JPH06154543A - 水蒸気透過膜式除湿装置 - Google Patents
水蒸気透過膜式除湿装置Info
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- JPH06154543A JPH06154543A JP4308612A JP30861292A JPH06154543A JP H06154543 A JPH06154543 A JP H06154543A JP 4308612 A JP4308612 A JP 4308612A JP 30861292 A JP30861292 A JP 30861292A JP H06154543 A JPH06154543 A JP H06154543A
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- water vapor
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F3/00—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems
- F24F3/12—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling
- F24F3/14—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification
- F24F3/1411—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification by absorbing or adsorbing water, e.g. using an hygroscopic desiccant
- F24F3/1417—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification by absorbing or adsorbing water, e.g. using an hygroscopic desiccant with liquid hygroscopic desiccants
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- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
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- F24F3/00—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems
- F24F3/12—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling
- F24F3/14—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification
- F24F2003/1435—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification comprising semi-permeable membrane
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 装置全体を簡素かつ小型化でき、据え付けの
容易化と省スペースが図れ、運転に伴う騒音をなくせる
水蒸気透過膜式除湿装置を提供する。 【構成】 入口1aが室内に接続され,出口1b,1cがダ
ンパ2にて室内と室外に切換連通される通風路1内に、
チューブ32の水蒸気透過膜を介して内部の吸湿液体と
外部の流通空気との間で水分の授受を行なう吸,放湿モ
ジュール31を設ける。吸,放湿モジュール31にポン
プ37を介設した管路38,39を経てタンク34内の
吸湿液体36を循環させる。循環する吸湿液体を電子冷
凍素子3のペルチェ効果により択一的に加熱または冷却
する。
容易化と省スペースが図れ、運転に伴う騒音をなくせる
水蒸気透過膜式除湿装置を提供する。 【構成】 入口1aが室内に接続され,出口1b,1cがダ
ンパ2にて室内と室外に切換連通される通風路1内に、
チューブ32の水蒸気透過膜を介して内部の吸湿液体と
外部の流通空気との間で水分の授受を行なう吸,放湿モ
ジュール31を設ける。吸,放湿モジュール31にポン
プ37を介設した管路38,39を経てタンク34内の
吸湿液体36を循環させる。循環する吸湿液体を電子冷
凍素子3のペルチェ効果により択一的に加熱または冷却
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、室内空気に含まれる水
分を除去する水蒸気透過膜式除湿装置に関する。
分を除去する水蒸気透過膜式除湿装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の除湿装置として、例えば
図4に示すようなものが知られている(特開昭64−5
6118号公報)。この除湿装置は、塩化リチウム(Li
Cl)水溶液などの吸湿液体が、これに接触する空気の相
対湿度を、その溶質濃度が高いほど、またその温度が低
いほど低い値に保つという原理を利用している。即ち、
この除湿装置は、室内Rに、主鎖や側鎖に水酸基等をも
つポリエステル系高分子等からなる水蒸気透過膜製の数
本のチューブ32を並列に配設してなる吸湿モジュール
31とファン33を設け、冷却用コイル35を備えたタ
ンク34内に蓄えたLiCl水溶液36を、ポンプ37に
より管路38および絞り弁40をもつ管路39を介して
上記吸湿モジュール31に循環させる。一方、室外に、
ファン42をもつ上記吸湿モジュールと同様の放湿モジ
ュール41とヒータ43を設け、上記管路39から絞り
弁44および熱交換器45を経て分流するLiCl水溶液
を、ポンプ46により管路47を経て上記ヒータ43と
放湿モジュール41に供給し、上記熱交換器45を貫通
する管路48を経てタンク34に戻すようにしている。
図4に示すようなものが知られている(特開昭64−5
