JPH06139937A - 画像表示素子の信頼性試験方法 - Google Patents
画像表示素子の信頼性試験方法Info
- Publication number
- JPH06139937A JPH06139937A JP4287324A JP28732492A JPH06139937A JP H06139937 A JPH06139937 A JP H06139937A JP 4287324 A JP4287324 A JP 4287324A JP 28732492 A JP28732492 A JP 28732492A JP H06139937 A JPH06139937 A JP H06139937A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- image display
- glass frit
- soda lime
- glass
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 画像表示素子に使用される、ソ−ダライムシ
リカガラスの表容器において、アルカリ成分の析出、拡
散、溶液化に伴う諸問題や電気分解的に出る放出ガスの
問題、及びその対策の信頼性を短時間に確認し、開発期
間の短縮を図ることを目的とする。 【構成】 画像表示素子のソ−ダライムシリカガラスの
表容器1において、アルカリ成分の析出、拡散、溶液化
に伴う諸問題や、電気分解的に出る放出ガスの問題を、
温度上昇と加湿により、表容器1の内外壁の電位差を増
大させ、表容器1のガラス中のアルカリ成分の移動を活
発にし、ガラスフリット6側への拡散、析出や表容器1
の外表面への析出・溶液化を加速し、且つ、電気分解的
に起こるガス放出も加速して行うことができる為、短時
間に信頼性の確認を行い、開発期間の短縮を図れるもの
である。
リカガラスの表容器において、アルカリ成分の析出、拡
散、溶液化に伴う諸問題や電気分解的に出る放出ガスの
問題、及びその対策の信頼性を短時間に確認し、開発期
間の短縮を図ることを目的とする。 【構成】 画像表示素子のソ−ダライムシリカガラスの
表容器1において、アルカリ成分の析出、拡散、溶液化
に伴う諸問題や、電気分解的に出る放出ガスの問題を、
温度上昇と加湿により、表容器1の内外壁の電位差を増
大させ、表容器1のガラス中のアルカリ成分の移動を活
発にし、ガラスフリット6側への拡散、析出や表容器1
の外表面への析出・溶液化を加速し、且つ、電気分解的
に起こるガス放出も加速して行うことができる為、短時
間に信頼性の確認を行い、開発期間の短縮を図れるもの
である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高電圧を利用し、電子
ビ−ムを照射するタイプの画像表示素子の信頼性試験方
法に関するものである。
ビ−ムを照射するタイプの画像表示素子の信頼性試験方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、画像表示素子の信頼性試験と
しては、確認の目的に応じ、種々様々な試験が、加速テ
ストを含めておこなわれている。その中で、ソ−ダライ
ムシリカ・ガラスを使用した画像表示素子においては、
雰囲気温度が高い状態では、長時間動作をさせている
と、給電用リ−ド端子間の絶縁不良が発生したり、表容
器とガラスフリット界面にアルカリ成分が析出して着色
したり、さらには、表容器のガラスシ−ル部にクラック
が発生するといった、シ−ル部における諸問題が発生し
ていた。これは、その成分中に含まれるアルカリ成分
が、時間と共にガラスフリットの中に拡散して行きガラ
スフリット中の酸化鉛を還元させ金属鉛として析出させ
る為と考えられている。又、表容器とガラスフリット界
面の諸問題についても同様に、表容器のガラスフリット
界面にアルカリ成分や金属鉛が析出し、表容器とガラス
フリットとの接着強度を低下させたり、表容器のガラス
フリット界面に金属鉛が析出することにより絶縁破壊を
おこし、表容器側にクラックを発生させたりして、画像
表示素子が破壊することがあった。又、加湿中の雰囲気
の状態では、表容器の割れや、カソ−ドエミッションの
低下といった諸問題が発生していた。これは、湿気によ
る外表面のグランド化により、表容器の厚み方向に流れ
るリ−ク電流の増加に伴いソ−ダライムシリカ・ガラス
のアルカリ成分が析出・溶液化し、このアルカリ溶液に
よるガラスフリットの腐食で、表容器の割れを発生させ
たり、さらには、このリ−ク電流が流れることによりソ
−ダライムシリカ・ガラスが電気分解的にガス放出を起
こす為、カソ−ドを劣化させ、エミッションの低下を招
いていた。しかし、この様な諸問題は、常温常湿や40
℃×80%といった雰囲気では、数千時間動作させてや
っと確認できるといったレベルであった。
しては、確認の目的に応じ、種々様々な試験が、加速テ
ストを含めておこなわれている。その中で、ソ−ダライ
ムシリカ・ガラスを使用した画像表示素子においては、
雰囲気温度が高い状態では、長時間動作をさせている
と、給電用リ−ド端子間の絶縁不良が発生したり、表容
器とガラスフリット界面にアルカリ成分が析出して着色
したり、さらには、表容器のガラスシ−ル部にクラック
が発生するといった、シ−ル部における諸問題が発生し
ていた。これは、その成分中に含まれるアルカリ成分
が、時間と共にガラスフリットの中に拡散して行きガラ
スフリット中の酸化鉛を還元させ金属鉛として析出させ
