が行われたのち、乾燥装
置によって乾燥されて仕上げられる。一般に、感光材料
乾燥装置は、乾燥室内に配置した複数のローラによって
感光材料を搬送しながら、この感光材料の表面へ所定温
度に加熱した乾燥風を吹き付けるようになっている。こ
の所定温度の乾燥風を得るために乾燥室内に供給する乾
燥風の温度を測定し、感光材料が最適な乾燥状態となる
ように乾燥風を加熱するヒータの温度を設定している。
【0003】このように、ヒータの加熱により乾燥風は
所定温度になるが、感光材料を搬送する乾燥室内のロー
ラ、ガイド等が所定温度に加熱された乾燥風と略同等の
温度になるまでに時間がかかる。そこで、現像液、定着
液、水洗水等の処理液によって、現像、定着、水洗等の
処理液処理が終わった感光材料を乾燥するとき、乾燥風
が所定の温度に達したのち、ローラ等が所定の温度に加
熱された乾燥風と略同等の温度になるまでの時間、概略
の所定時間乾燥室内に乾燥風を供給するようにしてい
る。なぜならば、乾燥室内の乾燥風が所定温度に達して
いても、感光材料を搬送するローラ等が乾燥風と略同等
の温度に達していない状態で感光材料の乾燥処理をする
と、感光材料に乾燥ムラが生ずる恐れがあるからであ
る。
【0004】また、感光材料を乾燥するときは、乾燥風
が所定の温度となるようにヒータの温度を制御している
が、長時間感光材料の処理を行っていないときは、乾燥
室内が感光材料を乾燥するときの乾燥風の温度より低い
所定の温度範囲となるように一定時間毎に加熱手段であ
るヒータをオン・オフさせる、所謂、スタンバイ制御を
行い、何時でも素早く乾燥風の温度を感光材料が乾燥可
能な温度に切り換えられるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、感光材
料乾燥装置の電源がオンしてから感光材料が乾燥可能に
なるまでの立ち上げ時間は、ローラ等の乾燥室内の部品
が感光材料を乾燥可能な状態となるまでの時間を明確に
知ることができないので余裕を持った時間に設定されて
おり、実際には、乾燥室内のローラ等が感光材料を最適
な状態で乾燥できる温度に達していても感光材料の処理
を開始することができず、感光材料乾燥装置を迅速に立
ち上げて感光材料を素早く乾燥処理しようとするときの
問題となっている。また、感光材料の非処理中では、予
め設定されてサイクルで加熱手段であるヒータをオン・
オフさせているため、ローラ等の温度のハンチング幅が
大きくなり、所定の温度範囲を外れることがある。
【0006】本発明は上記事実を考慮してなされたもの
であり、装置の立ち上げ時間を短くすると共に、効率良
く予熱状態を維持することができる感光材料処理装置の
温度制御方法、及び感光材料処理装置を提供することを
目的とする。また、感光材料の処理中においても、感光
材料を最適な状態で乾燥処理することができる乾燥装置
の温度制御方法及び感光材料乾燥装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の請求項1に係る感光材料乾燥装置の温度制御
方法は、加熱手段によって加熱された乾燥風によって感
光材料を乾燥する感光材料乾燥装置の温度制御方法であ
って、前記乾燥風によって加熱される部材の温度を検出
し、該温度を所定範囲に維持するように前記加熱手段の
作動を制御することを特徴とする。
【0008】本発明の請求項2に係る感光材料乾燥装置
の温度制御方法は、加熱手段によって加熱された乾燥風
によって感光材料を加熱乾燥する感光材料乾燥装置の温
度制御方法であって、前記乾燥風によって加熱される部
材の温度情報及び前記感光材料の処理量情報に応じて前
記温度を所定範囲に維持するように前記加熱手段の作動
を制御することを特徴とする。
【0009】本発明の請求項3に係る感光材料乾燥装置
は、加熱手段によって加熱された乾燥風を乾燥室内に供
給して処理液による処理が終わった感光材料を加熱乾燥
する感光材料乾燥装置であって、前記感光材料の搬送路
近傍から乾燥室外へ排出される排気風が通過する排気グ
リルと、前記排気グリルに前記乾燥風から遮られた状態
で配置され前記排気風によって加熱される前記排気グリ
ルの温度を検出する温度検出手段と、前記温度検出手段
の検出温度に応じて前記加熱手段を制御する温度制御手
段と、を有することを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明の請求項1に記載の感光材料乾燥装置の
温度制御方法では、加熱手段によって乾燥室内に供給さ
れた乾燥風によって加熱された部材の温度を検出して、
感光材料が接触する乾燥室内のローラ等の温度に代えて
いる。
【0011】乾燥室内に供給された乾燥風は、乾燥室内
のローラ等を加熱するが、この乾燥風によって加熱され
る乾燥室近傍の部材の温度は、ローラ等と略同等又は相
関関係にある温度となっている。すなわち、乾燥風によ
って加熱される部材の温度を検出することによって乾燥
室内の回転するローラ等に直接温度検出センサを取り付
けることなく、ローラ等の温度を容易に知ることができ
る。
【0012】乾燥装置の稼動を立ち上げるとき、このよ
うにして乾燥風によって加熱された部材の温度測定値を
基に温度制御を行えば、乾燥室内の乾燥風の温度及びロ
ーラ等の温度を正確に所望の温度とすることができると
共に、乾燥室内のローラ等の温度上昇を見越して立ち上
げ時間を長めに設定する必要がなく、効率良く乾燥装置
の稼動を立ち上げることができる。
【0013】また、感光材料を乾燥処理していないとき
は、乾燥風によって加熱された部材の温度を基にヒータ
等の加熱手段のオン・オフを行えば、乾燥室内を正確に
所定の温度範囲に維持することができ、感光材料の処理
を開始するとき、乾燥風の温度を基にヒータ等の加熱手
段の制御する場合と異なり、正確に乾燥室内の温度を所
定の温度とすることができる。
【0014】本発明の請求項2に記載の感光材料乾燥装
置の温度制御方法では、感光材料の乾燥処理に応じて変
化する乾燥室内のローラ等の温度を略所定の温度に維持
することができるため、感光材料を所望の温度で乾燥す
ることができ、感光材料を最適な状態に乾燥することが
できる。
【0015】感光材料を最適な状態に乾燥する場合、乾
燥風の温度もさることながら、乾燥室内のローラ等の温
度も最適な温度とする必要があり、この乾燥室内のロー
ラ等の温度を所定温度に維持するように乾燥風を制御す
れば、感光材料の乾燥状態をより正確に制御することが