6118号公報)。この除湿装置は、塩化リチウム(Li
Cl)水溶液などの吸湿液体が、これに接触する空気の相
対湿度を、その溶質濃度が高いほど、またその温度が低
いほど低い値に保つという原理を利用している。即ち、
この除湿装置は、室内Rに、主鎖や側鎖に水酸基等をも
つポリエステル系高分子等からなる水蒸気透過膜製の数
本のチューブ32を並列に配設してなる吸湿モジュール
31とファン33を設け、冷却用コイル35を備えたタ
ンク34内に蓄えたLiCl水溶液36を、ポンプ37に
より管路38および絞り弁40をもつ管路39を介して
上記吸湿モジュール31に循環させる。一方、室外に、
ファン42をもつ上記吸湿モジュールと同様の放湿モジ
ュール41とヒータ43を設け、上記管路39から絞り
弁44および熱交換器45を経て分流するLiCl水溶液
を、ポンプ46により管路47を経て上記ヒータ43と
放湿モジュール41に供給し、上記熱交換器45を貫通
する管路48を経てタンク34に戻すようにしている。
【0003】そして、室内Rを除湿するには、冷却用コ
イル35で冷却されたタンク34内の高濃度のLiCl水
溶液36を、ポンプ37により室内の吸湿モジュール3
1に送り、ファン33で送られる室内空気に含まれる水
分を、水蒸気透過膜製のチューブ32の膜を透過させて
LiCl水溶液に吸収する。水分を吸収したLiCl水溶液
は、吸水に伴う潜熱で温められると共に低濃度になり、
管路39を経てタンク34に戻るが、その一部は、ポン
プ46により、絞り弁44から予熱用の熱交換器45を
通りヒータ43で加熱され、水蒸気圧を上げて室外の放
湿モジュール41に送られる。放湿モジュール41で
は、水蒸気透過膜内外の蒸気圧差により、LiCl水溶液
中の水分が、ファン42で送られる大気中に膜を透過し
て放出される。水分を放出したLiCl水溶液は、脱水に
伴う潜熱で温められるとともに高濃度になり、熱交換器
45で室内側からの低濃度のLiCl水溶液を温め、自身
は冷えてタンク34に戻る。
イル35で冷却されたタンク34内の高濃度のLiCl水
溶液36を、ポンプ37により室内の吸湿モジュール3
1に送り、ファン33で送られる室内空気に含まれる水
分を、水蒸気透過膜製のチューブ32の膜を透過させて
LiCl水溶液に吸収する。水分を吸収したLiCl水溶液
は、吸水に伴う潜熱で温められると共に低濃度になり、
管路39を経てタンク34に戻るが、その一部は、ポン
プ46により、絞り弁44から予熱用の熱交換器45を
通りヒータ43で加熱され、水蒸気圧を上げて室外の放
湿モジュール41に送られる。放湿モジュール41で
は、水蒸気透過膜内外の蒸気圧差により、LiCl水溶液
中の水分が、ファン42で送られる大気中に膜を透過し
て放出される。水分を放出したLiCl水溶液は、脱水に
伴う潜熱で温められるとともに高濃度になり、熱交換器
45で室内側からの低濃度のLiCl水溶液を温め、自身
は冷えてタンク34に戻る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】さて、上記従来の除湿
装置は、LiCl水溶液36を室内Rの吸湿に用いる際に
は、タンク34の冷却コイル35で冷却し、放湿モジュ
ール41での外気への放湿に用いる際は、ヒータ43で
加熱している。そして、冷却コイル35やヒータ43
は、特に明記されていないが、家庭用としては圧縮機に
より冷媒を循環させる冷凍回路の蒸発器や凝縮器である
のが普通である。ところが、除湿装置にこのような冷凍
回路を備えると、装置全体が大型化して据え付けに手間
がかかり、広い設置スペースが必要になるうえ、LiCl
水溶液を加熱,冷却するための圧縮機の運転音が大きい
ため、騒音の問題が生じる。
装置は、LiCl水溶液36を室内Rの吸湿に用いる際に
は、タンク34の冷却コイル35で冷却し、放湿モジュ
ール41での外気への放湿に用いる際は、ヒータ43で
加熱している。そして、冷却コイル35やヒータ43
は、特に明記されていないが、家庭用としては圧縮機に
より冷媒を循環させる冷凍回路の蒸発器や凝縮器である
のが普通である。ところが、除湿装置にこのような冷凍
回路を備えると、装置全体が大型化して据え付けに手間
がかかり、広い設置スペースが必要になるうえ、LiCl
水溶液を加熱,冷却するための圧縮機の運転音が大きい
ため、騒音の問題が生じる。
【0005】そこで、本発明の目的は、LiCl水溶液な
どの吸湿液体の加熱,冷却方法を工夫することによっ
て、簡素な構造で小型化が図れ、据え付けが容易で、設
置スペースが削減でき、しかも運転に伴う騒音をなくす
ことができる水蒸気透過膜式除湿装置を提供することに
ある。
どの吸湿液体の加熱,冷却方法を工夫することによっ
て、簡素な構造で小型化が図れ、据え付けが容易で、設
置スペースが削減でき、しかも運転に伴う騒音をなくす
ことができる水蒸気透過膜式除湿装置を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為、
本発明の第1の除湿装置は、図1に例示するように、吸
湿液体36を蓄えるタンク34と、入口1aが室内に接
続され、出口1b,1cが室内と室外に切換連通される通
風路1と、この通風路1に設けられ、水蒸気透過膜製の
チューブ32内の吸湿液体とチューブ32外の流通空気
との間で膜を介して水分の授受を行なう吸,放湿モジュ
ール31と、この吸,放湿モジュール31に上記タンク
34の吸湿液体36を循環させるように接続され、吸湿
液体36を圧送するポンプ37が介設された管路38,
39と、この管路38または上記タンク34に熱交換し
うるように設けられ、ペルチェ効果により吸湿液体を択
一的に加熱または冷却する電子冷凍素子3を備えること
を特徴とする。また、本発明の第2の除湿装置は、図2
の例示するように、吸湿液体36を蓄えるタンク34
と、室内Rに設けられ、水蒸気透過膜製のチューブ12
内の吸湿液体とチューブ12外の室内空気との間で膜を
介して水分の授受を行なう吸湿モジュール11と、室外
に設けられ、水蒸気透過膜製のチューブ22内の吸湿液
体とチューブ22外の室外空気との間で膜を介して水分
の授受を行なう放湿モジュール21と、上記吸湿モジュ
ール11および放湿モジュール21に上記タンク34の
