JPH06155300A - 超高速研削方法および装置 - Google Patents
超高速研削方法および装置Info
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- JPH06155300A JPH06155300A JP32484792A JP32484792A JPH06155300A JP H06155300 A JPH06155300 A JP H06155300A JP 32484792 A JP32484792 A JP 32484792A JP 32484792 A JP32484792 A JP 32484792A JP H06155300 A JPH06155300 A JP H06155300A
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- grinding
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- grinding wheel
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Landscapes
- Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 超高速研削において充分な研削能率或いは砥
石寿命が得られる研削方法或いは研削装置を提供する。 【構成】 研削砥石14の研削面と被削材26との研削
点Kに向かって第1ノズル38から研削液が高圧にて噴
射される一方、その研削面において研削点Kよりも上流
側に配置した遮蔽板50により、研削面上に形成されて
その研削面とともに回転する空気層が研削点Kへ入り込
むのが阻止されるので、研削点Kにおける研削液の不足
が改善され、超高速研削において研削能率或いは砥石寿
命が得られる。
石寿命が得られる研削方法或いは研削装置を提供する。 【構成】 研削砥石14の研削面と被削材26との研削
点Kに向かって第1ノズル38から研削液が高圧にて噴
射される一方、その研削面において研削点Kよりも上流
側に配置した遮蔽板50により、研削面上に形成されて
その研削面とともに回転する空気層が研削点Kへ入り込
むのが阻止されるので、研削点Kにおける研削液の不足
が改善され、超高速研削において研削能率或いは砥石寿
命が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、研削砥石を超高速にて
回転させつつ被削材を研削する超高速研削方法および装
置に関するものである。
回転させつつ被削材を研削する超高速研削方法および装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】研削砥石による被削材の研削に際して
は、研削能率を高め或いは砥石寿命すなわちドレッシン
グインターバルを延ばすために、理論的にはその研削砥
石の周速を高めるとよいと言われている。しかし、実際
には、研削砥石の周速を高めると、研削砥石と被削材と
の間に研削液が充分に供給されないため、上記研削能率
或いは砥石寿命は理論通りに延びない。このため、従来
の研削方法或いは研削装置では通常30m/sec 程度の周
速が採用されており、高速研削と言われるものであって
も45〜60m/sec 程度の周速が採用されているに留ま
っていた。
は、研削能率を高め或いは砥石寿命すなわちドレッシン
グインターバルを延ばすために、理論的にはその研削砥
石の周速を高めるとよいと言われている。しかし、実際
には、研削砥石の周速を高めると、研削砥石と被削材と
の間に研削液が充分に供給されないため、上記研削能率
或いは砥石寿命は理論通りに延びない。このため、従来
の研削方法或いは研削装置では通常30m/sec 程度の周
速が採用されており、高速研削と言われるものであって
も45〜60m/sec 程度の周速が採用されているに留ま
っていた。
【0003】
【発明が解決すべき課題】したがって、上記従来の研削
方法或いは研削装置では、未だ充分な研削能率或いは砥
石寿命が得られなかった。すなわち、本発明の目的とす
るところは、超高速研削において充分な研削能率或いは
砥石寿命が得られる研削方法或いは研削装置を提供する
ことにある。
方法或いは研削装置では、未だ充分な研削能率或いは砥
石寿命が得られなかった。すなわち、本発明の目的とす
るところは、超高速研削において充分な研削能率或いは
砥石寿命が得られる研削方法或いは研削装置を提供する
