JPH06147726A - 電子冷蔵庫 - Google Patents
電子冷蔵庫Info
- Publication number
- JPH06147726A JPH06147726A JP29269492A JP29269492A JPH06147726A JP H06147726 A JPH06147726 A JP H06147726A JP 29269492 A JP29269492 A JP 29269492A JP 29269492 A JP29269492 A JP 29269492A JP H06147726 A JPH06147726 A JP H06147726A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- tank wall
- thermoelectric element
- semiconductor thermoelectric
- dissipation device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2321/00—Details of machines, plants or systems, using electric or magnetic effects
- F25B2321/02—Details of machines, plants or systems, using electric or magnetic effects using Peltier effects; using Nernst-Ettinghausen effects
- F25B2321/025—Removal of heat
- F25B2321/0251—Removal of heat by a gas
Landscapes
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明は、冷蔵能力及び保冷能力の高い電
子冷蔵庫を提供することである。 【構成】 この発明による電子冷蔵庫は、断熱箱体1の
内側に装着され且つヒートパイプ構造をなす槽壁21
と、断熱箱体1の外部に配置され且つヒートパイプ構造
をなす放熱装着22との間に設けられた半導体熱電素子
5の冷却作用により、冷却時において、ヒートパイプ構
造の槽壁21内を循環する作動流体を介して収容空間A
内の熱を吸収し、その熱を、ヒートパイプ構造の放熱装
置22内を循環する作動流体を介して外部に放出させる
構成である。
子冷蔵庫を提供することである。 【構成】 この発明による電子冷蔵庫は、断熱箱体1の
内側に装着され且つヒートパイプ構造をなす槽壁21
と、断熱箱体1の外部に配置され且つヒートパイプ構造
をなす放熱装着22との間に設けられた半導体熱電素子
5の冷却作用により、冷却時において、ヒートパイプ構
造の槽壁21内を循環する作動流体を介して収容空間A
内の熱を吸収し、その熱を、ヒートパイプ構造の放熱装
置22内を循環する作動流体を介して外部に放出させる
構成である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、断熱箱体内に収容さ
れた冷蔵物を半導体熱電素子により冷却し、自動車や家
庭用として利用する電子冷蔵庫に関するものである。
れた冷蔵物を半導体熱電素子により冷却し、自動車や家
庭用として利用する電子冷蔵庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の電子冷蔵庫を示す断面図で
ある。この図において、符号1は缶ジュース等の冷蔵物
20を収容するための断熱箱体であり、この断熱箱体1
は上面が開放されたボックス部2と、このボックス部2
の開口部2aを塞ぐ蓋部3とを備えている。前記ボック
ス部2の内面には箱状をなす槽壁4が装着されており、
この槽壁4は、アルミニウム板等からなる熱伝導性の優
れた1.0〜2.0mm程度の板により箱状に形成され
ている。
ある。この図において、符号1は缶ジュース等の冷蔵物
20を収容するための断熱箱体であり、この断熱箱体1
は上面が開放されたボックス部2と、このボックス部2
の開口部2aを塞ぐ蓋部3とを備えている。前記ボック
ス部2の内面には箱状をなす槽壁4が装着されており、
この槽壁4は、アルミニウム板等からなる熱伝導性の優
れた1.0〜2.0mm程度の板により箱状に形成され
ている。
【0003】一方、前記断熱箱体1の外部には槽壁4を
冷却するための半導体熱電素子5が設けられている。こ
の半導体熱電素子5は、収容空間A側に向けて配置され
た吸熱板5aと、外方に向けて配置された放熱板5bと
により、サンドイッチ状に挟持されている。この吸熱板
5aは、アルミニウム製の熱伝達ブロック6を介して槽
壁4と密着させ、放熱板5bは、後述する放熱装置7と
密着させている。また、前記放熱装置7は、熱伝達性の
優れた冷却板7aを備え、この冷却板7aの後方には冷
却ファン8が配置されている。従って、この冷却ファン
8により発生する冷却風は、グリル10の吸気口10a
から導入されて排気口10bから外部に排出され、冷却
板7aを常に冷却し続けている。
冷却するための半導体熱電素子5が設けられている。こ
の半導体熱電素子5は、収容空間A側に向けて配置され
た吸熱板5aと、外方に向けて配置された放熱板5bと
により、サンドイッチ状に挟持されている。この吸熱板
5aは、アルミニウム製の熱伝達ブロック6を介して槽
壁4と密着させ、放熱板5bは、後述する放熱装置7と
密着させている。また、前記放熱装置7は、熱伝達性の
優れた冷却板7aを備え、この冷却板7aの後方には冷
却ファン8が配置されている。従って、この冷却ファン
8により発生する冷却風は、グリル10の吸気口10a
から導入されて排気口10bから外部に排出され、冷却
板7aを常に冷却し続けている。
【0004】電子冷蔵庫の組立てにあたって、熱伝達ブ
ロック6をビス等によって槽壁4に止着し、その熱伝達
ブロック6及び冷却板7aに、それぞれ前記吸熱板5a
及び放熱板5bを密着させる。なお、前記ボックス部2
の外壁と冷却板7との間には半導体熱電素子5を包囲す
るようにパッキン9を介挿させる。そして、ビス等で、
