JPH06140190A - 荷電粒子偏向電磁石装置 - Google Patents

荷電粒子偏向電磁石装置

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JPH06140190A
JPH06140190A JP28651792A JP28651792A JPH06140190A JP H06140190 A JPH06140190 A JP H06140190A JP 28651792 A JP28651792 A JP 28651792A JP 28651792 A JP28651792 A JP 28651792A JP H06140190 A JPH06140190 A JP H06140190A
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vacuum container
magnetic shield
vacuum
pair
magnetic
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JP28651792A
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Yoshio Imai
良夫 今井
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 内部が真空空間部4aとなる真空容器4と、
真空空間部4aに収納された一対のコイル容器5及び超
電導コイル6と、コイル容器5の間に設けられた連結片
7と、真空容器4を取り囲んで配置された磁気シールド
3と、一対のコイル容器5と真空容器凸部4cの内壁と
の間に設けられた一対の支持棒8と、真空容器凸部4c
が突出する箇所の磁気シールド3に形成された一対の貫
通孔3aと、真空容器凸部4cを覆うように磁気シール
ド3に取り付けられた支持棒用磁気シールド10とを備
えたことを特徴としている。 【効果】 磁気シールド3と磁気的に結合された支持棒
用磁気シールド10によって全体としての磁気遮蔽能力
を向上することができ、貫通孔3aから磁界が漏れるの
を効果的に防ぐことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばシンクロトロ
ン放射光発生装置等に用いられ、荷電粒子を偏向する荷
電粒子偏向電磁石装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は、例えば特開平3−30298号公報に
記載された従来の荷電粒子偏向電磁石装置を示す平面図
である。図示しない入射部及び加速部を経て入射された
荷電粒子は、互いに対向する2個の荷電粒子偏向電磁石
装置1によって偏向されて、長円形の軌道2に沿って運
動する。
【0003】図8は、図7のVIII−VIII線についての荷
電粒子偏向電磁石装置1の側断面図である。図におい
て、磁性材から成る磁気シールド3内には真空容器4が
配置され、真空容器4内の真空空間部4aには、それぞ
れコイル容器5に収容された一対の超電導コイル6が、
上下に配置されている。コイル容器5と超電導コイル6
とによって超電導コイル部が構成される。上下のコイル
容器5の間は、連結片7によって機械的に連結されてい
る。
【0004】コイル容器5の内径側(図8で左側)と真
空容器4の内壁との間は、断熱材からなる支持棒8によ
って機械的に連結されている。ここで、コイル容器5の
左側が内径側と称されるのは、図7の軌道2の内径側に
なるからである。なお、支持棒8は、コイル容器5の外
径側と真空容器4の内壁との間に設置されていてもよ
い。支持棒8を取りつけるために、磁気シールド3には
2つの貫通孔3aが形成されている。真空容器4には、