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための第1の手段】本発明者等は、以
上の事情を背景として種々研究を重ねた結果、研削砥石
の周速が100m/sec 以上の超高速研削となると、研削
砥石の表面に形成されてその表面とともに回転する空気
層が研削液を飛散させることにより、研削砥石の研削面
と被削材との研削点において研削液が不足するという仮
説に基づいて、研削点付近の研削液に食い込むその空気
層を可及的に少なくするために、その研削点の上流側に
遮蔽板を設けると、研削砥石の回転速度を従来よりも格
段に高くしても良好な研削結果が得られることを見出し
た。本発明は、かかる知見に基づいて為されたものであ
る。
上の事情を背景として種々研究を重ねた結果、研削砥石
の周速が100m/sec 以上の超高速研削となると、研削
砥石の表面に形成されてその表面とともに回転する空気
層が研削液を飛散させることにより、研削砥石の研削面
と被削材との研削点において研削液が不足するという仮
説に基づいて、研削点付近の研削液に食い込むその空気
層を可及的に少なくするために、その研削点の上流側に
遮蔽板を設けると、研削砥石の回転速度を従来よりも格
段に高くしても良好な研削結果が得られることを見出し
た。本発明は、かかる知見に基づいて為されたものであ
る。
【0005】すなわち、本発明の研削方法の要旨とする
ところは、研削砥石を超高速にて回転させつつ被削材を
研削する超高速研削方法であって、前記研削砥石の研削
面と前記被削材との研削点に向かって研削液を高圧にて
噴射する一方、研削砥石の研削面において上記研削点よ
りも上流側位置に配置した遮蔽板を用いることにより、
研削面上に形成されてその研削面と共に研削点に向かっ
て入り込む空気膜を遮断することにある。
ところは、研削砥石を超高速にて回転させつつ被削材を
研削する超高速研削方法であって、前記研削砥石の研削
面と前記被削材との研削点に向かって研削液を高圧にて
噴射する一方、研削砥石の研削面において上記研削点よ
りも上流側位置に配置した遮蔽板を用いることにより、
研削面上に形成されてその研削面と共に研削点に向かっ
て入り込む空気膜を遮断することにある。
【0006】
【作用および第1発明の効果】このようにすれば、研削
砥石の研削面と前記被削材との研削点に向かって研削液
が高圧にて噴射される一方、研削面において研削点より
も上流側に配置した遮蔽板により、研削面上に形成され
てその研削面とともに回転する空気層が研削点へ入り込
むのが阻止されるので、研削点における研削液の不足が
改善され、砥材の切刃のダメージが減少して研削能率が
高められ或いは砥石寿命が一層得られる。
砥石の研削面と前記被削材との研削点に向かって研削液
が高圧にて噴射される一方、研削面において研削点より
も上流側に配置した遮蔽板により、研削面上に形成され
てその研削面とともに回転する空気層が研削点へ入り込
むのが阻止されるので、研削点における研削液の不足が
改善され、砥材の切刃のダメージが減少して研削能率が
高められ或いは砥石寿命が一層得られる。
【0007】
【課題を解決するための第2の手段】また、本発明の装
置の要旨とするところは、研削砥石を超高速にて回転さ
せつつ被削材を研削する超高速研削装置であって、(1)
前記研削砥石の研削面と前記被削材との研削点に向かっ
て研削液を高圧にて噴射する高圧噴射ノズルと、(2)前
記研削砥石の研削面の前記被削点よりも上流側位置にお
いてその研削面に近接した状態で配置された遮蔽板と
を、含むことにある。
置の要旨とするところは、研削砥石を超高速にて回転さ
せつつ被削材を研削する超高速研削装置であって、(1)
前記研削砥石の研削面と前記被削材との研削点に向かっ
て研削液を高圧にて噴射する高圧噴射ノズルと、(2)前
記研削砥石の研削面の前記被削点よりも上流側位置にお
いてその研削面に近接した状態で配置された遮蔽板と
を、含むことにある。
【0008】
【作用および第2発明の効果】このようにすれば、高圧
噴射ノズルが研削砥石の研削面と前記被削材との研削点
に向かって研削液を高圧にて噴射する一方、研削面の前
記被削点よりも上流側位置に略接触する状態で位置固定
においてその研削面に近接して配置された遮蔽板によ
り、研削面上に形成されてその研削面とともに回転する
空気層が研削点へ入り込むのが阻止されるので、研削点
における研削液の不足が改善され、砥材の切刃のダメー
ジが減少して研削能率が高められ或いは砥石寿命が一層
得られる。
噴射ノズルが研削砥石の研削面と前記被削材との研削点
に向かって研削液を高圧にて噴射する一方、研削面の前
