JPH0614598U - プラネタリギヤユニット - Google Patents
プラネタリギヤユニットInfo
- Publication number
- JPH0614598U JPH0614598U JP1213991U JP1213991U JPH0614598U JP H0614598 U JPH0614598 U JP H0614598U JP 1213991 U JP1213991 U JP 1213991U JP 1213991 U JP1213991 U JP 1213991U JP H0614598 U JPH0614598 U JP H0614598U
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- JP
- Japan
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- carrier
- pinion
- gear
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 精度が高く、且つ耐久性の優れたプラネタリ
ギヤユニットを提供する。 【構成】 フロントキャリア3aまたはリヤキャリア3
bの何れか一方のキャリアの外径をアニュラスギヤ6の
内径よりも小さく形成して、アニュラスギヤ6がピニオ
ン2に噛み合った状態で、キャリア3でアニュラスギヤ
6の一方のスラスト力を受けるとともに、クラッチリテ
ーナ11でアニュラスギヤ6の他方のスラスト力を受け
る。
ギヤユニットを提供する。 【構成】 フロントキャリア3aまたはリヤキャリア3
bの何れか一方のキャリアの外径をアニュラスギヤ6の
内径よりも小さく形成して、アニュラスギヤ6がピニオ
ン2に噛み合った状態で、キャリア3でアニュラスギヤ
6の一方のスラスト力を受けるとともに、クラッチリテ
ーナ11でアニュラスギヤ6の他方のスラスト力を受け
る。
Description
【0001】
この考案は、無段変速機等に使用されるプラネタリギヤユニットに関する。
【0002】
現在一般に広く使用されている変速機として、トルクコンバータ,補助変速装 置,及び油圧制御装置で構成された流体式の自動変速機が知られている。 トルクコンバータは、周知のように、ポンプ,タービン,ステータの3種類の 羽根車から成る構造で、流体の運動を介してエンジンの動力を出力軸に伝達し、 この出力軸の減速に応じて、エンジントルクの出力側へのトルク変換作用を無段 的且つ自動的に行なう流体自動変速機である。 従って、理論的には、このトルクコンバータだけでも自動変速機として利用で きる。 しかしながら、トルクコンバータは、図3に示す駆動力特性から明らかなよう に、そのトルク変換の割合(トルク比)が1〜3程度の範囲であるため、このト ルクコンバータだけでは自動車等の変速機として十分な駆動力が得られない。 このため、実用的な変速機では、遊星歯車式や平行二軸歯車式の変速機からな る補助変速装置を組み合わせている。
【0003】 ここで、遊星歯車装置、すなわちプラネタリギヤユニットは、図4に示すよう に、同一軸を中心として、サンギヤ1と、このサンギヤ1に噛み合うピニオン2 を回転自在に支持するフロントキャリア3a及びリヤキャリア3bとから成るキ ャリア3と、ピニオン2に噛み合うリングギヤ4とで構成されている。 このプラネタリギヤユニットは、周知のように、サンギヤ1,キャリア3,及 びリングギヤ4を選択的に固定もしくは結合させるクラッチリテーナ及び多板ク ラッチ等からなる変速要素を用いて、サンギヤ1,キャリア3,及びリングギヤ 4の何れか1つを固定して、他の2つのうちの1つを入力とし、他の1つを出力 とすることにより変速比を変え、また、逆回転を行なうように構成されている。
【0004】
ところで、図4に示したように、リングギヤ4をインプットシャフト5で支持 するように構成した従来の一般的なプラネタリギヤユニットでは、ピニオン2が 支持されるフロントキャリア3aとリヤキャリア3bとを一体形成してキャリア 3を一体構造とすることが可能であった。 しかしながら、このリングギヤ1を環状に形成されたアニュラスギヤ6に替え て、このアニュラスギヤ6をピニオン2との噛み合いのみで支持するように構成 した従来のプラネタリギヤユニットでは、アニュラスギヤ6のスラスト方向の受 け止めを、図5に示すように、フロントキャリア3a及びリヤキャリア3bの外 周部のそれぞれの内側面とアニュラスギヤ6の両側面との接触により行なってい るため、この種のプラネタリギヤユニットにおいてキャリア3を一体構造にする と、ピニオン2に対するアニュラスギヤ6の組み付けができなくなる。
