JPH0614510B2 - パターン形成方法 - Google Patents

パターン形成方法

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JPH0614510B2
JPH0614510B2 JP2097815A JP9781590A JPH0614510B2 JP H0614510 B2 JPH0614510 B2 JP H0614510B2 JP 2097815 A JP2097815 A JP 2097815A JP 9781590 A JP9781590 A JP 9781590A JP H0614510 B2 JPH0614510 B2 JP H0614510B2
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Description

【発明の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 本発明は、新型の半導体製品の製造に関するものであ
り、具体的には、標準のフォトレジスト組成物を、各種
の従来の紫外線フォトリソグラフィ装置と併用して、サ
ブミクロン級のパターンを生成させる方法に関するもの
である。
B 従来の技術 半導体デバイス、たとえば短チャネル多結晶シリコン・
ゲート(0.6μm)FETの小型化の傾向が続く中
で、これまでの大きな問題は、従来の紫外線フォトリソ
グラフィ装置が標準のフォトレジスト層上で達成できる
よりも、幅の狭い多結晶シリコンの線を画定し、制御す
ることである。このような従来の画像露出技術では、バ
リアは、約0.8μmと考えられ、作像したフォトレジ
スト層からの転写では、これより小さい寸法のパターン
は作成できない。
直接画像印刷用の高性能の露出装置、たとえばエキシマ
・レーザ及びX線装置は、動作波長が短いために注目さ
れているが、現在のところ実際に市販されていない。X
線装置に関しては、X線用のマスクや膜の製作の難しさ
や、X線の発生方法(主要X線源はシンクロトロンであ
る)など未解決の問題がある。一方、エキシマ・レーザ
の使用は、パイロット・プラントまたは実験室規模に限
られ、これまでのところ、製造ラインの使用はまだ考え
られない。
これらの欠点を除去するため、数年前に、半導体製造工
程そのものを改良することを目的とする2つの主要な技
術が開発された。すなわちいわゆる「側壁画像転写」
(SIT)技術、及び[多層レジスト」(MLR)技術
である。どちらの技術も、乾式エッチング技術に基づ
き、従来の紫外線フォトリソグラフィ装置を用いて細線
形状を作成するものである。乾式エッチング技術は、細
線作成能力、方向性の高いエッチング(異方性)、及び
良好な選択性により、精密なデバイスの作成が可能なた
め、急速にVLSICの製造で湿式エッチングに代りつ
つある。基本的に、乾式エッチングには、プラズマ・エ
ッチング、高圧法、及び低圧法である反応性イオン・エ
ッチング(RIE)が含まれる。通常の条件では、RI
Eは異方性であり、エッチングされた層に垂直な断面形
状を形成するが、後で述べるように、高圧で操作を行な
えば等方性となる。
FETを製造するためのSIT技術は、基本的に、厳密
なチャネル制御により、サブミクロン級のFETデバイ
スを形成する一連の付着及びエッチング工程からなる。
この技術によれば、線の幅は、きわめて薄く正確なコン
フォーマル層の厚みのみによって決まる。この技術の詳
細は、米国特許第4430791号、第4419809
号、第4419810号、4648937号各明細書に
記載されている。半導体製造でSIT技術を実施するに
は、21もの主要ステップと、4つの特殊マスクが必要
である。
MLR技術は、基本的に少なくとも2つのレジスト層
と、その間のPECVD酸化物等の、耐エッチ性バリア
材料の中間層の使用に基づくものである。半導体製造で
MLR技術を実施するには、8つの主要なステップが必
要である。MLR技術は特に米国特許第3873361
号及び第4003044号明細書に記載されている。
周知のMLR技術を、多結晶シリコン・ゲートの製作
等、多結晶シリコンの細線形状の画定に適用した場合に
ついて、第3A図ないし第3F図を参照して説明する。