吸湿液体36を循環させるように接続され、吸湿液体3
6を圧送するポンプ37と吸湿液体の循環方向を切り換
える切換弁7が介設された管路8,9,10,19,20
と、この管路または上記タンク34に熱交換しうるよう
に設けられ、ペルチェ効果により吸湿液体36を択一的
に加熱または冷却する電子冷凍素子3を備えることを特
徴とする。
本発明の第1の除湿装置は、図1に例示するように、吸
湿液体36を蓄えるタンク34と、入口1aが室内に接
続され、出口1b,1cが室内と室外に切換連通される通
風路1と、この通風路1に設けられ、水蒸気透過膜製の
チューブ32内の吸湿液体とチューブ32外の流通空気
との間で膜を介して水分の授受を行なう吸,放湿モジュ
ール31と、この吸,放湿モジュール31に上記タンク
34の吸湿液体36を循環させるように接続され、吸湿
液体36を圧送するポンプ37が介設された管路38,
39と、この管路38または上記タンク34に熱交換し
うるように設けられ、ペルチェ効果により吸湿液体を択
一的に加熱または冷却する電子冷凍素子3を備えること
を特徴とする。また、本発明の第2の除湿装置は、図2
の例示するように、吸湿液体36を蓄えるタンク34
と、室内Rに設けられ、水蒸気透過膜製のチューブ12
内の吸湿液体とチューブ12外の室内空気との間で膜を
介して水分の授受を行なう吸湿モジュール11と、室外
に設けられ、水蒸気透過膜製のチューブ22内の吸湿液
体とチューブ22外の室外空気との間で膜を介して水分
の授受を行なう放湿モジュール21と、上記吸湿モジュ
ール11および放湿モジュール21に上記タンク34の
吸湿液体36を循環させるように接続され、吸湿液体3
6を圧送するポンプ37と吸湿液体の循環方向を切り換
える切換弁7が介設された管路8,9,10,19,20
と、この管路または上記タンク34に熱交換しうるよう
に設けられ、ペルチェ効果により吸湿液体36を択一的
に加熱または冷却する電子冷凍素子3を備えることを特
徴とする。
【0007】
【作用】請求項1に記載の除湿装置において、室内を除
湿する場合、電子冷却素子3にこの素子が吸熱する方向
に電流を流し、入口1aが室内に連なる通風路1の出口
1bを室内側に切換連通し、ポンプ37を起動する。す
ると、タンク34内の高濃度の吸湿液体36は、タンク
34または管路38に設けられた上記電子冷凍素子3の
ペルチェ効果による吸熱で冷却されつつ、ポンプ37に
より上記通風路1内の吸,放湿モジュール31に送られ
る。吸,放湿モジュール31のチューブ32内に送られ
た吸湿液体は、蒸気圧差によりチューブ32の水蒸気透
過膜を経て、外部の通風路1を流れる室内空気に含まれ
る水分を吸収し、水分を奪われた空気は再び室内に戻さ
れて室内が除湿される。一方、水分を吸収した吸湿液体
は吸水に伴う潜熱で少し温められるとともに少し低濃度
になって、タンク34に戻る。この吸湿液体36の循環
による吸湿動作は、吸湿液体の吸水能が飽和するまで続
けられる。一方、室外に放湿する場合、電子冷凍素子3
に上述と逆の発熱する方向に電流を流し、通風路1の出
口1cを室外側に切換連通し、ポンプ37を起動する。
すると、吸水で低濃度となったタンク34内の吸湿液体
36は、電子冷凍素子3のペルチェ効果による発熱で加
熱されつつ、ポンプ37により通風路1内の吸,放湿モ
ジュール31に送られる。吸,放湿モジュール31のチ
ューブ32内に送られた吸湿液体は、水蒸気透過膜内外
の蒸気圧差により、内部の水分が膜を透過して通風路1
を流れる室内空気に放出され、水分を与えられた空気
は、通風路1の出口1cから室外へ排気される。一方、
水分を放出した吸湿液体は、脱水に伴う潜熱で少し温め
られるとともに高濃度になって、タンク34に戻る。こ
の吸湿液体36の循環による放湿動作は、吸湿液体の吸
水能が回復するまで続けられる。
湿する場合、電子冷却素子3にこの素子が吸熱する方向
に電流を流し、入口1aが室内に連なる通風路1の出口
1bを室内側に切換連通し、ポンプ37を起動する。す
ると、タンク34内の高濃度の吸湿液体36は、タンク
34または管路38に設けられた上記電子冷凍素子3の
ペルチェ効果による吸熱で冷却されつつ、ポンプ37に
より上記通風路1内の吸,放湿モジュール31に送られ
る。吸,放湿モジュール31のチューブ32内に送られ
た吸湿液体は、蒸気圧差によりチューブ32の水蒸気透
過膜を経て、外部の通風路1を流れる室内空気に含まれ
る水分を吸収し、水分を奪われた空気は再び室内に戻さ
れて室内が除湿される。一方、水分を吸収した吸湿液体
は吸水に伴う潜熱で少し温められるとともに少し低濃度
になって、タンク34に戻る。この吸湿液体36の循環
による吸湿動作は、吸湿液体の吸水能が飽和するまで続
けられる。一方、室外に放湿する場合、電子冷凍素子3
に上述と逆の発熱する方向に電流を流し、通風路1の出
口1cを室外側に切換連通し、ポンプ37を起動する。
すると、吸水で低濃度となったタンク34内の吸湿液体
36は、電子冷凍素子3のペルチェ効果による発熱で加
熱されつつ、ポンプ37により通風路1内の吸,放湿モ
ジュール31に送られる。吸,放湿モジュール31のチ
ューブ32内に送られた吸湿液体は、水蒸気透過膜内外
の蒸気圧差により、内部の水分が膜を透過して通風路1
を流れる室内空気に放出され、水分を与えられた空気
は、通風路1の出口1cから室外へ排気される。一方、
水分を放出した吸湿液体は、脱水に伴う潜熱で少し温め
られるとともに高濃度になって、タンク34に戻る。こ
の吸湿液体36の循環による放湿動作は、吸湿液体の吸
水能が回復するまで続けられる。
【0008】請求項2に記載の除湿装置において、室内
Rを除湿する場合、電子冷凍素子3に吸熱する方向に電
流を流し、切換弁7を室内Rの吸湿モジュール11側に
切り換えてポンプ37を起動する。すると、タンク34
内の高濃度の吸湿液体36は、タンク34又は管路に設
けられた上記電子冷凍素子3のペルチェ効果による吸熱
で冷却されつつ、ポンプ37により室内Rの吸湿モジュ
ール11に送られる。吸湿モジュール11のチューブ1
2内に送られた吸湿液体は、蒸気圧差によりチューブ1
2の水蒸気透過膜を経て、外部を流れる室内空気に含ま
れる水分を吸収し、室内が除湿される。一方、水分を吸
