JPH06155484A - 硬質ウレタンフォームを利用した積層パネルの製造方法 - Google Patents

硬質ウレタンフォームを利用した積層パネルの製造方法

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JPH06155484A
JPH06155484A JP4316853A JP31685392A JPH06155484A JP H06155484 A JPH06155484 A JP H06155484A JP 4316853 A JP4316853 A JP 4316853A JP 31685392 A JP31685392 A JP 31685392A JP H06155484 A JPH06155484 A JP H06155484A
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JP
Japan
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laminated panel
urethane foam
manufacturing
stock solution
rigid urethane
Prior art date
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JP4316853A
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English (en)
Inventor
Shinji Kamoshita
信司 鴨下
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Doukin Kk
Original Assignee
Doukin Kk
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 積層パネルの形状及び外形寸法の大小に係わ
りなく、品質の良い製品を安価に提供する。 【構成】 積層パネルの外層を形成する2枚の板材を隔
離配置して偏平な型枠をつくり、前記型枠の内部に硬質
ウレタンフォームの原液を注入して発泡・膨張・硬化さ
せるようにした積層パネルの製造方法において、いずれ
か一方又は両方の板材にパンチングメタル23を使用
し、前記パンチングメタル23に設けた多数の孔28の
うちの1個又は複数個の孔28を透して硬質ポリウレタ
ンフォームの原液を1回又は複数回注入することを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建築物の外壁、間仕切
り、屋根板その他一般構造物に使用される積層パネルの
製造方法、特に製造設備を簡素化することによって製造
コストを大幅に低減し得る硬質ウレタンフォームを利用
した積層パネルの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】断熱性に優れ、また板材と積層した場合
の曲げ強度が大きく且つ軽量であるため、建築物及び一
般構造物に広く使用されている硬質ウレタンフォームを
利用した積層パネルは通常、次に示す方法によってつく
られる。
【0003】この方法は図9及び図10に示すように、
積層パネルの外層を形成する2枚の板材1a,1bを隔
離配置して偏平な型枠2をつくり、次に、上下方向に分
割可能な上下の構造物3a,3b間に型枠2を挾持した
のち前記型枠2の内部に2種類の原液、例えばイソシネ
アート成分〔イソシネアート基(NCO)を2個以上有
する成分〕の原液と、ポリオール成分〔ヒドロキシル基
(OH)を2個以上有するポリオール及び触媒、発泡剤
等の混合物〕の原液を噴射機5を用いて同時に噴射し
(矢印a)、前記2液の混合によって生ずる発泡及び膨
張作用を利用して前記型枠2の内部をウレタンフォーム
で充填し、原液が発泡状態で硬化したのち型枠2を外部
に取り出し、前記2枚の板材1a,1bと硬質ウレタン
フォームからなる3層の積層パネルを製造するようにし
ている。
【0004】尚、図12は噴射機5に原液を供給する噴
射設備を示すもので、図中6,7は原液を貯蔵するタン
ク、8は各原液の混合比及び噴射量を規定する調節装
置、9,9は調節装置8から送出された原液を噴射機5
に導くホースである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記の製造方
法には次に述べるような問題点があった。 (1)原液が硬化する際、板材1a,1bは矢印b,b