第3A図を参照すると、その上に多結晶シリコンの層1
1(厚み500nm)が形成された絶縁基板10、及び
厚い(1200nm)下部フォトレジスト皮膜12と、
厚み200nmのPECVD酸化物中間層13と、薄い
(600nm)上部フォトレジスト皮膜14とからなる
上部多層フォトリソグラフィ・マスクを有する半導体構
造を示す。CMOS FET技術では、上記の絶縁基板
は半導体(たとえばシリコン)の上の、ソース拡散領域
とドレイン拡散領域の間に形成された、薄いゲート二酸
化シリコン(SiO)層とすることができる。多結晶
シリコン層11を従来の付着技術により形成し、高性能
のFETを得るために、細線形状すなわちパターンを形
成して、所定の精密なたとえば0.6μmの線幅のCM
OS FETのゲート電極を画定する。
この多層フォトリソグラフィ・マスクを形成する方法は
下記のとおりである。まず、多結晶シリコン層11を、
ヘキサメチルジシラザン(HMDS)等のフォトレジス
ト接着促進剤で処理する。下部レジスト皮膜をスピン・
コーティングで塗布し、乾燥する。この目的には、標準
的なレジストであればどんなものでも使用できる。次
に、PECVD酸化物の薄い層を付着させる。これに
は、アプライド・マテリアルズ(Applied Materials)
の5000型等の低温付着装置が適している。このステ
ップの後、上部レジスト皮膜のコーティング及びベーキ
ングを行う。次に、硬化の後、上部レジスト皮膜を、従
来の紫外線フォトリソグラフィ装置で所要の形状のマス
クを介して紫外線に露光する。露光した上部レジスタを
標準のKOH溶液で現像して、第3B図に14aで示す
所要の残留部すなわちパターンを形成する。パターン1
4aの幅LWe′は、上記の装置を解像度仕様の限界で
運転するときに可能な最小値、たとえばLWe′=0.
8μmにすることが好ましい。次に、下のPECVD酸
化物層13をRIEエッチングして、PECVDパター
ン13aを画定するためのマスクとして、このパターン
を使用する。好ましい運転条件は、CHF375ml、
25ml、圧力50mT(6.6Pa)、高周波電力
1350Wである。次に、厚い下部フォトレジスト層1
2中に、垂直な壁を有する対応するパターン12aを画
定するためのマスクとして、PECVDパターンを使用
する。このステップは、代表的な運転条件、O250m
l、CF43ml、圧力35mT(4.7Pa)、高周
波電力1000Wで、RIE装置により行ない、所要の
異方性を得る。少量のCF4の添加により、エッチ速度
と清浄度が改善される。得られた構造を第3B図に示
す。次のステップでは、パターン12aをRIE装置
で、同じ条件すなわちO250ml、CF3ml、圧
力35mT(4.7Pa)、高周波電力1000Wで異
方性侵食を行なって、所要の異方性エッチングを実現す
る。このオーバエッチングの間に、パターンの横方向の
寸法が減少して、所定の量dW′のエッチ・バイアスが
得られる。この異方性エッチング・ステップは時間制御
式プロセスであることに注目されたい。このステップの
間に、残った上部のレジスト・パターンが除去される。
このオーバエッチング・ステップの終了時に、パターン
の横方向の寸法が両側でdWf′ずつ減少し、第3C図
に示すように、最終的なパターンの幅はLWf′とな
る。次に、PECVD層13aの残部を、上記と同じ運
転条件で除去する。得られた構造を第3D図に示す。図
では、横方向の寸法の減少後、パターン12aから得ら
れたレジスト・パターン12a′が示されている。最後
に、パターン12a′を使用して、第3E図に示すよう
に、多結晶シリコン層11中に所要のパターン11aを
異方的に(1方向エッチング)画定する。この最後のス
テップは、標準として塩素化ガスを使用した各種の装置
で行なわれる。レジスト・パターン12a′を剥がした
後、最終的に得られる構造を第3F図に示す。上記のM
LR法で形成したパターン11aは、横方向の寸法、す
なわち幅LWf′がたとえば0.6μmで、元の寸法L
We′の0.8μmより小さい。第3F図で、パターン
11aは、細線形状、たとえばFETのゲート電極の断
面である。ただし、パターン11aは、ウェーハ基板上
に同時に形成される、すべての線形のゲート電極を含む
