JPH06141258A - 眼鏡型映像表示装置 - Google Patents

眼鏡型映像表示装置

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Publication number
JPH06141258A
JPH06141258A JP29060092A JP29060092A JPH06141258A JP H06141258 A JPH06141258 A JP H06141258A JP 29060092 A JP29060092 A JP 29060092A JP 29060092 A JP29060092 A JP 29060092A JP H06141258 A JPH06141258 A JP H06141258A
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JP
Japan
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pair
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display device
device body
cabinet
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Application number
JP29060092A
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English (en)
Inventor
Masahiko Ito
雅彦 伊藤
Yoshiaki Suzuki
良明 鈴木
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置本体(光学系)を顔面に装着した状態で
誤って転倒等しても、装置本体を構成する前キャビネッ
トの外端が顔面に当たらないようにする。 【構成】 装置本体10を、前キャビネット11と、後
キャビネット12とで構成する。この前キャビネット1
1の後縁の内側に突出した縁部11dと、後キャビネッ
ト12の前縁の外側に突出した縁部12dとを嵌合す
る。これにより、装置本体10を装着した状態で転倒等
により装置本体10に外圧が加わって破壊されても、前
キャビネット11の後縁の端部が後キャビネット12内
に入り、前キャビネット11の後端部が顔面に当たるこ
とがなく安全である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、顔面装着状態におい
て例えば一対のLCD(液晶パネル)に表示されたビデ
オ映像,テレビ映像等の映像を一対の接眼レンズを介し
てそれぞれ拡大して見ることができるようにした眼鏡型
映像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、本出願人はLCDを用いてビデ
オ映像等を見ることができる眼鏡型の映像表示装置を、
特願平3−251667号により開示している。この類
似構造を、図23,24によって簡単に説明すると、1
00は眼鏡型の映像表示装置であり、その前フレームと
なる略筐型の装置本体101と、この装置本体101の
両側に各ヒンジ部102aにより折り畳み自在に取付け
られた一対の柄102,102とで眼鏡型になってい
る。上記装置本体101内の下部中央の逆V字状になっ
た鼻当て部101a上には、逆V字状の反射鏡103を
取付けてある。この反射鏡103の上方には蛍光管10
4を配置してあると共に、この反射鏡103の両側には
鼻当て部101aを跨ぐように一対のカラー液晶パネル
(映像表示手段)105,105を立設してある。この
各カラー液晶パネル105には、偏向板107を介して
凸状の集光レンズ106をカラー液晶パネル105と略
一体に配置してある。また、上記装置本体101内の
左,右の眼球A,A側には凸状の一対の接眼レンズ10
8,108をそれぞれ配置してあると共に、該装置本体
101内の一対の集光レンズ106,106と一対の接
眼レンズ108,108との間には矩形板状の一対の反
射鏡109,109をそれぞれ配置してある。尚、図2
4中符号110は各柄102に取付けられたイヤホンで
ある。
【0003】そして、図24に示すように、上記眼鏡型
の映像表示装置100を顔面に装着し、例えば図示しな