で示すようにその内側から強く押圧されるので(押圧力
は通常1ton〜5ton/平方メートルである)、型
枠2を支持する構造物3a,3bを強固に構成する必要
があり、そのため、設備費が高価になる。
【0006】(2)前記の結果、曲率半径を異にする多
種類の曲面パネルを少量生産しようとすると、採算上の
不利益が大きくなり、曲面パネルの製品化が困難であ
る。
【0007】(3)製品の品質、すなわち断熱性能,硬
質ウレタンフォームと板材間の付着力、積層パネルとし
ての曲げ強度等を保証するには、発泡作用を均一に起こ
させるため、図11に示すように前記型枠2の中心部1
0(ハッチングを施して示す)に所定量の原液を噴射
し、噴射した原液を矢印cで示すように放射方向に発泡
させながら膨張させる必要がある。しかし、噴射の射程
l(噴射機のノズル12から中心部10までの距離)が
過大になると、均一な発泡・膨張作用を起こさせること
が困難になり、品質の良い大型の積層パネルを製造する
ことができない。
【0008】本発明は前記の問題点に鑑み、積層パネル
の形状及び外形寸法の大小に係わりなく、品質の良い製
品を安価に提供し得る硬質ウレタンフォームを利用した
積層パネルの製造方法を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
め、本発明では次の手段を構成した。 (1)積層パネルの外層を形成する2枚の板材を離隔配
置して偏平な型枠をつくり、前記型枠の内部に硬質ウレ
タンフォームの原液を注入して発泡・膨張・硬化させる
ようにした積層パネルの製造方法において、いずれか一
方又は両方の板材に多数の孔を設け、前記多数の孔のう
ちの1個又は複数個の孔を透して原液を1回又は複数回
注入することを特徴とする硬質ウレタンフォームを利用
した積層パネルの製造方法。 (2)2枚の板材が湾曲した曲面を形成している請求項
1に記載の硬質ウレタンフォームを利用した積層パネル
の製造方法。 (3)多数の孔を設けた板材がパンチングメタルである
請求項1又は2に記載の硬質ウレタンフォームを利用し
た積層パネルの製造方法。
【0010】
【作用】
(1)硬質ウレタンフォームの原液が発泡・硬化した
際、発泡状態となった余分な原液が板材の孔から漏出す
るので、板材に対する押圧力が大幅に軽減する。従っ
て、支持構造物を強固に構成する必要がなくなり、設備
費が低減する。 (2)板材の孔からの漏出量を最小限に抑制することに
より、原液の噴射量が従来に比べて大幅に低減する(約
1/5になる)。従って、機械は小型でよく噴射設備の
設備費を低減することができる。 (3)前記(1),(2)項の結果、種々の形状を有す
る積層パネルを安価に製造することができる。
【0011】(4)板材に設けた孔を透して原液を注入
するので、パネル全体に渡って均一に発泡・膨張作用を
起こさせることができる。従って、積層パネルの外形寸
法の大小に係わりなく品質の良い製品を提供することが
できる。 (5)板材としてパンチングメタルを利用すると、積層
パネル製造工場における孔明け工程を省略することが可
能になり、設備費の低減に加えて更に製造コストを低減
することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1ないし図6は本発明の第1の実施例を示すも
ので、この実施例の大型積層パネル(幅×長さ×厚さの
各寸法は2メートル×6メートル×50ミリメートルで
ある)は次の手順に従って製造される。尚、図1におけ
る積層パネルの厚さは図を明瞭にするため誇張したプロ
ポーションで描いてある。
【0013】(1)先ず、積層パネルの外層を形成する
亜鉛メッキ鋼板22及び金属製のパンチングメタル23
を相対して離隔配置し、その周辺部に細長い板材26
a,26bを配置して型枠27を製作し、この型枠27
を上下の構造物24,25の間に挾持する。
【0014】パンチングメタル23は図4に示すよう
に、孔28の内径dが30ミリメートルで、孔28のピ
ッチpが300ミリメートルのものを使用する。なお、
孔の配置及び孔径は前記以外のものを使用しても差し支
えない。
【0015】一方、原液の噴射設備として次のものを予
め準備しておく。噴射設備は図6に示すように所要数
(図では3個)の噴射機29,29,29と、ホース3
0,30を介して各噴射機29,29,29に2種類の
原液を供給する調節装置33と、この調節装置33に原
液を供給する貯蔵タンク31,32等によって構成され
ている。各噴射機29のノズル34は図6に示すよう
