JPH06149882A - 全文データベース検索装置 - Google Patents

全文データベース検索装置

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JPH06149882A
JPH06149882A JP4297021A JP29702192A JPH06149882A JP H06149882 A JPH06149882 A JP H06149882A JP 4297021 A JP4297021 A JP 4297021A JP 29702192 A JP29702192 A JP 29702192A JP H06149882 A JPH06149882 A JP H06149882A
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Fumito Nishino
文人 西野
Masatoshi Shiouchi
正利 塩内
Naomi Sugimoto
尚美 杉本
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 全文データベースに高速にアクセスでき、そ
のインデックス用の記憶領域を少なくすることができる
全文データベース検索装置を提供すること。 【構成】 全文記憶部1に格納された全文テキスト1a
の各文字に対して、その次に出現する文字と文字出現位
置のペア情報に基づき、次の文字コードに対応した位置
に文字出現位置を記録した直接配列4−1,…,4−n
を作成する。ついで、直接配列を左右に適当量ずらして
データが重ならないように重ね合わせて圧縮配列2aを
得てインデックス領域部3に格納する。検索時には、検
索部3がインデックス領域部2に格納された圧縮配列よ
り要求されたキーに対応する情報を取り出し、この情報
を使用して全文記憶部1より要求された内容を取り出
す。圧縮配列を利用して全文テキストを検索しているの
で、高速な検索が可能となり、また、直接配列を重ね合
わせることにより、スパースな配列が圧縮される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】近年の計算機技術の進歩により、
大量の文書が電子化されるようになり、これらを検索す
る要求も高まっている。データベースの検索では、予め
キーワードを付与しておく方法があるが、大量の全文デ
ータにキーワードを付与する手間は大変である。
【0002】これに対して、二次情報を予め準備せず
に、検索者が自由に指定するキーワードをもとに本文を
直接参照して照合を行うフルテキスト・サーチ方式もあ
る。しかし、これは全文を検索する実行時間が問題とな
っている。この二つの中間をとったものとして、全文の
すべての文字をキーワードのようなものとみなし、全文
中のすべての文字に対するインデックスを与え、キーワ
ードを持たずに高速に検索を行おうという試みがある。
【0003】本発明は、上記したような各文字のアドレ
ス情報を保有し、このアドレス情報をインデックスとし
てフルテキスト・サーチを行う全文データベース検索装
置に関し、特に、本発明はそのインデックスの作成技術
に関するものである。
【0004】
【従来の技術】上記のように各文字のアドレス情報を保
有し、このアドレス情報を基にフルテキスト・サーチを
行う全文データベース検索装置においては、従来、各文
字のアドレス情報は、それぞれの文字に対して、本文中
に現れる次の文字情報とその位置をペアとして保有して
いた。
【0005】しかしながら、上記した従来の保有の仕方
では、全文中の文字に対して、次の文字情報と位置情報
を保有する必要があり、このインデックスのために必要
な記憶容量は、本文の2倍以上必要であった。またその
検索に際しても、それぞれの文字の次に現れる文字を順
次見ていく必要があるため、検索速度を高速化すること
が困難であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
技術の問題点に鑑みなされたものであって、全文データ
ベースに高速にアクセスすることができ、しかもそのイ
ンデックス用の記憶領域を従来のものに比して少なくす
ることができる全文データベース検索装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図である。同図において、1は全文テキスト1aを
記憶した全文記憶部、2は全文テキスト1aの各文字の
全文記憶部1中における位置を格納したインデックス領
域部、3は与えられたキーに対してインデックス領域部
2のインデックス情報を利用して全文記憶部1を検索す
