JPH0615525Y2 - 防虫防菌性織毛布 - Google Patents
防虫防菌性織毛布Info
- Publication number
- JPH0615525Y2 JPH0615525Y2 JP1989086135U JP8613589U JPH0615525Y2 JP H0615525 Y2 JPH0615525 Y2 JP H0615525Y2 JP 1989086135 U JP1989086135 U JP 1989086135U JP 8613589 U JP8613589 U JP 8613589U JP H0615525 Y2 JPH0615525 Y2 JP H0615525Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insect
- insect repellent
- warp
- woven
- blanket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は防虫、防菌性を備えた織毛布の構造に関するも
のである。
のである。
実開昭62-31456号公報に、ふとん側地の内部に充填され
る詰物あるいは詰物の基布に、防虫、防菌剤のダイアジ
ノン5を付着させて防虫防菌性寝具あるいは毛布を製造
することが提案されている。
る詰物あるいは詰物の基布に、防虫、防菌剤のダイアジ
ノン5を付着させて防虫防菌性寝具あるいは毛布を製造
することが提案されている。
上記の先願考案では、織物製のふとん側地で防虫、防菌
剤を投与された詰物あるいは詰物の基布が包まれている
ので、使用に際しダイアジノン5が直接人体の皮膚に接
触しない。この結果、着用時に皮膚障害が発生しにくい
防虫防菌性寝具あるはい編毛布(例えばカールマイア毛
布)が提供される。
剤を投与された詰物あるいは詰物の基布が包まれている
ので、使用に際しダイアジノン5が直接人体の皮膚に接
触しない。この結果、着用時に皮膚障害が発生しにくい
防虫防菌性寝具あるはい編毛布(例えばカールマイア毛
布)が提供される。
しかしながら、上記防虫、防菌手段の適用可能範囲は、
実際にはふとん側地や編毛布の一部に限定されており、
着用時に起毛面が直接皮膚に触れる織毛布には適用する
ことができない。より詳しく説明すると、重ね合わせ構
造を具えた防虫防菌性詰物をふとん側地や起毛層の内側
に配置することが可能な寝具や編毛布の一部には上記手
段を利用して皮膚障害防止機能を持たせることができる
が、織物に起毛加工を施し、この後、起毛層に防虫防菌
剤を付着させる方法を採用した場合には、皮膚に直接触
れる起毛層に防虫防菌剤が付与されているため皮膚障害
が発生し易くなる。このような障害を回避しようとすれ
ば、使用可能な防虫防菌剤の選択が大幅に制約され、結
果的に加工工程の複雑化やコストアップ等の問題が派生
する。
実際にはふとん側地や編毛布の一部に限定されており、
着用時に起毛面が直接皮膚に触れる織毛布には適用する
ことができない。より詳しく説明すると、重ね合わせ構
造を具えた防虫防菌性詰物をふとん側地や起毛層の内側
に配置することが可能な寝具や編毛布の一部には上記手
段を利用して皮膚障害防止機能を持たせることができる
が、織物に起毛加工を施し、この後、起毛層に防虫防菌
剤を付着させる方法を採用した場合には、皮膚に直接触
れる起毛層に防虫防菌剤が付与されているため皮膚障害
が発生し易くなる。このような障害を回避しようとすれ
ば、使用可能な防虫防菌剤の選択が大幅に制約され、結
果的に加工工程の複雑化やコストアップ等の問題が派生
する。
また、起毛加工に先立って織物の表面に防虫防菌剤の付
着させた場合、起毛加工によって防虫防菌剤の大部分が
脱落してしまうため、所期の防虫防菌効果が得られず、
作業環境も悪化する。別法として、起毛加工後、起毛層
に溶液または分散液を、浸漬あるいは塗布等の手段を利
用して防虫防菌剤を付与させる方法も考えられるが、こ
の方法によると、起毛層が粗硬になり、再度起毛加工を
施すことが必要となる。この起毛加工の繰返しによって
防虫防菌機能の低下と作業環境の悪化がもたらされる。
何れにしても実開昭62-31456号公報に記載された方法
は、織毛布の防虫防菌手段としては不適切で、皮膚障害
の発生防止上、新規な提案が待たれていた。
着させた場合、起毛加工によって防虫防菌剤の大部分が
脱落してしまうため、所期の防虫防菌効果が得られず、
作業環境も悪化する。別法として、起毛加工後、起毛層
に溶液または分散液を、浸漬あるいは塗布等の手段を利
用して防虫防菌剤を付与させる方法も考えられるが、こ
の方法によると、起毛層が粗硬になり、再度起毛加工を
施すことが必要となる。この起毛加工の繰返しによって
防虫防菌機能の低下と作業環境の悪化がもたらされる。
何れにしても実開昭62-31456号公報に記載された方法
は、織毛布の防虫防菌手段としては不適切で、皮膚障害
の発生防止上、新規な提案が待たれていた。
上記課題の解決手段として本考案は、経糸と緯糸が交差
する織組織を具えた織物に起毛加工を施すことによって