できる。
【0016】本発明の請求項3に記載の感光材料乾燥装
置では、乾燥室内から排出される排気風が通過する排気
グリルに温度検出手段を設けている。この温度検出手段
は、排気グリルによって排気風が遮られるように取付け
られるため、排気風の流れの影響を受けることがなく、
正確に排気グリルの温度を検出することができ、乾燥室
内のローラ等の部品の温度を最適な乾燥状態にすること
ができる。
【0017】この温度をもとに乾燥風の温度制御を行え
ば、乾燥室内を最適な乾燥状態に維持することができ
る。
【0018】このため、乾燥装置の稼動を立ち上げると
き、排気グリルの温度検出手段によって温度を検出しな
がら立ち上げを行えば、立ち上げ時間に余裕を持たせる
必要がなくなるため、効率良く短時間で立ち上げを行う
ことができる。また、感光材料を乾燥処理するときは、
感光材料の乾燥状態に影響を及ぼす乾燥室内のローラ等
の温度とほぼ同じ温度か又は相関関係にある温度を温度
検出手段によって検出することができるため、乾燥風及
びローラ等の部材を最適な状態で感光材料を処理できる
温度に制御することができ、またこの温度制御が容易で
ある。
【0019】
【実施例】図1には、本実施例に適用した自動現像装置
10が示されている。この自動現像装置10は、機枠1
2内に処理液処理部14と本発明を適用した乾燥部16
とが設けられており、感光材料であるフィルム20を処
理するものであり、画像が記録されたフィルム20を、
現像液、定着液及び水洗水に浸漬して、現像処理、定着
処理及び水洗処理を行ったのち、乾燥処理して仕上げ
る。
【0020】この自動現像装置10は、単体で用いて、
画像記録装置によって画像が記録されたフィルム20を
処理するものであってもよく、また、スキャナ等の画像
記録装置に一体で設け、画像記録装置によってフィルム
20に画像を記録した後、連続してフィルム20を現
像、定着、水洗処理した後、乾燥処理して仕上げるもの
であってもよい。
【0021】この自動現像機10には、その機枠12の
上流側端部(図1の紙面左側面)にフィルム20を挿入
する挿入口18が設けられている。挿入口18の内方に
は、一対の挿入ローラ32が備えられており、図示しな
い駆動手段で回転するようになっている。このため、挿
入口18から挿入されたフィルム20は、一対の挿入ロ
ーラ32の駆動力によって自動現像機10の内部に設置
された処理液処理部14へと案内される。なお、挿入口
18の内方には、挿入されるフィルム20を検出する挿
入センサ66が配設されており、フィルム20の長さや
フィルム20を処理しているか否か等を知ることができ
るようになっている。
【0022】処理液処理部14には複数の処理槽が設け
られている。処理槽はそれぞれ上流側(図1の紙面左
側)から現像槽22、リンス槽24、定着槽26、リン
ス槽28及び水洗槽30とされている。現像槽22、定
着槽26、水洗槽30(以下総称する場合は「処理槽」
と言う)には、それぞれ現像液、定着液、水洗水が蓄え
られている。また、リンス槽24には洗浄水(例えば水
または酢酸水溶液)、リンス槽28には洗浄水(例えば
水)が図示しないそれぞれの貯留タンクからポンプの駆
動によって管路を通して供給され、余剰となった洗浄水
をリンス槽24、28から図示しないオーバーフロー槽
へオーバーフローさせるようになっている。なお、洗浄
水が水の場合には、貯留タンクを用いずに上水道からソ
レノイドバルブ等を介してリンス槽24、28へ直接接
続する管路を設け、リンス槽24、28の各々へ洗浄水
として水道水を供給してもよい。
【0023】処理槽22、26、30内の各々には、ラ
ック34が配置されている。ラック34には、複数のロ
ーラ対36が配設されており、これらのローラ対36に
よってフィルム20を挟持して、各処理槽内を略U字状
に案内して搬送する搬送路が形成されている。フィルム
20は、これらの搬送路を搬送されながら各処理槽内で
処理液に浸漬される。
【0024】各処理槽22、26、30の上方には、ク
ロスオーバーラック38が配置されている。このクロス
オーバーラック38には、各処理槽の下流部に位置する
搬送ローラ対40、リンス槽24、28の上方及び水洗
槽30の下流側に位置する搬送ローラ対42が配設さ
れ、フィルム20を挟持して隣接する処理槽へ案内する
と共にフィルム20に付着した処理液を取り除くように
なっている。また、クロスオーバーラック38の下側面
は、各処理槽22、26、30内の処理液の液面を覆う
浮蓋の役目も有しており、特に現像液、定着液が外気と
接触するのを防止している。
【0025】また、現像槽22及び定着槽26の下方に
は、図示しない熱交換器が配設されおり、現像槽22内
の現像液及び定着槽26内の定着液を循環手段によって
攪拌するとき、この循環手段の途中に設けた熱交換器に
よって所定の温度に加熱するようにしている。このた
め、現像槽22内の現像液及び定着槽26内の定着液
は、自動現像機10の稼働立ち上げ時には、フィルム2
0を処理可能な設定温度に加熱され、装置の立ち上げ後
は設定温度を維持するようになっている。
【0026】処理液処理部14の下流側(図1紙面右
側)には、乾燥部16が隣接して配置されている。この
乾燥部16は処理液処理部14の下流側端部に隣接して
上方に突出するように設けられている。
【0027】乾燥部16には、処理液処理部14から送
り込まれるフィルム20を複数対のスクイズローラ44
によって搬送しながらフィルム20の表面に付着した水
分をスクイズしながら略箱体状に形成された乾燥室46
内へ送り込むようになっている。乾燥室46は、ガイド
48及び千鳥状に配設された複数の搬送ローラ50を備
えている。乾燥室46内に送り込まれたフィルム20
は、ガイド48によって略上方へ向けて案内され、複数
の搬送ローラ50によって乾燥室46内を略上方へ向け
て搬送される。
【0028】また、乾燥室46内には、フィルム20の
搬送路を挟んで複数の吹出パイプ52が配設されてい
る。これらの吹出パイプ52の各々には、フィルム20
の搬送路へ向けてノズル54が設けられている。吹出パ
イプ52は、フィルム20の搬送幅方向に沿って配設さ
れており、フィルム20の幅方向の一端から後述する乾
燥風発生手段によって発生された加熱された乾燥風が供
給される。また、ノズル54は、フィルム20の搬送幅
方向に沿って開口されており、吹出パイプ52の内部空
間は、乾燥風が供給される端部から他端へ向けて除々に
