JPH06150604A - ディスクカートリッジ - Google Patents

ディスクカートリッジ

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JPH06150604A
JPH06150604A JP31585992A JP31585992A JPH06150604A JP H06150604 A JPH06150604 A JP H06150604A JP 31585992 A JP31585992 A JP 31585992A JP 31585992 A JP31585992 A JP 31585992A JP H06150604 A JPH06150604 A JP H06150604A
Authority
JP
Japan
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shutter
elastomer
warpage
resin
pbt
Prior art date
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Pending
Application number
JP31585992A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Shibata
俊幸 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP31585992A priority Critical patent/JPH06150604A/ja
Publication of JPH06150604A publication Critical patent/JPH06150604A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 反りが小さく、耐衝撃強度に優れた、ディス
クカートリッジの樹脂製シャッタを提供する。 【構成】 シャッタ3の材質に、ポリブチレンテレフタ
レートをベースに、伸びが100〜500%のエラスト
マーを5〜40wt%添加した樹脂を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の利用分野】この発明は、樹脂製のシャッタでデ
ィスクを収容したシェルの開口窓を覆うようにしたディ
スクカートリッジに関する。
【0002】
【従来技術】従来から、図1,図2に示すように、CD
−ROMや、追記型光ディスク、書換え可能型光磁気デ
ィスク、フロッピーディスク等のディスクカートリッジ
(以下、カートリッジともいう)では、シェル1内に収
容した光磁気ディスク2等のディスクを保護するため、
シャッタ3でシェル1の開口窓4を開閉できるようにし
ている。シャッタ3はカートリッジを挿入したディスク
ドライブ装置によって開閉動作され、ディスクドライブ
装置により、光磁気ディスク2への書き込みや読みだし
を行う。シャッタ3にはスライダ5を固着し、スライダ
5をシェル1の周縁を摺動させて、シャッタ3による開
口窓4の開閉動作を行う。
【0003】シャッタ3には金属製のものと樹脂製のも
のとが知られ、金属製のシャッタは割れ難く強度が高い
が、カートリッジの落下等で変形すると元に戻り難い。
また金属製のシャッタはシェル1を摩擦により摩耗させ
易く、光磁気ディスク2の情報の読み出しや書き込みの
障害となる。さらに金属シャッタは製造コストが高く、
カートリッジの軽量化の点でも好ましくない。このため
樹脂製のシャッタが使用されることがある。
【0004】しかしながら、樹脂製のシャッタは金属製
シャッタに比べて耐衝撃強度が小さく、カートリッジの
落下等により割れが生じ易い。また樹脂製のシャッタは
一般的に、使用環境における温湿度の変化に伴い、経時
的な反りが発生する。そこで樹脂製シャッタに関して、
これらの問題を解決するためシャッタの形状や材料面か
らの検討がされているが、耐衝撃強度と反りの防止の双
方の問題を解決した材料や形状は知られていない。シャ
ッタ材料としては従来から、ポリアセタール(PO
M)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、及びポ
リプロピレン(PP)等が用いられているが、POMは
経時的な反りが発生し易く、PBT及びPPは割れ易
く、衝撃強度に問題がある。
【0005】
【発明の課題】この発明の課題は、耐衝撃強度に優れ、
経時的な反りの発生が少なく、軽量,安価で、摩耗粉に
よるディスクの汚染が少ないとの樹脂製シャッタの本来
の利点を活かしたシャッタを提供することにある。
【0006】
【発明の構成】この発明は、ディスクを収容すると共
に、開口窓を形成した樹脂製のシェルと、該シェルの開
口窓を開閉するための樹脂製のシャッタとを備えたディ
スクカートリッジにおいて、前記シャッタを、ポリブチ
レンテレフタレートを95〜60wt%に、伸びが10
0%以上500%以下のエラストマーを5〜40wt%
添加した、樹脂材料により形成したことを特徴とする。
ここに伸びは、ASTM(American Society for Testi
ng Materials)のD638により定めるものとする。ま
たディスクの種類は、実施例で示す光磁気ディスクの他