ボックス部2に熱伝達ブロック6及び冷却板7aを固定
する。その結果、パッキン9は、半導体熱電素子5及び
熱伝導ブロック6を囲むようにして配置されるので、冷
却時における結露から熱伝達ブロック6や半導体熱電素
子5を守り、これら部品の性能低下を防止すると共に、
その絶縁性をも確保することができる。
ロック6をビス等によって槽壁4に止着し、その熱伝達
ブロック6及び冷却板7aに、それぞれ前記吸熱板5a
及び放熱板5bを密着させる。なお、前記ボックス部2
の外壁と冷却板7との間には半導体熱電素子5を包囲す
るようにパッキン9を介挿させる。そして、ビス等で、
ボックス部2に熱伝達ブロック6及び冷却板7aを固定
する。その結果、パッキン9は、半導体熱電素子5及び
熱伝導ブロック6を囲むようにして配置されるので、冷
却時における結露から熱伝達ブロック6や半導体熱電素
子5を守り、これら部品の性能低下を防止すると共に、
その絶縁性をも確保することができる。
【0005】従来の電子冷蔵庫は以上のように構成され
ており、以下に、その動作について説明する。先ず、電
子冷蔵庫のスイッチをONにすると、半導体熱電素子5
のヒートポンプ作用により吸熱板5aが冷却され、その
後、熱伝達ブロック6及び槽壁4が冷却されて、収容空
間A内の温度を低下させる。それと同時に、放熱板5b
は、半導体熱電素子5自体が発する熱量と、収容空間A
を冷却するにあたって奪われた熱量とにより加熱され、
これら熱量が冷却板7aに伝達される。そして、加熱さ
れた冷却板7aは、冷却ファン8により強制的に冷却さ
れ続け、半導体熱電素子5の冷却作用により、収容空間
A内の温度は設定値まで低下し続ける。
ており、以下に、その動作について説明する。先ず、電
子冷蔵庫のスイッチをONにすると、半導体熱電素子5
のヒートポンプ作用により吸熱板5aが冷却され、その
後、熱伝達ブロック6及び槽壁4が冷却されて、収容空
間A内の温度を低下させる。それと同時に、放熱板5b
は、半導体熱電素子5自体が発する熱量と、収容空間A
を冷却するにあたって奪われた熱量とにより加熱され、
これら熱量が冷却板7aに伝達される。そして、加熱さ
れた冷却板7aは、冷却ファン8により強制的に冷却さ
れ続け、半導体熱電素子5の冷却作用により、収容空間
A内の温度は設定値まで低下し続ける。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の電子冷蔵庫は、
以上のように構成されていたため、次のような課題が存
在していた。すなわち、例えば、収容空間A内の温度を
約0℃で維持している場合、冷却板7aは約50℃まで
達している。その状態で電子冷蔵庫の運転を停止させる
と、半導体熱電素子5のヒートポンプ機能が停止し、冷
却板7aの熱が槽壁Aに向かって逆流する。その結果、
収容空間A内の温度を急激に上昇させてしまう。このよ
うな熱の逆流にあたって、槽壁4,熱伝達ブロック6,
吸熱板5a及び放熱板5bは高熱伝導率の材料で形成さ
れているため、熱の移動が極めて早く、例えば、収容空
間Aが0℃から10℃まで上昇させられるのに、約12
分程度しかかからない。従って、従来の電子冷蔵庫は、
その運転を停止させることにより、収容空間A内の冷蔵
物20を急激に加熱し、冷蔵物20の保冷性能が極めて
悪いといった課題があった。
以上のように構成されていたため、次のような課題が存
在していた。すなわち、例えば、収容空間A内の温度を
約0℃で維持している場合、冷却板7aは約50℃まで
達している。その状態で電子冷蔵庫の運転を停止させる
と、半導体熱電素子5のヒートポンプ機能が停止し、冷
却板7aの熱が槽壁Aに向かって逆流する。その結果、
収容空間A内の温度を急激に上昇させてしまう。このよ
うな熱の逆流にあたって、槽壁4,熱伝達ブロック6,
吸熱板5a及び放熱板5bは高熱伝導率の材料で形成さ
れているため、熱の移動が極めて早く、例えば、収容空
間Aが0℃から10℃まで上昇させられるのに、約12
分程度しかかからない。従って、従来の電子冷蔵庫は、
その運転を停止させることにより、収容空間A内の冷蔵
物20を急激に加熱し、冷蔵物20の保冷性能が極めて
悪いといった課題があった。
【0007】また、通常の半導体熱電素子5は、50m
m×50mm程度の大きさで100W程度の消費電力し
かなく、しかも熱伝達ブロック6を介在させると共に槽
壁4に対して局部的にしか接触していないので、槽壁4
全体を均一に冷却するのに時間がかかると共に、槽壁4
の局部的な冷却(熱伝達ブロック6近傍が最も冷却され
る)が起こるといった課題があった。
m×50mm程度の大きさで100W程度の消費電力し
かなく、しかも熱伝達ブロック6を介在させると共に槽
壁4に対して局部的にしか接触していないので、槽壁4
全体を均一に冷却するのに時間がかかると共に、槽壁4
の局部的な冷却(熱伝達ブロック6近傍が最も冷却され
る)が起こるといった課題があった。
【0008】更に、収容空間Aから奪われる熱量をも加
わり、冷却板7aは、120〜130W程度の放熱を必
要とし、しかも、槽壁4の場合と同様に、半導体熱電素
子5に対して局部的にしか接触していないので、冷却板
7aが局部的に加熱され、冷却板7aを素早く冷却させ
ることは困難であった。
わり、冷却板7aは、120〜130W程度の放熱を必
要とし、しかも、槽壁4の場合と同様に、半導体熱電素
子5に対して局部的にしか接触していないので、冷却板
7aが局部的に加熱され、冷却板7aを素早く冷却させ
ることは困難であった。
【0009】この発明は、以上のような課題を解決する
ためになされたもので、特に、冷蔵能力及び保冷能力の
高い電子冷蔵庫を提供することを目的とする。
ためになされたもので、特に、冷蔵能力及び保冷能力の
高い電子冷蔵庫を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る請求項1
における電子冷蔵庫は、断熱箱体の内面に装着された箱
状の槽壁と、前記断熱箱体の外部に配置され放熱機能を
有する放熱装置と、前記槽壁と前記放熱装置との間に設
けられヒートポンプ機能を有する半導体熱電素子とを備
え、前記断熱箱体内の収容空間を前記半導体熱電素子の