内径側(図8の左側)から外径側(図8の右側)の方向
に真空容器凹部4bが形成されており、真空容器凹部4
b内には、荷電粒子の通路であるビームダクト9が配置
されている。また、真空容器4とコイル容器5との間に
は、熱シールドが設けられているが、その図示は省略さ
れている。
【0005】次に、上記従来の荷電粒子偏向電磁石装置
の動作について説明する。例えば、−268℃の極低温に
冷却され、超電導状態となった超電導コイル6に電流を
流すことにより、数テスラという高い磁束密度の磁界が
得られる。この磁界によって荷電粒子の軌道は偏向さ
れ、図7に示す軌道2になる。
【0006】以上の動作の際、磁気シールド3によって
外部への磁界の漏れを防止し、他の機器への悪影響をな
くすようにしているが、このように超電導コイル6の外
側に磁気シールド3を設けると、超電導コイル6と磁気
シールド3との間に電磁力が働く。この電磁力により超
電導コイル6は軌道2の半径方向の力を受ける。このた
め、支持棒8を用いて、超電導コイル6やコイル容器5
等が半径方向へ移動するのを防止している。支持棒8
は、コイル容器5と真空容器4の内壁との間に設けてお
り、支持棒8を取り付けるために、磁気シールド3に貫
通孔3aを設けている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の荷電粒子偏向電
磁石装置は、以上のように構成されているので、支持棒
8を取り付けるために磁気シールド3に貫通孔3aが形
成されており、貫通孔3aから磁気シールド3の外部に
磁界が漏れるため、支持棒8の周辺に配置された機器に
悪影響を与えるという課題があった。
【0008】この発明は、上記のような課題を解消する
ためになされたもので、貫通孔から磁界が漏れないよう
にし、支持棒周辺の機器に対する悪影響を防止すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る荷電粒子偏向電磁石装置は、内部が真空空間部となる
真空容器と、真空空間部に収納され荷電粒子を偏向させ
る磁界を発生し荷電粒子の軌道を挟んで対向して配置さ
れた一対の超電導コイル部と、2つの超電導コイル部の
間に設けられた連結片と、真空容器を取り囲んで配置さ
れ外部に磁界が漏れるのを防止する磁気シールドと、一
対の超電導コイル部と真空容器の真空容器凸部の内壁と
の間にそれぞれ設けられ断熱材から成る一対の支持棒
と、真空容器凸部が突出する箇所の磁気シールドに形成
された一対の貫通孔と、真空容器凸部を覆うように磁気
シールドに取り付けられ貫通孔から磁界が漏れるのを防
止する一対の支持棒用磁気シールドとを備えたものであ
る。
【0010】この発明の請求項2に係る荷電粒子偏向電
磁石装置は、内部が真空空間部となる真空容器と、真空
空間部に収納され荷電粒子を偏向させる磁界を発生し荷
電粒子の軌道を挟んで対向して配置された一対の超電導
コイル部と、2つの超電導コイル部の間に設けられた連
結片と、真空容器を取り囲んで配置され外部に磁界が漏
れるのを防止する磁気シールドと、一対の超電導コイル
部と真空容器の真空容器凸部の内壁との間にそれぞれ設
けられ断熱材から成る一対の支持棒と、真空容器凸部が
突出する箇所の磁気シールドに形成された一対の貫通孔
と、真空容器凸部を覆うように真空容器に取り付けられ
貫通孔から磁界が漏れるのを防止する一対の支持棒用磁
気シールドとを備えたものである。
【0011】この発明の請求項3に係る荷電粒子偏向電
磁石装置は、内部が真空空間部に端部が真空容器凸部に
なっておりこの真空容器凸部の先端に真空容器開口部を
有する真空容器と、真空空間部に収納され荷電粒子を偏
向させる磁界を発生し荷電粒子の軌道を挟んで対向して
配置された一対の超電導コイル部と、これらの超電導コ
イル部の間に設けられた連結片と、真空容器を取り囲ん
