JPH06149212A - 文字生成方法及びその装置 - Google Patents

文字生成方法及びその装置

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JPH06149212A
JPH06149212A JP4298360A JP29836092A JPH06149212A JP H06149212 A JPH06149212 A JP H06149212A JP 4298360 A JP4298360 A JP 4298360A JP 29836092 A JP29836092 A JP 29836092A JP H06149212 A JPH06149212 A JP H06149212A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 文字を部分パターンに分割し、部分パターン
の始点位置と、部分パターンの形状とを格納し、文字パ
ターンを生成する文字生成方法及びその装置に関し、文
字を構成する部分パターンの始点位置表示のためデータ
を圧縮して、文字を生成することを目的とする。 【構成】 文字パターンを複数の基本パターンで構成さ
れる複数の部分パターンに分割し、形状データを、各基
本パターンの始点絶対位置に配置して、文字パターンを
生成する文字生成方法において、文字座標系で設定した
部分パターンの座標系の原点位置データを格納し、部分
パターンの座標系で設定した各基本パターンの始点位置
データと、各基本パターンの形状データとを格納し、所
望の文字の原点位置データと該始点位置データとから基
本パターンの始点絶対位置を算出し、形状データによる
基本パターンを配置して、所望の文字パターンを生成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (目次) 産業上の利用分野 従来の技術(図13乃至図15) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1) 作用 実施例 (a) 一実施例の説明(図2乃至図10) (b) 他の実施例の説明(図11乃至図12) (c) 別の実施例の説明 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、文字を部分パターンに
分割し、部分パターンの始点位置と、部分パターンの形
状とを格納し、文字パターンを生成する文字生成方法及
びその装置に関する。
【0003】文字パターンは、文字を表示、印刷する装
置に、広く利用されており、文字パターンを格納してお
き、文字コードに対応した文字パターンを生成して、表
示、印刷に供する。
【0004】この文字パターンの格納に、広くビットマ
ップによる文字格納形式が用いられてきたが、日本語等
の文字数が多いものでは、メモリの容量が大きくなるた
め、アウトライン(輪郭記述)形式が利用されつつあ
る。
【0005】このようなアウトライン形式は、データ圧
縮の点で、ビットマップ方式より優れているが、近年要
求されている多文字化、多書体化を図ると、必然的にメ
モリ容量は増大する。
【0006】このため、特にワードプロセッサや小型プ
リンタ等のハードウェアに制約が大きい装置では、更に
データ圧縮が要求される。
【0007】
【従来の技術】図13、図14、図15は従来技術の説
明図(その1)、(その2)、(その3)である。
【0008】図13(A)に示すように、文字「森」
は、文字パターンの連続した形状である3つの部分パタ
ーン(エレメントという)に分けられ、エレメントであ
る3つの「木」に分けると、文字「森」の上部の「木」
は、文字「栗」の下部の「木」と同一エレメントであ
り、エレメントを共有でき、文字「森」の下部の「木」
は、文字「禁」の上部の「木」と同一エレメントであ
り、エレメントを共有でき、データ量を低減できる。。
【0009】又、図13(B)に示すように、例えば、
文字「森」のエレメント「木」を一筆毎の横線「−」等
のストロークに分割したストローク分割方式をとれば、
更に部分パターンであるストロークを複数の文字で共有
でき、更に、図13(C)に示すように、ストロークを
左端、中央、右端等のパーツに分割したパーツ分割方式
をとれば、一層複数文字の共有が可能となる。
【0010】このような文字を複数の部品に分割し、部
品を共有する方式では、例えば、特開昭64−7526
0号公報等で知られている様に、各文字毎に、部品の始
点位置を必要とし、この始点位置は、図14に示すよう
に、文字のボディの絶対座標原点を左下端に取り、各部
分パターンの始点位置を、原点から各部分パターンの始
点への変位量(始点ベクトルa)で表している。