記被削点よりも上流側位置に略接触する状態で位置固定
においてその研削面に近接して配置された遮蔽板によ
り、研削面上に形成されてその研削面とともに回転する
空気層が研削点へ入り込むのが阻止されるので、研削点
における研削液の不足が改善され、砥材の切刃のダメー
ジが減少して研削能率が高められ或いは砥石寿命が一層
得られる。
【0009】ここで、好適には、前記遮蔽板を前記研削
面に対して略接触する状態とするようにその遮蔽板の位
置を自動的に調節する位置自動調節装置が用いられる。
このようにすれば、研削砥石の研削面の損耗に拘わらず
遮蔽板の位置が最適に保持される。
面に対して略接触する状態とするようにその遮蔽板の位
置を自動的に調節する位置自動調節装置が用いられる。
このようにすれば、研削砥石の研削面の損耗に拘わらず
遮蔽板の位置が最適に保持される。
【0010】また、好適には、前記研削面の前記遮蔽板
よりも上流側位置に向かって研削液を高圧にて噴射する
第2の高圧噴射ノズルが更に備えられる。このようにす
れば、研削面における火花の巻き付きが阻止されて、研
削砥石の寿命が一層延ばされる利点がある。
よりも上流側位置に向かって研削液を高圧にて噴射する
第2の高圧噴射ノズルが更に備えられる。このようにす
れば、研削面における火花の巻き付きが阻止されて、研
削砥石の寿命が一層延ばされる利点がある。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を示す図面に基づい
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
【0012】図1は、円筒研削盤の要部の構成を示して
いる。図において、砥石軸台10に設けられた砥石軸1
2は図示しない駆動モータによって矢印に示す方向に超
高速で回転駆動されるようになっており、その砥石軸1
2の端部には、研削砥石14が取付装置16により固定
されている。それら研削砥石14および取付装置16
は、100乃至200m/sec 程度の周速となる超高速回
転でも充分耐え得る機械的強度、動バランス、寸法精度
などをそれぞれ備えている。
いる。図において、砥石軸台10に設けられた砥石軸1
2は図示しない駆動モータによって矢印に示す方向に超
高速で回転駆動されるようになっており、その砥石軸1
2の端部には、研削砥石14が取付装置16により固定
されている。それら研削砥石14および取付装置16
は、100乃至200m/sec 程度の周速となる超高速回
転でも充分耐え得る機械的強度、動バランス、寸法精度
などをそれぞれ備えている。
【0013】上記研削砥石14は、円形のコア部材20
と、そのコア部材20の外周面に張り着けられたセグメ
ントチップ22とを有している。コア部材20は、超高
速研削時における遠心力に充分耐え得る材料強度と形状
を備えたものであって、たとえばスチール、CFRPか
ら構成されている。また、上記セグメントチップ22
は、たとえばダイヤモンドやCBNなどの超砥粒がレジ
ノイドボンド、ビトリファイドボンド、メタルボンド、
電着などにより結合された砥石である。
と、そのコア部材20の外周面に張り着けられたセグメ
ントチップ22とを有している。コア部材20は、超高
速研削時における遠心力に充分耐え得る材料強度と形状
を備えたものであって、たとえばスチール、CFRPか
ら構成されている。また、上記セグメントチップ22
は、たとえばダイヤモンドやCBNなどの超砥粒がレジ
ノイドボンド、ビトリファイドボンド、メタルボンド、
電着などにより結合された砥石である。
【0014】被削材26は、研削されるべき円筒形状の
外周面を備えたものであって、よく知られているよう
に、図示しない心押台のセンタと主軸台のセンタとによ
り中心軸まわりの回転が可能に支持され、且つその主軸
台からケレを介して矢印に示す方向の回転が与えられる
ようになっている。本実施例では、被削材26の回転中
心軸は研削砥石14のそれと同じ高さに位置させられる
ととも互いに平行とされている。
外周面を備えたものであって、よく知られているよう
に、図示しない心押台のセンタと主軸台のセンタとによ
り中心軸まわりの回転が可能に支持され、且つその主軸
台からケレを介して矢印に示す方向の回転が与えられる
ようになっている。本実施例では、被削材26の回転中
心軸は研削砥石14のそれと同じ高さに位置させられる
ととも互いに平行とされている。
【0015】研削砥石14および被削材26の下側に
は、それらから落下する研削液を受けるための受台30