製造された織毛布に於いて、 前記経糸を、緯糸よりも細番手に、かつ、強撚にすると
共に、製織及び起毛加工に先立って製織準備工程で当該
経糸にのみ、防虫防菌剤を付与即ち塗布するか、樹脂と
共に塗布するか、あるいは含浸させて防虫防菌性を具え
た経糸に形成したことを特徴とする防虫防菌性織毛布を
提供するものである。
する織組織を具えた織物に起毛加工を施すことによって
製造された織毛布に於いて、 前記経糸を、緯糸よりも細番手に、かつ、強撚にすると
共に、製織及び起毛加工に先立って製織準備工程で当該
経糸にのみ、防虫防菌剤を付与即ち塗布するか、樹脂と
共に塗布するか、あるいは含浸させて防虫防菌性を具え
た経糸に形成したことを特徴とする防虫防菌性織毛布を
提供するものである。
本考案は防虫防菌剤が織毛布の芯部に存在し、表面部分
に殆ど現出しない起毛構造を形成する手段として、当該
織毛布を構成する経糸に緯糸よりも細く、かつ強撚され
た糸条を使用する。この経糸には、製織準備工程で適量
の防虫防菌剤を付与する。即ち経糸に防虫防菌剤を塗布
するか、樹脂と共に塗布するか、あるいは含浸させる。
これらの条件を満足することによって起毛加工時に経糸
が大きな起毛作用を受けず、起毛加工による防虫防菌剤
の脱落が効果的に回避される。
に殆ど現出しない起毛構造を形成する手段として、当該
織毛布を構成する経糸に緯糸よりも細く、かつ強撚され
た糸条を使用する。この経糸には、製織準備工程で適量
の防虫防菌剤を付与する。即ち経糸に防虫防菌剤を塗布
するか、樹脂と共に塗布するか、あるいは含浸させる。
これらの条件を満足することによって起毛加工時に経糸
が大きな起毛作用を受けず、起毛加工による防虫防菌剤
の脱落が効果的に回避される。
第1図は本考案に係る防虫防菌織毛布の概略構造を示す
斜視図である。防虫防菌性織毛布(5)は、綿繊維等の
地糸構成材料から紡出された経糸(1)(1)…と、羊
毛繊維、アクリル繊維等の起毛部構成材料から紡出され
た緯糸(2)(2)…とを立体交差構造形成下に製織し
た後、得られた織物に常法に従い洗絨、乾燥、起毛加工
を施すことによってその表層部に、緯糸(2)(2)…
に起毛構造(3)(3)…を形成している。経糸(1)
(1)…には製織準備工程、例えば整経工程で、溶液あ
るいは分散液を、浸漬あるいは塗着等の手段を利用して
適量の防虫防菌剤(4)(4)…が付与されている。経
糸(1)(1)…への防虫防菌剤の付与は、経糸(1)
(1)に防虫防菌剤を直接塗布するか、樹脂と共に塗布
するか、あるいは、含浸させて行う。防虫防菌剤(4)
は、市販の溶液型あるいは分散型の防虫防菌剤から糸条
構成繊維の種類に応じて選択使用することができるが、
起毛加工時の経糸(1)(1)…の毛羽立ちを防止する
ため、樹脂液を併用することが望ましい。
斜視図である。防虫防菌性織毛布(5)は、綿繊維等の
地糸構成材料から紡出された経糸(1)(1)…と、羊
毛繊維、アクリル繊維等の起毛部構成材料から紡出され
た緯糸(2)(2)…とを立体交差構造形成下に製織し
た後、得られた織物に常法に従い洗絨、乾燥、起毛加工
を施すことによってその表層部に、緯糸(2)(2)…
に起毛構造(3)(3)…を形成している。経糸(1)
(1)…には製織準備工程、例えば整経工程で、溶液あ
るいは分散液を、浸漬あるいは塗着等の手段を利用して
適量の防虫防菌剤(4)(4)…が付与されている。経
糸(1)(1)…への防虫防菌剤の付与は、経糸(1)
(1)に防虫防菌剤を直接塗布するか、樹脂と共に塗布
するか、あるいは、含浸させて行う。防虫防菌剤(4)
は、市販の溶液型あるいは分散型の防虫防菌剤から糸条
構成繊維の種類に応じて選択使用することができるが、
起毛加工時の経糸(1)(1)…の毛羽立ちを防止する
ため、樹脂液を併用することが望ましい。
第1図に例示する防虫防菌性織毛布(5)の製造に際し
ては、綿番手20/2の綿双糸を経糸(1)として使用し、
製織に先立って整経工程の中間でロールコータを利用し
て当該経糸(1)(1)…に防虫防菌剤を塗着した。
ては、綿番手20/2の綿双糸を経糸(1)として使用し、
製織に先立って整経工程の中間でロールコータを利用し
て当該経糸(1)(1)…に防虫防菌剤を塗着した。
上記防虫防菌剤(4)の塗着量は純分換算で3重量パー
セントに調節した。緯糸(2)としては前記経糸(1)
よりも撚りの甘いメートル番手3.2番手の甘撚紡毛単糸
を使用した。常法に従って上記経糸(1)(1)…及び
緯糸(2)(2)…を製織し、600g/m2の目付を有する
織地に形成した後、洗絨、乾燥、起毛工程に順次導入
し、防虫防菌性織毛布(5)に仕上げた。得られた防虫
防菌性織毛布(5)の全重量を測定し、換算した結果、
防虫防菌剤の付着量として2.7g/m2が記録された。
セントに調節した。緯糸(2)としては前記経糸(1)
よりも撚りの甘いメートル番手3.2番手の甘撚紡毛単糸
を使用した。常法に従って上記経糸(1)(1)…及び
緯糸(2)(2)…を製織し、600g/m2の目付を有する
織地に形成した後、洗絨、乾燥、起毛工程に順次導入