で配置され外部に磁界が漏れるのを防止する磁気シール
ドと、真空容器凸部が突出する箇所の磁気シールドに形
成された一対の貫通孔と、貫通孔を覆うように磁気シー
ルドに取り付けられ真空容器開口部を塞ぎ貫通孔から磁
界が漏れるのを防止する一対の支持棒用磁気シールド
と、真空空間部に収納され一端が超電導コイル部に取り
付けられ他端が真空容器凸部内で支持棒用磁気シールド
に取り付けられ、断熱材から成る一対の支持棒とを備え
たものである。
【0012】この発明の請求項4に係る荷電粒子偏向電
磁石装置は、内部が真空空間部となる真空容器と、真空
空間部に収納され荷電粒子を偏向させる磁界を発生し荷
電粒子の軌道を挟んで対向して配置された一対の超電導
コイル部と、2つの超電導コイル部の間に設けられた連
結片と、真空容器を取り囲んで配置され外部に磁界が漏
れるのを防止する磁気シールドと、連結片と真空容器の
真空容器凸部の内壁との間に設けられ断熱材から成る支
持棒と、真空容器凸部が突出する箇所の磁気シールドに
形成された貫通孔と、真空容器凸部を覆うように磁気シ
ールドに取り付けられ貫通孔から磁界が漏れるのを防止
する支持棒用磁気シールドとを備えたものである。
【0013】この発明の請求項5に係る荷電粒子偏向電
磁石装置は、内部が真空空間部となる真空容器と、真空
空間部に収納され荷電粒子を偏向させる磁界を発生し荷
電粒子の軌道を挟んで対向して配置された一対の超電導
コイル部と、2つの超電導コイル部の間に設けられた連
結片と、真空容器を取り囲んで配置され外部に磁界が漏
れるのを防止する磁気シールドと、連結片と真空容器の
真空容器凸部の内壁との間に設けられ断熱材から成る支
持棒と、真空容器凸部が突出する箇所の磁気シールドに
形成された貫通孔と、真空容器凸部を覆うように真空容
器に取り付けられ貫通孔から磁界が漏れるのを防止する
支持棒用磁気シールドとを備えたものである。
【0014】この発明の請求項6に係る荷電粒子偏向電
磁石装置は、内部が真空空間部に端部が真空容器凸部に
なっており真空容器凸部の先端に真空容器開口部を有す
る真空容器と、真空空間部に収納され荷電粒子を偏向さ
せる磁界を発生し荷電粒子の軌道を挟んで対向して配置
された一対の超電導コイル部と、これらの超電導コイル
部の間に設けられた連結片と、真空容器を取り囲んで配
置され外部に磁界が漏れるのを防止する磁気シールド
と、真空容器凸部が突出する箇所の磁気シールドに形成
された貫通孔と、貫通孔を覆うように磁気シールドに取
り付けられ真空容器開口部を塞ぎ貫通孔から磁界が漏れ
るのを防止する支持棒用磁気シールドと、真空空間部に
収納され一端が連結片に取り付けられ他端が真空容器凸
部内で支持棒用磁気シールドに取り付けられ断熱材から
成る支持棒とを備えたものである。
【0015】
【作用】この発明の請求項1〜3に係る荷電粒子偏向電
磁石装置においては、一対の支持棒を覆うように支持棒
用磁気シールドを取り付けることにより、一対の貫通孔
から外部へ磁界が漏れるのを防止する。
【0016】この発明の請求項4〜6に係る荷電粒子偏
向電磁石装置においては、支持棒を1本として連結片に
取り付け、支持棒を覆うように支持棒用磁気シールドを
取り付けることにより、貫通孔から外部へ磁界が漏れる
のを防止する。
【0017】
【実施例】実施例1.この実施例1はこの発明の請求項
1に係る一実施例である。図1はこの発明の実施例1を
示す荷電粒子偏向電磁石装置の側断面図であり、図にお
いて図8に示した従来の荷電粒子偏向電磁石装置と同一
又は相当部分には同一符号を付し、その説明は省略す
る。前述と同様に、真空容器4内に配置された上下2個
のコイル容器5の内径側と、真空容器凸部4cの内壁と
の間には、断熱材から成り所定の長さの支持棒8が配置
されている。この実施例1において特徴的なのは、貫通