が設けられており、その受台30により補集された研削
液は研削液圧送装置32に還流されるようになってい
る。研削液圧送装置32は、還流した研削液を浄化する
ための図示しない濾過装置と、この濾過装置を通過した
研削液を圧送する図示しない2基の高圧ポンプとを備え
ており、送出パイプ34および36を介して第1ノズル
38および第2ノズル40へ研削液をそれぞれ圧送す
る。第1ノズル38に対してはたとえば200kg/cm2程
度の超高圧の研削液が供給され、第2ノズル40に対し
てはたとえば80kg/cm2程度の高圧の研削液が供給され
る。
は、それらから落下する研削液を受けるための受台30
が設けられており、その受台30により補集された研削
液は研削液圧送装置32に還流されるようになってい
る。研削液圧送装置32は、還流した研削液を浄化する
ための図示しない濾過装置と、この濾過装置を通過した
研削液を圧送する図示しない2基の高圧ポンプとを備え
ており、送出パイプ34および36を介して第1ノズル
38および第2ノズル40へ研削液をそれぞれ圧送す
る。第1ノズル38に対してはたとえば200kg/cm2程
度の超高圧の研削液が供給され、第2ノズル40に対し
てはたとえば80kg/cm2程度の高圧の研削液が供給され
る。
【0016】上記第1ノズル38は、研削砥石14と被
削材26との接触点である研削点Kに向かって研削液を
噴射するように、砥石軸台10から水平方向に突設され
た第1凸部39のブラケット41に取りつけられてお
り、第2ノズル40は、研削砥石の外周面である研削面
であって上記研削点Kよりも上流側に位置する部分、研
削砥石14の回転中心角で言うと120度程度上流側に
位置した部分に対し、その部分の接線に対して略直角と
なる向きで研削液を噴射するように、砥石軸台10から
水平方向に突設された第2凸部43に取りつけられてい
る。
削材26との接触点である研削点Kに向かって研削液を
噴射するように、砥石軸台10から水平方向に突設され
た第1凸部39のブラケット41に取りつけられてお
り、第2ノズル40は、研削砥石の外周面である研削面
であって上記研削点Kよりも上流側に位置する部分、研
削砥石14の回転中心角で言うと120度程度上流側に
位置した部分に対し、その部分の接線に対して略直角と
なる向きで研削液を噴射するように、砥石軸台10から
水平方向に突設された第2凸部43に取りつけられてい
る。
【0017】図2および図3に詳しく示すように、第1
ノズル38は、全体として楔形状を成す本体42の先端
面44に貫通して形成されたスリット46を備えてい
る。このスリット46は、前記研削液圧送装置32によ
る研削液の圧送圧力が低下しないようにたとえば幅が
0.15mm、長さが9mm、貫通断面積が1.35mm2 に
設定されており、そのスリット46から3乃至15mm離
隔した位置で55乃至10kg/cm2の噴射圧力が得られる
ようになっている。このスリット46の長さは研削面の
研削幅と同等以上の寸法に設定されている。以上のスリ
ット46の構成により、第1ノズル38により噴射され
る研削液は、研削砥石14の研削面に形成されてそれと
共に移動する空気層の速度に対して同等以上の吐出速度
となる。
ノズル38は、全体として楔形状を成す本体42の先端
面44に貫通して形成されたスリット46を備えてい
る。このスリット46は、前記研削液圧送装置32によ
る研削液の圧送圧力が低下しないようにたとえば幅が
0.15mm、長さが9mm、貫通断面積が1.35mm2 に
設定されており、そのスリット46から3乃至15mm離
隔した位置で55乃至10kg/cm2の噴射圧力が得られる
ようになっている。このスリット46の長さは研削面の
研削幅と同等以上の寸法に設定されている。以上のスリ
ット46の構成により、第1ノズル38により噴射され
る研削液は、研削砥石14の研削面に形成されてそれと
共に移動する空気層の速度に対して同等以上の吐出速度
となる。
【0018】そして、図1に示すように、研削砥石14
の研削面であって前記研削点Kすなわち第1ノズル38
よりも所定距離だけ上流側、研削砥石14の回転中心角
で言うと30度程度上流側に位置した部分に接触する遮
蔽板50が砥石軸台10に固設されている。この遮蔽板
50は、たとえば鋳鉄製であって、図4に詳しく示すよ
うに、研削砥石14に接触する接触部52とこの接触部
52に対して120度程度の角度を成す基部54とから
一体的に構成され、その接触部52が研削砥石14の回
転中心に向かう方向に取りつけられる。遮蔽板50の基
部54は、遮蔽板位置調節装置56により保持されてお