吸熱作用により冷却し、前記半導体熱電素子からの熱を
前記放熱装置により外部に放出させるよう構成した電子
冷蔵庫において、前記槽壁及び前記放熱装置をそれぞれ
ヒートパイプ構造としたものである。
における電子冷蔵庫は、断熱箱体の内面に装着された箱
状の槽壁と、前記断熱箱体の外部に配置され放熱機能を
有する放熱装置と、前記槽壁と前記放熱装置との間に設
けられヒートポンプ機能を有する半導体熱電素子とを備
え、前記断熱箱体内の収容空間を前記半導体熱電素子の
吸熱作用により冷却し、前記半導体熱電素子からの熱を
前記放熱装置により外部に放出させるよう構成した電子
冷蔵庫において、前記槽壁及び前記放熱装置をそれぞれ
ヒートパイプ構造としたものである。
【0011】この発明に係る請求項2における電子冷蔵
庫は、断熱箱体の内面に装着された箱状の槽壁と、前記
断熱箱体の外部に配置され放熱機能を有する放熱装置
と、前記槽壁と前記放熱装置との間に設けられヒートポ
ンプ機能を有する半導体熱電素子とを備え、前記断熱箱
体内の収容空間を前記半導体熱電素子の吸熱作用により
冷却し、前記半導体熱電素子からの熱を前記放熱装置に
より外部に放出させるよう構成した電子冷蔵庫におい
て、前記槽壁及び前記放熱装置をそれぞれヒートパイプ
構造とし、これら各ヒートパイプ構造は、2枚の薄板を
圧着させて板状に形成すると共に、前記2枚の薄板間に
格子状の流体通路を形成したものである。
庫は、断熱箱体の内面に装着された箱状の槽壁と、前記
断熱箱体の外部に配置され放熱機能を有する放熱装置
と、前記槽壁と前記放熱装置との間に設けられヒートポ
ンプ機能を有する半導体熱電素子とを備え、前記断熱箱
体内の収容空間を前記半導体熱電素子の吸熱作用により
冷却し、前記半導体熱電素子からの熱を前記放熱装置に
より外部に放出させるよう構成した電子冷蔵庫におい
て、前記槽壁及び前記放熱装置をそれぞれヒートパイプ
構造とし、これら各ヒートパイプ構造は、2枚の薄板を
圧着させて板状に形成すると共に、前記2枚の薄板間に
格子状の流体通路を形成したものである。
【0012】
【作用】この発明に係る請求項1における電子冷蔵庫に
おいては、半導体熱電素子の作用により、冷却時におい
て、ヒートパイプ構造の槽壁内を循環する作動流体を介
在させて収容空間内の熱を吸収し、その熱を、ヒートパ
イプ構造の放熱装置内を循環する作動流体を介在させて
外部に放出させることで、極めて良好な熱排出経路を構
成することができる。
おいては、半導体熱電素子の作用により、冷却時におい
て、ヒートパイプ構造の槽壁内を循環する作動流体を介
在させて収容空間内の熱を吸収し、その熱を、ヒートパ
イプ構造の放熱装置内を循環する作動流体を介在させて
外部に放出させることで、極めて良好な熱排出経路を構
成することができる。
【0013】この発明に係る請求項2における電子冷蔵
庫においては、断熱箱体の内側に装着された槽壁及び断
熱箱体の外部に配置された放熱装置をそれぞれヒートパ
イプ構造とし、これら各ヒートパイプ構造は、2枚の薄
板を圧着させて板状に形成すると共に、前記2枚の薄板
間に格子状の流体通路を形成することにより、槽壁及び
放熱装置に形成された格子状の流体通路を通って、作動
流体が均一且つ素早く循環し、槽壁と半導体熱電素子と
の間、並びに放熱装置と半導体熱電素子との間の熱のや
りとりは、薄板のみを介して行ない、運転停止時におけ
る熱伝達速度を遅くすることができる。
庫においては、断熱箱体の内側に装着された槽壁及び断
熱箱体の外部に配置された放熱装置をそれぞれヒートパ
イプ構造とし、これら各ヒートパイプ構造は、2枚の薄
板を圧着させて板状に形成すると共に、前記2枚の薄板
間に格子状の流体通路を形成することにより、槽壁及び
放熱装置に形成された格子状の流体通路を通って、作動
流体が均一且つ素早く循環し、槽壁と半導体熱電素子と
の間、並びに放熱装置と半導体熱電素子との間の熱のや
りとりは、薄板のみを介して行ない、運転停止時におけ
る熱伝達速度を遅くすることができる。
【0014】
【実施例】以下、この発明による電子冷蔵庫の実施例を
図について説明する。なお、従来例と同一又は同等部分
については、同一符号を用いて説明する。
図について説明する。なお、従来例と同一又は同等部分
については、同一符号を用いて説明する。
【0015】実施例1.図1はこの発明の第1の実施例
による電子冷蔵庫を示す断面図である。図において符号
1は缶ジュース等の冷蔵物20を収容するための断熱箱
体であり、この断熱箱体1は上面が開放され断熱材より
形成されたボックス部2と、このボックス部2の開口部
2aを塞ぐ蓋部3とを備えている。また、前記ボックス
部2の内面には、箱状をなすヒートパイプ構造の槽壁2
1が装着されている。この槽壁21は、ビス等によりボ
ックス部2に固定され、冷却板を兼ねている。
による電子冷蔵庫を示す断面図である。図において符号
1は缶ジュース等の冷蔵物20を収容するための断熱箱
体であり、この断熱箱体1は上面が開放され断熱材より
形成されたボックス部2と、このボックス部2の開口部
2aを塞ぐ蓋部3とを備えている。また、前記ボックス
部2の内面には、箱状をなすヒートパイプ構造の槽壁2
1が装着されている。この槽壁21は、ビス等によりボ
ックス部2に固定され、冷却板を兼ねている。
【0016】前記ボックス部2の穿設部2bには、アル
ミニウム製の熱伝達ブロック6が配置され、この熱伝達
ブロック6の外方位置には、槽壁21を冷却するための
半導体熱電素子5が設けられている。この半導体熱電素
子5は、Bi2Te3−Bi2Se3合金又はSb2Te3−
Bi2Te3合金の半導体からなると共に、収容空間A側
に向けて配置された吸熱板5aと、外方に向けて配置さ
れた放熱板5bとにより、サンドイッチ状に挟持されて
いる。前記吸熱板5aは熱伝達ブロック6を介して槽壁
21と密着させられ、前記放熱板5bは、後述するヒー
トパイプ構造の放熱装置22と密着させられている。ま
た、前記吸熱板5a及び放熱板5bは、電気絶縁材のう
ちで電熱性の高い、例えば、アルミナやセラミック等か
ら形成されている。
ミニウム製の熱伝達ブロック6が配置され、この熱伝達
ブロック6の外方位置には、槽壁21を冷却するための
半導体熱電素子5が設けられている。この半導体熱電素