空間断面積が小さくされており、これによって、吹出パ
イプ52へ供給された乾燥風がノズル54からフィルム
20の幅方向に沿って均一に吹き出すようになってお
り、この乾燥風によってフィルム20を加熱乾燥するよ
うになっている。
【0029】乾燥室46の上方には、ガイド56とガイ
ド56の両側に搬送ローラ対58及び排出ローラ対60
が配設されている。乾燥室46内から排出されたフィル
ム20は、搬送ローラ対58によって挟持搬送されなが
らガイド56によって排出ローラ対60へ向けて案内さ
れた後、排出ローラ対60によって排出口62から略水
平状態で送り出される。
【0030】処理液処理部14の上方の機枠12の上面
には、排出口62から送り出されたフィルム20を載置
するトレイ64が形成されており、自動現像装置10
で、現像、定着、水洗及び乾燥処理されたフィルム20
がこのトレイ64上に順に積み重ねられるようになって
いる。なお、排出口62の内方近傍には、排出センサ9
4が設けられており、排出口62を通過して排出される
フィルム20の後端を検出することができるようになっ
ている。
【0031】ここで、図1乃至図5を用いて、乾燥部1
6でフィルム20を乾燥するための乾燥風を発生する乾
燥風発生部68について説明する。
【0032】図1乃至図3に示されるように、乾燥部1
6の乾燥室46は、架台70の上方に配置されており、
この架台70の下方には、乾燥風発生部68及び制御部
72が設けられている。図2及び図3に示されるよう
に、乾燥風発生部68には、排気ファン74(図2にの
み図示)が設けられ、また、架台70には、複数のスリ
ット76が形成された排気グリル78が設けられてい
る。排気グリル78は、例えばステンレス等の金属が用
いられ、排気ファン74が作動することによって、乾燥
室46内の空気が排気グリル78を通って、さらにダク
ト74Aを介して機外へ排出されるとき、排気グリル7
8はこの排気風によって加熱される。
【0033】また、この乾燥風発生部68には、前記し
た排気ファン74に隣接して乾燥風を発生するための乾
燥ファン80及びヒータ82が配設されている。乾燥フ
ァン80はシロッコファン等の遠心ファンを適用できる
が、これに限定するものではない。乾燥ファン80の吸
引側は、排気グリル78の近傍と連通され、また、フィ
ルタ84を介して自動現像装置10内と連通されてお
り、乾燥ファン80の作動によって、乾燥室46から排
気グリル78を通過した空気の一部がフィルタ84から
自動現像装置10の隙間から入り込む機外の空気と混合
されながら吸引される。
【0034】図4にも示されるように、この乾燥ファン
80の吸引口80Aには、吸気カバー86が設けられて
いる。この吸気カバー86は、一方の端面が開口された
略円筒状とされ、この開口端面が乾燥ファン80の吸気
口80Aに向けられている。また、周面の一部に開口8
6Aが形成されている。開口86Aは、吸気カバー86
を乾燥ファン80に取り付けた状態で、乾燥ファン80
からの吹き出し方向及び吹き出し方向と反対方向に向け
て開口されている。乾燥ファン80は、吸気カバー86
によって、図4に示されるように、吐出口87の断面方
向周辺部に比べて略中央部において速い吐出速度で空気
を吐出し、かつ吐出口87における全体の吐出量を低下
させることなく空気を吐出するので、乾燥ファン80内
壁と吐出する空気との摩擦や乾燥ファン80内壁の凹凸
によって生ずる吐出する空気の流れの乱れ等による騒音
を低減することができ、吐出口87のいずれの位置でも
略同等の空気吐出速度の従来の乾燥ファンに比べて騒音
を低減することができる。
【0035】図2及び図3に示されるように、乾燥ファ
ン80の吹き出し方向側には、チャンバー88が配設さ
れている。このチャンバー88内には、ヒータ82及び
温度センサ89(図2に示す)が配設されており、乾燥
ファン80によってチャンバー88内に送り込まれた空
気をヒータ82によって加熱して乾燥風を発生するよう
になっている。
【0036】チャンバー88の乾燥ファン80と反対側
の開口には、乾燥室46の壁面を形成する側板46Aに
設けられた側板チャンバー90の開口と対向されてお
り、乾燥ファン80及びヒータ82によって発生された
乾燥風が側板チャンバー90内へ供給されるようになっ
ている。この側板チャンバー90には、前記した吹出パ
イプ52の開口が設けられており、側板チャンバー90
内の乾燥風がこの開口から吹出パイプ52内に供給され
るようになっている。
【0037】また、架台70には、排気グリル78の下
面側に温度センサ92が配設されている。この温度セン
サ92は、スリット76の間でスリット76を通過する
乾燥室46内からの空気の流れが遮られた状態で配設さ
れており、乾燥室46内から排出される空気によって加
熱された排気グリル78の温度を測定可能となってい
る。
【0038】チャンバー88及び乾燥ファン80によっ
て構成される乾燥風発生部68の下方には、制御部72
が配設されている。図5に示されるように、この制御部
72には、CPU100、RAM102、ROM104
等がバス106によって接続されたマイクロコンピュー
タを備えている。
【0039】この制御部72には、挿入センサ66、排
出センサ94、自動現像装置10の機外の温度、湿度を
検出する機外温度センサ96、機外湿度センサ97及び
乾燥温度制御回路110がI/Oポート108を介して
接続されており、また、排気ファン74がドライバ11
2を介して接続されている。乾燥温度制御回路110に
は、乾燥ファン80、ヒータ82、温度センサ89及び
温度センサ92が接続されている。乾燥部16の各装置
の作動はこの制御部72によって制御されている。
【0040】乾燥部16の乾燥風の制御は、自動現像装
置10の立ち上げ時に機外の温度、相対湿度又は絶対湿
度を測定して、これらを基にフィルム20を乾燥処理し
ないスタンバイ時の排気グリル78の下面側に設けられ
た温度センサ92が検出する乾燥設定温度T0 を設定す
ると共に、乾燥設定温度T0 に基づいてスタンバイ時の
乾燥風設定温度TS0を設定し、乾燥温度制御回路110
によってこのスタンバイ時の乾燥風設定温度TS0に基づ
いて、乾燥ファン80及びヒータ82を作動して乾燥風
を発生させて乾燥室46内の搬送ローラ50等の乾燥室
46内の部品を所定の温度に加熱するようにしている。
【0041】なお、乾燥設定温度T0 は、T0 =40.