り、接触部52の接触状態が自動的に調節されるように
なっている。
の研削面であって前記研削点Kすなわち第1ノズル38
よりも所定距離だけ上流側、研削砥石14の回転中心角
で言うと30度程度上流側に位置した部分に接触する遮
蔽板50が砥石軸台10に固設されている。この遮蔽板
50は、たとえば鋳鉄製であって、図4に詳しく示すよ
うに、研削砥石14に接触する接触部52とこの接触部
52に対して120度程度の角度を成す基部54とから
一体的に構成され、その接触部52が研削砥石14の回
転中心に向かう方向に取りつけられる。遮蔽板50の基
部54は、遮蔽板位置調節装置56により保持されてお
り、接触部52の接触状態が自動的に調節されるように
なっている。
【0019】上記遮蔽板位置調節装置56は、砥石軸台
10において前記第1凸部39および第2凸部43の間
において独立に水平方向に突設された第3凸部45内に
設けられており、その第3凸部45に固定された一対の
ガイドロッド58と、それにより前記接触部52と略平
行な方向に案内される可動部材60と、この可動部材6
0を一方向に付勢することにより遮蔽板50の位置精度
を高めるスプリング61と、この可動部材60に螺合さ
れたねじ軸62を出力軸として有する減速機付パルスモ
ータ64とを備えている。この減速機付パルスモータ6
4は、図5に示す制御装置68により制御される。
10において前記第1凸部39および第2凸部43の間
において独立に水平方向に突設された第3凸部45内に
設けられており、その第3凸部45に固定された一対の
ガイドロッド58と、それにより前記接触部52と略平
行な方向に案内される可動部材60と、この可動部材6
0を一方向に付勢することにより遮蔽板50の位置精度
を高めるスプリング61と、この可動部材60に螺合さ
れたねじ軸62を出力軸として有する減速機付パルスモ
ータ64とを備えている。この減速機付パルスモータ6
4は、図5に示す制御装置68により制御される。
【0020】図5において、振動センサ70は、遮蔽板
50または可動部材60に固着され、遮蔽板50の研削
砥石14に対する接触状態を判定するために接触部52
と研削砥石14との摺接により発生する振動を検出す
る。設定器72は、その振動センサ70からの振動信号
SVの大きさを判定するために予め設定された第1基準
信号SJ1およびそれより大きい第2基準信号SJ2を
コントローラ74へ供給する。コントローラ74は、振
動センサ70からの振動信号SVがそれら第1基準信号
SJ1および第2基準信号SJ2の間となるように減速
機付パルスモータ64を駆動し、研削砥石14に対する
遮蔽板50の位置を調節する。これにより、遮蔽板50
は研削砥石14に対して極めて僅かに接触する状態に常
時保持される。
50または可動部材60に固着され、遮蔽板50の研削
砥石14に対する接触状態を判定するために接触部52
と研削砥石14との摺接により発生する振動を検出す
る。設定器72は、その振動センサ70からの振動信号
SVの大きさを判定するために予め設定された第1基準
信号SJ1およびそれより大きい第2基準信号SJ2を
コントローラ74へ供給する。コントローラ74は、振
動センサ70からの振動信号SVがそれら第1基準信号
SJ1および第2基準信号SJ2の間となるように減速
機付パルスモータ64を駆動し、研削砥石14に対する
遮蔽板50の位置を調節する。これにより、遮蔽板50
は研削砥石14に対して極めて僅かに接触する状態に常
時保持される。
【0021】上述のように、本実施例によれば、研削砥
石14の研削面と被削材26との研削点Kに向かって第
1ノズル38から研削液が高圧にて噴射される一方、そ
の研削面において研削点Kよりも上流側に配置した遮蔽
板50により、研削面上に形成されてその研削面ととも
に回転する空気層が研削点Kへ入り込むのが阻止される
ので、研削点Kにおける研削液の不足が改善され、超高
速研削において研削能率或いは砥石寿命が得られる。
石14の研削面と被削材26との研削点Kに向かって第
1ノズル38から研削液が高圧にて噴射される一方、そ
の研削面において研削点Kよりも上流側に配置した遮蔽
板50により、研削面上に形成されてその研削面ととも
に回転する空気層が研削点Kへ入り込むのが阻止される
ので、研削点Kにおける研削液の不足が改善され、超高
速研削において研削能率或いは砥石寿命が得られる。
【0022】また、本実施例によれば、研削面の遮蔽板
50よりも上流側位置に向かって第2ノズル40から研
削液が高圧にて噴射されるので、研削砥石14の研削面
