JPH0613941U - 運搬車構造 - Google Patents
運搬車構造Info
- Publication number
- JPH0613941U JPH0613941U JP5873992U JP5873992U JPH0613941U JP H0613941 U JPH0613941 U JP H0613941U JP 5873992 U JP5873992 U JP 5873992U JP 5873992 U JP5873992 U JP 5873992U JP H0613941 U JPH0613941 U JP H0613941U
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- slide
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 2両以上連結した運搬車の連結部において、
台車のスムーズな乗り移りを可能にする。 【構成】 台車載貨台19の両側部にスキー20を取付
け、スライド搬送部17を形成する。後部運搬車10の
前部及び前部運搬車11の略全長にわたって、両側部の
フレーム上面に滑動支持部22を設ける。スライド搬送
部17は、牽引時ロック機構23によって固定される格
納位置と、台車移動時ロック機構25によって固定され
る連結位置との間を、スキー20が滑動支持部22上を
滑動してスムーズに移動する。連結位置では両運搬車1
0,11のレール6,18が接続され、台車の乗り移り
を容易に実施できる。スライド搬送部19には台車ロッ
ク機構33を設け、台車を所定の位置に固定する。
台車のスムーズな乗り移りを可能にする。 【構成】 台車載貨台19の両側部にスキー20を取付
け、スライド搬送部17を形成する。後部運搬車10の
前部及び前部運搬車11の略全長にわたって、両側部の
フレーム上面に滑動支持部22を設ける。スライド搬送
部17は、牽引時ロック機構23によって固定される格
納位置と、台車移動時ロック機構25によって固定され
る連結位置との間を、スキー20が滑動支持部22上を
滑動してスムーズに移動する。連結位置では両運搬車1
0,11のレール6,18が接続され、台車の乗り移り
を容易に実施できる。スライド搬送部19には台車ロッ
ク機構33を設け、台車を所定の位置に固定する。
Description
【0001】
本考案は、物体が搭載された台車をそのまま載貨可能な運搬車が複数連結され た場合、運搬車間の連結部において台車のスムーズな乗り移りを可能にする装置 を備えた運搬車構造に係り、特に、スキーでフレーム上面を滑動するスライド搬 送部によって運搬車間の乗り移りを可能にする運搬車構造に関する。
【0002】
たとえば自動車製造工場の塗装工程においては、ボデーを塗装用の台車に載せ て搬送している。ところが、塗装工程の前後、あるいは途中で塗装工程外へ搬出 する必要が生じることもあり、従来このような場合は、対象のボデーを台車ごと ラインから抜き出し、揺動式台車載貨台を備えた運搬車に積み込んで所望の場所 まで移動させている。
【0003】 そこで、揺動式台車載貨台を備えた運搬車を図7及び図8に基づいて簡単に説 明する。
【0004】 図7は、ワークである自動車のボデーを台車ごと搬送している様子を示したも ので、1は牽引用のトレーラ、2は揺動式台車載貨台3を備えた運搬車、4はボ デー5を載せた台車である。台車4には4個のキャスター4aが取り付けられて おり、塗装ラインから抜き出した後、図8に示す如く、作業員が台車ごとボデー 5を押し込んで運搬車2に積み込んでいる。この作業を容易にするため、運搬車 2の揺動式台車載貨台3は、キャスター4aをガイドする左右一対のレール6が 支点7を中心に揺動し、積み込み及び積み降ろしの作業時には破線で示す如く傾 斜し、レール後端部が接地するようになっている。そして、台車4が所定の位置 より前側になると、支点7より前寄りに作用する荷重が増し、揺動式台車載貨台 3は、レール後端部が接地した傾斜状態から略水平な状態へ自動的に回動し、安 定した状態での搬送ができるようになっている。
【0005】
しかしながら、前述した運搬車は、1台のトレーラで1両の運搬車を搬送する ようになっており、作業員1人が1台のボデーを搬送するという効率の悪いもの であった。また、従来構造の運搬車を2両連結にして牽引することも考えられる が、このような対応だけでは、ボデーの積み込み及び積み降ろしのたびに牽引部 を脱着する必要があり、この作業に手間がかかるため大きな改善は困難であった 。