5+0.40Hによって求められる。ここで、Hは絶対
湿度〔g(H2O)/kg(Dry Air)〕であり、機外に設けられた
温度、相対湿度計又は絶対湿度計により検出される。ま
た、定数は実験的に求めたものである。この乾燥風設定
温度TS0は、予め実験によって乾燥設定温度T0 を基に
求められる。これらの乾燥設定温度T0 、乾燥風設定温
度TS0は、制御部72内のROM104に記憶させてい
る。
【0042】また、制御部72では、乾燥設定温度T0
を基にフィルム20の処理状態に応じてフィルム20を
乾燥する乾燥風温度TS を設定して、この乾燥風温度T
S に合わせて乾燥室46内から排出される空気が通過す
る排気グリル78の温度を温度センサ92によって監視
しながら最適な温度の乾燥風を供給するようにし、フィ
ルム20を自動現像装置10を設置した作業環境に応じ
て最適な乾燥状態となるように設定している。
【0043】次の本実施例の作用を説明する。自動現像
装置10では、図示しない電源が投入されると、装置の
稼動立ち上げが行われる。この装置の稼動立ち上げ時に
は、処理液処理部14の現像槽22、定着槽26の現像
液、定着液を図示しない熱交換器によって加熱し、フィ
ルム20を最適な状態で現像、定着処理する温度に加熱
する。図9に示すように、乾燥部16では、自動現像装
置10の電源が投入されると、機外の温度、相対湿度、
すなわち、作業環境下の温度、相対湿度を機外の温度セ
ンサ96及び機外の相対湿度センサ97によって測定
し、この温度、相対湿度により絶対湿度H〔g(H2O)/kg
(Dry Air)〕が求められ、T0 =40.5+0.40H
により作業環境下の温度、相対湿度又は絶対湿度に応じ
た乾燥設定温度T0 が求められる。なお、機外の温度セ
ンサ96及び相対湿度センサ97の代わりに絶対湿度セ
ンサを設けて、直接絶対湿度Hを検出してもよい。
【0044】この乾燥設定温度T0 を基にスタンバイ時
の乾燥風設定温度TS0を設定する。この乾燥設定温度T
0 及び乾燥風設定温度TS0に基づいて温度制御回路11
0で乾燥部16の稼動立ち上げが行われる。この立ち上
げ時には、乾燥設定温度T0を基に立ち上げ乾燥風温度
S1を設定する。
【0045】図6のフローチャートは、温度制御回路1
10の稼動立ち上げの一例を示したものである。
【0046】先ず、ステップ200で乾燥設定温度
0 、乾燥風設定温度TS0及び立ち上げ乾燥風温度TS1
を読み込み、次のステップ202では、乾燥風温度TS
を立ち上げ乾燥風温度TS1に設定する。ステップ204
では、乾燥ファン80及びヒータ82を作動させて乾燥
風を発生させると共に、乾燥風の温度TX (乾燥風温度
センサ89によって測定)が立ち上げ乾燥風温度TS1
なるようにヒータ82をオン・オフ制御する。
【0047】次のステップ206では、温度センサ92
によって温度Tを測定し、ステップ208でこの温度T
が乾燥設定温度T0 に達したかを確認する。温度センサ
92によって測定した温度Tが乾燥設定温度T0 に達す
ると、乾燥風温度TS を乾燥風設定温度TS0に設定して
(ステップ210)、乾燥部16の稼動立ち上げを終了
する。
【0048】これによって、排気グリル78の温度、す
なわち乾燥室46内の温度Tは、図9に示されるように
稼動立ち上げ処理される。このとき、乾燥風温度TS
比較的高い温度の立ち上げ乾燥風温度TS1に設定するこ
とにより、より短時間に乾燥部16の稼動立ち上げを行
うことができる。
【0049】このように乾燥部16を立ち上げるとき、
乾燥ファン80とヒータ82によって発生された乾燥風
の温度TX を測定し、この温度TX の乾燥風によって排
気グリル78の温度Tが所定の温度となるようにすれ
ば、従来の乾燥風を所定の時間乾燥部16へ供給して乾
燥部16を立ち上げるときと比較して、短時間で乾燥部
16の立ち上げを行うことができる。従来の乾燥風を所
定の時間乾燥部16へ供給する場合、乾燥室46内のフ
ィルム20の搬送ローラ50等の部材の温度が十分高く
なるように時間的に余裕をもって稼動立ち上げを行って
いたため、乾燥室46内の搬送ローラ50等の温度を反
映する部材の温度を、一度、乾燥設定温度T0 より上昇
させておりこの分乾燥部16の立ち上げ時間が長くなっ
ていたが、温度センサ92によって測定した温度Tが乾
燥設定温度T0 となるように乾燥部16の稼動立ち上げ
を行えば、効率良く短時間で立ち上げを行うことができ
る。
【0050】この温度センサ92で検出する温度Tは、
搬送ローラ50等の乾燥室46内の部品を加熱して、乾
燥室46内から排出される空気によって加熱される排気
グリル78の温度であるため、略搬送ローラ50等の乾
燥室46内の部品と同等の温度である。この排気グリル
78を予め設定した乾燥設定温度T0 まで上げれば、そ
の時点で乾燥室46内は、フィルム20の乾燥処理を開
始できる温度となる。
【0051】稼動立ち上げの終了した自動現像装置10
は、挿入口18からフィルム20が挿入されると、この
フィルム20を現像槽22、定着槽26、水洗槽30へ
順に浸漬しながら搬送して、現像、定着、水洗処理を行
ったのち、乾燥部16へ送り込む。乾燥部16では、乾
燥ファン80とヒータ82によって発生させた乾燥風
を、乾燥室46内を搬送されるフィルム20の表面へ向
けて、吹出パイプ52のノズル54から吐出して、フィ
ルム20を加熱乾燥する。
【0052】さらに、自動現像装置10では、乾燥部1
6でフィルム20を加熱乾燥した後、このフィルム20
を排出ローラ60によって挟持搬送して、排出口62か
ら送り出して、機外へ排出する。このようにして自動現
像装置10はフィルム20を現像、定着、水洗処理した
のち、乾燥処理する。
【0053】ここで、稼動立ち上げの終了した自動現像
装置10でのフィルム20を加熱乾燥する乾燥風の温度
制御について図7及び図8に示すフローチャートを用い
て詳細に説明する。なお、図9には、これらのフローチ
ャートによって制御された乾燥風の温度TX と排気グリ
ル78の温度Tの時間変化をグラフに示したものであ
る。
【0054】図7には、制御部72での乾燥室46内の
乾燥風温度TS を設定する乾燥風温度設定ルーチンの一
例を示している。また、図8には、制御部72によって
設定された乾燥風温度TS に基づいて乾燥温度制御回路
110による乾燥風の制御を行うためのフローチャート
の一例を示しており、先ず、図7に示すフローチャート