における火花の巻き付きが阻止されて研削砥石14の寿
命が一層延ばされるとともに、研削面上に形成される空
気層がこの第2ノズル40からの噴射により破壊され、
遮蔽板50に到達する空気層の形成量が抑制される利点
がある。
50よりも上流側位置に向かって第2ノズル40から研
削液が高圧にて噴射されるので、研削砥石14の研削面
における火花の巻き付きが阻止されて研削砥石14の寿
命が一層延ばされるとともに、研削面上に形成される空
気層がこの第2ノズル40からの噴射により破壊され、
遮蔽板50に到達する空気層の形成量が抑制される利点
がある。
【0023】図6、図7、図8は、上記の実施例の研削
装置の効果を確認するために、以下に示す研削条件およ
びドレッシング条件により行われた実験結果を示してい
る。なお、各図において、◇印は、上述の実施例の如く
遮蔽板50を略接触させた場合、□印は、遮蔽板50と
研削砥石14の外周研削面との間隙を0.2mmとした場
合、◆印は、遮蔽板50と研削砥石14の外周研削面と
の間隙を0.5mmとした場合、○印は、遮蔽板50を用
いず第1ノズル38の噴射のみによる場合をそれぞれ示
している。
装置の効果を確認するために、以下に示す研削条件およ
びドレッシング条件により行われた実験結果を示してい
る。なお、各図において、◇印は、上述の実施例の如く
遮蔽板50を略接触させた場合、□印は、遮蔽板50と
研削砥石14の外周研削面との間隙を0.2mmとした場
合、◆印は、遮蔽板50と研削砥石14の外周研削面と
の間隙を0.5mmとした場合、○印は、遮蔽板50を用
いず第1ノズル38の噴射のみによる場合をそれぞれ示
している。
【0024】〔研削条件〕 使用機械:超高速円筒研削盤 砥石 :CB80M200VN1(380×9×8
0) 被削材 :SCM435(60φ×5t) 研削方式:湿式円筒プランジ研削 周速比 :100 研削能率:20mm3/mm・s S・O :20rev 研削油 :ソリュブルタイプ(×50)
0) 被削材 :SCM435(60φ×5t) 研削方式:湿式円筒プランジ研削 周速比 :100 研削能率:20mm3/mm・s S・O :20rev 研削油 :ソリュブルタイプ(×50)
【0025】〔ドレッシング条件〕 方 法:トラバースロータリドレッシング ドレッサ:ホイールドレッサ(110φ×U1,SD4
0P75M) ホイール周速:80m/sec ドレッサ周速:20m/sec 周速比 :1/4(ダウンカット) リード :0.05nn/r.o.w 切込量 :φ4μm/pass
0P75M) ホイール周速:80m/sec ドレッサ周速:20m/sec 周速比 :1/4(ダウンカット) リード :0.05nn/r.o.w 切込量 :φ4μm/pass
【0026】上記実験結果から明らかなように、遮蔽板
50を研削砥石14の外周研削面に略接触させた場合
(◇印)は、第1ノズル38の噴射のみを用いた場合
(○印)に比較して、消費電力が僅かに増加するもの
の、砥石摩耗量が1/3となってドレッシングインター
バルが3倍となる。或いは、本実施例の研削装置におい
て、従来と同様なドレッシングインターバルで差支えな
ければ、切り込み量を多くすることにより研削能率が大
幅に高められ得る。
50を研削砥石14の外周研削面に略接触させた場合
(◇印)は、第1ノズル38の噴射のみを用いた場合
(○印)に比較して、消費電力が僅かに増加するもの
の、砥石摩耗量が1/3となってドレッシングインター
バルが3倍となる。或いは、本実施例の研削装置におい
て、従来と同様なドレッシングインターバルで差支えな
ければ、切り込み量を多くすることにより研削能率が大
幅に高められ得る。
【0027】また、上記実験結果から明らかなように、
遮蔽板50と研削砥石14の外周研削面との間隙を0.
5mmとした場合(◆印)は、第1ノズル38の噴射のみ
を用いた場合(○印)に比較して、格別の差異はなく、
遮蔽板50と研削砥石14の外周研削面との間隙を0.
2mmとした場合(□印)は、第1ノズル38の噴射のみ
を用いた場合(○印)に比較して、砥石摩耗量が少なく
なってドレッシングインターバルが長くなるという一応
の効果が認められる。すなわち、遮蔽板50と研削砥石
14の外周研削面との間隙を0.2mm以下とすることに
より、超高速研削において研削能率或いは砥石寿命が改
善されるのである。
遮蔽板50と研削砥石14の外周研削面との間隙を0.
5mmとした場合(◆印)は、第1ノズル38の噴射のみ
を用いた場合(○印)に比較して、格別の差異はなく、
遮蔽板50と研削砥石14の外周研削面との間隙を0.