【0011】この始点ベクトルは、原点を(0、0)と
し、原点からのX、Y座標で示され、ボディサイズを1
023×1023とすると、始点位置の表現に、X、Y
に各々2バイトの計4バイトのデータが必要である。
【0012】例えば、図14の文字「森」、「栗」のス
トローク分割の例では、図15に示すように、エレメン
ト「木」の各ストロークA、B、C、Dの輪郭データを
共有するため、文字「森」、「栗」に対しエレメント
「木」の各ストロークA、B、C、Dの始点位置Ax1
〜Dx1、Ay1〜Dy1、Ax2〜Dx2、Ay2〜
Dy2の各々16バイトを必要とし、文字「森」と
「栗」でエレメント「木」のストロークを共有するため
の始点位置情報としては、32バイト必要とする。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】近年、高解像度(例え
ば、300dpi)が要求され、又マルチフォント化し
ても、文字をきれいに表現するには、ボディサイズを大
きくする必要があり、例えば文字の座標系を256×2
56ドット以上としており、多書体化、多文字数化の要
求が強い。
【0014】このため、従来技術では、次の問題があっ
た。 このように原点位置から各部分パターンの始点位置を
表す方式では、各部分パターンの始点位置に必ず4バイ
ト必要とし、ストローク方式やパーツ方式のように部分
パターンの数が増える程、始点位置情報の容量が多くな
り、情報量の削減に限りがある。
【0015】又、文字パターンを分割しない方式に比
し、部分パターンの共有率が高くないと、ストローク方
式やパーツ方式では、始点の数が増えるため、データ量
の削減にはつながらない。
【0016】従って、本発明は、文字を構成する部分パ
ターンの始点位置表示のためデータを圧縮して、文字を
生成することができる文字生成方法及びその装置を提供
することを目的とする。
【0017】又、本発明は、文字を構成する部分パター
ンを細分化しても、部分パターンの始点位置表示のため
データを圧縮して、文字を生成することができる文字生
成方法及びその装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図で
ある。本発明の請求項1は、文字パターンを複数の基本
パターンで構成される複数の部分パターンに分割し、各
基本パターンの形状データによる該基本パターンを、該
各基本パターンの始点絶対位置に配置して、該文字パタ
ーンを生成する文字生成方法において、該文字毎に、文
字座標系で設定した該部分パターンの座標系の原点位置
データを格納するとともに、該部分パターンの座標系で
設定した各基本パターンの始点位置データと、該各基本
パターンの形状データとを格納し、該所望の文字の原点
位置データと該始点位置データとから該基本パターンの
始点絶対位置を算出し、該形状データによる該基本パタ
ーンを、該始点絶対位置に配置して、該所望の文字パタ
ーンを生成することを特徴とする。
【0019】本発明の請求項2は、請求項1において、
前記基本パターンが、骨格パターンであり、前記基本パ
ターンの形状データに前記骨格パターンの始点位置から
の相対位置情報を含ませたことを特徴とする。
【0020】本発明の請求項3は、請求項1又は2にお
いて、前記各部分パターンの原点位置データは、前記文
字パターンの座標系の1/nの座標系で設定され、前記
原点位置データをn倍して、前記基本パターンの始点位
置データに加算して、前記始点絶対位置を算出すること
を特徴とする。
【0021】本発明の請求項4は、請求項1又は2又は
3において、前記各基本パターンの始点位置データは、
前記文字パターンの座標系の1/nの座標系で設定さ
れ、前記始点位置データをn倍して、前記部分パターン
の原点位置データに加算して、前記始点絶対位置を算出
することを特徴とする。
【0022】本発明の請求項5は、請求項1又は2又は
3又は4において、前記部分パターンが、前記文字パタ
ーンにおける連続した形状のエレメント又はエレメント
を分割したストロークであることを特徴とする。
【0023】本発明の請求項6は、請求項1又は2又は
3又は4又は5において、前記基本パターンが、前記文
字パターンの連続した形状のエレメントを分割したスト
ローク又はストロークを分割したパーツであることを特
徴とする。
【0024】本発明の請求項7は、請求項1又は2又は
3又は4又は5又は6において、前記形状データが、輪
郭線データであり、前記始点絶対位置から前記輪郭線デ
ータに従い描画して、前記基本パターンを形成すること
を特徴とする。
【0025】本発明の請求項8は、文字パターンを複数
の基本パターンで構成される複数の部分パターンに分割
し、該各基本パターンの形状データによる該基本パター