子5は、Bi2Te3−Bi2Se3合金又はSb2Te3−
Bi2Te3合金の半導体からなると共に、収容空間A側
に向けて配置された吸熱板5aと、外方に向けて配置さ
れた放熱板5bとにより、サンドイッチ状に挟持されて
いる。前記吸熱板5aは熱伝達ブロック6を介して槽壁
21と密着させられ、前記放熱板5bは、後述するヒー
トパイプ構造の放熱装置22と密着させられている。ま
た、前記吸熱板5a及び放熱板5bは、電気絶縁材のう
ちで電熱性の高い、例えば、アルミナやセラミック等か
ら形成されている。
【0017】前記放熱装置22の吸熱部22aは、冷却
プレート23を介して放熱板5bに密着され、放熱装置
22の放熱部22bには、複数の冷却フィン25がロウ
材等により溶接されている。また、放熱装置22は、ボ
ックス部2の外側面に固定されたグリル24内に配置さ
れ、このグリル24の下側後方には、放熱装置22の吸
熱部22aに向けて冷却風を供給する冷却ファン8及び
その後方に吸気口10aを備えている。更に、グリル2
4の上側には、冷却風を外部に排出する排気口10bを
備えている。従って、この冷却ファン8による冷却風
は、グリル24の吸気口10aから導入されて排気口1
0bから外部に排出されることにより、放熱装置22を
常に冷却し続けている。
プレート23を介して放熱板5bに密着され、放熱装置
22の放熱部22bには、複数の冷却フィン25がロウ
材等により溶接されている。また、放熱装置22は、ボ
ックス部2の外側面に固定されたグリル24内に配置さ
れ、このグリル24の下側後方には、放熱装置22の吸
熱部22aに向けて冷却風を供給する冷却ファン8及び
その後方に吸気口10aを備えている。更に、グリル2
4の上側には、冷却風を外部に排出する排気口10bを
備えている。従って、この冷却ファン8による冷却風
は、グリル24の吸気口10aから導入されて排気口1
0bから外部に排出されることにより、放熱装置22を
常に冷却し続けている。
【0018】更に、前記吸熱板5aは、熱伝達ブロック
6を介して槽壁21に密着固定され、前記放熱板5b
は、冷却プレート23を介して放熱装置22の吸熱部2
2aに密着固定される。この固定にあたって、熱伝達ブ
ロック6と放熱装置22とをビス等で締め付けるが、前
記ボックス部2の外壁と冷却プレート23との間には半
導体熱電素子5を包囲するようにパッキン9が介挿され
ている。このパッキン9により、冷却時における結露か
ら熱伝達ブロック6や半導体熱電素子5を守り、これら
部品の性能低下を防止すると共に、その絶縁性をも確保
することができる。
6を介して槽壁21に密着固定され、前記放熱板5b
は、冷却プレート23を介して放熱装置22の吸熱部2
2aに密着固定される。この固定にあたって、熱伝達ブ
ロック6と放熱装置22とをビス等で締め付けるが、前
記ボックス部2の外壁と冷却プレート23との間には半
導体熱電素子5を包囲するようにパッキン9が介挿され
ている。このパッキン9により、冷却時における結露か
ら熱伝達ブロック6や半導体熱電素子5を守り、これら
部品の性能低下を防止すると共に、その絶縁性をも確保
することができる。
【0019】ここで、以下、ヒートパイプ構造をなす前
記放熱装置22の構成を、図2,3,4に基づいて更に
詳細に説明する。なお、図2は放熱装置22の背面図、
図3は放熱装置22の正面図、図4は図2のIV−IV
線に沿う断面図である。
記放熱装置22の構成を、図2,3,4に基づいて更に
詳細に説明する。なお、図2は放熱装置22の背面図、
図3は放熱装置22の正面図、図4は図2のIV−IV
線に沿う断面図である。
【0020】図2,3に示すように、矩形の板状をなす
放熱装置22において、その放熱部22bには、その全
面に格子状をなす流体通路22cが設けれ、吸熱部22
aには、格子状をなすと共に冷却プレート23との接触
部分に集中させた流体通路22dが設けれている。ま
た、前記放熱部22bと吸熱部22aは、断面くの字形
の連結部22eを介して連結され、当然のこととして、
流体通路22cと22dも流体通路22fを介して連通
させられ、全体としてループ形状をなしている。なお、
流体通路22c,22d,22fはいづれも二点鎖線に
より示されている。
放熱装置22において、その放熱部22bには、その全
面に格子状をなす流体通路22cが設けれ、吸熱部22
aには、格子状をなすと共に冷却プレート23との接触
部分に集中させた流体通路22dが設けれている。ま
た、前記放熱部22bと吸熱部22aは、断面くの字形
の連結部22eを介して連結され、当然のこととして、
流体通路22cと22dも流体通路22fを介して連通
させられ、全体としてループ形状をなしている。なお、
流体通路22c,22d,22fはいづれも二点鎖線に
より示されている。
【0021】前述した放熱装置22は、図4に示すよう
に、2枚の薄板26a,26bにより約1.6mm程度
の最終板厚Lをなすと共に、圧延・圧接加工によるロー
ルボンド法により形成されている。ここでいうロールボ
ンド法とは、一方の板に圧着防止材で回路(この発明で
は流体通路をいう)をプリントし、その後、他方の板を
重ね合わせて圧延,圧接した後、高圧空気で回路を膨管
する方法である。
に、2枚の薄板26a,26bにより約1.6mm程度
の最終板厚Lをなすと共に、圧延・圧接加工によるロー
ルボンド法により形成されている。ここでいうロールボ
ンド法とは、一方の板に圧着防止材で回路(この発明で
は流体通路をいう)をプリントし、その後、他方の板を
重ね合わせて圧延,圧接した後、高圧空気で回路を膨管
する方法である。
【0022】ここで、以下、ヒートパイプ構造をなす前
記槽壁21の構成を、図5に基づいて詳細に説明する。
前記槽壁21も前述の放熱装置22と同様に、2枚の薄
板27a,27bにより約1.6mm程度の最終板厚を
なすと共に、圧延・圧接加工によるロールボンド法によ
り製造されている。また、槽壁21には、ぼぼ全面に亙
って格子状の流体通路21a(二点鎖線で示す)がルー
プ状に形成されている。なお、前記流体通路21aは、
集熱効果を良くするために、熱伝達ブロック6との接合
部21bにおいて高密度をなしている。