2mmとした場合(□印)は、第1ノズル38の噴射のみ
を用いた場合(○印)に比較して、砥石摩耗量が少なく
なってドレッシングインターバルが長くなるという一応
の効果が認められる。すなわち、遮蔽板50と研削砥石
14の外周研削面との間隙を0.2mm以下とすることに
より、超高速研削において研削能率或いは砥石寿命が改
善されるのである。
【0028】以上、本発明の一実施例を図面に基づいて
説明したが、本発明はその他の態様においても適用され
る。
説明したが、本発明はその他の態様においても適用され
る。
【0029】たとえば、前述の実施例において、遮蔽板
50は、図5に示す制御装置68により、研削砥石14
に僅かに接触するように常時制御されていたが、制御装
置68により一定割合の制御期間だけ予め定められた周
期で繰り返し位置制御されるようにしてもよい。このよ
うにすれば、遮蔽板50が研削砥石14に押しつけられ
る期間的な割合が少なくなって遮蔽板50の摩耗が抑制
される利点がある。
50は、図5に示す制御装置68により、研削砥石14
に僅かに接触するように常時制御されていたが、制御装
置68により一定割合の制御期間だけ予め定められた周
期で繰り返し位置制御されるようにしてもよい。このよ
うにすれば、遮蔽板50が研削砥石14に押しつけられ
る期間的な割合が少なくなって遮蔽板50の摩耗が抑制
される利点がある。
【0030】また、遮蔽板50は、図5に示す制御装置
68により、研削の開始に先立つ研削砥石14の低速回
転期間のみ制御され、その後はその位置に固定されるよ
うにしてもよい。このようにすれば、研削砥石14のコ
ア部材20がスチールである場合には、200m/秒程
度の超高速回転状態となるにしたがって、遠心力などに
より10乃至60μm程度僅かに拡径するので、超高速
研削状態では研削砥石14と遮蔽板50との接触状態が
保持され、連続的に制御する場合に比較して遮蔽板50
の摩耗が抑制される利点がある。
68により、研削の開始に先立つ研削砥石14の低速回
転期間のみ制御され、その後はその位置に固定されるよ
うにしてもよい。このようにすれば、研削砥石14のコ
ア部材20がスチールである場合には、200m/秒程
度の超高速回転状態となるにしたがって、遠心力などに
より10乃至60μm程度僅かに拡径するので、超高速
研削状態では研削砥石14と遮蔽板50との接触状態が
保持され、連続的に制御する場合に比較して遮蔽板50
の摩耗が抑制される利点がある。
【0031】また、前述の実施例の遮蔽板位置調節装置
56では、減速機付パルスモータ64により駆動される
ねじ軸62により遮蔽板50を位置調節するように構成
されていたが、モータにより回転させられるカムにより
位置調節するように構成されてもよいし、油圧シリンダ
などの流体アクチュエータにより位置調節するように構
成されても良い。
56では、減速機付パルスモータ64により駆動される
ねじ軸62により遮蔽板50を位置調節するように構成
されていたが、モータにより回転させられるカムにより
位置調節するように構成されてもよいし、油圧シリンダ
などの流体アクチュエータにより位置調節するように構
成されても良い。
【0032】また、前述の実施例の遮蔽板50は研削面
に付着し難い鋳鉄製であったが、容易に研削される材
料、たとえばカーボン板や、熱硬化性樹脂などの硬質樹
脂により構成されていても差し支えない。このような場
合には、遮蔽板50の接触によって火花が発生せず、研
削砥石50の研削面の摩耗などが生じない利点がある。
に付着し難い鋳鉄製であったが、容易に研削される材
料、たとえばカーボン板や、熱硬化性樹脂などの硬質樹
脂により構成されていても差し支えない。このような場
合には、遮蔽板50の接触によって火花が発生せず、研
削砥石50の研削面の摩耗などが生じない利点がある。
【0033】また、前述の実施例では、第1ノズル38
から研削液が200kg/cm2の圧で噴射されていたが、遮
蔽板50の作用によって研削点Kに向かう研削面上の空
気層が阻止されるので、第1ノズル38からは必ずしも
そのような200kg/cm2程度の高圧で噴射されなくても
よい。
から研削液が200kg/cm2の圧で噴射されていたが、遮
蔽板50の作用によって研削点Kに向かう研削面上の空
気層が阻止されるので、第1ノズル38からは必ずしも
そのような200kg/cm2程度の高圧で噴射されなくても
よい。
【0034】また、前述の実施例の第2ノズル40は、
研削砥石14の研削面に対して直角な方向から噴射する
ように取り付けられていたが、回転方向の上流側に向か
って斜めに噴射するように取り付けられていてもよい。
この場合の噴射方向は研削面上の空気層の移動方向と対
向するので、空気層が効率的に排除される利点がある。
研削砥石14の研削面に対して直角な方向から噴射する
ように取り付けられていたが、回転方向の上流側に向か
って斜めに噴射するように取り付けられていてもよい。
この場合の噴射方向は研削面上の空気層の移動方向と対
向するので、空気層が効率的に排除される利点がある。
【0035】また、前述の実施例のパルスモータ64に
替えて直流或いは交流駆動のサーボモータが用いられて
もよい。また、前述の実施例の振動センサ70に替え
て、AEセンサや、遮蔽板50を駆動するモータの駆動
電流の増加に基づいて遮蔽板50の接触状態を検出する
検出装置が用いられてもよい。
替えて直流或いは交流駆動のサーボモータが用いられて
もよい。また、前述の実施例の振動センサ70に替え
て、AEセンサや、遮蔽板50を駆動するモータの駆動
電流の増加に基づいて遮蔽板50の接触状態を検出する
検出装置が用いられてもよい。
【0036】また、前述の実施例において、第1ノズル
38および第2ノズル40以外の研削液噴射装置が必要
に応じて設けられていても差支えない。
38および第2ノズル40以外の研削液噴射装置が必要
に応じて設けられていても差支えない。
【0037】