ンを、該各基本パターンの始点絶対位置に配置して、該
文字パターンを生成する文字生成装置において、各文字
毎に、文字座標系で設定した該部分パターンの座標系の
原点位置データと、該部分パターンの座標系で設定した
各基本パターンの始点位置データとを格納する共通ファ
イル6と、該各基本パターンの形状データとを格納する
個別ファイル7と、該共通ファイル6の所望の文字の原
点位置データと該始点位置データとから該基本パターン
の始点絶対位置を算出し、該個別ファイル7の該形状デ
ータによる該基本パターンを、該始点絶対位置に配置し
て、該所望の文字の文字パターンを生成する文字生成部
5、8とを有することを特徴とする。
【0026】本発明の請求項9は、請求項8において、
前記共通ファイル6に、前記基本パターンの骨格パター
ンの始点位置データを格納し、前記個別ファイル7に、
前記基本パターンの形状データに対し、前記骨格パター
ンの始点位置からの相対位置情報を含ませたことを特徴
とする。
【0027】本発明の請求項10は、請求項8又は9に
おいて、前記共通ファイル6の各部分パターンの原点位
置データは、前記文字パターンの座標系の1/nの座標
系で設定され、前記文字生成部5、8は、前記原点位置
データをn倍して、前記部分パターンの始点位置データ
に加算して、前記始点絶対位置を算出することを特徴と
する。
【0028】本発明の請求項11は、請求項8又は9又
は10において、前記各基本パターンの始点位置データ
は、前記文字パターンの座標系の1/nの座標系で設定
され、前記文字生成部5、8は、前記始点位置データを
n倍して、前記部分パターンの原点位置データに加算し
て、前記始点絶対位置を算出することを特徴とする。
【0029】本発明の請求項12は、請求項8又は9又
は10又は11において、前記部分パターンが、前記文
字パターンの連続した形状のエレメント又はエレメント
を分割したストロークであることを特徴とする。
【0030】本発明の請求項13は、請求項8又は9又
は10又は11又は12において、前記基本パターン
が、前記文字パターンの連続した形状のエレメントを分
割したストローク又はストロークを分割したパーツであ
ることを特徴とする。
【0031】本発明の請求項14は、請求項8又は9又
は10又は11又は12又は13において、前記個別フ
ァイル7に格納される前記形状データが、輪郭線データ
であり、前記文字生成部5、8は、前記始点絶対位置か
ら前記輪郭線データに従い描画して、前記部分パターン
を形成することを特徴とする。
【0032】
【作用】本発明の請求項1又は8では、ストロークやパ
ーツ等の各基本パターンに対し、文字座標系で始点絶対
位置を設定する変わりに、エレメントやストローク等の
部分パターンの原点位置を文字座標系で設定し、基本パ
ターンを部分パターンの座標系で表示するものである。
【0033】このようにすると、部分パターンの原点位
置は、文字座標系の絶対位置のため、4バイト必要とす
るが、基本パターンの始点位置表示には、殆ど2バイト
で済み、例えば、図14の例では、図1に示すように、
部分パターン「木」の原点位置に、4バイト、各ストロ
ークの始点位置に2バイトづつの計8バイトとなり、合
計しても、12バイトでよく、従来の16バイトに比
し、3/4のデータ量で済む。
【0034】これが、日本語の如く、7000文字を対
象とすると、膨大なデータ圧縮が可能となり、メモリ容
量を小にできる。本発明の請求項2又は9では、基本パ
ターンを書体に共通の骨格パターンとしたので、明朝
体、ゴシック体等の書体の異なる文字に対し、共通の基
本パターンを使用して、各書体の文字を容易に生成でき
る。
【0035】本発明の請求項3又は10では、部分パタ
ーンの原点位置は任意にとれるため、文字の座標系の分
解能で表すことは必要なく、文字座標系の1/nの座標
系で示し、これをn倍して、文字座標系の絶対位置座標
に変換できる。
【0036】これにより、共通始点位置は、2バイトで
表現でき、前述の例では、原点位置座標に2バイト、各
ストロークに8バイトとなり、計10バイトで済み、5
/8の容量で済む。
【0037】本発明の請求項4又は11では、基本パタ
ーンに対し、座標分解能を1/nで示すことにより、こ
れにより、各ストロークの始点位置が全て2バイトで良
く、一層データ圧縮が可能となる。
【0038】本発明の請求項5又は12では、部分パタ
ーンが、エレメント又はストロークであるので、原点位
置の数を少なくできる。本発明の請求項6又は13で
は、基本パターンが、ストローク又はパーツであるの
で、種々の文字に共用でき、形状データの数も削減でき
る。
【0039】本発明の請求項7又は14では、基本パタ
ーンの形状データが、輪郭線データであり、始点絶対位