に、噴射機の軸線36を中心線とし、且つ180度に近
い立体角αを有する円錐体状に原液を噴射する構造のも
のが好適である。
【0016】(2)次に、作業員(図示せず)が噴射機
29を手に持って、噴射機29のノズル34をパンチン
グメタル23の孔28の中に挿入する。この際、ノズル
34の挿入を可能にするため、必要に応じてパンチング
メタル23の孔径を拡げておく。噴射機29の配置は、
各噴射機29から噴射された原液が均等に発泡・膨張し
て型枠27の内部を分担して充填するように、予めテス
トを行って最良の位置を選定しておく。
【0017】尚、原液中のイソシアネート、触媒、発泡
剤等は害があるので、作業員は必要な保護具(呼吸用保
護具、保護衣類、保護メガネ等)を着用する。以上で準
備が完了したので、作業員はすべての噴射機29を一斉
に操作して原液を同時に噴射する(矢印a)。この操作
によって2種類の原液は各噴射機のノズルから混合状態
で噴射され、噴射量が所定値に到達すると、調節装置3
3が作動して原液の供給を停止する。
【0018】一方、噴射された原液は図3に示すよう
に、各噴射位置35,35,35を中心として放射方向
に発泡しながら膨張し(矢印c参照)、型枠27の内部
に充満して硬化する。そして発泡した原液の一部は図5
に示すように、パンチングメタル23の孔28から外方
に張り出し、山状に盛り上がった状態で硬化する。この
張り出し部37は施工上、不都合があれば適当なカッタ
ーを用いて除去される。
【0019】尚、発泡・膨張・硬化作用が終了したの
ち、材料が行き届かなかった空所(図示せず)が発見さ
れた場合、改めてパンチングメタル23の孔28を透し
て原液を空所内に注入し、硬質ウレタンフォームで充填
する。
【0020】原液が硬化した際、亜鉛メッキ鉄板22及
びパンチングメタル23には、内側から矢印b方向に押
圧力が作用するが、この押圧力は従来の押圧力に比べて
大幅に低減する。従って、型枠27を支持する構造物2
4,25を従来のそれに比べて遙に簡素に構成すること
が可能になり、設備費を大幅に低減することができる。
【0021】またパンチングメタルの孔からの洩出量が
最小になるように原液の噴射量を調節することにより、
原液の噴射量を節減することができる。
【0022】尚、前記の説明では作業員が噴射機29を
手に持って手動操作すると説明したが、噴射機29を支
持具(図示せず)を用いて機械的に支持し、噴射操作を
遠隔操作するようにしてもよい。
【0023】本発明の第2の実施例を図7に示す。この
実施例は第1の実施例における亜鉛メッキ鋼板の代わり
に、一文字葺等屋根板の模様をエンボス加工した板材2
2aを用いたもので、それ以外は第1の実施例と変わる
ところはない。この方法によると、外観上、見映えの良
い野地板兼用の大型屋根板パネルを安価に製造すること
ができる。
【0024】本発明の第3の実施例を図8に示す。この
実施例は第1の実施例における平坦な亜鉛メッキ鋼板及
びパンチングメタルの代わりに湾曲した鋼板22b及び
湾曲したパンチングメタル23bを隔離配置して型枠2
7aをつくり、この型枠27aを構造物24a,25a
間に挾持したのち硬質ポリウレタンフォームの原液を噴
射するもので、それ以外は第1の実施例と変わるところ
はない。この方法によると、なだらかな一次曲面を持っ
た外壁用の積層パネルを安価に製造することができる。
【0025】尚、本発明は前述の実施例にのみ限定され
るものではなく、例えば本発明を継目なし大型壁板パネ
ル、または球形屋根の屋根板パネルあるいは通常サイズ
の平板状積層パネルに適用してもよいこと、また硬質ウ
レタンフォームの原液は実施例に示した以外の成分をも
ったものを2種類または3種類以上使用してもよいこ
と、更に板材には金属製の材料を使用する代りに、木製
合板又は合成樹脂製の板等別の材料を使用してもよいこ
と、また更に板材をローラーを介して移動自在に支持
し、板材を移動させながら原液を注入するようにして流
れ生産方式で積層パネルを製造するようにしてもよいこ
と等、その他本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の
変更を加え得ることは勿論である。
【0026】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明は次の優れ
た効果を発揮する。 (1)積層パネルの外層を形成する板材に多数の孔を設
けたので、硬質ウレタンフォームの原液が硬化する際の
押圧力が大幅に軽減する。従って、型枠を支持する構造
物を強固に構成する必要がなくなり、設備費が低減す