る検索部、4−1ないし4−nは各文字コードの次の文
字のコードに対応した位置に文字出現位置に関する情報
を記録した直接配列(丸印はデータがある領域を示
す)、2aは各文字コードの直接配列4−1ないし4−
nを右もしくは左に適当量ずらして重ね合わせた圧縮配
列である。
【0008】本発明の請求項1の発明は、図1に示すよ
うに、電子化された文書の内容を検索するために、全文
テキスト1aを保持している全文記憶部1と、全文テキ
スト1aの一文字、一文字に対してその出現位置を保持
するインデックス領域部2と、上記インデックス領域部
2のインデックスを参照して全文検索を行う検索部3と
を備え、インデックスとして各文字の出現位置の他に全
文データベースにおける次の文字情報をも保有する全文
データベース検索装置において、各文字コードに対して
与えられる次の文字情報と文字出現位置に関する情報の
ペアのリストに基づき、上記次の文字情報の文字コード
に対応した位置に文字出現位置情報を記録した直接配列
4−1,…,4−nを生成し、その値が定義されている
要素が重ならないように、各文字コードから得られる直
接配列4−1,…,4−nを右あるいは左に適当量ずら
して重ね合わせることにより、複数の直接配列の集合か
ら一つの圧縮配列2aを得て上記インデックス領域部2
に格納し、インデックス領域部2に格納された圧縮配列
2aを用いて全文データベースから、要求された文字列
を検索するようにしたものである。
【0009】本発明の請求項2の発明は、請求項1の発
明において、次の文字情報の前に位置する各文字に関す
る情報を圧縮配列2aに明示的に持たせず、圧縮配列2
aにおける文字出現位置情報に基づき全文テキスト1a
より上記各文字を検索し、その検索結果より圧縮配列2
aより取り出された文字出現位置の情報が正しい情報で
あることを確認するようにしたものてある。
【0010】本発明の請求項3の発明は、請求項1の発
明において、同一の組み合わせの2文字列が全文テキス
ト1a中に複数回出現し、圧縮配列2a中に特定の文字
コードの位置情報が複数あるとき、その複数の情報を圧
縮配列2aとは別の領域に保持するようにしたものであ
る。本発明の請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、同一の組み合わせの2文字列が全文テキスト1a中
に複数回出現し、圧縮配列2a中に特定の文字コードの
位置情報が複数あるとき、その複数の情報を圧縮配列2
aの連続領域に保持するようにしたものである。
【0011】本発明の請求項5の発明は、請求項4の発
明において、圧縮配列2aにポインタ・フラグを保持す
ることにより、複数の位置情報を圧縮配列2aの分割さ
れた連続領域に保持するようにしたものである。
【0012】
【作用】全文記憶部1に格納された全文テキスト1aの
各文字に対して、その次に出現する文字と文字出現位置
のペア情報に基づき、次の文字のコードに対応した位置
に文字出現位置を記録した直接配列4−1,…,4−n
を作成する。そして、直接配列を左右に適当量ずらして
データが重ならないように重ね合わせて圧縮配列2aを
得て、インデックス領域部3に格納する。
【0013】検索時には、検索部3がインデックス領域
部2に格納された圧縮配列より要求されたキーに対応す
る情報を取り出し、この情報を使用して全文記憶部1に
アクセスして、要求された内容を取り出す。本発明の請
求項1の発明においては、上記のように、直接配列4−
1,…,4−nより圧縮配列2aを得て、この圧縮配列
2aを利用して、全文テキスト1aを検索しているの
で、高速な検索が可能となるとともに、直接配列4−
1,…,4−nを重ね合わせることにより、スパースな
配列が圧縮される。
【0014】本発明の請求項2の発明においては、請求
項1の発明において、圧縮配列2aにおける各要素が、
どの文字が持つ情報であるかを全文テキスト1aを参照
することにより得ているので、インデックス領域2をコ
ンパクトとすることができる。本発明の請求項3の発明
においては、請求項1の発明において、圧縮配列2a中
に特定の文字コードの位置情報が複数あるとき、その複
数の情報を圧縮配列2aとは別の領域に保持するように
しているので、同一の組み合わせの2文字列が全文テキ
スト1a中に複数回出現する場合にも対応することがで
きる。
【0015】本発明の請求項4,5の発明においては、
請求項1の発明において、同一の組み合わせの2文字列
が全文テキスト1a中に複数回出現し、圧縮配列2a中
に特定の文字コードの位置情報が複数あるとき、その複