にしたがって乾燥風温度TS の設定について説明する。
【0055】最初のステップ220では、挿入センサ6
6によって自動現像装置10へフィルム20が挿入され
たか否かを検出する。自動現像装置10の挿入口18か
らフィルム20が挿入されたことを挿入センサ66によ
って検出すると、設定温度Rを乾燥風設定温度TS0に設
定し、設定温度Sを乾燥温度T0 に設定する(ステップ
222)。さらに、ステップ224では、乾燥風温度T
S を設定温度Rに設定する。すなわち、乾燥風温度TS
を乾燥風設定温度TS0に設定する。次のステップ226
では、フラッグFをセットして乾燥部16がフィルム2
0の処理状態であることを設定する。これによって、乾
燥部16では、乾燥風温度TS に基づいて乾燥ファン8
0によって発生させた風をヒータ82によって加熱し、
乾燥風として乾燥室46内に供給して、乾燥室46内を
搬送されるフィルム20の加熱乾燥処理を開始する。
【0056】次のステップ228では、温度センサ92
によって排気グリル78の温度Tを測定し、この温度T
が設定温度S(最初は乾燥設定温度T0 となる)から所
定温度α(例えば1°C)だけ下降したかを判断する
(ステップ230)。温度Tが所定温度αだけ下降して
いた場合、次のステップ232では、設定温度Sを所定
温度αだけ下げて再設定すると共に設定温度Rを所定温
度β(例えば3°C)上昇させ、乾燥風温度TS をこの
設定温度Rに設定して乾燥風温度TS を所定温度βだけ
シフトアップする(ステップ238)。なお、所定温度
α、βは予め実験結果によって求めた温度を適用するこ
とができる。
【0057】すなわち、乾燥風の温度TX を一定にして
フィルム20の乾燥処理を行った場合、乾燥室46内の
温度が除々に下降し、これに伴って温度センサ92によ
って検出する温度Tが下がる。この温度Tが所定値αだ
け下降したとき、この温度下降を補うように乾燥風温度
S を所定温度βだけシフトアップする。この処理は、
フィルム20の処理量が増加し、温度センサ92によっ
て検出した温度Tが所定温度αだけ下がる毎に行われ
る。
【0058】また、フィルム20の単位時間当たりの処
理量が少なくなったり処理間隔が開いた場合、下がって
いた乾燥室46内の温度は除々に上昇する。このとき
は、ステップ234によってよって、温度Tが設定温度
Sより所定温度αだけ上昇したことを検出すると、次の
ステップ236で設定温度Sを所定温度αだけ上昇させ
ると共に設定温度Rを所定温度βだけ下げ(シフトダウ
ン)、この下げた設定温度Rによって乾燥風温度TS
設定する(ステップ238)。このとき、後述する温度
制御回路110は温度Tは乾燥設定温度TS より高くな
ることなく制御している。
【0059】次のステップ240では、自動現像装置1
0がフィルム20を処理しているか否かを判断し、ステ
ップ242では、最後に乾燥部16の排出口62から排
出されたフィルム20の後端が排出センサ94によって
検出されてから所定時間経過したか否かを判断してい
る。これによって、自動現像装置10でのフィルム20
の処置が終了してから所定の時間経過したと判断したと
きは、ステップ244へ移行して、フラッグFをリセッ
トして乾燥部16をスタンバイ状態する。このとき、乾
燥風温度TS を乾燥風設定温度TS0に戻しておけばよ
い。
【0060】乾燥部16でのフィルム20の処理は、こ
のようにして設定された乾燥風温度TS に基づいて行わ
れる。これを図8に示すフローチャートにしたがって説
明する。
【0061】まず、最初のステップ250では、乾燥風
温度TS 、乾燥設定温度T0 及びフラッグFを読み込
む。次のステップ252ではフラッグFの状態から乾燥
部16がフィルム20の処理を行うか、スタンバイ状態
であるかを判断する。フラッグFがセットされてフィル
ム20を乾燥処理する状態(F=1)であった場合、ス
テップ254へ移行して乾燥風の温度TX を乾燥風温度
センサ89によって測定し、ステップ256で温度TX
が乾燥風温度TS 以上であると判断したときは、ステッ
プ258へ移行してヒータ82をオフ状態とし、温度T
X が乾燥風温度T S 未満であると判断したときは、ヒー
タ82をオン状態とする(ステップ260)。すなわ
ち、温度TX を乾燥風温度TS となるように、ヒータ8
2をオン・オフ制御している。
【0062】また、乾燥部16がスタンバイ状態(F=
0)であったときは、ステップ262へ移行して温度セ
ンサ92によって排気グリル78の温度Tを測定し、次
のステップ264で温度Tが乾燥設定温度T0 以上であ
ると判断したときは、ヒータ82をオフ状態とする(ス
テップ266)。また、温度Tが乾燥設定温度T0 未満
であると判断したときは、ヒータ82をオン状態とする
(ステップ268)。すなわち、スタンバイ状態のとき
は、乾燥室46から排出される空気によって加熱された
排気グリル78の温度Tを乾燥設定温度T0 に保持し
て、常に乾燥部16がフィルム20の処理を行うことが
できるようにしておく。
【0063】このようにして乾燥部16で乾燥温度制御
を行うことにより、図9に示されるように、温度TX
び温度Tが変化する。乾燥部16では、フィルム20を
処理しているときは、乾燥室46から排出されるフィル
ム20の処理を終了した空気によって加熱された排気グ
リル78の温度Tを測定し、この温度Tがフィルム20
の処理によって下がったときに、乾燥風温度TS を上昇
させて、高い温度の乾燥風でフィルム20の処理を行う
ため、短時間に多量のフィルム20を処理しても、常に
最適な状態でフィルム20を乾燥処理することができ
る。
【0064】すなわち、フィルム20を乾燥するとき
は、実質的にフィルム20の乾燥状態に影響を及ぼす乾
燥室46内の温度を、排気グリル78の温度Tを基準と
して乾燥風の温度を制御することによって、フィルム2
0の乾燥状態をより正確にコントロールすることがで
き、容易にフィルム20を最適な状態で乾燥処理するこ
とができる。
【0065】また、乾燥部16がスタンバイ状態のとき
は、排気グリル78の温度Tを乾燥設定温度T0 となる
ようにしているため、常に乾燥室46内がフィルム20
を最適に処理可能な状態に維持することができる。この
とき、乾燥風を発生するためのヒータ82を余計に作動
させて乾燥風の温度TX のハンチング幅を大きくする必
要がないため、効率良く乾燥部16をスタンバイ状態に