【図1】本発明の研削方法が適用される円筒研削盤の要
部を説明する図である。
部を説明する図である。
【図2】図1の実施例の第1ノズルをその一部を切り欠
いて示す拡大図である。
いて示す拡大図である。
【図3】図2の第1ノズルの端面に形成されたスリット
を示すための底面図である。
を示すための底面図である。
【図4】図1の実施例において、遮蔽板の研削砥石に対
する接触状態を示す要部平面図である。
する接触状態を示す要部平面図である。
【図5】図1の遮蔽板位置調節装置を制御する制御装置
の回路構成を説明するブロック線図である。
の回路構成を説明するブロック線図である。
【図6】図1に示す研削方法における研削砥石の摩耗特
性を、第1ノズルのみを用いた場合と対比して示す図で
ある。
性を、第1ノズルのみを用いた場合と対比して示す図で
ある。
【図7】図1に示す研削方法における研削砥石の面粗度
変化特性を、第1ノズルのみを用いた場合と対比して示
す図である。
変化特性を、第1ノズルのみを用いた場合と対比して示
す図である。
【図8】図1に示す研削方法における研削時の消費電力
値を、第1ノズルのみを用いた場合と対比して示す図で
ある。
値を、第1ノズルのみを用いた場合と対比して示す図で
ある。
14:研削砥石 38:第1ノズル(高圧噴射ノズル) 40:第2ノズル(第2の高圧噴射ノズル) 50:遮蔽板
Claims (4)
- 【請求項1】 研削砥石を超高速にて回転させつつ被削
材を研削する超高速研削方法であって、 前記研削砥石の研削面と前記被削材との研削点に向かっ
て研削液を高圧にて噴射する一方、該研削砥石の研削面
において該研削点よりも上流側位置に配置した遮蔽板を
用いることにより、該研削面上に形成されて該研削面と
共に該研削点に向かって入り込む空気膜を遮断すること
を特徴とする超高速研削方法。 - 【請求項2】 研削砥石を超高速にて回転させつつ被削
材を研削する超高速研削装置であって、 前記研削砥石の研削面と前記被削材との研削点に向かっ
て研削液を高圧にて噴射する高圧噴射ノズルと、 前記研削砥石の研削面の前記被削点よりも上流側位置に
おいて該研削面に近接した状態で配置された遮蔽板と
を、含むことを特徴とする超高速研削装置。 - 【請求項3】 前記遮蔽板の前記研削面に対して略接触
するように該遮蔽板の位置を自動的に調節する位置自動
調節装置を含むことを特徴とする請求項2の超高速研削
装置。 - 【請求項4】 前記研削面の前記遮蔽板よりも上流側位
置に向かって研削液を高圧にて噴射することにより該研
削面における火花の巻き付きを阻止する第2の高圧噴射
ノズルを有する請求項2の超高速研削装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32484792A JPH06155300A (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | 超高速研削方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32484792A JPH06155300A (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | 超高速研削方法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06155300A true JPH06155300A (ja) | 1994-06-03 |
Family
ID=18170339
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32484792A Pending JPH06155300A (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | 超高速研削方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06155300A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6932673B2 (en) | 2002-02-28 | 2005-08-23 | Toyoda Koki Kabushiki Kaisha | Grinding method and device for the same |
| JP2009171576A (ja) * | 2008-01-11 | 2009-07-30 | Ntt Docomo Inc | 双方向中継ネットワークにおける無線チャネル推定方法及び装置並びに無線通信システム |
| JP2010005786A (ja) * | 1997-12-22 | 2010-01-14 | Rolls Royce Plc | 研磨のための方法および装置 |
-
1992
- 1992-11-10 JP JP32484792A patent/JPH06155300A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010005786A (ja) * | 1997-12-22 | 2010-01-14 | Rolls Royce Plc | 研磨のための方法および装置 |
| US6932673B2 (en) | 2002-02-28 | 2005-08-23 | Toyoda Koki Kabushiki Kaisha | Grinding method and device for the same |
| JP2009171576A (ja) * | 2008-01-11 | 2009-07-30 | Ntt Docomo Inc | 双方向中継ネットワークにおける無線チャネル推定方法及び装置並びに無線通信システム |
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