像全体の一部であることを理解されたい。上記の製造工
程を、下記の第I表に要約して示す。この場合、6つの
重要なステップ、すなわち2、6、7、8、9、10が
あることが明らかである。
第I表 1 前処理及び底部レジスト・コーティング 2 PECVD酸化物付着 3 上部レジスト・コーティング 4 マスクの位置合せ及び露光 5 現像 6 PECVD酸化物のRIEエッチング 7 異方性レジストRIEエッチング 8 異方性レジストRIEオーバエッチング(時間制
御) 9 PECVD酸化物除去 10 異方性多結晶シリコンRIEエッチング 11 レジストの剥奪 C 発明が解決しようとする課題 上記のMLRに基づく方法は、本明細書の冒頭部分に述
べた問題を解決するが、依然として多くの不便さがあ
る。この方法は、6つの重要なステップを含む多くの工
程を必要とし、比較的複雑である。さらに、エッチング
の間に、底部レジスト・パターンの寸法を制御するため
PECVD酸化物層を使用し、したがって特定の付着装
置を使用する必要がある。その結果、種々の装置の使用
が必要となる。全体として見ると、この方法は高価であ
り、製造の収率は、汚染に左右されるところが大きい。
最後に、オーバエッチを行なうのは時間制御のプロセス
である(第I表、ステップ8参照)。最適時間は実験的
に決定され、当業者には周知のように、温度、ガス圧、
流量、エッチ速度、高周波電力等、多数のプロセス・パ
ラメータに依存する。したがって、慎重に行なっても、
オーバエッチ工程は正確に制御できず、そのためこの方
法では必要な精度と再現性が得られない。たとえば、最
終幅LWf′が0.6μmの場合、精度は±0.25μ
m(3σ)であり、再現性も比較的低い。
C 発明が解決しようとする課題 本発明の目的は、標準のフォトレジスト組成物と、従来
の紫外線フォトリソグラフィ装置を使用して、この装置
で通常得られる鮮明度を上回わる高解像度で再現性のあ
るパターンを生成する方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、単層レジスト(SLR)法の原理
を利用する一方、クリテイカル制御を必要とする工程数
が格段に少ない高解像度で再現性のあるパターンを形成
する方法を提供することである。
本発明の他の目的は、単層レジスト法の原理を利用しな
がら、線幅の寸法制御が、エツチング時間制御技術では
なく、正確な厚み制御技術により遂行されるという、高
解像度で再現性のあるパターンを形成する方法を提供す
ることである。
本発明の他の目的は、等方性及び異方性のエツチング工
程がすべて単一のRIE装置によりその場で完了すると
いう、単層レジスト法に基づいて、高解像度で再現性の
あるパターンを形成する方法を提供することも含まれて
いる。
D 課題を解決するための手段 本発明によれば、基板表面上に、放射線無感応性の薄い
下層及び放射線感応性の厚い上層を順次に付着した積層
構造基板を準備する工程、 上記上層を所定の放射線パターンに露出し、現象して放
射線パターンによりリソグラフイ的に画定されたマスク
・パターンの厚い上層を有する積層構造基板を形成する
工程、 上記積層構造基板の上面を異方性の反応性イオン・エツ
チング雰囲気に曝らして上記マスク・パターンに一致す
るマスク・パターンを上記下層中に異方性エツチングに
より形成する工程、 とより成る基板の表面処理のためのマスクとして機能す
るパターンの形成方法において、 上記上層にマスク・パターンが形成された上記積層構造
基板の上面を異方性エツチング雰囲気に曝らす前の処理
として、 (イ)上記積層構造基板の上面を上記異方性エツチング条
件より高い圧力及び電力の等方性の反応性エツチング雰
囲気に曝らして等方性エツチングにより上記マスク・パ
ターンの線幅及び厚さを減少させて微細マスク・パター
ンを形成する工程、 (ロ)上記等方性エツチングの間、エツチングした線厚さ
を測定して線幅の減少を算定して監視する一方、所定の
微細線幅に達した時に上記等方性エツチング条件から上
記異方性エツチング条件に切換える工程、 とを含み、放射線パターンにより画定されたマスク・パ
ターンを一層微細なマスク・パターンに仕上げる前処理
を特徴とする。
この方法は、高解像度で再現可能なパターン、たとえば