収した吸湿液体は吸水に伴う潜熱で少し温められるとと
もに少し低濃度になって、タンク34に戻る。この吸湿
液体36の循環による吸湿動作は、吸湿液体の吸水能が
飽和するまで続けられる。一方、室外に放湿する場合、
電子冷凍素子3に発熱する方向に電流を流し、切換弁7
を室外の放湿モジュール21側に切り換えてポンプ37
を起動する。すると、吸水で低濃度となったタンク34
内の吸湿液体36は、電子冷凍素子3のペルチェ効果に
よる発熱で加熱されつつ、ポンプ37により室外の放湿
モジュール21に送られる。放湿モジュール21のチュ
ーブ22内に送られた吸湿液体は、水蒸気透過膜内外の
蒸気圧差により、内部の水分が膜を透過して屋外を流れ
る大気に放出される。一方、水分を放出した吸湿液体
は、脱水に伴う潜熱で少し温められるとともに高濃度に
なって、タンク34に戻る。この吸湿液体36の循環に
よる放湿動作は、吸湿液体の吸水能が回復するまで続け
られる。
Rを除湿する場合、電子冷凍素子3に吸熱する方向に電
流を流し、切換弁7を室内Rの吸湿モジュール11側に
切り換えてポンプ37を起動する。すると、タンク34
内の高濃度の吸湿液体36は、タンク34又は管路に設
けられた上記電子冷凍素子3のペルチェ効果による吸熱
で冷却されつつ、ポンプ37により室内Rの吸湿モジュ
ール11に送られる。吸湿モジュール11のチューブ1
2内に送られた吸湿液体は、蒸気圧差によりチューブ1
2の水蒸気透過膜を経て、外部を流れる室内空気に含ま
れる水分を吸収し、室内が除湿される。一方、水分を吸
収した吸湿液体は吸水に伴う潜熱で少し温められるとと
もに少し低濃度になって、タンク34に戻る。この吸湿
液体36の循環による吸湿動作は、吸湿液体の吸水能が
飽和するまで続けられる。一方、室外に放湿する場合、
電子冷凍素子3に発熱する方向に電流を流し、切換弁7
を室外の放湿モジュール21側に切り換えてポンプ37
を起動する。すると、吸水で低濃度となったタンク34
内の吸湿液体36は、電子冷凍素子3のペルチェ効果に
よる発熱で加熱されつつ、ポンプ37により室外の放湿
モジュール21に送られる。放湿モジュール21のチュ
ーブ22内に送られた吸湿液体は、水蒸気透過膜内外の
蒸気圧差により、内部の水分が膜を透過して屋外を流れ
る大気に放出される。一方、水分を放出した吸湿液体
は、脱水に伴う潜熱で少し温められるとともに高濃度に
なって、タンク34に戻る。この吸湿液体36の循環に
よる放湿動作は、吸湿液体の吸水能が回復するまで続け
られる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例により詳細に説
明する。図1は、請求項1に記載の水蒸気透過膜式除湿
装置の一例を示す回路図であり、図4で述べた部材と同
じ部材には同一番号を付している。この除湿装置は、吸
湿液体としてのLiCl水溶液36を蓄えるタンク34
と、入口1aが図示しないダクトで室内に接続され、出
口1b,1cがダンパ2の開閉により図示しないダクトを
経て室内と室外とに切換連通される通風路1と、この通
風路1に設けられ、水蒸気透過膜製のチューブ32内の
LiCl水溶液とチューブ外の流通空気との間で水分の授
受を行なう吸,放湿モジュール31と、この吸,放湿モジ
ュール31に入口1a側から風を送るファン33を備え
る。また、吸,放湿モジュール31の両端に、ポンプ3
7を介設した管路38と管路39とを夫々接続して、タ
ンク34のLiCl水溶液36を吸,放湿モジュール31
に循環させると共に、ペルチェ効果によりLiCl水溶液
を択一的に加熱または冷却する電子冷凍素子3を、上記
管路38と熱交換しうるように設けている。
明する。図1は、請求項1に記載の水蒸気透過膜式除湿
装置の一例を示す回路図であり、図4で述べた部材と同
じ部材には同一番号を付している。この除湿装置は、吸
湿液体としてのLiCl水溶液36を蓄えるタンク34
と、入口1aが図示しないダクトで室内に接続され、出
口1b,1cがダンパ2の開閉により図示しないダクトを
経て室内と室外とに切換連通される通風路1と、この通
風路1に設けられ、水蒸気透過膜製のチューブ32内の
LiCl水溶液とチューブ外の流通空気との間で水分の授
受を行なう吸,放湿モジュール31と、この吸,放湿モジ
ュール31に入口1a側から風を送るファン33を備え
る。また、吸,放湿モジュール31の両端に、ポンプ3
7を介設した管路38と管路39とを夫々接続して、タ
ンク34のLiCl水溶液36を吸,放湿モジュール31
に循環させると共に、ペルチェ効果によりLiCl水溶液
を択一的に加熱または冷却する電子冷凍素子3を、上記
管路38と熱交換しうるように設けている。
【0010】上記電子冷凍素子3は、放熱板4a,4bを
固着した両面が発熱面,吸熱面になっており、図示の位
置にあるスイッチ5を介して直流電源6に正方向に接続
されると、LiCl水溶液の管路38に接する放熱板4a
側の片面が吸熱し,他の片面が発熱する一方、スイッチ
5の矢印方向への切り換えで直流電源6に逆方向に接続
されると、放熱板4a側の片面が発熱し、他の片面が吸
熱するようになっている。そして、放熱板4aが吸熱し
て管路38を流れるLiCl水溶液を冷却する吸湿運転時
には、ダンパ2が図示の位置にあって通風路の一方の出
口1bを室内に連通し、放熱板4aが発熱してLiCl水溶
液を加熱する放湿運転時には、ダンパ2が矢印方向に切
り換えられて他方の出口1aを室外に連通するととも
に、いずれの場合も、ファン33が運転されて室内の空
気を矢印の如く入口1aから吸い込む。
固着した両面が発熱面,吸熱面になっており、図示の位
置にあるスイッチ5を介して直流電源6に正方向に接続
されると、LiCl水溶液の管路38に接する放熱板4a
側の片面が吸熱し,他の片面が発熱する一方、スイッチ
5の矢印方向への切り換えで直流電源6に逆方向に接続
されると、放熱板4a側の片面が発熱し、他の片面が吸
熱するようになっている。そして、放熱板4aが吸熱し
て管路38を流れるLiCl水溶液を冷却する吸湿運転時
には、ダンパ2が図示の位置にあって通風路の一方の出
口1bを室内に連通し、放熱板4aが発熱してLiCl水溶
液を加熱する放湿運転時には、ダンパ2が矢印方向に切
り換えられて他方の出口1aを室外に連通するととも
