JPH0615631A - プレキャストコンクリート板への凹凸形成方法 - Google Patents
プレキャストコンクリート板への凹凸形成方法Info
- Publication number
- JPH0615631A JPH0615631A JP17705192A JP17705192A JPH0615631A JP H0615631 A JPH0615631 A JP H0615631A JP 17705192 A JP17705192 A JP 17705192A JP 17705192 A JP17705192 A JP 17705192A JP H0615631 A JPH0615631 A JP H0615631A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- concrete
- bubbles
- board
- plate
- bubble
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
- Porous Artificial Stone Or Porous Ceramic Products (AREA)
- Aftertreatments Of Artificial And Natural Stones (AREA)
- Producing Shaped Articles From Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】捨て型枠として好適に使用される薄肉PC板の
片面に、凹凸を形成するための有用な方法を提供する。 【構成】平打ち用の型枠内にコンクリート4を打設し、
ベッド2を動かしてコンクリート4の上面を均す。ここ
に発泡剤としてアルミニウム粉を添加して蓋6を被せ、
コンクリート4の上部に気泡71,72を生じさせる。
この状態でコンクリートを硬化させて、片側の面に無数
の気泡71,72を有するPC板を作製する。このPC
板の、前記気泡を生じさせた側の面に高圧水を当てるこ
とにより、口を開けていない気泡72の端部を開いて凹
部とする。この凹部の多くは、蟻型に形成される。この
凹部と、はじめから口を開いていた気泡71による凹部
とで、PC板の片面に無数の細かい凹凸が形成されてい
る。
片面に、凹凸を形成するための有用な方法を提供する。 【構成】平打ち用の型枠内にコンクリート4を打設し、
ベッド2を動かしてコンクリート4の上面を均す。ここ
に発泡剤としてアルミニウム粉を添加して蓋6を被せ、
コンクリート4の上部に気泡71,72を生じさせる。
この状態でコンクリートを硬化させて、片側の面に無数
の気泡71,72を有するPC板を作製する。このPC
板の、前記気泡を生じさせた側の面に高圧水を当てるこ
とにより、口を開けていない気泡72の端部を開いて凹
部とする。この凹部の多くは、蟻型に形成される。この
凹部と、はじめから口を開いていた気泡71による凹部
とで、PC板の片面に無数の細かい凹凸が形成されてい
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プレキャストコンクリ
ート板(以下、PC板と略称する)に凹凸を形成する方
法に関し、特に、捨て型枠として好適に使用される薄肉
PC板の片面に、凹凸を形成するための有用な方法に関
する。
ート板(以下、PC板と略称する)に凹凸を形成する方
法に関し、特に、捨て型枠として好適に使用される薄肉
PC板の片面に、凹凸を形成するための有用な方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、薄肉PC板をコンクリート打設用
の捨て型枠として使用することが多いが、メラミン樹脂
が含有されたコンクリートからなるPC板(通称、HM
C板)は、他の薄肉PC板と比較して薄く形成しても高
い強度が保持できるため、好適に使用されるものであ
る。このHMC板を捨て型枠として使用する際には、そ
のままではコンクリートとの付着力が不十分であるため
に、通常、ボルト型やワイヤー型の埋め込みアンカーを
数カ所に入れて、打設されたコンクリートからの剥落を
防止していた。
の捨て型枠として使用することが多いが、メラミン樹脂
が含有されたコンクリートからなるPC板(通称、HM
C板)は、他の薄肉PC板と比較して薄く形成しても高
い強度が保持できるため、好適に使用されるものであ
る。このHMC板を捨て型枠として使用する際には、そ
のままではコンクリートとの付着力が不十分であるため
に、通常、ボルト型やワイヤー型の埋め込みアンカーを
数カ所に入れて、打設されたコンクリートからの剥落を
防止していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