記槽壁21の構成を、図5に基づいて詳細に説明する。
前記槽壁21も前述の放熱装置22と同様に、2枚の薄
板27a,27bにより約1.6mm程度の最終板厚を
なすと共に、圧延・圧接加工によるロールボンド法によ
り製造されている。また、槽壁21には、ぼぼ全面に亙
って格子状の流体通路21a(二点鎖線で示す)がルー
プ状に形成されている。なお、前記流体通路21aは、
集熱効果を良くするために、熱伝達ブロック6との接合
部21bにおいて高密度をなしている。
【0023】以下、この発明による電子冷蔵庫の動作に
ついて説明する。先ず、電子冷蔵庫のスイッチをONに
すると、半導体熱電素子5のヒートポンプ作用により吸
熱板5aが冷却され、その後、熱伝達ブロック6及び槽
壁21が冷却される。この時、槽壁21の流体通路21
a内に封入された作動流体は、接合部21bで液化さ
れ、それ以外の部分での作動流体は、収容空間A及び冷
蔵物20からの吸熱により蒸発気化される。その結果、
液状の作動流体と気体状の作動流体とが流体通路21a
内で還流を繰り返し、収容空間Aの温度を素早く且つ均
一に低下させる。
ついて説明する。先ず、電子冷蔵庫のスイッチをONに
すると、半導体熱電素子5のヒートポンプ作用により吸
熱板5aが冷却され、その後、熱伝達ブロック6及び槽
壁21が冷却される。この時、槽壁21の流体通路21
a内に封入された作動流体は、接合部21bで液化さ
れ、それ以外の部分での作動流体は、収容空間A及び冷
蔵物20からの吸熱により蒸発気化される。その結果、
液状の作動流体と気体状の作動流体とが流体通路21a
内で還流を繰り返し、収容空間Aの温度を素早く且つ均
一に低下させる。
【0024】これと同時に、放熱板5bは、半導体熱電
素子5自体が発する熱量と、収容空間Aを冷却するにあ
たって奪った熱量とにより加熱され、これら熱量により
冷却プレート23及び吸熱部22aはそれぞれ加熱され
る。その時、流体通路22d内の作動流体が蒸発気化さ
れ、この作動流体は流体通路22fを通って、放熱部2
2bの流体通路22cまで運ばれる。そして、ここでの
熱は、冷却ファン8からの冷却風により、放熱部22b
に形成された複数の冷却フィン25を介して大気中に放
出され、流体通路22c内の作動流体を冷却する。
素子5自体が発する熱量と、収容空間Aを冷却するにあ
たって奪った熱量とにより加熱され、これら熱量により
冷却プレート23及び吸熱部22aはそれぞれ加熱され
る。その時、流体通路22d内の作動流体が蒸発気化さ
れ、この作動流体は流体通路22fを通って、放熱部2
2bの流体通路22cまで運ばれる。そして、ここでの
熱は、冷却ファン8からの冷却風により、放熱部22b
に形成された複数の冷却フィン25を介して大気中に放
出され、流体通路22c内の作動流体を冷却する。
【0025】この時、流体通路22c内の作動流体は、
濃縮液化され、重力又はウイックの毛細管現象により、
吸熱部22aまで戻される。従って、液状の作動流体と
気体状の作動流体とが流体通路22c,22d,22f
内で還流を繰り返し、冷却プレート23及び放熱板5b
を常に冷却し続ける。なお、放熱装置22の吸熱部22
aにおける薄板26bの表面、並びに連結部22eにお
ける薄板26a,26bの表面からも、僅かではあるが
放熱が行われている。
濃縮液化され、重力又はウイックの毛細管現象により、
吸熱部22aまで戻される。従って、液状の作動流体と
気体状の作動流体とが流体通路22c,22d,22f
内で還流を繰り返し、冷却プレート23及び放熱板5b
を常に冷却し続ける。なお、放熱装置22の吸熱部22
aにおける薄板26bの表面、並びに連結部22eにお
ける薄板26a,26bの表面からも、僅かではあるが
放熱が行われている。
【0026】従って、ヒートパイプ構造をなす槽壁21
は半導体熱電素子5により収容空間Aを素早く冷却する
と共に、ヒートパイプ構造をなす放熱装置22も、半導
体熱電素子5を素早く冷却され続ける。その結果、半導
体熱電素子5の前後に設けた吸熱板5aと放熱板5bと
の温度差を小さくすることができ、半導体熱電素子5の
駆動効率を上げることができる。
は半導体熱電素子5により収容空間Aを素早く冷却する
と共に、ヒートパイプ構造をなす放熱装置22も、半導
体熱電素子5を素早く冷却され続ける。その結果、半導
体熱電素子5の前後に設けた吸熱板5aと放熱板5bと
の温度差を小さくすることができ、半導体熱電素子5の
駆動効率を上げることができる。
【0027】次に、収容空間Aが十分に冷却された状態
で、電子冷蔵庫のスイッチをOFFにすると、保冷状態
になる。この時、放熱板5bは、吸熱板5aからの吸熱
作用により低温となり、放熱装置22の吸熱部22aは
冷却され、その部分における流体通路22d内の作動流
体は液化され、作動流体の移動は停止する。
で、電子冷蔵庫のスイッチをOFFにすると、保冷状態
になる。この時、放熱板5bは、吸熱板5aからの吸熱
作用により低温となり、放熱装置22の吸熱部22aは
冷却され、その部分における流体通路22d内の作動流
体は液化され、作動流体の移動は停止する。
【0028】その結果、放熱装置22の放熱部22bや
冷却フィン25がもっている熱は、薄板26a,26b
を介してのみ吸熱部22aに伝達されるので、吸熱部2
2aの加熱速度は極めて遅く、最終的に槽壁21の加熱
速度も遅くすることができる。更に、ヒートパイプ構造
による熱伝達性の向上により、半導体熱電素子5の前後
に設けた吸熱板5aと放熱板5bとの温度差を小さくす
ることができる。従って、熱の逆流による収容空間Aの
温度上昇を極めて少なくすることができ、電子冷蔵庫の
保冷性能を向上させることができる。
冷却フィン25がもっている熱は、薄板26a,26b
を介してのみ吸熱部22aに伝達されるので、吸熱部2
2aの加熱速度は極めて遅く、最終的に槽壁21の加熱
速度も遅くすることができる。更に、ヒートパイプ構造
による熱伝達性の向上により、半導体熱電素子5の前後
に設けた吸熱板5aと放熱板5bとの温度差を小さくす
ることができる。従って、熱の逆流による収容空間Aの
温度上昇を極めて少なくすることができ、電子冷蔵庫の
保冷性能を向上させることができる。