に、いずれの場合も、ファン33が運転されて室内の空
気を矢印の如く入口1aから吸い込む。
【0011】上記構成の水蒸気透過膜式除湿装置は、次
のように動作する。室内を除湿する場合、スイッチ5を
図1に示す位置にして直流電源6から電子冷凍素子3に
正方向に電流を流し、通風路1のダンパ2を図示の位置
にして出口1bを室内に連通させるとともにファン33
を駆動し、ポンプ37を起動する。すると、タンク34
内の高濃度のLiCl水溶液36は、ポンプ37により管
路38を送られながら、ペルチェ効果で吸熱する電子冷
凍素子3の片面に放熱板4aを介して接触して、冷却さ
れて通風路1内の吸,放湿モジュール31に達する。吸,
放湿モジュール31のチューブ内に入った低温で高濃度
のLiCl水溶液は、蒸気圧差によりチューブをなす水蒸
気透過膜を経て、ファン33によって通風路1を流され
る室内空気に含まれる水分を吸収し、水分を奪われた空
気は、出口1bから再び室内に戻されて室内が除湿され
る。一方、水分を吸収したLiCl水溶液は、吸水に伴う
潜熱で少し温められるとともに少し低濃度になって、タ
ンク34に戻る。このLiCl水溶液36の循環による吸
湿動作は、LiCl水溶液の吸水能が飽和するまで続けら
れる。なお、この吸湿動作は、室内を除湿する必要が高
い梅雨期や夏期の昼間などに行なわれる。
のように動作する。室内を除湿する場合、スイッチ5を
図1に示す位置にして直流電源6から電子冷凍素子3に
正方向に電流を流し、通風路1のダンパ2を図示の位置
にして出口1bを室内に連通させるとともにファン33
を駆動し、ポンプ37を起動する。すると、タンク34
内の高濃度のLiCl水溶液36は、ポンプ37により管
路38を送られながら、ペルチェ効果で吸熱する電子冷
凍素子3の片面に放熱板4aを介して接触して、冷却さ
れて通風路1内の吸,放湿モジュール31に達する。吸,
放湿モジュール31のチューブ内に入った低温で高濃度
のLiCl水溶液は、蒸気圧差によりチューブをなす水蒸
気透過膜を経て、ファン33によって通風路1を流され
る室内空気に含まれる水分を吸収し、水分を奪われた空
気は、出口1bから再び室内に戻されて室内が除湿され
る。一方、水分を吸収したLiCl水溶液は、吸水に伴う
潜熱で少し温められるとともに少し低濃度になって、タ
ンク34に戻る。このLiCl水溶液36の循環による吸
湿動作は、LiCl水溶液の吸水能が飽和するまで続けら
れる。なお、この吸湿動作は、室内を除湿する必要が高
い梅雨期や夏期の昼間などに行なわれる。
【0012】一方、吸水能が飽和したLiCl水溶液から
脱水する場合、スイッチ5を矢印方向に切り換えて電子
冷凍素子3に逆方向の電流を流し、通風路1のダンパ2
を矢印方向に切り換えて出口1cを室外に連通させると
ともにファン33を駆動し、ポンプ37を起動する。す
ると、吸水で低濃度となったタンク34内のLiCl水溶
液36は、ポンプ37により管路38を送られながら、
ペルチェ効果で発熱する電子冷凍素子3の片面に放熱板
4aを介して接触して、加熱されて通風路1内の吸,放湿
モジュール31に達する。吸,放湿モジュール31のチ
ューブ内に入った高温で低濃度のLiCl水溶液は、水蒸
気透過膜内外の蒸気圧差により、内部の水分が膜を透過
して通風路1を流れる室内空気に放出され、水分を与え
られた空気は、通風路の出口1cから室外へ排出され
る。一方、水分を放出したLiCl水溶液は、脱水に伴う
潜熱で少し温められるとともに高濃度になって、タンク
34に戻る。このLiCl水溶液36の循環による放湿動
作は、LiCl水溶液の吸水能が回復するまで続けられ
る。なお、この放湿動作は、室内を除湿する必要の少な
い梅雨期や夏期の夜間などに行なわれる。
脱水する場合、スイッチ5を矢印方向に切り換えて電子
冷凍素子3に逆方向の電流を流し、通風路1のダンパ2
を矢印方向に切り換えて出口1cを室外に連通させると
ともにファン33を駆動し、ポンプ37を起動する。す
ると、吸水で低濃度となったタンク34内のLiCl水溶
液36は、ポンプ37により管路38を送られながら、
ペルチェ効果で発熱する電子冷凍素子3の片面に放熱板
4aを介して接触して、加熱されて通風路1内の吸,放湿
モジュール31に達する。吸,放湿モジュール31のチ
ューブ内に入った高温で低濃度のLiCl水溶液は、水蒸
気透過膜内外の蒸気圧差により、内部の水分が膜を透過
して通風路1を流れる室内空気に放出され、水分を与え
られた空気は、通風路の出口1cから室外へ排出され
る。一方、水分を放出したLiCl水溶液は、脱水に伴う
潜熱で少し温められるとともに高濃度になって、タンク
34に戻る。このLiCl水溶液36の循環による放湿動
作は、LiCl水溶液の吸水能が回復するまで続けられ
る。なお、この放湿動作は、室内を除湿する必要の少な
い梅雨期や夏期の夜間などに行なわれる。
【0013】図2は、請求項2に記載の水蒸気透過膜式
除湿装置の一例を示す回路図である。この除湿装置は、
水蒸気透過膜製の数本のチューブ12または22を並列
に配設した図1で述べた吸,放湿モジュール31と同じ
構造の吸湿モジュール11をファン13と共に室内R
に、放湿モジュール21をファン23と共に室外に夫々
設けた点を除いて、図1で述べた除湿装置と略同じ構成
であり、同じ部材には同一番号を付して説明を省略す
る。ポンプ37が介設されてタンク内のLiCl水溶液3
6に浸される管路8の先端には、循環方向を管路9また
は19を経て吸湿モジュール11または放湿モジュール
21のいずれかに切り換える三方弁7が設けられ、両モ
ジュール11,21とタンク34は、管路10,20で夫
々接続されている。この実施例の電子冷凍素子3は、放
熱板4aのない片面が金属製のタンク34と直接接触し
ていて、LiCl水溶液36を吸熱,放熱により冷却,加熱
するようになっている。
除湿装置の一例を示す回路図である。この除湿装置は、
水蒸気透過膜製の数本のチューブ12または22を並列
に配設した図1で述べた吸,放湿モジュール31と同じ
構造の吸湿モジュール11をファン13と共に室内R
に、放湿モジュール21をファン23と共に室外に夫々
設けた点を除いて、図1で述べた除湿装置と略同じ構成
であり、同じ部材には同一番号を付して説明を省略す