置座標から輪郭線データに従い描画して、基本パターン
を形成するので、形状データの容量を削減でき、マルチ
ポイント文字にも容易に対応できる。
【0040】
【実施例】(a) 一実施例の説明 図2は本発明の一実施例構成図であり、プリンタ制御部
を示してある。
【0041】図2において、1はホストであり、パーソ
ナルコンピュータ、ワードプロセッサ等で構成され、プ
リンタ制御部に印刷データを送出するもの、2はホスト
インタフェース処理部であり、ホスト1とのインタフェ
ース制御を行うもの、3はコマンド処理部であり、ホス
ト1からの印刷データが、図形データか、文字データか
を判別するものである。
【0042】4は図形処理部であり、図形データに応じ
て、図形のビットデータを作成するもの、5は文字処理
部であり、文字データ(文字コード、文字サイズ、書体
名)に応じて、後述する共通ファイル格納メモリ6、書
体ファイル格納メモリ7から必要な原点位置、始点位置
等と、書体に固有の書体データを読出し、アウトライン
形式の文字データを作成するものである。
【0043】6は共通ファイル格納メモリであり、各文
字の書体に共通な情報(共通原点情報、始点情報等)を
格納するもの、7は書体ファイル格納メモリであり、そ
れぞれの書体に固有な書体データを格納するもの、8は
ビットデータ展開部であり、アウトライン形式の文字デ
ータを文字ビットデータに展開するもの、9はビットマ
ップメモリであり、図形ビットデータと、文字ビットデ
ータとが書き込まれるものであり、図示しないプリンタ
機構部に出力して、印刷させるものである。
【0044】図3は本発明の一実施例共通ファイルの構
成図、図4は本発明の一実施例説明図、図5は本発明の
一実施例動作説明図である。文字は、連続した部分パタ
ーンであり、部首、つくりに準ずるエレメントに分割で
き、エレメントは、筆の運びに準ずるストロークに分割
でき、ストロークは、1つの筆がつくりだすデザイン的
な特徴を示す左端部分、直線部分、右端部分等のパーツ
に分割できる。
【0045】このように、文字を階層的に分割していく
と、次第に文字間で共通の部分パターンが増加し、共用
できる部分パターンの数が多くなり、それだけメモリを
削減できる。
【0046】図4は、文字「森」、「栗」をパーツに分
割したものであり、例えば、エレメント「木」では、横
線ストロークは、左端a、直線b、右端cのパーツに、
縦線ストロークは、上端d、直線e、下線fのパーツ
に、斜めストロークは、各々斜め線qと、飾りhのパー
ツに、斜め線qと、飾りiのパーツに分割される。
【0047】このエレメント「木」に対し、文字座標系
で原点位置pが設定され、各パーツの骨格始点位置は、
エレメント座標系で各々a、b、c、d、e、f、g、
i、hとして、設定される。
【0048】又、ここでは、文字サイズ1023×10
23の1/4の255×255の座標系で、原点位置、
始点位置を設定して、原点位置座標、始点位置座標の
X、Yが各々1バイトで済むようにしている。
【0049】この原点位置、始点位置を格納する共通フ
ァイル6の構成は、図3に示すように、ファイル長、ヘ
ッダ長、文字セット、フォントタイプ、ボディサイズか
らなるヘッダ部T1と、ポインタ長、キャラクタポイン
トからなるキャラクタポイント部T2と、ポインタ長、
エレメントポインタからなるエレメントポインタ部T3
と、エレメントディレクトリT4とを有する。
【0050】エレメントポインタT3は、図3(B)に
示すように、各エレメント(例えば、「木」)を示すエ
レメントポインタに対応してその原点位置座標(X、
Y)を文字座標系で表す。
【0051】一方、エレメントディレクトリT4は、文
字を構成するエレメントブロックT5を示し、エレメン
トブロックT5は、文字を構成するエレメントの分類コ
ードと、そのストロークブロックT6からなり、ストロ
ークブロックT6は、ストロークの分類コードと、スト
ロークを構成するパーツブロックT7からなる。
【0052】パーツブロックT7は、パーツの分類コー
ドと、その始点位置座標X、Y(エレメント座標系で表
示)からなる。例えば、図4の例の文字の共通ファイル
6を図5に示すと、「栗」の文字コード「B7AA」に
対応して、エレメントポインタ部T3で2つのエレメン
ト「西」、「栗」と、各々の文字座標系での原点座標
(X、Y)が設定され、「森」の文字コード「BFB
9」に対応して、エレメントポインタ部T3で3つのエ
レメント「木」と、各々の文字座標系での原点座標
(X、Y)が設定される。
【0053】エレメントポインタ部T3の示すエレメン
トブロックT5では、ストロークブロックT6が設定さ
れ、ストロークブロックT6では、パーツブロックT7
が設定され、パーツブロックT7では、各パーツの始点