方法では、コンクリートの収縮または外力による応力歪
みやクリープにHMC板が追従できずに、HMC板とコ
ンクリートとの界面で剥離したり、HMC板内にクラッ
クを発生させていた。また、HMC板は、従来の薄肉P
C板よりかなり薄く形成されるため、その片面全体に凹
凸を形成するための有用な方法が確立されていなかっ
た。
方法では、コンクリートの収縮または外力による応力歪
みやクリープにHMC板が追従できずに、HMC板とコ
ンクリートとの界面で剥離したり、HMC板内にクラッ
クを発生させていた。また、HMC板は、従来の薄肉P
C板よりかなり薄く形成されるため、その片面全体に凹
凸を形成するための有用な方法が確立されていなかっ
た。
【0004】本発明は、このような不具合を解決するた
めのものであり、捨て型枠として好適に使用される薄肉
PC板の片面(コンクリートが打設される側の面)に、
凹凸を形成するための有用な方法を提供することを目的
とする。
めのものであり、捨て型枠として好適に使用される薄肉
PC板の片面(コンクリートが打設される側の面)に、
凹凸を形成するための有用な方法を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のPC板への凹凸の形成方法は、少なくとも
片面側に多数の気泡を有するPC板の、前記気泡を有す
る側の面に高圧水を当てることにより、前記気泡の端部
を開いて凹部とすることを特徴とするものである。
に、本発明のPC板への凹凸の形成方法は、少なくとも
片面側に多数の気泡を有するPC板の、前記気泡を有す
る側の面に高圧水を当てることにより、前記気泡の端部
を開いて凹部とすることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】本発明の方法では、前記PC板の多数の気泡を
有する側の面に高圧水を当てることにより、前記気泡の
うち口を開けていない気泡の端部を開いて凹部とする。
これにより、PC板の片面に多数の細かい凹凸が形成さ
れ、高圧水を当てることにより気泡の端部を開いて生じ
た凹部は、その多くが蟻型に形成される。
有する側の面に高圧水を当てることにより、前記気泡の
うち口を開けていない気泡の端部を開いて凹部とする。
これにより、PC板の片面に多数の細かい凹凸が形成さ
れ、高圧水を当てることにより気泡の端部を開いて生じ
た凹部は、その多くが蟻型に形成される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明
する。図1〜図3はこの実施例を説明するための概要図
である。ここでは、本発明の方法によりHMC板の片面
に凹凸を形成している。まず、図1(a)に示すよう
に、上面の水平が保たれた台1の上に、PC板の底面型
枠となるベッド2を置き、このベッド2の上に側面型枠
3を配置,固定する。ここで、この側面型枠3の内側に
凹凸を設けておけば、得られるPC板の端面に凹凸を形
成することができる。
する。図1〜図3はこの実施例を説明するための概要図
である。ここでは、本発明の方法によりHMC板の片面
に凹凸を形成している。まず、図1(a)に示すよう
に、上面の水平が保たれた台1の上に、PC板の底面型
枠となるベッド2を置き、このベッド2の上に側面型枠
3を配置,固定する。ここで、この側面型枠3の内側に
凹凸を設けておけば、得られるPC板の端面に凹凸を形
成することができる。
【0008】このようにして形成された平打ち用の型枠
内に、メラミン樹脂が所定量添加されたコンクリート4
を打設して、ベッド2を台1上で動かすこと等により、
コンクリート4の上面を均す。そして、ここに発泡剤と
してアルミニウム粉5を適量入れて、コンクリート4の
上面に均一に分散させる。次に、図1(b)に示すよう
に、このコンクリート4の上面をゴム板、プラスチック
板、鉄板等の吸水性の低い板材からなる蓋6で押さえ、
アルミニウム粉5をコンクリート4の内部に埋め込む。
この蓋6としては、その内面にエアキャップシートを張
りつける等により凹凸が形成されたものを用いてもよ
い。
内に、メラミン樹脂が所定量添加されたコンクリート4
を打設して、ベッド2を台1上で動かすこと等により、
コンクリート4の上面を均す。そして、ここに発泡剤と
してアルミニウム粉5を適量入れて、コンクリート4の
上面に均一に分散させる。次に、図1(b)に示すよう
に、このコンクリート4の上面をゴム板、プラスチック
板、鉄板等の吸水性の低い板材からなる蓋6で押さえ、
アルミニウム粉5をコンクリート4の内部に埋め込む。
この蓋6としては、その内面にエアキャップシートを張
りつける等により凹凸が形成されたものを用いてもよ
い。