孔3aから突出した各真空容器凸部4cを覆うとともに
貫通孔3aを塞ぐように、磁性材から成る2つの支持棒
用磁気シールド10が磁気シールド3に取り付けられて
いることである。支持棒用磁気シールド10は、磁気シ
ールド3と磁気的に結合しているため、全体としての磁
気遮蔽能力は大幅に向上している。
【0018】上記実施例1の荷電粒子偏向電磁石装置に
おいては、貫通孔3aを塞ぐように支持棒用磁気シール
ド10を設け、貫通孔3aから磁界が外部に漏れるのを
防いでいる。これにより、支持棒8の周辺に配置された
機器に対する漏れ磁界による悪影響を防止することがで
きる。
【0019】実施例2.この実施例2はこの発明の請求
項2に係る一実施例である。上記実施例1では、真空容
器凸部4cを覆うとともに貫通孔3aを塞ぐように支持
棒用磁気シールド10を磁気シールド3に取り付けるも
のとしているが、この実施例2では、図2に示すように
磁性材から成る支持棒用磁気シールド10を真空容器凸
部4cを覆うように真空容器4に直接取り付けるものと
している。
【0020】このように構成された実施例2によれば、
貫通孔3aから磁界が漏れるのを局所的に防ぐことがで
き、従って支持棒8付近に配置された機器に対する悪影
響を防止することができる。また、真空容器4に取り付
ける構造とすることにより、支持棒用磁気シールド10
を小型軽量化し、安価にすることができる。
【0021】実施例3.この実施例3はこの発明の請求
項3に係る一実施例である。図3は、この発明の実施例
3を示す荷電粒子偏向電磁石装置の側断面図である。こ
の実施例3では、支持棒用磁気シールド10が真空容器
凸部4cの先端を兼用するとともに貫通孔3aを塞ぐよ
うに磁気シールド3に取り付けられており、支持棒8は
支持棒用磁気シールド10の内壁に直接取り付けられて
いる。
【0022】このように構成された実施例3によれば、
貫通孔3aから磁界が漏れるのを防ぐことができ、従っ
て支持棒8の付近に配置された他の機器に対する悪影響
を防止することができる。特に、支持棒用磁気シールド
10と真空容器凸部4cとが部分的に兼用になっている
ため、装置全体を小型化することができ、かつ支持棒8
の部分の構造を単純化することができる。
【0023】実施例4.この実施例4はこの発明の請求
項4に係る一実施例である。図4はこの発明の実施例4
を示す荷電粒子偏向電磁石装置の側断面図である。上下
のコイル容器5は外径側(図4で右側)の他、内径側
(図4で左側)においても連結片7によって機械的に連
結されている。ビームダクト9は2つの連結片7の間の
真空空間部4a内に配置されており、支持棒8は1本だ
けが内径側の連結片7と真空容器凸部4cの内壁との間
に設けられている。磁気シールド3の貫通孔3aが1個
になるため、支持棒用磁気シールド10は1個で済み、
上記実施例1と同様に(図1参照)、真空容器凸部4c
を覆うとともに貫通孔3aを塞ぐように磁気シールド3
に取り付けられる。
【0024】このように構成された実施例4によれば、
上記実施例1の効果に加えて、支持棒8を1本として支
持棒部分の構造を単純化することができ、また、支持棒
用磁気シールド10を1個にして磁経路を減らしたこと
により、磁気シールド全体としての磁気遮蔽能力を向上
させることができる。
【0025】実施例5.この実施例5はこの発明の請求
項5に係る一実施例である。図5はこの発明の実施例5
を示す荷電粒子偏向電磁石装置の側断面図である。上下
のコイル容器5は、上記実施例4(図4参照)と同様に
連結片7によって連結され、支持棒8も1本となってい
る。この場合には、支持棒用磁気シールド10は、上記
実施例2(図2参照)と同様に真空容器凸部4cを覆う
ように真空容器4に取り付けられており、磁界の漏れを
局所的に防いでいる。
【0026】このように構成された実施例5によれば、