に、CD−ROM,追記型光ディスク、あるいはフロッ
ピーディスク等とする。またこの明細書では、ポリブチ
レンテレフタレートとエラストマーの合計を100wt
%として、添加量を示す。
【0007】
【発明の作用】前記構成のディスクカートリッジでは、
環境変化に伴う経時的な反りが小さい。これはポリブチ
レンテレフタレートが吸湿性が低く、元々環境変化によ
る反りの発生が少ない材料であること、並びに添加する
エラストマーが伸びが100〜500%で添加量が5〜
40wt%の範囲では、エラストマーの添加による反り
の増加が小さいことによる。次に単味のポリブチレンテ
レフタレートでは耐衝撃強度が低く、カートリッジを落
下させると割れ等が発生する。これに対して添加したエ
ラストマーはシャッタの弾性を増加させ、耐衝撃強度を
増加させる。そして耐衝撃強度と反りの発生が少ないこ
ととを兼ね備えさせるためには、エラストマーを伸びが
100%以上で500%以下のものとし、添加量を5〜
40wt%とする(シャッタの全量を100%)必要が
ある。これらの構成によって、耐衝撃強度に優れ、反り
の発生が小さいディスクカートリッジのシャッタが得ら
れる。
【0008】
【実施例】
【0009】
【実施例1】光磁気ディスクのカートリッジとして、図
1,図2に示したカートリッジを用い、シェル1の材質
をポリカーボネート(PC)、スライダ5の材質をポリ
カーボネートとして、ポリブチレンテレフタレート(P
BT)をベースに、樹脂製シャッタ3(肉厚0.3m
m)を製造した。樹脂製シャッタ3の材料として表1に
示す5種類の材料を用意し、射出成形によりシャッタ3
を作製した。これらの材料はPBT(80wt%)をベ
ースとし、塩化ビニル樹脂エラストマー、エチレンプロ
ピレン共重合体エラストマー、スチレンブタジェン共重
合体エラストマー、ウレタンゴムA、ウレタンゴムB
を、20wt%添加したものである。また比較例として
PBT単独のシャッタを作製した。以上6種類のシャッ
タA〜Fを用いて、図1の光ディスク用カートリッジに
対し、以下の評価試験を実施した。反り : 上記の各光ディスク用カートリッジを
高温高湿(31.8℃,90%RH)雰囲気に24時間
放置した後、常温常湿(26℃,60%RH)雰囲気へ
取り出した時の、シャッタ3の端部のシェル1の表面か
らの浮き上がりを測定し、反りとした。落下強度 : 上記の各光ディスク用カートリッジを
高さ760mmから、ビニル被覆(0.2mm)したコ
ンクリート製床面に落下させた際の、シャッタ3の変形
や割れを自視で調べた。
【0010】反りや落下強度に対する結果を、表1に示
す。PBT単独のシャッタFでは反りは発生しないが、
落下試験により割れが発生する。反りが発生しないの
は、PBTが例外的に吸湿性が低い物質で、高温高湿試
験の間の吸湿量が少ないことによるものと考えられる。
また割れが発生するのは、PBT単独では弾性が不足
し、落下時の衝撃を吸収することができないためと考え
られる。次に伸びが90%の塩化ビニル樹脂エラストマ
ーを添加したシャッタAも、エラストマー無添加のシャ
ッタFと同様の結果を示し、落下試験により割れが発生
した。これは伸びが90%では、ベースのPBTに充分
な弾性を付与できなかったためと考えられる。従って伸
びは100%以上が必要で、好ましくは120%以上と
する。また逆に伸びが550%と大きなエラストマー
(ウレタンゴムB)を添加したシャッタEでは、割れは
発生しないが硬度の低下が生じ、シャッタ3の表面を布
等で擦ると傷が発生しやすくなった。このため伸びは5
00%以下とする必要がある。次に反りに付いての許容
限界は一般に0.5mm以下である。そして表1のシャ
ッタは、全て反りに関する許容範囲を充している。これ
らのことから、添加するエラストマーは伸び(ASTM
D638)が100〜500%、より好ましくは12
0〜500%とする。
【0011】
【表1】 PBT+20wt%エラストマーのシャッタの結果 シャッタ 添加エラストマー 伸び(%) 反り 落下強度 (α) (mm) A* 塩化ビニル樹脂エラストマー 90 0.1 割れ発生 B エチレンプロピレンエラストマー 150 0.1 異常なし C スチレンブタジェンエラストマー 300 0.2 異常なし D ウレタンゴムA 480 0.3 異常なし E* ウレタンゴムB 550 0.2 硬度低下 F* … 0 割れ発生 *は比較例,伸びは外力を加えた際の長さをL1,自然
状態での長さをL0とし、L1=(1+n)L0のnの値
から、ASTM D638に準拠して測定,以下同じ。
【0012】
【実施例2】添加するエラストマーの量を明確にするた
め、エチレンプロピレン共重合体エラストマーとウレタ
ンゴムAを各々添加したシャッタ3について、添加量を
表2及び表3に示すように変え、反りと落下強度とを評
価した。
【0013】表2,表3から明らかなように、PBTに
添加するエラストマーの種類を変えても、添加量が3w
t%では落下試験でシャッタ3に割れが発生した。一方
添加量が7wt%(表3)や9wt%(表2)では、割
れは発生せず、反りも0.1mm程度と小さかった。こ
のため添加量は5wt%以上必要である。逆にエラスト
マーの添加量が多いと(表2の45wt%や表3の43