維持することができる。なお、このスタンバイ制御を行
う場合、乾燥風の温度TX が乾燥風設定温度T S0となる
ようにヒータ82をオン・オフ制御してもよく、また、
乾燥風の温度T X と排気グリル78の温度Tを各々乾燥
風設定温度TS0、乾燥設定温度T0 となるように、ヒー
タ82をオン・オフ制御しながら乾燥ファン80の発生
風量を制御するようにしてもよい。
【0066】このような乾燥部16の温度制御は、乾燥
室46内の乾燥風の温度の影響を受ける部材の温度を基
準とした制御の一例を示すものであり、本発明に関する
温度制御を限定するものではない。例えば、図10のフ
ローチャートに示されるように、排気グリル78の温度
Tを温度センサ92によって測定し、この温度Tが所定
の温度範囲を外れた場合、乾燥風の温度を調整して補正
するものであってもよい。
【0067】以下に、図10に示すフローチャートの説
明を行う。なお、乾燥風温度TS は、乾燥室46内の温
度すなわち排気グリル78の温度を乾燥設定温度T0
なるように予め実験結果等によって求めて記憶している
ものであり、また、乾燥風温度TS は、フィルム20の
処理量(本実施例では処理枚数)に応じて上昇させるよ
うにしている。ここで、乾燥設定温度T0 となるための
乾燥風設定温度TS0を45°Cとし、フィルム20を5
枚処理した時点及び30枚処理した時点で乾燥風温度を
3°Cづつ上昇させて、乾燥室46内の温度を乾燥設定
温度T0 に保つようにしており、温度Tが1°C変化す
るごとに乾燥風温度TS を1°C補正するようにしてい
る。なお、このフローチャートによる乾燥風及び排気グ
リルの温度TX 、Tの変化の例を図11にグラフとして
示している。
【0068】最初のステップ220では、フィルム20
の挿入を検出し、フィルム20が挿入されて乾燥処理を
開始すると、ステップ226でフラッグFをセットす
る。次のステップ270では、乾燥風温度TS をあらか
じめ実験等によって決められる乾燥風設定温度TS0に設
定する。これによって、排気グリル78の温度Tは、乾
燥設定温度T0 に維持される。ステップ272では、処
理量Cをリセットして、フィルム20の処理量Cのカウ
ントを開始する。
【0069】次のステップ274では、温度センサ92
によって排気グリル78の温度Tを測定し、次のステッ
プからフィルム20の処理によって温度Tが変化してい
るかを判断する。ステップ276及びステップ280で
は、温度Tが乾燥設定温度T 0 に対して1°C以上変化
しているか否かを判断している。温度Tが1°C以上さ
がっていた場合、ステップ278へ移行して乾燥風温度
S を1°C高くする補正を行い、温度Tが1°C以上
高くなっていた場合、ステップ282へ移行して乾燥風
温度TS を1°C下げる。この乾燥風温度の補正は、フ
ィルム20の処理中に随時行われる。
【0070】ステップ284では、排出センサ94によ
って乾燥部16から排出されたフィルム20の後端を検
出し、次のステップ286では、処理量Cをカウントす
る。これによって、最初のフィルム20が挿入されてか
らの、フィルム20の処理量(枚数)を順にカウントす
る。この処理量Cに基づいて乾燥風温度TS を変化させ
る。
【0071】ステップ288では、処理量Cが5枚に達
したかを判断し、処理量Cが5枚となると、ステップ2
90へ移行して乾燥風温度TS を乾燥風設定温度TS0
対して3 °C上昇させる。さらにフィルム20の処理が
進行して処理量Cが30枚に達する(ステップ292)
と、ステップ294へ移行して乾燥風温度TS を乾燥風
設定温度TS0に対して6°C上昇させる。
【0072】このように、乾燥風温度TS を処理量Cに
応じて上昇させることにより、図11に示されるよう
に、排気グリル78の温度Tをほぼ乾燥設定温度T0
保つことができる。また、乾燥風温度TS を変化させて
も温度Tが所定の範囲(乾燥設定温度T0 に対して±1
°C)以上変化した場合に、前記したステップ276〜
ステップ282で乾燥風温度TS の補正を行うため、排
気グリル78の温度Tを乾燥設定温度T0 に維持するこ
とが可能となっている。このフローチャートでは、ステ
ップ240、242でフィルム20の処理状態を確認し
て、乾燥部16ではフィルム20の非乾燥処理状態が所
定時間つづいたときは、ステップ296へ移行して、乾
燥風温度TS を乾燥風設定温度TS0に戻して、ステップ
244でフラッグFをリセットしてスタンバイ制御へ移
行する。
【0073】このように、単にフィルム20の処理量C
に応じて乾燥風の温度を上昇させるのみならず、排気グ
リル78の温度Tを測定し、この温度が所定の範囲(本
実施例では±1°C)を外れた場合に、乾燥風温度TS
を補正すれば、フィルム20を乾燥処理する温度を乾燥
設定温度T0 に保つことができ、フィルム20を最適な
乾燥状態に処理することができる。
【0074】なお、本実施例に適用した数値は、本発明
を説明するための一例としてものであり、これらの数値
に限定するものではない。また、フィルム20の処理量
Cが5枚、30枚となったときに乾燥風温度TS を上昇
させたが、乾燥風温度を上昇させる処理量Cの値及び上
昇温度は本実施例に限定するものではない、例えば、適
用する装置によって予め実験的に求めた値を適用しても
よく、これらは、乾燥部16の構成及び処理する感光材
料の材質によって適宜変更されるべきものであってもよ
い。
【0075】さらに、フィルム20の処理状態から乾燥
部16をスタンバイ制御へ移行させる場合、所定時間経
過した後に移行させるようにしたが、スタンバイ制御へ
の移行は、これに限定するものではない。例えば、最後
のフィルム20を排出した後、排気グリル78の温度T
が乾燥設定温度T0 と等しくなった時点で、乾燥部16
をスタンバイ状態へ移行させるようにしてもよい。乾燥
部16では、スタンバイ制御状態では、排気グリル78
の温度Tを乾燥設定温度T0 に保っているため、スタン
バイ状態からすぐにフィルム20の処理が開始できる。
【0076】また、自動現像装置10の排出口62の近
傍に排出センサ94を設けたが、排出センサ94を不要
としてもよい。自動現像装置10でのフィルム20の処
理時間は、搬送速度とパス長(挿入口18から排出口6
2までのフィルム20の搬送路の長さ)から処理時間を
求めることができるため、挿入センサ66によってフィ
ルム20の先端を検出してから一定の時間(例えば処理