い携帯用の小型VTRより一対のカラー液晶パネル10
5,105に映し出された映像は、蛍光管104により
照射され、一対の集光レンズ106,106から一対の
反射鏡109,109と一対の接眼レンズ108,10
8を経て左,右の眼球A,Aの各網膜aに拡大されて投
影される(即ち、一対のカラー液晶パネル105,10
5で作られた像は一対の反射鏡109,109で反射さ
れ、一対の接眼レンズ108,108で拡大された虚像
が明視距離の位置に来るようになっている)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の眼鏡型映像
表示装置100では、装置本体101を例えばスキーの
ゴーグルのような形に形成していたが、顔面に装置本体
101を装着した状態で転倒等により上記装置本体10
1に圧力が加わって該装置本体101が破壊した場合
に、そのゴーグル状の外枠の外端が顔面に当たる危険性
があった。
【0005】また、上記装置本体101を顔面に装着す
る場合に、該装着本体101の下部中央の逆V字状にな
った鼻当て部101aに鼻を当てることにより装置本体
101を支持するようにしていたが、鼻の高さや眼球の
位置等の個人差により一対の接眼レンズ108,108
と各眼球Aとの距離を適正な距離に調整することがむず
かしかった。尚、この欠点を補うためには、各接眼レン
ズ108や各透明窓板111を大きく形成しなければな
らないが、各接眼レンズ108等を大きくすると、装置
本体101が大きくなり、一対の柄102,102に重
量的な負荷がかかり過ぎるものとなってしまう。
【0006】そこで、この発明は、装着状態で転倒等し
ても安全であり、また、眼球から接眼レンズまでの距離
を簡単に調整することができる眼鏡型映像表示装置を提
供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
筐型の装置本体内に備えられた一対の映像表示手段の各
映像を一対の接眼レンズによって拡大して左右の眼球の
網膜に投影させるようにした眼鏡型映像表示装置におい
て、上記装置本体を前キャビネットと後キャビネットと
で構成して、この前キャビネットの後縁の内側に突出し
た縁部と後キャビネットの前縁の外側に突出した縁部を
嵌合してある。
【0008】請求項2記載の発明は、筐型の装置本体内
に備えられた一対の映像表示手段の各映像を一対の接眼
レンズによって拡大して左右の眼球の網膜に投影させる
ようにした眼鏡型映像表示装置において、上記装置本体
を人差し指と親指で掴んだ当該各指に対向する該装置本
体の位置に操作つまみをそれぞれ配設してある。
【0009】請求項3記載の発明は、筐型の装置本体内
に備えられた一対の映像表示手段の各映像を一対の接眼
レンズによって拡大して左右の眼球の網膜に投影させる
ようにした眼鏡型映像表示装置において、上記装置本体
の下側中央に逆V字形の鼻逃げ部を設け、この鼻逃げ部
にノーズパッドを前後,上下方向にそれぞれ移動自在に
設けてある。
【0010】請求項4記載の発明は、上記装置本体にノ
ーズパッドを前後移動させる操作部材とノーズパッドを
上下移動させる操作部材をそれぞれ配設してある。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明によれば、装置本体を装着
した状態で転倒等により装置本体に圧力が加わって該装
置本体が破壊されても、前キャビネットの後縁が後キャ
ビネット内に入るので前キャビネットの後端部が顔面に
当たることがなく安全である。
【0012】請求項2記載の発明によれば、装置本体を
両手の人差し指と親指で掴んだ時に各操作つまみの位置
に各指が自然に位置するので、装置本体を片手で掴んだ
状態でもう一方の手の指で操作つまみが簡単に操作され
る。
【0013】請求項3記載の発明によれば、ノーズパッ
ドを前後,上下方向に移動することにより、装置本体の
鼻逃げ部に対するノーズパッドの位置が調節される。こ
れにより、各眼球と一対の接眼レンズとの距離が最適な
長さに調節され、接眼レンズの大きさを必要以上に大き
くしなくても済む。
【0014】請求項4記載の発明によれば、各操作部材
をそれぞれ操作することにより、ノーズパッドが前後,
上下方向にそれぞれ移動する。これにより、装置本体の
鼻逃げ部に対するノーズパッドの位置が簡単に調節され
る。
【0015】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面と共に詳述す