上記実施例2の効果に加えて、支持棒8を1本とし、支
持棒用磁気シールド10を真空容器4に取り付けたこと
により、構造の単純化、小型化軽量化、さらにコスト低
減を図ることができる。
【0027】実施例6.この実施例6はこの発明の請求
項6に係る一実施例である。図6はこの発明の実施例6
を示す荷電粒子偏向電磁石装置の側断面図である。上下
のコイル容器5は、上記実施例4、5(図4、5参照)
と同様に連結片7によって連結され、支持棒8も1本と
なっている。この場合には、支持棒用磁気シールド10
は、上記実施例3(図3参照)と同様に真空容器凸部4
cの先端と兼用になっており、支持棒8は直接支持棒用
磁気シールド10に取り付けられている。
【0028】このように構成された実施例6によれば、
上記実施例3の効果に加えて、支持棒8を1本にし、支
持棒用磁気シールド10と真空容器凸部4cとを部分的
に兼ねさせることにより、構造の小型化及び単純化を図
ることができる。また、支持棒用磁気シールド10が、
磁気シールド3と磁気的に結合され、1個で済むため、
磁経路が減るので、磁気シールド全体としての磁気遮蔽
能力の向上を図ることができる。
【0029】なお、上記各実施例ではいずれもコイル容
器5の内径側に支持棒8を取り付けるものとしている
が、外径側に取り付ける場合、内径側及び外径側の両方
に取り付ける場合でも同様の効果を奏する。
【0030】また、上記各実施例では、軌道2が長円形
の場合の荷電粒子偏向電磁石装置について説明したが、
荷電粒子の軌道は円形等であってもよい。さらに、シン
クロトロン放射光発生装置以外の荷電粒子装置に用いら
れるものであってもよく、さらに荷電粒子としては、例
えば電子ビームやイオンビーム等の他、特に限定されな
い。
【0031】
【発明の効果】この発明は以上のように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0032】この発明の請求項1に係る荷電粒子偏向電
磁石装置によれば、内部が真空空間部となる真空容器
と、真空空間部に収納され荷電粒子を偏向させる磁界を
発生し荷電粒子の軌道を挟んで対向して配置された一対
の超電導コイル部と、2つの超電導コイル部の間に設け
られた連結片と、真空容器を取り囲んで配置され外部に
磁界が漏れるのを防止する磁気シールドと、一対の超電
導コイル部と真空容器の真空容器凸部の内壁との間にそ
れぞれ設けられ断熱材から成る一対の支持棒と、真空容
器凸部が突出する箇所の磁気シールドに形成された一対
の貫通孔と、真空容器凸部を覆うように磁気シールドに
取り付けられ貫通孔から磁界が漏れるのを防止する一対
の支持棒用磁気シールドとを備えたので、磁気シールド
と磁気的に結合された支持棒用磁気シールドによって全
体としての磁気遮蔽能力を向上することができ、貫通孔
から磁界が漏れるのを効果的に防ぎ、ひいては外部に配
置された他の機器に対する悪影響を防止することができ
る。
【0033】この発明の請求項2に係る荷電粒子偏向電
磁石装置によれば、内部が真空空間部となる真空容器
と、真空空間部に収納され荷電粒子を偏向させる磁界を
発生し荷電粒子の軌道を挟んで対向して配置された一対
の超電導コイル部と、2つの超電導コイル部の間に設け
られた連結片と、真空容器を取り囲んで配置され外部に
磁界が漏れるのを防止する磁気シールドと、一対の超電
導コイル部と真空容器の真空容器凸部の内壁との間にそ
れぞれ設けられ断熱材から成る一対の支持棒と、真空容
器凸部が突出する箇所の磁気シールドに形成された一対
の貫通孔と、真空容器凸部を覆うように真空容器に取り
付けられ貫通孔から磁界が漏れるのを防止する一対の支
持棒用磁気シールドとを備えたので、貫通孔より磁界が
漏れるのを局所的に防ぐことができ、ひいては外部に配