る為と考えられている。又、表容器とガラスフリット界
面の諸問題についても同様に、表容器のガラスフリット
界面にアルカリ成分や金属鉛が析出し、表容器とガラス
フリットとの接着強度を低下させたり、表容器のガラス
フリット界面に金属鉛が析出することにより絶縁破壊を
おこし、表容器側にクラックを発生させたりして、画像
表示素子が破壊することがあった。又、加湿中の雰囲気
の状態では、表容器の割れや、カソ−ドエミッションの
低下といった諸問題が発生していた。これは、湿気によ
る外表面のグランド化により、表容器の厚み方向に流れ
るリ−ク電流の増加に伴いソ−ダライムシリカ・ガラス
のアルカリ成分が析出・溶液化し、このアルカリ溶液に
よるガラスフリットの腐食で、表容器の割れを発生させ
たり、さらには、このリ−ク電流が流れることによりソ
−ダライムシリカ・ガラスが電気分解的にガス放出を起
こす為、カソ−ドを劣化させ、エミッションの低下を招
いていた。しかし、この様な諸問題は、常温常湿や40
℃×80%といった雰囲気では、数千時間動作させてや
っと確認できるといったレベルであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来の様な確
認では、対策を打ったとしてもその信頼性の確認に非常
に時間がかかり、開発期間を長くしていた。本発明は、
信頼性の確認を短時間で行い、開発期間の短縮を目的と
するものである。
認では、対策を打ったとしてもその信頼性の確認に非常
に時間がかかり、開発期間を長くしていた。本発明は、
信頼性の確認を短時間で行い、開発期間の短縮を目的と
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明の画像表示素子の信頼性試験方法は、雰囲気の
温度と湿度を例えば、80℃×80%に上げ、加速テス
トを行うものである。
に本発明の画像表示素子の信頼性試験方法は、雰囲気の
温度と湿度を例えば、80℃×80%に上げ、加速テス
トを行うものである。
【0005】
【作用】本発明は、雰囲気の温度を上げてやることによ
りガラス中のアルカリ成分の移動を活発にして、ガラス
中のアルカリ成分のガラスフリット側への拡散、析出を
加速させると共に、高湿度を加え、外表面をグランド化
し、表容器の厚み方向に流れるリ−ク電流を増加させ、
ソ−ダライムシリカ・ガラスのアルカリ成分の析出・溶
液化を加速し、且つ、電気分解的に起こるガス放出も加
速して起こさせるものである。
りガラス中のアルカリ成分の移動を活発にして、ガラス
中のアルカリ成分のガラスフリット側への拡散、析出を
加速させると共に、高湿度を加え、外表面をグランド化
し、表容器の厚み方向に流れるリ−ク電流を増加させ、
ソ−ダライムシリカ・ガラスのアルカリ成分の析出・溶
液化を加速し、且つ、電気分解的に起こるガス放出も加
速して起こさせるものである。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例の画像表示素子の信
頼性試験方法について、図面を参照しながら説明する。
図1において、1は、ソ−ダライムシリカ・ガラス製
の表容器。2は、高圧を供給するアノ−ド端子。3は、
表容器2の画像部分に形成された蛍光体。4は、信号電
極、偏向電極等よりなる面電極。5は、陰極を有する裏
容器である。6は、表容器1と裏容器5とを接着接合す
るガラスフリットである。7は、面電極4への給電用リ
−ド端子でありグランドとなっている。8は、線カソ−
ドであり、電子を放出する。
頼性試験方法について、図面を参照しながら説明する。
図1において、1は、ソ−ダライムシリカ・ガラス製
の表容器。2は、高圧を供給するアノ−ド端子。3は、
表容器2の画像部分に形成された蛍光体。4は、信号電
極、偏向電極等よりなる面電極。5は、陰極を有する裏
容器である。6は、表容器1と裏容器5とを接着接合す
るガラスフリットである。7は、面電極4への給電用リ
−ド端子でありグランドとなっている。8は、線カソ−
ドであり、電子を放出する。
【0007】次にこの一実施例の作用について説明す
る。図1において、画像表示素子を、例えば、80℃×
80%℃の恒温槽に入れる。表容器1にはアノ−ド端子
2より、例えば、10数Kvの高電圧を供給し、画像面
部に塗布された蛍光体3に一様に高電圧がかかってい
る。一方、面電極4にはの給電用リ−ド端子7より所定
の電位が給電され、線カソ−ド8から放出された電子を
収束させ、信号を与え、偏向を行ない蛍光体3の所定の
位置にランディンクするようになっている。この時、表
容器1は、高温による分子の動きの活性化と湿気に伴う
外表面グラウンド化で表容器1の内壁と外壁とでは電位
差が増す為、アルカリ成分は、イオン化して+となり、
グランド側になっている表容器1の外表面や電位の低い
給電用リ−ド端子7のほうに移動して行くことになる。
この試験を数百時間行なったところ、表容器1とガラス
フリット6との界面にアルカリ成分析出に伴う着色、さ
らに、ガラスフリット6への拡散に伴う給電用リ−ド端
子7間の絶縁抵抗の低下、さらに、表容器1のガラスフ
リット6との界面に、金属鉛の析出とクラックの発生、
さらには、極端なエミッションの低下を確認することが
できた。
る。図1において、画像表示素子を、例えば、80℃×
80%℃の恒温槽に入れる。表容器1にはアノ−ド端子
2より、例えば、10数Kvの高電圧を供給し、画像面
部に塗布された蛍光体3に一様に高電圧がかかってい
る。一方、面電極4にはの給電用リ−ド端子7より所定