他結晶シリコンのきわめて細い線を作成する方法であ
る。この方法の好ましい実施例によれば、(第1A図な
いし1D図参照)標準の放射線感受性レジスト17の層
を、基板15上に形成した多結晶シリコン層16の上に
塗布する。従来の紫外線リソグラフィ装置で、フォトレ
ジストに通常通り第1のレジスト・パターン17aを描
く。次にこの構造を反応性イオン・エッチング(RI
E)装置内に置き、レジスト・パターンを等方的に侵食
して全体の寸法を減少させる。エッチングした厚み(d
TH)を干渉計技術で正確に測定し、対応する横方向の
寸法減少(dW)を連続的に監視する。エッチングは、
所要の最終幅(LWf)を有する第2のレジスト・パタ
ーン17a′を得るのに適した横方向の寸法減少が行な
われた時点で停止する。次に、第2のレジスト・パター
ン17a′をRIEにより下の多結晶シリコン層16に
異方的に転写する。最後に、上記の第2のレジスト・パ
ターンを除去すると、所要の最終幅(LWF)を有する
所要の多結晶シリコンのパターン16aが残る。これに
より、線幅が0.8μmの範囲の、既知の紫外線リソグ
ラフィ装置で最高の解像度を有するレジスト・パターン
が得られる。上記の方法により、これまでより線幅の小
さいレジスト・パターンが形成され、したがって線幅が
0.6μmまたはさらに小さい多結晶シリコンの線が形
成される。このように線幅を小さくできることは、将来
の進歩した半導体製品の開発に必要な短チャネルCMO
S FET用のゲート電極の製造にとってきわめて重要
である。
上記の方法のほか、本発明は、エッチングされた厚みを
正確に測定するため、分光計を干渉計モードで使用する
という、新規の監視・追跡システムをも開示する。
E 実施例 本発明の方法による好ましい実施例を、第1A図ないし
第1D図を参照して説明する。第1A図は、製造の中間
ステップにおける半導体構造の断面の概略を部分的に示
したものである。この構造は、従来の技術により、上記
で第3A図を参照して説明したのと同じ仕様で形成し
た、薄い(500nm)多結晶シリコンの層16と、単
一の比較的厚い(1200nm)標準のフォトレジスト
材料の皮膜17を有する絶縁基板15を有する。まず、
従来の紫外線フォトリソグラフィ装置で適当なマスクを
介して紫外線に露光してこの構造を作像し、次に95℃
で露光後ベーキングを行ない、標準の方法でKOHによ
り現像する。得られる構造を第1B図に示し、フォトレ
ジスト皮膜の残部を17aで示す。露光及び現像後の代
表的なパターンの寸法は、厚みTHe=0.8μm、線
幅LWe=0.8μmである。第1B図から明らかなよ
うに、パターンの壁は通常の垂直な面を有する。次に、
この構造を、アプライド・マテリアルズ社(Applied Ma
terials、米国カリフォルニア州サンタ・クララ)のA
ME8100シリーズ、具体的には8110型等の、標
準のRIE装置に入れる。この構造を等方的にエッチン
グしてフオトレジスト・パターン17aの全体寸法を減
少させるために、標準の運転条件を大幅に変更した。実
験によれば、等方性エッチングに適した運転条件は、O
297ml、CF43ml、圧力100mT(13.3P
a)、電力1350Wである。このようにRIE装置を
通常でない条件(高い圧力及び高周波電力)で運転する
ことが、本発明の顕著な特徴である。
パターンの等方性エッチングの間に、厚みTHeが横方
向の寸法LWeと同時に減少する。パターンの厚みの減
少dTHを連続的に測定することにより、横方向の寸法
の減少dWを正確に監視することが、本発明の重要な特
徴である。横方向の寸法の減少dWを、エッチングした
厚みdTHと相関させる技術は、後で詳細に説明する。
横方向の寸法の減少が、エッチングした厚みの所定の値
dTHfに相当する所要の最終値dWfに達すると、エ
ッチング・ステップを終了する。得られた構造を第1C
図に示す。この工程を通常通り続行し、上述のように、
もう1つのRIE装置で多結晶シリコン層16の露出部
分を異方的にエッチングすると、第1D図に示すよう
な、所要の最終線幅LWfを有する線形の多結晶シリコ
ン・パターン16aが残る。テガル社(Tegal Corp. 米
国カリフォルニア州ペタルマ)製のTegal1511
等の最新式の乾式エッチング装置を用いると、上記のR