【0029】この発明は前述の実施例に限定されるもの
ではなく、例えば、保冷性能を向上させるために、放熱
装置22の吸熱部22aのみを断熱材で覆い、外気から
の吸熱を防止するように構成してもよい。この場合、冷
蔵運転中において、吸熱部22aの表面からの直接放熱
はなくなるが、ヒートパイプ構造のため実用上の問題は
ない。
ではなく、例えば、保冷性能を向上させるために、放熱
装置22の吸熱部22aのみを断熱材で覆い、外気から
の吸熱を防止するように構成してもよい。この場合、冷
蔵運転中において、吸熱部22aの表面からの直接放熱
はなくなるが、ヒートパイプ構造のため実用上の問題は
ない。
【0030】
【発明の効果】この発明による請求項1の電子冷蔵庫
は、槽壁及び放熱装置をそれぞれヒートパイプ構造と
し、半導体熱電素子の前後にヒートパイプ構造の前記槽
壁及び前記放熱装置を配置させ、槽壁内を循環する作動
流体により収容空間内の熱を吸収し、その熱を、放熱装
置内を循環する作動流体を介して外部に放出させること
により次のような効果を有する。すなわち、極めて良好
な熱排出経路を構成することができ、そして、このよう
な熱排出効率の向上に伴って、半導体熱電素子の前後に
おける温度差を小さくすることができるので、電子冷蔵
庫の停止時において、熱の逆流による槽壁の温度上昇
を、必要最小限に押さえることができ、電子冷蔵庫の保
冷性能及び冷蔵能力を更に向上させることができる。ま
た、ヒートパイプ構造を適用することにより、半導体熱
電素子の冷却効率を向上させることができるので、半導
体熱電素子での消費電力を下げることができるといった
極めて優れた効果がある。
は、槽壁及び放熱装置をそれぞれヒートパイプ構造と
し、半導体熱電素子の前後にヒートパイプ構造の前記槽
壁及び前記放熱装置を配置させ、槽壁内を循環する作動
流体により収容空間内の熱を吸収し、その熱を、放熱装
置内を循環する作動流体を介して外部に放出させること
により次のような効果を有する。すなわち、極めて良好
な熱排出経路を構成することができ、そして、このよう
な熱排出効率の向上に伴って、半導体熱電素子の前後に
おける温度差を小さくすることができるので、電子冷蔵
庫の停止時において、熱の逆流による槽壁の温度上昇
を、必要最小限に押さえることができ、電子冷蔵庫の保
冷性能及び冷蔵能力を更に向上させることができる。ま
た、ヒートパイプ構造を適用することにより、半導体熱
電素子の冷却効率を向上させることができるので、半導
体熱電素子での消費電力を下げることができるといった
極めて優れた効果がある。
【0031】この発明による請求項2の電子冷蔵庫は、
断熱箱体の内側に装着された槽壁及び断熱箱体の外部に
配置された放熱装置をそれぞれヒートパイプ構造とし、
これら各ヒートパイプ構造は、2枚の薄板を圧着させて
板状に形成すると共に、前記2枚の薄板間に格子状の流
体通路を形成することにより、次のような効果を有す
る。すなわち、槽壁及び放熱装置に形成された格子状の
流体通路を通って、作動流体が均一且つ素早く循環する
ので、冷却時における電子冷蔵庫の冷蔵性能を更に向上
させ、しかも、槽壁と半導体熱電素子との間、並びに放
熱装置と半導体熱電素子との間の熱のやりとりは、薄板
のみを介して行われるので、運転停止時における熱伝達
速度は極めて悪くなり、その結果、熱の逆流により槽壁
が急激に加熱されることがなく、電子冷蔵庫の保冷性能
を向上させることができる。また、薄板により放熱装置
及び槽壁を形成することにより、低コストで小型化,軽
量化(従来との重量比で例えば約30%を削減できた)
を図ることができるといった優れた効果がある。
断熱箱体の内側に装着された槽壁及び断熱箱体の外部に
配置された放熱装置をそれぞれヒートパイプ構造とし、
これら各ヒートパイプ構造は、2枚の薄板を圧着させて
板状に形成すると共に、前記2枚の薄板間に格子状の流
体通路を形成することにより、次のような効果を有す
る。すなわち、槽壁及び放熱装置に形成された格子状の
流体通路を通って、作動流体が均一且つ素早く循環する
ので、冷却時における電子冷蔵庫の冷蔵性能を更に向上
させ、しかも、槽壁と半導体熱電素子との間、並びに放
熱装置と半導体熱電素子との間の熱のやりとりは、薄板
のみを介して行われるので、運転停止時における熱伝達
速度は極めて悪くなり、その結果、熱の逆流により槽壁
が急激に加熱されることがなく、電子冷蔵庫の保冷性能
を向上させることができる。また、薄板により放熱装置
及び槽壁を形成することにより、低コストで小型化,軽
量化(従来との重量比で例えば約30%を削減できた)
を図ることができるといった優れた効果がある。
【図1】この発明の電子冷蔵庫の第1実施例を示す断面
図である。
図である。
【図2】この発明の電子冷蔵庫の要部をなす放熱装置の
背面図である。
背面図である。
【図3】この発明の電子冷蔵庫の要部をなす放熱装置の
正面図である。
正面図である。
【図4】図2のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】この発明の電子冷蔵庫の要部をなす槽壁の斜視
図である。
図である。
【図6】従来の電子冷蔵庫を示す断面図である。
A 収容空間 1 断熱箱体 5 半導体熱電素子 21 槽壁 22 放熱装置 21a,22c,22d,22f 流体通路 26a,26b,27a,27b 薄板
【手続補正書】
【提出日】平成5年5月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】この発明に係る請求項2における電子冷蔵
庫においては、断熱箱体の内側に装着された槽壁及び断
熱箱体の外部に配置された放熱装置をそれぞれヒートパ
イプ構造とし、これら各ヒートパイプ構造は、2枚の薄
板を圧着させて板状に形成すると共に、前記2枚の薄板
間に格子状の流体通路を形成することにより、槽壁及び
放熱装置に形成された格子状の流体通路を通って、作動
流体が均一且つ素早く循環し、槽壁と半導体熱電素子と
の間、並びに放熱装置と半導体熱電素子との間の熱のや
りとりは、流体通路内の流体と薄板のみを介して行な
い、運転停止時における熱伝達速度を遅くすることがで
きる。
庫においては、断熱箱体の内側に装着された槽壁及び断