【0005】 このため、この種のプラネタリギヤユニットでは、従来、図6に示すように、 フロントキャリア3aとリヤキャリア3bとをそれぞれ別体で形成し、これらの フロントキャリア3aとリヤキャリア3bとでピニオン2及びアニュラスギヤ6 を挾持した後、これらのフロントキャリア3aとリヤキャリア3bとをステー7 を介してボルト8で締結することによりキャリア3を構成していた。 従って、このキャリア分割式の従来のプラネタリギヤユニットでは、ピニオン 2を支持するピニオンシャフト9のシャフト穴10の精度がフロントキャリア3 aとリヤキャリア3bとで異なり易く、また、ボルト8の締め付け具合が各ボル ト毎で異なったり、キャリア自体の剛性が低下するため、その作動時に異音が発 生したり、耐久性が悪くなる不具合があった。
【0006】 この考案は、上述の点に鑑みてなされたものであって、その目的は、精度が高 く且つ耐久性の優れたプラネタリギヤユニットを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】 この考案は、上述の課題を解決するために、同一軸中心として支持された、サ ンギヤと、このサンギヤに噛み合うピニオンと、フロントキャリア及びリヤキャ リアで上記ピニオンを回転自在に支持するキャリアと、上記ピニオンに噛み合う アニュラスギヤと、サンギヤ,キャリア,及びアニュラスギヤを選択的に固定も しくは結合させるクラッチリテーナ及び多板クラッチ等からなる変速要素とを有 し、上記アニュラスギヤを上記ピニオンとの噛み合いのみで支持するように構成 されたプラネタリギヤユニットにおいて、上記フロントキャリアまたはリヤキャ リアの何れか一方のキャリアの外径を上記アニュラスギヤの内径よりも小さく形 成して上記フロントキャリアとリヤキャリアとを一体構造とし、上記アニュラス ギヤが上記ピニオンに噛み合った状態で、上記キャリアで上記アニュラスギヤの 一方のスラスト力を受けるとともに、上記クラッチリテーナで上記アニュラスギ ヤの他方のスラスト力を受ける構成とする。
【0008】
この考案によれば、フロントキャリア3aとリヤキャリア3bとが一体構造と なるので、ステー7やボルト8が不要になり、フロントキャリア3aとリヤキャ リア3bとに穿たれたシャフト穴10の中心が確実に一致する。
【0009】
以下、この考案の実施例を図によって詳細に説明する。 但し、本明細書の記述から明らかに想起し得る範囲の構成・作用、及び本考案 の前記並びにその他の目的と新規な特徴については、説明の煩雑化を避ける上か ら、その図示並びに開示を省略、もしくは簡略化する。
【0010】 図1は、この考案によるプラネタリギヤユニットを搭載した変速機の断面図で ある。 この変速機は、トルクコンバータA,プラネタリギヤユニットB,バリオマチ ック変速機C,トランスファギヤD,及び、ディファレンシャルEを一体に組み 合わせて構成されている。
【0011】 この変速機におけるプラネタリギヤユニットBは、図2に示すように、同一軸 中心として支持された、サンギヤ1と、このサンギヤ1に噛み合うピニオン2と 、フロントキャリア3a及びリヤキャリア3bでピニオン2を回転自在に支持す るキャリア3と、ピニオン2に噛み合うアニュラスギヤ6と、サンギヤ1,キャ リア3,及びアニュラスギヤ6を選択的に固定もしくは結合させるクラッチリテ ーナ11及び多板クラッチ12等からなる変速要素とを有し、アニュラスギヤ6 がピニオン2との噛み合いで支持するように構成されている。
【0012】 このプラネタリギヤユニットBは、前述したように、アニュラスギヤ6のスラ スト方向の受け止めを、図5に示すように、フロントキャリア3a及びリヤキャ リア3bの外周部のそれぞれの内側面とアニュラスギヤ6の両側面との接触によ り行なってキャリア3を一体構造にすると、ピニオン2に対するアニュラスギヤ 6の組み付けができなくなる。
【0013】 そこで、この考案では、フロントキャリア3aまたはリヤキャリア3bの何れ か一方(図示の例ではリヤキャリア3b)のキャリア3の外径d1を、アニュラ スギヤ6の内径d2よりも小さく形成して、フロントキャリア3aとリヤキャリ ア3bとを一体構造とし、アニュラスギヤ6がピニオン2に噛み合った状態で、 キャリア3(この実施例ではフロントキャリア3a)でアニュラスギヤ6の一方 のスラスト力を受けるとともに、クラッチリテーナ11でアニュラスギヤ6の他 方のスラスト力を受けるように構成する。