IEエッチング・ステップを同一の装置で行なうことが
できる。
別の実施例を、第2A図ないし第2D図に示す。この代
替例は、多結晶シリコン・スペーサの製作に使用する。
最初の構造は、RIEエッチング可能な材料の層が厚い
点以外は、第1A図の構造と同じである。
従来のフォトリソグラフィ技術によるマスクの位置合せ
及び露光の後、第2B図に17bで示す残ったフォトレ
ジスト・パターンを、下の多結晶シリコン層16を画定
するマスク15としてその場で使用すると、パターン1
6bが残る。残ったフォトレジストを除去した後に得ら
れる構造を第2C図に示す。多結晶シリコン・パターン
16bの寸法を、厚みTHeと幅LWeで示す(長さは
重要ではないため示していない)。次に、この構造をR
IE装置に入れて、当業者には周知のように、フッ素化
ガス(SF6、NF3等)を使用して等方性エッチングを
行なう。等方性エッチングの間に、パターンの厚みTH
eが、横方向の寸法LWeと同時に減少する。パターン
の厚みの減少dTHを連続して測定することにより、横
方向の寸法の減少dWを正確に監視することが、本発明
の重要な特徴である。所要の最終パターン幅LWfを有
する最終構造を、第2D図に示す。
下記の第IIA表及び第IIB表に、両実施例による本発明
の方法の主要なステップを要約して示す。この場合、重
要なステップは2つしかない(第IIA表の4、5、第II
B表の4、6)ことが明らかである。
第IIA表 1 前処理及びレジスト・コーティング 2 マスクの位置合せ及び露光 3 現像 4 等方性レジストRIEエッチング(厚み制御) 5 異方性多結晶シリコンRIEエッチング 6 レジストの剥奪 第IIB表 1 前処理及びレジスト・コーティング 2 マスクの位置合せ及び露光 3 現像 4 異方性多結晶シリコンRIEエッチング 5 レジストの剥奪 6 等方性多結晶シリコンRIEエッチング(厚み制
御) したがって、どの実施例であれ、本発明の方法は、エッ
チングした厚みの正確な測定により、所要の横方向の寸
法の減少を注意深く監視する、等方性エッチング・ステ
ップを含む、単層レジスト(SLR)法に基づくもので
ある。
上記のように、パターンの厚みの減少dTHを連続的に
測定することによって、横方向の寸法の減少dWを正確
に監視することが最も重要である。乾式エッチング環境
で、厚みと共に変化する上記の環境の何らかの特性を測
定することにより、エッチングした厚みdTHを制御す
る幾つかの方法が理論的に考えられる。米国特許出願第
4198261号明細書に記載されているような偏光解
析法は、サンプルからの光線を光検出器に反射させるた
めに、狭い帯域幅の光源を使用する。回転可能な偏光フ
ィルタを、光源と反射光の通路との両方に置く。発光強
度を監視して、強度が急激に低下する時を決定する。発
光分光分析(OES)は、プラズマによって発生する特
性波長を有する特定の線の強度を、制御パラメータとし
て使用する。OESのRIEエッチングへの適用に関す
る詳細は、米国特許出願第4415402号明細書に記
載されている。分光計のアパーチャをグロー放電の方向
に向け、ウェーハを水平に置くことが重要である。これ
らの条件では、干渉縞は生じない。分光計は強度の変化
のみを検出する。分光分析及び偏光解析はエッチングの
終点の検出に有用であり、広く使用されている。分光分
析及び偏光解析技術と異なり、光干渉解析は、エッチン
グされた部分から反射される光線の強度の変化を使用す
る。これは正確な技術で、エッチングされた厚みを連続
的に監視するために使用することができる。干渉解析
は、上記のAME RIE装置で実施される技術であ
る。この装置は、通常、第4図に概略を示した干渉計シ
ステム18及びエッチング・システム19を備えてい
る。エッチング・システム19は、基本的に、複数の処
理すべきウェーハ22を保持する六極管形のサセプタ2
1を取り囲むエッチ処理室20から構成されている。処
理室には2つの石英のビュー・ポートすなわちのぞき窓
23A、23Bがある。その1つは干渉計システムが使
用し、他の1つは目視による観察のために使用する。第
4図では、干渉計システムは18で示す。ヘリウム・ネ
オン・レーザ等のレーザ24が、単色放射光線25Aを