位置ax〜fx、ay〜fyがエレメント座標系で設定
される。
【0054】このようにして、文字「栗」と「森」で、
エレメント「木」のデータを共有でき、エレメント
「木」には、文字座標系で原点位置pが設定され、エレ
メント「木」の各パーツは、エレメント座標系で始点位
置ax〜fx、ay〜fyが設定される。
【0055】次に、書体ファイル7について説明する。
図6は本発明の一実施例書体ファイル構成図、図7は本
発明の一実施例書体ファイルの説明図(その1)、図8
は本発明の一実施例書体ファイルの説明図(その1)、
図9は本発明の一実施例書体ファイルの動作説明図であ
る。
【0056】図7に示すように、明朝体文字の「森」の
エレメント「木」は、文字ボディサイズ1023×10
23の座標系において、図の黒丸で示す共通始点位置
a、b、c、d、e、f、g、i、hから各パーツA
1、A2、A3、A4、A5、A6、A8、A7とA
9、A10への相対変位量で示せば良い。
【0057】例えば、パーツA1は、パーツ始点位置a
からパーツA1の始点位置への相対変位量(Xオフセッ
ト、Yオフセット)と、パーツA1の輪郭情報で構成さ
れ、パーツA2以下についても同様である。
【0058】同様に、図8に示すように、ゴシック体文
字の「森」のエレメント「木」は、文字ボディサイズ1
023×1023の座標系において、図の黒丸で示す共
通始点位置a、b、c、d、e、f、g、i、hから各
パーツA1’、A2’、A3’、A4’、A5’、A
6’、A8’、A7’とA9’、A10’への相対変位
量で示せば良い。
【0059】例えば、パーツA1’は、共通始点位置a
からパーツA1’の始点位置への相対変位量(Xオフセ
ット、Yオフセット)と、パーツA1’の輪郭情報で構
成され、パーツA2’以下についても同様である。
【0060】従って、書体ファイル7は、図6(A)に
示すように、ヘッダと、ポインタ部T8と、パーツポイ
ンタ部T9と、輪郭情報部T10とで構成され、図6
(B)、図9に示すように、ポインタ部T8は、文字コ
ードと書体名とに対応したパーツポインタ部T9の先頭
アドレスを示し、パーツポインタ部T9は、当該文字を
構成する各パーツの輪郭情報部T10のアドレスと、各
パーツのXオフセット、YオフセットT91とを示す。
【0061】輪郭情報部T10は、図6(C)に示すよ
うに、そのパーツの輪郭情報で構成される。図10は本
発明の一実施例文字展開処理フロー図である。
【0062】先ず、ホスト1からプリンタ制御部に、印
刷データが送られ、この印刷データは、書体、文字、文
字サイズの指定、図形の指定である。ホストインタフェ
ース処理部2は、この印刷データを解読し、コマンド処
理部3に送り、コマンド処理部3は、図形の印刷データ
は、図形処理部4に、文字の印刷データは、文字処理部
5へ送る。
【0063】図形処理部4は、図形データを図形のビッ
トデータに展開し、ビットマップメモリ9に書き込む。
一方、文字処理部5は、図10の処理により、文字を展
開する。
【0064】文字処理部5は、文字コードと、書体名
と、文字サイズとを読み込み、図5で説明したように、
文字コードで、共通ファイル6から対応するエレメント
の原点位置情報(文字座標系)と、パーツの共通始点位
置(エレメント座標系)とを読み込む。
【0065】次に、文字処理部5は、各パーツの骨格
始点位置を、下記式で算出する。 骨格始点位置X=原点位置X×4+共通始点位置X×4 骨格始点位置Y=原点位置Y×4+共通始点位置Y×4 そして、文字処理部5は、文字コードと書体名とで,
書体ファイル7から対応する各パーツコードと、オフセ
ット値と、輪郭情報を読み込む。
【0066】文字処理部5は各パーツの始点絶対位置
を、骨格始点位置とオフセット値から下記式で算出す
る。 始点絶対位置X=骨格始点位置X+オフセット値X 始点絶対位置Y=骨格始点位置Y+オフセット値Y この始点絶対位置を配置原点として、輪郭情報をアウト
ラインデータとして、ビットデータ展開部8にパーツを
書き込む。
【0067】この時、文字サイズが指定されていると、
それに合わせて、座標を縮小、拡大する。 文字処理部5は、1ストローク内の全てのパーツにつ
いて終了したかを、共通ファイル6のストロークブロッ
クT6により調べ、終了していなければ、ステップに
戻る。
【0068】1ストローク内の全てのパーツについて
終了していれば、次に、文字処理部5は、1エレメント
内の全てのストロークについて終了したかを、共通ファ
イル6のエレメントブロックT5により調べ、終了して
いなければ、ステップに戻る。
【0069】1エレメント内の全てのストロークにつ
いて終了していれば、次に、文字処理部5は、1文字内