置された他の機器に対する悪影響を防止することができ
る。また、この支持棒用磁気シールドを真空容器に取り
付けているため、支持棒用磁気シールドの小型軽量化・
低価格化を図ることができる。
【0034】この発明の請求項3に係る荷電粒子偏向電
磁石装置によれば、内部が真空空間部に端部が真空容器
凸部になっておりこの真空容器凸部の先端に真空容器開
口部を有する真空容器と、真空空間部に収納され荷電粒
子を偏向させる磁界を発生し荷電粒子の軌道を挟んで対
向して配置された一対の超電導コイル部と、これらの超
電導コイル部の間に設けられた連結片と、真空容器を取
り囲んで配置され外部に磁界が漏れるのを防止する磁気
シールドと、真空容器凸部が突出する箇所の磁気シール
ドに形成された一対の貫通孔と、貫通孔を覆うように磁
気シールドに取り付けられ真空容器開口部を塞ぎ貫通孔
から磁界が漏れるのを防止する一対の支持棒用磁気シー
ルドと、真空空間部に収納され一端が超電導コイル部に
取り付けられ他端が真空容器凸部内で支持棒用磁気シー
ルドに取り付けられ、断熱材から成る一対の支持棒とを
備えたので、貫通孔より磁界が漏れるのを防ぐことがで
き、ひいては外部に配置された他の機器に対する悪影響
を防止することができる。また、支持棒用磁気シールド
を真空空間部の内面の一部とする構造になっているた
め、装置全体の小型化、及び支持棒用磁気シールドの構
造の単純化を図ることができる。
【0035】この発明の請求項4に係る荷電粒子偏向電
磁石装置によれば、内部が真空空間部となる真空容器
と、真空空間部に収納され荷電粒子を偏向させる磁界を
発生し荷電粒子の軌道を挟んで対向して配置された一対
の超電導コイル部と、2つの超電導コイル部の間に設け
られた連結片と、真空容器を取り囲んで配置され外部に
磁界が漏れるのを防止する磁気シールドと、連結片と真
空容器の真空容器凸部の内壁との間に設けられ断熱材か
ら成る支持棒と、真空容器凸部が突出する箇所の磁気シ
ールドに形成された貫通孔と、真空容器凸部を覆うよう
に磁気シールドに取り付けられ貫通孔から磁界が漏れる
のを防止する支持棒用磁気シールドとを備えたので、上
記の効果を有する他、支持棒を一本にしたことにより、
支持棒部分の構造を単純化することができる。さらに、
支持棒用磁気シールドを磁気シールドと磁気的に結合さ
せ、支持棒用磁気シールドを一箇所にし磁経路を減らし
たことにより、全体としての磁気遮蔽能力の向上を図る
ことができる。
【0036】この発明の請求項5に係る荷電粒子偏向電
磁石装置によれば、内部が真空空間部となる真空容器
と、真空空間部に収納され荷電粒子を偏向させる磁界を
発生し荷電粒子の軌道を挟んで対向して配置された一対
の超電導コイル部と、2つの超電導コイル部の間に設け
られた連結片と、真空容器を取り囲んで配置され外部に
磁界が漏れるのを防止する磁気シールドと、連結片と真
空容器の真空容器凸部の内壁との間に設けられ断熱材か
ら成る支持棒と、真空容器凸部が突出する箇所の磁気シ
ールドに形成された貫通孔と、真空容器凸部を覆うよう
に真空容器に取り付けられ貫通孔から磁界が漏れるのを
防止する支持棒用磁気シールドとを備えたので、請求項
2と同様の効果の他、支持棒を一本にしたことにより、
支持棒部分の構造を単純化することができ、支持棒用磁
気シールドの小型軽量化・低価格化を図ることができ
る。
【0037】この発明の請求項6に係る荷電粒子偏向電
磁石装置によれば、内部が真空空間部に端部が真空容器
凸部になっており真空容器凸部の先端に真空容器開口部
を有する真空容器と、真空空間部に収納され荷電粒子を
偏向させる磁界を発生し荷電粒子の軌道を挟んで対向し
て配置された一対の超電導コイル部と、これらの超電導
コイル部の間に設けられた連結片と、真空容器を取り囲
んで配置され外部に磁界が漏れるのを防止する磁気シー