発生し、それがビュー・ポート23Aを通してウェーハ
を垂直に照射する。反射した光線25Bは、基本的にフ
ォトダイオードから構成される干渉計27に供給され
る。ビーム・スプリッタ26A及びミラー26Bを使っ
て、入射光及び反射光を適切に運ぶ。次に、測定技術の
基本を簡単に説明する。好ましい操作モードでは、のぞ
き窓からチップの一部分の大きさに相当するウェーハの
領域が見える。したがって、フォトレジスト皮膜と下の
多結晶シリコン層(第1A図ないし第1D図参照)が観
察できることが保証される。光線間の位相差は、フォト
レジスト皮膜の厚みと、皮膜及び層の屈折率の関数であ
る。したがって、干渉が生じ、位相差の大きさに応じ
て、全反射エネルギーの強度が増大または減少する。エ
ッチ工程が進むにつれて層の厚みが減少するため、そこ
から反射されるエネルギーの強度が周期的に変化する。
これを一般に干渉縞の運動という。垂直入射の場合、次
の極小値は、1周期Tの間にエッチングされる厚みに相
当する距離だけ離れている。
第5図の曲線Cは、波長がλ=632.8nmのHeN
eレーザで得られる、フォトダイオード27が発生する
出力信号の強度と時間の関係を示す。各周期T′=12
0secはエッチングした厚みdTH=0.17μmに
相当する。周知のように、精度を上げるには、半周期
(曲線の最大値)を使って、上記の出力信号を誘導す
る。第4図の18に示すシステムは、本発明の方法を実
施するには、十分正確ではない。もちろん、これより波
長の短い他のレーザも使用できるが、大きいスペースを
必要とし、製造環境には好都合ではない。さらに、He
Neレーザは、上述のように、チップの所定の局所領域
に正確に位置合せをする必要がある。エッチングの終点
を決めるために使用するHeNeレーザ干渉計は、プラ
ズマ・エッチング中の各エッチ周期ごとに厚みの侵食を
制御することができるが、このレーザは波長が固定で長
いため、正確な測定には適当ではない。実際に、エッチ
ングした厚みを良好に制御するには、少なくとも丸1周
期をカバーする必要がある。
適当なシステムが得られないため、本発明者等は、干渉
計モードで動作する標準の分光計を使用して、新規の正
確な追跡・監視システムを開発した。
本発明によれば、分光計をはじめて干渉計として使用し
て、所要の最終厚み(THf)に、したがって横方向の
寸法すなわち幅(LWf)に達するまで、レジストの部
分的除去を制御することが開示される。本発明の方法の
オーバエッチ・ステップの監視、たとえば第1の実施例
の第IIA表のステップ4の監視用の有効な追跡システ
ムの詳細も第4図に示されている。第4図で、追跡シス
テムは28で示されている。本発明では、もはや中間P
ECVD酸化物層(第3A図の13)は存在しないた
め、干渉解析法が使用できる。処理室中のプラズマがグ
ロー放電、すなわち短波長が得られる光源を形成する。
ある条件では、一部の線が干渉を起こす。プラズマによ
って発生するグロー放電が、ビュー・ポートを通して観
察できる。このように、光学的分光計が干渉計として使
用できる。エッチング工程の間に室内で生成する各種の
化学種によって発生される放射線を運ぶために、ファイ
バ・プローブ29をビュー・ポート23Bに接続する。
実際には、本発明の追跡システム28は、標準のシステ
ム18にとって代り、ビュー・ポートを使用するが、他
方のビュー・ポートは目視による観察のために残され
る。運ばれた放射線は、モータ駆動のモノクロメータ3
0が受け取り、監視すべく選択した波長を除くすべての
波長を除去する。次に、選択した特性放射線を検出器3
1が受け取る。検出器31は、低ノイズ型のダイオード
検出器でもよいが、増幅器を備えた低ノイズ型の光電子
増倍 管が好ましい。モノクロメータ30と検出器31
は一体化して、分光計32、たとえばソフィー社(Sofi
e Inst. フランス、アルパジョン)のSD20型とな
っている。これは広範囲のスペクトルにわたって調整で
き、本発明の場合、309.8nmのCO線をまたぐよ
うに調整する。分光計32からのアナログ信号はA/D
コンバータ33に供給され、次いでコンピュータ34に
入力される。分光計32からの信号は、監視された化学
種の放射線の強度を表す。チャート・レコーダ装置35