【0014】 このように構成することにより、キャリア3を一体構造としても、アニュラス ギヤ6の組み付けを容易に行なうことができる。 すなわち、このプラネタリギヤユニットBの組立は、次ぎのようにして行なわ れる。
【0015】 図2において、まず、インプットシャフト5の端部にキャリア3を装着する。 このときピニオン2は、ピニオンシャフト9により、予め、キャリア3に組み 付けておく。 また、このピニオン2を組み付けた時点で、リアキャリア3bの端部に、係止 板13を取付けて、ピニオンシャフト9の抜け止め措置を行う。
【0016】 次いで、バリオマチック変速機Cのプーリの固定シーブ14のボス部に装着し たサンギヤ1を、キャリア3の所定部位に嵌合させて、サンギヤ1とピニオン2 とを互いに噛み合わせる。
【0017】 次に、リヤキャリア3bの外方からアニュラスギヤ6を挿通して、アニュラス ギヤ6とピニオン2とを互いに噛み合わせる。 このアニュラスギヤ6とサンギヤ1との取り付け順序は、どちらを先に行って もよい。
【0018】 ここで、フロントキャリア3aの外径d3は、アニュラスギヤ6の内径d2よ りも大きく設定されている。 従って、図2におけるアニュラスギヤ6の左方へのスラスト力は、アニュラス ギヤ6の左側面が、フロントキャリア3aの内側面に当接することにより受け止 められる。
【0019】 一方、アニュラスギヤ6の外周端部6aは、図2に示すように、クラッチリテ ーナ11の下部に延出するように形成されており、このアニュラスギヤ6の外周 端部6aの右側方のクラッチリテーナ11の下部には、スナップリング15が弾 力的に装着される。 従って、図2におけるアニュラスギヤ6の右方へのスラスト力は、アニュラス ギヤ6の外周端部6aの右側方が、クラッチリテーナ11の下部に装着されたス ナップリング15に当接することにより受け止められる。
【0020】
【考案の効果】 上述のように、この考案によれば、キャリア3を一体構造とすることができる ので、ピニオン2を支持するピニオンシャフト9のシャフト穴10の精度を極め て高く形成できるとともに、ボルト8が不要になり、キャリア自体の剛性を向上 させることができ、作動時の異音の発生を防止し、その耐久性を向上させること ができる。
【提出日】平成4年5月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【0001】
この考案は、無段変速機等に使用されるプラネタリギヤユニットに関する。
【0002】
現在一般に広く使用されている変速機として、トルクコンバータ,補助変速装 置,及び油圧制御装置で構成された流体式の自動変速機が知られている。 トルクコンバータは、周知のように、ポンプ,タービン,ステータの3種類の 羽根車から成る構造で、流体の運動を介してエンジンの動力を出力軸に伝達し、 この出力軸の減速に応じて、エンジントルクの出力側へのトルク変換作用を無段 的且つ自動的に行なう流体自動変速機である。 従って、理論的には、このトルクコンバータだけでも自動変速機として利用で きる。 しかしながら、トルクコンバータは、図3に示す駆動力特性から明らかなよう に、そのトルク変換の割合(トルク比)が1〜3程度の範囲であるため、このト ルクコンバータだけでは自動車等の変速機として十分な駆動力が得られない。 このため、実用的な変速機では、遊星歯車式や平行二軸歯車式の変速機からな る補助変速装置を組み合わせている。
【0003】 ここで、遊星歯車装置、すなわちプラネタリギヤユニットは、図4に示すよう に、同一軸を中心として、サンギヤ1と、このサンギヤ1に噛み合うピニオン2 を回転自在に支持するフロントキャリア3a及びリヤキャリア3bとから成るキ ャリア3と、ピニオン2に噛み合うリングギヤ4とで構成されている。 このプラネタリギヤユニットは、周知のように、サンギヤ1,キャリア3,及 びリングギヤ4を選択的に固定もしくは結合させるクラッチリテーナ及び多板ク ラッチ等からなる変速要素を用いて、サンギヤ1,キャリア3,及びリングギヤ 4の何れか1つを固定して、他の2つのうちの1つを入力とし、他の1つを出力 とすることにより変速比を変え、また、逆回転を行なうように構成されている。
【0004】