る。
【0016】図1〜3において、1は眼鏡型映像表示装
置であり、頭部に装着した時に顔面の前方に位置して眼
鏡部となる略筐型の装置本体10と、この装置本体10
の背面両側に折畳み自在に取付けられた一対の柄20,
20と、上記装置本体10内に収納され、バックライト
30と一対の光学視覚ユニット40,40から成る光学
視覚装置2とで大略構成されている。
【0017】上記装置本体10は、不透明な合成樹脂製
で縦断面逆コ字形の前キャビネット11と、図12に示
すように、この前キャビネット11の後縁の内側に突出
した縁部11dに、前縁の外側に突出した縁部12dが
嵌合されて中空筐型を作る不透明な合成樹脂製の後キャ
ビネット12で略筐型に構成されている。図1,12に
示すように、この後キャビネット12は上片部12aと
後片部12bと下片部12cで縦断面コ字形に形成して
あり、この上片部12aの両側の各傾斜部には円柱状の
一対のヒンジ部13,13を突設してある。この一対の
ヒンジ部13,13は後キャビネット12にホルダー1
5を介して回転自在に支持された支軸14の両端にそれ
ぞれ固定されて該支軸14と共に回転自在になってい
る。また、上記後キャビネット12の後片部12bと下
片部12cの中央部には前側に略三角状に凹んだ鼻逃げ
部16を形成してあると共に、後片部12bの鼻逃げ部
16を挾んだ両側には、矩形の一対の接眼窓部17,1
7をそれぞれ開口してある。この一対の接眼窓部17,
17には、図7に示すように、ポリカーボネート等から
成る矩形板状の各透明窓板18を取付けてある。この各
透明窓板18の外面周縁部の光学系範囲以外の部分に
は、つや消し手段としての黒色のつや消し印刷19をそ
れぞれ施してある。
【0018】図1〜図6に示すように、上記一対の柄2
0,20は、合成樹脂製で四角筒状の各第1柄21と、
この各第1柄21内に挿入嵌合されて任意の位置に出し
入れ(進退スライド動)自在になっている金属板製の各
第2柄22と、上記各第1柄21の内面中央の各コ字部
23に垂直平行に配列された3本のピン24に両端の鉤
部25aが係脱自在に支持された帯状のパッド25とで
リング状(環状)になるように構成されており、このパ
ッド25を介して装置本体10の後キャビネット12が
直接額に当たらないようになっている。この一対の柄2
0,20の各第1柄21の先端凸部21aは前記一対の
ヒンジ部13,13に形成された各凹部13aにピン枢
支してある。
【0019】また、上記各第2柄22の先端側に取付け
られたつまみ部22aを各第1柄21の長溝孔21bに
沿ってスライド自在に配してあり、この各第1柄21に
対して各第2柄22が進退動(伸縮)するようになって
いる。この各第2柄の先端には板バネ状のラチェット2
8を突設してある。図10に示すように、このラチェッ
ト28の下側の山部28aが第1柄21内に等間隔に形
成された各谷部21cに係脱自在になっている。この各
谷部21cは各第1柄21に対して各第2柄22が伸び
る時にきつく、縮む時は緩く係止するように伸び側と縮
み側の谷穴の傾斜角度を変えてある。これにより、リン
グ状にした一対の柄20,20を絞める時には軽い力で
絞めることができ、一旦装着されてしまった後は緩みに
にくくなり、装着時の緩みを防止できるようになってい
る。
【0020】さらに、上記各第2柄22の基端部22b
には柔軟性のある各ゴム板26,27を固着してある。
この右側の第2柄22に固定された一方のゴム板26に
は瓢箪形の係合孔26aを形成してある。また、左側の
第2柄22に固定された他方のゴム板27にはT字形の
ボス27aを一体突出形成してある。この一方のゴム板
26の係合孔26aに他方のゴム板27のボス27aを
係脱自在にしてある。尚、図5に示すように、左側の第
1柄21の基端側には、例えば携帯型ビデオプレーヤや
TVチューナ等に接続される接続コード29を取付けて
ある。
【0021】図1,11に示すように、前記光学視覚装
置2のバックライト30は、略半円筒状のリフレクタ
(反射鏡)31と、このリフレクタ31内に配置された
1本の長尺の蛍光灯32と、この蛍光灯32に電源を供
給する電源ユニット33と、上記リフレクタ31の前,
後面に突出した各突出部31a,31bに掛け渡された
一対のシャフト34,34等で構成されている。
【0022】また、上記光学視覚装置2の一対の光学視