時間)経過した後にフィルム20を排出したと判断する
ものであってもよい。
【0077】なお、本実施例では、ステンレス等の金属
性の排気グリル78の温度を温度センサ92によって測
定したが、これに限定するものではない。例えば、図1
2に示されるように、排気グリル78に搬送ローラ50
と同等の材質の樹脂片120を貼付し、この樹脂片12
0の温度を測定するようにしてもよい。これによって、
より乾燥室46内の搬送ローラ50に近い温度を検出す
ることが可能となる。また、この樹脂片120は、直接
排気風によって加熱されるようにしてもよく、このと
き、樹脂片120が搬送ローラ50と相対的に同じ量の
乾燥風によって加熱されるように大きさを設定するよう
にしてもよく、これによって、さらに、乾燥室46内の
搬送ローラ50等の温度を正確に検出することが可能で
ある。
【0078】なお、本実施例は、本発明が適用される感
光材料乾燥装置の構成を限定するものではない。例え
ば、本発明が適用される感光材料乾燥装置は、フィルム
20を処理液処理部14で現像、定着及び水洗処理した
のち、乾燥部16で加熱乾燥する自動現像機10に一体
に設けたものではなく、単体で用いる感光材料乾燥装置
であってもよく、また、自動現像装置10は、印画紙等
の他の感光材料を処理するものであっても適用が可能で
ある。
【0079】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係る感光材
料乾燥装置の温度制御方法によれば、乾燥室内のローラ
等の駆動部品に直接接触するセンサを設けることなく、
容易に乾燥室内の感光材料が接するローラ等の部材の温
度を知ることができるため、乾燥室内の温度を容易にか
つ正確にコントロールすることができ、最適な乾燥状態
に感光材料を仕上げることが可能となる。
【0080】また、本発明に係る感光材料乾燥装置で
は、乾燥装置の稼動立ち上げを効率良く、短時間に行う
ことができる。また、乾燥室内を所望の温度に正確に維
持することができる優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に適用された自動現像装置を示す概略
構成図である。
【図2】乾燥風発生部の概略断面図である。
【図3】乾燥風発生部の要部斜視図である。
【図4】乾燥ファンと吸気グリルを示す要部平面図であ
る。
【図5】制御部の要部ブロック図である。
【図6】温度制御回路の立ち上げを示すフローチャート
である。
【図7】本実施例に係る制御部の乾燥風温度の設定を示
すフローチャートである。
【図8】図7のフローチャートに対応した温度制御回路
の作動を示すフローチャートである。
【図9】乾燥風と排気グリルの温度の変化を示すグラフ
である。
【図10】本実施例の変形例として制御部の乾燥風温度
の設定を示すフローチャートである。
【図11】図10に対応する乾燥風と排気グリルの温度
変化を示すグラフである。
【図12】温度センサの取り付けの変形例を示す要部断
面図である。
【符号の説明】
10 自動現像装置 16 乾燥部(感光材料乾燥装置) 20 フィルム(感光材料) 72 制御部 78 排気グリル 80 乾燥ファン 82 ヒータ(加熱手段) 92 温度センサ(検出手段) 110 乾燥温度制御回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱手段によって加熱された乾燥風によ
    って感光材料を乾燥する感光材料乾燥装置の温度制御方
    法であって、前記乾燥風によって加熱される部材の温度
    を検出し、該温度を所定範囲に維持するように前記加熱
    手段の作動を制御することを特徴とする感光材料乾燥装
    置の温度制御方法。
  2. 【請求項2】 加熱手段によって加熱された乾燥風によ
    って感光材料を加熱乾燥する感光材料乾燥装置の温度制
    御方法であって、前記乾燥風によって加熱される部材の
    温度情報及び前記感光材料の処理量情報に応じて前記温
    度を所定範囲に維持するように前記加熱手段の作動を制
    御することを特徴とする感光材料乾燥装置の温度制御方
    法。
  3. 【請求項3】 加熱手段によって加熱された乾燥風を乾
    燥室内に供給して処理液による処理が終わった感光材料
    を加熱乾燥する感光材料乾燥装置であって、前記感光材
    料の搬送路近傍から乾燥室外へ排出される排気風が通過
    する排気グリルと、前記排気グリルに前記乾燥風から遮
    られた状態で配置され前記排気風によって加熱される前
    記排気グリルの温度を検出する温度検出手段と、前記温
    度検出手段の検出温度に応じて前記加熱手段を制御する
    温度制御手段と、を有することを特徴とする感光材料乾
    燥装置。
JP4291702A 1992-10-29 1992-10-29 感光材料乾燥装置の温度制御方法及び感光材料乾燥装置 Expired - Fee Related JP2942677B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4291702A JP2942677B2 (ja) 1992-10-29 1992-10-29 感光材料乾燥装置の温度制御方法及び感光材料乾燥装置
US08/141,946 US5421097A (en) 1992-10-29 1993-10-28 Temperature control method and drying device for drying a photosensitive material

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4291702A JP2942677B2 (ja) 1992-10-29 1992-10-29 感光材料乾燥装置の温度制御方法及び感光材料乾燥装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06138633A true JPH06138633A (ja) 1994-05-20
JP2942677B2 JP2942677B2 (ja) 1999-08-30

Family

ID=17772298