の全てのエレメントについて終了したかを、共通ファイ
ル6のエレメントディレクトリT4により調べ、終了し
ていなければ、ステップに戻り、終了していれば、1
文字の展開処理を終了する。
【0070】次に、ビットデータ展開部8は、与えられ
た配線原点から輪郭情報に従い、輪郭を描画し、内部を
塗り潰し、文字パターンを生成し、ビットマップメモリ
9に書き込む。
【0071】ビットマップメモリ9に1頁分のビットデ
ータが書き込まれると、印刷機構部に送り、印刷せしめ
る。これを図5、図9の文字「森」の例により説明する
と、文字コード(ここでは、文字「森」で、JISコー
ドはBFB9)を受けると、共通ファイル6のポインタ
部T2が、エレメントポインタ部T3の「森」を構成す
るエレメントの原点位置(X、Y)と、エレメントブロ
ックT5のエレメントの先頭アドレスを指す。
【0072】このエレメントの原点位置は、文字座標系
で、255×255の座標で表されている。エレメント
ブロックT5は、エレメントコードと、そのエレメント
を構成するストロークブロックT6を有し、ここでは、
「森」が、3つの「木」というエレメントから構成され
ているため、「木」のエレメントコードと、ストローク
ブロックがそれぞれ3つあり、このエレメントは筆順に
従って並んでいる。
【0073】ストロークブロックT6は、ストロークコ
ードと、そのストロークを構成するパーツに関する情報
(パーツブロックT7)を持ち、ここでは、「森」のひ
とつめのエレメント「木」が、4本のストロークから構
成されているため、4つのストロークコード(横線、縦
線、左はらい、右はらい)と、それぞれのパーツブロッ
クT7を持ち、このストロークも筆順に従って並んでい
る。
【0074】パーツブロックT7は、ストロークブロッ
クT3内に有り、そのストロークを構成するパーツと、
その始点位置が格納されており、ここでは、「木」の1
画目に着目すると、この横線は、入筆部(点a)、送筆
部(点b)、終筆部(点c)の3つのパーツから構成さ
れ、それぞれのパーツコードと、始点位置(X、Y)を
持つ。
【0075】この始点位置の座標値は、前記の通り25
5×255のエレメント座標系で表現され、パーツは、
運筆の方向に従って並んでいる。このように、文字
「森」のパーツブロックには、計30のパーツコードと
始点位置が格納されており、これは筆順通りである。
【0076】次に、書体ファイル7においては、図9に
示すように、書体名と文字コードを受けると、ポインタ
部T8が、パーツポインタ部T9の書体「森」を構成す
るパーツポインタの先頭アドレスを示す。
【0077】パーツポインタ部T9は、文字毎に、その
文字を構成するパーツ数分だけポインタとオフセット値
(相対変位値)X、Yが格納されており、ここでは、
「森」は30のパーツから構成されているため、パーツ
ポインタが30個連続して格納されており、これは筆順
に従っている。
【0078】即ち、1画目の入筆部のパーツポインタ、
送筆部のパーツポインタ、終筆部のパーツポインタ、2
画目の入筆部のパーツポインタ・・・という順であり、
これは共通ファイル6のパーツの順番と完全に一致して
いる。
【0079】パーツポインタは、そのパーツの輪郭情報
を持つ輪郭情報部T7を指し、オフセット値は、共通フ
ァイル6が持つパーツの絶対始点位置からのオフセット
値で表現され、例えば、パーツポインタ1が指している
オフセット値は、共通ファイル6の点aからのオフセッ
ト値(相対変位量)である。
【0080】このようにして、共通ファイル6の原点位
置と、共通始点位置と、書体ファイル7の書体別のオフ
セット値が読み込まれると、各パーツの絶対始点位置が
算出され、この絶対始点位置にパーツを書き込むことに
より、文字パターンが生成される。
【0081】このように、パーツ分割方式で、エレメン
トの原点を文字座標系で設定し、各パーツの始点位置を
エレメント座標で設定するので、1023×1023ド
ットの「森」の例をとると、原点座標として、3つのエ
レメントの6バイトと、共通始点位置として、30のパ
ーツに対し、各々X、Yに1バイトづつの60バイト
と、オフセット値として、各書体に対し、30のパーツ
要素に対し、各々X、Yに1バイトづつの60バイトを
必要とするから、書体数が「3」なら、パーツ始点情報
としては、66バイトで済み、従来の120(30パー
ツ×4バイト)に比し、大幅にデータ量を削減できる。
【0082】又、この例では、パーツの骨格始点を設定
しているため、多書体でも、始点情報が1つで良く、デ
ータ量をより削減できる。 (b) 他の実施例の説明 図11は本発明の他の実施例説明図(その1)、図12
は本発明の他の実施例説明図(その2)である。
【0083】この例では、図11、図12に示すよう