覚ユニット40,40は、上記リフレクタ31の前後側
に配された一対のシャフト34,34に摺動自在に支持
された左眼用,右眼用の一対のレンズ鏡筒41,41
と、この各レンズ鏡筒41内において図示しないシャフ
ト等により上下移動自在に配設されたLCDホルダー4
2と、このLCDホルダー42の上側に取付けられた拡
散板43と、このLCDホルダー42内に取付けられた
透過型のカラー液晶パネル(映像表示手段)44と、上
記各レンズ鏡筒41内のLCDホルダー42の下方にお
いて斜めに固定された反射ミラー(反射板)45と、上
記各レンズ鏡筒41の背面側に垂直に起立するように固
定された接眼レンズ46とで構成されている。
【0023】尚、上記一対の光学視覚ユニット40,4
0の一対のレンズ鏡筒41,41は各シャフト34に対
して輻輳角が2°〜8°(この実施例の場合には例えば
輻輳角が6°に設定してある)になるようにその各前側
がリフレクタ31の中央側に少し傾いている。
【0024】また、上記一対の光学視覚ユニット40,
40は装置本体10の後キャビネット12の下片部12
c側に設けられた左眼,右眼用の一対の眼幅調整つまみ
(操作つまみ)47L,47R等からなる各眼幅調整機
構により水平方向に近接,離反自在にして眼幅調整され
るようになっている。さらに、上記一対の光学視覚ユニ
ット40,40の一対のLCDホルダー42,42は装
置本体10の後キャビネット12の上片部12a側に設
けられた左眼,右眼用の一対の視度調整つまみ(操作つ
まみ)48L,48R等からなる各視度調整機構により
鉛直方向に上下移動して両眼別々に視度調整(ピント調
整)されるようになっている。この視度調整時、例え
ば、左眼用の光学視覚ユニット40の視度調整をする場
合に、前キャビネット11の上面の右側に配置されたテ
ストスイッチ49Rを押して、右眼用のカラー液晶パネ
ル44の画を黒くし,左眼用のカラー液晶パネル44の
画にテストパターンを出し、ウィンクしなくても左眼用
の視度調整つまみ48Lを動かしてピントを合わせるこ
とができるようになっている。また、右眼用の光学視覚
ユニット40の視度調整をする場合にも前キャビネット
11の上面の左側に配置されたテストスイッチ49Lと
右眼用の視度調整つまみ48Rにより上記左眼側と同様
にして右眼側のピントを合わせることができるようにな
っている。
【0025】さらに、図1に示すように、上記装置本体
10内の両側にはイヤホン51のコード52を巻き取る
一対のイヤホン収納機構50,50を配してある。この
各イヤホン収納機構50は、イヤホン51を収納する収
納ケース53と、この収納ケース53内に回転自在に支
持され、上記イヤホン51のコード52を巻き取るリー
ル54と、このリール54をイヤホン51のコード52
を巻き取る方向に付勢させる図示しないゼンマイバネ等
から大略構成されている。
【0026】以上実施例の眼鏡型映像表示装置1によれ
ば、装置本体10を頭部に装着する場合には、リング状
にした一対の柄20,20の各第2柄22をつまみ部2
2aを介して各第1柄21に対してスライドさせてその
長さを頭部に合わせた後で装着する。次に、上記装置本
体10の後キャビネット12の一対の透明窓板18,1
8を覗き、装置本体10の下側の各眼幅調整つまみ47
R,47Lを左右方向に別々にスライドさせて、左右の
眼に合わせる。これにより、使用者が鼻から左右の眼球
A,Aの距離が若干異なる人でも使用者の左右の眼球
A,Aの位置に一対の光学視覚ユニット40,40の各
接眼レンズ46の位置を確実に合わせることができる。
【0027】そして、図11に示すように、装置本体1
0の下部側を一対のヒンジ部13,13の回転中心であ
る支軸14を中心にして顔面側に回転させ、一対の光学
視覚ユニット40,40の光学系の光軸C1を眼球Aの
光軸C0上に正確に合わせる。この後、上記一対の光学
視覚ユニット40,40の視度調整を行う。この場合、
上記装置本体10の上側の各視度調整つまみ48R,4
8Lを左右方向に別々にスライドさせて左右の眼球A,
Aにそれぞれ合わせる。例えば、右眼の光学視覚ユニッ
ト40の視度調整を行う場合には、右側の視度調整つま
み48Rをスライドさせて前キャビネット11の上面の
左側のテストスイッチ49Lを押して左側のカラー液晶
パネル44の画を黒にしてから行う。さらに、左眼の光
学視覚ユニット40の視度調整は前キャビネット11の
上面の右側のテストスイッチ49Rを押して左側の視度