【0009】これにより、アルミニウム粉5がコンクリ
ート4のアルカリ分と反応して水素が発生し、この水素
が気泡となって上昇して、コンクリート4の上部に気泡
が集まる。この時、ベッド2を振動させること等により
コンクリート4に振動を与えて、前記水素からなる気泡
の上昇を助けたり、打設時にコンクリート4内に存在し
ていた気泡を上昇させるとよい。
ート4のアルカリ分と反応して水素が発生し、この水素
が気泡となって上昇して、コンクリート4の上部に気泡
が集まる。この時、ベッド2を振動させること等により
コンクリート4に振動を与えて、前記水素からなる気泡
の上昇を助けたり、打設時にコンクリート4内に存在し
ていた気泡を上昇させるとよい。
【0010】このようにしてコンクリート4の上部に集
まった気泡には、図2に部分拡大図で示すように、上昇
して蓋6の内面に当たって口を開けた状態の気泡71
と、口を開けていない気泡72とがある。この状態で、
このコンクリート4を所定の条件で硬化させて型枠から
外すことによりPC板が得られるが、このPC板には、
型枠内でコンクリート4の上面側であった側に、前述の
気泡71,72が多数含まれている。
まった気泡には、図2に部分拡大図で示すように、上昇
して蓋6の内面に当たって口を開けた状態の気泡71
と、口を開けていない気泡72とがある。この状態で、
このコンクリート4を所定の条件で硬化させて型枠から
外すことによりPC板が得られるが、このPC板には、
型枠内でコンクリート4の上面側であった側に、前述の
気泡71,72が多数含まれている。
【0011】このPC板41をウォータージェット等に
かけて、図3に示すように、前記気泡71,72が存在
している側の面に高圧水8を当てることにより、口を開
けていない気泡72の端部72aを開いて凹部とする。
このようにして生じさせた凹部の多くは蟻型に形成され
る。このようにして、はじめから凹部となっていた気泡
71と、前述のように高圧水を当てて凹部とした気泡7
2とで、PC板41の片面に多数の細かい凹凸が形成さ
れる。
かけて、図3に示すように、前記気泡71,72が存在
している側の面に高圧水8を当てることにより、口を開
けていない気泡72の端部72aを開いて凹部とする。
このようにして生じさせた凹部の多くは蟻型に形成され
る。このようにして、はじめから凹部となっていた気泡
71と、前述のように高圧水を当てて凹部とした気泡7
2とで、PC板41の片面に多数の細かい凹凸が形成さ
れる。
【0012】したがって、図4に示すように、このPC
板41を捨て型枠とし、その凹凸面側にコンクリート9
を打設した場合、打設されたコンクリート9がPC板4
1の凹部73に食い込んだ状態で硬化するため、両者の
接合力を向上できる。特に、この方法で形成された凹凸
は、前述のように凹部73の多くが蟻型となるため、コ
ンクリート9とPC板41とが食いつき程度が高く、こ
のPC板41を捨て型枠とした施工に高い信頼性が得ら
れる。すなわち、この方法により、HMC板のように薄
肉のPC板の面に、効果的な凹凸を形成することができ
る。
板41を捨て型枠とし、その凹凸面側にコンクリート9
を打設した場合、打設されたコンクリート9がPC板4
1の凹部73に食い込んだ状態で硬化するため、両者の
接合力を向上できる。特に、この方法で形成された凹凸
は、前述のように凹部73の多くが蟻型となるため、コ
ンクリート9とPC板41とが食いつき程度が高く、こ
のPC板41を捨て型枠とした施工に高い信頼性が得ら
れる。すなわち、この方法により、HMC板のように薄
肉のPC板の面に、効果的な凹凸を形成することができ
る。
【0013】なお、前記実施例では、型枠内に打設され
たコンクリートに発泡剤を添加して、前記コンクリート
の上部に気泡を生じさせた状態で硬化させることによ
り、片面側に多数の気泡を有するPC板を作製している
が、本発明において使用される前記PC板はこれに限ら
ず、気泡コンクリートのように全体に気泡を含ませて作
製されたものでもよい。
たコンクリートに発泡剤を添加して、前記コンクリート
の上部に気泡を生じさせた状態で硬化させることによ
り、片面側に多数の気泡を有するPC板を作製している
が、本発明において使用される前記PC板はこれに限ら
ず、気泡コンクリートのように全体に気泡を含ませて作
製されたものでもよい。
【0014】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の方法
によれば、PC板の片面に多数の細かい凹凸が形成さ
れ、しかも凹部の多くが蟻型に形成される。そのため、
この方法によりHMC板等の薄肉PC板に凹凸を形成さ
せれば、HMC板等を捨て型枠として使用した場合、コ