が、コンピュータに接続されている。コンピュータはま
た、モータ36及びエッチ・システム19を、それぞれ
制御線37、38を介して制御する。コンピュータ34
は、処理されたディジタル信号を受け取り、チャート・
レコーダ35によって再生される放射線の強度のグラフ
を出力する。第1の実施例について行なった実験結果に
よれば、第1C図の多結晶シリコン層16上のフォトレ
ジスト・パターン17aのエッチング中に監視される化
学種は、一酸化炭素COである。垂直な入射で出力信号
の最大値及び最小値(ゼロとの交点)を有する干渉計様
のレーザ効果を得るために、光ファイバをウェーハに対
して垂直に接続することが重要である。たとえば上記の
米国特許第4415402号明細書等の従来の技術に教
示されているように、それが平行な場合、強度と時間と
の関係は、連続した曲線のみが記録される。実験によ
る、1周期にエッチングされた厚みdTHを下記の第II
I表に示す。
第III表 λ=519.8nm(CO線) dTH=0.15μm λ=313.5nm( ″ ) dTH=0.10μm λ=309.8nm( ″ ) dTH=0.08μm 光線の波長が短いほど、1周期当たりの厚みは小さくな
り、したがって厚みの増分及び監視される精度が増す。
高精度のエッチング制御により、線幅の減少がうまく制
御できる。適切な線(または波長)を用いると、各周期
中にきわめて小さいステップで線幅LWfの制御が可能
になる。
第5図は、精度を上げるために最短のCO放射線を使用
した場合の、強度と時間の関係を示す曲線Cである。
最終のエッチングした厚みdTHfは、下記の計算によ
る最終の所要の線幅LWfと正確に対応する。エッチ速
度ERを求める式は下記のとおりである。
ER=(λ/4nT) 上式で、λは、HeNeレーザ源(λ=632.8n
m)が発生する単色放射線、またはグロー放電中の選択
した線(たとえば最短のCO線からのλ=309.8n
m)の波長、nは、エッチングされる材料、たとえばフ
ォトレジストの屈折率で、層の厚み及び波長に依存し、
たとえばTHf=1μm、λ=309.8nmの場合、
n=1.8、Tは、1周期の時間である。
フォトレジストのエッチ速度は、連続した最小値間の観
察時間すなわち周期Tを用いて決定でき、SEMの断面
で確認することができる。エッチ速度が分れば、エッチ
ングされた厚みdTHを連続的に計算することができ
る。
dTH=ER×t 上式で、tは経過した時間である。
1周期の時間とエッチングされる厚みとの関係が確立さ
れると、横方向の寸法の減少を制御することは容易であ
る。
水平対垂直のエッチ比ERRhvは、 ERRhv=ERh/ERv 上式で、ERvは垂直方向のエッチ速度、ERhは水平
方向のエッチ速度である。
一般に、ERRhvは1に近いが(理想的な等方性の場
合は、ERRhv=1)、実際には正確な監視が必要で
あり、真のERRhvは予備実験によって決定しなけれ
ばならない。基本的には、ERRhvは、主としてパタ
ーン・ファクタ、たとえばフォトレジスト皮膜によって
被覆されたウェーハの割合等に依存し、0.5〜0.7
5の範囲である。パターン・ファクタは、実際にはマス
クから得られる。
dTH×ERRvhは、片側の横方向寸法の減少dWを
表し、したがって全体の減少はその2倍になる。工程終
了時には、 LWf=LWe−2dW =LWe−(2×dTHf×ERRhv) となる。この計算を用いると、連続的な厳密な線幅の制
御が可能になり、最終の所要の線幅LWfが得られる。
要約すれば、干渉測定のために、標準のRIE装置にH
eNeレーザ源を設ける。しかし、波長が比較的長いた
め(λ=632.8nm)、システム18によるエッチ
ングした厚み(dTH)の測定は精度が十分ではない。
第5図は、dTH=0.17μmに相当する約120秒
の周期T′を示す曲線Cである。本発明者等は、エッチ
ング工程中にグロー放電により自然に発生する放射線
は、波長が短いだけでなく、ある条件下では干渉縞を形
成することを発見した。その結果、第4図に28で示す
本発明の追跡・監視システムは、既知のシステムより精
度がはるかに高い。第5図では、曲線Cは、最短のCO
線(λ=309.8nm)で得られる干渉を表す。この
CO線を用いると、エッチングした厚みをdTH=0.