調整つまみ48Lを動かすことにより、上記右眼の視度
調整と同様にして行う。
【0028】次に、上記装置本体10の後キャビネット
12の両側より少し外に出ている一対のイヤホン51,
51を、該装置本体10内の両側に収納された一対のイ
ヤホン収納機構50,50の各収納ケース53より引き
出して外耳に挿入して、携帯型ビデオプレーヤ等より一
対の光学視覚ユニット40,40の各カラー液晶パネル
44に映像を映し出すと、バックライト30の1本の蛍
光灯32から発した光がリフレクタ31によって反射さ
れ、平行光として各カラー液晶パネル44を照射する。
この照射された光の透過光を各反射ミラー45により反
射させ、各接眼レンズ46にて透過光として見える映像
を左右の眼球A,Aの網膜a,aで拡大して見ることが
できると共に、各イヤホン51により映像の音声を聞く
ことができる。尚、両眼視差の立体表示の原理に基づい
て生成された左右の映像信号を、左右の各カラー液晶パ
ネル44にそれぞれ表示させることにより立体映像を楽
しむこともできる。
【0029】この時、図11に示すように、上記各眼球
Aに各光学視覚ユニット40の各接眼レンズ46を可及
的に接近させることができるので、各透明窓板18を通
して各カラー液晶パネル44の鮮明な映像を見ることが
できる。また、上記各透明窓板18の周縁部の接眼レン
ズ光学系範囲以外の部分(透明窓板18の周縁の接着部
分)に外部より光が当たっても、この部分に施された黒
色等のつや消し印刷19の部分により外光の照り込み反
射の光量が軽減される。これにより、各透明窓板18の
周縁部における不必要な外光の表面反射が防止され、各
カラー液晶パネル44の映像以外の不必要な光が各眼球
Aに入ることがなく、各透明窓板18を通して各カラー
液晶パネル44の鮮明な映像を見ることができ、映像自
体の品位を向上させることができる。さらに、各光学ユ
ニット40の各接眼レンズ46と各眼球Aを可及的に接
近させても各カラー液晶パネル44の鮮明な映像を見る
ことができるので、各接眼レンズ46の径を小さくする
ことが可能となり、各光学視覚ユニット40の小型化を
より一層図ることができる。
【0030】また、前記一対の柄20,20を、各第1
柄21と、この第1柄21に対して進退動する第2柄2
2で構成し、この各第2柄22の基端部22b同士を係
合孔26aとボス27aにより係脱自在に取付けたの
で、一対の柄20,20を個人差により大きさが異なる
頭部にすべて合うリング状にセットすることができる。
これにより、一対の柄20,20に重量的な負担を与え
ることなく、装置本体10を確実に顔面の前に装着する
ことができる。また、一対の柄20,20は、一対のヒ
ンジ部13,13に対して折り畳みできるようになって
いるので、眼鏡型映像表示装置1の使用後に、上記一対
の柄20,20を折り畳んでコンパクトにまとめること
ができ、携帯性が良い。
【0031】さらに、図14,15に示すように、パッ
ド25の両端の鉤部25aを第1柄21のコ字部23に
起立した前側のピン24や後側のピン24等に係止させ
ることにより、上記パッド25の掛け渡し長さを調整す
ることができる。この調整により、装置本体10と額と
の間の間隔を調整することができる。また、このパッド
25により、装置本体10の背面側が直接額に当たるこ
とがなく、装置本体10と額の間の通気性を良くするこ
とができる。これにより、装置本体10と頭部間の熱の
伝達がなくなり、装置本体10等の熱により眼の回りに
発生し易い蒸れを確実に防止することができる。
【0032】また、装置本体10を装着した状態で誤っ
て転倒等することにより、装置本体10に圧力が加わっ
て該装置本体10が潰れてその前キャビネット11と後
キャビネット12の各周縁同士の嵌合状態が外れても、
前キャビネット11の後縁の内側に突出している縁部1
1dが図12中1点鎖線で示すように後キャビネット1
2の上,下片部12a,12c内に入って食い止められ
るので、前キャビネット11の後縁の端部が顔面に当た
ることがなく安全である。さらに、図13に示すよう
に、装置本体10を両手の人差し指Y及び親指Xで掴ん
だ時に、各視度調整つまみ48R,48L及び各眼幅調
整つまみ47L,47Rの位置に各指Y,Xが自然に位
置するので、装置本体10を片手で掴んだ状態でもう一
方の手の各指Y,Xにより各調整つまみ48R,48L
及び47L,47Rを簡単に操作することができる。