数の情報を圧縮配列2aの連続領域に保持したり、圧縮
領域2aの連続した領域に分割して保持するようにした
ので、インデックス領域2をコンパクトとすることがで
きる。
【0016】
【実施例】図2は本発明の全文データベース検索装置の
基本構成を示す図であり、同図において、11はサーチ
の対象となるテキスト全体を格納する全文記憶部、12
はインデックス領域部であり、後述するように、各文字
の全文記憶部中での位置を格納している。13はインデ
ックス作成部であり、全文記憶部11内のテキストの一
部もしくは全部の作成・更新時に起動され、テキストの
インデックスを作成する。14は検索部であり、与えら
れたキーに対してインデックス領域部12に格納された
インデックス情報を利用して全文記憶部11を検索す
る。15は利用者インタフェース部であり、利用者から
の検索要求を取り込み、検索結果を出力する。
【0017】同図において、全文記憶部11内のテキス
トが作成もしくは更新されると、インデックス作成部1
3が起動される。インデックス作成部13は、全文記憶
部11に記憶された全文テキスト中の各文字に対して、
後述するようにしてインデックスを作成し、このインデ
ックスはインデックス領域部12に格納される。利用者
が利用者インタフェース部15より検索要求を出すと、
検索部14はインデックス領域部12より、要求された
キーに対応する情報を取り出し、この情報を利用して全
文記憶部11にアクセスして要求された内容を取り出
す。
【0018】そして、取り出された結果、あるいは検索
に失敗した場合はその旨が、利用者インタフェース部1
5より利用者に出力される。次に、図2に示す全文デー
タベース検索装置におけるインデックスの作成および検
索処理の実施例について説明する。 (1)インデックスの作成 図3はインデックス作成部13におけるインデックス作
成処理のフローチャートを示す図であり、図3を参照し
ながら、図4なしい図8の実例を用いて、本実施例にお
けるインデックスの作成について説明する。
【0019】図3のステップS1において、全文記憶部
11に格納された全文ファイルをオープンし、ステップ
S2において、ファイルが終了したか否かを判別し、フ
ァイルが終了していない場合には、ステップS3におい
て、全文記憶部11より1文字読み込み、ステップS4
に行く。ステップS4において、読み込んだ文字に対し
て、その全文ファイル内での位置と次の文字とのペアを
ワークファイルに出力する。そして、上記処理をファイ
ルが終了するまで繰り返し、全文テキストの全ての文字
について上記処理を行い、処理が終了するとステップS
5に行く。
【0020】図4は、インデックス作成の対象となる全
文テキストと、上記ステップS4において作成されたワ
ークファイルの一例を示す図である。同図において、図
4(a)は全文テキストの一例を示し、同図(b)は作
成されたワークファイルを示しており、(a)おいて、
縦横軸に付された数字は各文字の位置を示すアドレスで
ある。
【0021】また、(b)において、左端側の列は見出
し文字、次の列は見出し文字の次の文字とその全文テキ
スト中の位置を示すアドレスであり、同図に示すよう
に、全文テキスト中に複数回出現する文字については、
見出し文字の列に1文字だけ記録され、その見出し文字
の次の文字を記録した列に、見出し文字に続く文字が複
数記録される。例えば、「日」という字は、全文テキス
ト中で、「日本」、「日々」、「日頃」としてつかわれ
ているが、見出し文字の列には「日」は一度だけ現れ、
次の文字を示す列に「本」、「々」、「頃」とその全文
テキスト中の位置を示すアドレスが記録される。
【0022】以上のようにして、全文テキストに対して
ワークファイルを作成すると、図3のステップS5に行
き、各文字コードに対して、直接配列を作成する。図5
は直接配列の一例を示す図であり、同図において、51
は見出し文字、52はそれに対応する直接配列を示して
おり、同図は、一例として、「日」という文字が見出し
文字であり、「日」に続く文字である「本」、「々」、
「頃」がそれぞれ全文テキスト中のアドレス4,8,2
4の位置に出現する場合の配列を示している。
【0023】同図において、配列52は全文テキスト中
で使用されるうる文字コード(文字セット)の数に対応
した領域を持ち、各領域は文字コード順に配置され、そ
の領域の各位置はそれぞれの文字コードに対応する。す
なわち、配列52の位置を特定することにより、文字コ
ードを特定することができる。例えば、「本」という文
字が全文テキスト中のアドレス4に出現する場合、同図
に示すように、配列52の「本」という文字コードの位
