JPH0614625U - メタルガスケット - Google Patents

メタルガスケット

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Publication number
JPH0614625U
JPH0614625U JP40523090U JP40523090U JPH0614625U JP H0614625 U JPH0614625 U JP H0614625U JP 40523090 U JP40523090 U JP 40523090U JP 40523090 U JP40523090 U JP 40523090U JP H0614625 U JPH0614625 U JP H0614625U
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JP
Japan
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bead
flange
gasket
metal gasket
steel plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP40523090U
Other languages
English (en)
Inventor
雄規 上田
俊一 瀬嵐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nichias Corp
Original Assignee
Nichias Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nichias Corp filed Critical Nichias Corp
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Publication of JPH0614625U publication Critical patent/JPH0614625U/ja
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Abstract

(57)【要約】 [目的] フランジ接面に対する馴染み性を頗る良好に
すると共にシール性能を飛躍的に向上させたメタルガス
ケットである。 [構成] 軟鋼板、ステンレス鋼板、アルミニウム板等
の金属基板の表面に独立気泡を有する発泡ゴム層をラミ
ネートした基材にビードを設けて構成される。 [効果] フランジ接面に対して初期の馴染み性を飛躍
的に向上させることができ、その結果、より広範囲な使
用条件下でシール性能を発揮することが可能となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はフランジ接面に対する馴染み性を頗る良好にすると共にシール性能を 飛躍的に向上させたメタルガスケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般にエンジン周りでメタルガスケットを使用する場合には、図9及び図10 に示すフルビード仕様、或は図9及び図10に示すハーフビード仕様のように、 フランジ14の表面との馴染み性を得るために、金属基板11の表面にゴムコー ティングを初め、弗素系、シリコーン系等の塗膜12を形成させている。また、 後工程でビード13の成形を行うことによって、そのシール性能を飛躍的に向上 させることができる。 ところが、次のようなフランジ性状−例えば、面粗度の非常に悪い部位・表面 うねりの有る部位・合わせフランジで段差の大きい部位・鋳巣が多数点在してい る部位等−によっては本来有しているシール性能を十分に発揮することができな かった。
【0003】 また、水系流体をシールする場合には、主にコスト面を考慮して金属基板11 に軟鋼板を使用することがあるが、使用条件によっては該基板11の端面に錆が 発生することはもちろんのこと、ビード13を設けているために該ビード13の 残存高さである隙間15に流体が浸入し塗膜12を通過して行くために錆の進行 を助長させることがあった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記の事情を踏まえ、金属基板の表面に独立気泡を有する発泡ゴム 層をラミネートした後にビードを設けることにより従来の難点を克服できるメタ ルガスケットを得ることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記の如き観点に鑑みてなされたものであって、軟鋼板、ステンレ ス鋼板、アルミニウム板等の金属基板の表面に独立気泡を有する発泡ゴム層をラ ミネートした基材にビードを設けたメタルガスケットを提供しようとするもので ある。
【0006】
【作用及び実施例】
以下、本考案の構成を図面を参照しながら作用と共に説明する。 図1及び図2は本考案の一実施例を示すフルビード仕様の場合、並びに図3及 び図4は本考案の他の実施例を示すハーフビード仕様の場合であって、いずれの 場合も、軟鋼板、ステンレス鋼板、アルミニウム板等の金属基板1の表面に独立 気泡で構成された発泡ゴム層2をラミネートした後で、ビード3の加工を施した ものである。
【0007】 次に、本発明に係るメタルガスケットをフランジに締結した状態を示す図2、 図4と、それに対応する従来のメタルガスケットをフランジ3に締結した状態を 示す図10、図12によりそれぞれ対応させて以下に比較検討してみる。
【0008】 本発明に係るメタルガスケットにあっては図2、図4に示す通り、ビード部の 外側は発泡ゴム層がラミネートされているので、該発泡ゴム層がなければ締め付 け時にビード部の高さのために生じるであろう隙間を該発泡ゴム層で埋めること ができる。また、この状態を感圧紙でみると、前述の隙間を埋めている発泡ゴム 層にも面圧が十分に作用していることが確認できることから、フランジとの接触 部分からの流体の浸入を抑えることが可能になる。それに対して従来のビードの 場合にあっては、図10、図12に示す如くその高さのために締め付け時に必然 的に隙間が生じて、そこに流体が浸入することが避けられないことになる。
【0009】 以下、具体的な一事例として図5、図6の場合について説明する。 [ケース1] 3面合わせフランジにおけるシール特性について 〈使用条件〉
【0010】
【表1】
【0011】 〈使用条件〉 試料をフランジに装着し、所定のトルクで締結する。 A・B部にそれぞれN 2 ガスをチャージし、徐々に内圧を増加させる。 流体洩れは水中置換法で確認し、その時の内圧をゲージから読み取って洩 れ圧とする。 〈結果〉
【0012】
【表2】