【0033】図16〜図22は他の実施例を示す。図1
6,17に示すように、この他の実施例の眼鏡型映像表
示装置1′は、その装置本体10の中央部にノーズパッ
ド駆動機構60を設けてある点が前記実施例と異なり、
他の構成は前記実施例と同様であるので同一符号を付し
て詳細な説明を省略する。
【0034】上記ノーズパッド駆動機構60は、装置本
体10の上面側に少し露出して回転自在に支持された第
1操作ダイヤル(操作部材)61と、この第1操作ダイ
ヤル61にラック部62aをギヤ63を介して噛合させ
ることにより装置本体10内を上下方向に移動する第1
カム62と、上記装置本体10の上面側に少し露出して
回転自在に支持された第2操作ダイヤル(操作部材)6
4と、この第2操作ダイヤル64にラック部65aをギ
ヤ66を介して噛合させることにより装置本体10内を
前後方向に移動する第2カム65と、上記第1カム62
の横長のカム溝孔62b及び第2カム65の縦長の一対
のカム溝孔65b,65bに挿通する一対のシャフト6
8,68を有した平面コ字型のパッドブラケット67
と、このパッドブラケット67の先端側に固定され、上
記装置本体10下部中央の逆V状の鼻逃げ部16に露出
している逆V字形のノーズパッド69で構成されてい
る。
【0035】そして、図19,21に示すように、第1
操作ダイヤル61を回すと、第1カム62が上下方向に
動くことにより該第1カム62のカム溝孔62bに挿通
した一対のシャフト68,68によりパッドブラケット
67が上下方向に移動する。これにより、ノーズパッド
69が上下方向に移動する。また、図22に示すよう
に、第2操作ダイヤル64を回すと、第2カム65が前
後方向に動くことにより上記第2カム65の一対のカム
溝孔65b,65bに挿通した一対のシャフト68,6
8によりパッドブラケット67が前後方向に移動する。
これにより、ノーズパッド69が前後方向に移動する。
このようにして、上記ノーズパッド69を上下,前後方
向にそれぞれ調節できるので、鼻の高さや眼の位置の個
人差に対応して装置本体10の位置を調整することがで
き、装置本体10内に配置された一対の接眼レンズ4
6,46と各眼球Aの距離を最適の長さに調整すること
ができる。
【0036】また、上記装置本体10の上面にノーズパ
ッド69を上下,前後方向に移動させる各操作ダイヤル
61,64をそれぞれ設けたので、装置本体10を顔面
に装着した状態でも、ノーズパッド69を上記各操作ダ
イヤル61,64を回すことにより上下,前後方向に簡
単に移動させることができる。さらに、上記一対の接眼
レンズ46,46と各眼球Aとの距離を最適な長さに調
節できるので、各接眼レンズ46及び各透明窓板18の
大きさを必要以上に大きくしなくても済む。
【0037】尚、前記他の実施例によれば、パッドブラ
ケットにノーズパッドを固定するようにしたが、パッド
ブラケットに形状の異なるノーズパッドを着脱自在に取
付けるようにして、鼻等の形状の個人差に対応できる取
り替え方式にしてもよい。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、筐型の装置本体内に備えられた一対の映像
表示手段の各映像を一対の接眼レンズによって拡大して
左右の眼球の網膜に投影させるようにした眼鏡型映像表
示装置において、上記装置本体を前キャビネットと後キ
ャビネットとで構成して、この前キャビネットの後縁の
内側に突出した縁部と後キャビネットの前縁の外側に突
出した縁部を嵌合したので、上記装置本体を装着した状
態で転倒等により装置本体に圧力が加わって該装置本体
が破壊されても、その前キャビネットの後縁が後キャビ
ネット内に入って食い止められるので前キャビネットの
後縁の端部が顔面に当たることがなく安全である。
【0039】請求項2記載の発明によれば、上記装置本
体を人差し指と親指で掴んだ当該各指に対向する該装置
本体の位置に操作つまみをそれぞれ配設したことによ
り、装置本体を掴んだ時に自然に各指が操作つまみの所
にくるので、各指により各操作つまみを簡単に操作する
ことができる。
【0040】請求項3記載の発明によれば、上記装置本
体の下側中央に逆V字形の鼻逃げ部を設け、この鼻逃げ
部にノーズパッドを前後,上下方向にそれぞれ移動自在
に設けたので、各眼球から一対の接眼レンズまでの距離
をノーズパッドの前後,上下の位置を調節することによ
り最適な長さに調節することができる。