る。ポンプ37が介設されてタンク内のLiCl水溶液3
6に浸される管路8の先端には、循環方向を管路9また
は19を経て吸湿モジュール11または放湿モジュール
21のいずれかに切り換える三方弁7が設けられ、両モ
ジュール11,21とタンク34は、管路10,20で夫
々接続されている。この実施例の電子冷凍素子3は、放
熱板4aのない片面が金属製のタンク34と直接接触し
ていて、LiCl水溶液36を吸熱,放熱により冷却,加熱
するようになっている。
【0014】この除湿装置の動作は、次のとおりであ
る。室内Rを除湿する場合、スイッチ5を図2に示す位
置にして直流電源6から電子冷凍素子3に正方向に電流
を流し、三方弁7を図示の位置にするとともにファン1
3を駆動し、ポンプ37を起動する。すると、ペルチェ
効果で吸熱する電子冷凍素子3により冷却されるタンク
34内の高濃度のLiCl水溶液36は、管路9から室内
Rの吸湿モジュール11に送られる。吸湿モジュール1
1のチューブ12内に入った低温で高濃度のLiCl水溶
液は、蒸気圧差により水蒸気透過膜を経て、外部を流れ
る室内空気から水分を吸収し、水分を奪われた空気は室
内Rに戻って室内が除湿される。一方、水分を吸収した
LiCl水溶液は、吸水に伴う潜熱で少し温められ少し低
濃度になって、タンク34に戻り、この吸湿動作は、梅
雨期等の昼間などにLiCl水溶液36の吸水能が飽和す
るまで続けられる。
る。室内Rを除湿する場合、スイッチ5を図2に示す位
置にして直流電源6から電子冷凍素子3に正方向に電流
を流し、三方弁7を図示の位置にするとともにファン1
3を駆動し、ポンプ37を起動する。すると、ペルチェ
効果で吸熱する電子冷凍素子3により冷却されるタンク
34内の高濃度のLiCl水溶液36は、管路9から室内
Rの吸湿モジュール11に送られる。吸湿モジュール1
1のチューブ12内に入った低温で高濃度のLiCl水溶
液は、蒸気圧差により水蒸気透過膜を経て、外部を流れ
る室内空気から水分を吸収し、水分を奪われた空気は室
内Rに戻って室内が除湿される。一方、水分を吸収した
LiCl水溶液は、吸水に伴う潜熱で少し温められ少し低
濃度になって、タンク34に戻り、この吸湿動作は、梅
雨期等の昼間などにLiCl水溶液36の吸水能が飽和す
るまで続けられる。
【0015】一方、吸水能が飽和したLiCl水溶液から
脱水する場合、スイッチ5を矢印方向に切り換えて電子
冷凍素子3に逆方向に電流を流し、三方弁7を図中の破
線の流路に切り換えるとともにファン23を駆動し、ポ
ンプ37を起動する。すると、ペルチェ効果で発熱する
電子冷凍素子3により加熱されるタンク34内の低濃度
のLiCl水溶液36は、管路19から室外の放湿モジュ
ール21に送られる。放湿モジュール21のチューブ2
2内に入った高温で低濃度のLiCl水溶液は、水蒸気透
過膜内外の蒸気圧差により、内部の水分が膜を透過して
屋外をファン23により流れる大気に放出される。一
方、水分を放出したLiCl水溶液は、脱水に伴う潜熱で
少し冷やされ少し高濃度になって、タンク34に戻り、
この放湿動作は、梅雨期等の夜間などにLiCl水溶液3
6の吸水能が回復するまで続けられる。
脱水する場合、スイッチ5を矢印方向に切り換えて電子
冷凍素子3に逆方向に電流を流し、三方弁7を図中の破
線の流路に切り換えるとともにファン23を駆動し、ポ
ンプ37を起動する。すると、ペルチェ効果で発熱する
電子冷凍素子3により加熱されるタンク34内の低濃度
のLiCl水溶液36は、管路19から室外の放湿モジュ
ール21に送られる。放湿モジュール21のチューブ2
2内に入った高温で低濃度のLiCl水溶液は、水蒸気透
過膜内外の蒸気圧差により、内部の水分が膜を透過して
屋外をファン23により流れる大気に放出される。一
方、水分を放出したLiCl水溶液は、脱水に伴う潜熱で
少し冷やされ少し高濃度になって、タンク34に戻り、
この放湿動作は、梅雨期等の夜間などにLiCl水溶液3
6の吸水能が回復するまで続けられる。
【0016】図3は、図2で述べた吸湿モジュール11
と放湿モジュール21を、図示しないファンと1次熱交
換器15を収容し,室外に対して室内を換気する熱交換
型換気装置14内の仕切板14a,14bで仕切られた吸
気通路と排気通路に夫々設置し、図2の三方弁7を省略
すると共に、電子冷凍素子3の両面の放熱板4a,4bを
LiCl水溶液36の冷却と加熱に用いるようにした他の
実施例を示している。そして、タンク34内のLiCl水
溶液36を、ポンプ37を介設した管路16で吸湿モジ
ュール11に供給し、ここから放熱板4bとの接触で加
熱しつつ管路17を経て放湿モジュール21に送り、さ
らに管路18を経て放熱板4aとの接触で冷却しつつタ
ンク34に戻すようにしている。
と放湿モジュール21を、図示しないファンと1次熱交
換器15を収容し,室外に対して室内を換気する熱交換
型換気装置14内の仕切板14a,14bで仕切られた吸
気通路と排気通路に夫々設置し、図2の三方弁7を省略
すると共に、電子冷凍素子3の両面の放熱板4a,4bを
LiCl水溶液36の冷却と加熱に用いるようにした他の
実施例を示している。そして、タンク34内のLiCl水
溶液36を、ポンプ37を介設した管路16で吸湿モジ
ュール11に供給し、ここから放熱板4bとの接触で加
熱しつつ管路17を経て放湿モジュール21に送り、さ
らに管路18を経て放熱板4aとの接触で冷却しつつタ
ンク34に戻すようにしている。
【0017】上記実施例では、室外から1次熱交換器1
5を経て冷却されて矢印の如く吸い込まれる外気は、吸
湿モジュール11において、放熱板4aで冷却されてポ
ンプ37で供給される低温で高濃度のLiCl水溶液36
により上述と同じメカニズムで除湿されて室内に流入す
る一方、室内から1次熱交換器15を経て矢印の如く吐
き出される空気は、吸湿で低濃度となり放熱板4bの加
熱で高温になったLiCl水溶液から、放湿モジュール2
1において上述と同じメカニズムで放出される水分を得
て、室外に排気される。この実施例では、電子冷凍素子
3の吸熱と発熱の両面を用いて、LiCl水溶液の吸湿の
ための冷却と放湿のための加熱を同時に行なっているの
で、少量のLiCl水溶液でも吸水能が飽和することがな