ところで、図4に示したように、リングギヤ4をインプットシャフト5で支持 するように構成した従来の一般的なプラネタリギヤユニットでは、ピニオン2が 支持されるフロントキャリア3aとリヤキャリア3bとを一体形成してキャリア 3を一体構造とすることが可能であった。しかしながら、同構造はリングギヤ4 をインプットシャフト5で支持するためのフランジが必要であり、重量が増えた りする問題点がある。同問題点を解消するものとして このリングギヤ4を環状に 形成されたアニュラスギヤ6に替えて、このアニュラスギヤ6をピニオン2との 噛み合いのみで支持するように構成したプラネタリギヤユニットがある。このプ ラネタリギヤユニットは アニュラスギヤ6のスラスト方向の受け止めを、図5に 示すように、フロントキャリア3a及びリヤキャリア3bの外周部のそれぞれの 内側面とアニュラスギヤ6の両側面との接触により行なっている。ところが、こ の種のプラネタリギヤユニットにおいてキャリア3を一体構造にすると、ピニオ ン2に対するアニュラスギヤ6の組み付けができなくなる。
【0005】 このため、この種のプラネタリギヤユニットでは、図6に示すように、フロン トキャリア3aとリヤキャリア3bとをそれぞれ別体で形成し、これらのフロン トキャリア3aとリヤキャリア3bとでピニオン2及びアニュラスギヤ6を挾持 した後、これらのフロントキャリア3aとリヤキャリア3bとをステー7を介し てボルト8で締結することによりキャリア3を構成していた。 従って、このキャリア分割式の従来のプラネタリギヤユニットでは、ピニオン 2を支持するピニオンシャフト9のシャフト穴10の精度がフロントキャリア3 aとリヤキャリア3bとで異なり易く、また、ボルト8の締め付け具合が各ボル ト毎で異なったり、キャリア自体の剛性が低下するため、その作動時に異音が発 生したり、耐久性が悪くなる不具合があった。
【0006】 この考案は、上述の点に鑑みてなされたものであって、その目的は、軽量でキ ャリアの 精度が高く且つ耐久性の優れたプラネタリギヤユニットを提供すること にある。
【0007】
この考案は、上述の課題を解決するために、同一軸中心として支持された、サ ンギヤと、このサンギヤに噛み合うピニオンと、フロントキャリア及びリヤキャ リアで上記ピニオンを回転自在に支持するキャリアと、上記ピニオンに噛み合う アニュラスギヤと、サンギヤ,キャリア,及びアニュラスギヤを選択的に固定も しくは結合させるクラッチリテーナ及び多板クラッチ等からなる変速要素とを有 し、上記アニュラスギヤを上記ピニオンとの噛み合いのみで支持するように構成 されたプラネタリギヤユニットにおいて、上記フロントキャリアまたはリヤキャ リアの何れか一方のキャリアの外径を上記アニュラスギヤの内径よりも小さく形 成し、上記アニュラスギヤが上記ピニオンに噛み合った状態で、上記キャリアで 上記アニュラスギヤの一方のスラスト力を受けるとともに、上記クラッチリテー ナで上記アニュラスギヤの他方のスラスト力を受ける構成とする。
【0008】
この考案によれば、フロントキャリアとリヤキャリアとを一体構造にできる。
【0009】
以下、この考案の実施例を図によって詳細に説明する。 但し、本明細書の記述から明らかに想起し得る範囲の構成・作用、及び本考案 の目的に ついては、説明の煩雑化を避ける上から、その図示並びに開示を省略、 もしくは簡略化する。
【0010】 図1は、この考案によるプラネタリギヤユニットを搭載した変速機の断面図で ある。 この変速機は、トルクコンバータA,プラネタリギヤユニットB,無段変速機 C,トランスファギヤD,及びディファレンシャルEを一体に組み合わせて構成 されている。
【0011】 この変速機におけるプラネタリギヤユニットBは、図2に示すように、同一軸 中心として支持された、サンギヤ1と、このサンギヤ1に噛み合うピニオン2と 、フロントキャリア3a及びリヤキャリア3bでピニオン2を回転自在に支持す るキャリア3と、ピニオン2に噛み合うアニュラスギヤ6と、サンギヤ1,キャ リア3,及びアニュラスギヤ6を選択的に固定もしくは結合させるクラッチリテ ーナ11及び多板クラッチ12等からなる変速要素とを有し、アニュラスギヤ6 がピニオン2との噛み合いで支持するように構成されている。
【0012】 ところで、このプラネタリギヤユニットBは、前述したように、アニュラスギ ヤ6のスラスト方向の受け止めを、図5に示すように、フロントキャリア3a及 びリヤキャリア3bの外周部のそれぞれの内側面とアニュラスギヤ6の両側面と の接触により行なってキャリア3を一体構造にすると、ピニオン2に対するアニ ュラスギヤ6の組み付けができなくなる。
【0013】 そこで、この考案では、フロントキャリア3aまたはリヤキャリア3bの何れ か一方(図示の例ではリヤキャリア3b)のキャリア3の外径d1を、アニュラ スギヤ6の内径d2よりも小さく形成して、フロントキャリア3aとリヤキャリ ア3bとを一体構造とし、アニュラスギヤ6がピニオン2に噛み合った状態で、 キャリア3(この実施例ではフロントキャリア3a)でアニュラスギヤ6の一方 のスラスト力を受けるとともに、クラッチリテーナ11でアニュラスギヤ6の他 方のスラスト力を受けるように構成する。