【0006】 そこで、本考案の目的は、2両又はそれ以上連結した運搬車の連結部において 、台車のスムーズな乗り移りを可能にする装置を備えた運搬車構造を提供するこ とにある。
【0007】
本考案は、前述の課題を解決するもので、ワークが搭載された台車をそのまま 載貨し、かつ、複数を連結して牽引可能な運搬車構造において、2本のレールを 配列した台車載貨台の両側部に取付けたスキーで前部運搬車及び後部運搬車のフ レーム上面に配設した滑動支持部上を格納位置から連結位置まで滑動して両運搬 車のレールを接続するスライド搬送部と、該スライド搬送部を前記格納位置に固 定する牽引時ロック機構と、前記スライド搬送部を前記連結位置に固定する台車 移動時ロック機構と、前記台車載貨台の所定の位置に前記台車を固定する台車ロ ック機構とを具備して構成したことを特徴とする運搬車構造である。
【0008】 なお、スキー端部には傾斜面を設けてローラー等の滑動部材を取付けるのが好 ましい。
【0009】
前述の手段によれば、連結部の台車乗り移り作業時において、スライド搬送部 を格納位置から連結位置まで滑動させると、スライド搬送部が連結された他の運 搬車のレールに台車載貨台のレールが接続されるので、台車は両運搬車間をスム ーズに乗り移ることができる。なお、スライド搬送部が格納位置から連結位置へ 、あるいはその反対方向へ滑動する際には、最初にスキー端部が他の運搬車の滑 動支持部材上へ滑動して支持されるので、ワークを搭載した台車を載貨して大き な荷重が作用する時でも安定した操作が可能となる。
【0010】 また、牽引時ロック機構、台車移動時ロック機構及び台車ロック機構を設けた ため、各作業の安全性を確保できる。
【0011】
本考案による運搬台車構造の一実施例を、図1ないし図6に基づいて説明する 。
【0012】 図6は、2両の運搬車を連結して牽引する様子を示したもので、1はトレーラ 、10は従来技術で説明した揺動式台車載貨台を備えた後部運搬車、11はスラ イド搬送部を備えた前部運搬車である。両運搬車10,11は連結装置12及び 蛇腹13をもって連結され、左折及び右折等を支障なく行えるようになっている 。なお、4はボデー5を載せる台車を示しており、両運搬車10,11に各々1 台ずつ積み込んで搬送される。
【0013】 図1は、後部運搬車10及び前部運搬車11の構造を示す平面図で、後部運搬 車10のフレーム14には揺動式台車載貨台15が取付けられ、前部運搬車11 のフレーム16にはスライド搬送部17が前後方向へ滑動可能に取付けられてい る。
【0014】 スライド搬送部17は、台車4のキャスター幅に合わせて2本のレール18, 18を配列した台車載貨台19の両側部に一対のスキー20,20を取付けたも ので、フレーム16の両側部上面に円筒状のローラー21等を配列して成る滑動 支持部22上を、実線で示した格納位置から破線で示した連結位置まで自由に滑 動して往復できる。なお、滑動支持部22は、図2及び図3に示す如く、後部運 搬車10のフレーム14にも設けられており、この場合はスキー20の後端部2 0aが連結位置に到達するまででよい。
【0015】 スキー20は、平板状の長い部材に牽引時ロック機構23用の前後係止孔24 及び台車移動時ロック機構25用の後部係止孔26を穿設したもので、台車4及 びワーク5の荷重を支えながらスムーズに滑動できるように、高剛性の構造とな っている。また、スキー20の両端断面形状は、たとえば図5に示す如く、上面 側が下面側より長くなるように傾斜面を形成するのがよく、これによりローラー 21間の乗り移りや後述するロック機構の作動がスムーズになる。なお、スキー 20の後端部20aにローラー27等の滑動部材を取付けることにより、前部運 搬車11から後部運搬車10の滑動支持部22への乗り移りがよりスムーズにな る。
【0016】 牽引時ロック機構23は、スライド搬送部17を前部運搬車11の格納位置に 固定するもので、フレーム16に支持させた左右一対の係止部材23aがリンク 機構28及びロッド29を介してペダル30と連結された構成となっている。係 止部材23aは、ペダル30を踏んだ時に下方(図2の反時計方向)へ回転して 前部係止孔24との係合が解除され、スライド搬送部17の連結位置への滑動が 可能になる。なお、連結位置から格納位置へ滑動してきたスライド搬送部17が 自動的にロック状態となるように、係止部材23aの後方側に傾斜を設け、バネ 31で付勢を与えておくとよい。