ンクリートとの食いつきが従来と比べて著しく改善さ
れ、これにより施工された部材の品質を著しく向上させ
ることができる。
によれば、PC板の片面に多数の細かい凹凸が形成さ
れ、しかも凹部の多くが蟻型に形成される。そのため、
この方法によりHMC板等の薄肉PC板に凹凸を形成さ
せれば、HMC板等を捨て型枠として使用した場合、コ
ンクリートとの食いつきが従来と比べて著しく改善さ
れ、これにより施工された部材の品質を著しく向上させ
ることができる。
【図1】本発明の一実施例を説明するための概要図であ
る。
る。
【図2】本発明の一実施例を説明するための概要図であ
る。
る。
【図3】本発明の一実施例を説明するための概要図であ
る。
る。
【図4】この実施例で作製されたPC板の使用状態を示
す拡大断面図である。
す拡大断面図である。
41 PC板 71 気泡 72 気泡 73 凹部
Claims (1)
- 【請求項1】 少なくとも片面側に多数の気泡を有する
プレキャストコンクリート板の、前記気泡を有する側の
面に高圧水を当てることにより、前記気泡の端部を開い
て凹部とすることを特徴とするプレキャストコンクリー
ト板への凹凸形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17705192A JPH0615631A (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | プレキャストコンクリート板への凹凸形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17705192A JPH0615631A (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | プレキャストコンクリート板への凹凸形成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0615631A true JPH0615631A (ja) | 1994-01-25 |
Family
ID=16024280
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17705192A Pending JPH0615631A (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | プレキャストコンクリート板への凹凸形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0615631A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1082060A (ja) * | 1996-09-06 | 1998-03-31 | Ohbayashi Corp | コンクリートの一体化方法およびプレキャスト部材 |
| JP2006044141A (ja) * | 2004-08-06 | 2006-02-16 | Infuratetsuku Kk | 流水用コンクリート製品および流水用コンクリート製品の製造方法 |
| JP2009196159A (ja) * | 2008-02-20 | 2009-09-03 | Sekisui Chem Co Ltd | 外壁面材の製造方法 |
| JP2018172917A (ja) * | 2017-03-31 | 2018-11-08 | 住友大阪セメント株式会社 | コンクリート舗装の施工方法 |
-
1992
- 1992-07-03 JP JP17705192A patent/JPH0615631A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1082060A (ja) * | 1996-09-06 | 1998-03-31 | Ohbayashi Corp | コンクリートの一体化方法およびプレキャスト部材 |
| JP2006044141A (ja) * | 2004-08-06 | 2006-02-16 | Infuratetsuku Kk | 流水用コンクリート製品および流水用コンクリート製品の製造方法 |
| JP2009196159A (ja) * | 2008-02-20 | 2009-09-03 | Sekisui Chem Co Ltd | 外壁面材の製造方法 |
| JP2018172917A (ja) * | 2017-03-31 | 2018-11-08 | 住友大阪セメント株式会社 | コンクリート舗装の施工方法 |
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