置に「4」が記録される。同様に「々」という文字が全
文テキスト中のアドレス8に出現する場合には、配列5
2の「々」という文字コードの位置に「8」が記録され
る。
【0024】また、アドレスが記録される領域以外の領
域には「nil」(データなしを意味する)が記録され
る。したがって、見出し文字が「々」、「し」、
「を」、「日」の場合には、図6に示すような配列が作
成され、そのアドレス(例えば、「9」、「2」、
「7」等)が記録された位置から文字(例えば、
「の」、「い」、「日」等)を知ることができる。
【0025】すなわち、全文テキスト中の各文字コード
iに対して、文字セットの数の要素の配列Ai を用意
し、コードjの文字がコードiの文字の次文字として存
在するときに、Ai [j] には、その文字の全文データベ
ース上での位置を示す情報を格納したリストへのポイン
タ(アドレス)を格納する。また、コードjの文字がコ
ードiの文字の次文字として存在しないときには、「n
il」を格納する。
【0026】なお、上記例においては説明の便宜上、全
文データベース上でのコードjの位置を示す情報を格納
したリストへのポインタ(アドレス)を格納する例を示
しているが、コードiの位置を示す情報を格納したリス
トへのポインタ(アドレス)を格納してもよい。以上の
ようにして全文テキスト中の各文字について直接配列を
作成したのち、図3のフローチャートのステップS6に
行き、圧縮配列に非「nil」情報が重ならないように
適当に右あるいは左にずらしながら、直接配列を重ね合
わせ圧縮配列を作成する。
【0027】図7はステップS6における配列の重ね合
わせ処理を示す図である。同図において、71,72,
73は第1ないし第3の文字コードに対応する配列を示
し、74は配列71,72,73を重ね合わせた圧縮配
列を示しており、同図の配列71,72,73において
は、空欄は「nil」を示し、丸印が付された位置は非
nil(前記したアドレスが記録されている)を示して
いる。
【0028】圧縮配列74を作成するには、同図(a)
に示す配列71,72,73が与えられた場合、同図
(b)に示すように、丸印の位置が重ならないよう、例
えば、配列71を左に2ずらし、配列72,73を右に
1ずらす。ついで、同図(c)に示すように、配列7
1,72,73を重ね合わせ、圧縮配列74を作成す
る。また、圧縮配列の各位置がどの文字コードに対応す
るかを示すため、同図(c)に示すように、圧縮配列の
各位置に対応した領域に、その位置がどの文字コードに
対応するかを示す情報を記録しておく。例えば、同図
(c)に示すように、圧縮配列74の左端の欄が同図
(a)の配列71の第1の文字コードに対応しているこ
とを示すため、圧縮配列74に左端の欄に対応する領域
に「1」が記録され、同様に、圧縮配列74の右端の欄
が配列73の第3の文字コードに対応していることを示
すため、圧縮配列74に左端の欄に対応する領域に
「3」が記録される。
【0029】さらに、各配列71,72.73等のずら
し量をずらし量表として保存しておく。図8はずらし量
表とインデックスの圧縮配列の模式図を示す図であり、
同図(a)はずらし量表の一例を示し、同図(b)はイ
ンデックスの圧縮配列の一例を示している。
【0030】ずらし量表は、見出し文字と各見出し文字
に対応したずらし量を記録したものであり、同図(a)
に示すように、例えば、「々」のずらし量は「+1
2」、「を」のずらし量は「−29」などのように記録
される。また、インデックスの圧縮配列は同図(b)に
示すような構造をもち、同図に示すように、例えば、
「日頃」という文字列の文字「頃」のアドレス24は、
圧縮配列においては、文字セットにおける「頃」の本来
の位置から「−125」(文字「日」のずらし量が「−
125」であるため)の位置に記録される。 (2)検索 利用者が利用者インタフェース部15より検索要求を出
すと、検索部14はインデックス領域部12に格納され
た上記インデックスの圧縮配列より、要求されたキーに
対応する情報を取り出し、この情報を利用して全文記憶
部11にアクセスして要求された内容を取り出す。
【0031】コードi、コードjが連続する文字列を探
すには、まず、図8(a)に示す「ずらし表」を参照し
て、文字コードiに対応するずらし量Ti を求める。つ
いで、図8(b)に示すインデックス領域のTi +j番
目の要素から全文記憶部11内の全文テキスト中のアド
レスLを取り出す。また、インデックス領域のTi +j
番目の要素に対応した領域がどの文字コードに対応する
かを示す情報を取り出し(図7(c)参照)、取り出し
