JPH0614021Y2 - 内燃機関の排気系構造 - Google Patents

内燃機関の排気系構造

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JPH0614021Y2
JPH0614021Y2 JP1986013053U JP1305386U JPH0614021Y2 JP H0614021 Y2 JPH0614021 Y2 JP H0614021Y2 JP 1986013053 U JP1986013053 U JP 1986013053U JP 1305386 U JP1305386 U JP 1305386U JP H0614021 Y2 JPH0614021 Y2 JP H0614021Y2
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cross
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exhaust gas
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Isuzu Motors Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は内燃機関の排気系構造に係り、特に単一のモノ
リス触媒を有する内燃機関の排気系構造に関する。
[従来の技術] 従来、内燃機関の排気系に介設される触媒コンバータと
しては様々なものが知られており、殊にモノリス触媒は
小型且つ安価であるという特長を有している。このモノ
リス触媒を利用した排気系構造は第12図に示すよう
に、各排気ポート1に連結された排気マニホールド2の
各分岐管3を直接モノリス触媒4の排ガス導入側4aに
接合して構成されている。そして本構造では各分岐管3
から導かれる排ガスを触媒4内で干渉させ、この排気干
渉を利用して触媒4内全体で効率良く変換を行なわせる
ようにしている。
[考案が解決しようとする問題点] ところで従来の構造では、排気干渉により触媒4全体を
均一に利用して変換を達成できる反面、出力アップの障
害になるという問題があった。
そこで排気干渉を防止するために、各気筒の排気ポート
夫々に対応させて個別に触媒を設備することが考えられ
るが、個数が多くなりコストアップや設置スペースの拡
大等を招くという問題がある。
ここに第13図に示すように、単一のモノリス触媒4
に、排ガスの流れ方向に沿って仕切板5を設けてその排
ガス導入側4aと排ガス導出側4bとを複数に分割し、
干渉の起き難い気筒の分岐管3を組として夫々を分割さ
れた排ガス導入側4aに接合し、排気干渉を防止しつつ
単一のモノリス触媒4により小型且つ安価に排気系を構
成することが考えられる。
しかしながら、第14図及び第15図に示すようにモノ
リス触媒4は導入側4aが円形、楕円形等様々な外形輪
郭6で形成されており、他方排気マニホールド2の分岐
管3も個別であれ、途中で集合される場合であれ、排気
ポートに対応させた円形、方形等の通路断面形状で構成
されているため、これら分岐管3の接合開口部3aと、
仕切板5及び外形輪郭6で区画された各分岐管3に対応
する分割された導入側4aとは形状が一致しない。この
ため触媒4内では排ガスの流れに偏りを生じ、流量の多
い部分Aは流速が速いことから変換が充分に行なわれな
いと共に早期に劣化する反面、流量の少ない部分Bの触
媒はほとんど変換に利用されないという問題があり、そ
の解決が望まれている。
即ち、触媒4の内部における流れの不均一の問題は触媒
4の利用効率を低下させる。そしてより多くの接触容量
を確保するためには触媒4の長さを長くする等、小型化
やコストの低減を妨げる不利を生じることとなる。ま
た、触媒4の一部分のみに多量の排ガスが集中すると、
その部分の劣化を早めると共に触媒担体に不利な温度分
布を生じさせ、過度な熱応力の発生による担体の亀裂破
損等を生じさせる原因ともなり、問題であった。
尚、「排気浄化用ハニカム式触媒装置」(実開昭58-163
12号公報)は触媒内を分割するものではなく、上記問題
点を解決することはできないと考えられる。
また、その他の関連技術としては、「触媒コンバータ付
排気通路構造」(特開昭54-47923号公報)が提案されて
いる。
そこで本考案は、上記事情に鑑み、安価且つ小型な構造
であって排ガスの流れ分布の均一化を達成して充分な変
換能力を発揮させつつ出力の向上が得られる内燃機関の
排気系構造を提供すべく創案されたものである。
[課題を解決するための手段] 本考案は、モノリス触媒に排ガスの流れ方向に沿って仕
切板を設け、仕切板によって分割された排ガス導入側