く、しかもエネルギが有効に利用できるという利点があ
る。また、吸湿モジュール11に加えて1次熱交換器1
5を備えているので、吸湿効果が大きいので1次熱交換
器15を僅に冷房運転するだけで十分な冷房感を得るこ
とができる。
5を経て冷却されて矢印の如く吸い込まれる外気は、吸
湿モジュール11において、放熱板4aで冷却されてポ
ンプ37で供給される低温で高濃度のLiCl水溶液36
により上述と同じメカニズムで除湿されて室内に流入す
る一方、室内から1次熱交換器15を経て矢印の如く吐
き出される空気は、吸湿で低濃度となり放熱板4bの加
熱で高温になったLiCl水溶液から、放湿モジュール2
1において上述と同じメカニズムで放出される水分を得
て、室外に排気される。この実施例では、電子冷凍素子
3の吸熱と発熱の両面を用いて、LiCl水溶液の吸湿の
ための冷却と放湿のための加熱を同時に行なっているの
で、少量のLiCl水溶液でも吸水能が飽和することがな
く、しかもエネルギが有効に利用できるという利点があ
る。また、吸湿モジュール11に加えて1次熱交換器1
5を備えているので、吸湿効果が大きいので1次熱交換
器15を僅に冷房運転するだけで十分な冷房感を得るこ
とができる。
【0018】以上のいずれの実施例においても、吸湿液
体たるLiCl水溶液36の加熱,冷却に電子冷凍素子3
のペルチェ効果を用いているので、圧縮機により蒸発器
や凝縮器に冷媒を循環させる冷凍回路を用いる場合に比
して、装置全体が簡素かつ小型化でき、据え付けも容易
で設置スペースが削減でき、しかも運転に伴う騒音をな
くすことができる。また、電子冷凍素子3は、冷凍回路
に比して加熱効率が大きく、LiCl水溶液の脱水処理に
有利である。尚、電子冷凍素子の冷却効率は、冷凍回路
より多少低いが、LiCl水溶液の吸水能力は、少し冷え
れば大幅に回復するので問題はない。
体たるLiCl水溶液36の加熱,冷却に電子冷凍素子3
のペルチェ効果を用いているので、圧縮機により蒸発器
や凝縮器に冷媒を循環させる冷凍回路を用いる場合に比
して、装置全体が簡素かつ小型化でき、据え付けも容易
で設置スペースが削減でき、しかも運転に伴う騒音をな
くすことができる。また、電子冷凍素子3は、冷凍回路
に比して加熱効率が大きく、LiCl水溶液の脱水処理に
有利である。尚、電子冷凍素子の冷却効率は、冷凍回路
より多少低いが、LiCl水溶液の吸水能力は、少し冷え
れば大幅に回復するので問題はない。
【0019】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
請求項1に記載の水蒸気透過膜式除湿装置は、入口が室
内に接続され,出口が室内と室外に切換連通される通風
路内に、チューブの水蒸気透過膜を介して内部の吸湿液
体と外部の流通空気との間で水分の授受を行なう吸,放
湿モジュールを設け、この吸,放湿モジュールにポンプ
を介設した管路を経てタンク内の吸湿液体を循環させる
とともに、循環する吸湿液体を電子冷凍素子のペルチェ
効果により択一的に加熱または冷却するようにしている
ので、圧縮機,蒸発器,凝縮器を含む冷凍回路を用いる場
合に比して、装置全体が簡素かつ小型化でき、据え付け
も容易で設置スペースが削減でき、しかも運転に伴う騒
音をなくすことができる。また、本発明の請求項2に記
載の水蒸気透過膜式除湿装置は、共にチューブの水蒸気
透過膜を介して内部の吸湿液体と外部の空気との間で水
分の授受を行なう吸湿モジュールを室内に,放湿モジュ
ールを室外に夫々設け、循環方向を切り換える切換弁と
ポンプを介設した管路を経て、タンク内の吸湿液体を両
モジュールのいずれかに循環させるとともに、循環する
吸湿液体を電子冷凍素子のペルチェ効果により択一的に
加熱または冷却するようにしているので、上述と同様に
装置全体が簡素かつ小型化でき、据え付けも容易で設置
スペースが削減でき、しかも運転に伴う騒音をなくすこ
とができる。
請求項1に記載の水蒸気透過膜式除湿装置は、入口が室
内に接続され,出口が室内と室外に切換連通される通風
路内に、チューブの水蒸気透過膜を介して内部の吸湿液
体と外部の流通空気との間で水分の授受を行なう吸,放
湿モジュールを設け、この吸,放湿モジュールにポンプ
を介設した管路を経てタンク内の吸湿液体を循環させる
とともに、循環する吸湿液体を電子冷凍素子のペルチェ
効果により択一的に加熱または冷却するようにしている
ので、圧縮機,蒸発器,凝縮器を含む冷凍回路を用いる場
合に比して、装置全体が簡素かつ小型化でき、据え付け
も容易で設置スペースが削減でき、しかも運転に伴う騒
音をなくすことができる。また、本発明の請求項2に記
載の水蒸気透過膜式除湿装置は、共にチューブの水蒸気
透過膜を介して内部の吸湿液体と外部の空気との間で水
分の授受を行なう吸湿モジュールを室内に,放湿モジュ
ールを室外に夫々設け、循環方向を切り換える切換弁と
ポンプを介設した管路を経て、タンク内の吸湿液体を両
モジュールのいずれかに循環させるとともに、循環する
吸湿液体を電子冷凍素子のペルチェ効果により択一的に
加熱または冷却するようにしているので、上述と同様に
装置全体が簡素かつ小型化でき、据え付けも容易で設置
スペースが削減でき、しかも運転に伴う騒音をなくすこ
とができる。
【図1】 本発明の請求項1に記載の水蒸気透過膜式除
湿装置の一実施例を示す回路図である。
湿装置の一実施例を示す回路図である。
【図2】 本発明の請求項2に記載の水蒸気透過膜式除
湿装置の一実施例を示す回路図である。
湿装置の一実施例を示す回路図である。
【図3】 図2の実施例を変形した他の実施例を示す回
路図である。
路図である。
【図4】 従来の除湿装置を示す図である。
1…通風路、2…ダンパ、3…電子冷凍素子、4a,4b
…放熱板、5…スイッチ、6…直流電源、7…三方弁、
8,9,10,19,20…管路、11…吸湿モジュール、
12,22,32…水蒸気透過膜製のチューブ、13,2
3,33…ファン、14…熱交換型換気装置、15…1
次熱交換器、16,17,18…管路、34…タンク、3
6…LiCl水溶液、37…ポンプ、38,39…管路。
…放熱板、5…スイッチ、6…直流電源、7…三方弁、
8,9,10,19,20…管路、11…吸湿モジュール、