た情報の文字コードが上記文字コードiの場合には、上
記アドレスLは正しい情報であるとする。もし、上記取
り出した情報の文字コードが上記文字コードiでない場
合には、文字コードiとjとが連続するような文字列は
存在しないことを示している。
【0032】例えば、図8において、「日」と「本」と
が連続する文字列を検索する場合は、まず、図8(a)
に示す「ずらし表」を参照して「日」のずらし量「−1
25」を取り出し、「本」の文字コードjと上記「ずら
し量」より、「j−125」を求める。ついで、図8
(b)のインデックス領域より、「j−125」の位置
に記録されたアドレス4を取り出す。また、「j−12
5」の領域がどの文字コードに対応するかを取り出し、
その文字コードが「日」に対応した文字コードの場合に
は、「日」と「本」とが連続する文字列は全文テキスト
中のアドレス4の位置にあるとする。
【0033】なお、上記実施例においては、圧縮配列の
各位置がどの文字コードに対応するかを示すため、図7
(c)に示すように、圧縮配列の各位置に対応した領域
に、その位置がどの文字コードに対応するかを示す情報
を記録しておき、検索時、上記情報を参照して、上記し
たように、文字コードiとjとが連続する文字列が存在
することを確認する例を示したが、上記のようにその位
置がどの文字コードに対応するかを示す情報を持たずに
連続した文字列が存在することを確認することもでき
る。
【0034】すなわち、全文記憶部11の全文テキスト
中には、各文字とそのアドレスが格納されているので、
インデックス領域のTi +j番目の要素から全文テキス
トにおけるアドレスLを取り出した際、全文記憶部11
の全文テキストよりアドレスLの位置を検索し、その位
置の前の文字コード(アドレスLが前の文字の位置を示
す場合には、その位置の文字コード)が文字コードiの
場合には、文字コードiとjが連続していることを確認
することができる。 (3)同一組み合わせの2文字列が複数回全文テキスト
中に出現する場合のインデックスの作成。
【0035】前記した(1)においては、全文テキスト
中に2文字列が1回しか出現しない場合について説明し
たが、同一組み合わせの2文字列が複数回全文テキスト
中に出現する場合が存在する。この場合には、インデッ
クス中に位置情報を複数保有する必要がある。図9
(a)は上記した同一組み合わせの2文字列が複数回全
文テキスト中に出現する場合のワークファイルを示した
図であり、同図は、見出し文字βと文字コードEとから
なる連続する文字列がアドレス8,59,64,96に
4回出現する場合を示している。
【0036】図9(b)は上記のようにインデックス中
に位置情報を複数保有する必要がある場合の実施例を示
す図である。本実施例においては、インデックスの圧縮
配列中に複数の位置情報を持たせず、複数の位置情報は
圧縮配列とは別の場所に格納する。別の場所に格納する
方法としては、例えば、圧縮配列には複数の位置情報を
格納したリストの先頭アドレスを格納しておき、リスト
の先頭アドレスを用いて、複数の位置情報を読みだす。
【0037】あるいは、圧縮配列とは別の配列Hを用意
し、上記した位置情報は配列Hの連続領域に格納し、デ
ータの個数あるいは終端がわかるように、データの個数
あるいはデータの終了マークを設ける。そして、圧縮配
列にはそのデータが格納されている配列Hの最初のデー
タのインデックスを格納し、インデックスを参照して複
数の位置情報を読みだす。
【0038】図9(c)はインデックス中に位置情報を
複数保有する必要がある場合の他の実施例を示す図であ
り、同図は複数の位置情報を圧縮配列とは別の領域に保
存するのではなく、直接、圧縮配列中に保存する実施例
を示している。ある2文字連続に対して位置情報が高々
1つならば、単に実際の位置情報を圧縮配列中に格納す
るだけであるが、位置情報が複数ある場合には、あらか
じめ圧縮配列に1ビットの連続領域マーク・ビット領域
を導入しておき、同図(c)に示すように、データが連
続する間はこの連続領域マーク・ビットをオンとして、
圧縮配列領域上に位置情報を格納していく。
【0039】図9(d)は複数の位置情報を、直接、圧
縮配列中に格納する場合において、長い連続領域が確保
できなかったときの格納の仕方を示しており、本実施例
においては、長い連続領域が確保できなかったとき領域
を分割して格納する。すなわち、図9(d)に示すよう
に上記したマーク・ビットに加えポインタ・ビットを用
意し、ポインタ・ビットがオンになっている場合には、
そのデータは実データではなく、次のデータが格納され
ている圧縮領域上のインデックスを指すものとする。