に、排気マニホールドの接合開口部をその断面が排ガス
導入側の外形輪郭と仕切板とに沿った最大の開口断面形
状に形成して接合すると共に、排気マニホールドの排気
通路上流側を断面積一定で断面形状が排気ポートの形状
から開口断面形状の相似形状に次第に変化する区間と
し、その下流側を相似形状の断面積から上記開口断面形
状の断面積に次第に変化する区間としたものである。
[作用] 上記構成によって、排気ポートからの排ガスは、排気マ
ニホールドの上流側区間において開口断面形状の相似形
状に整流され、下流側区間での流れが安定し均一な排ガ
ス流量分布が確保される。
[実施例] 以下に本考案の好適一実施例を添付図面に従って説明す
る。
本実施例にあっては、4気筒の場合が示されている。
第1図に示すように、排気マニホールド2を構成する分
岐管3の一端は夫々各排気ポート1に連結されると共
に、他端を成す接合開口部3aにはモノリス触媒4が接
合される。このモノリス触媒4には、排ガスの流れ方向
に沿って仕切板5が設けられ、その排ガス導入側4aと
排ガス導出側4bとは夫々複数に分割されている。図示
例にあってはモノリス触媒4は円筒体状に形成され、排
ガスはその軸方向に沿って流れるように構成される。ま
た仕切板5は一枚設けられ、モノリス触媒4を軸方向に
沿って区画して内部を2つの半円筒状部分に分割し、排
ガス導入側4a、排ガス導出側4bを半円形状と成して
いる。更に、4つの分岐管3は集合されず夫々各別独立
に触媒4に連結される。
上述したように複数に分割された触媒4の導入側4aに
は、排気マニホールド2の分岐管3の接合開口部3a
が、その断面が分割された半円弧状の導入側4aの外形
輪郭6と仕切板5とに沿った半円形状の最大の開口断面
積形状に形成されて、接合される。本実施例にあって
は、4気筒分の4つの分岐管3に対し触媒4の導入側4
aが2分割であるため、互いに排気干渉を生じ難い2つ
の分岐管3の接合開口部3aが一組とされて分割された
各導入側4aに接合されるように構成され、従って各分
岐管3の開口部3aは夫々四半円形状で形成される。そ
して、分割された各導入側4aに夫々2つずつ接合開口
部3aを接合することにより、これら開口部3aは導入
側4aの外形輪郭6と仕切板5とに沿って触媒4の導入
側4a全体を覆うようになっている。
即ち、分岐管3の接合開口部3aの形状を夫々分割され
た導入側4aの形状に一致させることにより、排ガスを
導入側4aに均一に流入させて触媒4内全体に一様に流
すようにしたものである。
更に、このような接合開口部形状を有する分岐管3自体
の通路断面形状は第16図に示すように、モノリス触媒
4に接合される接合開口部3aから距離Lまでの間にお
いて、モノリス触媒4の排ガス導入側4aの形状と相似
形状となるように変形されている。
ここに、距離Lとは外形輪郭6と仕切板5とによって区
画されたモノリス触媒4の排ガス導入側4aの形状Mに
外接する外接円Sの直径Dよりも長い距離(L>D)を
意味する。分岐管3自体、現実には様々な長さのものが
使用されるが、一般的には分岐管長を2L(L>D)と
すれば分岐管3の通路断面形状は第2図に示すように、
排ガス導入端3bが排気ポート1の形状に合同な形状で
形成されると共に、この分岐管長の略1/2の長さ部分
(中間位置)Mでは、モノリス触媒4の導入側4aの形
状と相似形状となし、触媒4の導入側4aで均一な排ガ
ス流量分布が得られるようになっている。
更に詳しくは、中間位置Mにおける分岐管3の断面形状
は、導入側4aと相似形状で断面積は排気ポート1の断
面積に一致するように与えられる。そして中間位置Mか
ら触媒4側の分岐管部分は、順次断面積が拡大され、導
入側4aの接合開口部3aは、導入側4aの外形輪郭6
と仕切板5とに沿った最大の開口断面形状、即ち一致し
た形状となるように設定され、流れの均一化が図られて
いる。即ち、断面積を拡大する前に中間位置Mで排気ポ
ート形状から導入側形状に分岐管3の通路形状を変更さ
せることにより整流効果を得ることができ、その下流側
の断面積拡大部分での流れの安定性を確保することがで
きる。
第5図及び第6図には触媒4の導入側4aにおける流量
分布の測定結果が示されている。これは1.2〜1.8相
当の4サイクルガソリン機関における試験結果であり、
分岐管3の全長を2Lとし、断面積を拡大させはじめる
位置を長さLの中間位置Mとした場合に、該中間位置M
が排気ポート1に一致する形状とした場合(第5図)
と、断面積が排気ポート1と同一で形状を導入側4aの
形状に相似させた場合(第6図)とについて示されてい
る(夫々通路断面積はπR2/4)。この場合管内流れ