る。 (2)板材の孔からの洩出量を最小限に抑制することに
より、原液の噴射量が従来に比べて大幅に低減(約1/
5になる)する。従って、機械は小型でよく噴射設備の
設備費を低減することができる。 (3)前記(1),(2)項の結果、種々の形状を有す
る積層パネルを安価に製造することができる。
【0027】(4)板材に設けた孔を透して原液を注入
するので、パネル全体に渡って均一に発泡作用を起こさ
せることが可能になる。従って、積層パネルの外形寸法
の大小に係わりなく、品質の良い積層パネルを提供する
ことができる。
【0028】(5)板材としてパンチングメタルを利用
すると、積層パネル製造工場における孔明け工程を省略
することが可能になり、製造設備の低減に加えて更に製
造コストを削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である平板状積層パネル
の製造方法を示す一部切断側面図(図2におけるI−I
方向からの拡大矢視図)を横長に示したものである。
【図2】図1におけるII−II方向からの縮小矢視図
を横長に示したものである。
【図3】硬質ウレタンフォーム原液の発泡・膨張作用を
説明する平面図を横長に示したものである。
【図4】図1におけるパンチングメタルの平面図であ
る。
【図5】図1に示す積層パネルの部分を示す断面図であ
る。
【図6】噴射設備のブロック図である。
【図7】本発明の第2の実施例である屋根板積層パネル
の製造方法における一方の板材の平面図である。
【図8】本発明の第3の実施例である曲面状積層パネル
の製造方法を示す一部切断立面図である。
【図9】従来の積層パネルの製造方法を示す切断側面図
を横長に示したものである。
【図10】図9におけるX−X方向からの拡大矢視図で
ある。
【図11】従来の硬質ウレタンフォーム原液の発泡・膨
張作用を説明する平面図を横長に示したものである。
【図12】従来の噴射設備のブロック図である。
【符号の説明】
23 パンチングメタル 27,27a 型枠 28 孔 29 噴射機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29K 75:00 105:04 B29L 9:00 4F 31:10 4F

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】積層パネルの外層を形成する2枚の板材を
    離隔配置して偏平な型枠をつくり、前記型枠の内部に硬
    質ウレタンフォームの原液を注入して発泡・膨張・硬化
    させるようにした積層パネルの製造方法において、 いずれか一方又は両方の板材に多数の孔を設け、 前記多数の孔のうちの1個又は複数個の孔を透して原液
    を1回又は複数回注入することを特徴とする硬質ウレタ
    ンフォームを利用した積層パネルの製造方法。
  2. 【請求項2】2枚の板材が湾曲した曲面を形成している
    請求項1に記載の硬質ウレタンフォームを利用した積層
    パネルの製造方法。
  3. 【請求項3】多数の孔を設けた板材がパンチングメタル
    である請求項1又は2に記載の硬質ウレタンフォームを
    利用した積層パネルの製造方法。
JP4316853A 1992-11-26 1992-11-26 硬質ウレタンフォームを利用した積層パネルの製造方法 Pending JPH06155484A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002040253A1 (de) * 2000-11-14 2002-05-23 Basf Aktiengesellschaft Verfahren zur herstellung von verbundelementen
EP2314443A1 (en) * 2009-10-23 2011-04-27 Iveco Magirus Ag Method for the manufacture of an anti-slippery running surface in a structure of vehicle bodywork, and anti-slippery running surface so obtained.
CN115503297A (zh) * 2022-09-27 2022-12-23 南京宁通智能交通技术研究院有限公司 一种富孔吸隔音的材料板及其制造方法

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