【0040】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明においては、全文テキストの各文字に対して、そ
の次に出現する文字と文字出現位置のペア情報に基づ
き、次の文字のコードに対応した位置に文字出現位置を
記録した直接配列を作成し、直接配列を左右に適当量ず
らしてデータが重ならないように重ね合わせて圧縮配列
を得て、圧縮配列をインデックスとして全文テキストに
アクセスするようにしているので、直接配列のずらし量
と次の文字の文字コードより、検索する文字の全文テキ
ストにおける位置情報を直ちに得ることができ、アクセ
スを高速化することができる。また、そのインデックス
用の記憶領域を従来に較べ少なくすることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の全文データベース検索装置の基本構成
を示す図である。
【図3】インデックス作成のフローチャートを示す図で
ある。
【図4】全文テキストおよびワーク・ファイルの一例を
示す図である。
【図5】直接配列の構成を説明する図である。
【図6】圧縮前のインデックス配列の状態を示す図であ
る。
【図7】配列の重ね合わせを説明する図である。
【図8】ずらし量表およひ圧縮後のインデックス配列の
一例を示す図である。
【図9】圧縮配列内への位置情報の格納状態を示す図で
ある。
【符号の説明】
1,11 全文記憶部 1a 全文テキスト 2,12 インデックス領域部 2a 圧縮配列 3,14 検索部 4−1,…,4−n 直接配列 13 インデックス作成部 15 利用者インタフェース部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子化された文書の内容を検索するため
    に、全文テキスト(1a)を保持している全文記憶部(1)
    と、 全文テキスト(1a)の一文字、一文字に対してその出現位
    置を保持するインデックス領域部(2) と、 上記インデックス領域部(2) のインデックスを参照して
    全文検索を行う検索部(3) とを備え、 インデックスとして各文字の出現位置の他に全文データ
    ベースにおける次の文字情報をも保有する全文データベ
    ース検索装置において、 各文字コードに対して与えられる次の文字情報と文字出
    現位置情報のペアのリストに基づき、上記次の文字情報
    の文字コードに対応した位置に文字出現位置情報を記録
    した直接配列(4-1, …4-n)を生成し、 その値が定義されている要素が重ならないように、各文
    字コードから得られる直接配列(4-1, …4-n)を右あるい
    は左に適当量ずらして重ね合わせることにより、複数の
    直接配列の集合から一つの圧縮配列(2a)を得て上記イン
    デックス領域部(2) に格納し、 インデックス領域部(2) に格納された圧縮配列(2a)を用
    いて全文データベースから、要求された文字列を検索す
    ることを特徴とする全文データベース検索装置。
  2. 【請求項2】次の文字情報の前に位置する各文字に関す
    る情報を圧縮配列(2a)に明示的に持たせず、圧縮配列(2
    a)における文字出現位置情報に基づき全文テキスト(1a)
    より上記各文字を検索し、その検索結果より圧縮配列(2
    a)より取り出された文字出現位置の情報が正しい情報で
    あることを確認することを特徴とする請求項1の全文デ
    ータベース検索装置。
  3. 【請求項3】同一の組み合わせの2文字列が全文テキス
    ト(1a)中に複数回出現し、圧縮配列(2a)中に特定の文字
    コードの位置情報が複数あるとき、その複数の情報を圧
    縮配列(2a)とは別の領域に保持することを特徴とする請
    求項1の全文データベース検索装置。
  4. 【請求項4】同一の組み合わせの2文字列が全文テキス
    ト(1a)中に複数回出現し、圧縮配列(2a)中に特定の文字
    コードの位置情報が複数あるとき、その複数の情報を圧
    縮配列(2a)の連続領域に保持することを特徴とする請求
    項1の全文データベース検索装置。
  5. 【請求項5】圧縮配列(2a)にポインタ・フラグを保持す
    ることにより、複数の位置情報を圧縮配列(2a)の分割さ
    れた連続領域に保持することを特徴とする請求項4の全
    文データベース検索装置。
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