【0017】 台車移動時ロック機構25は、スライド搬送部17を後部運搬車10の連結位 置に固定するもので、フレーム14に支持させた左右一対の係止部材25aが図 示省略のリンク機構及びロッドを介してペダル32と連結された構成となってい る。係止部材25aは、ペダル32を踏んだ時に下方(図2の時計方向)へ回転 して後部係止孔26との係合が解除され、スライド搬送部17の格納位置への滑 動が可能になる。なお、格納位置から連結位置へ滑動してきたスライド搬送部1 7が自動的にロック状態となるように、係止部材25aの前方側に傾斜を設け、 図示省略のバネで付勢を与えておくとよい。
【0018】 また、スライド搬送部17には、載貨した台車4を所定の位置に固定する台車 ロック機構33がレール18ごとに1組ずつ設けられている。この台車ロック機 構33は、台車載貨台19に回転可能に支持された係止部材33aが操作レバー 34と連結されてなり、係止部材33aをハの字状に開いた状態で固定した時、 台車4の前側のキャスター4aをレール18の前端部に保持して後退を阻止する ようになっている。なお、上述したロック状態を解除する時は、レバー34を操 作して係止部材33aを矢印35のように回転させ、レール18と略平行にすれ ばよい。
【0019】 なお、図中の36はスキー20の前部ストッパ、37は同じく後部ストッパ、 38は後部運搬車10の台車ロック機構操作ペダル、39及び40はレール6の 幅調整機構を各々示している。
【0020】 以下、上述した2両連結運搬車への台車積み込み作業及び積み降ろし作業の手 順を説明する。
【0021】 最初に積み込み作業の手順を説明する。空荷の運搬車を牽引して所定の位置に 停止させ、ブレーキ装置を作動させて作業中の移動を防止した後、後部運搬車1 0のレール6後端部を接地させると共に、前部運搬車11のペダル30を踏んで 牽引時ロック機構23を解除し、スライド搬送部17を連結位置まで滑動させる 。スライド搬送部17が連結位置に到達すると、台車移動時ロック機構25の係 止部材25aが自動的に後部係止孔26と係合してロック状態になる。
【0022】 こうして準備が完了すると、ボデー5を載せた台車4の積み込みを開始する。 台車4は、接地されたレール6,6から作業員に押されてスムーズに後部運搬車 10の揺動式載貨台15へ乗せられ、前方へ移動していく。台車4が所定の位置 まで前進すると、揺動式載貨台15は支点7を中心として反時計方向へ回転し、 略水平となったレール6の前端部がレール18の後端部と接続される。この結果 、後部運搬車10から前部運搬車11へ連続するキャスター4aの通路が形成さ れ、台車4は容易に連結部を通過して前部運搬車11へ乗り移ることができる。 この時、台車ロック機構33を解除状態にしておくことにより、前側のキャスタ ー4aが台車載貨台19の所定の位置まで前進できる。
【0023】 台車4を所定の位置まで前進させた後には、レバー34を操作して台車ロック 機構33を作動させキャスター4aの後退を阻止する。そして、台車移動時ロッ ク機構25のペダル32を踏んでロックを解除し、スライド搬送部17を台車ご と前方へ押し込む。すると、ボデー5及び台車4を載貨したスライド搬送部17 は、スキー20が滑動支持部22上をスムーズに滑動して前方へ移動し、前部係 止孔24と牽引時ロック機構23とが一致した時、係止部材23aが自動的に係 合して格納位置に固定される。
【0024】 この後、後部運搬車10にもボデー5を載せた台車4を積み込み、台車ロック 機構操作ペダル38を操作して台車4を所定の位置に固定すれば、両運搬車への 台車積み込み作業は完了する。
【0025】 続いて積み降ろし作業の手順を説明する。所望の場所まで搬送された両運搬車 10,11は、駐車用のブレーキ装置を作動させた後に積み降ろし作業を開始す る。
【0026】 後部運搬車10側の作業が完了すると、牽引時ロック機構23のペダル30を 踏んでロック解除をしながら、台車スライド搬送部17を後方へ引き出す。する と、スライド搬送部17は、スキー20が滑動支持部22上をスムーズに滑動し て後方へ移動し、後部係止孔26と台車移動時ロック機構25とが一致した時、 係止部材25aが自動的に係合して連結位置に固定される。この時、レール6, 6を水平状態にしておくことにより、両運搬車のレール18,6が接続されてキ ャスター4aの通路が形成される。
【0027】 この後、台車ロック機構33を解除して台車4を引き出すと、台車4は前部運 搬車11の台車載貨台19から後部運搬車10の揺動式載貨台15へ容易に乗り 移ることができ、さらに台車4を引き出すと、レール6,6が接地してスムーズ に地上へ降ろすことができ、これをもって積み降ろし作業は完了する。なお、両 運搬車を連結して空荷で回送する時は、スライド搬送部17を格納位置に固定し 、かつ、後端部が接地するレール6を水平位置に固定するのが好ましい。これに より、運搬車のスムーズな旋回及び走行が可能となる。