熱箱体の外部に配置された放熱装置をそれぞれヒートパ
イプ構造とし、これら各ヒートパイプ構造は、2枚の薄
板を圧着させて板状に形成すると共に、前記2枚の薄板
間に格子状の流体通路を形成することにより、槽壁及び
放熱装置に形成された格子状の流体通路を通って、作動
流体が均一且つ素早く循環し、槽壁と半導体熱電素子と
の間、並びに放熱装置と半導体熱電素子との間の熱のや
りとりは、流体通路内の流体と薄板のみを介して行な
い、運転停止時における熱伝達速度を遅くすることがで
きる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】従って、ヒートパイプ構造をなす槽壁21
は半導体熱電素子5により収容空間Aを素早く冷却する
と共に、ヒートパイプ構造をなす放熱装置22も、半導
体熱電素子5を素早く冷却し続ける。その結果、半導体
熱電素子5の前後に設けた吸熱板5aと放熱板5bとの
温度差を小さくすることができ、半導体熱電素子5の駆
動効率を上げることができる。
は半導体熱電素子5により収容空間Aを素早く冷却する
と共に、ヒートパイプ構造をなす放熱装置22も、半導
体熱電素子5を素早く冷却し続ける。その結果、半導体
熱電素子5の前後に設けた吸熱板5aと放熱板5bとの
温度差を小さくすることができ、半導体熱電素子5の駆
動効率を上げることができる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】その結果、放熱装置22の放熱部22bや
冷却フィン25がもっている熱は、薄板26a,26b
を介してのみ吸熱部22aに伝達されるので、吸熱部2
2aの加熱速度は極めて遅く、最終的に槽壁21の加熱
速度も遅くすることができる。従って、熱の逆流による
収容空間Aの温度上昇を極めて少なくすることができ、
電子冷蔵庫の保冷性能を向上させることができる。更
に、ヒートパイプ構造による熱伝達性の向上により、通
電時は半導体熱電素子5の前後に設けた吸熱板5aと放
熱板5bとの温度差を小さくすることができ、冷却能力
も向上させることができる。
冷却フィン25がもっている熱は、薄板26a,26b
を介してのみ吸熱部22aに伝達されるので、吸熱部2
2aの加熱速度は極めて遅く、最終的に槽壁21の加熱
速度も遅くすることができる。従って、熱の逆流による
収容空間Aの温度上昇を極めて少なくすることができ、
電子冷蔵庫の保冷性能を向上させることができる。更
に、ヒートパイプ構造による熱伝達性の向上により、通
電時は半導体熱電素子5の前後に設けた吸熱板5aと放
熱板5bとの温度差を小さくすることができ、冷却能力
も向上させることができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】
【発明の効果】この発明による請求項1の電子冷蔵庫
は、槽壁及び放熱装置をそれぞれヒートパイプ構造と
し、半導体熱電素子の前後にヒートパイプ構造の前記槽
壁及び前記放熱装置を配置させ、槽壁内を循環する作動
流体により収容空間内の熱を吸収し、その熱を、放熱装
置内を循環する作動流体を介して外部に放出させること
により次のような効果を有する。すなわち、ヒートパイ
プ構造を適用することにより、電子冷蔵庫の運転時は極
めて良好な熱排出経路を構成することができ、この熱排
出効率の向上に伴って、半導体熱電素子の前後における
温度差を小さくすることができるので、半導体熱電素子
の冷却効率を向上させることができ、冷蔵庫の冷却能力
を更に向上させることができる。また、電子冷蔵庫の停
止時においては、熱の逆流による槽壁の温度上昇を、必
要最小限に押さえることができ、電子冷蔵庫の保冷性能
も更に向上させることができるといった極めて優れた効
果がある。
は、槽壁及び放熱装置をそれぞれヒートパイプ構造と
し、半導体熱電素子の前後にヒートパイプ構造の前記槽
壁及び前記放熱装置を配置させ、槽壁内を循環する作動
流体により収容空間内の熱を吸収し、その熱を、放熱装
置内を循環する作動流体を介して外部に放出させること
により次のような効果を有する。すなわち、ヒートパイ
プ構造を適用することにより、電子冷蔵庫の運転時は極
めて良好な熱排出経路を構成することができ、この熱排
出効率の向上に伴って、半導体熱電素子の前後における
温度差を小さくすることができるので、半導体熱電素子
の冷却効率を向上させることができ、冷蔵庫の冷却能力
を更に向上させることができる。また、電子冷蔵庫の停
止時においては、熱の逆流による槽壁の温度上昇を、必
要最小限に押さえることができ、電子冷蔵庫の保冷性能
も更に向上させることができるといった極めて優れた効
果がある。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】この発明による請求項2の電子冷蔵庫は、
断熱箱体の内側に装着された槽壁及び断熱箱体の外部に
配置された放熱装置をそれぞれヒートパイプ構造とし、
これら各ヒートパイプ構造は、2枚の薄板を圧着させて
板状に形成すると共に、前記2枚の薄板間に格子状の流
体通路を形成することにより、次のような効果を有す
る。すなわち、槽壁及び放熱装置に形成された格子状の
流体通路を通って、作動流体が均一且つ素早く循環する
ので、冷却時における電子冷蔵庫の冷蔵性能を更に向上
させ、しかも、槽壁と半導体熱電素子との間、並びに放
熱装置と半導体熱電素子との間の熱のやりとりは、流体
通路内の流体と薄板のみを介して行われるので、運転停
止時における熱伝達速度は極めて悪くなり、その結果、
熱の逆流により槽壁が急激に加熱されることがなく、電
子冷蔵庫の保冷性能を向上させることができる。また、
薄板により放熱装置及び槽壁を形成することにより、低
コストで小型化,軽量化(従来との重量比で例えば約3
0%を削減できた)を図ることができるといった優れた
効果がある。
断熱箱体の内側に装着された槽壁及び断熱箱体の外部に
配置された放熱装置をそれぞれヒートパイプ構造とし、
これら各ヒートパイプ構造は、2枚の薄板を圧着させて
板状に形成すると共に、前記2枚の薄板間に格子状の流
体通路を形成することにより、次のような効果を有す
る。すなわち、槽壁及び放熱装置に形成された格子状の