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4291702A Expired - Fee Related JP2942677B2 (ja) 1992-10-29 1992-10-29 感光材料乾燥装置の温度制御方法及び感光材料乾燥装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5421097A (ja)
JP (1) JP2942677B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016065649A (ja) * 2014-09-22 2016-04-28 株式会社Screenホールディングス 乾燥装置、塗工膜形成装置、および乾燥方法

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5605189A (en) * 1994-04-15 1997-02-25 Imation Corp. Method for controlling the temperature of an intermittently standing and flowing fluid which is at rest during standstill intervals and is flowing during flow intervals
US5930558A (en) * 1998-06-26 1999-07-27 Xerox Corporation Heated air blower for reducing humidity absorption in paper
FI108871B (fi) * 1998-07-06 2002-04-15 Metso Paper Inc Menetelmä ja laite päällystetyn rainan kuivattamiseksi
US20060174409A1 (en) * 2005-02-10 2006-08-10 Holly Hermanson Blanket for use during bodyworking or massage
US7064295B1 (en) 2005-02-10 2006-06-20 Eastman Kodak Company Thermal processor having flexible duct

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4914835A (en) * 1987-03-23 1990-04-10 Fuji Photo Film Co., Ltd. Method of and apparatus for drying photographic light-sensitive material in photographic processing machine
US4916829A (en) * 1987-03-23 1990-04-17 Fuji Photo Film Co., Ltd. Method of and apparatus for drying photographic light-sensitive material in photographic processing machine

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016065649A (ja) * 2014-09-22 2016-04-28 株式会社Screenホールディングス 乾燥装置、塗工膜形成装置、および乾燥方法

Also Published As

Publication number Publication date
US5421097A (en) 1995-06-06
JP2942677B2 (ja) 1999-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5421097A (en) Temperature control method and drying device for drying a photosensitive material
US5675913A (en) Photosensitive material processing apparatus
JP3373565B2 (ja) 感光材料乾燥装置の乾燥風温度制御方法
JP3155393B2 (ja) 感光材料処理装置用乾燥装置
JP3270564B2 (ja) 感光材料処理装置
JP3255193B2 (ja) 乾燥装置のファン制御方法及び感光材料乾燥装置
JP2804775B2 (ja) 写真処理装置の乾燥制御方法
JPH06289577A (ja) 感光材料処理装置
JP3417605B2 (ja) 感光材料乾燥制御方法及び装置
JP3848194B2 (ja) 自動現像装置
JPH06130640A (ja) 感光材料処理装置
JP3645333B2 (ja) 感光材料乾燥装置
JP2688108B2 (ja) 自動現像機のガス排出装置
JP2003091065A (ja) 感光材料処理装置用乾燥部温度調整装置
JP2931489B2 (ja) 感光材料の処理方法及び感光材料処理装置
JPH06167794A (ja) 感光材料処理装置のスタート液の調製方法及び感光材料処理装置
JP4631402B2 (ja) 写真処理装置
JP3364337B2 (ja) 感光材料処理装置の補充液補充方法
JPH0731391B2 (ja) 写真フィルム処理装置
JPH01260447A (ja) 感光材料処理機
JPS63236043A (ja) 写真フイルム処理機の乾燥温度制御方法
JPH05150438A (ja) 感光材料乾燥装置
JPH09265166A (ja) 自動現像装置
JPH0553286A (ja) シート材料搬送用ガイド
JPH08272069A (ja) 写真感光材料自動現像機

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080618

Year of fee payment: 9

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080618

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090618

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees