JPH06139630A - 微小変位素子及びその製造方法及び、それを用いたマルチ微小変位素子、トンネル電流検出装置、情報処理装置 - Google Patents

微小変位素子及びその製造方法及び、それを用いたマルチ微小変位素子、トンネル電流検出装置、情報処理装置

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JPH06139630A
JPH06139630A JP31261992A JP31261992A JPH06139630A JP H06139630 A JPH06139630 A JP H06139630A JP 31261992 A JP31261992 A JP 31261992A JP 31261992 A JP31261992 A JP 31261992A JP H06139630 A JPH06139630 A JP H06139630A
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probe
minute displacement
micro
driving
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JP31261992A
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Yoshimasa Okamura
好真 岡村
Osamu Takamatsu
修 高松
Yasuhiro Shimada
康弘 島田
Yoshihiro Yanagisawa
芳浩 柳沢
Keisuke Yamamoto
敬介 山本
Masaru Nakayama
優 中山
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速でかつ精度よい変位量をもち、基板の凹
凸によらない精度を保つことができる微小変位素子を提
供することにある。 【構成】 1つ以上の圧電体薄膜4,6に圧電薄膜を逆
圧電効果により変位させるための電極3,5,7を有す
る圧電薄膜カンチレバー状変位素子において、上面自由
端部に情報入出力用プローブ8を具備し、前記圧電薄膜
として表面の凹凸の少ないC軸配向性の酸化亜鉛膜を用
いることを特徴とする微小変位素子である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トンネル電流検出装置
や走査型トンネル顕微鏡等に用いられる微小変位素子、
及びその製造方法並びにそれを応用した大容量、高密度
の情報処理(記録再生)装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年半導体プロセス技術を背景にして半
導体を機械的構造体として用いた半導体圧力センサー、
半導体加速度センサー、マイクロアクチュエーター等の
機械的電気素子(マイクロメカニクス)が脚光を浴びる
ようになってきた。
【0003】かかる素子の特徴として、小型でかつ高精
度の機械機構部品を提供でき、かつ半導体ウエハを用い
るためにSiウエハ上に素子と電気回路を一体化できる
ことが挙げられる。また、半導体プロセスをベースに作
製することで、半導体プロセスのバッチ処理による生産
性の向上を期待できる。特に微小変位素子としては、圧
電体薄膜を利用したカンチレバー状(片持ちばり)のも
のが挙げられ、これは非常に微細な動きを制御すること
が可能なので、原子レベル、分子レベルを直接観察でき
る走査型トンネル顕微鏡(以下STMと称す。)に応用
されている。例えばスタンフォード大学のクウェート等
により提案された微小変位素子を用いたSTMプローブ
(IEEE,Micro Electro Mecha
nical Systems,p188−199,Fe
b.1990)がある。これは図15に示すようにSi
ウエハ1のウエハの裏面を一部除去しシリコンメンブレ
ンを形成し、表面にAl3、5、7とZnO4、6の薄
膜を順次積層し、バイモルフのカンチレバーを形成しそ
の後、裏面より反応性のドライエッチによりシリコンメ
ンブレンとウエハ表面のエッチングの保護層(シリコン
窒化膜)を除去して、STMプローブ変位用のバイモル
フカンチレバーを作製している。このカンチレバーの上
面自由端部にトンネル電流検知用探針(プローブ)を取
り付け、良好なSTM像を得ている。
【0004】一方、STMの手法を用いて、半導体ある
いは高分子材料等の原子オーダー、分子オーダーの観察
評価、微細加工(E.E.Ehrichs,4th,I
nternational Conference o
n Scanning Tunnering Micr
oscopy/Spectroscopy,’89,S
13−3)及び記録再生装置の様々な分野への応用が研
究されている。なかでも、コンピューターの計算情報等
では大容量を有する記録装置の要求に対してますます高
まっており、半導体プロセス技術の進展により、マイク
ロプロセッサが小型化し、計算能力が向上したために記
録装置の小型化が望まれている。これらの要求を満たす
目的で、記録媒体との間隔が微調整可能な駆動手段上に
存在するトンネル電流発生用プローブからなる変換器か
ら電圧印加することによって記録媒体表面の形状を変化
させる事により記録書き込みし、形状の変化によるトン
ネル電流の変化を検知することにより情報の読みだしを
行い最小記録面積が10-4μm2 となる記録再生装置が
提案されている。
【0005】また、STMのプローブをカンチレバーの
自由端部に形成し、それぞれ独立に変位するカンチレバ
ーをマルチ化し、さらに半導体プロセスと一体化して同
一基板上にトンネル電流検知用のプローブ付きカンチレ
バーと、そのトンネル電流を増幅処理するアンプ、カン
チレバー駆動とトンネル電流の選択のためのマルチプレ
クサ、シフトレジスタ等を積載する記録再生装置が提案
されている。
【0006】ここで、かかるカンチレバーの製造方法を
図を用いて説明する。図15は一個のカンチレバー型微
小変位素子の各製造工程を示す図である。(100)S
i基板1の両面にLPCVD装置でSi3 4 膜9を1
000Å成膜して裏面のみをパターニングし(図15
(a))、KOH水溶液等を用いSi3 4 膜9をマス
クとしカンチレバー領域のSiの異方性エッチングを行
い、数10μm厚のSiメンブレンを形成する(図15
(b))。次に表面にAl等の電極層3を成膜しパター
ニングし、同様にしてZnOのような圧電体薄膜層4を
スパッタで成膜しパターニングを繰り返す(図15
(c))。次に、プローブ8をマスク形成後基板を傾斜
させて成膜、あるいは成膜後マスク形成し等方性エッチ
等により形成する(図15(d))。最後に、ポリイミ
ド等で表面を覆いSiとSi3 4 をエッチングし、ポ
リイミドを除去する(図15(e))。
【0007】以上が従来のカンチレバーの製造工程であ
る。
【0008】従来のカンチレバー型圧電素子をトンネル
顕微鏡のSTMプローブとして使用する際は、その変位
量及び作動力は非常に重要となってくる。トンネル顕微
鏡は針先を数Åまで試料に近づけ、その間を流れるトン
ネル電流をモニターすることによって試料の凹凸を観察
するものである。このため、STMプローブとしては、
高速でかつ精度よく微量変位することが望ましい。ここ
でカンチレバー型圧電素子は、酸化亜鉛膜のような圧電
体膜を逆圧電効果により変位させているので、酸化亜鉛
膜の配向性を制御しなければならない。
【0009】また、カンチレバーは構造体がすべて薄膜
であり、またその厚さは数μm程度である為に各薄膜に
凹凸が生じると、電極間でリーク電流を生じる等の問題
があった。
【0010】他に、成膜後は高温での処理を避けなけれ
ばならないため、モリブデンやタングステン等をプロー
ブ材料に用いて最後に形成する際は、CVD等の高温で
の成膜は困難である。また上述のプローブ作製方法で
は、モリブデンまたはタングステンを高アスペクト比で
かつ先端を鋭利に再現性よく加工することが困難であっ
た。
【0011】さらに、SiをKOHでエッチングしてか
ら金属を堆積してSiを除去して金属のみをプローブと
する手法もあるが、SiのKOHエッチ時の形状がピラ
ミッド型でありアスペクト比の高いプローブが得られ
ず、STMプローブとしては起伏の大きい試料の測定は
困難である。また、Siをドライエッチングで高アスペ
クト比のトレンチを形成し、その溝をSiO2 、Si3
4 、SiC等の絶縁性の材料を成膜してSiを除去し
てプローブとし、STM用にその上に金属を被覆する手
法においても鋭利な先端のプローブを得る事は困難であ
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来例の
問題点を鑑み、本発明の目的は、高速でかつ精度よい変
位量をもち、基板の凹凸によらない精度を保つことがで
きる微小変位素子およびそれを用いたトンネル電流検出
装置及び情報処理装置を提供することにある。
【0013】更に、本発明は、モリブデンまたはタング
ステン等の金属を用いて、高アスペクト比で先端の鋭利
なプローブを作製し、所望の形状、大きさのプローブを
精度よくかつ再現性よく作製された微小変位素子および
それを用いたトンネル電流検出装置及び情報処理装置を
提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、1
つ以上の圧電体薄膜に圧電薄膜を逆圧電効果により変位
させるための電極を有する圧電薄膜カンチレバー状変位
素子において、上面自由端部に情報入出力用プローブを
具備し、前記圧電薄膜カンチレバーとして表面の凹凸の
少ないC軸配向性の酸化亜鉛膜を用いることを特徴とす
る微小変位素子である(第1発明)。
【0015】また、本発明は、第1発明の微小変位素子
を、酸化亜鉛膜を成膜する基板を予め平坦化した後に電
極、酸化亜鉛膜を形成することによって製造することを
特徴とする微小変位素子の製造方法である。
【0016】また、本発明は、第1発明の微小変位素子
がSi基板上に少なくとも2個以上2次元配置されたこ
とを特徴とするマルチ微小変位素子である。
【0017】また、本発明は、第1発明の微小変位素子
を電気導電体に対向配置し、該微小変位素子に微小変位
素子駆動のための駆動手段と該駆動手段を制御する制御
手段を設け、電気導電体とプローブとの間に電圧を印加
し、トンネル電流の検出結果に基づき、電気導電体表面
の情報を出力することを特徴とするトンネル電流検出装
置である。
【0018】また、本発明は、第1発明の微小変位素子
に微小変位素子駆動のための外部の駆動手段と該駆動手
段を制御する制御手段とを設け、かつプローブとの間に
印加しうる情報記録用パルス電圧印加回路を具備したこ
とを特徴とする情報処理装置である。
【0019】また、本発明は、第1発明の微小変位素子
を複数個、記録媒体と対向配置し、該微細変位素子の各
々に、微小変位素子駆動のための駆動手段と該駆動手段
を制御する制御手段とを設け、かつ、記録媒体とプロー
ブとの間に印加しうる情報再生用又は情報記録用バイア
ス電圧印加回路を備えたことを特徴とする情報処理装置
である。
【0020】一方、本発明は、1つ以上の圧電体薄膜に
圧電薄膜を逆圧電効果により変位させるための電極を有
する圧電薄膜カンチレバー状変位素子において、自由端
部の下電極から上面方向に向けて情報入出力用プローブ
を具備していることを特徴とする微小変位素子である
(第2発明)。
【0021】また、本発明は、第2発明の微小変位素子
を製造する方法において、第一基板表面に凹部を形成す
る工程と、次に該凹部にのみ選択的にプローブ材料を形
成する工程と、次に接合層を形成した第二基板上に第一
基板を接合する工程と、次に接合した基板表面のSi
と、裏面のSi3 4 膜をマスターパターンしたSiと
を同時にKOH水溶液によりエッチングする工程と、次
に接合面をパターニング後、その上に圧電薄膜、電極を
積層していく工程を少なくとも含んでいることを特徴と
する微小変位素子の製造方法である。
【0022】更に、本発明は、上記第1発明を第2発明
の微小変位素子に代える他は上記同様のマルチ微小変位
素子、トンネル電流検出装置及び情報処理装置である。
【0023】
【実施例】以下、実施例を用いて本発明の構成及び作用
を具体的に詳述する。実施例1〜3は本発明の第1の微
小変位素子に係り、実施例4〜7は本発明の第2の微小
変位素子に係る。
【0024】実施例1 本実施例で示すものは本発明の微小変位素子である。
【0025】図1に本発明の微小変位素子の1部分の斜
視図を示す。これは、Si基板上に、通常のIC作製プ
ロセスとSiの異方性エッチングとにより作製したもの
である。異方性エッチングで残った面2とSi基板1に
圧電体に電圧をかけるための下電極3および中電極5と
上電極7と圧電体4、6が積層状に構成されている。8
はトンネル電流検出用プローブである。これはSiとの
接合面を支点としてバイモルフ型カンチレバーとなって
おり、電極に電圧を加えることによって、自由端先端部
が微小変位することができる。尚カンチレバーのサイズ
は幅200μm、長さ500μmである。
【0026】上記カンチレバーの作製方法を図2を用い
て説明する。図2は薄膜カンチレバー作製前の基板製造
工程を示す図である。(100)Siウエハ1の両面に
LPCVD装置でSi3 4 膜9を1000Å成膜する
(図2(a))。次に裏面にパターニングしKOH水溶
液等を用いてのエッチング時のSi3 4 膜9のマスク
パターンを形成する(図2(b))。その後、KOHに
よるSiの異方性エッチングを行い、数10μm厚のS
iメンブレンを形成する(図2(c))。
【0027】次に基板表面の平坦化について述べる。S
3 4 膜はストレスの小さく表面の平滑な膜であるこ
とが望まれるが、成膜条件の最適化が困難で表面の荒れ
た膜が形成される場合がある。そこで表面のSi3 4
膜9上に厚さ約1μmのフォトレジスト10を均一に塗
布する(図2(d))。この時のフォトレジストの種類
は特に工程に影響しない。塗布後、80〜120℃でベ
ークすることによりフォトレジスト中の溶剤を揮発し、
以下の条件で反応性イオンエッチングにより表面のSi
3 4 膜9が露出するまでエッチングする(図2
(e))。ここで重要なことは、フォトレジストとSi
3 4 のエッチレートを等しくしていることである。フ
ォトレジストの上面からエッチングしていき、Si3
4 との界面まで進むと、Si3 4 表面の凹凸の部分は
周囲のフォトレジストと共に均一にエッチングが進行
し、Si3 4 に完全に達すると平坦な面が得られる
(図2(f))。 エッチングガス:CF 4 /O2 圧力 :17Pa RFパワー :150W (13.56MHz)
【0028】以下に、下電極、中電極にAu、上電極に
Au90%Zn10%を、圧電体にZnOを用いた場合
について述べる。図3はその縦断面図、図4はその横断
面図である。
【0029】下電極3として抵抗加熱法によりCrを3
0Å、Auを1000Å積層し、パターニングした。さ
らにRFマグネトロンスパッタ法により圧電体ZnO薄
膜4を5000Å積層した。ターゲットはZnOを用
い、Ar+O2 雰囲気中で成膜した。さらに抵抗加熱法
によりAu電極5を2000Å、再度スパッタ法にて圧
電体ZnO薄膜6を5000Å積層し、パターニングを
行った。続いて、抵抗加熱法によってAu90%Zn1
0%の上電極7及び取り出し電極11を1000Å堆積
し、パターニングを行った。次にプローブ用電極材とし
てPtをスパッタし、フォトリソグラフィーとリフトオ
フによりプローブ8を作製した。その後KOH溶液によ
るSiの異方性エッチングを行い、カンチレバーを作製
した。最後に、反応性イオンエッチング法により、シリ
コン窒化膜を除去した。
【0030】この時のZnO薄膜は走査型電子顕微鏡観
察から図5に示すように下電極から柱状構造をした結晶
で、表面も平滑である。図6に下層ZnO薄膜4上のX
線回折パターンを示すが、単一のC軸配向が強く、大き
な圧電性を持った膜が得られている。
【0031】次にこの微小変位素子の周波数応答性をと
ったところ、一次の共振周波数は約3.7kHzであ
り、変位量は2.5μm/Vであった。
【0032】この様に、高速な応答性、精度良い変位量
の得られるカンチレバー型圧電素子を形成することがで
きた。さらに所望の応答性ならびに変位量を必要とする
場合は、カンチレバー型圧電素子の長さを変えたり、圧
電体薄膜の材料を変えたり、厚さを変える等の設計を行
えばよい。本実施例では圧電体薄膜としてZnO薄膜を
用いたが、これは、PbTiO3 、PZTやAlN、T
2 5 、PLZT等の他の圧電材料でも構わない。
【0033】(比較例)実施例1と同様に作製し、基板
の平坦化の工程を除いて薄膜カンチレバーを作製し微小
変位素子を形成した。尚、この時の微小変位素子の寸法
は実施例1のものと同じにおこなった。
【0034】この時のZnO薄膜は走査型電子顕微鏡観
察から図7に示すように基板の凹凸を反映した扇場に成
長し表面が荒れ、図8の下層ZnO薄膜4上のX線回折
パターンに示すようにC軸配向が非常に弱い混合配合と
なり圧電性が低下する。
【0035】この時、約1/3のカンチレバーにおいて
電極間のリーク電流が検出された。これらはいずれも基
板の凹凸を反映しているものである。
【0036】さらに、この微小変位素子の変位量は0.
3μm/Vであった。
【0037】実施例2 本実施例では、本発明の微小変位素子を用いて情報の記
録、再生等を行う情報処理装置について述べる。
【0038】実施例1で作製した5×6=30本の複数
の微小変位素子をもつマルチ微小変位素子を図9に示す
情報処理装置に取り付けた。
【0039】101は媒体の基板、102は金属電極
層、103は記録層である。201はXYステージ、2
02はマルチ微小変位素子のプローブ、203は微小変
位素子の支持体、204は微小変位素子をZ軸方向に駆
動するリニアアクチュエーター、205、206はXY
ステージをそれぞれX,Y軸方向に駆動するリニアアク
チュエーター、207は記録・再生用のバイアス回路で
ある。301はプローブ電極から記録層103を介して
電極層102へ流れる電流を検出する記録再生用のトン
ネル電流検出器である。302はカンチレバーをZ軸方
向に移動させるためのサーボ回路である。304は複数
のカンチレバーをZ軸方向に動かすための駆動回路であ
り、これは、微小変位素子に駆動する電圧値を独立に制
御することができ、これにより各微小変位素子のZ軸方
向の位置を制御することができる。305はXYステー
ジの位置制御を行う駆動回路である。306は、これら
の操作を制御するコンピューターである。
【0040】本実施例では、この情報処理装置にマルチ
微小変位素子を取り付け、記録媒体としてガラス基板上
にCr/Auを蒸着し、その上部にポリイミドLB膜を
4層(約15Å)成膜したものを用いた。記録媒体の電
極と微小変位素子の先端のプローブに1Vの電圧を印加
した。30本全ての微小変位素子のプローブが、それぞ
れ1nA程度のトンネル電流になるように微小変位素子
の圧電体薄膜に電界を加えてプローブの位置をZ軸方向
に移動させた。この際30本に各自独立した圧電薄膜に
かけた電界の値はほとんど±1%以内の電圧であった。
【0041】次に微小変位素子30本に各自圧電薄膜を
かける電圧を同じにしたところ、それぞれのプローブの
トンネル電流値は0.1nA〜5nAの範囲内におさま
っていた。
【0042】尚、この記録媒体にはパルス電圧を加える
と、記録媒体の抵抗率が2桁程度変化する特徴がある。
【0043】その後、プローブにパルス電圧(5V,1
μsec)を加え、所望の位置に情報を記録した。尚、
その領域は約100Å×100Å程度と非常に小さく、
超高密度の記録を行うことができた。
【0044】次に、プローブと記録媒体の電極間に1V
の電圧を印加し、トンネル電流の変化をみたところ、先
ほど記録した領域に抵抗値が変化した部分を検出した。
このように、本実施例においては、記録情報の書き込
み、読みだしが行えることが確認された。
【0045】実施例3 本実施例では、前述した情報処理装置を使って、STM
として実験を行った結果について述べる。
【0046】実施例2で述べた記録媒体を被観察物とし
て走査し、プローブ電極と被観察物との間に電圧を印加
し、トンネル電流値の結果を出力するとSTM像が得ら
れる。本実施例では被観察物としてHOPGを用いて、
STM像を得たところ、広範囲にわたって像を原子オー
ダーで観察でき、さらに安定な像が得られた。
【0047】さらに、耐久性も向上し、長時間にわたっ
て観察することができた。
【0048】実施例4 本実施例で示すものは本発明の微小変位素子である。
【0049】図10に本発明の微小変位素子の1部分の
斜視図を示す。これは、図1で示したものと同様に、S
i基板上に通常のIC作製プロセスとSiの異方性エッ
チングとにより作製したもので、図中の符号は図1と同
様であり、カンチレバーのサイズは幅200μm、長さ
500μmである。
【0050】上記カンチレバーの作製方法を図11、1
2を用いて説明する。まず、熱酸化膜を約1μm形成さ
れた(100)Siウエハを第一基板13として用意す
る(図11(a))。続いて熱酸化膜14の所望の箇所
をフォトリソグラフィーとドライエッチングによりパタ
ーン形成し、部分的にSi1を露出する。熱酸化膜のマ
スク14を用いて、下記の条件でドライエッチングする
ことにより、Si基板1中に約2〜15μmの深さの先
細りのトレンチ15を形成する(図11(b))。 エッチングガス:HBr/SiF4 圧力 :13Pa RFパワー :500W (13.56MHz)
【0051】トレンチの形状が後の微小プローブの形状
に反映するので、ドライエッチングの条件が重要とな
る。ここでは、磁場印加のRIE装置を用い、基板をク
ランプして基板裏面を−20℃に冷却したHeを充填し
て冷却を行っている。この基板温度によってもトレンチ
の形状が異なる。当ドライエッチングにより、8インチ
ウエハにおいて15μmの深さのトレンチで±0.3μ
mの精度で作製できる。トレンチのエッチングの他の方
法では、マイクロ波プラズマエッチングやECR(El
ectron Cyclotron Resonanc
e)でも条件の選択により同様の効果が得られる。
【0052】次にプローブ材料としてMoをMoF6
2 ガスを用いてLPCVD装置でSiのトレンチ部分
のみに選択成長させる(図11(c))。
【0053】次にSiウエハ両面の熱酸化膜をHF:N
4 F=1:5溶液で全部除去した。続いて接合層とし
て抵抗加熱法によりCrを30Å、Auを1000Å堆
積した(図11(d))。
【0054】次に第二基板17として(100)Siウ
エハ1の両面にLPCVD装置でSi3 4 膜9を10
00Å成膜した(図12(a))。この表面に接合層1
6として抵抗加熱法によりCrを30Å、Auを100
0Å積層した(図12(b))。続いて、第一基板上の
Auと第二基板上の接合層(Au)とを合わせ、接合を
行った(図12(c))。さらに、表面のSiをKOH
で数10μmエッチングしておく。
【0055】次に裏面にパターニングしKOH水溶液等
を用いてのエッチング時のSi3 4 膜9のマスクパタ
ーンを形成した(図12(d))。その後、KOHによ
るエッチングを行い、表面のSiを全てエッチングした
ところで停止し、裏面に数10μm厚のSiメンブレン
を形成した(図12(e))。
【0056】以下に、中電極Au、上電極にAu90%
Zn10%を、圧電体にZnOを用いた場合について述
べる。図13はその縦断面図、図14はその横断面図で
ある。
【0057】図12(e)の表面のAu16を下電極3
及び取り出し電極12として、パターニングした。さら
にRFマグネトロンスパッタ法により圧電体ZnO薄膜
4を5000Å積層した。ターゲットはZnOを用い、
Ar+O2 雰囲気中で成膜した。さらに抵抗加熱法によ
りAu電極5を2000Å、再度スパッタ法にて圧電体
ZnO薄膜6を5000Å積層し、パターニングを行っ
た。続いて、抵抗加熱法によってAu90%Zn10%
の上電極7を1000Å堆積し、パターニングを行っ
た。その後KOH溶液によるSiの異方性エッチングを
行い、カンチレバーを作製した。最後に、反応性イオン
エッチング法により、シリコン窒化膜9を除去した。
【0058】上述した方法により作製したプローブは走
査型電子顕微鏡観察から、先端が鋭利に形成されている
プローブを確認した。尚、プローブの先端曲率半径は
0.04μm、高さは10μmであった。
【0059】次にこの微小変位素子の周波数応答性をと
ったところ一次の共振周波数は約3.8kHzであり、
変位量は2.0μm/Vであった。
【0060】この様に、先端の鋭利な、高アスペクト比
のプローブを具備したカンチレバー型変位素子を形成す
ることができた。さらに所望のプローブ形状ならびに大
きさを必要とする場合は、Siトレンチの形状を変えた
り、深さを変える等の設計を行えばよい。本実施例では
圧電体薄膜としてZnO薄膜を用いたが、これは、Pb
TiO3 、PZTやAlN、Ta2 5 、PLZT等の
他の圧電材料でも構わない。
【0061】実施例5 前記カンチレバーの第二の作製方法を説明する。熱酸化
膜のマスク14を用いて、ドライエッチングすることに
より、Si基板1中に約2〜15μmの深さの先細りの
トレンチ15を形成するまでは実施例4と同様である
(図11(b))。
【0062】次にプローブ材料としてWをWF6
2 、WF6 /SiH4 、WF6 /SiH4 /SiF4
等のガスを用いてLPCVD装置でSiのトレンチ部分
のみに選択成長させる(図11(c))。
【0063】この後の工程も実施例4に準じて作製し、
この時のプローブは走査型電子顕微鏡観察から、先端が
鋭利に形成されているプローブを確認した。尚、プロー
ブの先端曲率半径は0.03μm、高さは10μmであ
った。
【0064】次にこの微小変位素子の周波数応答性をと
ったところ一次の共振周波数は約3.8kHzであり、
変位量は2.0μm/Vであった。
【0065】実施例6 本実施例では、本発明の微小変位素子を用いて情報の記
録、再生等を行う情報処理装置について述べる。
【0066】実施例4または5で作製した5×6=30
本の複数の微小変位素子をもつマルチ微小変位素子を図
9に示す情報処理装置に取り付けた。
【0067】本実施例では、この情報処理装置にマルチ
微小変位素子を取り付け、記録媒体としてガラス基板上
にCr/Auを蒸着し、その上部にポリイミドLB膜を
4層(約15Å)成膜したものを用いた。記録媒体の電
極と微小変位素子の先端のプローブに1Vの電圧を印加
した。30本全ての微小変位素子のプローブが、それぞ
れ1nA程度のトンネル電流になるように微小変位素子
の圧電体薄膜に電界を加えてプローブの位置をZ軸方向
に移動させた。この際30本に各自独立に圧電薄膜にか
けた電界の値はほとんど±1%以内の電圧であった。ま
た、30本のプローブの高さは±2%以内の均一性で得
られている。
【0068】次に微小変位素子30本に各自圧電薄膜に
かける電圧を同じにしたところ、それぞれのプローブの
トンネル電流値は0.1nA〜5nAの範囲内におさま
っていた。
【0069】尚、この記録媒体にはパルス電圧を加える
と、記録媒体の抵抗率が2桁程度変化する特徴がある。
【0070】その後、プローブにパルス電圧(5V,1
μsec)を加え、所望の位置に情報を記録した。尚、
その領域は約100Å×100Å程度と非常に小さく、
超高密度の記録を行うことができた。
【0071】次に、プローブと記録媒体の電極間に1V
の電圧を印加し、トンネル電流の変化をみたところ、先
ほど記録した領域に抵抗値が変化した部分を検出した。
このように、本実施例においては、記録情報の書き込
み、読みだしが行えることを確認した。
【0072】実施例7 本実施例では、前述した情報処理装置を使って、STM
として実験を行った結果について述べる。
【0073】実施例6で述べた記録媒体を被観察物とし
て走査し、プローブ電極と被観察物との間に電圧を印加
し、トンネル電流値の結果を出力するとSTM像が得ら
れる。本実施例では被観察物としてHOPGを用いて、
STM像を得たところ、広範囲にわたって像を原子オー
ダーで観察でき、さらに安定な像が得られた。
【0074】さらに、プローブの耐久性も向上し、長時
間にわたって観察することができた。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の微
小変位素子及びその製造方法によってカンチレバーを形
成することにより、 ZnOの配向性が向上し、変位量を大きくすることが
できる。 基板の凹凸によらず平坦な膜が得られ、電極間のリー
クを最小限に押さえることができる。
【0076】更に、かかる微小変位素子を用いた情報処
理装置、トンネル電流検出装置においては、 変位量に対するカンチレバー型プローブの長さを短く
することができるため、複数のプローブの密度を上げる
ことができ、小型にすることが可能である。 変位量に対するカンチレバー型プローブの長さを短く
することができるため、共振周波数を上げることがで
き、プローブの応答速度が向上する。 カンチレバー型プローブの変位量に対して駆動電圧を
小さくすることが可能なため、駆動電圧に起因するトン
ネル電流へのノイズを低下させることができる。
【0077】また、本発明の第2の微小変位素子及びそ
の製造方法によってカンチレバーを形成することによ
り、 Siのトレンチエッチの形状、深さを制御することに
より、所望の形状、大きさのプローブを形成でき、小さ
い曲率半径のプローブを得ることもできる。 モリブデンまたはタングステン等の金属の選択CVD
法によるSiトレンチ部分の埋め込み方法により高アス
ペクト比の埋め込みが可能になり、さらに選択的に形成
できるので加工工程を省略できる。 Siトレンチエッチングの際の高均一性の加工によ
り、マルチ微小変位素子においても高均一なプローブを
形成できる。 接合技術により、予めモリブデンまたはタングステン
等のプローブを形成してからカンチレバーを作製でき、
圧電体薄膜等への温度の影響を無視できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の微小変位素子の斜視図である。
【図2】本発明の微小変位素子の作製工程を示す模式図
である。
【図3】本発明の微小変位素子の縦断面図である。
【図4】本発明の微小変位素子の横断面図である。
【図5】本発明の微小変位素子の酸化亜鉛薄膜の断面図
である。
【図6】図5における酸化亜鉛薄膜のX線回折パターン
である。
【図7】比較例での酸化亜鉛薄膜の断面図である。
【図8】図7における酸化亜鉛薄膜のX線回折パターン
である。
【図9】本発明の情報処理装置のブロック図である。
【図10】本発明の微小変位素子の斜視図である。
【図11】本発明の微小変位素子の作製工程を示す模式
図である。
【図12】本発明の微小変位素子の作製工程を示す模式
図である。
【図13】本発明の微小変位素子の縦断面図である。
【図14】本発明の微小変位素子の横断面図である。
【図15】従来例の微小変位素子の作製工程を示す模式
図である。
【符号の説明】
1 Si基板 2 エッチング面 3 下部電極 4 圧電体薄膜 5 中電極 6 圧電体薄膜 7 上部電極 8 プローブ 9 Si3 4 薄膜 10 フォトレジスト 11 取り出し電極 12 取り出し電極 13 第一基板 14 熱酸化膜 15 トレンチ 16 接合層 17 第二基板 101 記録媒体基板 102 金属電極層 103 記録層 201 XYステージ 202 プローブ電極 203 支持体 204 Z軸方向リニアアクチュエーター 205 X軸方向リニアアクチュエーター 206 Y軸方向リニアアクチュエーター 207 記録再生用バイアス回路 301 トンネル電流検出器 302 サーボ回路 303 サーボ回路 304 駆動回路 305 駆動回路 306 コンピューター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 41/24 // G01B 21/30 Z 9106−2F (72)発明者 柳沢 芳浩 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 山本 敬介 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 中山 優 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つ以上の圧電体薄膜に圧電薄膜を逆圧
    電効果により変位させるための電極を有する圧電薄膜カ
    ンチレバー(片持ちばり)状変位素子において、上面自
    由端部に情報入出力用プローブを具備し、前記圧電薄膜
    として表面の凹凸の少ないC軸配向性の酸化亜鉛膜を用
    いることを特徴とする微小変位素子。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の微小変位素子を、酸化
    亜鉛膜を成膜する基板を予め平坦化した後に電極、酸化
    亜鉛膜を形成することによって製造することを特徴とす
    る微小変位素子の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の微小変位素子が、Si
    基板上に少なくとも2個以上2次元配置されたことを特
    徴とするマルチ微小変位素子。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の微小変位素子を電気導
    電体に対向配置し、該微小変位素子に微小変位素子駆動
    のための駆動手段と該駆動手段を制御する制御手段を設
    け、電気導電体とプローブとの間に電圧を印加し、トン
    ネル電流の検出結果に基づき、電気導電体表面の情報を
    出力することを特徴とするトンネル電流検出装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の微小変位素子に微細変
    位素子駆動のための外部の駆動手段と該駆動手段を制御
    する制御手段とを設け、かつプローブとの間に印加しう
    る情報記録用パルス電圧印加回路を具備したことを特徴
    とする情報処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の微小変位素子を複数
    個、記録媒体と対向配置し、該微小変位素子の各々に、
    微小変位素子駆動のための駆動手段と該駆動手段を制御
    する制御手段とを設け、かつ、記録媒体とプローブとの
    間に印加しうる情報再生用バイアス電圧印加回路を備え
    たことを特徴とする情報処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の微小変位素子を複数
    個、記録媒体と対向配置し、該微小変位素子の各々に、
    微小変位素子駆動のための駆動手段と該駆動手段を制御
    する制御手段とを設け、かつ、記録媒体とプローブとの
    間に印加しうる情報記録用バイアス電圧印加回路を備え
    たことを特徴とする情報処理装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段が、記録媒体とプローブと
    の間に流れるトンネル電流の検出結果に基づき、前記微
    小変位素子を変位させるためのバイアス電圧を変化さ
    せ、その信号を微小変位素子を構成する電極に与えるも
    のであることを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記
    載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】 1つ以上の圧電体薄膜に圧電薄膜を逆圧
    電効果により変位させるための電極を有する圧電薄膜カ
    ンチレバー(片持ちばり)状変位素子において、自由端
    部の下電極から上面方向に向けて情報入出力用プローブ
    を具備していることを特徴とする微小変位素子。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の微小変位素子を製造
    する方法において、 第一基板表面に凹部を形成する工程と、 次に該凹部にのみ選択的にプローブ材料を形成する工程
    と、 次に接合層を形成した第二基板上に第一基板を接合する
    工程と、 次に接合した基板表面のSiと、裏面のSi3 4 膜を
    マスターパターンしたSiとを同時にKOH水溶液によ
    りエッチングする工程と、 次に接合面をパターニング後、その上に圧電薄膜、電極
    を積層していく工程を少なくとも含んでいることを特徴
    とする微小変位素子の製造方法。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載の微小変位素子が、S
    i基板上に少なくとも2個以上2次元配置されたことを
    特徴とするマルチ微小変位素子。
  12. 【請求項12】 請求項9に記載の微小変位素子を電気
    導電体に対向配置し、該微小変位素子に微小変位素子駆
    動のための駆動手段と該駆動手段を制御する制御手段を
    設け、電気導電体とプローブとの間に電圧を印加し、ト
    ンネル電流の検出結果に基づき、電気導電体表面の情報
    を出力することを特徴とするトンネル電流検出装置。
  13. 【請求項13】 請求項9に記載の微小変位素子に微小
    変位素子駆動のための外部の駆動手段と該駆動手段を制
    御する制御手段とを設け、かつプローブとの間に印加し
    うる情報記録用パルス電圧印加回路を具備したことを特
    徴とする情報処理装置。
  14. 【請求項14】 請求項9に記載の微小変位素子を複数
    個、記録媒体と対向配置し、該微小変位素子の各々に、
    微小変位素子駆動のための駆動手段と該駆動手段を制御
    する制御手段とを設け、かつ、記録媒体とプローブとの
    間に印加しうる情報再生用バイアス電圧印加回路を備え
    たことを特徴とする情報処理装置。
  15. 【請求項15】 請求項9に記載の微小変位素子を複数
    個、記録媒体と対向配置し、該微小変位素子の各々に、
    微小変位素子駆動のための駆動手段と該駆動手段を制御
    する制御手段とを設け、かつ、記録媒体とプローブとの
    間に印加しうる情報記録用バイアス電圧印加回路を備え
    たことを特徴とする情報処理装置。
  16. 【請求項16】 前記制御手段が、記録媒体とプローブ
    との間に流れるトンネル電流の検出結果に基づき、前記
    微小変位素子を変位させるためのバイアス電圧を変化さ
    せ、その信号を微小変位素子を構成する電極に与えるも
    のであることを特徴とする請求項13〜15のいずれか
    に記載の情報処理装置。
JP31261992A 1992-10-29 1992-10-29 微小変位素子及びその製造方法及び、それを用いたマルチ微小変位素子、トンネル電流検出装置、情報処理装置 Pending JPH06139630A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7459833B2 (en) 2004-02-12 2008-12-02 Kabushiki Kaisha Toshiba Thin film piezoelectric actuator
JP2013201346A (ja) * 2012-03-26 2013-10-03 Ulvac Japan Ltd 圧電素子及び圧電素子の製造方法
JP2022532365A (ja) * 2019-05-15 2022-07-14 ティーディーケイ・エレクトロニクス・アクチェンゲゼルシャフト 強誘電体センサ

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US12209913B2 (en) 2019-05-15 2025-01-28 Tdk Electronics Ag Piezoelectric device having a support with a neutral fiber
US12436034B2 (en) 2019-05-15 2025-10-07 Tdk Electronics Ag Ferroelectric sensor

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