【0014】 このように構成することにより、キャリア3を一体構造としても、アニュラス ギヤ6の組み付けを容易に行なうことができる。 すなわち、このプラネタリギヤユニットBの組立は、次ぎのようにして行なわ れる。
【0015】 図2において、まず、インプットシャフト5の端部にキャリア3を装着する。 このときピニオン2は、ピニオンシャフト9により、予め、キャリア3に組み 付けておく。 また、このピニオン2を組み付けた時点で、リアキャリア3bの端部に、係止 板13を取付けて、ピニオンシャフト9の抜け止め措置を行う。
【0016】 次いで、無段変速機Cのプーリの固定シーブ14のボス部に装着したサンギヤ 1を、キャリア3の所定部位に嵌合させて、サンギヤ1とピニオン2とを互いに 噛み合わせる。
【0017】 次に、リヤキャリア3bの外方からアニュラスギヤ6を挿通して、アニュラス ギヤ6とピニオン2とを互いに噛み合わせる。 このアニュラスギヤ6とサンギヤ1との取り付け順序は、どちらを先に行って もよい。
【0018】 ここで、フロントキャリア3aの外径d3は、アニュラスギヤ6の内径d2よ りも大きく設定されている。 従って、図2におけるアニュラスギヤ6の左方へのスラスト力は、アニュラス ギヤ6の左側面が、フロントキャリア3aの内側面に当接することにより受け止 められる。
【0019】 一方、アニュラスギヤ6の外周端部6aは、図2に示すように、クラッチリテ ーナ11の下部に延出するように形成されており、この外周端部6aの右側方に は、スナップリング15が弾力的に装着される。 従って、図2におけるアニュラスギヤ6の右方へのスラスト力は、アニュラス ギヤ6の外周端部6aの右側方が、クラッチリテーナ11の下部に装着されたス ナップリング15に当接することにより受け止められ、クラッチリテーナ11は 内径端部11aがワッシャ20を介してフロントキャリア3aの端部に当接する ことにより受け止められる。
【0020】
上述のように、この考案によれば、キャリア3を一体構造とすることができる ので、ピニオン2を支持するピニオンシャフト9のシャフト穴10の精度を極め て高く形成できるとともに、ボルト8が不要になり、キャリア自体の剛性を向上 させることができ、作動時の異音の発生を防止し、その耐久性を向上させること ができる。
【図1】本考案の実施例を搭載した変速機の概略断面図
である。
である。
【図2】本考案の実施例を示す断面図である。
【図3】上記変速機の駆動力特性を示す線図である。
【図4】従来の一般的なプラネタリギヤユニットの概略
断面図である。
断面図である。
【図5】本考案に関する従来のプラネタリギヤユニット
の概略断面図である。
の概略断面図である。
【図6】本考案に関する従来のプラネタリギヤユニット
の概略斜視図である。
の概略斜視図である。
1 サンギヤ 2 ピニオン 3 キャリア 3a フロントキャリア 3b リヤキャリア 5 インプットシャフト 6 アニュラスギヤ 9 ピニオンシャフト 10 シャフト穴 11 クラッチリテーナ 12 多板クラッチ 13 係止板 15 スナップリング
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年5月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 プラネタリギヤユニット
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を搭載した変速機の概略断面図
である。
である。
【図2】本考案の実施例を示す断面図である。
【図3】上記変速機の駆動力特性を示す線図である。
【図4】 従来の一般的なプラネタリギヤユニットの概
略断面図である。
略断面図である。
【図5】 従来のプラネタリギヤユニットの概略断面図
である。
である。
【図6】 従来のプラネタリギヤユニットの概略斜視図
である。
である。
【符号の説明】 1 サンギヤ 2 ピニオン 3 キャリア 3a フロントキャリア 3b リヤキャリア 5 インプットシャフト 6 アニュラスギヤ 9 ピニオンシャフト 10 シャフト穴 11 クラッチリテーナ11a 内径端部 12 多板クラッチ 13 係止板 15 スナップリング20 ワッシャ
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