し、防虫防菌性織毛布(5)に仕上げた。得られた防虫
防菌性織毛布(5)の全重量を測定し、換算した結果、
防虫防菌剤の付着量として2.7g/m2が記録された。
この防虫防菌性織毛布(5)についてコナヒョウヒダニ
に対する効力試験を実施した。ダニ植付法による経時的
死亡率の変化を下記第1表に示す。
に対する効力試験を実施した。ダニ植付法による経時的
死亡率の変化を下記第1表に示す。
コナヒョウヒダニに対する忌避効果の確認試験を実施し
た。忌避効果測定法による試験結果を下記第2表に示
す。
た。忌避効果測定法による試験結果を下記第2表に示
す。
〔考案の効果〕 本考案に係る防虫防菌性織毛布(5)は、防虫防菌剤
(4)の付着した経糸(1)の構成繊維を起毛構造
(3)中に殆ど存在させていないため、着用時に人体の
皮膚に防虫防菌剤(4)が直接触れることが極めて稀
で、皮膚障害の発生が効果的に回避される。また、甘撚
りの太い緯糸(2)の構成繊維によって起毛構造(3)
の殆ど全部が形成されているため、保温性の良好な防虫
防菌性織毛布(5)が得られる。万一ダニが発生して
も、ダニが起毛構造(3)の中に潜って行くに従って経
糸(1)に付与された防虫防菌剤(4)に近ずくことに
なり、長期間に亘って良好な忌避効果が発揮される。こ
の結果、畳や寝具の使用で問題とされていたダニの発生
に起因する皮膚障害や呼吸器障害の防止に顕著な効果が
認めらえる。
(4)の付着した経糸(1)の構成繊維を起毛構造
(3)中に殆ど存在させていないため、着用時に人体の
皮膚に防虫防菌剤(4)が直接触れることが極めて稀
で、皮膚障害の発生が効果的に回避される。また、甘撚
りの太い緯糸(2)の構成繊維によって起毛構造(3)
の殆ど全部が形成されているため、保温性の良好な防虫
防菌性織毛布(5)が得られる。万一ダニが発生して
も、ダニが起毛構造(3)の中に潜って行くに従って経
糸(1)に付与された防虫防菌剤(4)に近ずくことに
なり、長期間に亘って良好な忌避効果が発揮される。こ
の結果、畳や寝具の使用で問題とされていたダニの発生
に起因する皮膚障害や呼吸器障害の防止に顕著な効果が
認めらえる。
第1図は本考案に係る防虫防菌織毛布の概略構造を示す
斜視図である。 (1)……経糸、(2)……緯糸、 (3)……起毛構造、(4)……防虫防菌剤、 (5)……防虫防菌性織毛布。
斜視図である。 (1)……経糸、(2)……緯糸、 (3)……起毛構造、(4)……防虫防菌剤、 (5)……防虫防菌性織毛布。
Claims (1)
- 【請求項1】経糸と緯糸が交差する織組織を具えた織物
に起毛加工を施こすことによって製造された織毛布に於
いて、 前記経糸を、緯糸よりも細番手に、かつ、強撚にすると
共に、製織及び起毛加工に先立って製織準備工程で当該
経糸にのみ、防虫防菌剤を付与させて防虫防菌性を具え
た経糸に形成したことを特徴とする防虫防菌性織毛布。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989086135U JPH0615525Y2 (ja) | 1989-07-21 | 1989-07-21 | 防虫防菌性織毛布 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989086135U JPH0615525Y2 (ja) | 1989-07-21 | 1989-07-21 | 防虫防菌性織毛布 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0327665U JPH0327665U (ja) | 1991-03-20 |
| JPH0615525Y2 true JPH0615525Y2 (ja) | 1994-04-27 |
Family
ID=31635575
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989086135U Expired - Lifetime JPH0615525Y2 (ja) | 1989-07-21 | 1989-07-21 | 防虫防菌性織毛布 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0615525Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4329144Y1 (ja) * | 1965-11-25 | 1968-11-30 | ||
| JPS628780A (ja) * | 1985-07-03 | 1987-01-16 | 帝三製薬株式会社 | 保温材 |
-
1989
- 1989-07-21 JP JP1989086135U patent/JPH0615525Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0327665U (ja) | 1991-03-20 |
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