ルドと、真空容器凸部が突出する箇所の磁気シールドに
形成された貫通孔と、貫通孔を覆うように磁気シールド
に取り付けられ真空容器開口部を塞ぎ貫通孔から磁界が
漏れるのを防止する支持棒用磁気シールドと、真空空間
部に収納され一端が連結片に取り付けられ他端が真空容
器凸部内で支持棒用磁気シールドに取り付けられ断熱材
から成る支持棒とを備えたので、請求項3と同様の効果
の他、支持棒を一本にしたことにより、装置全体を小型
化することができ、支持棒部分の構造を単純化すること
ができる。また、支持棒用磁気シールドを一箇所にし磁
経路を減らしたことにより、全体としての磁気遮蔽能力
の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す荷電粒子偏向電磁石
装置の側断面図である。
【図2】この発明の実施例2を示す荷電粒子偏向電磁石
装置の側断面図である。
【図3】この発明の実施例3を示す荷電粒子偏向電磁石
装置の側断面図である。
【図4】この発明の実施例4を示す荷電粒子偏向電磁石
装置の側断面図である。
【図5】この発明の実施例5を示す荷電粒子偏向電磁石
装置の側断面図である。
【図6】この発明の実施例6を示す荷電粒子偏向電磁石
装置の側断面図である。
【図7】従来の荷電粒子偏向電磁石装置の概略構成を示
す平面図である。
【図8】図7のVIII−VIII線に沿った側断面図である。
【符号の説明】
2 軌道 3 磁気シールド 3a 貫通孔 4 真空容器 4a 真空空間部 4b 真空容器凹部 4c 真空容器凸部 5 コイル容器(超電導コイル部) 6 超電導コイル(超電導コイル部) 7 連結片 8 支持棒 10 支持棒用磁気シールド

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部が真空空間部となる真空容器と、 前記真空空間部に収納され、荷電粒子を偏向させる磁界
    を発生し、前記荷電粒子の軌道を挟んで対向して配置さ
    れた一対の超電導コイル部と、 2つの前記超電導コイル部の間に設けられた連結片と、 前記真空容器を取り囲んで配置され、外部に磁界が漏れ
    るのを防止する磁気シールドと、 一対の前記超電導コイル部と前記真空容器の真空容器凸
    部の内壁との間にそれぞれ設けられ、断熱材から成る一
    対の支持棒と、 前記真空容器凸部が突出する箇所の前記磁気シールドに
    形成された一対の貫通孔と、 前記真空容器凸部を覆うように前記磁気シールドに取り
    付けられ、前記貫通孔から磁界が漏れるのを防止する一
    対の支持棒用磁気シールドと、 を備えた荷電粒子偏向電磁石装置。
  2. 【請求項2】 内部が真空空間部となる真空容器と、 前記真空空間部に収納され、荷電粒子を偏向させる磁界
    を発生し、前記荷電粒子の軌道を挟んで対向して配置さ
    れた一対の超電導コイル部と、 2つの前記超電導コイル部の間に設けられた連結片と、 前記真空容器を取り囲んで配置され、外部に磁界が漏れ
    るのを防止する磁気シールドと、 一対の前記超電導コイル部と前記真空容器の真空容器凸
    部の内壁との間にそれぞれ設けられ、断熱材から成る一
    対の支持棒と、 前記真空容器凸部が突出する箇所の前記磁気シールドに
    形成された一対の貫通孔と、 前記真空容器凸部を覆うように前記真空容器に取り付け
    られ、前記貫通孔から磁界が漏れるのを防止する一対の
    支持棒用磁気シールドと、 を備えた荷電粒子偏向電磁石装置。
  3. 【請求項3】 内部が真空空間部に、端部が真空容器凸
    部になっており、この真空容器凸部の先端に真空容器開
    口部を有する真空容器と、 前記真空空間部に収納され、荷電粒子を偏向させる磁界
    を発生し、前記荷電粒子の軌道を挟んで対向して配置さ