【0028】 以上の実施例においては、2両連結の運搬車を牽引するものとして説明したが 、他の実施例においては、連結部に同様のスライド搬送部及び滑動支持部を設け ることにより、3両以上の連結も可能になる。また、牽引時ロック機構、台車移 動時ロック機構及び台車ロック機構には公知の種々のリンク機構が適用可能であ り、あるいは、ロッドのかわりにワイヤを用いる等の変形例も可能である。
【0029】
前述した本考案の運搬車構造とすれば、次のような効果を奏する。 (1)運搬車間の連結部を台車が容易に移動して乗り移ることができるため、複 数の運搬車を牽引する場合であっても積み込み及び積み降ろしの作業のた びに牽引部を脱着する必要がなくなり、作業性が大きく向上する。 (2)高剛性のスキーが滑動支持部上をスライドして運搬車間を連結するので、 前後の運搬車が直線上から多少ゆがんで停止しても台車のスムーズな乗り 移りが可能となる。 (3)各種のロック機構や駐車用のブレーキ装置を設けたので、各作業中の安全 を確保できる。 (4)牽引時にスライド搬送部を格納位置に固定できるようにしたので、後部運 搬車との干渉によって旋回性能を悪化させることがない。
【図1】本考案による運搬車構造の一実施例を示す平面
図である。
図である。
【図2】図1の要部を示す格納状態の側面図である。
【図3】図1の要部を示す連結状態の側面図である。
【図4】図1の前部運搬車の要部縦断面図である。
【図5】スキー後端部の形状例を示す断面図である。
【図6】2両連結で牽引中の様子を示す側面図である。
【図7】従来例を示す側面図である。
【図8】積み込み作業の様子を示す斜視図である。
4 台車 10 後部運搬車 11 前部運搬車 12 連結装置 14,16 フレーム 15 揺動式載貨台 17 スライド搬送部 18 レール 19 台車載貨台 20 スキー 22 滑動支持部 23 牽引時ロック機構 24 前部係止孔 25 台車移動時ロック機構 26 後部係止孔 30,32 ペダル 33 台車ロック機構 34 操作レバー
Claims (1)
- 【請求項1】ワークが搭載された台車をそのまま載貨
し、かつ、複数を連結して牽引可能な運搬車構造におい
て、2本のレールを配列した台車載貨台の両側部に取付
けたスキーで前部運搬車及び後部運搬車のフレーム上面
に配設した滑動支持部上を格納位置から連結位置まで滑
動して両運搬車のレールを接続するスライド搬送部と、
該スライド搬送部を前記格納位置に固定する牽引時ロッ
ク機構と、前記スライド搬送部を前記連結位置に固定す
る台車移動時ロック機構と、前記台車載貨台の所定の位
置に前記台車を固定する台車ロック機構とを具備して構
成したことを特徴とする運搬車構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5873992U JPH0613941U (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | 運搬車構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5873992U JPH0613941U (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | 運搬車構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0613941U true JPH0613941U (ja) | 1994-02-22 |
Family
ID=13092891
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5873992U Withdrawn JPH0613941U (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | 運搬車構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0613941U (ja) |
-
1992
- 1992-07-30 JP JP5873992U patent/JPH0613941U/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19961003 |