12,22,32…水蒸気透過膜製のチューブ、13,2
3,33…ファン、14…熱交換型換気装置、15…1
次熱交換器、16,17,18…管路、34…タンク、3
6…LiCl水溶液、37…ポンプ、38,39…管路。
Claims (2)
- 【請求項1】 吸湿液体(36)を蓄えるタンク(34)
と、 入口(1a)が室内に接続され、出口(1b,1c)が室内と室
外に切換連通される通風路(1)と、 この通風路(1)に設けられ、水蒸気透過膜製のチューブ
(32)内の吸湿液体とチューブ(32)外の流通空気との
間で膜を介して水分の授受を行なう吸,放湿モジュール
(31)と、 この吸,放湿モジュール(31)に上記タンク(34)の吸
湿液体(36)を循環させるように接続され、吸湿液体
(36)を圧送するポンプ(37)が介設された管路(38,
39)と、 この管路(38)または上記タンク(34)に熱交換しうる
ように設けられ、ペルチェ効果により吸湿液体を択一的
に加熱または冷却する電子冷凍素子(3)を備えることを
特徴とする水蒸気透過膜式除湿装置。 - 【請求項2】 吸湿液体(36)を蓄えるタンク(34)
と、 室内(R)に設けられ、水蒸気透過膜製のチューブ(12)
内の吸湿液体とチューブ(12)外の室内空気との間で膜
を介して水分の授受を行なう吸湿モジュール(11)と、 室外に設けられ、水蒸気透過膜製のチューブ(22)内の
吸湿液体とチューブ(22)外の室外空気との間で膜を介
して水分の授受を行なう放湿モジュール(21)と、 上記吸湿モジュール(11)および放湿モジュール(21)
に上記タンク(34)の吸湿液体(36)を循環させるよう
に接続され、吸湿液体(36)を圧送するポンプ(37)と
吸湿液体の循環方向を切り換える切換弁(7)が介設され
た管路(8,9,10,19,20)と、 この管路または上記タンク(34)に熱交換しうるように
設けられ、ペルチェ効果により吸湿液体(36)を択一的
に加熱または冷却する電子冷凍素子(3)を備えることを
特徴とする水蒸気透過膜式除湿装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4308612A JPH06154543A (ja) | 1992-11-18 | 1992-11-18 | 水蒸気透過膜式除湿装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4308612A JPH06154543A (ja) | 1992-11-18 | 1992-11-18 | 水蒸気透過膜式除湿装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06154543A true JPH06154543A (ja) | 1994-06-03 |
Family
ID=17983146
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4308612A Pending JPH06154543A (ja) | 1992-11-18 | 1992-11-18 | 水蒸気透過膜式除湿装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06154543A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19629719A1 (de) * | 1995-07-24 | 1997-01-30 | Mitsubishi Electric Corp | Wasserverdampfungs-Kühlsystem und -verfahren auf Basis einer elektrolytischen Reaktion |
| US6434955B1 (en) * | 2001-08-07 | 2002-08-20 | The National University Of Singapore | Electro-adsorption chiller: a miniaturized cooling cycle with applications from microelectronics to conventional air-conditioning |
| KR100801715B1 (ko) * | 2006-09-05 | 2008-02-15 | 아산엔텍 주식회사 | 공조설비의 습도조절 장치 |
| CN105910327A (zh) * | 2016-04-01 | 2016-08-31 | 段茨尤 | 一种新型制冷空调 |
| CN106979573A (zh) * | 2017-05-16 | 2017-07-25 | 广东工业大学 | 膜式溶液除湿空调 |
| JP2021133264A (ja) * | 2020-02-21 | 2021-09-13 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 水蒸気濃縮器、水蒸気濃縮方法、加湿気体製造方法、燃料電池自動車、及びガソリン自動車 |
| US11225025B2 (en) | 2016-10-27 | 2022-01-18 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Generating additive manufacturing instructions |
| CN115164455A (zh) * | 2022-06-20 | 2022-10-11 | 合肥通用机械研究院有限公司 | 具备防吸湿功能的载冷介质循环系统 |
| CN118960158A (zh) * | 2023-05-15 | 2024-11-15 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 空调室外机的防结霜方法、防结霜装置和空调 |
-
1992
- 1992-11-18 JP JP4308612A patent/JPH06154543A/ja active Pending
Cited By (14)
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