wt%)、環境変化に伴い0.6〜0.7mmの反りが発
生した。これは添加するエラストマーの吸水率がPBT
に比べ大きく、添加量が多くなるとエラストマーの吸湿
による変形の影響が大きくなるためと考えられる。この
ことから添加量は、40wt%以下とする。そしてこれ
らの結果を総合すると、エラストマーは伸びが100〜
500%(より好ましくは120〜500%)で、添加
量が5〜40wt%となる。
【0014】
【表2】PBT+エチレンプロピレンエラストマー 添加量(wt%) 反り(mm) 落下強度 3* 0.1 割れ発生 9 0.1 異常なし 20 0.1 異常なし 37 0.3 異常なし 45* 0.6 異常なし *は比較例,添加量はPBTとエラストマーとの合計が
100wt%。
【0015】
【表3】PBT+ウレタンゴムA添加量(wt%) 反り(mm) 落下強度 3* 0.1 割れ発生 7 0.1 異常なし 20 0.3 異常なし 38 0.3 異常なし 43* 0.7 異常なし *は比較例,添加量はPBTとエラストマーとの合計が
100wt%。
【0016】表1〜表3のいずれのシャッタでも、エラ
ストマーの添加量を増すと反りが増加し、かつ伸びの大
きなエラストマー程、この傾向が著しい。そこでエラス
トマーの伸びと添加量の積に対する、高温高湿雰囲気経
験後の反りの関係を表4に示す。表4から明らかなよう
に、伸びと添加量の積が1350〜3360のシャッタ
3では、反りは0.1mmにとどまるが、この積が55
50や6000のシャッタ3では、反りが0.2〜0.3
mmに達する。そこで反りを0.1mm程度以下に抑え
るには、wt%単位での添加量と%単位での伸びの積を
1000〜4000とするのが好ましい。
【0017】
【表4】 反りに対する最適条件 添加エラストマー 伸び 添加量 伸び×添加量 反り (%) (wt%) (mm) エチレンプロピレンエラストマー 150 9 1350 0.1 同 同 20 3000 0.1 同 同 37 5550 0.3 スチレンブタジェンエラストマー 300 20 6000 0.2 ウレタンゴムA 480 7 3360 0.1 同 同 20 9600 0.3 同 同 38 18240 0.3 * 表1〜表3から、実施例のみを再掲。
【0018】
【発明の効果】この発明のディスクカートリッジでは、
ポリブチレンテレフタレート95〜60wt%に伸びが
100〜500%のエラストマーを5〜40wt%添加
し、耐衝撃強度が高く落下時の割れや変形等が発生せ
ず、高温高湿雰囲気などで使用しても反りが小さい、デ
ィスクカートリッジのシャッタを得る。このシャッタは
充分な硬度を備え、かつ使用時の傷の発生がなく、安価
で軽量,シェルとの摩擦による摩耗粉の発生が少ないと
の樹脂製シャッタの本来の特徴を備えている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の光磁気ディスクカートリッジの正
面図
【図2】 実施例の光磁気ディスクカートリッジの、
シャッタを開口させた状態での正面図
【符号の説明】
1 シェル 2 光磁気ディスク 3 シャッタ 4 開口窓 5 スライダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクを収容すると共に、開口窓を形
    成した樹脂製のシェルと、該シェルの開口窓を開閉する
    ための樹脂製のシャッタとを備えたディスクカートリッ
    ジにおいて、 前記シャッタを、ポリブチレンテレフタレートを95〜
    60wt%に、ASTMのD638で定められる伸びが
    100%以上500%以下のエラストマーを5〜40w
    t%添加した、樹脂材料により構成したことを特徴とす
    るディスクカートリッジ。
JP31585992A 1992-10-30 1992-10-30 ディスクカートリッジ Pending JPH06150604A (ja)

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JPH06150604A true JPH06150604A (ja) 1994-05-31

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ID=18070452

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JP (1) JPH06150604A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011169402A (ja) * 2010-02-18 2011-09-01 Ntn Corp クラッチユニット
US8985296B2 (en) 2010-02-18 2015-03-24 Ntn Corporation Clutch unit

Cited By (2)

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JP2011169402A (ja) * 2010-02-18 2011-09-01 Ntn Corp クラッチユニット
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