に、共通ファイル6に、各エレメントの原点P、Q、R
(文字座標系で設定)の位置座標Px、Py、Qx、Q
y、Rx、Ryを格納し、フォントファイル(書体ファ
イル)7に、各パーツの始点位置a、b・・・の位置座
標ax、ay、bx、by・・・を格納したものであ
り、図3乃至図9のパーツの骨格始点情報を削除したも
のである。
【0084】このようにすると、各パーツの絶対始点位
置X、Yは下記式で示される。 絶対始点位置X=原点位置X×4+始点位置X 絶対始点位置Y=原点位置Y×4+始点位置Y このようにすると、更にデータ量を削減できる。
【0085】(c) 別の実施例の説明 上述の実施例の他に、本発明は、次のような変形が可能
である。 上述の実施例では、部分パターンを、エレメントで、
基本パターンをパーツで示したが、同様に基本パターン
をストロークとしても良く、部分パターンをストローク
としても良い。
【0086】形状データを、輪郭情報で示している
が、ドットパターンや、中心線と幅、長さ情報によるも
の等を用いても良い。 原点座標を、255×255の座標系で説明したが、
1023×1023の座標系で設定しても、データ量を
削減できる。
【0087】以上、本発明を実施例により説明したが、
本発明の主旨の範囲内で種々の変形が可能であり、これ
らを本発明の範囲から排除するものではない。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次の効果を奏する。 ストロークやパーツ等の各基本パターンに対し、文字
座標系で始点絶対位置を設定する代わりに、エレメント
やストローク等の部分パターンの原点位置を文字座標系
で設定し、基本パターンを部分パターンの座標系で表示
するので、部分パターンの原点位置は、文字座標系の絶
対位置のため、4バイト必要とするが、基本パターンの
始点位置表示には、殆ど2バイトで済み、大幅なデータ
量の削減ができる。
【0089】このため、限られた資源内に多くの文
字、書体を格納でき、かかる装置の小型化を図りつつ、
性能向上を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の一実施例ブロック図である。
【図3】本発明の一実施例共通ファイルの構成図であ
る。
【図4】本発明の一実施例説明図である。
【図5】本発明の一実施例動作説明図である。
【図6】本発明の一実施例書体ファイル構成図である。
【図7】本発明の一実施例書体ファイルの説明図(その
1)である。
【図8】本発明の一実施例書体ファイルの説明図(その
2)である。
【図9】本発明の一実施例書体ファイルの動作説明図で
ある。
【図10】本発明の一実施例文字展開処理フロー図であ
る。
【図11】本発明の他の実施例説明図(その1)であ
る。
【図12】本発明の他の実施例説明図(その2)であ
る。
【図13】従来技術の説明図(その1)である。
【図14】従来技術の説明図(その2)である。
【図15】従来技術の説明図(その3)である。
【符号の説明】
1 ホスト 2 ホストインタフェース処理部 3 コマンド処理部 4 図形処理部 5 文字処理部 6 共通ファイル格納メモリ(共通ファイル) 7 書体ファイル格納メモリ(書体ファイル) 8 ビットデータ展開部 9 ビットマップメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大伴 武都美 北海道札幌市東区北21条東19丁目3番21号 有限会社大伴事務所内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字パターンを複数の基本パターンで構
    成される複数の部分パターンに分割し、各基本パターン
    の形状データによる該基本パターンを、該各基本パター
    ンの始点絶対位置に配置して、該文字パターンを生成す
    る文字生成方法において、 該文字毎に、文字座標系で設定した該部分パターンの座
    標系の原点位置データを格納するとともに、該部分パタ
    ーンの座標系で設定した各基本パターンの始点位置デー
    タと、該各基本パターンの形状データとを格納し、 該所望の文字の原点位置データと該始点位置データとか
    ら該基本パターンの始点絶対位置を算出し、該形状デー
    タによる該基本パターンを、該始点絶対位置に配置し
    て、該所望の文字パターンを生成することを特徴とする
    文字生成方法。
  2. 【請求項2】 前記基本パターンが、骨格パターンであ
    り、前記基本パターンの形状データに前記骨格パターン
    の始点位置からの相対位置情報を含ませたことを特徴と
    する請求項1の文字生成方法。