は夫々第3図又は第4図に示すように、前者は断面円形
の流管F1で拡がってゆくと推定され、他方後者は断面
略四半円の流管F2で拡がってゆくと推定され、その結
果は第5図及び第6図に示すように、後者が略均等に導
入側4aへ流入するのに対し、前者は中央部と周辺部と
で流れに偏りが生じていることが実証された。
尚、第1図に示すように、触媒4の分割された排ガス導
出側4bには夫々別個独立に排気管7が接続されてお
り、排気通路断面積の拡大が図られている。
以上のように構成した本考案では、触媒4への排ガス流
れ分布の均一化を図ることができる。その結果、出力向
上を確保しつつ触媒全体を有効利用でき、利用効率を高
めて触媒コンバータの小型化、担持量の少ない触媒の使
用によるコストダウンを達成できる。また、部分的な早
期の触媒劣化を防止して長期間の使用を確保できる。ま
た温度分布が均一化して担体における発生熱応力の低減
でき、破損を防止できる。更に、モノリス触媒の担体の
セルピッチ大きく、即ち、排圧の小さい触媒の使用を可
能として排圧ロスを減少でき、出力を向上させ得る。
第7図〜第11図には夫々変形実施例が示されている。
第7図に示すものは2気筒で円筒状の触媒4を2分割し
た場合であり、開口部3aは半円形状で形成されてい
る。
第8図は3気筒で触媒4を3分割した場合であり、開口
部3aは三分割の扇形状で形成されている。また排気管
7は各分割された導出側4bに3系統設けられている。
第9図は4気筒で導入側4aの上流側で分岐管3を2本
ずつ集合したものであり、集合部2aは半円形状で開口
部3aも半円形状となっている。
第10図又は第11図はそれぞれ6気筒で触媒4を2分
割した場合であり、前者は導入側4aの上流側で3つの
分岐管3を集合した場合、後者は各分岐管3を直接別個
に連結した場合であり、夫々開口部3aは半円形状、六
分割の扇形状に形成されている。
[考案の効果] 以上要するに本考案によれば、次のような優れた結果を
発揮する。
モノリス触媒に排ガスの流れ方向に沿って仕切板を設
け、分割された排ガス導入側に排気マニホールドの接合
開口部を最大の開口断面形状に形成して接合すると共
に、排気通路上流側を開口断面形状の相似形状に変化さ
せる区間とし、下流側を開口断面形状の断面積に変化さ
せる区間としたので、排ガスの流れを整流させることで
触媒内の流量分布を確実に均一化でき、触媒全体で効率
よく変換できて出力向上を確保しつつ触媒の小型化、コ
ストダウンを達成でき、担体における発生熱応力を抑制
して構造の健全性を確保できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の好適一実施例を示す斜視図、第2図は
本考案に採用される排気マニホールドの分岐管の通路断
面形状を示す斜視図、第3図は好ましくない排ガス流れ
状態を示す説明図、第4図は好ましい排ガス流れ状態を
示す説明図、第5図は中間位置の通路断面形状を排気ポ
ート形状とした場合の排ガスの流れ分布の実験結果を示
す図、第6図は中間位置の通路断面形状を分割された導
入側形状とした場合の排ガス流れ分布の実験結果を示す
図、第7図〜第11図は変形実施例を示す斜視図、第1
2図は従来例を示す斜視図、第13図は検討された構造
を示す斜視図、第14図及び第15図は検討された構造
における排ガスの流れ状態を示す斜視図、第16図は本
考案に採用される排気マニホールドの分岐管の通路断面
の一般的形状を示す概略斜視図である。 図中、1は排気マニホールド、3aは接合開口部、4は
モノリス触媒、4aは排ガス導入側、5は仕切板、6は
外形輪郭である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】モノリス触媒に排ガスの流れ方向に沿って
    仕切板を設け、該仕切板によって分割された排ガス導入
    側に、排気マニホールドの接合開口部をその断面が該排
    ガス導入側の外形輪郭と上記仕切板とに沿った最大の開
    口断面形状に形成して接合すると共に、上記排気マニホ
    ールドの排気通路上流側を断面積一定で断面形状が排気
    ポートの形状から上記開口断面形状の相似形状に次第に
    変化する区間とし、その下流側を上記相似形状の断面積
    から上記開口断面形状の断面積に次第に変化する区間と
    したことを特徴とする内燃機関の排気系構造。
JP1986013053U 1986-01-31 1986-01-31 内燃機関の排気系構造 Expired - Lifetime JPH0614021Y2 (ja)

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