Claims (1)
- 【請求項1】同一軸中心として支持された、サンギヤ
と、このサンギヤに噛み合うピニオンと、フロントキャ
リア及びリヤキャリアで上記ピニオンを回転自在に支持
するキャリアと、上記ピニオンに噛み合うアニュラスギ
ヤと、サンギヤ,キャリア,及びアニュラスギヤを選択
的に固定もしくは結合させるクラッチリテーナ及び多板
クラッチ等からなる変速要素とを有し、上記アニュラス
ギヤを上記ピニオンとの噛み合いのみで支持するように
構成されたプラネタリギヤユニットにおいて、上記フロ
ントキャリアまたはリヤキャリアの何れか一方のキャリ
アの外径を上記アニュラスギヤの内径よりも小さく形成
して上記フロントキャリアとリヤキャリアとを一体構造
とし、上記アニュラスギヤが上記ピニオンに噛み合った
状態で、上記キャリアで上記アニュラスギヤの一方のス
ラスト力を受けるとともに、上記クラッチリテーナで上
記アニュラスギヤの他方のスラスト力を受けることを特
徴とするプラネタリギヤユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991012139U JP2555035Y2 (ja) | 1991-02-12 | 1991-02-12 | プラネタリギヤユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991012139U JP2555035Y2 (ja) | 1991-02-12 | 1991-02-12 | プラネタリギヤユニット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0614598U true JPH0614598U (ja) | 1994-02-25 |
| JP2555035Y2 JP2555035Y2 (ja) | 1997-11-19 |
Family
ID=11797182
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991012139U Expired - Fee Related JP2555035Y2 (ja) | 1991-02-12 | 1991-02-12 | プラネタリギヤユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2555035Y2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52142780U (ja) * | 1977-04-14 | 1977-10-28 | ||
| JPS5455179U (ja) * | 1977-09-27 | 1979-04-17 | ||
| WO2016136659A1 (ja) * | 2015-02-26 | 2016-09-01 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 車両用駆動装置 |
| WO2016136356A1 (ja) * | 2015-02-26 | 2016-09-01 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 遊星歯車機構 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02107859A (ja) * | 1988-07-07 | 1990-04-19 | Toyota Motor Corp | 遊星歯車装置 |
-
1991
- 1991-02-12 JP JP1991012139U patent/JP2555035Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
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|---|---|---|---|---|
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| US10281006B2 (en) | 2015-02-26 | 2019-05-07 | Aisin Aw Co., Ltd. | Planetary gear mechanism |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2555035Y2 (ja) | 1997-11-19 |
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