の電位が給電され、線カソ−ド8から放出された電子を
収束させ、信号を与え、偏向を行ない蛍光体3の所定の
位置にランディンクするようになっている。この時、表
容器1は、高温による分子の動きの活性化と湿気に伴う
外表面グラウンド化で表容器1の内壁と外壁とでは電位
差が増す為、アルカリ成分は、イオン化して+となり、
グランド側になっている表容器1の外表面や電位の低い
給電用リ−ド端子7のほうに移動して行くことになる。
この試験を数百時間行なったところ、表容器1とガラス
フリット6との界面にアルカリ成分析出に伴う着色、さ
らに、ガラスフリット6への拡散に伴う給電用リ−ド端
子7間の絶縁抵抗の低下、さらに、表容器1のガラスフ
リット6との界面に、金属鉛の析出とクラックの発生、
さらには、極端なエミッションの低下を確認することが
できた。
【0008】
【発明の効果】本発明の画像表示素子の信頼性試験方法
によると、温度上昇と湿気による電位差の増大により、
ガラス中のアルカリ成分の移動を活発にさせ、ガラスフ
リット側への拡散、析出や表容器外表面への析出・溶液
化を加速し、且つ、電気分解的に起こるガス放出も加速
して行うことができる為、それに伴う諸問題や、その対
策の信頼性を短時間に確認することができ、開発期間の
短縮が図れるものである。
によると、温度上昇と湿気による電位差の増大により、
ガラス中のアルカリ成分の移動を活発にさせ、ガラスフ
リット側への拡散、析出や表容器外表面への析出・溶液
化を加速し、且つ、電気分解的に起こるガス放出も加速
して行うことができる為、それに伴う諸問題や、その対
策の信頼性を短時間に確認することができ、開発期間の
短縮が図れるものである。
【図1】本発明の一実施例における、画像表示素子の信
頼性試験方法の要部拡大断面図である。
頼性試験方法の要部拡大断面図である。
1 裏容器 2 アノ−ド端子 3 蛍光体 4 面電極 5 裏容器 6 ガラスフリット 7 給電用リ−ド端子 8 線カソ−ド
Claims (1)
- 【請求項1】 画像面に蛍光体を塗布したソ−ダライム
シリカ・ガラス製の表容器と、陰極を設けた裏容器と、
両容器の間に設けられた面電極を備え、前記表容器と裏
容器とをガラスフリットにて封着し、且つ、前記ガラス
フリット部に、面電極への給電用リ−ド端子をはさみこ
んだ高真空度の画像表示素子において、雰囲気の温度と
湿度を上げ、前記給電用リ−ド端子間に発生する絶縁不
良や、表容器とガラスフリット界面に発生するシ−ル性
の諸問題、さらには、ソ−ダライムシリカ・ガラスの湿
気による応力腐食や、アルカリ成分の溶出に伴うガラス
フリットの腐食、さらには、湿気によるリ−ク電流増加
に伴うソ−ダライムシリカ・ガラスからの出ガスによる
カソ−ドエミッションの低下を総合的に短時間で確認す
ることを特徴とする画像表示素子の信頼性試験方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4287324A JPH06139937A (ja) | 1992-10-26 | 1992-10-26 | 画像表示素子の信頼性試験方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4287324A JPH06139937A (ja) | 1992-10-26 | 1992-10-26 | 画像表示素子の信頼性試験方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06139937A true JPH06139937A (ja) | 1994-05-20 |
Family
ID=17715890
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4287324A Pending JPH06139937A (ja) | 1992-10-26 | 1992-10-26 | 画像表示素子の信頼性試験方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06139937A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8393037B2 (en) | 2008-03-14 | 2013-03-12 | Omron Healthcare Co., Ltd. | Electric toothbrush |
| JP2014531035A (ja) * | 2011-10-27 | 2014-11-20 | ショット アクチエンゲゼルシャフトSchott AG | ガラス包装手段の層間剥離傾向を評価する迅速試験方法 |
-
1992
- 1992-10-26 JP JP4287324A patent/JPH06139937A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8393037B2 (en) | 2008-03-14 | 2013-03-12 | Omron Healthcare Co., Ltd. | Electric toothbrush |
| JP2014531035A (ja) * | 2011-10-27 | 2014-11-20 | ショット アクチエンゲゼルシャフトSchott AG | ガラス包装手段の層間剥離傾向を評価する迅速試験方法 |
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