    れた一対の超電導コイル部と、 これらの超電導コイル部の間に設けられた連結片と、 前記真空容器を取り囲んで配置され、外部に磁界が漏れ
    るのを防止する磁気シールドと、 前記真空容器凸部が突出する箇所の前記磁気シールドに
    形成された一対の貫通孔と、 これらの貫通孔を覆うように前記磁気シールドに取り付
    けられ、前記真空容器開口部を塞ぎ、前記貫通孔から磁
    界が漏れるのを防止する一対の支持棒用磁気シールド
    と、 前記真空空間部に収納され、一端が前記超電導コイル部
    に取り付けられ、他端が前記真空容器凸部内で前記支持
    棒用磁気シールドに取り付けられ、断熱材から成る一対
    の支持棒と、 を備えた荷電粒子偏向電磁石装置。
  4. 【請求項4】 内部が真空空間部となる真空容器と、 前記真空空間部に収納され、荷電粒子を偏向させる磁界
    を発生し、前記荷電粒子の軌道を挟んで対向して配置さ
    れた一対の超電導コイル部と、 2つの前記超電導コイル部の間に設けられた連結片と、 前記真空容器を取り囲んで配置され、外部に磁界が漏れ
    るのを防止する磁気シールドと、 前記連結片と前記真空容器の真空容器凸部の内壁との間
    に設けられ、断熱材から成る支持棒と、 前記真空容器凸部が突出する箇所の前記磁気シールドに
    形成された貫通孔と、 前記真空容器凸部を覆うように前記磁気シールドに取り
    付けられ、前記貫通孔から磁界が漏れるのを防止する支
    持棒用磁気シールドと、 を備えた荷電粒子偏向電磁石装置。
  5. 【請求項5】 内部が真空空間部となる真空容器と、 前記真空空間部に収納され、荷電粒子を偏向させる磁界
    を発生し、前記荷電粒子の軌道を挟んで対向して配置さ
    れた一対の超電導コイル部と、 2つの前記超電導コイル部の間に設けられた連結片と、 前記真空容器を取り囲んで配置され、外部に磁界が漏れ
    るのを防止する磁気シールドと、 前記連結片と前記真空容器の真空容器凸部の内壁との間
    に設けられ、断熱材から成る支持棒と、 前記真空容器凸部が突出する箇所の前記磁気シールドに
    形成された貫通孔と、 前記真空容器凸部を覆うように前記真空容器に取り付け
    られ、前記貫通孔から磁界が漏れるのを防止する支持棒
    用磁気シールドと、 を備えた荷電粒子偏向電磁石装置。
  6. 【請求項6】 内部が真空空間部に、端部が真空容器凸
    部になっており、この真空容器凸部の先端に真空容器開
    口部を有する真空容器と、 前記真空空間部に収納され、荷電粒子を偏向させる磁界
    を発生し、前記荷電粒子の軌道を挟んで対向して配置さ
    れた一対の超電導コイル部と、 これらの前記超電導コイル部の間に設けられた連結片
    と、 前記真空容器を取り囲んで配置され、外部に磁界が漏れ
    るのを防止する磁気シールドと、 前記真空容器凸部が突出する箇所の前記磁気シールドに
    形成された貫通孔と、 この貫通孔を覆うように前記磁気シールドに取り付けら
    れ、前記真空容器開口部を塞ぎ、前記貫通孔から磁界が
    漏れるのを防止する支持棒用磁気シールドと、 前記真空空間部に収納され、一端が前記連結片に取り付
    けられ、他端が前記真空容器凸部内で前記支持棒用磁気
    シールドに取り付けられ、断熱材から成る支持棒と、 を備えた荷電粒子偏向電磁石装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008171712A (ja) * 2007-01-12 2008-07-24 Mitsubishi Electric Corp 荷電粒子加速装置

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