08μmと薄くし、対応する周期Tを約60秒(Tは
T′の約半分)にすることができる。その結果、本発明
の方法により、線幅が600nm、精度が3σで±18
0nmの多結晶シリコン線を形成することができる。
F 発明の効果 本発明による、MLR技術でなくSLR技術に基づく、
高解像度で再現性のあるパターンを作成する方法の利点
は下記の通りである。
− 工程が簡単で安価となり、従来の11ステップから
6ステップに短縮される。重要なステップが従来の6つ
に対し、2つである。
− PECVD付着を必要とせず、高価なPECVD装
置を使用しなくてもよくなり、干渉解析法が使用でき
る。
− 異物による汚染やレジストのピンホールの影響を受
けにくい。
− ステップ4及び5(第IIA表)を、Tegal15
11など単一のRIE装置1台で行なうことができる。
− タイマの代りに、精密な干渉測定に基づく正確な現
場でのプロセス制御の監視により、従来より解像度が高
く精密なパターンが得られる。
− エッチングの均一性が改善される。
− 再現性がある。
一般に、本発明の方法は、他の材料(たとえば酸化物、
金属等)、他の工程(たとえば自己整合プロセス用のレ
ジストのエッチ・バック)、その他の用途にも使用する
ことができる、 さらに、ウェーハのバッチ全体のエッチングの終点をよ
り正確に決定するためのアルゴリズムが開発可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1A図ないし第1D図は、単層レジスト(SLR)技
術に基づく、本発明の方法の第1の好ましい実施例によ
るサブミクロン級の多結晶シリコン・ゲートの製造の詳
細を示す図である。 第2A図ないし第2D図は、本発明の第2の好ましい実
施例によるサブミクロン級の多結晶シリコン・ゲート
(またはスペーサ)の製造の詳細を示す図である。 第3A図ないし第3F図は、多層レジスト(MLR)技
術に基づく方法による、サブミクロン級の多結晶シリコ
ン・ゲートの製造の詳細を示す図である。 第4図は、従来の干渉計、及び本発明の新規な分光計に
基づく追跡システムを備えた、上記の方法を実施するた
めの標準のRIE装置を示す図である。 第5図は、従来の干渉計、及び本発明の追跡システムに
より発生する代表的な出力信号を示すグラフである。 15……絶縁基板、16……多結晶シリコン皮膜、17
……フォトレジスト皮膜、18……干渉計システム、1
9……エッチング・システム、20……エッチ処理室、
21……サセプタ、22……ウェーハ、23A、23B
……ビュー・ポート、24……レーザ、26A……ビー
ム・スプリッタ、26B……ミラー、27……フォトダ
イオード、28……追跡システム、29……ファイバ・
プローブ、30……モノクロメータ、31……検出器、
32……分光計、34……コンピュータ、35……チャ
ート・レコーダ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板表面上に、放射線無感応性の薄い下層
    及び放射線感応性の厚い上層を順次に付着した積層構造
    基板を準備する工程、 上記上層を所定の放射線パターンに露出し、現象して放
    射線パターンによりリソグラフイ的に画定されたマスク
    ・パターンの厚い上層を有する積層構造基板を形成する
    工程、 上記積層構造基板の上面を異方性の反応性イオン・エツ
    チング雰囲気に曝らして上記マスク・パターンに一致す
    るマスク・パターンを上記下層中に異方性エツチングに
    より形成する工程、 とより成る基板の表面処理のためのマスクとして機能す
    るパターンの形成方法において、 上記上層にマスク・パターンが形成された上記積層構造
    基板の上面を異方性エツチング雰囲気に曝らす前の処理
    として、 (イ)上記積層構造基板の上面を上記異方性エツチング条
    件より高い圧力及び電力の等方性の反応性エツチング雰
    囲気に曝らして等方性エツチングにより上記マスク・パ
    ターンの線幅及び厚さを減少させて微細マスク・パター
    ンを形成する工程、 (ロ)上記等方性エツチングの間、エツチングした線厚さ
    を測定して線幅の減少を算定して監視する一方、所定の
    微細線幅に達した時に上記等方性エツチング条件から上
    記異方性エツチング条件に切換える工程、 とを含み、放射線パターンにより画定されたマスク・パ
    ターンを一層微細なマスク・パターンに仕上げる前処理
    を特徴とするパターン形成方法。
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