流体通路を通って、作動流体が均一且つ素早く循環する
ので、冷却時における電子冷蔵庫の冷蔵性能を更に向上
させ、しかも、槽壁と半導体熱電素子との間、並びに放
熱装置と半導体熱電素子との間の熱のやりとりは、流体
通路内の流体と薄板のみを介して行われるので、運転停
止時における熱伝達速度は極めて悪くなり、その結果、
熱の逆流により槽壁が急激に加熱されることがなく、電
子冷蔵庫の保冷性能を向上させることができる。また、
薄板により放熱装置及び槽壁を形成することにより、低
コストで小型化,軽量化(従来との重量比で例えば約3
0%を削減できた)を図ることができるといった優れた
効果がある。
Claims (2)
- 【請求項1】 断熱箱体の内面に装着された箱状の槽壁
と、前記断熱箱体の外部に配置され放熱機能を有する放
熱装置と、前記槽壁と前記放熱装置との間に設けられヒ
ートポンプ機能を有する半導体熱電素子とを備え、前記
断熱箱体内の収容空間を前記半導体熱電素子の吸熱作用
により冷却し、前記半導体熱電素子からの熱を前記放熱
装置により外部に放出させるよう構成した電子冷蔵庫に
おいて、 前記槽壁及び前記放熱装置をそれぞれヒートパイプ構造
としたことを特徴とする電子冷蔵庫。 - 【請求項2】 断熱箱体の内面に装着された箱状の槽壁
と、前記断熱箱体の外部に配置され放熱機能を有する放
熱装置と、前記槽壁と前記放熱装置との間に設けられヒ
ートポンプ機能を有する半導体熱電素子とを備え、前記
断熱箱体内の収容空間を前記半導体熱電素子の吸熱作用
により冷却し、前記半導体熱電素子からの熱を前記放熱
装置により外部に放出させるよう構成した電子冷蔵庫に
おいて、 前記槽壁及び前記放熱装置をそれぞれヒートパイプ構造
とし、これら各ヒートパイプ構造は、2枚の薄板を圧着
させて板状に形成すると共に、前記2枚の薄板間に格子
状の流体通路を形成したことを特徴とする電子冷蔵庫。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29269492A JPH06147726A (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 電子冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29269492A JPH06147726A (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 電子冷蔵庫 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06147726A true JPH06147726A (ja) | 1994-05-27 |
Family
ID=17785096
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29269492A Pending JPH06147726A (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 電子冷蔵庫 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06147726A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9845976B2 (en) | 2011-05-31 | 2017-12-19 | Lg Electronics Inc. | Refrigerator |
| KR20180006999A (ko) * | 2018-01-11 | 2018-01-19 | 엘지전자 주식회사 | 냉장고 |
| WO2019132401A1 (ko) * | 2017-12-27 | 2019-07-04 | 삼성전자(주) | 고주파 해동기기를 구비한 냉장고 |
| US11428453B2 (en) | 2017-12-27 | 2022-08-30 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Refrigerator having high frequency wave thawing device |
| US20230258373A1 (en) * | 2015-05-13 | 2023-08-17 | Stone Cold Systems, Inc. | Apparatus and method for transporting temperature sensitive materials |
-
1992
- 1992-10-30 JP JP29269492A patent/JPH06147726A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9845976B2 (en) | 2011-05-31 | 2017-12-19 | Lg Electronics Inc. | Refrigerator |
| US20230258373A1 (en) * | 2015-05-13 | 2023-08-17 | Stone Cold Systems, Inc. | Apparatus and method for transporting temperature sensitive materials |
| WO2019132401A1 (ko) * | 2017-12-27 | 2019-07-04 | 삼성전자(주) | 고주파 해동기기를 구비한 냉장고 |
| US11428453B2 (en) | 2017-12-27 | 2022-08-30 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Refrigerator having high frequency wave thawing device |
| KR20180006999A (ko) * | 2018-01-11 | 2018-01-19 | 엘지전자 주식회사 | 냉장고 |
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