  3. 【請求項3】 前記各部分パターンの原点位置データ
    は、前記文字パターンの座標系の1/nの座標系で設定
    され、前記原点位置データをn倍して、前記基本パター
    ンの始点位置データに加算して、前記始点絶対位置を算
    出することを特徴とする請求項1又は2の文字生成方
    法。
  4. 【請求項4】 前記各基本パターンの始点位置データ
    は、前記文字パターンの座標系の1/nの座標系で設定
    され、前記始点位置データをn倍して、前記部分パター
    ンの原点位置データに加算して、前記始点絶対位置を算
    出することを特徴とする請求項2又は3の文字生成方
    法。
  5. 【請求項5】 前記部分パターンが、前記文字パターン
    における連続した形状のエレメント又はエレメントを分
    割したストロークであることを特徴とする請求項1又は
    2又は3又は4の文字生成方法。
  6. 【請求項6】 前記基本パターンが、前記文字パターン
    の連続した形状のエレメントを分割したストローク又は
    ストロークを分割したパーツであることを特徴とする請
    求項2又は3又は4又は5の文字生成方法。
  7. 【請求項7】 前記形状データが、輪郭線データであ
    り、前記始点絶対位置から前記輪郭線データに従い描画
    して、前記基本パターンを形成することを特徴とする請
    求項1又は2又は3又は4又は5又は6の文字生成方
    法。
  8. 【請求項8】 文字パターンを複数の基本パターンで構
    成される複数の部分パターンに分割し、該各基本パター
    ンの形状データによる該基本パターンを、該各基本パタ
    ーンの始点絶対位置に配置して、該文字パターンを生成
    する文字生成装置において、 各文字毎に、文字座標系で設定した該部分パターンの座
    標系の原点位置データと、該部分パターンの座標系で設
    定した各基本パターンの始点位置データとを格納する共
    通ファイル(6)と、 該各基本パターンの形状データとを格納する個別ファイ
    ル(7)と、 該共通ファイル(6)の所望の文字の原点位置データと
    該始点位置データとから該基本パターンの始点絶対位置
    を算出し、該個別ファイル(7)の該形状データによる
    該基本パターンを、該始点絶対位置に配置して、該所望
    の文字の文字パターンを生成する文字生成部(5、8)
    とを有することを特徴とする文字生成装置。
  9. 【請求項9】 前記共通ファイル(6)に、前記基本パ
    ターンの骨格パターンの始点位置データを格納し、 前記個別ファイル(7)に、前記基本パターンの形状デ
    ータに対し、前記骨格パターンの始点位置からの相対位
    置情報を含ませたことを特徴とする請求項8の文字生成
    装置。
  10. 【請求項10】 前記共通ファイル(6)の各部分パタ
    ーンの原点位置データは、前記文字パターンの座標系の
    1/nの座標系で設定され、前記文字生成部(5、8)
    は、前記原点位置データをn倍して、前記部分パターン
    の始点位置データに加算して、前記始点絶対位置を算出
    することを特徴とする請求項8又は9の文字生成装置。
  11. 【請求項11】 前記各基本パターンの始点位置データ
    は、前記文字パターンの座標系の1/nの座標系で設定
    され、前記文字生成部(5、8)は、前記始点位置デー
    タをn倍して、前記部分パターンの原点位置データに加
    算して、前記始点絶対位置を算出することを特徴とする
    請求項8又は9又は10の文字生成装置。
  12. 【請求項12】 前記部分パターンが、前記文字パター
    ンの連続した形状のエレメント又はエレメントを分割し
    たストロークであることを特徴とする請求項8又は9又
    は10又は11又は12の文字生成装置。
  13. 【請求項13】 前記基本パターンが、前記文字パター
    ンの連続した形状のエレメントを分割したストローク又
    はストロークを分割したパーツであることを特徴とする
    請求項8又は9又は10又は11又は12の文字生成装
    置。
  14. 【請求項14】 前記個別ファイル(7)に格納される
    前記形状データが、輪郭線データであり、前記文字生成
    部(5、8)は、前記始点絶対位置から前記輪郭線デー
    タに従い描画して、前記部分パターンを形成することを
    特徴とする請求項8又は9又は10又は11又は12又
    は13の文字生成装置。
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