【0041】請求項4記載の発明によれば、上記装置本
体にノーズパッドを前後移動させる操作部材とノーズパ
ッドを上下移動させる操作部材をそれぞれ配設したの
で、ノーズパッドの前後,上下方向の位置を上記各操作
部材を操作することにより簡単に調節することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す眼鏡型映像表示装置の
分解斜視図。
【図2】上記眼鏡型映像表示装置の平面図。
【図3】上記眼鏡型映像表示装置の正面図。
【図4】上記眼鏡型映像表示装置の一対の柄の連結部分
の説明図。
【図5】上記眼鏡型映像表示装置の左側面図。
【図6】上記眼鏡型映像表示装置の右側面図。
【図7】上記眼鏡型映像表示装置の装置本体の背面図。
【図8】上記装置本体の底面図。
【図9】上記眼鏡型映像表示装置の柄の要部の斜視図。
【図10】上記柄の要部の断面図。
【図11】上記眼鏡型映像表示装置の使用説明図。
【図12】上記装置本体の断面図。
【図13】上記装置本体の操作つまみと指の関係を示す
正面図。
【図14】上記眼鏡型映像表示装置の使用説明図。
【図15】上記眼鏡型映像表示装置の使用説明図。
【図16】他の実施例の眼鏡型映像表示装置の斜視図。
【図17】上記他の実施例の眼鏡型映像表示装置を背面
側より見た斜視図。
【図18】上記他の実施例の眼鏡型映像表示装置に用い
られるノーズパッド駆動機構の斜視図。
【図19】上記ノーズパッド駆動機構の側面図。
【図20】上記ノーズパッド駆動機構に用いられるノー
ズパッドの斜視図。
【図21】上記ノーズパッド駆動機構の動作説明図。
【図22】上記ノーズパッド駆動機構の動作説明図。
【図23】従来の眼鏡型映像表示装置の概略構成図。
【図24】従来の眼鏡型映像表示装置の使用状態を示す
斜視図。
【符号の説明】
1,1′…眼鏡型映像表示装置 10…装置本体 11…前キャビネット 11d…縁部 12…後キャビネット 12d…縁部 16…鼻逃げ部 44,44…一対のカラー液晶パネル(一対の映像表示
手段) 46,46…一対の接眼レンズ 47L,47R…眼幅調整つまみ(操作つまみ) 48L,48R…視度調整つまみ(操作つまみ) 61…第1操作ダイヤル(操作部材) 64…第1操作ダイヤル(操作部材) 69…ノーズパッド A…眼球 a…網膜 X…親指 Y…人差し指

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐型の装置本体内に備えられた一対の映
    像表示手段の各映像を一対の接眼レンズによって拡大し
    て左右の眼球の網膜に投影させるようにした眼鏡型映像
    表示装置において、上記装置本体を前キャビネットと後
    キャビネットとで構成して、この前キャビネットの後縁
    の内側に突出した縁部と後キャビネットの前縁の外側に
    突出した縁部を嵌合したことを特徴とする眼鏡型映像表
    示装置。
  2. 【請求項2】 筐型の装置本体内に備えられた一対の映
    像表示手段の各映像を一対の接眼レンズによって拡大し
    て左右の眼球の網膜に投影させるようにした眼鏡型映像
    表示装置において、上記装置本体を人差し指と親指で掴
    んだ当該各指に対向する該装置本体の位置に操作つまみ
    をそれぞれ配設したことを特徴とする眼鏡型映像表示装
    置。
  3. 【請求項3】 筐型の装置本体内に備えられた一対の映
    像表示手段の各映像を一対の接眼レンズによって拡大し
    て左右の眼球の網膜に投影させるようにした眼鏡型映像
    表示装置において、上記装置本体の下側中央に逆V字形
    の鼻逃げ部を設け、この鼻逃げ部にノーズパッドを前
    後,上下方向にそれぞれ移動自在に設けたことを特徴と
    する眼鏡型映像表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の眼鏡型映像表示装置にお
    いて、上記装置本体にノーズパッドを前後移動させる操
    作部材とノーズパッドを上下移動させる操作部材をそれ
    ぞれ配設したことを特徴とする眼鏡型映像表示装置。
JP29060092A 1992-10-29 1992-10-29 眼鏡型映像表示装置 Pending JPH06141258A (ja)

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