【0013】 従来のメタルガスケットを使用した場合には、フランジ合わせ部から生じるエ アー洩れを止めることはできなかったが、本仕様では非常に良好なシール性を得 ることが確認できた。
【0014】 [ケース2] 塩水噴霧試験による腐食の影響について 塩水噴霧試験(JIS Z 2371)による耐食性を従来のメタルガスケットとの比較 で評価した結果は次のとおりである。 〈試験条件〉
【0015】
【表3】 〈試験体条件〉 図7、図8参照のこと
【0016】
【表4】
【0017】 〈試験方法〉 塩水噴霧試験方法(JIS Z 2371)に準拠。 腐食の評価方法:試験前・後のガスケットについて、軟質X線による撮影 を行う。腐食の発生部分でのX線透過量の相違をデジタイザーで読み
取り 腐食面積を計算する。 〈結果〉
【0018】
【表5】
【0019】 注)腐食面積( %):腐食点の面積合計が、全体の面積に占める割合で定めた値。 従来仕様での腐食面積の合計は1.34cm2であり、多少ではあるが基板内部に錆 が進行していることが分かる。 一方、本仕様については目視観察では基板端面に一部錆が認められるものの、 腐食面積はゼロであることから基板内部への錆の進行を見い出すことはできなか った。 以上のことから、本仕様は従来仕様に比べて基板が同じであるにも拘らず、耐 食性を飛躍的に向上させることが可能となる。
【0020】
【考案の効果】
以上の如く、本考案によれば、従来のメタルガスケットでシール性能が十分に 発揮できなかったフランジ性状<使用条件>に対して、初期の馴染み性を飛躍的 に向上させることができる。その結果、より広範囲な使用条件下でシール性能を 発揮することが可能となる。
【0021】 又、金属基板に軟鋼板を使用した場合、従来のメタルガスケットではフランジ に締結した際に、ビードの残存高さ分の隙間が生じることになる。このような状 態で水系流体をシールする場合、基板端面からはもちろんのこと前述の隙間から も水のアタックを受けて錆が基板内部に進行することがあった。しかし、本考案 に係るガスケットでは、上記実施例「ケース2」に示す如く、締結時の隙間を発 泡ゴム層で埋めることができるために、隙間からの水のアタックを抑えることが できる。錆の進行を極力嫌う部位についてはステンレス系、アルミニウム系基板 が使用されてきたが、軟鋼板でも基板端面のみとなるため、十分に使用可能とな り、コスト低減に対して非常に有利になるものである。
【表1】
【表2】
【表3】
【表4】
【表5】
【提出日】平成4年1月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】
一般にエンジン周りではメタルガスケットを使用する場合には、図9及び図10 に示すフルビード仕様或は図11及び図12に示すハーフビード仕様のように、 フランジ14の表面との馴染み性を得るために、金属基板11の表面にゴムコー ティングを初め、弗素系、シリコーン系等の塗膜12を形成させている。また、 後工程でビード13の成形を行うことによって、そのシール性能を飛躍的に向上 させることができる。 ところが、次のようなフランジ性状−例えば、面粗度の非常に悪い部位・表面 うねりの有る部位・合わせフランジで段差の大きい部位・鋳巣が多数点在してい る部位等−によっては本来有しているシール性能を十分に発揮することができな かった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案一実施例をフルビード仕様に形成した正
面図である。
【図2】本考案一実施例をフルビード仕様に形成したガ
スケットのフランジ締結状態を示す正面説明図である。
【図3】本考案一実施例をハーフビード仕様に形成した
正面図である。
【図4】本考案一実施例をハーフビード仕様に形成した
ガスケットのフランジ締結状態を示す正面説明図であ
る。
【図5】3面合わせフランジにおけるガスケット形状を
示す平面図である。
【図6】3面合わせフランジにガスケットを締結した状
態を示す正面図である。
【図7】本考案に係るガスケット形状を示す平面図であ
る。
【図8】本考案に係るガスケットをフランジに締結した
状態を示す正面図である。
【図9】従来の一例をフルビード仕様に形成した正面図
である。
【図10】従来の一例をフルビード仕様に形成したガス
ケットのフランジ締結状態を示す正面説明図である。
【図11】従来の一例をハーフビード仕様に形成した正
面図である。
【図12】従来の一例をハーフビード仕様に形成したガ
スケットのフランジ締結状態を示す正面説明図である。
【符号の説明】
1 金属基板 2 発泡ゴム層 3 ビード
【手続補正書】
【提出日】平成4年1月20日
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軟鋼板、ステンレス鋼板、アルミニウム
    板等の金属基板の表面に独立気泡を有する発泡ゴム層を
    ラミネートした基材にビードを設けたことを特徴とする
    メタルガスケット。
JP40523090U 1990-12-28 1990-12-28 メタルガスケット Pending JPH0614625U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP40523090U JPH0614625U (ja) 1990-12-28 1990-12-28 メタルガスケット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP40523090U JPH0614625U (ja) 1990-12-28 1990-12-28 メタルガスケット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0614625U true JPH0614625U (ja) 1994-02-25

Family

ID=18514858

Family Applications (1)

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JP40523090U Pending JPH0614625U (ja) 1990-12-28 1990-12-28 メタルガスケット

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Cited By (1)

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WO2012032967A1 (ja) * 2010-09-10 2012-03-15 三菱重工業株式会社 ガスケット及び電動圧縮機

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